JPH1040529A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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Publication number
JPH1040529A
JPH1040529A JP19348296A JP19348296A JPH1040529A JP H1040529 A JPH1040529 A JP H1040529A JP 19348296 A JP19348296 A JP 19348296A JP 19348296 A JP19348296 A JP 19348296A JP H1040529 A JPH1040529 A JP H1040529A
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JP
Japan
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magnetic
film
recording medium
particles
magnetic recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP19348296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Hikosaka
和志 彦坂
Tsutomu Tanaka
田中  勉
Katsutaro Ichihara
勝太郎 市原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US08/897,677 priority patent/US5981054A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】媒体S/Nが良好で、かつ熱揺らぎの影響を受
け難く、しかも再生出力を大きくとることができる磁気
記録媒体を提供する。 【解決手段】基板1上に磁性粒子3が非磁性粒界4によ
って分離されている構造の磁性膜2を形成して構成さ
れ、磁性膜2中の非磁性粒界4の体積比が30%以上で
あり、磁性膜2の磁気異方性エネルギー(Hk*Ms)
が4×10+6erg/cc以上である磁気記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてハードデ
ィスク装置に用いられる磁気記録媒体に係り、特に磁性
粒子が非磁性粒界によって分離された構造の磁性膜を有
する磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置、特にリジッドなディ
スク状の基板上に磁性膜を形成した磁気記録媒体を用い
るハードディスク装置は、高記録密度・高速・書き換え
可能・低ビットコストなどの特徴から、パーソナルコン
ピュータ、大型コンピュータおよびワードプロセッサな
どのコンピュータ機器の外部記憶装置として多用されて
おり、大容量化のために記録密度のさらなる向上が期待
されている。記録密度を高めるには、磁気記録媒体には
磁性膜の高保磁力化による線記録分解能の向上のほか、
再生エラーを起こさないようにするために、再生出力に
含まれるノイズを低下させて再生信号品質を向上させる
ことが要求されている。
【0003】磁気記録媒体からの再生出力に含まれるノ
イズは、媒体の磁性膜の構造と関係しており、磁性膜を
構成する強磁性体の磁性粒子間の磁気的な相互作用が強
い場合に、大きくなることが知られている。そこで、ノ
イズを低下させて再生信号品質を向上させるために、磁
性粒子間の磁気的相互作用を小さくする工夫が種々行わ
れている。
【0004】第1は、磁性膜に添加したCrの濃度を高
めることによって、粒界を非磁性化するように試みる方
法、第2は、磁性膜の成膜条件で酸素を粒界に偏析させ
ることによって粒界を非磁性化する方法、第3は、非磁
性母材中に磁性粒子を散在させることによって磁気的相
互作用を小さくする方法である。また、Crの添加は磁
性粒子の飽和磁化量を低下させることから、磁性粒子間
の静磁的な相互作用を低下する効果もあると考えられ
る。
【0005】しかし、第1〜第3のいずれの方法におい
ても、磁性粒子の粒子サイズを小さしてゆくと、熱揺ら
ぎの影響によって記録磁化状態が経時変化を起こし、ノ
イズ量が増加する結果、再生時のエラーレートが増大す
る原因となる。また、粒界を非磁性化してゆくと、磁性
膜の持つ磁化量が小さくなるために、再生出力が小さく
なってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、磁気
記録媒体においてヘッドによる再生出力に含まれるノイ
ズを低下させるべく粒界の非磁性化を進めようとする従
来の方法では、S/Nが所望通り向上した際には、磁性
粒子の粒子サイズが小さくなるため、熱揺らぎの影響に
よって経時的に再生エラー増大するという問題があり、
また非磁性粒界の体積の増大によって再生出力が低下す
るという問題があった。
【0007】本発明の目的は、媒体S/Nが良好で、か
つ熱揺らぎの影響を受け難い磁気記録媒体を提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、媒体S/Nが良好で、
しかも再生出力を大きくとることができる磁気記録媒体
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は基板上に磁性粒子が非磁性粒界によって分
離された構造の磁性膜を形成してなる磁気記録媒体にお
いて、磁性粒子が膜厚方向および膜面内方向の少なくと
も一方の方向において互い違いとなり、最密配列をとる
ように磁性膜を形成することを特徴とする。
【0009】また、磁性膜中の非磁性粒界の体積比が3
0%以上であり、磁性膜の磁気異方性エネルギー(Hk
*Ms)が4×10+6erg/cc以上であることを特徴とす
る。但し、Hkは磁性粒子の異方性磁界、Msは磁性膜
の飽和磁化量である。
【0010】このように磁性粒子が最密配列をとること
で、粒界の非磁性化の割合を大きくしないでも磁性粒子
間の間隔を一定以上に保つことができる。すなわち、磁
性膜中の非磁性粒界の体積比を30%以上とすると、非
磁性粒界によって磁性粒子どうしが磁気的に良好に分離
されるため、磁性粒子の粒子サイズを必要以上に小さく
することなく磁性粒子間の磁気的相互作用が十分に小さ
くなり、再生出力に含まれるノイズが効果的に低減さ
れ、媒体S/Nが向上する。また、磁性膜の磁気異方性
エネルギーHk*Msを4×10+6erg/cc以上とするこ
とによって、熱揺らぎの影響で記録磁化状態が経時変化
を起こしにくくなり、長期にわたり低いエラーレートが
得られる。
【0011】磁性膜中の非磁性粒界の体積比が60%を
越えると、磁性膜の磁気異方性エネルギーHk*Msを
4×10+6erg/cc以上にすることが難しいため、体積比
は60%以下であることが望ましい。磁性膜の磁性粒子
は例えばCoPt合金を主成分として構成され、また基
板はCr膜を下地膜として構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1(a)(b)は、本発明の一実
施形態に係る磁気記録媒体の断面図および平面図であ
る。この磁気記録媒体は、リジッドなディスク状基板1
の上に磁性膜2を形成して構成され、磁性膜2は磁性粒
子3が非磁性粒界4で分離された構造となっている。
【0013】ここで、磁性膜2中の非磁性粒界3の体積
比が30%以上、好ましくは60%以下であり、かつ磁
性膜2の磁気異方性エネルギー(Hk*Ms)が4×1
+6erg/cc以上であることが従来の磁気記録媒体と異な
っている。
【0014】また、磁性膜2は磁性粒子3が図1(a)
に示すように磁性膜2の膜厚方向に互い違いとなり、さ
らに好ましくは図1(b)に示すように磁性膜2の膜面
内方向においても互い違いとなるように形成されてい
る。言い換えれば、磁性粒子3は磁性膜2の膜厚方向で
隣接する粒子が互いに膜面内方向にずれており、また膜
面内のある方向で隣接する粒子がこれと直交する方向に
互いにずれている。
【0015】このように構成された磁気記録媒体による
と、媒体S/Nが良好で、かつ熱揺らぎの影響を受け難
く、しかも再生出力を大きくとることができる。以下、
具体的な実施例を挙げて説明する。
【0016】(実施例1)基板として、20nm厚のC
r膜からなる下地膜が予め形成されたガラス基板を用意
し、この基板上にSiO2 ターゲットと、Co:20a
t.%、Pt:3at.%のCoPtCrターゲットを
用いて、非磁性粒界(母材)としてのSiO2 の体積比
が種々異なるCoPtCr−SiO2 グラニュラー膜を
磁性膜として形成してディスク状磁気記録媒体を作成し
た。成膜は、RFバイアスを印加しながらDCスパッタ
により行った。
【0017】図2〜図4に、種々の実験結果を示す。図
2は、実施例1および比較例に係る磁気記録媒体におけ
る磁性膜の母材体積比と媒体S/N(So /Nmax 、S
o は低域出力、Nmax は150kFCIでのノイズ量)
の関係を示す図である。図3は、実施例1および比較例
に係る磁気記録媒体における磁性膜の母材体積比と磁気
異方性エネルギー(Hk*Ms)の関係を示す図であ
る。図4は、実施例1および比較例に係る磁気記録媒体
における磁性膜の磁気異方性エネルギー(Hk*Ms)
とノイズ量変化ΔNm /So の関係を示す図である。
【0018】CoPtCr−SiO2 グラニュラー膜中
の非磁性粒界となる母材であるSiO2 の体積比を種々
変えた磁気記録媒体について、媒体S/Nを測定したと
ころ、図2の実線に示されるようにSiO2 の体積比が
30%以上になると、So /Nmax が急激に増大した。
この理由としては、SiO2 の体積比が30%に満たな
いと、CoPtCr磁性粒子どうしの接触が起こり、こ
れが原因でノイズ量が増大するものと考えられる。
【0019】また、SiO2 の体積比が増加すると、C
oPtCr−SiO2 グラニュラー膜の飽和磁化量Ms
の低下およびCoPtCr粒子の異方性磁界Hkの低下
が見られたが、図3の実線に示されるようにCoPtC
r−SiO2 グラニュラー膜の磁気異方性エネルギーH
k*Msの値は4×10+6erg/cc以上であった。
【0020】さらに、Hk*Msが4×10+6erg/cc以
上の場合、媒体に情報を記録したところ、190℃で3
0H加熱した後にも、ノイズ量の増加は図4の実線に示
されるように1dB以下であり、測定誤差範囲内であっ
た。これは熱揺らぎの影響による磁性膜の記録磁化状態
の経時変化が非常に少ないことを示しており、熱揺らぎ
による再生エラーを防止することができる。
【0021】このようにして作製された磁気記録媒体に
ついて、CoPtCr−SiO2 グラニュラー膜を膜厚
方向にTEMで観察したところ、図1(a)に示すよう
に球状のCoPtCr磁性粒子が基板面から膜厚方向に
おいて最密に互い違いに成長している構造となってお
り、また膜面内方向においても図1(b)に示されるよ
うに球状のCoPtCr磁性粒子が最密に互い違いに形
成されていることが確認された。
【0022】一方、比較例としてPtおよび第3元添加
のない純CoとSiO2 ターゲットを用いてCo−Si
2 グラニュラー膜を直接基板上に形成し、従来技術に
基づく磁気記録媒体を作製した。この比較例の磁気記録
媒体では、図2の破線に示されるように、SiO2 の体
積比が40%より大きいとき、So /Nmax の向上が見
られた。しかし、SiO2 体積比が40%より大きい場
合、図3の破線に示されるように磁気異方性エネルギー
Ms*Hkは4×10+6erg/ccより低い値であった。
【0023】そして、この比較例の媒体に情報の記録を
行い、190℃で30H加熱したところ、図4の破線に
示されるようにノイズ量の増加が見られ、熱揺らぎの影
響が生じていることが推測される。
【0024】さらに、この比較例の磁気記録媒体につい
て、Co−SiO2 グラニュラー膜を膜厚方向にTEM
で観察したところ、Co磁性粒子がSiO2 母材中にラ
ンダムに分散された構造をとっていることが確認され
た。また、So /Nmax が同じ媒体どうしを比較する
と、本実施形態に基づく媒体の粒子径の方が比較例の媒
体より大きかった。
【0025】本実施形態に基づく磁気記録媒体では、C
oPtCr磁性粒子の組成はPtが20〜25at.
%、Crが2〜4at.%であったが、ターゲットの組
成を変えた場合、Ptが10〜35at.%のものは、
保磁力が2,000(Oe)と大きく、記録密度特性に
優れていた。また、ヘッドの記録能力に合わせて、Co
PtCr磁性粒子がこの組成範囲となるようにCrのほ
かに、Nb,Ta,V,Mo,Ti,Zr,Hf,Wな
どを添加して、保磁力などの特性を調整することができ
る。特に、Cr,Ti,Nbを添加したものは、高温・
高湿試験において磁気特性の変化が少ないという優れた
特性を示した。また、V,Nb,Hfを添加したもの
は、添加しないものと比較してSo /Nmax が1〜2d
B程度良好となった。
【0026】(実施例2)基板として、Cr膜からなる
下地膜が20nmの厚さに予め形成されたガラス基板を
用意し、この基板上にSiO2 ターゲットとCoPtC
rTaターゲットを用いて体積比50%の30nm厚の
CoPtCrTa−SiO2 グラニュラー膜を形成し
て、ディスク状磁気記録媒体を作成した。成膜は、RF
バイアスを印加しながらDCスパッタにより行った。R
Fバイアスの強度を種々変えることで、磁性粒子径を変
化させた。
【0027】図5〜図7に、種々の実験結果を示す。図
5は、実施例2および比較例に係る磁気記録媒体におけ
る磁性粒子径と媒体S/N(S/Nm )の関係を示す図
である。図6は、実施例2および比較例に係る磁気記録
媒体の磁性粒子径と磁性膜の磁気異方性エネルギー(M
s*Hk)の関係を示す図である。図7は、実施例2お
よび比較例に係る磁気記録媒体における磁性膜の磁気異
方性エネルギー(Ms*Hk)とノイズ量変化(ΔNm
/So )の関係を示す図である。
【0028】図5の実線に示されるように、磁性粒子径
が小さいほどS/Nm は向上した。磁性粒子径を小さく
してゆくと、異方性磁界Hkが減少し図6の実線に示さ
れるように磁気磁気異方性エネルギーHk*Msの値も
減少した。しかし、Hk*Msが4×10+6erg/cc以上
の場合、媒体に情報の記録を行い、190℃で30H加
熱した後にも、ノイズ量の増加は図7の実線に示される
ように1dB以下であり、測定誤差範囲内であった。こ
れは熱揺らぎの影響による磁性膜の記録磁化状態の経時
変化が非常に少ないことを示しており、熱揺らぎによる
再生エラーを防止することができる。
【0029】一方、比較例としてCo80Ni20とSiO
2 ターゲットを用いて基板上に体積比50%で膜厚30
nmのCoNi−SiO2 グラニュラー膜を形成し、従
来技術に基づく磁気記録媒体を作製した。また、RFバ
イアス強度を種々変えることで、磁性粒子径を変化させ
た。
【0030】磁性粒子径が小さいほど、S/Nm は向上
したが、ある程度小さくすると、図5の破線に示される
ようにS/Nm は逆に低下した。図6の破線に示される
ように、磁性粒径が大きい場合においても、Hk*Ms
が4×10+6erg/cc以上となることはなかった。
【0031】また、この比較例の磁気記録媒体に情報の
記録を行ったところ、図7の破線で示されるように、1
90℃で30H加熱した後に、熱揺らぎの影響と思われ
るノイズ量の増加が見られた。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば媒
体S/Nが良好で、熱揺らぎにも強い信頼性の高い磁気
記録媒体を提供することができる。すなわち、本発明で
は磁性膜中の非磁性粒界の体積比を30%以上、好まし
くは60%以下とし、非磁性粒界によって磁性粒子どう
しを磁気的に良好に分離させて、磁性粒子の粒子サイズ
を必要以上に小さくすることなく磁性粒子間の磁気的相
互作用を十分に小さくし、再生出力に含まれるノイズを
効果的に低減させると共に、磁性膜の磁気異方性エネル
ギー(Hk*Ms)を4×10+6erg/cc以上とすること
により、熱揺らぎの影響による記録磁化状態の経時変化
を少なくして、長期にわたり再生エラーを小さく抑える
ことが可能となる。
【0033】さらに、磁性粒子が膜厚方向および膜面内
方向の少なくとも一方の方向において最密配列となるよ
うに互い違いに磁性膜を形成することによって、磁性膜
の飽和磁化量を大きくして、再生出力を増大させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気記録媒体の断面
図および平面図
【図2】実施例1および比較例に係る磁気記録媒体にお
ける磁性膜の母材体積比と媒体S/Nの関係を示す図
【図3】実施例1および比較例に係る磁気記録媒体にお
ける磁性膜の母材体積比と磁気異方性エネルギーの関係
を示す図
【図4】実施例1および比較例に係る磁気記録媒体にお
ける磁性膜の磁気異方性エネルギーとノイズ量変化の関
係を示す図
【図5】実施例2および比較例に係る磁気記録媒体にお
ける磁性粒子径と媒体S/Nの関係を示す図
【図6】実施例2および比較例に係る磁気記録媒体の磁
性粒子径と磁性膜の磁気異方性エネルギーの関係を示す
【図7】実施例2および比較例に係る磁気記録媒体にお
ける磁性膜の磁気異方性エネルギーとノイズ量変化との
関係を示す図
【符号の説明】
1…基板 2…磁性膜 3…磁性粒子 4…非磁性粒界

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に磁性粒子が非磁性粒界によって分
    離された構造の磁性膜を形成してなる磁気記録媒体にお
    いて、 前記磁性膜は、前記磁性粒子が膜厚方向および膜面内方
    向の少なくとも一方の方向で最密配列をとるように形成
    されていることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】基板上に磁性粒子が非磁性粒界によって分
    離された構造の磁性膜を形成してなる磁気記録媒体にお
    いて、 前記磁性膜中の非磁性粒界の体積比が30%以上であ
    り、該磁性膜の磁気異方性エネルギー(Hk*Ms、H
    k:磁性粒子の異方性磁界、Ms:磁性膜の飽和磁化
    量)が4×10+6erg/cc以上であることを特徴とする磁
    気記録媒体。
  3. 【請求項3】基板上に磁性粒子が非磁性粒界によって分
    離された構造の磁性膜を形成してなる磁気記録媒体にお
    いて、 前記磁性膜中の非磁性粒界の体積比が30%以上、60
    %以下であり、該磁性膜の磁気異方性エネルギー(Hk
    *Ms、Hk:磁性粒子の異方性磁界、Ms:磁性膜の
    飽和磁化量)が4×10+6erg/cc以上であることを特徴
    とする磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】前記磁性膜は、前記磁性粒子が膜厚方向お
    よび膜面内方向の少なくとも一方の方向で最密配列をと
    るように形成されていることを特徴とする請求項2また
    は3に記載の磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】前記磁性粒子はCoPt合金を主成分とす
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の磁気記録媒体。
  6. 【請求項6】前記基板はCr膜を下地膜として有し、前
    記磁性粒子はCoPt合金を主成分とすることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか1項に記載の磁気記録媒
    体。
JP19348296A 1996-07-22 1996-07-23 磁気記録媒体 Pending JPH1040529A (ja)

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JP19348296A JPH1040529A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 磁気記録媒体
US08/897,677 US5981054A (en) 1996-07-22 1997-07-21 Magnetic recording medium and method for manufacturing the same

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002020864A (ja) * 2000-07-05 2002-01-23 Anelva Corp 磁性薄膜用のスパッタリング装置及び磁性薄膜形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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