JPH1038974A - データ処理装置 - Google Patents
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- JPH1038974A JPH1038974A JP8198077A JP19807796A JPH1038974A JP H1038974 A JPH1038974 A JP H1038974A JP 8198077 A JP8198077 A JP 8198077A JP 19807796 A JP19807796 A JP 19807796A JP H1038974 A JPH1038974 A JP H1038974A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 IC制御回路とIC回路間のバスを不要にし
てピン数を節減する。 【解決手段】 IC回路1の複数のICの内の1つを代
表ICに選定し、IC制御回路2のレジスタデータ送信
部14aより出力されたデータを代表ICに対応する入
力信号線LIを通じて代表ICに入力し、代表IC内を
経由してバス6に供給し、バス6を通じて所定のICの
レジスタに書き込む。またIC回路1内の任意のICの
レジスタのデータを読み出してバス6に供給し、バス6
を通じて代表ICに入力し、代表IC内を経由し、更に
代表ICの出力信号線LOを経由してレジスタデータ受
信部14bに入力する。
てピン数を節減する。 【解決手段】 IC回路1の複数のICの内の1つを代
表ICに選定し、IC制御回路2のレジスタデータ送信
部14aより出力されたデータを代表ICに対応する入
力信号線LIを通じて代表ICに入力し、代表IC内を
経由してバス6に供給し、バス6を通じて所定のICの
レジスタに書き込む。またIC回路1内の任意のICの
レジスタのデータを読み出してバス6に供給し、バス6
を通じて代表ICに入力し、代表IC内を経由し、更に
代表ICの出力信号線LOを経由してレジスタデータ受
信部14bに入力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ処理回路
及びレジスタを有するICを複数個設けたIC回路とI
C制御回路とより成り、ICテスタ等に用いられるデー
タ処理装置に関し、特にIC回路とIC制御回路との間
でレジスタデータを転送する専用のバス(双方向信号
路)を不要にする技術に関する。
及びレジスタを有するICを複数個設けたIC回路とI
C制御回路とより成り、ICテスタ等に用いられるデー
タ処理装置に関し、特にIC回路とIC制御回路との間
でレジスタデータを転送する専用のバス(双方向信号
路)を不要にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のデータ処理装置を図5〜
図7を参照して説明する。IC回路1にはIC1,IC
2,…ICnより成るn個のICが設けられ、各ICi
(i=1〜n)には、入力データDIを処理して出力デ
ータDOを出力するデータ処理回路2,レジスタ3,バ
ッファ4,5,論理回路f1,f2が収容される。
図7を参照して説明する。IC回路1にはIC1,IC
2,…ICnより成るn個のICが設けられ、各ICi
(i=1〜n)には、入力データDIを処理して出力デ
ータDOを出力するデータ処理回路2,レジスタ3,バ
ッファ4,5,論理回路f1,f2が収容される。
【0003】IC制御回路11には、IC回路1にノー
マル入力データDI及び各種の制御信号を送出する送信
部12、各ICiのデータ処理回路2のノーマル出力デ
ータDOを受信する受信部13,各ICiのレジスタ3
に対してデータを送受信するレジスタデータ送受信部1
4,切換信号発生部15が設けられる。切換信号発生部
15は、送信部12がIC回路1にノーマル入力データ
DIを与え、IC回路1がそのDIを処理して、ノーマ
ル出力データDOを受信部13に送出する一連の動作を
行うノーマルモードと、レジスタデータ送受信部14と
レジスタ3との間でデータを送受信するレジスタR/W
(リード/ライト)モードとのいずれかを選択する制御
信号CTLを各部に供給する。
マル入力データDI及び各種の制御信号を送出する送信
部12、各ICiのデータ処理回路2のノーマル出力デ
ータDOを受信する受信部13,各ICiのレジスタ3
に対してデータを送受信するレジスタデータ送受信部1
4,切換信号発生部15が設けられる。切換信号発生部
15は、送信部12がIC回路1にノーマル入力データ
DIを与え、IC回路1がそのDIを処理して、ノーマ
ル出力データDOを受信部13に送出する一連の動作を
行うノーマルモードと、レジスタデータ送受信部14と
レジスタ3との間でデータを送受信するレジスタR/W
(リード/ライト)モードとのいずれかを選択する制御
信号CTLを各部に供給する。
【0004】送信部12からIC回路1に入力する制御
信号には、入力クロックiCLK,入力リードライト信
号iRW(“1”でレジスタR/Wモード、“0”でノ
ーマルモードを指示する)、入力リードイネーブル信号
iRE(“1”でレジスタリード、“0”でレジスタラ
イトを指示する)、入力チップセレクト信号iCS
(“1”でICチップセレクト、“0”でICチップ非
セレクトを指示する)が含まれる。
信号には、入力クロックiCLK,入力リードライト信
号iRW(“1”でレジスタR/Wモード、“0”でノ
ーマルモードを指示する)、入力リードイネーブル信号
iRE(“1”でレジスタリード、“0”でレジスタラ
イトを指示する)、入力チップセレクト信号iCS
(“1”でICチップセレクト、“0”でICチップ非
セレクトを指示する)が含まれる。
【0005】各ICiの論理回路f1は図6Aに示す真
理値表をもち、その出力はバッファ5のOE(アウトプ
ット・イネーブル)端子に供給される。f1出力が
“1”(Hレベル)のときのみバッファ5はアクティブ
となり、レジスタ3のデータがバッファ5を介してバス
6に出力され、更にバス7を通じてレジスタデータ送受
信部14に伝送される。
理値表をもち、その出力はバッファ5のOE(アウトプ
ット・イネーブル)端子に供給される。f1出力が
“1”(Hレベル)のときのみバッファ5はアクティブ
となり、レジスタ3のデータがバッファ5を介してバス
6に出力され、更にバス7を通じてレジスタデータ送受
信部14に伝送される。
【0006】論理回路f2は図6Bに示す真理値表をも
ち、その出力はレジスタ3のWE(ライト・イネーブ
ル)端子に供給される。f2出力が“1”(Hレベル)
のときのみレジスタ3の書き込み動作が可能となる。 (a)ノーマルモード(iRW=“0”) 図7に示すように、ノーマル入力データDIはデータ処
理回路2に入力され、図において最初の入力クロックi
CLKで取り込まれて処理され、τ時間遅れたクロック
に同期して、ノーマル出力データDOが送出される。
ち、その出力はレジスタ3のWE(ライト・イネーブ
ル)端子に供給される。f2出力が“1”(Hレベル)
のときのみレジスタ3の書き込み動作が可能となる。 (a)ノーマルモード(iRW=“0”) 図7に示すように、ノーマル入力データDIはデータ処
理回路2に入力され、図において最初の入力クロックi
CLKで取り込まれて処理され、τ時間遅れたクロック
に同期して、ノーマル出力データDOが送出される。
【0007】(b)レジスタR/Wモード(iRW=
“1”) このモードではレジスタデータ送受信部14の送信部1
4aより所定のICのレジスタ3にデータを書き込んだ
り、レジスタ3のデータを読み出して受信部14bに入
力する動作が行われる。 レジスタデータを読み出す場合(iRE=“1”) iRE=“1”のとき、iCS=“1”とされたICの
f1出力(図7I)は“1”となり、バッファ5はアク
ティブとなるので、レジスタデータが読み出されバス
6,7を介して受信部14bに入力される。
“1”) このモードではレジスタデータ送受信部14の送信部1
4aより所定のICのレジスタ3にデータを書き込んだ
り、レジスタ3のデータを読み出して受信部14bに入
力する動作が行われる。 レジスタデータを読み出す場合(iRE=“1”) iRE=“1”のとき、iCS=“1”とされたICの
f1出力(図7I)は“1”となり、バッファ5はアク
ティブとなるので、レジスタデータが読み出されバス
6,7を介して受信部14bに入力される。
【0008】 レジスタにデータを書き込む場合(i
RE=“0”) iRE=“0”のとき、iCS=“1”とされたICの
f2出力(図7J)は“1”となり、レジスタ3はWE
(ライト・イネーブル)とされる。このときf1出力
(図7I)は“0”で、バッファ5は非アクティブでそ
の出力インピーダンスはハイインピーダンス(zで表
す)となる。なお、バッファ4の入力インピーダンスは
常時ハイインピーダンスとなっている。送信部14aよ
りバス7に出力されたライトデータDW(図7H)がク
ロックiCLKに同期してレジスタ3に書き込まれる
(図6G)。
RE=“0”) iRE=“0”のとき、iCS=“1”とされたICの
f2出力(図7J)は“1”となり、レジスタ3はWE
(ライト・イネーブル)とされる。このときf1出力
(図7I)は“0”で、バッファ5は非アクティブでそ
の出力インピーダンスはハイインピーダンス(zで表
す)となる。なお、バッファ4の入力インピーダンスは
常時ハイインピーダンスとなっている。送信部14aよ
りバス7に出力されたライトデータDW(図7H)がク
ロックiCLKに同期してレジスタ3に書き込まれる
(図6G)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】IC回路1とIC制御
回路11との間を接続するバス(信号が双方向に流れ
る)7に、例えば32ビット,64ビットのような並列
データが出力される場合には、バスが大束となり、また
バス7に接続されるIC回路1のピンPとIC制御回路
11のピンQの個数も多くなるので、それぞれの回路基
板が大形になる欠点があった。
回路11との間を接続するバス(信号が双方向に流れ
る)7に、例えば32ビット,64ビットのような並列
データが出力される場合には、バスが大束となり、また
バス7に接続されるIC回路1のピンPとIC制御回路
11のピンQの個数も多くなるので、それぞれの回路基
板が大形になる欠点があった。
【0010】この発明の目的は、回路1と11との間で
ICのレジスタに書き込み/読み出すデータを転送する
ためのバス7を不要にすると共に両回路のピン数を削減
して回路基板を小形化しようとするものである。
ICのレジスタに書き込み/読み出すデータを転送する
ためのバス7を不要にすると共に両回路のピン数を削減
して回路基板を小形化しようとするものである。
【0011】
(1)請求項1のデータ処理装置は、データ処理回路及
びレジスタを有する複数のICが実装され、それら各I
Cのレジスタ同士がバス(双方向信号路)を通じて接続
されたIC回路と、そのIC回路を制御するIC制御回
路とより成る。ノーマルモード時、IC制御回路のノー
マルデータ送信部から所定のICの入力信号線を通じて
転送されたデータを所定のICのデータ処理回路で処理
し、そして得られた出力データを所定のICの出力信号
線を通じてIC制御回路のノーマルデータ受信部に転送
する。レジスタリード/ライトモード時、IC制御回路
のレジスタデータ送信部より転送されたレジスタ書き込
みデータをIC回路の所定のICのレジスタに書き込ん
だり、或いはレジスタに格納されているデータを読み出
して、IC制御回路のレジスタデータ受信部に入力する
ように動作する。
びレジスタを有する複数のICが実装され、それら各I
Cのレジスタ同士がバス(双方向信号路)を通じて接続
されたIC回路と、そのIC回路を制御するIC制御回
路とより成る。ノーマルモード時、IC制御回路のノー
マルデータ送信部から所定のICの入力信号線を通じて
転送されたデータを所定のICのデータ処理回路で処理
し、そして得られた出力データを所定のICの出力信号
線を通じてIC制御回路のノーマルデータ受信部に転送
する。レジスタリード/ライトモード時、IC制御回路
のレジスタデータ送信部より転送されたレジスタ書き込
みデータをIC回路の所定のICのレジスタに書き込ん
だり、或いはレジスタに格納されているデータを読み出
して、IC制御回路のレジスタデータ受信部に入力する
ように動作する。
【0012】この発明では特に、IC回路の複数のIC
の内の1つを代表ICに選定し、IC制御回路のレジス
タデータ送信部より出力されたデータを代表ICの入力
信号線を通じて代表ICに入力し、その代表IC内を経
由してバスに供給し、そのバスを通じて所定のICのレ
ジスタに書き込む。またIC回路の任意のICのレジス
タに格納されているデータを読み出してバスに供給し、
そのバスを通じて代表ICに入力し、その代表IC内を
経由し、更にその代表ICの出力信号線を経由してレジ
スタデータ受信部に入力する。
の内の1つを代表ICに選定し、IC制御回路のレジス
タデータ送信部より出力されたデータを代表ICの入力
信号線を通じて代表ICに入力し、その代表IC内を経
由してバスに供給し、そのバスを通じて所定のICのレ
ジスタに書き込む。またIC回路の任意のICのレジス
タに格納されているデータを読み出してバスに供給し、
そのバスを通じて代表ICに入力し、その代表IC内を
経由し、更にその代表ICの出力信号線を経由してレジ
スタデータ受信部に入力する。
【0013】(2)請求項2の発明では、前記(1)に
おいて、IC制御回路がIC回路の各ICに論理“1”
または“0”の代表IC設定信号を供給する。 (3)請求項3の発明では、前記(1)において、IC
制御回路が、IC回路の各ICに対応して、ノーマルデ
ータ送信部のデータとレジスタデータ送信部のデータと
を入力信号線に切換接続するマルチプレクサと、各IC
より出力信号線を通じて転送されたノーマルモード時の
データとレジスタリード/ライトモード時のレジスタ読
み出しデータとを切換え接続して、前者をノーマルデー
タ受信部に、後者をレジスタデータ受信部に供給するデ
マルチプレクサとを有するものである。
おいて、IC制御回路がIC回路の各ICに論理“1”
または“0”の代表IC設定信号を供給する。 (3)請求項3の発明では、前記(1)において、IC
制御回路が、IC回路の各ICに対応して、ノーマルデ
ータ送信部のデータとレジスタデータ送信部のデータと
を入力信号線に切換接続するマルチプレクサと、各IC
より出力信号線を通じて転送されたノーマルモード時の
データとレジスタリード/ライトモード時のレジスタ読
み出しデータとを切換え接続して、前者をノーマルデー
タ受信部に、後者をレジスタデータ受信部に供給するデ
マルチプレクサとを有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図4の実施例を参照して発
明の実施の形態を説明する。図1には図5と対応する部
分に同じ符号を付け、重複説明を省略する。この発明で
は、従来のバス7は削除される。しかし制御信号として
代表ICであるか否かを各ICに通知するID信号(I
D=“1”で代表IC,ID=“0”で代表ICでな
い)を追加する。また各IC内に論理回路f3,f4と
マルチプレクサ(MUX)8,9を追加している。また
IC制御回路11の送信部12の出力端に各ICに対応
するマルチプレクサ(MUX)17−1〜17−nが追
加され、受信部13の入力端に各ICに対応するデマル
チプレクサ(DMUX)18−1〜18−nが追加され
る。
明の実施の形態を説明する。図1には図5と対応する部
分に同じ符号を付け、重複説明を省略する。この発明で
は、従来のバス7は削除される。しかし制御信号として
代表ICであるか否かを各ICに通知するID信号(I
D=“1”で代表IC,ID=“0”で代表ICでな
い)を追加する。また各IC内に論理回路f3,f4と
マルチプレクサ(MUX)8,9を追加している。また
IC制御回路11の送信部12の出力端に各ICに対応
するマルチプレクサ(MUX)17−1〜17−nが追
加され、受信部13の入力端に各ICに対応するデマル
チプレクサ(DMUX)18−1〜18−nが追加され
る。
【0015】この発明では、従来のバス7を削除してい
るので、レジスタデータ送信部14aより出力されるレ
ジスタ書き込みデータDWは、代表ICに対応するMU
X17,入力信号線LIを介して、代表IC(例えばI
C1)に入力され、MUX9,バッファ5を経由してバ
ス6に出力され、iCS=“1”とされたIC(例えば
ICn)のレジスタ3に書き込まれる。また、あるIC
(例えばIC2)のレジスタ3より読み出されたデータ
は、代表IC(例えばIC1)のバッファ4,MUX
8,出力信号線LOを経由して、DMUX18で切り換
えられてレジスタデータ受信部14bに入力される。
るので、レジスタデータ送信部14aより出力されるレ
ジスタ書き込みデータDWは、代表ICに対応するMU
X17,入力信号線LIを介して、代表IC(例えばI
C1)に入力され、MUX9,バッファ5を経由してバ
ス6に出力され、iCS=“1”とされたIC(例えば
ICn)のレジスタ3に書き込まれる。また、あるIC
(例えばIC2)のレジスタ3より読み出されたデータ
は、代表IC(例えばIC1)のバッファ4,MUX
8,出力信号線LOを経由して、DMUX18で切り換
えられてレジスタデータ受信部14bに入力される。
【0016】各ICの論理回路f1は図2Aの真理値表
をもち、バッファ5のOE(アウトプット・イネーブ
ル)端子に与えられ、f1=“1”のときバッファ5は
アクティブとなり、ICのノーマル入力データまたは内
部のレジスタ3より読み出したデータがバス6に出力さ
れる。論理回路f2は図2Bに示す真理値表をもち、そ
の出力はレジスタ3のWE(ライト・イネーブル)端子
に与えられ、f2=“1”のときレジスタ3はバス6の
データを書き込むことができる。
をもち、バッファ5のOE(アウトプット・イネーブ
ル)端子に与えられ、f1=“1”のときバッファ5は
アクティブとなり、ICのノーマル入力データまたは内
部のレジスタ3より読み出したデータがバス6に出力さ
れる。論理回路f2は図2Bに示す真理値表をもち、そ
の出力はレジスタ3のWE(ライト・イネーブル)端子
に与えられ、f2=“1”のときレジスタ3はバス6の
データを書き込むことができる。
【0017】論理回路f3は図2Cの真理値表をもち、
その出力はMUX8のセレクト端子に与えられる。f3
出力が“1”のとき、データ処理回路2より出力される
ノーマル出力データが選択され、f3出力が“0”のと
き、バス6のデータ(いずれかのICのレジスタより読
み出されたデータ)が選択される。論理回路f4は図2
Dの真理値表をもち、その出力はMUX9のセレクト端
子に与えられる。iRE=“1”で、f4出力が“1”
のとき、レジスタ3より読み出されたデータが選択さ
れ、iRE=“0”,ID=“1”でf4出力が“0”
となるとき、ICは代表ICに指定され、その入力デー
タ(いずれかのICのレジスタに書き込むデータ)が選
択されて、バッファ5に入力される。
その出力はMUX8のセレクト端子に与えられる。f3
出力が“1”のとき、データ処理回路2より出力される
ノーマル出力データが選択され、f3出力が“0”のと
き、バス6のデータ(いずれかのICのレジスタより読
み出されたデータ)が選択される。論理回路f4は図2
Dの真理値表をもち、その出力はMUX9のセレクト端
子に与えられる。iRE=“1”で、f4出力が“1”
のとき、レジスタ3より読み出されたデータが選択さ
れ、iRE=“0”,ID=“1”でf4出力が“0”
となるとき、ICは代表ICに指定され、その入力デー
タ(いずれかのICのレジスタに書き込むデータ)が選
択されて、バッファ5に入力される。
【0018】(a)ノーマルモード(iRW=“0”;
図3) 図3に示すように、入力信号線を通じて入力されたノー
マル入力データDIはデータ処理回路2に供給され、図
において最初の入力クロックiCLKで取り込まれて処
理され、τ時間遅れたクロックに同期して、ノーマル出
力データDOがMUX8を通じて出力信号線に送出され
る。
図3) 図3に示すように、入力信号線を通じて入力されたノー
マル入力データDIはデータ処理回路2に供給され、図
において最初の入力クロックiCLKで取り込まれて処
理され、τ時間遅れたクロックに同期して、ノーマル出
力データDOがMUX8を通じて出力信号線に送出され
る。
【0019】(b)レジスタR/Wモード(iRW=
“1”) (b−1)代表IC(ID=“1”)の動作(図3) f3出力は、iRW=“1”,ID=“1”であるか
ら、f3出力=“0”となり、MUX8はバッファ4を
介して入力されたバス6のデータを選択する。つまり、
バスデータがそのままMUX8より出力される。またI
D=“1”の与えられた代表IC(例えばIC1)の入
力信号がいずれかのICのレジスタへ書き込むデータD
Wとされる。
“1”) (b−1)代表IC(ID=“1”)の動作(図3) f3出力は、iRW=“1”,ID=“1”であるか
ら、f3出力=“0”となり、MUX8はバッファ4を
介して入力されたバス6のデータを選択する。つまり、
バスデータがそのままMUX8より出力される。またI
D=“1”の与えられた代表IC(例えばIC1)の入
力信号がいずれかのICのレジスタへ書き込むデータD
Wとされる。
【0020】 iRE=“1”の場合 f1出力は、iRW=“1”,ID=“1”,iRE=
“1”であるので、iCS=“1”の期間のみf1出力
=“1”となり、バッファ5はアクティブとされる。こ
のときMUX9の出力は、f4出力=“1”であるの
で、レジスタ3の読み出しデータが選択され、バッファ
5を介してバス6に出力される。一方、f3出力はiR
W=“1”,ID=“1”であるから、f3出力=
“0”となり、MUX8の出力としてバスデータが選択
される。バスデータは自身のレジスタデータとなってい
るから、結局、代表ICのレジスタのデータを読み出し
て、MUX8,DMUX(デマルチプレクサ)18を介
して受信部14bに送出することになる。
“1”であるので、iCS=“1”の期間のみf1出力
=“1”となり、バッファ5はアクティブとされる。こ
のときMUX9の出力は、f4出力=“1”であるの
で、レジスタ3の読み出しデータが選択され、バッファ
5を介してバス6に出力される。一方、f3出力はiR
W=“1”,ID=“1”であるから、f3出力=
“0”となり、MUX8の出力としてバスデータが選択
される。バスデータは自身のレジスタデータとなってい
るから、結局、代表ICのレジスタのデータを読み出し
て、MUX8,DMUX(デマルチプレクサ)18を介
して受信部14bに送出することになる。
【0021】しかし、iCS=“0”期間では、f1出
力=“0”となり、バッファ5は非アクティブとなり、
レジスタのデータはバス6に出力されない。この期間
に、もし他のIC(例えばIC2)のレジスタより読み
出したデータがバス6に存在すれば、そのデータがMU
X8,DMUX18を経由して受信部14bに入力され
る。
力=“0”となり、バッファ5は非アクティブとなり、
レジスタのデータはバス6に出力されない。この期間
に、もし他のIC(例えばIC2)のレジスタより読み
出したデータがバス6に存在すれば、そのデータがMU
X8,DMUX18を経由して受信部14bに入力され
る。
【0022】 iRE=“0”の場合 f4出力は、iRE=“0”,ID=“1”であるから
“0”となり、MUX9の出力はIC入力データとな
る。このとき送信部14aよりレジスタ書き込みデータ
DWがMUX17を経由して入力されている場合には、
このDWがMUX9の出力となる。一方、f1出力は、
iRW=“1”,ID=“1”,iRE=“0”である
から、f1出力=“0”となり、バッファ5は非アクテ
ィブ(出力がハイインピーダンスz)となり、MUX9
の出力DWはバス6には出力されない。このとき、バス
に他のICのレジスタデータが読み出されていれば、そ
のレジスタデータが代表ICのMUX8で選択され、D
MUX18を通じて受信部14bに転送される。
“0”となり、MUX9の出力はIC入力データとな
る。このとき送信部14aよりレジスタ書き込みデータ
DWがMUX17を経由して入力されている場合には、
このDWがMUX9の出力となる。一方、f1出力は、
iRW=“1”,ID=“1”,iRE=“0”である
から、f1出力=“0”となり、バッファ5は非アクテ
ィブ(出力がハイインピーダンスz)となり、MUX9
の出力DWはバス6には出力されない。このとき、バス
に他のICのレジスタデータが読み出されていれば、そ
のレジスタデータが代表ICのMUX8で選択され、D
MUX18を通じて受信部14bに転送される。
【0023】しかし、iCS=“1”が与えられると、
f1出力=“1”となるので、バッファ5はアクティブ
となり、MUX9より出力されるレジスタ書き込みデー
タDWがバス6に出力される。このとき、f2出力はi
RE=“0”,iCS=“1”であるので、f2出力=
“1”となり、レジスタ3は書き込みモードとなり、バ
スデータDWが書き込まれる。またバスデータDWは後
述するように、他のIC(例えばICn)のレジスタに
書き込むことができる。
f1出力=“1”となるので、バッファ5はアクティブ
となり、MUX9より出力されるレジスタ書き込みデー
タDWがバス6に出力される。このとき、f2出力はi
RE=“0”,iCS=“1”であるので、f2出力=
“1”となり、レジスタ3は書き込みモードとなり、バ
スデータDWが書き込まれる。またバスデータDWは後
述するように、他のIC(例えばICn)のレジスタに
書き込むことができる。
【0024】MUX8はと同様に、iRW=“1”,
ID=“1”で、f3出力=“0”となっているので、
iCS=“1”の期間ではバスデータとなったDWがM
UX8で選択され、DMUXを経由して受信部14bで
受信されて、バスデータになったことが確認される。 (b−2)代表ICでないIC(ID=“0”)の動作
(図4) iRE=“1”(読み出しモード)の場合 f1出力は、iRW=“1”,ID=“0”で、iRE
=“1”であるので、iCS=“0”であればf1出力
=“0”で、バッファ5は非アクティブとなる。またi
CS=“1”であれば、f1出力=“1”となるので、
バッファ5はアクティブとなる。バッファ5がアクティ
ブのとき、f4出力は、iRE=“1”であるから、f
4出力=“1”となり、MUX9によってレジスタ出力
が選択され、バッファ5を介してバス6に出力される。
ID=“1”で、f3出力=“0”となっているので、
iCS=“1”の期間ではバスデータとなったDWがM
UX8で選択され、DMUXを経由して受信部14bで
受信されて、バスデータになったことが確認される。 (b−2)代表ICでないIC(ID=“0”)の動作
(図4) iRE=“1”(読み出しモード)の場合 f1出力は、iRW=“1”,ID=“0”で、iRE
=“1”であるので、iCS=“0”であればf1出力
=“0”で、バッファ5は非アクティブとなる。またi
CS=“1”であれば、f1出力=“1”となるので、
バッファ5はアクティブとなる。バッファ5がアクティ
ブのとき、f4出力は、iRE=“1”であるから、f
4出力=“1”となり、MUX9によってレジスタ出力
が選択され、バッファ5を介してバス6に出力される。
【0025】このバスに出力されたレジスタデータは、
(b−1)で述べたように代表ICのMUX8がバスデ
ータをスルーで出力する状態になっているので、代表I
CのMUX8を経由し、更にDMUXを経由して受信部
14に与えられる。 iRE=“0”(書き込みモード)の場合 f1出力は、iRE=“1”,ID=“0”,iRE=
“0”であるので、iCS=“0”または“1”いずれ
の場合もf1出力=“0”となり、バッファ5は非アク
ティブとなる。
(b−1)で述べたように代表ICのMUX8がバスデ
ータをスルーで出力する状態になっているので、代表I
CのMUX8を経由し、更にDMUXを経由して受信部
14に与えられる。 iRE=“0”(書き込みモード)の場合 f1出力は、iRE=“1”,ID=“0”,iRE=
“0”であるので、iCS=“0”または“1”いずれ
の場合もf1出力=“0”となり、バッファ5は非アク
ティブとなる。
【0026】f3の出力は、iRW=“1”,ID=
“0”であるから、f3出力=“1”となり、MUX8
はデータ処理回路2の出力を選択する。しかしiRW=
“1”であるから、データ処理回路2のノーマル出力デ
ータは存在しない。このとき、バス6に、で述べたよ
うに代表IC(例えばIC1)を経由してレジスタ書き
込みデータDWが出力されていれば、iCS=“1”が
与えられると、f2出力=“1”となるので、レジスタ
はライトイネーブルとなり、バスデータDWがレジスタ
に書き込まれる。
“0”であるから、f3出力=“1”となり、MUX8
はデータ処理回路2の出力を選択する。しかしiRW=
“1”であるから、データ処理回路2のノーマル出力デ
ータは存在しない。このとき、バス6に、で述べたよ
うに代表IC(例えばIC1)を経由してレジスタ書き
込みデータDWが出力されていれば、iCS=“1”が
与えられると、f2出力=“1”となるので、レジスタ
はライトイネーブルとなり、バスデータDWがレジスタ
に書き込まれる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では複数の
ICより1つの代表ICを選定し、代表ICの入力信号
線(ノーマル入力信号が伝送される)LIと、代表IC
の内部の信号経路を通じて、任意のICのレジスタに書
き込むデータDWをバス6に転送し、また任意のICの
レジスタよりバス6に読み出したデータを代表ICの内
部の信号経路と出力信号線(ノーマル出力データが伝送
される)LOを通じてIC制御回路2に転送することに
よって、従来使用していたIC回路1とIC制御回路2
との間を接続するバスを無くすことができる。
ICより1つの代表ICを選定し、代表ICの入力信号
線(ノーマル入力信号が伝送される)LIと、代表IC
の内部の信号経路を通じて、任意のICのレジスタに書
き込むデータDWをバス6に転送し、また任意のICの
レジスタよりバス6に読み出したデータを代表ICの内
部の信号経路と出力信号線(ノーマル出力データが伝送
される)LOを通じてIC制御回路2に転送することに
よって、従来使用していたIC回路1とIC制御回路2
との間を接続するバスを無くすことができる。
【0028】IC回路1に実装されるICの個数nがバ
スの線数に比べて可なり少ない場合には、両回路ともピ
ン数を可なり減らすことができるので、従来問題とされ
ていた回路基板の大きさを小形にすることができる。
スの線数に比べて可なり少ない場合には、両回路ともピ
ン数を可なり減らすことができるので、従来問題とされ
ていた回路基板の大きさを小形にすることができる。
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】図1の論理回路f1〜f4の真理値表を示す
図。
図。
【図3】図1の動作フローチャート。
【図4】図1の他の動作フローチャート。
【図5】従来のデータ処理装置のブロック図。
【図6】図5の論理回路f1,f2の真理値表を示す
図。
図。
【図7】図1の動作フローチャート。
Claims (3)
- 【請求項1】 データ処理回路及びレジスタを有する複
数のICが実装され、それら各ICのレジスタ同士がバ
ス(双方向信号路)を通じて接続されたIC回路と、そ
のIC回路を制御するIC制御回路とより成り、 ノーマルモード時、前記IC制御回路のノーマルデータ
送信部から所定のICの入力信号線を通じて転送された
データを所定のICのデータ処理回路で処理し、そして
得られた出力データを所定のICの出力信号線を通じて
前記IC制御回路のノーマルデータ受信部に転送し、 レジスタリード/ライトモード時、前記IC制御回路の
レジスタデータ送信部より転送されたレジスタ書き込み
データを前記IC回路の所定のICのレジスタに書き込
んだり、或いはレジスタに格納されているデータを読み
出して、前記IC制御回路のレジスタデータ受信部に入
力するように動作するデータ処理装置において、 前記IC回路の複数のICの内の1つを代表ICに選定
し、 前記IC制御回路のレジスタデータ送信部より出力され
たデータを前記代表ICの入力信号線を通じて代表IC
に入力し、その代表IC内を経由して前記バスに供給
し、そのバスを通じて前記所定のICのレジスタに書き
込み、 前記IC回路の任意のICのレジスタに格納されている
データを読み出して前記バスに供給し、そのバスを通じ
て前記代表ICに入力し、その代表IC内を経由し、更
にその代表ICの出力信号線を経由して前記レジスタデ
ータ受信部に入力することを特徴とする、 データ処理装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記IC制御回路が
前記IC回路の各ICに論理“1”または“0”の代表
IC設定信号を供給することを特徴とするデータ処理装
置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記IC制御回路
が、 前記IC回路の各ICに対応して、前記ノーマルデータ
送信部のデータと前記レジスタデータ送信部のデータと
を前記入力信号線に切換接続するマルチプレクサと、 前記各ICより、前記出力信号線を通じて転送された前
記ノーマルモード時のデータと前記レジスタリード/ラ
イトモード時のレジスタ読み出しデータとを切換え接続
して、前者を前記ノーマルデータ受信部に、後者を前記
レジスタデータ受信部に供給するデマルチプレクサと、
を有することを特徴とするデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8198077A JPH1038974A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8198077A JPH1038974A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1038974A true JPH1038974A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16385139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8198077A Withdrawn JPH1038974A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1038974A (ja) |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP8198077A patent/JPH1038974A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |