JPH1037795A - 回転信号検出装置 - Google Patents

回転信号検出装置

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JPH1037795A
JPH1037795A JP19652896A JP19652896A JPH1037795A JP H1037795 A JPH1037795 A JP H1037795A JP 19652896 A JP19652896 A JP 19652896A JP 19652896 A JP19652896 A JP 19652896A JP H1037795 A JPH1037795 A JP H1037795A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤った故障判定をしない回転信号検出装置を
提供する。 【解決手段】 回転信号検出装置は、クランクシャフト
1に同期して回転すると共に、信号発生用の被検出部
3,7,8が複数形成された回転体2,6と、被検出部
3,7,8を検知して基準信号を発生する信号発生手段
10,11と、車両の速度を検出する車速検出手段14
と、トランスミッション16の変速段位置を検出する変
速段検出手段17と、クラッチ15の断接を検出するク
ラッチ検出手段18と、信号発生手段10,11から出
力されるある基準信号と次の基準信号との間隔が所定時
間経過した場合に故障と判定し、車速検出手段及びクラ
ッチ検出手段から車速ゼロ信号V0とクラッチ接信号C
が入力され、かつ、変速段検出手段17からニュートラ
ル信号Nが入力されない場合に故障と判定しない異常検
出手段13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン回転数に
対応した信号を出力する信号発生手段からの基準信号を
用いてクランクシャフトと同期回転する回転体の故障判
定を行なう回転信号検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、蓄圧式燃料噴射装置では、蓄圧
室で燃料を所定圧まで上昇させ、エンジンの時間軸毎の
運転状況を、回転体と信号発生手段からなる回転センサ
から出力される基準信号を用いて判断している。そし
て、所定の噴射タイミングとなると、燃料噴射ノズルと
蓄圧室との間に介装された制御弁を開閉制御して燃料噴
射を行なっている。このような蓄圧式燃料噴射装置にお
いては、回転センサから出力される信号が最重要信号と
なる。
【0003】ところで、回転体には、複数の被検出部が
設けられ、この被検出部を信号発生手段で検知して、エ
ンジン回転パルスと気筒判別パルスとを出力すると共
に、その故障を判定する回転信号検出装置が接続されて
いる。回転信号検出装置は、回転センサから出力される
エンジン回転パルスと気筒判別パルスの双方の信号のう
ち、何れか一方でもそのコントローラに入力されない
と、回転センサの故障と判断する異常検出手段を有して
いて、ドライバーにその故障を表示するようになってい
る。ここでの回転センサの故障とは、回転センサから出
力される基準信号が所定間隔で出力されない状態を想定
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような回転信号検
出装置であると、路面状況やブレーキの掛け方によって
車輪がロック状態となった場合にもセンサの故障判定を
表示してしまうことが考えられる。例えば、マニュアル
車の場合、走行中に車輪がロック状態となるとクラッチ
を切っていない限りエンジンが停止状態となるため、回
転センサからの信号が一定時間間隔でコントローラに入
力されず、故障判定表示を行なってしまう。このような
状態となると、回転センサが正常に機能するにもかかわ
らずドライバーが部品故障と判断したり、あるいは部品
交換等の不必要な作業を強いられることになる。また、
蓄圧式燃料噴射装置では、このような故障診断される
と、燃料噴射が正しく行なわれず、走行不能となってし
まうという不具合もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、誤った故障判
定を防止できる回転信号検出装置を提供することを主目
的とし、この装置実現のために、エンジンのクランクシ
ャフトに同期して回転する回転体に複数形成された信号
発生用の被検出部を信号発生手段で検知して基準信号を
出力し、車両の速度を車速検出手段、エンジンにクラッ
チを介して接続するトランスミッションの変速段位置を
変速段検出手段、クラッチの断接をクラッチ検出手段で
それぞれ検出すると共に、これら各検出手段から出力さ
れる各信号を異常検出手段に入力して、その信号の入力
形態に応じて故障判定の是非を行なう。
【0006】具体的には、信号発生手段から出力される
ある基準信号と次の基準信号との間隔が所定時間経過し
た場合には基本的に故障と判定し、車速検出手段から車
速ゼロ信号が出力され、クラッチ検出手段からクラッチ
接信号がそれぞれ出力され、かつ変速段検出手段からニ
ュートラル信号が出力されない場合には故障判定を実行
しないプログラムを内蔵している。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明にかかる回転信号検出装置
は、信号発生用の被検出部が複数形成されてクランクシ
ャフトと同期回転する回転体と、被検出部を検知して基
準信号を発生する信号発生手段と、車両の速度を検出す
る車速検出手段と、トランスミッションの変速段位置を
検出する変速段検出手段と、クラッチの断接を検出する
クラッチ検出手段と、信号発生手段から出力されるある
基準信号と次の基準信号との間隔が所定時間経過した場
合に故障と判定する異常検出手段とを備え、この異常検
出手段に、車速検出手段から車速ゼロ信号、クラッチ検
出手段からクラッチ接信号が出力され、変速段検出手段
からニュートラル信号が出力されない場合には故障と判
定をしないプログラム機能を設けた。これにより、たと
え信号発生手段からの信号情報が故障を示す信号形態で
あっても、速度がゼロでクラッチが接状態、かつトラン
スミッションがニュートラル以外でないと、走行中にお
ける車輪のロック状態と推定して故障判定が実行され
ず、誤った故障判定が回避される。
【0008】この回転信号検出装置を、信号発生手段か
ら出力される基準信号を用いて燃料噴射制御を行なう蓄
圧式燃料噴射装置と組み合わせて用いても良い。この場
合においても、車速検出手段やクラッチ検出手段から車
速ゼロ信号やクラッチ接信号が出力され、変速段検出手
段からニュートラル信号が出力されないと故障判定が行
なわれない。つまり、走行中における車輪のロック状態
時には、故障判定を行なわないので、ロック状態が解除
されれば通常の走行が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1に示す回転信号検出装置は、4サイクル
6気筒エンジンEに適応したものである。この回転信号
検出装置は、クランクシャフト1に回転体となる円板2
が固定され、この円板2の外周に15°クランク角毎に
被検出部となる複数の突起3が形成されている。そし
て、同一中心上に位置する突起3の内の、例えば第1気
筒の上死点TDCまたは6気筒の上死点を示す基準位置
に対応する部位に欠歯部4を形成している。
【0010】クランクシャフト1と図示しない歯車機構
を介して同期するカムシャフト5は、クランクシャフト
1の回転の1/2で回転するようになっている。カムシ
ャフト5には、その外周に120°クランク角毎に突起
7が形成された円板6が固定されている。つまり、突起
7は、円板6の外周に60°毎に配置されている。そし
て、第1気筒の上死点を示す基準位置に対応する突起7
の直前には、余分端8が形成されている。
【0011】これら二つの円板2,6の近傍には、突起
3,7及び余分歯8が通過する毎に信号を発生する信号
発生手段としての電磁ピックアップ10,11がそれぞ
れ配置されている。ここでは電磁ピックアップ10から
の出力信号をエンジン回転信号(Ne信号)とし、電磁
ピックアップ11からの出力信号を気筒判別パルス(G
信号)としている。これら2つの信号は、基本信号を構
成し、波形成形回路12で波形成形された後、同回路1
2を介して電磁ピックアップ10,11と接続する異常
検出手段13に入力される。
【0012】異常検出手段13は、周知のマイクロコン
ピータからその主要部を構成されていて、入力されるt
Ni信号及びtGi信号に基づいて気筒判別及びクランク角
を演算し、演算処理した結果に基づいて、燃料噴射制御
や点火時期制御等をその一部で実行する。また、異常検
出手段13には、車両の速度を検出する車速検出手段と
なる車速センサ14、クラッチ15を介してエンジンE
と連離するトランスミッション16のニュートラル位置
を検出する変速段検出手段となるニュートラルスイッチ
17、クラッチ15の断接を検出するクラッチ検出手段
としてのスイッチ18、及び円板2,6の故障表示部と
なるウォーニングランプ22がそれぞれ接続されてい
る。
【0013】車速センサ14は、車輪21の回転を検出
して、その車速に応じた車速信号Vnを出力する。車速
センサ14は、車輪21の回転ではなく、駆動系の回転
体となる円板2,6の回転を検出して車速信号Vnを出
力する構成であっても良い。ここでは、特に車速がゼロ
であると車速ゼロ信号V0を出力するニュートラルスイ
ッチ17は、トランスミッション16を操作するシフト
部19に配置されていて、図示しないシフトレバーがニ
ュートラル位置にあるとオンとなりニュートラル信号N
を出力する。クラッチスイッチ18は、クラッチ15を
操作するクラッチペダル20が矢印方向に踏み込まれる
と、スイッチが切れ、図の平常状態時にあるとオン状態
となってクラッチ接信号Cを出力するようになってい
る。ここでは、ニュートラル位置を検知してその信号を
用いるが、トランスミッションが1速から7速の何れか
の変速段に位置していることを検出して、この検知信号
をニュートラル信号Nに換えて用いても良い。
【0014】異常検出手段13内には、Ne信号及びG
信号に基づいて円板2,6の故障判定を行なう共に、こ
れらNe信号及びG信号における、ある信号tNi,tGi
と次の信号tNi-1,tGi-1との間隔TNEi,TGiが所
定時間を経過し、かつ車速信号Vnが車速ゼロ信号V0
で、ニュートラル信号Nがなく、クラッチ接信号Cが入
力されると故障判定をしない制御ロジック部23を内蔵
されている。
【0015】ここで、気筒判別及び回転角位置の判別に
ついて説明する。図2に示すように、円板2の欠歯部4
に対応する位置で電磁ピックアップ10が発生するパル
ス信号の発生前4個のパルス信号の期間t中に、カムシ
ャフト5の余分歯8に対応するパルス信号を電磁ピック
アップ11が発生するか否かを検知することにより、第
1気筒または第6気筒かの判別を行なう。この場合、期
間t中に余分歯8に対応するパルス信号があり、その欠
歯部4の検知直前のパルス信号に対応する位置が第1気
筒の上死点を示す。すなわち、クランクシャフト1と一
体回転する欠歯部4の検出後のパルス信号前4パルス信
号が発生される期間tにカムシャフト5上の余分歯8に
対応するパルス信号が検出されないのであれば、欠歯部
4の検出直後のパルス信号が発生する位置を第6気筒の
上死点と判別し、余分歯8を示すパルス信号が検出され
るのであれば第1気筒の上死点と判別する。このよう
に、通常の運転状態時、クランクシャフト1の1回転の
範囲内で第1気筒か第6気筒かが判別され、また、第1
気筒の上死点または第6気筒の上死点の各回転角位置が
検出される。
【0016】制御ロジック部23は、図3、図4に示す
ように、クランクシャフト1側の第1電磁ピックアップ
10が発生する信号に基づいて故障判定する故障判定ル
ーチンと、カムシャフト5側の第2電磁ピックアップ1
1が発生する信号に基づく故障判定ルーチンとを備えて
いる。
【0017】先ず、図3に示す故障判定ルーチンを用い
た故障判定について説明する。ステップA1でクランク
シャフト1の回転に応じて第1電磁ピックアップ10が
発生するパルス立上り時刻(tNi)と車速信号(Vn)
を取り込み、ステップA2でこのパルス立上り時刻(t
Ni)と前回のパルス立上り(tNi-1)とから経過時間T
NEi=(tNi)−(tNi-1)を算出し、ステップA3
で経過時間TNEiが設定した所定時間(ここでは0.
5秒)以上であるか否かを判断する。そして、経過時間
TNEi≧0.5秒であると、ステップA4に進み本願
の要部となる故障判定回避モードとなり、経過時間Tn
ei<0.5秒であると、通常の故障判別モードを実行
し、ステップA8で時刻Tni前クランクシャフト1が
1回転する期間のパルス入力数が所定個数であるか否か
を判別する。この所定個数は、円板2に形成される突起
3の個数に等しく、ここでは23個となっている。そし
て、ステップA8において、このパルス入力数が23個
なければステップA7に進んでパルスの経過時間TNE
iが所定時間を超えたと断定して円板2のパルス異常と
判定し、ステップA11でウォーニングランプ22を点
燈させ、パルス入力数が23個あると、ステップA9に
進み円板2のパルスが正常であると判定する。このパル
スが正常である場合には、ステップA10で回転数NE
を算出する。
【0018】ステップA4の故障判定回避モードとなる
と、車速センサ14、クラッスイッチ18、ニュートラ
ルスイッチ17からの各信号の入力状態が判断される。
先ずA4ステップにおいて車速信号Vnが車速ゼロ信号
0であり、ステップA5でクラッチ接信号Cが入力さ
れ、ステップA6でニュートラル信号Nが入力されない
と、すなわち、このステップA4からステップA6まで
の3つの条件が揃うと、車輪21のロック状態と仮定
し、いきなりの異常判定は実施せず一旦ステップA8に
進む。そして、このステップA8において、上述同様パ
ルス入力数を判別して、所定個数あれば、ステップA9
に進み円板2のパルスが正常であると判定して異常判定
を行なわない。
【0019】一方、ステップA4,A5で各信号V0
Cが入力されない場合は、通常の故障判別モードを実行
すべくステップA8に進み、ステップA6において、N
信号が入力されると、既にパルスの経過時間TNEi
所定時間を経過しているので、ステップA7に進んで、
円板2の異常と判定し、ステップA11でウォーニング
ランプ22を点燈させる。
【0020】図4に示す故障判定ルーチンを用いた故障
判定について説明する。先ず、カムシャフト5の回転に
応じて第2電磁ピックアップ11が発生するパルス立上
り時刻tGiをステップB1で入力する。次いでステップ
B2でこのパルス立上り時刻tGiと前回のパルス立上り
(tGi-1)とから経過時間TGi=(tGi)-(tGi-1)を
算出し、ステップB3で経過時間TGiが4秒以上であ
るか否かを判断する。そして、経過時間Tgi≧4秒で
あると、ステップB4に進み本願の要旨となる故障判定
回避モードとなり、経過時間Tgi<4秒であると、通
常の故障判別モードを実行し、ステップB8で時刻tGi
前カムシャフト5が1回転する期間のパルス入力数が所
定個数であるか否かを判別する。この所定個数は、円板
6に形成される突起7の個数と余分歯8の総和に等し
く、ここでは7個となっている。そして、ステップB8
において、このパルス入力数が7個なければステップB
7に進んでパルスの経過時間TGiが所定時間を超えた
と断定して円板6のパルス異常と判定し、ステップB1
1でウォーニングランプ22を点燈させ、パルス入力数
が7個あると、ステップB9に進み円板6のパルスが正
常であると判定する。パルスが正常である場合にはステ
ップ10で回転数NEを算出する。
【0021】ステップB4で故障判定回避モードとなる
と、車速センサ14、クラッスイッチ18、ニュートラ
ルスイッチ17からの各信号の入力状態が判断される。
先ずB4ステップにおいて車速信号Vnが車速ゼロ信号
0であり、ステップB5でクラッチ接信号Cが入力さ
れ、ステップB6でニュートラル信号Nが入力されない
と、すなわち、このステップB4からステップB6まで
の3つの条件が揃うと、車輪21のロック状態と仮定し
ていきなり異常判定は実施せず一旦ステップB8に進
む。そして、このステップB8において、上述同様パル
ス入力数を判別して、所定個数あれば、ステップB9に
進み円板6のパルスが正常であると判定して異常判定を
行なわない。
【0022】一方、ステップB4,B5で各信号V0
Cが入力されない場合は、通常の故障判別モードを実行
すべくステップB8に進み、ステップB6において、N
信号が入力されると、既にパルスの経過時間TGiが所
定時間を経過しているので、ステップB7に進んで、円
板6の異常と判定し、ステップB11でウォーニングラ
ンプ22を点燈させる。
【0023】このように、各故障判定ルーチンに、クラ
ッチ信号C、車速ゼロ信号V0が入力され、かつニュー
トラル信号Nが入力されない場合には、故障判定を即座
に行なわないように制御するので、走行中にエンジンE
が停止した時には、回転体2,6の故障ではないと判断
される。従って、回転体2,6の異常を知らせるウォー
ニングランプ22は点燈しないので、ドライバーに誤っ
た情報を与えなくて済み、部品交換などの非必要な作業
をしなくて良くなる。
【0024】上述した回転信号検出装置を蓄圧式燃料噴
射装置に適用する場合、電磁ピックアップ11からの出
力信号を気筒判別パルス(G信号)、ステップA10,
B10で算出される回転数NEをエンジン回転信号とし
て、蓄圧式燃料噴射装置の周知の燃料噴射制御や点火時
期制御等、あるいはコモン圧制御の基準信号として用い
ても良い。このようすれば、車輪21がロックした場合
であっても、回転体2,6が異常と判断されないので、
各種制御が正しく行なわれて走行可能な状態が保持され
ることとなる。
【0025】上述した例では、被検出部として突起3,
7及び余分端8を用いたが、これに限定されるものでは
なく、別の例としては円板2,6に設けた複数のスリッ
トであっても良い。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、路面状況
やブレーキの掛け方によって車輪がロック状態となった
場合でもセンサの故障判定が行なわれず、その表示が行
なわれないので、誤った故障判定を防止できると共に、
部品交換等の不必要な作業をしなくて済む。
【0027】請求項2記載の発明によれば、蓄圧式燃料
噴射装置を備える場合でも、このような誤った故障判定
が行なわれないので、車輪の状態が回復することで燃料
噴射等が正しく行なわれ走行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回転信号検出装置の概
略構成図である。
【図2】信号発生手段が発生する信号を示す特性図であ
る。
【図3】本発明の要部となる故障判定ルーチンの一例を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の要部となる故障判定ルーチンの別の例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 クランクシャフト 2,6 回転体 3,7,8 被検出部 10,11 信号発生手段 13 異常検出手段 14 車速検出手段 15 クラッチ 16 トランスミッション 17 変速段検出手段 18 クラッチ検出手段 C クラッチ接信号 E エンジン N ニュートラル信号 V0 車速ゼロ信号 Ne,G 基準信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのクランクシャフトに同期して回
    転すると共に、信号発生用の被検出部が複数形成された
    回転体と、 上記被検出部を検知して基準信号を発生する信号発生手
    段と、 上記エンジンを搭載する車両の速度を検出する車速検出
    手段と、 上記エンジンにクラッチを介して接続するトランスミッ
    ションの変速段位置を検出する変速段検出手段と、 上記クラッチの断接を検出するクラッチ検出手段と、 上記信号発生手段から出力されるある基準信号と次の基
    準信号との間隔が所定時間経過した時に、上記車速検出
    手段からの車速ゼロ信号が入力され、上記クラッチ検出
    手段からクラッチ接信号が入力され、かつ、上記変速段
    検出手段からニュートラル信号が入力されない場合には
    故障と判定しない異常検出手段とを具備する回転信号検
    出装置。
  2. 【請求項2】上記信号発生手段から出力される基準信号
    を用いて燃料噴射制御を行なう蓄圧式燃料噴射装置に適
    用したことを特徴とする請求項1記載の回転信号検出装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008025512A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Hitachi Ltd 内燃機関の回転角センサ診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025512A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Hitachi Ltd 内燃機関の回転角センサ診断装置
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