JPH1021682A - 光ディスクドライブ装置 - Google Patents

光ディスクドライブ装置

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Publication number
JPH1021682A
JPH1021682A JP17471596A JP17471596A JPH1021682A JP H1021682 A JPH1021682 A JP H1021682A JP 17471596 A JP17471596 A JP 17471596A JP 17471596 A JP17471596 A JP 17471596A JP H1021682 A JPH1021682 A JP H1021682A
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JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
pickup
base
tray
disk drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP17471596A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Shiba
正之 志波
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP17471596A priority Critical patent/JPH1021682A/ja
Publication of JPH1021682A publication Critical patent/JPH1021682A/ja
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装置全体の薄型化を実現すること
を目的とする。 【解決手段】 スピンドルモータとピックアップ30と
を有し、ピックアップ30のベース40を磁性体で形成
し、ピックアップ30のベース40の一部分がスピンド
ルモータの磁気回路を構成するバックヨークを兼用した
ことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータに使用
される光ディスクドライブ装置、特に薄型であることを
特徴とした光ディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクドライブ装置は小型化
及び薄型化の一途を辿っており、特にノートブック型の
パーソナルコンピュータに内蔵される光ディスクドライ
ブ装置は、持ち運びができ、机上でもスペースをとらな
いというポータブルの特徴を最大限に発揮できるよう、
小型化及び薄型化が進行している。このような一定サイ
ズの光ディスクが取り付けられる光ディスクドライブ装
置等では、全体のサイズは光ディスク以下には小型化で
きないため、近年薄型であることを特徴とした製品が登
場してきている。
【0003】ここで、簡単に光ディスクを交換できる構
造とした光ディスクドライブ装置、例えば光ディスクド
ライブ装置の一種であるCD−ROMドライブでは、光
ディスクからデータの読み取りを行う光ピックアップ部
は、主に樹脂製のトレイ部分に取り付けられている。ま
た、ピックアップ部のベース部分は、通常樹脂により形
成されることが多く、図5に示すように、下面部分が解
放された状態となるように設計されている。
【0004】ここで、図3は従来の光ディスクドライブ
装置の分解斜視図、図4は図3に示すピックアップモジ
ュールの分解斜視図、図5は図4に示すピックアップモ
ジュールを逆方向からみた分解斜視図である。
【0005】図3〜図5を参照して、101は光ディス
クを位置決めするためのターンテーブル、102はロー
タヨーク、103は永久磁石、104はコイル、105
はコイル104を固定し、また、ターンテーブル101
の回転を制御するための電気回路の一部であるFPC、
すなわちフレキシブルな薄型の電気基板である。106
は磁気回路の一部であり、磁性体であることが要求され
るバックヨーク、107はピックアップ全体の基板とな
る樹脂ベース、108は光ディスクに記載されたデータ
を読み込む際のレーザ光を発生するキャリッジ部、10
9はキャリッジ部108を光ディスクの中心から円周方
向へ搬送するためのモータ、110はキャリッジ搬送時
にキャリッジ部108を支持するガイドシャフトであ
る。111はピックアップが光ディスクからデータを読
み込んでいる際に、本体に振動及び衝撃などの外乱が加
わった場合、その振動及び衝撃等の外乱を緩和すること
を目的とするダンパーである。また、112はアッパー
カバー、113はボトムカバー、114はレールガイ
ド、115はレール、116はフロントベゼルである。
【0006】このような設計では、磁気回路を閉じた回
路とするには、上下にそれぞれ磁性体でヨーク102,
106を配置する必要があり、結果的にはスピンドルモ
ータ部分の厚みが増すことになる。また、電気回路の中
心部分である基板はピックアップを取り付ける部分であ
るトレイ部分に取り付けられることが多い。
【0007】ここでピックアップ部分の下面、特にデー
タを光ディスクから読み出す際に中心的な役割を担うキ
ャリッジ部108の部分、及び、光ディスクから取り出
した状態(即ち、トレイが本体カバーから排出された状
態)の基板を、外乱から保護するために、基板及びピッ
クアップの下面部分を完全に覆う形の金属製のカバーが
取り付けられている。この場合、ピックアップの取り付
け方法としては、まずダンパー111をピックアップの
ベースのダンパー取り付け部分に挿入し、その後ダンパ
ー111の穴部分をシャーシから突出したボスに挿入す
ることにより行われる。
【0008】また基板120の取り付け方法は、基板1
20の位置決め及び固定のために設けられたシャーシか
ら突出したボスに、基板120に設けられた穴を挿入
し、ピックアップ及び基板120がトレイ117に完全
に位置決めされた時点で、金属製のトレイカバー119
を、トレイカバー119の位置決め及び固定のために設
けられたボスに位置決めし、その後汎用的なネジを用い
てトレイ117とトレイカバー119を共締することに
より行う。これによって、ピックアップモジュール11
8及び基板120をトレイ117に取り付け、同時にピ
ックアップモジュール118の下面及び基板120を保
護するという手法が一般的に用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
における締結方法を用いてピックアップ及び基板を樹脂
シャーシに固定する場合、基板に実装する部品などの関
係で、基板全体の高さと、ピックアップ部分全体の高さ
のいずれか高い方に合わせて、部品を締結するためのボ
スの高さを設定することが必要になる。このことから、
ピックアップ及び基板とカバーの間には無駄なクリアラ
ンスが存在することになり、結果として装置全体の厚み
が増加する結果となる。
【0010】また従来のピックアップのスピンドルモー
タ及びターンテーブル部分の構造では、その磁気回路中
にベースとなる樹脂ベースの他に2枚のヨークを持つ必
要があり、さらにキャリッジ下面を開放しているため、
トレイカバーと呼ばれる金属製のカバーが必要となる。
そして、高い出力を生み出そうとする場合に、磁気回路
としてコイルおよびマグネットの上下にヨークを配置す
る必要性があるため、これがピックアップ部分及び光デ
ィスクドライブ装置全体の薄型化の阻害要因となってい
る。
【0011】そこで本発明が解決しようとする課題は、
上記問題点を解消し、より薄型化が可能な光ディスクド
ライブ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する手
段として、本発明の光ディスクドライブ装置は、スピン
ドルモータとピックアップとを有する光ディスクドライ
ブ装置であって、ピックアップのベースを磁性体で形成
し、ピックアップのベースの一部分がスピンドルモータ
の磁気回路を構成するバックヨークを兼用したことを特
徴とするものである。これによって、より薄型化が可能
な光ディスクドライブ装置を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
スピンドルモータとピックアップとを有する光ディスク
ドライブ装置であって、ピックアップのベースを磁性体
で形成し、ピックアップのベースの一部分がスピンドル
モータの磁気回路を構成するバックヨークを兼用とした
ものであり、これによって、少なくともバックヨーク設
置空間分の薄型化が実現できる。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、筐体に
収納・排出を行うトレイと、光ディスクに光学的記録再
生を行うピックアップモジュールと、電気的に信号の処
理を行うための基板とを有する光ディスクドライブ装置
であって、ピックアップモジュールのベースを緩衝部材
を介してトレイに固定し、基板のカバーをトレイに固定
し、ベースとカバーとを別体に構成するとともにそれぞ
れ所要の離隔距離を設けてトレイに固定することによ
り、ディスクドライブ装置全体の薄型化を実現すること
ができる。
【0015】以下本発明の実施の形態について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施の形態における
光ディスクドライブ装置全体の分解斜視図である。図1
において、10はアッパーカバー、11はボトムカバ
ー、12はフロントベゼル、13は光ディスクからのデ
ータを読み込む部分であるピックアップモジュール、1
4は基板、15は光ディスクを保持すると共に、ピック
アップモジュール13及び基板14を搭載するためのト
レイ、16はトレイ15を光ディスク交換のためにボト
ムカバー11から取り出す際にトレイ15を保持し、レ
ールガイド17と摺動させることによりトレイ15の移
動を支えるレールである。
【0016】17は前述のレールガイド、18はトレイ
15を排出した時の様々な外乱からピックアップモジュ
ール13及び基板14を保護するためのトレイカバー、
19は光ディスクからのデータ読み取り時における振動
及び衝撃などの外乱からピックアップモジュール13を
保護するためゴムにより成型された緩衝材であるダンパ
ー、20はピックアップモジュール13をトレイ15に
取り付ける際に用いるダンパー19の裏面全体をカバー
できる面積の頭部分を有する平頭ネジである。
【0017】次に本実施形態の光ディスクドライブ装置
の内部構造について、組み立て手順を示しながら説明す
る。まず、ピックアップモジュール13に設けられたダ
ンパー取り付け用のスリット部分にダンパー19を取り
付ける。その状態で、ダンパー19の穴部分をトレイ1
5のピックアップモジュール取り付け用ボスに差し込
み、その上からダンパー19全体をカバーできる面積の
頭部分を有する平頭ネジ20をトレイ15に締め込むこ
とにより、ピックアップモジュール13の取り付けは完
成する。
【0018】次に、基板14の位置決め兼固定用穴部分
14−A部をトレイ15に設けられた段付ボス15−B
に差し込む。この状態からさらに、トレイカバー18を
段付ボス15−Bにより位置決めを行い、一般的に用い
られるネジを用いてトレイ15に固定する。このような
構造により、従来必要であったトレイカバー18とピッ
クアップモジュール13の下面部分(図2のベース40
相当)とを分離することができる。その結果、トレイカ
バー18の筐体内部での位置は基板14の部品高さによ
ってのみ制限されるようになり、筐体全体、すなわち光
ディスクドライブ装置の薄型化を実現することができ
る。
【0019】図2は図1に示すピックアップモジュール
13の分解斜視図である。30は光ディスクからデータ
を読み込む際にレーザ光等を出力するピックアップ、3
1はピックアップ30を搭載し、光ディスクのデータを
読み込む際に光ディスクの円周方向に移動するキャリッ
ジ、32はキャリッジ31を光ディスクからのデータ読
み込み時に光ディスクの円周方向に搬送するためのモー
タ、33はモータ32からの出力をキャリッジ搬送の力
に変換するリードスクリュー、34はモータ32の出力
をリードスクリュー33に伝達する中間ギアである。
【0020】また、35はキャリッジ搬送時にキャリッ
ジ31を支持するシャフト、36は光ディスクを保持す
る部分であるターンテーブル、37はターンテーブル3
6に取り付けられ磁気回路の一部を構成するロータヨー
ク、38はコイル、39はコイル38を固定し、またタ
ーンテーブル36の回転を制御するための電気回路の一
部を構成するFPC、すなわちフレキシブルである薄型
の電気基板、40はピックアップモジュール13全体の
ベースである。このベース40は、本発明の特徴とする
ところであり、磁気回路のバックヨークを兼ねている。
また、41は磁気回路の一部である永久磁石を示す。
【0021】以上のように本発明のピックアップでは、
ベースとなる金属シャーシ自体を磁性体で構成すること
により、バックヨークを別に設ける必要性がなくなり、
結果として筐体全体の薄型化を実現できるピックアップ
モジュールとなる。
【0022】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0023】(1)ピックアップのベースを磁性体で形
成し、スピンドルモータの磁気回路を構成するバックヨ
ークをピックアップのベースの一部で兼用可能としたこ
とによって、従来のピックアップモジュールにおけるバ
ックヨークを廃止することが可能となり、これによっ
て、薄型化の光ディスクドライブ装置が得られる。
【0024】(2)ピックアップの下部分のカバーをピ
ックアップのシャーシと共有する構造にすると共に、緩
衝部材全体をカバーできる面積を有する平頭ネジにより
取り付け、さらに基板のカバーはピックアップのカバー
と独立した状態で取り付ける構造とすることにより、筐
体全体の薄型化が達成され、これによって、薄型化の光
ディスクドライブ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における光ディスクドラ
イブ装置の分解斜視図
【図2】図1に示すピックアップモジュールの分解斜視
【図3】従来の光ディスクドライブ装置の分解斜視図
【図4】図3に示すピックアップモジュールの分解斜視
【図5】図4に示すピックアップモジュールを逆方向か
らみた分解斜視図
【符号の説明】
10 アッパーカバー 11 ボトムカバー 12 フロントベゼル 13 ピックアップモジュール 14 基板 15 トレイ 16 レール 17 レールガイド 18 トレイカバー 19 ダンパー 20 平頭ネジ 30 ピックアップ 31 キャリッジ 32 モータ 33 リードスクリュー 34 中間ギア 35 シャフト 36 ターンテーブル 37 ロータヨーク 38 コイル 39 電気基板 40 ベース 41 永久磁石 101 ターンテーブル 102 ロータヨーク 103 永久磁石 104 コイル 105 電気基板 106 バックヨーク 107 樹脂ベース 108 キャリッジ部 109 モータ 110 ガイドシャフト 111 ダンパー 112 アッパーカバー 113 ボトムカバー 114 レールガイド 115 レール 116 フロントベゼル 117 トレイ 118 ピックアップモジュール 119 トレイカバー 120 基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルモータとピックアップとを有す
    る光ディスクドライブ装置であって、前記ピックアップ
    のベースを磁性体で形成し、前記ピックアップのベース
    の一部分が前記スピンドルモータの磁気回路を構成する
    バックヨークを兼用したことを特徴とする光ディスクド
    ライブ装置。
  2. 【請求項2】筐体に収納・排出を行うトレイと、光ディ
    スクに光学的記録再生を行うピックアップモジュール
    と、電気的に信号の処理を行うための基板とを有する光
    ディスクドライブ装置であって、前記ピックアップモジ
    ュールのベースを緩衝部材を介して前記トレイに固定
    し、前記基板のカバーを前記トレイに固定し、前記ベー
    スと前記カバーとを別体に構成するとともにそれぞれ所
    要の離隔距離を設けて前記トレイに固定したことを特徴
    とする光ディスクドライブ装置。
JP17471596A 1996-07-04 1996-07-04 光ディスクドライブ装置 Pending JPH1021682A (ja)

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