JPH1037376A - 天井野縁、天井、建物ユニット、及び建物 - Google Patents

天井野縁、天井、建物ユニット、及び建物

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JPH1037376A
JPH1037376A JP8192418A JP19241896A JPH1037376A JP H1037376 A JPH1037376 A JP H1037376A JP 8192418 A JP8192418 A JP 8192418A JP 19241896 A JP19241896 A JP 19241896A JP H1037376 A JPH1037376 A JP H1037376A
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JP
Japan
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ceiling
piece
edge
horizontal
attached
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Pending
Application number
JP8192418A
Other languages
English (en)
Inventor
Chika Iri
知香 伊理
Katsunori Onishi
克則 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井梁に台風、地震等の際に大きな荷重が加
わったときに、天井梁に加わる荷重に対して対抗できる
天井野縁、天井、建物ユニット、及び建物を提供する。 【解決手段】 縦片部11の上下部に横片13、14が
設けられ、下部横片14の先端から下方に垂片141が
垂設され、垂片141の下端から横方向に取付片142
が延設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井野縁、天井、
建物ユニット、及び建物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特公昭57−11970
号公報、特公昭58−37462号公報等に記載されて
いるように、両端下方に角状切欠部が設けられた木製の
野縁が知られている。
【0003】このような従来の木製の天井野縁において
は、図6、7に示すように、ほぼ平行に配設された溝形
材からなる天井梁2、2の下部フランジ23の上面に木
製の天井野縁1aの切欠部144の下面が載置され、天
井野縁1aと下部フランジ22とがボルトBにより取付
けられ、天井野縁1aの下面に天井板31が取付けられ
るものである。尚、図6において、5は建物ユニットの
柱、51は柱5の上下端に設けられたジョイントピー
ス、6は床、61は床梁、62は小梁、7は妻梁であ
る。図7において、Pは電線管、水道管、排水管等の配
管である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
天井野縁2においては、天井梁2、2の下部フランジ2
3にのみ取付けられているので、天井梁2、2に台風、
地震等の際に大きな荷重が加わったときは、天井野縁1
aは天井梁2、2に加わる荷重に対しては、大して対抗
できるものではなかった。
【0005】本発明は、従来の天井野縁における、この
ような問題点に着目してなされたものであり、その目的
とするところは、上記の問題を解決し、天井梁に台風、
地震等の際に大きな荷重が加わったときは、天井梁に加
わる荷重に対して対抗できる天井野縁、天井、建物ユニ
ット、及び建物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明天井野縁は、縦片部の上下部
に横片が設けられ、下部横片の先端から下方に垂片が垂
設され、垂片の下端から横方向に取付片が延設されてい
ることを特徴とするものである。
【0007】又、請求項2記載の本発明天井野縁は、請
求項1記載の天井野縁において、厚さが0.5〜1.0
mmの薄肉鋼板からなることを特徴とするものである。
【0008】又、請求項3記載の本発明天井は、ほぼ平
行に配設された天井梁に跨がって複数本の請求項1記載
の天井野縁が間隔をおいて並設され、天井梁はウエブの
上下部にフランジが設けられた溝形材からなり、天井野
縁の上部横片が天井梁の上部フランジに取付けられると
共に天井野縁の下部横片が天井梁の下部フランジに取付
けられていることを特徴とするものである。
【0009】又、請求項4記載の本発明建物ユニット
は、請求項3記載の天井が設けられていることを特徴と
するものである。
【0010】又、請求項5記載の本発明建物は、請求項
4記載の天井付き建物ユニットが設けられていることを
特徴とするものである。
【0011】本発明において、天井野縁、天井梁、建物
ユニットの材質としては、ある程度の強度を備え、天井
梁に取付けることかでき、天井材を取付けることができ
るものであれば、いずれでもよいものであって、特に限
定されるものではないが、例えば、鋼、アルミニウム等
の金属やFRP、硬質塩化ビニル樹脂等の合成樹脂や木
材等が単独もしくは適宜組み合わせて使用できる。
【0012】〔作用〕請求項1記載の本発明天井野縁に
おいては、縦片部の上下部に横片が設けられているの
で、上部横片において天井梁の上部フランジに取付ける
ことができると共に下部横片において天井梁の下部フラ
ンジに取付けることができ、天井梁の下部フランジのみ
ならず上部フランジにも取付けることかできるので、天
井梁に台風、地震等の際に大きな荷重が加わったとき
は、天井野縁は天井梁に加わる荷重に対しては充分対抗
できる。
【0013】又、請求項1記載の本発明天井野縁におい
ては、下部横片の先端から下方に垂片が垂設され、垂片
の下端から横方向に取付片が延設されているので、取付
片は叙上のようにして本発明天井野縁を天井梁に取付け
た際には、取付片は天井梁の下面より下方に位置し、天
井梁の下面より下方に位置した取付片に天井野縁固定用
リベット等に当たることなく天井材等を取付けることか
できる。
【0014】又、請求項2記載の本発明天井野縁におい
ては、厚さが0.5〜1.0mmの薄肉鋼板からなるの
で、従来の木製天井野縁と比較して品質一定であって、
寸法精度がよく、かしめ、リベット等により取付けるこ
とができ、取付けが容易となり、コストも安く、白蟻等
の虫害にも強い。
【0015】又、請求項3記載の本発明天井において
は、ほぼ平行に配設された天井梁に跨がって複数本の請
求項1記載の天井野縁が間隔をおいて並設され、天井梁
はウエブの上下部にフランジが設けられた溝形材からな
り、天井野縁の上部横片が天井梁の上部フランジに取付
けられると共に天井野縁の下部横片が天井梁の下部フラ
ンジに取付けられているので、頑丈な梯子状構造とな
り、台風、地震等の際に大きな荷重が加わったときにも
充分耐えることができる。
【0016】又、請求項4記載の本発明建物ユニットに
おいては、請求項3記載の天井が設けられているので、
予め工場において大量に製造しておくことにより品質一
定であり、安価に提供でき、しかも頑丈であり、台風、
地震等の際に大きな荷重が加わったときにも充分耐える
ことができる。
【0017】又、請求項5記載の本発明建物において
は、請求項4記載の天井付き建物ユニットが設けられて
いるので、頑丈であり、台風、地震等の際に大きな荷重
が加わったときにも充分耐えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明天井野縁の一例
を示す斜視図である。
【0019】図1において、1は本発明天井野縁、11
は本発明天井野縁1の縦片部であり、縦片部11の端部
には円形開口部12が穿設され、この円形開口部12は
風通しと配線配管挿通孔とを兼ねている。円形開口部1
2から延設された短筒部121は配線配管を挿通する場
合のガイドとなる。13は縦片部11の上部に設けられ
た横片、131は横片13の先端を下方に折曲すること
により設けられた補強用折曲片、14は縦片部11の下
部に設けられた横片であり、横片14の先端から下方に
垂片141が垂設され、垂片141の下端から横方向に
取付片142が延設され、取付片142の先端が上方に
折曲することにより補強用折曲片143が設けられてい
る。144は横片14の両端下方に設けられた切欠部で
ある。
【0020】本発明天井野縁1は厚さ0.5〜1.0m
m程度の薄肉鋼板を折曲加工することにより製作されて
いる。本発明天井野縁1の高さH1は212mm、垂片
141の高さH2は22mm、補強用折曲片131の高
さH3は10mm、補強用折曲片143の高さH4は5
mmである。横片13、14の幅W1は25mm、取付
片142の幅W2は38mmである。
【0021】図2は本発明天井野縁1の使用態様の一例
を示す分解斜視図、図3は図2のIII−III線にお
ける一部切欠断面図、図4は図2のIV−IV線におけ
る断面図、図5は要部拡大正面図である。図2〜5にお
いて、2は溝形鋼からなる天井梁であり、天井梁2はウ
エブ21の上下にフランジ22、23が設けられて構成
されている。各天井梁2、2は各開口部を互いの方向に
向けてほぼ平行に並設されている。
【0022】各天井梁2、2の間に複数個の本発明天井
野縁1、1・・が一定間隔を隔てて設けられ、各天井野
縁1、1・・は、図3、4に示すように、上部横片13
が天井梁2の上部フランジ22にリベットRにより取付
けられ、下部横片14が天井梁2の下部フランジ23に
リベットRにより夫々取付けられることにより各天井梁
2、2の間に取付けられている。
【0023】図2〜4において、3は厚さ12.5mm
の石膏ボードからなる天井下地材であり、天井下地材3
は天井野縁1、1・・の取付片142に図示しないタッ
ピングネジにより取付けられている。天井下地材3の下
面には図示しない天井板が取付けられるようになってい
る。
【0024】図4、5において、4は天井野縁1の上面
に取付けられた厚さ9mmの石膏ボード、41は石膏ボ
ード4の上面に取付けられた厚さ9mmの足場板であ
る。天井野縁1の上面に石膏ボード4及び足場板41が
設けられているので、運搬中、もしくは保管中に、これ
らの上にシートで覆っても、図6に示すような従来の天
井のようにシートの上面に凹面が生じ、凹面に雨水等が
溜まるような弊害はなく、又、このような天井の組み立
て時に、相隣る天井間に段差がなくなり作業性が改善さ
れる。
【0025】図5において、42は天井野縁1の端部付
近に図示しないタップネジにより取付けられた木製野縁
であり、木製野縁42の下方に合板43が取付けられ、
合板43の一側面には天井下地材3の側面が密接され、
合板43の他の一側面には隣りの部屋の天井下地材31
が密接され、合板43の下方には間仕切り壁44が設け
られている。
【0026】図2に示すように、ほぼ平行に並設された
天井梁2、2の間に複数個の天井野縁1、1・・が取付
けられ、天井野縁1、1・・の下方に天井板が取付けら
れることにより天井が構成される。
【0027】図2において、5は建物ユニットの角形鋼
管製柱であり、柱5の上下端にはジョイントピース51
が取付けられ、柱5の上端のジョイントピース51に天
井梁2、2の両端が取付けられると共に、柱5の下端の
ジョイントピース51に梯子状の床6の溝形鋼製床梁6
1の両端が取付けられることにより建物ユニットUが構
成される。尚、7は柱5の上下端のジョイントピース5
1間に設けられた溝形鋼製妻梁、62は床6の床梁61
間に設けられた溝形鋼製小梁である。
【0028】図2に示すような建物ユニットUが複数個
組み合わされることにより建物が構成されるようになっ
ている。
【0029】以上、本発明の実施の形態を図により説明
したが、本発明の具体的な構成は図示の実施の形態に限
定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計変更は本発明に含まれる。例えば、図示の実施の形
態のように、天井野縁1を薄肉鋼板を曲折加工して製作
する代わりに、引き抜き成形、或いは、溶接により複数
枚の薄肉鋼板を繋ぎ合わせる等により製作してもよい。
【0030】又、天井野縁の下方に天井下地材3を取り
付ける代わりに直接天井材を取り付けるようにしてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の本発明天井野縁において
は、上部横片において天井梁の上部フランジに取付ける
ことができると共に下部横片において天井梁の下部フラ
ンジに取付けることができ、天井梁の下部フランジのみ
ならず上部フランジにも取付けることかできるので、天
井梁に台風、地震等の際に大きな荷重が加わったとき
は、天井野縁は天井梁に加わる荷重に対しては充分対抗
できる。
【0032】又、請求項1記載の本発明天井野縁におい
ては、取付片は叙上のようにして本発明天井野縁を天井
梁に取付けた際には、取付片は天井梁の下面より下方に
位置し、天井梁の下面より下方に位置した取付片に天井
野縁固定用リベット等に当たることなく天井材等を取付
けることかできる。
【0033】又、請求項2記載の本発明天井野縁におい
ては、厚さが0.5〜1.0mmの薄肉鋼板からなるの
で、従来の木製天井野縁と比較して品質一定であって、
寸法精度がよく、かしめ、リベット等により取付けるこ
とができ、取付けが容易となり、コストも安く、白蟻等
の虫害にも強い。
【0034】又、請求項3記載の本発明天井において
は、頑丈な梯子状構造となり、台風、地震等の際に大き
な荷重が加わったときにも充分耐えることができる。
【0035】又、請求項4記載の本発明建物ユニットに
おいては、予め工場において大量に製造しておくことに
より品質一定であって安価に提供でき、しかも頑丈であ
り、台風、地震等の際に大きな荷重が加わったときにも
充分耐えることができる。
【0036】又、請求項5記載の本発明建物において
は、請求項3記載の天井付き建物ユニットが設けられて
いるので、頑丈であり、台風、地震等の際に大きな荷重
が加わったときにも充分耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明天井野縁の一例を示す一部切欠斜視図。
【図2】図1に示す本発明天井野縁の使用態様を示す分
解斜視図。
【図3】図2のIII−III線における一部切欠断面
図。
【図4】図2のIV−IV線における一部切欠断面図。
【図5】図2の要部拡大断面図。
【図6】従来の天井野縁の使用態様を示す分解斜視図。
【図7】従来の天井野縁の他の使用態様を示す断面図。
【符号の説明】
1 天井野縁 11 縦片 12 開口部 13 横片 14 横片 141 垂片 142 取付片 143 補強用曲折片 2 天井梁 21 ウエブ 22、23 フランジ 3 天井下地材 4 石膏ボード 41 足場板 42 木製野縁 43 合板 44 間仕切り壁 5 柱 51 ジョイントピース R リベット U 建物ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦片部の上下部に横片が設けられ、下部
    横片の先端から下方に垂片が垂設され、垂片の下端から
    横方向に取付片が延設されていることを特徴とする天井
    野縁。
  2. 【請求項2】 厚さが0.5〜1.0mmの薄肉鋼板か
    らなることを特徴とする請求項1記載の天井野縁。
  3. 【請求項3】 ほぼ平行に配設された天井梁に跨がって
    複数本の請求項1記載の天井野縁が間隔をおいて並設さ
    れ、天井梁はウエブの上下部にフランジが設けられた溝
    形材からなり、天井野縁の上部横片が天井梁の上部フラ
    ンジに取付けられると共に天井野縁の下部横片が天井梁
    の下部フランジに取付けられていることを特徴とする天
    井。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の天井が設けられているこ
    とを特徴とする建物ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の天井付き建物ユニットが
    設けられていることを特徴とする建物。
JP8192418A 1996-07-22 1996-07-22 天井野縁、天井、建物ユニット、及び建物 Pending JPH1037376A (ja)

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