JPH1038253A - 煙 突 - Google Patents

煙 突

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Publication number
JPH1038253A
JPH1038253A JP19601996A JP19601996A JPH1038253A JP H1038253 A JPH1038253 A JP H1038253A JP 19601996 A JP19601996 A JP 19601996A JP 19601996 A JP19601996 A JP 19601996A JP H1038253 A JPH1038253 A JP H1038253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cylinder
work floor
cylinder
support member
chimney
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19601996A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Murata
潤一 村田
Hideaki Takagaki
英明 高垣
Hiroshi Masuda
博 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP19601996A priority Critical patent/JPH1038253A/ja
Publication of JPH1038253A publication Critical patent/JPH1038253A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内筒本体を支持する支持手段の施工が容易に
できる構造の煙突を得る。 【解決手段】 立設されて煙道を形成する内筒本体4
と、該内筒本体4の周囲に設けられて該筒体を支持する
外筒本体1とを備えた煙突において、前記外筒本体1に
設けられて、前記内筒本体4を支持する筒体支持手段1
0と、該筒体支持手段10の下方に該筒体支持手段10
とは分離して設けられた作業床13とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立設されて煙道を形
成する筒体と、該筒体の周囲に設けられて該筒体を支持
する構造体とを備えた煙突に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の一般的な外筒RC造内筒S
造煙突(外筒が鉄筋コンクリート造りで、内筒がスチー
ル製の煙突)の縦断面図、図8は図7における矢視Cに
沿う断面図である。図7及び図8において、1は基礎2
上に建設された外筒本体、3は外筒本体1の上部内周部
に設けられた屋上床である。4は外筒本体1の内側に立
設されたスチール製の内筒本体、5は煙が通過する煙道
である。6は外筒本体1の内側に上下方向所定の間隔を
離して複数設けられた支持部材である。支持部材6は棒
材を図8に示すように格子状に組み、その格子の中に挿
通された内筒本体4を支持点7によって支持する構造で
ある。8は内筒本体4のメンテナンス等のために設けら
れた作業床であり、作業床8は支持部材6の上に板など
を張り付けて形成されている。
【0003】上記のように、従来の外筒RC造内筒S造
煙突はメンテナンス等の目的で外筒本体1内の数ヶ所に
作業床8が設けられており、作業床8レベルで内筒本体
1を支持する構造形式となっている。これは支持部材6
が作業床8の支持部材を兼ねことにより、納まりがよく
なること又は機能性が向上することを狙ったものである
と考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構造では、内筒支持点7部分の施工を行う
ためには、作業床8の下側から溶接等の作業が必要とな
る。このため、この作業を行うには作業床8の上から無
理な姿勢で作業をしたり、あるいは作業床8から作業用
の足場を吊り下げ、この足場上で作業を行わなければな
らず、非常に危険であり安全性に欠けるという問題があ
った。また、支持部材6は作業床8の支持と内筒本体4
の支持とを兼ねているため、その構造が複雑となってお
り、それが施工を困難にしているという問題もあった。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、内筒本体4を支持する支持手段の施
工が容易にできる構造の煙突を得ることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る煙突は、立
設されて煙道を形成する筒体と、該筒体の周囲に設けら
れて該筒体を支持する構造体とを備えた煙突において、
前記構造体に設けられて、前記筒体を支持する筒体支持
手段と、該筒体支持手段の下方に該筒体支持手段とは分
離して設けられた作業床とを備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1を示す外筒
RC造内筒S造煙突の断面図であり、図2,図3はそれ
ぞれ図1における矢視A,Bに沿う断面図である。図に
おいて、従来例を示した図7と同一部分には同一符号を
付して説明を省略し、異なる構成については異なる符号
を付して説明する。10は外筒本体1の内側に上下方向
所定の間隔を離して複数設けられた内筒支持部材であ
る。内筒支持部材10は棒材を図2に示すように格子状
に組み、その格子の中に挿通された内筒本体4を内筒支
持点11により支持する構造である。この内筒支持部材
10の構成は基本的に従来例で示した支持部材6と同一
であるが、従来例の支持部材6が作業床8の支持を兼ね
ているのに対して、この実施の形態1のものは作業床の
支持を兼ねていない点で異なる。
【0008】12は内筒支持部材10の下方に距離hs
を離して設けられた作業床支持部材であり、作業床支持
部材12は図3に示すように外筒本体1の各内面から内
筒本体4側へ突出する片持ち梁によって形成されてい
る。13は各作業床支持部材12に張り付けられた作業
床である。
【0009】上記のように構成された実施の形態1によ
れば、内筒支持点11の作業は作業床13から無理のな
い姿勢で行うことができ、作業の安全性が大きく向上す
る。また、施工上の理由から距離hsを大きくしなけれ
ばならない場合であっても、作業床13上に足場を組む
ことで対応できるので、吊り足場に比べれば安全であ
る。
【0010】実施の形態2.図4は本発明の実施の形態
2の外筒RC造内筒S造煙突の断面図であり、図5,図
6はそれぞれ図4における矢視D,Eに沿う断面図であ
る。本実施の形態においては内筒支持部材及び作業床を
実施の形態1のものより簡略化したものである。以下、
図4乃至図6に基づいて本実施の形態2を説明する。な
お、実施の形態1と同一部分には同一符号が付してあ
る。図において、15は内筒支持部材であり、略く字状
に形成された棒材の両端部が外筒本体1の内壁に接続さ
れ、屈曲点が支持点16として内筒本体4に接続されて
いる。内筒支持部材15は外筒本体1の内側に上下方向
所定の間隔を離して複数設けられており、外筒本体1に
おける同一高さ位置においては外筒本体1の対向する内
壁に一対づつ設けられている。
【0011】17は内筒支持部材15の下方に距離hs
を離して設けられた作業床支持部材である。作業床支持
部材17は内筒支持部材15の下方に一対づつ設けられ
ており、作業床支持部材17上には作業床18が設けら
れている。
【0012】この実施の形態2に示すように、内筒支持
部材15を簡略化できたのは、内筒支持部材15に作業
床の支持機能を持たせないようにしたことによるもので
ある。そして、本実施の形態2に示すように内筒支持部
材15及び作業床18を簡略化することによって、これ
らの外筒本体内部に占める同一平面内の占有面積を小さ
くするようにしたので、階段等昇降設備の平面計画上の
自由度が向上する。すなわち、内筒支持部材15及び作
業床18の各レベルにおいて広い空間が残されているの
で、外筒1の内部において作業床18と他の作業床18
との間をつなぐ階段を設ける際の設計の自由度が高くな
るのである。
【0013】また、内筒支持部材15は内筒本体4を支
持するだけの強度と構造を備えればよいので、構造を単
純化でき、施工の容易化を実現できる。このため、内筒
支持部材15と作業床支持部材17を別部材によって形
成しても、従来例で示した内筒支持と作業床支持共用タ
イプに比べて施工工数が著しく増加することもない。
【0014】なお、上記の実施の形態1,2において
は、外筒RC造内筒S造煙突を例に挙げて説明したが、
本発明はこれに限られるものではなく、外筒の内側に内
筒を備えた煙突であれば適用できる。例えば、外筒RC
造内筒S造煙突以外のものとして、外筒がRC造りで、
内筒がFRP製の煙突がある。また、内筒本体4を外筒
本体1のような筒体でない構造体で支持するタイプの煙
突にも適用できることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば以下に示すような顕著な効果がある。 1)作業床の上方に内筒支持手段を設けることにより、
内筒支持手段の施工性が大幅に改善され、また、施工時
の安全性が大きく向上する。 2)内筒支持手段近傍の溶接施工具合等の品質管理が容
易となり、より高品質の煙突を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の断面図である。
【図2】 図1の矢視Aに沿う断面図である。
【図3】 図1の矢視Bに沿う断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2の断面図である。
【図5】 図4の矢視Dに沿う断面図である。
【図6】 図4の矢視Eに沿う断面図である。
【図7】 従来の一般的な外筒RC造内筒S造煙突の縦
断面図である。
【図8】 図7の矢視Cに沿う断面図である。
【符号の説明】
1 外筒本体 4 内筒本体 10,15 内筒支持部材 12,17 作業床支持部材 13,18 作業床

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設されて煙道を形成する筒体と、該筒
    体の周囲に設けられて該筒体を支持する構造体とを備え
    た煙突において、 前記構造体に設けられて、前記筒体を支持する筒体支持
    手段と、 該筒体支持手段の下方に該筒体支持手段とは分離して設
    けられた作業床とを備えたことを特徴とする煙突。
JP19601996A 1996-07-25 1996-07-25 煙 突 Pending JPH1038253A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19601996A JPH1038253A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 煙 突

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19601996A JPH1038253A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 煙 突

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1038253A true JPH1038253A (ja) 1998-02-13

Family

ID=16350876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19601996A Pending JPH1038253A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 煙 突

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JP (1) JPH1038253A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114482679A (zh) * 2022-01-17 2022-05-13 中国能源建设集团广东省电力设计研究院有限公司 一种具有自立式内筒的钢筋混凝土烟囱及其施工方法

Cited By (1)

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CN114482679A (zh) * 2022-01-17 2022-05-13 中国能源建设集团广东省电力设计研究院有限公司 一种具有自立式内筒的钢筋混凝土烟囱及其施工方法

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