JPH104021A - インダクタ - Google Patents
インダクタInfo
- Publication number
- JPH104021A JPH104021A JP17568896A JP17568896A JPH104021A JP H104021 A JPH104021 A JP H104021A JP 17568896 A JP17568896 A JP 17568896A JP 17568896 A JP17568896 A JP 17568896A JP H104021 A JPH104021 A JP H104021A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- coil
- pot
- inductor
- shaped core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型で熱衝撃及び振動に強く、かつ、半田リ
フロー及びフロー実装に耐える端子構造を有する面実装
型インダクタを供すること。 【解決手段】 壺形コア１と平板コア２を組み合わせて
なるインダクタにおいて、壺形コア１に半田めっきを施
した端子電極板４を接合し、内部コイル５のリード線を
端子電極板４と接続し、コアとコイルとの間の内部空隙
に封止成形用樹脂６を充填する。
フロー及びフロー実装に耐える端子構造を有する面実装
型インダクタを供すること。 【解決手段】 壺形コア１と平板コア２を組み合わせて
なるインダクタにおいて、壺形コア１に半田めっきを施
した端子電極板４を接合し、内部コイル５のリード線を
端子電極板４と接続し、コアとコイルとの間の内部空隙
に封止成形用樹脂６を充填する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路などに用
いられるインダクタに関する。
いられるインダクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、従来のこの種のインダクタについ
て、図５および図６を参照して説明する。図５および図
６は、それぞれ従来のインダクタの一例を示す分解図で
ある。一般に、分割コアを組み合わせてなるタイプのイ
ンダクタにおいては、図５の分解斜視図に示すように、
両端に端子電極９１を有するコイルボビン９に巻線を施
し、このコイルボビンにフェライトからなるＥＥ形コア
１１をはめ込んで、このコアの外側から弾性を有する金
属板１３によりコアを狭持している。
て、図５および図６を参照して説明する。図５および図
６は、それぞれ従来のインダクタの一例を示す分解図で
ある。一般に、分割コアを組み合わせてなるタイプのイ
ンダクタにおいては、図５の分解斜視図に示すように、
両端に端子電極９１を有するコイルボビン９に巻線を施
し、このコイルボビンにフェライトからなるＥＥ形コア
１１をはめ込んで、このコアの外側から弾性を有する金
属板１３によりコアを狭持している。
【０００３】また、図６に示すように、コイル１５が巻
回され、かつ、端子電極１８を有するボビン１６を、断
面形状がコ字形のコア１４の内部空間１２に収容した状
態で、断面形状がＴ形のコア１７をボビン１６に装着
し、さらにコア１４にボビン１６及びコイル１５を接着
してなるインダクタもある。
回され、かつ、端子電極１８を有するボビン１６を、断
面形状がコ字形のコア１４の内部空間１２に収容した状
態で、断面形状がＴ形のコア１７をボビン１６に装着
し、さらにコア１４にボビン１６及びコイル１５を接着
してなるインダクタもある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図５に示すコイルにお
いては、各構成部の接着強度を高めることで、衝撃を伴
うような取扱いにも耐え、信頼性を更に高められる。ま
た、図６に示すコイルにおいては、内部空隙３が形成さ
れるため、熱による膨張収縮に対し弱く、低コスト化が
困難であった。
いては、各構成部の接着強度を高めることで、衝撃を伴
うような取扱いにも耐え、信頼性を更に高められる。ま
た、図６に示すコイルにおいては、内部空隙３が形成さ
れるため、熱による膨張収縮に対し弱く、低コスト化が
困難であった。
【０００５】本発明の技術的課題は、小型であって熱衝
撃及び振動に強く、かつ、半田リフロー及びフロー実装
に耐え得る端子構造を有する安価な面実装インダクタを
提供することにある。
撃及び振動に強く、かつ、半田リフロー及びフロー実装
に耐え得る端子構造を有する安価な面実装インダクタを
提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、分割さ
れた複数のコアとコイルを組み合わせてなるインダクタ
において、半田リフロー及びフロー実装に耐え得る端子
構造を有し、このインダクタの内部空隙を電気絶縁性の
封止成型用樹脂により覆ったことを特徴とするインダク
タが得られる。
れた複数のコアとコイルを組み合わせてなるインダクタ
において、半田リフロー及びフロー実装に耐え得る端子
構造を有し、このインダクタの内部空隙を電気絶縁性の
封止成型用樹脂により覆ったことを特徴とするインダク
タが得られる。
【０００７】また、コアとコイルを組み合わせてなるイ
ンダクタにおいて、半田リフロー及びフロー実装に耐え
得る端子構造を有し、このインダクタの内部空隙に磁性
粉を混入させた電気絶縁性のエポキシ注入樹脂により覆
ったことを特徴とするインダクタが得られる。
ンダクタにおいて、半田リフロー及びフロー実装に耐え
得る端子構造を有し、このインダクタの内部空隙に磁性
粉を混入させた電気絶縁性のエポキシ注入樹脂により覆
ったことを特徴とするインダクタが得られる。
【０００８】本発明のインダクタは、内部に空隙がない
構成であるため、構成部材間にがたつきがなく、高熱下
においても内部気体の膨張がなく、分割されたコアをお
さえるための金属版も不要であり、さらに壺形コアに端
子を直接接合し、コイルリード線を接続している端子構
成のため信頼性が高く、安価にできる。
構成であるため、構成部材間にがたつきがなく、高熱下
においても内部気体の膨張がなく、分割されたコアをお
さえるための金属版も不要であり、さらに壺形コアに端
子を直接接合し、コイルリード線を接続している端子構
成のため信頼性が高く、安価にできる。
【０００９】
【実施例】以下、実施例により本発明の構成を具体的に
説明する。
説明する。
【００１０】（実施例１）図１は、本発明のインダクタ
の一実施例を示す断面図であり、図２は、図１のインダ
クタの分解斜視図である。図１及び図２に示すように、
磁性粉末の圧縮成形で得られた内部空間を有する壺形の
コア１には、コイル５が収納される。このコイルの両端
部は、壺形コアの底面部に設けられた端子電極板４に接
続されている。この端子電極版は、半田めっきが施され
た金属板からなっている。壺形コア１の開口部には、板
状の平板コア２が接合されている。この状態でコアとコ
イルとの間に形成された内部空隙３を電気絶縁性の封止
成形樹脂により充填し、インダクタとなる。なお、前記
の端子電極板は、電気絶縁性の封止樹脂で成形した後、
半田めっきを施したものでも良い。
の一実施例を示す断面図であり、図２は、図１のインダ
クタの分解斜視図である。図１及び図２に示すように、
磁性粉末の圧縮成形で得られた内部空間を有する壺形の
コア１には、コイル５が収納される。このコイルの両端
部は、壺形コアの底面部に設けられた端子電極板４に接
続されている。この端子電極版は、半田めっきが施され
た金属板からなっている。壺形コア１の開口部には、板
状の平板コア２が接合されている。この状態でコアとコ
イルとの間に形成された内部空隙３を電気絶縁性の封止
成形樹脂により充填し、インダクタとなる。なお、前記
の端子電極板は、電気絶縁性の封止樹脂で成形した後、
半田めっきを施したものでも良い。
【００１１】（実施例２）図３は、本発明の他の実施例
を示す一部切欠斜視図である。図３に示すように、磁性
粉末の圧縮成形で得られた内部空間を有する壺形のコア
には、コイル５が収納されている。このコイルの両端部
は、図４に示すように、端子電極板４に接続されてい
る。この端子電極板４は、半田めっきが施されている金
属板よりなる。壺形コアの開口部より内部空隙３に、磁
性粉入りの電気絶縁性のエポキシ注入樹脂を注入し硬化
させて、面実装型のインダクタを得る。
を示す一部切欠斜視図である。図３に示すように、磁性
粉末の圧縮成形で得られた内部空間を有する壺形のコア
には、コイル５が収納されている。このコイルの両端部
は、図４に示すように、端子電極板４に接続されてい
る。この端子電極板４は、半田めっきが施されている金
属板よりなる。壺形コアの開口部より内部空隙３に、磁
性粉入りの電気絶縁性のエポキシ注入樹脂を注入し硬化
させて、面実装型のインダクタを得る。
【００１２】
【発明の効果】本発明のインダクタは、小型で熱衝撃及
び振動に強く、かつ、端子電極板構造の特徴により信頼
性が高く、安価である。
び振動に強く、かつ、端子電極板構造の特徴により信頼
性が高く、安価である。
【図１】本発明によるインダクタの一実施例を示す断面
図。
図。
【図２】本発明によるインダクタの分解斜視図。
【図３】本発明によるインダクタの他の実施例を示す
図、図３（ａ）は一部切欠斜視図、図３（ｂ）は断面
図。
図、図３（ａ）は一部切欠斜視図、図３（ｂ）は断面
図。
【図４】本発明によるインダクタの分解斜視図。
【図５】従来のインダクタの一例を示す分解斜視図。
【図６】従来のインダクタの他の一例を示す図、図６
（ａ）は断面図、図６（ｂ）は分解斜視図。
（ａ）は断面図、図６（ｂ）は分解斜視図。
１ 壺形コア ２ 平板コア ３ 内部空隙 ４ 端子電極板 ５ コイル ６ 封止成形用樹脂 ７ 接着剤 ８ 磁性粉入りエポキン注入樹脂 ９ コイルボビン ９１ 端子電極 １１ ＥＥ形コア １２ 内部空間 １３ 金属板 １４ コ字形コア １５ コイル １６ ボビン １７ Ｔ形コア １８ 端子電極
Claims (2)
- 【請求項１】 壺形コアと平板コアを組み合わせ、前記
壺形コアに半田めっきを施した端子電極を接合し、コア
内部に装着されたコイルのリード線を前記端子電極と接
続したインダクタにおいて、前記壺形コア、平板コア、
及びコイルで形成される空隙部に樹脂を注入したことを
特徴とする表面実装型のインダクタ。 - 【請求項２】 絶縁被覆付電線により形成されたコイル
を壺形コアに収納し、前記コイルの両端部を前記壺形コ
アに接合した端子電極に接続したインダクタにおいて、
前記壺形コアとコイルとで形成される空隙部に磁性粉入
り樹脂を注入したことを特徴とする表面実装型のインダ
クタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17568896A JPH104021A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | インダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17568896A JPH104021A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | インダクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH104021A true JPH104021A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=16000509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17568896A Pending JPH104021A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | インダクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH104021A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007067177A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Nec Tokin Corp | 線輪部品 |
| KR100779859B1 (ko) | 2006-08-31 | 2007-11-29 | 주식회사 다코웰 | 파워 인덕터 및 그의 조립 방법 |
| JP2013045927A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-03-04 | Taiyo Yuden Co Ltd | 電子部品及びその製造方法 |
| JP2013051399A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-03-14 | Alps Green Devices Co Ltd | インダクタ及びその製造方法 |
| US20170092410A1 (en) * | 2015-09-30 | 2017-03-30 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Coil component and method of manufacturing the same |
| CN117153539A (zh) * | 2023-06-07 | 2023-12-01 | 淮安顺络文盛电子有限公司 | 电感元件及其制备方法 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP17568896A patent/JPH104021A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007067177A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Nec Tokin Corp | 線輪部品 |
| KR100779859B1 (ko) | 2006-08-31 | 2007-11-29 | 주식회사 다코웰 | 파워 인덕터 및 그의 조립 방법 |
| JP2013051399A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-03-14 | Alps Green Devices Co Ltd | インダクタ及びその製造方法 |
| JP2013045927A (ja) * | 2011-08-25 | 2013-03-04 | Taiyo Yuden Co Ltd | 電子部品及びその製造方法 |
| US20170092410A1 (en) * | 2015-09-30 | 2017-03-30 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Coil component and method of manufacturing the same |
| JP2017069460A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 太陽誘電株式会社 | コイル部品及びその製造方法 |
| US10366819B2 (en) | 2015-09-30 | 2019-07-30 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Coil component and method of manufacturing the same |
| CN117153539A (zh) * | 2023-06-07 | 2023-12-01 | 淮安顺络文盛电子有限公司 | 电感元件及其制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050713 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050726 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |