JPH0526373Y2 - - Google Patents

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JPH0526373Y2
JPH0526373Y2 JP3368188U JP3368188U JPH0526373Y2 JP H0526373 Y2 JPH0526373 Y2 JP H0526373Y2 JP 3368188 U JP3368188 U JP 3368188U JP 3368188 U JP3368188 U JP 3368188U JP H0526373 Y2 JPH0526373 Y2 JP H0526373Y2
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transmission
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車両用自動変速装置に関する。
[従来の技術] 走行燃費とイージードライブを両立させるオー
トマツチツクシステムとして、従来のメカニカル
クラツチ、変速機に変速機入力軸回転数検出手段
であるカウンターシヤフト回転センサ、変速機出
力回転数センサである車速センサを設け、クラツ
チおよび変速機を操作するアクチユエータを付加
して、これらを制御手段である制御ユニツトによ
り制御するセミオートマチツク車両用自動変速機
は種々知られている(例えば本出願人による実開
昭62−90235号公報等)。
また、前記両検出手段の故障を判定する技術も
知られている(例えば特開昭60−11753号公報)。
[考案が解決しようとする課題] 前記の回転数検出手段の故障を判定する技術
は、カウンタシヤフト回転センサと車速センサの
故障を判断するもので、エンジン回転センサの故
障の判定は行わない。
しかし、エンジン回転センサの故障が不明な場
合は、不明な場合に発生するおそれがあるエンジ
ンの異常吹上げ、エンジン全閉バルブの異常通電
や変速時のギヤ鳴り等を防止することができな
い。
本考案は、エンジン回転数、変速機入力回転数
および変速機出力軸回転数の各検出手段の故障判
定を行う車両用自動変速装置を提供することを目
的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、エンジン回転数検出手段3
6、変速機入力軸回転数検出手段32、変速機出
力軸回転数検出手段33、クラツチペダル踏込検
出手段37、クラツチストローク検出手段21、
変速機シフト位置検出手段34およびシフトレバ
ー位置検出手段16からの信号に基づき、 制御ユニツト40によりメカルカルクラツチ2
0が切断され、変速機30がシフトされる車両用
自動変速装置において、 前記制御ユニツト40は、 クラツチペダルが踏まれているか否かおよびク
ラツチ20が接続されているか否かを判定するク
ラツチ判定回路42と、 変速機30がシフトされているか否かおよび変
速中でないか否かを判定するシフトチエンジ判定
回路41と、 回転センサ故障判定回路43とよりなり、 前記回転センサ故障判定回路43は、変速機出
力軸の回転数が一定値以上のときに、エンジンの
回転数をNEとし、変速機出力軸の回転数をNV
とし、変速機の入力軸の回転数をNGとした場合
に、下記の3つの式 式1:0.5(NE+NV)≦NG+NV ≦1.5(NE+NV) 式2:0.5(NV+NG)≦NE+NG ≦1.5(NV+NG) 式3:0.5(NG+NE)≦NV+NE ≦1.5(NG+NE) が真か否かを判定する機能を有し、かつ式1が否
で式2が否で式3が真のときはエンジン回転数検
出36が故障と判断し、 式1が否で式2が真で式3が否のときは変速機
入力軸回転数検出手段37が故障と判断し、 式1が真で式2および式3が共に否のときは変
速機出力軸回転数検出手段33が故障であると判
断する機能を有している。
[作用] このように式1、式2、式3により判断するの
で、エンジン回転数検出手段、変速機入力軸回転
数検出手段および変速機出力軸回転数検出手段の
うちのいずれか1つが故障してもどの回転数検出
手段が故障したかを知ることができ、又、0.5,
1.5という係数を使用することで演算時間も早く、
この種の車両の自動変速装置に適用して安全性を
高めることができる。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の実施例の全体構成図、第2図
は制御ブロツク図を示す。図において、エンジン
10にはメカニカルクラツチ20を介してノンシ
ンクロ式の変速機30が取付けられ、その出力軸
はプロペラシヤフト31を介して図示されないリ
アアクスルに連結されている。
前記エンジン10には排気ブレーキアクチユエ
ータ11と、燃料噴射ポンプ12のラツクの位置
を検出するアクセル開度センサ14と、メカニカ
ルガバナ13を制御するカクセル制御装置50が
設けられ、該装置50にはアクセル全閉バルブ5
1とアクセル全開バルブ52が設けられ。また、
エンジン回転数検出であるエンジン回転センサ3
6が設けられている。
前記クラツチ20には、クラツチストローク検
出手段であるクラツチストロークセンサ21と、
クラツチを断接するクラツチアクチユエータ22
が設けられている。
前記変速機30には、変速機入力軸回転数検出
手段であるカウンタシヤフト回転センサ32と、
変速機出力軸回転数を検出手段である車速センサ
33と、変速機シヤフト位置検出手段であるシフ
ト位置センサ34と、変速機をシフト操作するシ
フトチエンジアクチユエータ35が設けられてい
る。
一方、図示されない運転室に設けられ、シフト
レバー位置検出手段であるセレクタ16はシフト
レバー16aでリバーR、1速から6速までの6
レンジ、オートAおよびニユートラルNを指定で
き内部に各レンジに対応するスイツチを備えてい
る。15はアクセルペダル15でアクセル制御装
置50の一部に連結されている。なお、図中符号
37はクラツチペダル踏込検出手段であるクラツ
チペダルスイツチである。そして、こられセンサ
機器類11,14,15,16,21,22,3
2,33,34,35,36,37,51および
52は自動変速装置の制御ユニツト40に接続さ
れている。
第2図において、制御ユニツト40には、それ
ぞれ判定手段であるセレクタ16とシフト位置セ
ンサ34とからの信号に基づき、変速機30がシ
フトされ、かつ変速中でないか否かを判定するシ
フトチエンジ判定回路41と、図示しないクロツ
クを備えたクラツチペダルスイツチ37とクラツ
チストロークセンサ21とからの信号に基づき、
クラツチペダルが踏まれなくクラツチ20が接続
されているか否かを判定するクラツチ判定回路4
2と、エンジン回転センサ36、カウンタシヤフ
ト回転センサ32および車速センサ33からの信
号に基づき、これら回転センサが故障しているか
否かを判定する回転センサ故障判定回路43とが
設けられている。この故障の判定は、第6図に示
す態様で行う。
ここで、NE,NGおよびNVは、それぞれエン
ジン回転センサ36、カウンタシヤフト回転セン
サ32および車速センサ33からの回転数を基準
回転数(例えばカウンタシヤフト回転センサ32
を取付けているメイン・リバースギヤの回転数)
に換算した値であり、判定は具体的に次のように
行う。
第3図、第4図および第5図は、それぞれ回転
数のチエツクを行うか否かの判定フロー、エンジ
ン回転センサ36、カウンタシヤフト回転センサ
32が故障しているか否かの判定フローおよび車
速センサ33が故障しているか否の判定フローを
示している。
第3図において、クラツチ判定回路42は、ク
ラツチペダルスイスチ37からの信号に基づき、
クラツチペダルが踏まれていないか否かを判定す
る(ステツプS1)。YESだつたら、クラツチスト
ロークセンサ21からの信号に基づき、クラツチ
20が接続されているか否かを判定する(ステツ
プS2)。YESだつたら、シフトチエンジ判定回路
41は、セレクタ16からの信号に基づき、変速
機30がシフトされているか否かを判定する(ス
テツプS3)YESだつたら、シフト位置センサ3
4からの信号に基づき、変速中でないか否かを判
定する(ステツプS4)。YESだつたら、クロツク
により変速後2秒(通常2秒で安定する)経過し
ているか否かを判定する(ステツプS5)。YESだ
つたら、回転センサ故障判定回路43は車速セン
サ33からの信号に基づき、車速(換算値NV)
が10Km/hより大きいか否かを判定する(ステツ
プS6)。YESだつたら、第4図のフローに移り、
NOの場合は、カウンタシヤフト回転センサ32
からの信号に基づき、ギヤ回転(換算値NG)が
1600tpmより大きいか否かを判定する(ステツプ
S14)。YESだつたら、第5図のフローに移り、
NOの場合は、ステツプS1にリターンする。ま
た、ステツプS1ないしS5がNOの場合は、ステツ
プS1にリターンする。
第4図におい、回転センサ故障判定回路43
は、式1が真か否かを判定する(ステツプS7)。
NOの場合は、式2が真か否かを判定する(ステ
ツプS8)。NOの場合は、式3が真か否かを判定
する(ステツプS9)、YESだつたら、エンジン回
転センサ36が故障であると判定する(ステツプ
S10)。ステツプS8がYESだつたら、式3が真か
否かを判定し(ステツプS11)、NOの場合は、カ
ウンタシヤフト回転センサ32が故障であると判
定する(ステツプS12)。また、ステツプS7,S11
がYESの場合およびステツプS9がNOの場合は、
エンジン回転センサ32、カウンタシヤフト回転
センサ32はともに清浄であると判定する(ステ
ツプS13)。
第5図において、回転センサ故障判定回路43
は、式1が真であるか否かを判定する(ステツプ
S15)。YESだつたら、式2が真であるか否かを
判定する(ステツプS16)。NOの場合は、式3が
真であるか否かを判定し(ステツプS17)。NOの
場合は、車速センサ33が故障であると判定する
(ステツプS18)。ステツプS15がNOの場合および
ステツプS16,S17がYESの場合は、車速センサ
33は正常であると判定する(ステツプS19)。
第6図は第3図、第4図および第5図のフロー
チヤートをまとめて表示した図表であり、エンジ
ン回転数NEの検出手段36、変速機入力軸回転
数NGの検出手段32および変速機出力軸回転数
NVの検出手段33の故障の判断の態様が表示さ
れている。
[考案の効果] 本考案は以上説明したように構成されているの
で、従来装置においてはカウンタシヤフト回転セ
ンサと車速センサの故障を判定するに対し、更
に、エンジン回転センサの故障をも判定し、エン
ジンの異常吹上げ、アクセル全閉バルブの異常通
電や変速時のギヤ鳴りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体構成図、
第2図は制御ブロツク図、第3図、第4図および
第5はそれぞれ判定のフローチヤート図、第6図
は判定の一態様を示す図表である。 16……セレクタ、21……クラツチストロー
クセンサ、32……カウンタシヤフト回転セン
サ、33……車速センサ、34……シフト位置セ
ンサ、36……エンジン回転センサ、37……ク
ラツチペダルスイツチ、40……制御ユニツト、
41……シフトチエンジ判定回路、42……クラ
ツチ判定回路、4……回転センサ故障判定回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン回転数検出手段36、変速機入力軸回
    転数検出手段32、変速機出力軸回転数検出手段
    33、クラツチペダル踏込検出手段37、クラツ
    チストローク検出手段21、変速機シフト位置検
    出手段34およびシフトレバー位置検出手段16
    からの信号に基づき、 制御ユニツト40によりメカニカルクラツチ2
    0が断続され、変速機30がシフトされる車両用
    自動変速装置において、 前記制御ユニツト40は、 クラツチペダルが踏まれているか否かおよびク
    ラツチ20が接続されているか否かを判定するク
    ラツチ判定回路42と、 変速機30がシフトされているか否かおよび変
    速中でないか否かを判定するシフトチエンジ判定
    回路41と、 回転センサ故障判定回路43とよりなり、 前記回転センサ故障判定回路43は、変速機出
    力軸の回転数が一定値以上のときに、エンジンの
    回転数をNEとし、変速機出力軸の回転数をNV
    とし、変速機の入力軸の回転数をNGとした場合
    に、下記の3つの式 式1:0.5(NE+NV)≦NG+NV ≦1.5(NE+NV) 式2:0.5(NV+NG)≦NE+NG ≦1.5(NV+NG) 式3:0.5(NG+NE)≦NV+NE ≦1.5(NG+NE) が真か否かを判定する機能を有し、かつ式1が否
    で式2が否で式3が真のときはエンジン回転数検
    出手段36が故障と判断し、 式1が否で式2が真で式3が否のときは変速機
    入力軸回転数検出手段37が故障と判断し、 式1が真で式2および式3が共に否のときは変
    速機出力軸回転数検出手段33が故障であると判
    断する機能を有していることを特徴とする車両用
    自動変速装置。
JP3368188U 1988-03-16 1988-03-16 Expired - Lifetime JPH0526373Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005351326A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Nissan Diesel Motor Co Ltd 自動変速装置

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JP2005351326A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Nissan Diesel Motor Co Ltd 自動変速装置

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JPH01139152U (ja) 1989-09-22

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