JPH1038390A - 冷凍サイクル制御装置 - Google Patents

冷凍サイクル制御装置

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JPH1038390A
JPH1038390A JP19424596A JP19424596A JPH1038390A JP H1038390 A JPH1038390 A JP H1038390A JP 19424596 A JP19424596 A JP 19424596A JP 19424596 A JP19424596 A JP 19424596A JP H1038390 A JPH1038390 A JP H1038390A
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JP
Japan
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compressor
signal
lock
input
refrigeration cycle
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Application number
JP19424596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Kurimoto
和典 栗本
Masataka Oda
雅隆 小田
Toshio Kamitsuji
利夫 上辻
Katsumi Endo
勝己 遠藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/026Compressor control by controlling unloaders
    • F25B2600/0261Compressor control by controlling unloaders external to the compressor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機の起動時、過負荷状態でロックが起こ
った場合でも早急に圧力平衡させてから再起動すること
を目的とする。 【解決手段】 冷凍サイクル5の高圧側と低圧側をバイ
パスさせる位置に弁6を設け、ロック検出手段9によっ
て圧縮機1のロックを検出すると弁6を短時間開放し早
急に圧力平衡させてから圧縮機1を再起動することで、
冷却遅延を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍サイクル制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍サイクル制御装置は特開昭6
3−176980号公報に記載されたものが知られてい
る。図9に従来の冷凍サイクル制御装置のブロック図を
示す。
【0003】図9に示すように、1は圧縮機、2は凝縮
器、3は減圧器、4は蒸発器である。5は冷凍サイクル
であり、圧縮機1と凝縮器2と減圧器3と蒸発器4で構
成される。7は電動機であり圧縮機1を駆動させる。9
はロック検出手段であり、圧縮機1のロック状態を検出
し、信号を出力する。
【0004】22は再起動タイマ手段であり、ロック検
出手段9から信号を入力すると時間を計測し所定時間計
測すると信号を出力する。23は制御手段であり、ロッ
ク検出手段9から信号を入力すると圧縮機1を停止さ
せ、再起動タイマ手段22から信号を入力すると圧縮機
1を運転させる。
【0005】以上のように構成された冷凍サイクル制御
装置について、以下に説明する。電動機7の起動時に過
負荷状態が発生すると電動機7はロックする。このよう
なロック状態では圧縮機1内の電動機7のモータ巻線に
大電流が流れ、長時間流れると巻線の焼損が生じる。こ
れを防止するため、ロックが起こると圧縮機1を停止さ
せ、過負荷状態が消失するまで待ってから圧縮機1を再
起動させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、圧縮機の起動
時、過負荷状態にあると電動機がロックし電動機の巻線
に大電流が流れ、長時間流れると巻線の焼損が生じる。
従来はこれを防止するためにロックが起こった時、圧縮
機を停止させ圧縮機の吐出側と吸入側との圧力平衡がと
れるまでの時間を待って圧縮機を再起動させていた。
【0007】このため、圧縮機を再起動させるのに圧縮
機の吐出側と吸入側との圧力平衡がとれるまでの時間が
(例えば5分間)かかり、冷却遅延が起こっていた。
【0008】本発明は、このような冷凍サイクル装置の
圧縮機の過負荷時に冷却遅延を防止することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、冷凍サイクルの高圧側と低圧側をバイパス
させる位置に自在に開閉ができる弁を設け、圧縮機の起
動時の過負荷状態の時、ロックが起こると弁を短時間開
放し圧力平衡をさせて圧縮機を再起動させる。これによ
り、圧縮機が過負荷の状態にある時、ロックが起こって
も早急に圧力平衡にさせることができ、冷却遅延を防止
できる。
【0010】また、前記弁の換わりに前記圧縮機を前記
蒸発器を接続する配管に自在に開閉でき、接続口の残り
の一方を前記冷凍サイクルの高圧側にバイパスする位置
に三方切替弁設け、前記三方切替弁は通常、冷凍サイク
ルの高圧側と低圧側をバイパスする通路は閉止されてお
り、圧縮機の起動時に過負荷状態でロックが起こった場
合、前記三方切替弁を短時間蒸発器の出口側を閉止し、
前記圧縮機吸入側と前記冷凍サイクル高圧側をバイパス
する通路を開放するように切り替える。
【0011】これにより、冷凍サイクルの高圧側の高温
ガスを蒸発器に流入させることなく圧縮機の吐出側と吸
入側を圧力平衡させることができるので熱エネルギーロ
スが低減でき、かつ冷却遅延を防止できる。
【0012】さらに、ロックが起こった時、前記弁を開
放させて圧縮機の吐出側と吸入側を圧力平衡させたにも
関わらず、再起動時にロックが起こると圧縮機に異常が
あると判定でき異常表示をする。これにより、ユーザー
やサービスマンに圧縮機に異常があること知らせること
ができる。
【0013】また、ロックが起こった時、前記弁を開放
させて圧縮機の吐出側と吸入側を圧力平衡させたにも関
わらず、再起動時にロックが起こると圧縮機に異常があ
ると判定でき異常警報ブザーを発する。これにより、即
時にユーザーに異常があることを知らせることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器の順で連結する冷
凍サイクルにおいて、前記冷凍サイクルの高圧側と低圧
側をバイパスする位置に自在に開閉できる弁を設け、前
記圧縮機のロック状態を検出し、信号を出力するロック
検出手段と、前記ロック検出手段から信号を入力すると
時間を計測し所定時間計測すると信号を出力するタイマ
手段と、前記ロック検出手段から信号を入力すると前記
弁を開にし前記タイマ手段から信号を入力すると前記弁
を閉にする弁制御手段と、前記ロック検出手段から信号
を入力すると前記圧縮機を停止させ、前記タイマ手段か
ら信号を入力すると前記圧縮機を運転させる圧縮機制御
手段からなる冷凍サイクル制御装置としたものであり、
前記弁を圧縮機の起動時、ロックが起こると短時間開放
し圧力平衡をさせて圧縮機を再起動させることで、冷却
遅延を防止できるという作用を有する。
【0015】請求項2に記載の発明は、圧縮機、凝縮
器、減圧器、蒸発器の順で連結する冷凍サイクルにおい
て、前記圧縮機と前記蒸発器を接続する配管に自在に開
閉でき、接続口の残りの一方を前記冷凍サイクルの高圧
側にバイパスする位置に設けた三方切替弁と、前記圧縮
機のロック状態を検出し、信号を出力するロック検出手
段と、前記ロック検出手段から信号を入力すると時間を
計測し所定時間計測すると信号を出力するタイマ手段
と、前記ロック検出手段から信号を入力すると前記三方
切替弁の前記蒸発器の出口側を閉止し、前記圧縮機吸入
側と前記冷凍サイクル高圧側をバイパスする通路を開放
する切替弁制御手段と、前記ロック検出手段から信号を
入力すると前記圧縮機を停止させ、前記タイマ手段から
信号を入力すると前記圧縮機を運転させる圧縮機制御手
段からなる冷凍サイクル制御装置としたものであり、三
方切替弁は通常、冷凍サイクルの高圧側と低圧側をバイ
パスする通路は閉止されていて、圧縮機の起動時に過負
荷状態でロックが起こった場合、前記三方切替弁を短時
間蒸発器の出口側を閉止し、前記圧縮機吸入側と前記冷
凍サイクル高圧側をバイパスする通路を開放するように
切り換えてから圧縮機を再起動することで、冷凍サイク
ルの高圧側の高温ガスを蒸発器に流入させることなく圧
縮機の吐出側と吸入側を圧力平衡させることができるの
で、熱エネルギーロスが低減でき、かつ冷却遅延を防止
できるという作用を有する。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記ロック検出
手段から信号を入力すると時間を計測し所定の時間を計
測すると信号を出力するロックタイマ手段と、前記ロッ
クタイマ手段から信号を入力するとカウントをクリア
し、また前記ロック検出手段から信号を入力するとカウ
ントし、N回カウントすると信号を出力するロックカウ
ント手段と、前記ロックカウント手段から信号を入力す
ると異常を表示する異常表示手段からなる請求項1記載
の冷凍サイクル制御装置としたものであり、ロックが起
こった時、前記弁を開放させて圧縮機の吐出側と吸入側
を圧力平衡させたにも関わらず、再起動時にロックが起
こると圧縮機に異常があると判定でき、異常表示をする
ことでユーザーやサービスマンに圧縮機に異常があるこ
と知らせることができるという作用を有する。
【0017】請求項4に記載の発明は、前記ロック検出
手段から信号を入力すると時間を計測し所定の時間を計
測すると信号を出力するロックタイマ手段と、前記ロッ
クタイマ手段から信号を入力するとカウントをクリア
し、また前記ロック検出手段から信号を入力するとカウ
ントし、N回カウントすると信号を出力するロックカウ
ント手段と、前記ロックカウント手段から信号を入力す
ると異常警報ブザーを発する異常警報発信手段からなる
請求項1記載の冷凍サイクル制御装置としたものであ
り、ロックが起こった時、前記弁を開放させて圧縮機の
吐出側と吸入側を圧力平衡させたにも関わらず、再起動
時にロックが起こると圧縮機に異常があると判定でき、
異常警報ブザーを発することで即時にユーザーに異常が
あることを知らせることができるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図8を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による冷
蔵庫に用いた冷凍サイクル制御装置のブロック図であ
る。図2は同実施の形態の冷蔵庫に用いた冷凍サイクル
制御装置のフローチャートである。
【0019】図1において、1は圧縮機、2は凝縮器、
3は減圧器、4は蒸発器である。減圧器3は本実施の形
態ではキャピラリチューブを用いた。5は冷凍サイクル
であり、圧縮機1、凝縮器2、減圧器3、蒸発器4で構
成されている。
【0020】6は弁であり、冷凍サイクルの高圧側と低
圧側をバイパスする位置に設けられ自在に開閉できる。
弁6は本実施の形態では電磁弁を用いたが、通路を開閉
できるものであれば構わない。
【0021】7は電動機であり、圧縮機1を駆動させ
る。8は電流検出装置であり、電子回路で構成され電動
機7への出力電流を検出する。9はロック検出手段であ
り、電流検出装置8により検出した電流値があらかじめ
設定した電流値I(本実施の形態ではI=10(A))
を越えると圧縮機1をロックと判定しOFF信号を出力
する。
【0022】ロック検出手段9は本実施の形態では電動
機7への出力電流値からロックを検出したが、圧縮機1
の振動検出や回転数検出等によってロックを検出できる
手段であればかまわない。
【0023】10はタイマ手段であり、ロック検出手段
9でロックを検出すると時間を測定し所定時間計測する
と、ON信号を出力する。
【0024】11は庫内温度検出手段であり、冷蔵庫の
庫内にセンサを配置しそのセンサによって温度を検出す
る。12は庫内温度設定手段であり、冷蔵庫の庫内温度
を設定する。13は温度差演算手段であり、庫内温度検
出手段11によって検出した庫内温度と庫内温度設定手
段12により設定した庫内設定温度との温度差を演算
し、温度差が所定の温度値以上の場合、ON信号を出力
し、逆に温度差が所定の温度差以下の場合、OFF信号
を出力する。
【0025】14は圧縮機制御手段であり、温度差演算
手段13やタイマ手段10からON信号を入力すると圧
縮機1を運転させ、温度差演算手段やロック検出手段9
からoff信号を入力すると圧縮機1を停止させる。
【0026】15は弁制御手段であり、ロック検出手段
9から信号を入力すると、弁6を開放させ、タイマ手段
10から信号を入力すると弁6を閉止させる。
【0027】以上のように構成された冷蔵庫に用いた冷
凍サイクル制御装置について、以下その動作を図2のフ
ローチャートをもとにして説明する。
【0028】まず、STEP201において、圧縮機制
御手段14にON信号が入力されると圧縮機1を起動さ
せる。次にSTEP202において、ロック検出手段9
でロックを検出しなければ、圧縮機1運転を継続し、ロ
ックを検出するとSTEP203へ進み、圧縮機1を停
止させて次にSTEP204で弁6を開放し、STEP
205に進む。
【0029】STEP205において、タイマ手段10
で計測した時間tと所定時間T(本実施の形態ではT=
5(秒))を比較しt>Tでなければ、STEP203
に戻る。t>Tであれば、STEP201に戻る。
【0030】上記構成において、冷凍サイクルの高圧側
と低圧側をバイパスさせる位置に自在に開閉ができる弁
6を、圧縮機1の起動時、ロックが起こると短時間開放
し圧力平衡をさせて圧縮機1を再起動させる。これによ
り、圧縮機が過負荷状態にあにロックが起こったとして
も早急に圧縮機の吐出側が吸入側を圧力平衡させて圧縮
機を再起動することで、冷却遅延を防止できる。
【0031】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2による冷蔵庫に用いた冷凍サイクル制御装置のブロ
ック図である。図2は同実施の形態の冷蔵庫に用いた冷
凍サイクル制御装置のフローチャートである。なお、実
施の形態1と同一構成については、同一符号を付して省
略する。
【0032】図3において、16は三方切替弁であり、
圧縮機1と蒸発器4を接続する配管に自在に開閉でき、
接続口の残りの一方を冷凍サイクル5の高圧側にバイパ
スする位置に設けられている。三方切替弁16は通常、
冷凍サイクルの高圧側と低圧側をバイパスする通路は閉
止されている。
【0033】17は切替弁制御手段であり、ロック検出
手段8から信号を入力すると、三方切替弁16の蒸発器
の出口側を閉止し、前記圧縮機吸入側と前記冷凍サイク
ル高圧側をバイパスする通路を開放する。
【0034】以上のように構成された冷蔵庫に用いた冷
凍サイクル制御装置について、以下その動作を図4のフ
ローチャートをもとにして説明する。
【0035】まず、STEP401において、圧縮機制
御手段14にON信号が入力されると圧縮機1を起動さ
せる。次にSTEP402において、ロック検出手段9
でロックを検出しなければ、圧縮機1運転を継続し、ロ
ックを検出するとSTEP403へ進む。STEP40
3では圧縮機1を停止させ、次にSTEP404で三方
切替弁16の蒸発器の出口側を閉止し、前記圧縮機吸入
側と前記冷凍サイクル高圧側をバイパスする通路を開放
し、STEP405に進む。
【0036】STEP405において、タイマー手段1
0で計測した時間tと所定時間T(本実施の形態ではT
=5(秒))を比較しt>Tでなければ、STEP40
3に戻る。t>Tであれば、STEP401に戻る。
【0037】上記構成において、三方切替弁16を圧縮
機の起動時にロックが起こった場合、前記三方切替弁を
短時間蒸発器の出口側を閉止し、前記圧縮機吸入側と前
記冷凍サイクル高圧側をバイパスする通路を開放するよ
うに切り換えることで冷凍サイクルの高圧側の高温ガス
を蒸発器に流入させることなく圧縮機の吐出側と吸入側
を圧力平衡させることができるので熱エネルギーロスが
低減でき、かつ冷却遅延を防止できる。
【0038】(実施の形態3)図5は本発明の実施の形
態3による冷蔵庫に用いた冷凍サイクル制御装置のブロ
ック図である。図6は同実施の形態の冷蔵庫に用いた冷
凍サイクル制御装置のフローチャートである。なお、実
施の形態1と同一構成については、同一符号を付して省
略する。
【0039】18はロックタイマ手段であり、時間tt
を計測し所定の時間TT(本実施の形態ではTT=20
(秒)としたがT<TTであれば構わない)を計測する
と信号を出力する。19はロックカウント手段であり、
ロック検出手段9から信号を入力するとカウントし、N
回カウントすると信号を出力し、ロックタイマ手段18
から信号を入力するとカウントを0にクリアする。20
は異常表示手段であり、ロックカウント手段19から信
号を入力すると異常表示をする。
【0040】以上のように構成された冷蔵庫に用いた冷
凍サイクル制御装置について、以下その動作を図6のフ
ローチャートをもとにして説明する。
【0041】まず、STEP601において、圧縮機制
御手段にON信号が入力されると圧縮機1を起動させ
る。次にSTEP602において、ロックタイマ手段1
8でtttとTTを比較しtt>TTであれば、STE
P603に進む。
【0042】tt>TTでなければ、STEP606に
進む。STEP603では、ロックタイマ手段18の計
測を停止し、次にSTEP604でtt=0としてST
EP605に進む。STEP605では、ロックカウン
ト値nを0にしてSTEP606へと進む。
【0043】STEP606において、ロック検出手段
9でロックを検出しなければ、圧縮機1運転を継続し、
ロックを検出するとSTEP607へ進む。STEP6
07ではロックタイマ手段18のタイマが動作している
か否かを比較する。タイマが動作していれば、STEP
610に進む。タイマが動作していないならば、STE
P608に進む。
【0044】STEP608ではロックタイマ値ttを
0に初期化してSTEP609に進み、STEP609
において、ロックタイマ値ttの計測を開始し、STE
P610へと進む。
【0045】STEP610では、ロックカウント値n
をインクリメントし、STEP611に進む。STEP
611では、ロックカウント値nと所定値N(本実施の
形態3ではN=2を用いたがN≧2の整数値であれば構
わない。)を比較し、n<Nであれば、STEP612
に進む。n<Nでないならば、STEP615に進む。
【0046】STEP612では、弁6を開放し、次に
STEP613で圧縮機を停止させ、STEP614に
進む。
【0047】STEP614では、タイマー手段10で
計測した時間tと所定時間T(本実施の形態ではT=5
(秒))を比較しt>Tでなければ、STEP601に
戻る。t>Tであれば、STEP612に戻る。
【0048】STEP615では圧縮機を停止させ、次
にSTEP616において異常表示を行う。
【0049】上記構成において、ロックが起こった時、
弁6を開放させて圧縮機の吐出側と吸入側を圧力平衡さ
せたにも関わらず、再起動時にロックが起こると圧縮機
に異常があると判定でき、異常表示をすることでユーザ
ーやサービスマンに圧縮機に異常があること知らせるこ
とができる。
【0050】(実施の形態4)図7は本発明の実施の形
態4による冷蔵庫に用いた冷凍サイクル制御装置のブロ
ック図である。図8は同実施の形態の冷蔵庫に用いた冷
凍サイクル制御装置のフローチャートである。なお、実
施の形態3と同一構成については、同一符号を付して省
略する。
【0051】21は異常警報手段であり、ロックカウン
ト手段19から信号を入力すると異常警告ブザーを鳴ら
す。
【0052】以上のように構成された冷蔵庫に用いた冷
凍サイクル制御装置について、以下その動作を図8のフ
ローチャートをもとにして説明する。
【0053】まず、STEP801において、圧縮機制
御手段にON信号が入力されると圧縮機1を起動させ
る。次にSTEP802において、ロックタイマ手段1
8でtttとTTを比較しtt>TTであれば、STE
P803に進む。tt>TTでなければ、STEP80
6に進む。STEP803では、ロックタイマ手段18
の計測を停止し、次にSTEP804でtt=0として
STEP805に進む。STEP805では、ロックカ
ウント値nを0にしてSTEP806へと進む。
【0054】STEP806において、ロック検出手段
9でロックを検出しなければ、圧縮機1運転を継続し、
ロックを検出するとSTEP807へ進む。STEP8
07ではロックタイマ手段18のタイマが動作している
か否かを比較する。
【0055】タイマが動作していれば、STEP810
に進む。タイマが動作していないならば、STEP80
8に進む。STEP808ではロックタイマ値ttを0
に初期化してSTEP809に進み、STEP809に
おいて、ロックタイマ値ttの計測を開始し、STEP
810へと進む。
【0056】STEP810では、ロックカウント値n
をインクリメントし、STEP811に進む。STEP
811では、ロックカウント値nと所定値N(本実施の
形態3ではN=2を用いたがN≧2の整数値であれば構
わない。)を比較し、n<Nであれば、STEP812
に進む。n<Nでないならば、STEP815に進む。
【0057】STEP812では、弁6を開放し、次に
STEP813で圧縮機を停止させ、STEP814に
進む。
【0058】STEP814では、タイマー手段10で
計測した時間tと所定時間T(本実施の形態ではT=5
(秒))を比較しt>Tでなければ、STEP801に
戻る。t>Tであれば、STEP812に戻る。
【0059】STEP615では圧縮機を停止させ、次
にSTEP816において異常警報ブザーを鳴らす。
【0060】上記構成において、弁6を開放させて圧縮
機の吐出側と吸入側を圧力平衡させたにも関わらず、再
起動時にロックが起こると圧縮機に異常があると判定で
き、異常警報ブザーを発することで即時にユーザーに異
常があることを知らせることができる。
【0061】なお、本実施の形態では冷蔵庫を例にして
説明を行ったが、空調機等、冷凍サイクルを使用するも
のであればかまわない。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明の冷凍サイクル制御
装置は、冷凍サイクルの高圧側と低圧側をバイパスさせ
る位置に自在に開閉ができる弁を、圧縮機の起動時、ロ
ックが起こると短時間開放し圧力平衡をさせて圧縮機を
再起動させることで、早急に圧縮機の吐出側と吸入側を
圧力平衡させることができ、冷却遅延を防止できるとい
う有利な効果が得られる。
【0063】さらに、前記弁の換わりに圧縮機と蒸発器
を接続する配管に自在に開閉でき、接続口の残りの一方
を冷凍サイクルの高圧側にバイパスする位置に三方切替
弁を設け、前記三方切替弁は通常、冷凍サイクルの高圧
側と低圧側をバイパスする通路は閉止されていて、圧縮
機の起動時に過負荷状態であり、ロックが起こった場
合、前記三方切替弁を短時間蒸発器の出口側を閉止し、
前記圧縮機吸入側と前記冷凍サイクル高圧側をバイパス
する通路を開放するように切り換えることで冷凍サイク
ルの高圧側の高温ガスを蒸発器に流入させることなく圧
縮機の吐出側と吸入側を圧力平衡させることができるの
で熱エネルギーロスが低減でき、かつ冷却遅延を防止で
きるという有利な効果が得られる。
【0064】さらに、ロックが起こった時、弁を開放さ
せて圧縮機の吐出側と吸入側を圧力平衡させたにも関わ
らず、再起動時にロックが起こると圧縮機に異常がある
と判定でき、異常表示をすることでユーザーやサービス
マンに圧縮機に異常があること知らせることができると
いう有利の効果が得られる。
【0065】さらに、ロックが起こった時、弁を開放さ
せて圧縮機の吐出側と吸入側を圧力平衡させたにも関わ
らず、再起動時にロックが起こると圧縮機に異常がある
と判定でき、異常警報ブザーを鳴らすことで即時にユー
ザーに異常があること知らせることができるという有利
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による冷蔵庫に用いた冷
凍サイクル制御装置を示すブロック図
【図2】同実施の形態1の冷蔵庫に用いた冷凍サイクル
制御装置の動作を示すフローチャート
【図3】本発明の実施の形態2による冷蔵庫に用いた冷
凍サイクル制御装置を示すブロック図
【図4】同実施の形態2の冷蔵庫に用いた冷凍サイクル
制御装置の動作を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態3による冷蔵庫に用いた冷
凍サイクル制御装置を示すブロック図
【図6】同実施の形態3の冷蔵庫に用いた冷凍サイクル
制御装置の動作を示すフローチャート
【図7】本発明の実施の形態4による冷蔵庫に用いた冷
凍サイクル制御装置を示すブロック図
【図8】同実施の形態4の冷蔵庫に用いた冷凍サイクル
制御装置の動作を示すフローチャート
【図9】従来の冷凍サイクル制御装置を示すブロック図
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 減圧器 4 蒸発器 5 冷凍サイクル 6 弁 9 ロック検出手段 10 タイマ手段 14 圧縮機制御手段 15 弁制御手段 16 三方切替弁 17 切替弁制御手段 18 ロックタイマ手段 19 ロックカウント手段 20 異常表示手段 21 異常警報手段
フロントページの続き (72)発明者 遠藤 勝己 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器の順で
    連結する冷凍サイクルにおいて、前記冷凍サイクルの高
    圧側と低圧側をバイパスする位置に自在に開閉できる弁
    を設け、前記圧縮機のロック状態を検出し、信号を出力
    するロック検出手段と、前記ロック検出手段から信号を
    入力すると時間を計測し所定時間計測すると信号を出力
    するタイマ手段と、前記ロック検出手段から信号を入力
    すると前記弁を開にし前記タイマ手段から信号を入力す
    ると前記弁を閉にする弁制御手段と、前記ロック検出手
    段から信号を入力すると前記圧縮機を停止させ、前記タ
    イマ手段から信号を入力すると前記圧縮機を運転させる
    圧縮機制御手段を有する冷凍サイクル制御装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、減圧器、蒸発器の順で
    連結する冷凍サイクルにおいて、前記圧縮機と前記蒸発
    器を接続する配管に自在ん開閉でき、接続口の残りの一
    方を前記冷凍サイクルの高圧側にバイパスする位置に設
    けた三方切替弁と、前記圧縮機のロック状態を検出し、
    信号を出力するロック検出手段と、前記ロック検出手段
    から信号を入力すると時間を計測し所定時間計測すると
    信号を出力するタイマ手段と、前記ロック検出手段から
    信号を入力すると前記三方切替弁の前記蒸発器の出口側
    を閉止し、前記圧縮機吸入側と前記冷凍サイクル高圧側
    をバイパスする通路を開放する切替弁制御手段と、前記
    ロック検出手段から信号を入力すると前記圧縮機を停止
    させ、前記タイマ手段から信号を入力すると前記圧縮機
    を運転させる圧縮機制御手段を有する冷凍サイクル制御
    装置。
  3. 【請求項3】 ロック検出手段から信号を入力すると時
    間を計測し所定の時間を計測すると信号を出力するロッ
    クタイマ手段と、前記ロックタイマ手段から信号を入力
    するとカウントをクリアし、また前記ロック検出手段か
    ら信号を入力するとカウントし、N回カウントすると信
    号を出力するロックカウント手段と、前記ロックカウン
    ト手段から信号を入力すると異常表示をする異常表示手
    段を有する請求項1記載または請求項2記載の冷凍サイ
    クル制御装置。
  4. 【請求項4】 ロック検出手段から信号を入力すると時
    間を計測し所定の時間を計測すると信号を出力するロッ
    クタイマ手段と、前記ロックタイマ手段から信号を入力
    するとカウントをクリアし、また前記ロック検出手段か
    ら信号を入力するとカウントし、N回カウントすると信
    号を出力するロックカウント手段と、前記ロックカウン
    ト手段から信号を入力すると異常警報ブザーを発する異
    常警報発信手段を有する請求項1記載または請求項2記
    載の冷凍サイクル制御装置。
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