JPH1037314A - 建築物及び建築物の建築方法 - Google Patents

建築物及び建築物の建築方法

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JPH1037314A
JPH1037314A JP20798196A JP20798196A JPH1037314A JP H1037314 A JPH1037314 A JP H1037314A JP 20798196 A JP20798196 A JP 20798196A JP 20798196 A JP20798196 A JP 20798196A JP H1037314 A JPH1037314 A JP H1037314A
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JP
Japan
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roof
pillar
rotatably connected
eaves
column
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JP20798196A
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Seiroku Ushiba
清六 牛場
Susumu Nakatani
進 中谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低所で屋根を施工してから持ち上げる建築物の
提供にある。 【解決手段】左右に対向して設けられる、柱81は下側
柱部分82と上側柱部分83からなっている。土台3に
下側柱部分82の下部内側を回動連結金具6により回動
自在に連結し内側に横倒しにして軒げた8と同じ高さの
受台84に載せ支持する。下側柱部分82の外側上端と
上側柱部分83の下側外端を回動連結金具6により回動
自在に連結し内側に横倒しにして水平になるよう、受台
85で支持する。上側柱部分83の頭部に回動連結金具
6の固定板86を固定し、上側柱部分83の上に屋根受
け部87を載せ渡し、該83、83と該87を回動連結
金具6により回動自在に連結する。屋根88を施工完成
させて、ジャッキ89を屋根受け部87に当て屋根88
を持ち上げ、、柱81、81を建立させ、建築物本体9
0の施工を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築物及び建築物の
建築方法、特に低所であるいは梁上等で緩やかな傾斜状
態あるいは平状態にして、屋根の全部あるいはその多く
を施行してから屋根を所定の形状に形成することを特徴
とする建築物及び建築物の建築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物、特に略切妻形(連続するものも
含む。)の屋根を有する住宅などの建築は、柱を建立し
軒げた梁を張り、傾斜を付けて垂木を張り、傾斜した高
所で垂木に屋根板を張り瓦等を敷くものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、高所で急勾配の屋根作りを行なうために次のような
問題をもっていた。 (1)傾斜のある高所で屋根作りを行なうため施行時間
が掛かりコスト高になるものであった。 (2)傾斜のある高所で屋根作りを行なうため危険であ
った。 (3)豪雪地帯などに有効な急勾配の屋根を施行するこ
とは、危険で大変困難な作業であった。
【0004】本発明は、以上のような従来技術のもつ問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、屋根
作りが安全で作業効率の良い低所で行なえ且つ緩やかな
勾配状態あるいは平状態で屋根を施工することを可能と
した建築物及び建築物の建築方法の提供にある。
【0005】各請求項の目的は以下のようになってい
る。 (請求項1記載の発明の目的)略切妻型(連続するもの
を含む。)の屋根を、安全で作業の容易な緩やかな傾斜
状態あるいは平状態にして施工し、その後に勾配を有す
る所定の形状の屋根を形成することを可能とする建築物
の提供を目的としている。 (請求項2記載の発明の目的)倒した状態の柱に連結し
た略切妻型(連続するものを含む。)の屋根を、低所に
おいて安全で作業の容易な緩やかな傾斜状態あるいは平
状態にして施工することを可能とし、その後に柱を建立
することにより勾配を有する所定の形状の屋根を形成す
ることを可能とする建築物の提供を目的としている。 (請求項3記載の発明の目的)倒した状態の柱に連結し
た略切妻型(連続するものを含む。)の屋根を、低所に
おいて安全で作業の容易な緩やかな傾斜状態あるいは平
状態にして施工することを可能とし、その後に柱を建立
することにより勾配を有する所定の形状の屋根を形成す
ることを可能とする建築物の提供を目的としている。 (請求項4記載の発明の目的)倒した状態の柱に連結し
た略切妻型(連続するものを含む。)の屋根を、低所に
おいて安全で作業の容易な緩やかな傾斜状態あるいは平
状態にして施工することを可能とし、その後に柱を建立
することにより勾配を有する所定の形状の屋根を形成す
ることを可能とする建築物の提供を目的としている。 (請求項5記載の発明の目的)傾け倒した状態の柱に連
結した略切妻型(連続するものを含む。)の屋根を、安
全で作業の容易な緩やかな傾斜状態にして施工すること
を可能とし、その後に柱を建立することにより勾配を有
する所定の形状の屋根を形成することを可能とする建築
物の提供を目的としている。 (請求項6記載の発明の目的)請求項1、2、3、4又
は5に記載の建築物の発明の目的に加えて、屋根本体を
構成する合向かい合う屋根部分をむな木に回動自在に連
結してなる建築物の提供を目的としている。 (請求項7記載の発明の目的)請求項1、2、3、4、
5又は6記載の建築物の発明の目的に加えて、屋根部分
が垂木である建築物の提供を目的としている。 (請求項8記載の発明の目的)土台等に連結して折畳ん
だ状態の安全で作業の容易な低所において、複雑な形状
の屋根でも完成させておいてから、柱を起こし建立させ
て屋根を所定の場所に設置することを可能とした建築物
の提供を目的としている。 (請求項9記載の発明の目的)建立した家本体の上で緩
い傾斜状態あるいは平状態で屋根の施工を行なってか
ら、屋根を所定の形状に形成することを可能とした建築
物の建築方法を提供することを目的としている。 (請求項10記載の発明の目的)低所において屋根を緩
い傾斜状態あるいは平状態で施工することを可能とする
建築物の建築方法を提供することを目的としている。 (請求項11記載の発明の目的)低所において屋根を緩
い傾斜状態あるいは平状態で施工することを可能とする
とともに、柱を起こし建立して施工した屋根を所定の場
所に上げる作業を小装置により容易に行なえる建築物の
建築方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、各請求項に記載した本発明は次のようなものと
なっている。 (請求項1記載の建築物の発明)屋根本体を形成する第
1の屋根部分、第2の屋根部分と、前記第1の屋根部分
と第2の屋根部分のむな木側を直接あるいは間接に回動
自在に連結してなるむな木側回動連結部とを有し、前記
第1の屋根部分と第2の屋根部分を緩やかな傾斜や平状
態にして屋根を施工してから、前記屋根本体のむな木側
を上げて所定の形状の屋根を形成するようにしてなるこ
とを特徴とするものである。「屋根部分のむな木側を直
接あるいは間接に回動自在に連結」とは、第1の屋根部
分と第2の屋根部分同士を直接連結したもの、それぞれ
の屋根部分をむな木等の中間部材に回動自在に取り付け
連結したもの等を含むものである。(以下の請求項にお
いても同じである。) 「屋根部分」とは垂木、母屋、合掌、はさみばり、垂木
と野地板を兼ねた板部材等及びこれらの単独あるいは複
数の組み合わせをいう。 (請求項2記載の建築物の発明)土台等と、この土台等
に回動自在に下部を連結してなる第1の柱と、前記土台
等に回動自在に下部を連結してなる、前記第1の柱と対
向する側に設けられた第2の柱と、前記第1の柱に軒側
を直接あるいは間接に回動自在に連結してなる第1の屋
根部分と、前記第2の柱に軒側を直接あるいは間接に回
動自在に連結してなる第2の屋根部分と、前記第1の屋
根部分と前記第2の屋根部分とからなる屋根本体と、前
記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分のむな木側を直
接あるいは間接に回動自在に連結してなるむな木側回動
連結部とからなり、前記第1の柱と前記第2の柱を対称
の方向に倒して、前記第1の屋根部分と第2の屋根部分
を緩やかな傾斜や平状態にして屋根を施工してから、前
記屋根本体のむな部分を上げ前記第1の柱と前記第2の
柱を起こし建立させるようにしてなることを特徴とする
ものである。「土台等」は基礎と土台を含むものであ
り、柱を土台に連結したもの、柱を基礎に連結したもの
を含むものである。(以下の請求項においても同じであ
る。)「屋根を施工してから、前記屋根本体のむな部分
を上げ前記第1の柱と前記第2の柱を起こし建立させ
る」とは、例えば屋根を全体を完成させてから連立する
柱を同じに起こし立てて行き建立するもの、例えば屋根
を前後する(あるいはそれ以上)柱間毎の組を作り分離
して完成させ、それぞれの組を別々に建立させ連結する
もの、例えば屋根部分を垂木だけにして連結し、一対の
柱毎に起こし建立して行き連結固定するものなどを含む
ものである。(以下の請求項においても同じである。) (請求項3記載の建築物の発明)土台等と、この土台等
に回動自在に下部を連結してなる第1の柱と、前記土台
等に回動自在に下部を連結してなる、前記第1の柱と対
向する側に設けられた第2の柱と、前記第1の柱の上部
に載るように回動自在に設けられた第1の軒げたと、前
記第2の柱の上部に載るように回動自在に設けられた第
2の軒げたと、前記第1の軒げたに軒側を回動自在に連
結してなる第1の屋根部分と、前記第2の軒げたに軒側
を回動自在に連結してなる第2の屋根部分と、前記第1
の屋根部分と前記第2の屋根部分とからなる屋根本体
と、前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分のむな木
側を直接あるいは間接に回動自在に連結してなるむな木
側回動連結部とからなり、前記第1の軒げたが建立した
前記第1の柱の上部に載った状態において、前記第1の
軒げたの上部外側と前記第1の屋根部分が回動自在に連
結され且つ該第1の軒げたの下部内側と前記第1の柱の
上部内側が回動自在に連結され、前記第2の軒げたが建
立した前記第2の柱の上部に載った状態において、前記
第2の軒げたの上部外側と前記第2の屋根部分が回動自
在に連結され且つ該第2の軒げたの下部内側と前記第2
の柱の上部内側が回動自在に連結され、前記第1の柱と
前記第2の柱を対称の方向に倒して、前記第1の屋根部
分と第2の屋根部分を緩やかな傾斜や平状態にして屋根
を施工してから前記第1の柱と前記第2の柱を起こし建
立させ前記屋根本体を所定の形状に形成するようにして
なることを特徴とするものである。 (請求項4記載の建築物の発明)土台等と、この土台等
に回動自在に下部を連結してなる第1の柱と、前記土台
等に回動自在に下部を連結してなる、前記第1の柱と対
向する側に設けられた第2の柱と、前記第1の柱の上部
に固定された第1の軒げたと、前記第2の柱の上部に固
定された第2の軒げたと、前記第1の軒げたに軒側を回
動自在に連結してなる第1の屋根部分と、前記第2の軒
げたに軒側を回動自在に連結してなる第2の屋根部分
と、前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分とからな
る屋根本体と、前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部
分のむな木側を直接あるいは間接に回動自在に連結して
なるむな木側回動連結部と、軒げたと屋根部分を連結す
るための、遊び板の対向する両側に回動自在に設けられ
た固定板、固定板を有する回動連結金具とからなり、前
記第1の柱が建立した状態において、前記第1の軒げた
の外側部と前記第1の屋根部分が遊び板を該第1の屋根
部分側にして前記回動連結金具により回動自在に連結さ
れ、前記第2の柱が建立した状態において、前記第2の
軒げたの外側部と前記第2の屋根部分が遊び板を該第2
の屋根部分側にして前記回動連結金具により回動自在に
連結され、前記第1の柱と前記第2の柱を対称の方向に
倒して、前記第1の屋根部分と第2の屋根部分を緩やか
な傾斜や平状態にして屋根を施工してから前記第1の柱
と前記第2の柱を起こし建立させ前記屋根本体を所定の
形状に形成するようにしてなることを特徴とするもので
ある。 (請求項5記載の建築物の発明)土台等と、この土台等
に回動自在に下部を連結してなる第1の柱と、前記土台
等に回動自在に下部を連結してなる、前記第1の柱と対
向する側に設けられた第2の柱と、前記第1の柱の上部
に固定された第1の軒げたと、前記第2の柱の上部に固
定された第2の軒げたと、前記第1の軒げたに軒側を回
動自在に連結してなる第1の屋根部分と、前記第2の軒
げたに軒側を回動自在に連結してなる第2の屋根部分
と、前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分とからな
る屋根本体と、前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部
分のむな木側を回動自在に連結してなるむな木側回動連
結部とからなり、前記第1の柱と前記第2の柱を外側に
傾斜状態に倒して前記第1の屋根部分と第2の屋根部分
を低所に置いて施工してから、前記第1の柱と前記第2
の柱を起こし建立させ前記屋根本体を所定の形状に形成
するようにしてなることを特徴とするものである。 (請求項6記載の建築物の発明)請求項1、2、3、4
又は5記載の発明の、屋根部分のむな木側の連結の構成
を、屋根部分をむな木に回動自在に連結してなる構成と
したことを特徴とするものである。 (請求項7記載の建築物の発明) 請求項1、2、3、
4、5又は6に記載の発明の屋根部分の構成が、垂木で
あることを特徴とするものである。 (請求項8記載の建築方法の発明)土台等と、前記土台
等に下部を回動自在に連結してなる、回動自在に連結し
た2本以上の柱部材からなる第1の柱と、前記土台等の
前記第1の柱の対向する側に下部を回動自在に連結して
なる、回動自在に連結した2本以上の柱部材からなる第
2の柱と、前記第1の柱から前記第2の柱に該第1の柱
と該第2の柱が直接あるいは間接に回動自在に連結され
て張り渡されてなる屋根受け部とからなり、前記第1の
柱と前記第2の柱を折り畳んで前記屋根受け部を低所に
置いて該屋根受け部上に屋根を施工してから該第1の柱
と該第2の柱を建立させることができるようにしてなる
ことを特徴とするものである。 (請求項9記載の建築方法の発明)建立した家本体の内
側に屋根のむな木部分を受け支持する受け部材を設置
し、屋根本体を構成する第1の屋根部分と第2の屋根部
分の前記受け部材の上部に載せて直接あるいは間接に回
動自在に連結し、緩い傾斜状態あるいは平状態で屋根の
施工を行なってから、むな木部分を上げて固定すること
により屋根を所定の形状に形成するようにしてなる建築
物の建築方法を特徴とするものである。ここでいう「む
な木部分」とは、むな木そのものを示す場合と、むな木
が無く第1の屋根部分と第2の屋根部分を直接連結して
なるものの「むな部分」も含むものである。 (請求項10記載の建築方法の発明)土台等に第1の柱
を回動自在に連結した状態で寝かせ、前記土台等の前記
第1の柱の対向する側に第2の柱を回動自在に連結した
状態で寝かせ、前記第1の柱の上方に屋根本体を構成す
る第1の屋根部分の軒側を回動自在に連結し、前記第2
の柱の上方に屋根本体を構成する第2の屋根部分の軒側
を回動自在に連結し、前記第1の屋根部分と前記第2の
屋根部分のむな木側を直接あるいは間接に回動自在に連
結し、野地板や瓦等や屋根ふき部材による屋根の施工を
行なってから前記第1の柱と前記第2の柱を起こし建立
させることにより、屋根を所定の形状に形成するように
してなる建築物の建築方法を特徴とするものである。 (請求項11記載の建築方法の発明)土台等に第1の柱
を回動自在に連結した状態で寝かせ、前記土台等の前記
第1の柱の対向する側に第2の柱を回動自在に連結した
状態で寝かせ、前記第1の柱の上方に屋根本体を構成す
る第1の屋根部分の軒側を回動自在に連結し、前記第2
の柱の上方に屋根本体を構成する第2の屋根部分の軒側
を回動自在に連結し、前記第1の屋根部分と前記第2の
屋根部分のむな木側を直接あるいは間接に回動自在に連
結し、野地板や瓦等や屋根ふき部材による屋根の施工を
行ない、前記第1の柱と前記第2の柱にワイヤーや鎖な
どからなる引っ張り部材を取り付け、該引っ張り部材を
巻取り装置等で巻取るなどにより該第1の柱と該第2の
柱を起こし建立させることにより、屋根を所定の形状に
形成するようにしてなる建築物の建築方法を特徴とする
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。ただし、この実施の形態に記載され
ている構成部品の大きさ、形状、寸法、材質、数、その
相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、本
発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではな
く、単なる説明例にすぎない。
【0008】実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1の屋根の施工中の状態を示
す説明図、図2は同じ実施の形態1のむな木側を引き上
げ柱を起こしている状態を示す説明図、図3は同じ実施
の形態1の柱を建立させた状態を示す説明図、図4は同
じ実施の形態1の基本施工を完了した状態を示す説明図
である。建築物1は次のように施工される。図1におい
て、基礎2の左右の外側に土台3と同じ高さの受台4を
配し、左右の土台3と受台4の上に柱5、5を載せ渡
し、柱5の端と土台3の外端を突き合わせた状態で蝶番
状の回動連結金具6で回動自在に連結し、柱5、5の上
端側に回動連結金具6の回動部7を端側にして取り付け
更に軒げた8をその回動連結金具6に取り付け該6を閉
じて軒げた8の端と柱5の端を揃えるように載せ、軒げ
た8の内側に前もって回動連結金具6を回動部7を上端
にあわせて取り付けておく。基礎2の中央に載せたむな
木9が軒げた8と同じ高さになるように受台10を置
き、その上にむな木9を載せる。屋根部分11、11を
むな木9と軒げた8に渡しのせ、回動連結金具6で屋根
部分11とむな木9を回動自在に連結し屋根本体12を
形成する。回動連結金具6で屋根部分11と軒げた8を
回動自在に連結する。(本来ならば、むな木9と軒げた
8に合掌13を渡し回動自在に連結し、合掌13、13
間に母屋14を梁り固定してその上に垂木15を渡し母
屋14に固定しむな木9と軒げた8には回動自在に連結
するのであるが、本明細書においてはこの工程は省略し
て説明する。)野地板16を打ちつけ、防水紙17を張
り、瓦等18をふき、とい19を取り付けるなど屋根の
多くを完成させる。むな木9の上部にはむな部材20を
取り付けるむな部材取付部21が吊り穴22を適宜な数
あけて上方に突出して設けられている。図2において、
屋根の所定の施工が完了したら、クレーン23を吊り穴
22に装着して、垂直にむな木9を持ち揚げて行く。む
な木9が上昇するに下がって屋根は切妻型の形状となる
勾配強めながら柱5、5が起こされて行く。図3におい
て、柱5、5は完全に建立し、その下部は土台3に載
り、その上には軒げた8が載って屋根部分11を支持し
ている。吊った状態で、水平、垂直をとりながら、筋か
い31、梁25、真つか26、つか27、外壁板24等
を施工し建築物本体28から屋根29を固定する。図4
において、むな部材20をむな部材取付部21の取付
る。図1の状態において、筋かい31、外壁板24、内
壁板32等を取り付けるのもよいことはいうまでもな
い。
【0009】柱を完全に横倒しにした足場の必要も無い
低所の高さで、平状態で屋根を施工することを可能とし
たものであり、より安全で作業性のよい建築物を実現す
るものである。また、屋根を最初に完成させてから建築
物の本体を施工することを可能とするものなので、雨に
よる障害なしに施工することを実現するものである。以
下の実施の形態の説明において、本実施の形態1と同じ
構成については同じ符号を使用しその説明を省略する。
【0010】実施の形態2 図5は本発明の実施の形態2の屋根の施工中の状態を示
す説明図、図6は同じ実施の形態2の柱をジャッキアッ
プして建立させた状態を示す説明図、図7は同じ実施の
形態2の基本施工を完了した状態を示す説明図である。
建築物40は、前記実施の形態1の建築物1の構成の軒
げた8を柱5の上部に固定し、その軒げた8と屋根部分
11を回動連結金具41により連結し、むな部材20を
むな部材42に変えたものであり、その施工の仕方を低
所状態(屋根本体12が緩やかな傾斜状態)でむな部材
42をむな部材取付部21の取付施工し、むな木の持ち
揚げ柱の起こし建立をジャッキ47により内側から行な
うようにしたものである。回動連結金具41は遊び板4
3の対向する両側に回動自在に設けられた固定板44、
固定板44からなっていて、柱5が建立した状態におい
て、軒げた8の外側部と屋根部分11が遊び板43を屋
根部分11側にして軒げた8と屋根部分11を回動自在
に連結している。むな部材42は、むな部材取付部21
に固定する外側むな部材45と、屋根部分11のむな側
端方上に取り付けられて外側むな部材45の内側に位置
して、該45を伝って流れ落ちる雨水が内側に流れ込む
のを阻止するための内側むな部材46からなり、図5で
は半円形状をしているが、三角形状、四角形状、多角形
状、これらの組み合わせ(外側むな部材の形状と内側む
な部材の形状が違う)によるものも当然よいものであ
る。図6において、4つ以上のジャッキ47に補助柱4
8を補充しながらむな木9を押し上げ柱5を建立させ
る。図7において、梁25を取り付けるなど建築物本体
28の基本施工を行なう。ジャッキ47のどかす。49
は屋根裏部屋である。
【0011】以上のような構成となっているので、本実
施の形態2の建築物40は、前記実施の形態1の建築物
1の効果に加えて次のような効果を奏するものである。
柱に軒げたが固定されているので全体として強度が有
り、柱を起こし建立する際に歪みなどを少なくできるの
で作業性が良いものである。また、柱建立後の本体等の
作業が容易でもある。また、内側からむな木を持ち上げ
ることにより、むな部分を含めて屋根を完全に完成させ
て棟上げを行なうことを可能としている。
【0012】実施の形態3 図8は本発明の実施の形態3の屋根の施工中の状態を示
す説明図、図9は同じ実施の形態3の柱をワイヤー巻取
装置により起こし建立させた状態を示す説明図である。
建築物60は、前記実施の形態2の建築物40の構成の
軒げた8を上部を内側に下り勾配部を有する軒げた61
に変え、その軒げた60と屋根部分11を回動連結金具
41に変えて回動連結金具6により連結し、むな部材4
2を三角形のむな部材66に変えたものであり、その施
工の仕方も柱5、5外側にを略30度傾けた状態で柱
5、5同士をワイヤー62、63で繋ぎ該62、63を
巻取装置64に繋ぎ、柱5、5を外側からつっかえ棒6
5で支持して、むな木の持ち揚げ柱の起こし建立を巻取
装置64でワイヤー62、63を巻取ることにより行な
うようにしたものである。柱5を外側に略30度程倒し
つっかえ棒65で外側から支持し、基礎中央に受台67
を建、むな木9を載せ支持し、巻取装置64を設置して
柱5の取り付けたワイヤー取付部68にワイヤー62、
63を取り付け柱5、5を内側に引っ張り支持する。軒
げた60の上部は内側に購買をとったカット部69とな
っていて、柱5を45度程度迄傾け屋根部分11をほぼ
フラットな状態にできるようになっている。巻取装置を
チェーンブロックにしてもよいことは言うまでもない。
その場合、チェーンブロックを固定して、対向する側の
柱を引っ張るようにする。
【0013】本実施の形態3の建築物60は以上のよう
な構成となっているので、以下に述べるような効果を奏
するものである。柱の起こし建立を柱を張ったワイヤー
や鎖などからなる引っ張り部材を巻取り装置等で引っ張
ることにより行なうので、装置を安価で小さいものにで
き、且つ、小人数で容易に操作して第1の柱と第2の柱
を起こし建立させることができるものである。
【0014】実施の形態4 図10は本発明の実施の形態4の屋根の施工中の状態を
示す説明図、図11は同じ実施の形態4のむな木を持ち
上げ所定の屋根の形状を形成した状態を示す説明図であ
る。建築物70は、建築物本体73の骨組み施工を完了
した状態にして、むな木9を軒げた8の高さと同じ高さ
になるようにジャッキ71により支持し、むな木9と軒
げた8に屋根部分11、11を載せ渡し、むな木9と屋
根部分11を回動連結金具6で連結し、屋根12を施工
する。ジャッキ71でむな木9を持ち上げる。このとき
屋根部分11は軒げた8の上部を滑りながら勾配のある
所定の屋根の形状になって行く。所定の屋根形状が形成
されたら、軒げた8と屋根部分11を金具72で連結固
定する。74はむな部材である。緩やかな傾斜状態ある
いは平状態で屋根を施工することができるので、作業を
安全で容易なものとすることができ、小人数でも施工完
成させることを可能とするものである。急勾配の切妻型
等の屋根を、安全に且つ容易に施工するこを可能とする
ものである。
【0015】実施の形態5 図12は本発明の実施の形態5の屋根の施工中の状態を
示す説明図、図13は同じ実施の形態5の屋根を持ち上
げ柱を建立させた状態を示す説明図である。建築物80
は次のような構成となっている。左右に対向して設けら
れる、柱81は下側柱部分82と上側柱部分83からな
っている。土台3に下側柱部分82の下部内側を回動連
結金具6により回動自在に連結し内側に横倒しにして軒
げた8と同じ高さの受台84に載せ支持する。下側柱部
分82の外側上端と上側柱部分83の下側外端を回動連
結金具6により回動自在に連結し内側に横倒しにして水
平になるよう、受台85で支持する。上側柱部分83の
頭部に回動連結金具6の固定板86を固定し、上側柱部
分83の上に屋根受け部87を載せ渡し、該83、83
と該87を回動連結金具6により回動自在に連結する。
屋根88を施工完成させて、ジャッキ89を屋根受け部
87に当て屋根88を持ち上げ、、柱81、81を建立
させ、建築物本体90の施工を行なう。本実施の形態4
の建築物80は以上のような構成となっているので、以
下に述べるような効果を奏するものである。すなわち、
柱81、81を折り畳んで屋根受け部87を低所に置い
て該87上に屋根88を施工完成させてから柱81、8
1を建立させることができるようにしてなるものなの
で、安全で作業の容易な低所において、複雑な形状の屋
根でも完成させておいてから、柱を起こし建立させて屋
根を所定の場所に設置しておいて建築物本体の施工を可
能とするものである。また、屋根を最初に完成させてか
ら建築物の本体を施工することを可能とするものなの
で、雨による障害なしに施工することを実現するもので
ある。
【発明の効果】以上説明したようになているので、本発
明の効果は以下に述べるような効果を奏するものであ
る。 (請求項1記載の建築物の発明)屋根本体を形成する第
1の屋根部分、第2の屋根部分と、前記第1の屋根部分
と第2の屋根部分のむな木側を直接あるいは間接に回動
自在に連結してなるむな木側回動連結部とを有した構成
となっているので、第1の屋根部分と第2の屋根部分を
広げて緩やかな傾斜や平状態にして屋根を施工すること
を可能としており、例えば瓦ぶき等も含めた屋根を完成
後に、屋根本体のむな木側を上げて所定の形状の屋根を
形成することを可能とするものである。緩やかな傾斜状
態あるいは平状態で屋根を施工することができるので、
作業を安全で容易なものとすることができ、小人数でも
施工完成させることを可能とするものである。急勾配の
切妻型等の屋根を、安全に且つ容易に施工するこを可能
とするものである。
【0016】(請求項2記載の建築物の発明)請求項1
に記載の発明の第1の屋根部分、第2の屋根部分の軒側
に、土台等に回動自在に下部を連結してなる第1の柱
と、前記土台等に回動自在に下部を連結してなる前記第
1の柱と対向する側に設けられた第2の柱を、回動自在
に連結した構成を加えたものなので、請求項1記載の発
明の効果に加えて次に述べるような効果を奏するもので
ある。すなわち、第1の柱と第2の柱が屋根部分と土台
等と回動自在に連結されているので、第1の柱と第2の
柱を対称となる方向に倒すことができ、これにより低所
において屋根の施工を行たってから、第1の柱と第2の
柱を起こし建立させて勾配を有する所定の形状の屋根を
形成してから建築物本体を施工することを可能とするも
のであり、より安全で作業性のよい建築物を実現するも
のである。また、屋根を最初に完成させてから建築物の
本体を施工することを可能とするものなので、雨による
障害なしに施工することを実現するものである。
【0017】(請求項3記載の建築物の発明)請求項2
に記載の発明の構成の第1屋根部分と第1の柱の間及び
第2の屋根部分と第2の柱の間に第1の軒げた及び第2
の軒げたを設け、前記第1の軒げたが建立した前記第1
の柱の上部に載った状態において、前記第1の軒げたの
上部外側と前記第1の屋根部分が回動自在に連結され且
つ該第1の軒げたの下部内側と前記第1の柱の上部内側
が回動自在に連結され、前記第2の軒げたが建立した前
記第2の柱の上部に載った状態において、前記第2の軒
げたの上部外側と前記第2の屋根部分が回動自在に連結
され且つ該第2の軒げたの下部内側と前記第2の柱の上
部内側が回動自在に連結されてなる構成を加えたものな
ので、請求項2に記載の発明の効果に加えて以下に述べ
るような効果を奏するものである。すなわち、第1の柱
及び第2の柱を倒し寝かせてその外側を土台等に回動自
在に連結し、その状態から見て第1の柱及び第2の柱の
上端側と第1の軒げた及び第2の軒げたの下端側を回動
自在に連結し、更に第1の軒げた及び第2の軒げたに第
1の屋根部分及び第2の屋根部分をのせ該第1の軒げた
及び第2の軒げたの内側と回動自在に連結し、第1の屋
根部分及び第2の屋根部分のむな木側を回動自在に連結
して屋根を施工してから、第1の柱及び第2の柱を起こ
し建立することにより屋根を所定の位置に所定の形状に
形成してから建築物本体を施工することを可能とするも
のである。したがって、柱を完全に横倒しにした足場の
必要も無い低所の高さで、緩やかな傾斜状態あるいは平
状態で屋根を施工することを可能としたものであり、よ
り安全で作業性のよい建築物を実現するものである。
【0018】(請求項4記載の建築物の発明)請求項2
に記載の発明の構成の第1の柱と第2の柱の上部に第1
の軒げた及び第2の軒げた固定して設け、遊び板の対向
する両側に回動自在に設けられた固定板、固定板を有す
る回動連結金具により、前記第1の柱が建立した状態に
おいて、前記第1の軒げたの外側部と前記第1の屋根部
分が遊び板を該第1の屋根部分側にして前記回動連結金
具により回動自在に連結され、前記第2の柱が建立した
状態において、前記第2の軒げたの外側部と前記第2の
屋根部分が遊び板を該第2の屋根部分側にして前記回動
連結金具により回動自在に連結されてなる構成を加えた
ものなのなので、請求項2記載の発明の効果に加えて以
下に述べるような効果を奏するものである。すなわち、
第1の柱及び第2の柱を外側に倒し寝かせその外側を土
台等に回動自在に連結し、その状態から見て第1の軒げ
たの下側に回動連結金具の一方の固定板を固定し、遊び
板を該第1の軒げたの外側に添え、載せた第1の屋根部
分の下部に固定し、第2の軒げたの下側に回動連結金具
の一方の固定板を固定し、遊び板を該第1の軒げたの外
側に添え、載せた第2の屋根部分の下部に固定し、第1
の屋根部分及び第2の屋根部分のむな木側を回動自在に
連結して屋根を施工してから、第1の柱及び第2の柱を
起こし建立することにより屋根を所定の位置に所定の形
状に形成してから建築物本体の施工を可能とするもので
ある。したがって、柱を完全に横倒しにした足場の必要
も無い低所の高さで、緩やかな傾斜状態あるいは平状態
で屋根を施工することを可能としたものであり、より安
全で作業性のよい建築物を実現するものである。また、
柱に軒げたが固定されているので全体として強度が有
り、柱を起こし建立する際に歪みなどを少なくできるの
で作業性が良いものである。また、柱建立後の建築物本
体等の作業が容易でもある。
【0019】(請求項5記載の建築物の発明)土台等
と、この土台等に回動自在に下部を連結してなる第1の
柱と、前記土台等に回動自在に下部を連結してなる、前
記第1の柱と対向する側に設けられた第2の柱と、前記
第1の柱の上部に固定された第1の軒げたと、前記第2
の柱の上部に固定された第2の軒げたと、前記第1の軒
げたに軒側を回動自在に連結してなる第1の屋根部分
と、前記第2の軒げたに軒側を回動自在に連結してなる
第2の屋根部分と、前記第1の屋根部分と前記第2の屋
根部分とからなる屋根本体と、前記第1の屋根部分と前
記第2の屋根部分のむな木側を回動自在に連結してなる
むな木側回動連結部とから構成されているので、以下に
述べるような効果を奏するものである。すなわち、第1
の柱と第2の柱を外側に傾斜状態に倒して第1の屋根部
分と第2の屋根部分を低所に置いて施工してから、前記
第1の柱と前記第2の柱を起こし建立させ前記屋根本体
を所定の形状に形成してから建築物本体の施工を可能と
するものである。緩やかな傾斜状態あるいは平状態で屋
根を施工することができるので、作業を安全で容易なも
のとすることができ、小人数でも施工完成させることを
可能とするものである。また、第1の柱と第2の柱を外
側に傾斜状態に倒した状態で支持して、屋根を施工する
ものなので、屋根下に入って作業することができるので
下からの施工を容易にすると共に持ち上げ装置を入れて
むな木側を持ち上げ易いものである。また、屋根を最初
に完成させてから建築物の本体を施工することを可能と
するものなので、雨による障害なしに施工することを実
現するものである。
【0020】(請求項6記載の建築物の発明)請求項
1、2、3、4又は5記載の発明の、屋根部分のむな木
側の連結の構成を、屋根部分をむな木に回動自在に連結
してなる構成としたので、請求項1、2、3、4又は5
記載の発明の効果に加えて、連結部分と屋根全体の強度
が強化されると共ににむな木を上げることにより一回で
屋根全体の所定の形状を形成することができるものであ
る。あるいは、わけてむな木を上げて屋根の形状を形成
する場合でも、より広い範囲を上げ施工することができ
るものである。
【0021】(請求項7記載の建築物の発明)請求項
1、2、3、4、5又は6記載の発明の屋根部分を垂木
としたものであり、上述した請求項の発明と効果を奏す
るものである。
【0022】(請求項8記載の建築物の発明)土台等
と、前記土台等に下部を回動自在に連結してなる、回動
自在に連結した2本以上の柱部材からなる第1の柱と、
前記土台等の前記第1の柱の対向する側に下部を回動自
在に連結してなる、回動自在に連結した2本以上の柱部
材からなる第2の柱と、前記第1の柱から前記第2の柱
に該第1の柱と該第2の柱が直接あるいは間接に回動自
在に連結されて張り渡されてなる屋根受け部とから構成
されているので、次に述べるような効果を奏するもので
ある。すなわち、第1の柱と第2の柱を折り畳んで屋根
受け部を低所に置いて該屋根受け部上に屋根を施工して
から該第1の柱と該第2の柱を建立させることができる
ようにしてなるものなので、安全で作業の容易な低所に
おいて、複雑な形状の屋根でも完成させておいてから、
柱を起こし建立させて屋根を所定の場所に設置しておい
て建築物本体の施工を可能とするものである。また、屋
根を最初に完成させてから建築物の本体を施工すること
を可能とするものなので、雨による障害なしに施工する
ことを実現するものである。
【0023】(請求項9記載の建築物の建築方法の発
明)建立した家本体の内側に屋根のむな木部分を受け支
持する受け部材を設置し、屋根本体を構成する第1の屋
根部分と第2の屋根部分の前記受け部材の上部に載せて
直接あるいは間接に回動自在に連結し、緩い傾斜状態あ
るいは平状態で屋根の施工を行なってから、むな木部分
を上げて固定することにより屋根を所定の形状に形成す
るようにしてなる建築物の建築方法であるので、以下に
述べるような効果を奏するものである。屋根本体を形成
する第1の屋根部分、第2の屋根部分と、前記第1の屋
根部分と第2の屋根部分のむな木側を回動自在に連結す
るので、第1の屋根部分と第2の屋根部分を広げて緩や
かな傾斜や平状態にして屋根を施工することを可能とし
ており、例えば瓦ぶき等も含めた屋根を完成後に、屋根
本体のむな木側を上げて所定の形状の屋根を形成するこ
とを可能とするものである。したがって、緩やかな傾斜
状態あるいは平状態で屋根を施工することができるの
で、作業を安全で容易なものとすることができ、小人数
でも完成させることを可能とするものである。急勾配の
切妻型等の屋根を、安全に且つ容易に施工するこを可能
とするものである。
【0024】(請求項10記載の建築物の建築方法の発
明)土台等に第1の柱を回動自在に連結した状態で寝か
せ、前記土台等の前記第1の柱の対向する側に第2の柱
を回動自在に連結した状態で寝かせ、前記第1の柱の上
方に屋根本体を構成する第1の屋根部分の軒側を回動自
在に連結し、前記第2の柱の上方に屋根本体を構成する
第2の屋根部分の軒側を回動自在に連結し、前記第1の
屋根部分と前記第2の屋根部分のむな木側を直接あるい
は間接に回動自在に連結し、野地板や瓦等や屋根ふき部
材による屋根の施工を行なってから前記第1の柱と前記
第2の柱を起こし建立させることにより、屋根を所定の
形状に形成するようにしてなる建築物の建築方法なの
で、以下に述べるような効果を奏するものである。すな
わち、柱を倒し、第1の屋根部分と第2の屋根部分を広
げて傾斜の緩やかな低所状態で屋根の施工を行なってか
ら、第1の柱及び第2の柱を起こし建立することにより
屋根を所定の位置に所定の形状に形成して、建築物本体
を施工することを可能とするものである。したがって、
安全に作業性よく建築物の施工をするめることができる
ものである。急勾配の切妻型等の屋根を、安全に且つ容
易に施工するこを可能とするものである。また、屋根を
最初に完成させてから建築物の本体を施工することを可
能とするものなので、雨による障害なしに施工すること
を実現するものである。
【0025】(請求項11記載の建築物の建築方法の発
明)土台等に第1の柱を回動自在に連結した状態で寝か
せ、前記土台等の前記第1の柱の対向する側に第2の柱
を回動自在に連結した状態で寝かせ、前記第1の柱の上
方に屋根本体を構成する第1の屋根部分の軒側を回動自
在に連結し、前記第2の柱の上方に屋根本体を構成する
第2の屋根部分の軒側を回動自在に連結し、前記第1の
屋根部分と前記第2の屋根部分のむな木側を直接あるい
は間接に回動自在に連結し、野地板や瓦等や屋根ふき部
材による屋根の施工を行ない、前記第1の柱と前記第2
の柱にワイヤーや鎖などからなる引っ張り部材を取り付
け、該引っ張り部材を巻取り装置等で引っ張ることによ
り該第1の柱と該第2の柱を起こし建立させることによ
り、屋根を所定の形状に形成するようにしてなる建築物
の建築方法なので、以下に述べるような効果を奏するも
のである。すなわち、柱の起こし建立を、第1の柱と第
2の柱に繋いだワイヤーや鎖などからなる引っ張り部材
を巻取り装置等で引っ張ることにより行なうので、装置
を安価で小さいものにでき、且つ、小人数で容易に操作
して第1の柱と第2の柱を起こし建立させることができ
るものである。急勾配の切妻型等の屋根を、安全に且つ
容易に施工するこを可能とするものである。また、屋根
を最初に完成させてから建築物の本体を施工することを
可能とするものなので、雨による障害なしに施工するこ
とを実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の屋根の施工中の状態を
示す説明図。
【図2】本発明の実施の形態1のむな木側を引き上げ柱
を起こしている状態を示す説明図。
【図3】本発明の実施の形態1の柱を建立させた状態を
示す説明図。
【図4】本発明の実施の形態1の基本施工を完了した状
態を示す説明図。
【図5】本発明の本発明の実施の形態2の屋根の施工中
の状態を示す説明図。
【図6】本発明の実施の形態2の柱をジャッキアップし
て建立させた状態を示す説明図。
【図7】本発明の実施の形態2の基本施工を完了した状
態を示す説明図。
【図8】本発明の実施の形態3の屋根の施工中の状態を
示す説明図。
【図9】本発明の実施の形態3の柱をワイヤー巻取装置
により起こし建立させた状態を示す説明図。
【図10】本発明の実施の形態4の屋根の施工中の状態
を示す説明図。
【図11】本発明の実施の形態4のむな木を持ち上げ所
定の屋根の形状を形成した状態を示す説明図。
【図12】本発明の実施の形態5の屋根の施工中の状態
を示す説明図。
【図13】本発明の実施の形態5の屋根を持ち上げ柱を
建立させた状態を示す説明図。
【符号の説明】
1−−建築物 2−−基礎 3−−土台 4−−受台 5−−柱 6−−回動連結金具 7−−回動部 8−−軒げた 9−−むな木 10−−受台 11−−屋根部分 12−−屋根本体 20−−むな部材 21−−むな部材取付部 22−−吊り穴 23−−クレーン 26−−真つか 28−−建築物本体 29−−屋根 30−−ワイヤー 40−−建築物 41−−回動連結金具 42−−むな部材 43−−遊び板 44−−固定板 45−−外側むな部材 46−−内側むな部材 47−−ジャッキ 48−−補助柱 49−−屋根裏部屋 60−−建築物 61−−軒げた 62−−ワイヤー 63−−ワイヤー 64−−巻取装置 65−−つっかえ棒 66−−むな部材 67−−受台 68−−ワイヤー取付部 69−−カット部 70−−建築物 71−−ジャッキ 72−−金具 73−−建築物本体 74−−むな部材 80−−建築物 81−−柱 82−−下側柱部分 83−−上側柱部分 84−−受台 85−−受台 86−−固定板 87−−屋根受け部 88−−屋根 89−−ジャッキ 90−−建築物本体 100−−脚

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根本体を形成する第1の屋根部分、第
    2の屋根部分と、 前記第1の屋根部分と第2の屋根部分のむな木側を直接
    あるいは間接に回動自在に連結してなるむな木側回動連
    結部とを有し、 前記第1の屋根部分と第2の屋根部分を緩やかな傾斜や
    平状態にして屋根を施工してから、前記屋根本体のむな
    木側を上げて所定の形状の屋根を形成するようにしてな
    ることを特徴とする建築物。
  2. 【請求項2】 土台等と、 この土台等に回動自在に下部を連結してなる第1の柱
    と、 前記土台等に回動自在に下部を連結してなる、前記第1
    の柱と対向する側に設けられた第2の柱と、 前記第1の柱に軒側を直接あるいは間接に回動自在に連
    結してなる第1の屋根部分と、 前記第2の柱に軒側を直接あるいは間接に回動自在に連
    結してなる第2の屋根部分と、 前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分とからなる屋
    根本体と、 前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分のむな木側を
    直接あるいは間接に回動自在に連結してなるむな木側回
    動連結部とからなり、 前記第1の柱と前記第2の柱を対称の方向に倒して、前
    記第1の屋根部分と第2の屋根部分を緩やかな傾斜や平
    状態にして屋根を施工してから、前記屋根本体のむな部
    分を上げ前記第1の柱と前記第2の柱を起こし建立させ
    るようにしてなることを特徴とする建築物。
  3. 【請求項3】 土台等と、 この土台等に回動自在に下部を連結してなる第1の柱
    と、 前記土台等に回動自在に下部を連結してなる、前記第1
    の柱と対向する側に設けられた第2の柱と、 前記第1の柱の上部に載るように回動自在に設けられた
    第1の軒げたと、 前記第2の柱の上部に載るように回動自在に設けられた
    第2の軒げたと、 前記第1の軒げたに軒側を回動自在に連結してなる第1
    の屋根部分と、 前記第2の軒げたに軒側を回動自在に連結してなる第2
    の屋根部分と、 前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分とからなる屋
    根本体と、 前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分のむな木側を
    直接あるいは間接に回動自在に連結してなるむな木側回
    動連結部とからなり、 前記第1の軒げたが建立した前記第1の柱の上部に載っ
    た状態において、前記第1の軒げたの上部外側と前記第
    1の屋根部分が回動自在に連結され且つ該第1の軒げた
    の下部内側と前記第1の柱の上部内側が回動自在に連結
    され、 前記第2の軒げたが建立した前記第2の柱の上部に載っ
    た状態において、前記第2の軒げたの上部外側と前記第
    2の屋根部分が回動自在に連結され且つ該第2の軒げた
    の下部内側と前記第2の柱の上部内側が回動自在に連結
    され、 前記第1の柱と前記第2の柱を対称の方向に倒して、前
    記第1の屋根部分と第2の屋根部分を緩やかな傾斜や平
    状態にして屋根を施工してから前記第1の柱と前記第2
    の柱を起こし建立させ前記屋根本体を所定の形状に形成
    するようにしてなることを特徴とする建築物。
  4. 【請求項4】 土台等と、 この土台等に回動自在に下部を連結してなる第1の柱
    と、 前記土台等に回動自在に下部を連結してなる、前記第1
    の柱と対向する側に設けられた第2の柱と、 前記第1の柱の上部に固定された第1の軒げたと、 前記第2の柱の上部に固定された第2の軒げたと、 前記第1の軒げたに軒側を回動自在に連結してなる第1
    の屋根部分と、 前記第2の軒げたに軒側を回動自在に連結してなる第2
    の屋根部分と、 前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分とからなる屋
    根本体と、 前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分のむな木側を
    直接あるいは間接に回動自在に連結してなるむな木側回
    動連結部と、 軒げたと屋根部分を連結するための、遊び板の対向する
    両側に回動自在に設けられた固定板、固定板を有する回
    動連結金具とからなり、 前記第1の柱が建立した状態において、前記第1の軒げ
    たの外側部と前記第1の屋根部分が遊び板を該第1の屋
    根部分側にして前記回動連結金具により回動自在に連結
    され、 前記第2の柱が建立した状態において、前記第2の軒げ
    たの外側部と前記第2の屋根部分が遊び板を該第2の屋
    根部分側にして前記回動連結金具により回動自在に連結
    され、 前記第1の柱と前記第2の柱を対称の方向に倒して、前
    記第1の屋根部分と第2の屋根部分を緩やかな傾斜や平
    状態にして屋根を施工してから前記第1の柱と前記第2
    の柱を起こし建立させ前記屋根本体を所定の形状に形成
    するようにしてなることを特徴とする建築物。
  5. 【請求項5】 土台等と、 この土台等に回動自在に下部を連結してなる第1の柱
    と、 前記土台等に回動自在に下部を連結してなる、前記第1
    の柱と対向する側に設けられた第2の柱と、 前記第1の柱の上部に固定された第1の軒げたと、 前記第2の柱の上部に固定された第2の軒げたと、 前記第1の軒げたに軒側を回動自在に連結してなる第1
    の屋根部分と、 前記第2の軒げたに軒側を回動自在に連結してなる第2
    の屋根部分と、 前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分とからなる屋
    根本体と、 前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分のむな木側を
    回動自在に連結してなるむな木側回動連結部とからな
    り、 前記第1の柱と前記第2の柱を外側に傾斜状態に倒して
    前記第1の屋根部分と第2の屋根部分を低所に置いて施
    工してから、前記第1の柱と前記第2の柱を起こし建立
    させ前記屋根本体を所定の形状に形成するようにしてな
    ることを特徴とする建築物。
  6. 【請求項6】 屋根部分をむな木に回動自在に連結して
    なることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載
    の建築物。
  7. 【請求項7】 屋根部分が垂木であること特徴とする請
    求項1、2、3、4、5又は6記載の建築物。
  8. 【請求項8】 土台等と、 前記土台等に下部を回動自在に連結してなる、回動自在
    に連結した2本以上の柱部材からなる第1の柱と、 前記土台等の前記第1の柱の対向する側に下部を回動自
    在に連結してなる、回動自在に連結した2本以上の柱部
    材からなる第2の柱と、 前記第1の柱から前記第2の柱に該第1の柱と該第2の
    柱が直接あるいは間接に回動自在に連結されて張り渡さ
    れてなる屋根受け部とからなり、 前記第1の柱と前記第2の柱を折り畳んで前記屋根受け
    部を低所に置いて該屋根受け部上に屋根を施工してから
    該第1の柱と該第2の柱を建立させることができるよう
    にしてなることを特徴とする建築物。
  9. 【請求項9】 建立した家本体の内側に屋根のむな木部
    分を受け支持する受け部材を設置し、屋根本体を構成す
    る第1の屋根部分と第2の屋根部分の前記受け部材の上
    部に載せて直接あるいは間接に回動自在に連結し、緩い
    傾斜状態あるいは平状態で屋根本体の施工を行なってか
    ら、むな木部分を上げて固定することにより屋根を所定
    の形状に形成するようにしてなることを特徴とする建築
    物の建築方法。
  10. 【請求項10】 土台等に第1の柱を回動自在に連結し
    た状態で寝かせ、前記土台等の前記第1の柱の対向する
    側に第2の柱を回動自在に連結した状態で寝かせ、前記
    第1の柱の上方に屋根本体を構成する第1の屋根部分の
    軒側を回動自在に連結し、前記第2の柱の上方に屋根本
    体を構成する第2の屋根部分の軒側を回動自在に連結
    し、前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分のむな木
    側を直接あるいは間接に回動自在に連結し、野地板や瓦
    等や屋根ふき部材による屋根の施工を行なってから前記
    第1の柱と前記第2の柱を起こし建立させることによ
    り、屋根を所定の形状に形成するようにしてなることを
    特徴とする建築物の建築方法。
  11. 【請求項11】 土台等に第1の柱を回動自在に連結し
    た状態で寝かせ、前記土台等の前記第1の柱の対向する
    側に第2の柱を回動自在に連結した状態で寝かせ、前記
    第1の柱の上方に屋根本体を構成する第1の屋根部分の
    軒側を回動自在に連結し、前記第2の柱の上方に屋根本
    体を構成する第2の屋根部分の軒側を回動自在に連結
    し、前記第1の屋根部分と前記第2の屋根部分のむな木
    側を直接あるいは間接に回動自在に連結し、野地板や瓦
    等や屋根ふき部材による屋根の施工を行ない、前記第1
    の柱と前記第2の柱にワイヤーや鎖などからなる引っ張
    り部材を取り付け、該引っ張り部材を巻取装置等で巻取
    るなどにより該第1の柱と該第2の柱を起こし建立させ
    ることにより、屋根を所定の形状に形成するようにして
    なることを特徴とする建築物の建築方法。
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