JPH1035958A - 各個独立駆動巻取軸 - Google Patents

各個独立駆動巻取軸

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JPH1035958A
JPH1035958A JP20648296A JP20648296A JPH1035958A JP H1035958 A JPH1035958 A JP H1035958A JP 20648296 A JP20648296 A JP 20648296A JP 20648296 A JP20648296 A JP 20648296A JP H1035958 A JPH1035958 A JP H1035958A
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Atsumi Murachi
敦己 村地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リング状スライダ2A,2Bおよびリング状
シリンダブロック7を有する各個独立駆動巻取軸におい
て、シリンダブロックの軸方向所要スペースを減少さ
せ、巻取軸上に適宜のスペースを形成する。 【解決手段】 隣接対のスライダ毎にリング状シリンダ
ブロックが設けられ、隣接対のスライダがシリンダブロ
ックの両側に配置され、シリンダブロックに複数の軸方
向内孔8A,8Bが形成され、隣接対のスライダにおい
て、各軸方向内孔のうち、いくつかの軸方向内孔8Aが
一方のスライダ2Aに向かって開口し、他の内孔8Bが
他方のスライダ2Bに向かって開口し、各軸方向内孔に
ピストン9A,9Bが挿入され、各スライダにおいて、
複数のチップ14がそのまわりに角度間隔を置いて配置
され、各チップが半径方向外方に移動可能に案内され、
傾斜面4に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の巻取コアを共
通の巻取軸に支持し、互いに独立させて駆動し、紙、プ
ラスチックフィルムなどの連続ウエブを複数の巻取コア
に巻き取る巻取装置に関するものであり、特にその各個
独立駆動巻取軸に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】本願出願前、出願人は特別の
構造の巻取軸を開発し、提案した。特公昭60−306
21号公報に記載されているものがそれである。同公報
の巻取軸では、複数のリング状スライダが巻取軸上に設
けられ、各スライダの外周面にテーパ状傾斜面が形成さ
れ、各スライダが軸方向に間隔を置いて配置され、軸方
向に移動可能に支持される。さらに、各スライダ毎にリ
ング状シリンダブロックが設けられる。シリンダブロッ
クは複数の軸方向内孔を有し、各スライダ間に配置され
る。さらに、各軸方向内孔にピストンが挿入され、各ス
ライダにおいて、複数のチップがそのまわりに角度間隔
を置いて配置され、各チップが半径方向外方に移動可能
に案内され、傾斜面に係合する。
【0003】したがって、巻取軸のまわりにおいて、複
数の巻取コアを軸方向に間隔を置いて配置し、シリンダ
ブロックの軸方向内孔に流体圧を供給すると、そのピス
トンがスライダに押し付けられ、係合し、各スライダが
軸方向に加圧され、その傾斜面がチップに作用し、各チ
ップが半径方向外方に移動する。したがって、シリンダ
ブロックの流体圧および傾斜面の作用により、各チップ
が巻取コアの内周面に押し付けられる。これによって巻
取コアが支持される。その後、駆動モータによって巻取
軸を駆動し、回転させると、そのトルクがシリンダブロ
ックおよびピストンに伝達される。さらに、ピストンと
スライダの摩擦によってトルクが伝達され、そのトルク
がスライダ、チップおよび巻取コアに伝達される。した
がって、各巻取コアが互いに独立して駆動され、回転
し、各巻取コアに連続ウエブが巻き取られ、これが巻取
製品として取り出される。
【0004】ところで、同公報の巻取軸の場合、ピスト
ンとスライダの摩擦によってトルクが伝達されるとき、
それによってピストンが磨耗し、その塵埃が生じること
はさけられない。このため、塵埃に対処せねばならない
という問題があった。特に、巻取製品が食品または医療
関係のものであるとき、ピストンとしてプラスチック製
のものを使用すると、その磨耗によってプラスチック製
塵埃が生じ、衛生上好ましくない。巻取製品が電気部品
関係のものであるとき、ピストンとして金属製のものを
使用すると、その磨耗によって金属製塵埃が生じ、それ
が電気部品の電気特性に影響する。このため、塵埃の生
じる個所を頻繁に清掃せねばならないという問題があっ
たものである。ピストンが過度に磨耗すると、それを新
しいピストンと交換する必要があり、メンテナンス上の
問題もある。
【0005】したがって、たとえば、各スライダ毎にエ
ディカレントクラッチなどの非接触式クラッチを設け、
機械的接触方式ではなく、各非接触式クラッチによって
巻取軸のトルクを伝達し、磨耗および塵埃が生じないよ
うにすることが要望されている。これを達成するには、
巻取軸上において、各非接触式クラッチを適所に配置す
る必要があるが、同公報の巻取軸において、各スライダ
毎にリング状シリンダブロックを設け、これを各スライ
ダ間に配置すると、シリンダブロックの軸方向所要スペ
ースが大きく、巻取軸上に適宜のスペースを形成するこ
とができない。このため、スペース上、各非接触式クラ
ッチを巻取軸上に配置することができない。
【0006】
【発明の目的】したがって、この発明の目的は、リング
状スライダおよびリング状シリンダブロックを有する各
個独立駆動巻取軸において、シリンダブロックの軸方向
所要スペースを減少させ、巻取軸上に適宜のスペースを
形成することにある。
【0007】他の目的は、各スライダ毎にエディカレン
ト式クラッチなどの非接触式クラッチを設け、各非接触
式クラッチによって巻取軸のトルクを伝達することにあ
る。
【0008】
【発明の構成】この発明によれば、複数のリング状スラ
イダが巻取軸上に設けられ、各スライダの外周面にテー
パ状傾斜面が形成され、各スライダが軸方向に間隔を置
いて配置され、軸方向に移動可能に支持される。さら
に、隣接対のスライダ毎にリング状シリンダブロックが
設けられ、隣接対のスライダがシリンダブロックの両側
に配置され、隣接対のスライダにおいて、その傾斜面が
シリンダブロックから離れるに従って半径方向内方に傾
斜する。さらに、シリンダブロックに複数の軸方向内孔
が形成され、隣接対のスライダにおいて、各軸方向内孔
のうち、いくつかの軸方向内孔が一方のスライダに向か
って開口し、他の軸方向内孔が他方のスライダに向かっ
て開口し、各軸方向内孔にピストンが挿入される。さら
に、各スライダにおいて、複数のチップがそのまわりに
角度間隔を置いて配置され、各チップが半径方向外方に
移動可能に案内され、傾斜面に係合し、各ピストンが各
スライダに作用し、各スライダが軸方向に加圧される。
したがって、シリンダブロックの流体圧および傾斜面の
作用により、各チップが巻取コアの内周面に押し付けら
れ、これによって巻取コアが支持される。
【0009】さらに、各ピストンと各スライダ間にベア
リングが介在し、ベアリングによって各ピストンと各ス
ライダの相対的回転が許容される。さらに、各スライダ
毎にエディカレントクラッチなどの非接触式クラッチが
設けられ、各非接触式クラッチが隣接対のスライダと隣
接対のスライダ間に配置され、各非接触式クラッチによ
り、巻取軸のトルクが各スライダに伝達される。
【0010】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
【0011】図1において、これは複数の巻取コア1を
支持し、駆動する各個独立駆動巻取軸であり、複数のリ
ング状スライダ2A,2Bが巻取軸3上に設けられ、各
スライダ2A,2Bの外周面にテーパ状傾斜面4が形成
されており、スライダ2A,2Bは軸方向に間隔を置い
て配置されている。さらに、複数のリング状ホルダ5
A,5Bが巻取軸3上に設けられ、スライダ2A,2B
はホルダ5A,5Bの外周面に嵌合され、軸方向に移動
可能に支持されている。さらに、スライダ2A,2Bに
キーみぞが形成され、ホルダ5A,5Bにキー6が設け
られており、ホルダ5A,5Bのキー6がスライダ2
A,2Bのキーみぞに挿入され、巻取軸3の回転方向に
おいて、キー6およびキーみぞによってスライダ2A,
2Bとホルダ5A,5Bが拘束されており、スライダ2
A,2Bはホルダ5A,5Bの外周面に沿ってスライド
し、軸方向に移動することはできても、そのまわりを回
転することはできない。巻取コア1は中空のもので、紙
管からなる。
【0012】さらに、この巻取軸では、隣接対のスライ
ダ2A,2B毎にリング状シリンダブロック7が設けら
れ、隣接対のスライダ2A,2Bがシリンダブロック7
の両側に配置されており、シリンダブロック7は巻取軸
3の外周面に嵌合され、固定されている。隣接対のスラ
イダ2A,2Bについては、それが互いに逆向きに配置
されており、その傾斜面4はシリンダブロック7から離
れるに従って半径方向内方に傾斜する。さらに、図2に
示すように、シリンダブロック7に複数の軸方向内孔8
A,8Bが形成されており、隣接対のスライダ2A,2
Bにおいて、各軸方向内孔8A,8Bのうち、いくつか
の軸方向内孔8Aが一方のスライダ2Aに向かって開口
し、他の軸方向内孔8Bが他方のスライダ2Bに向かっ
て開口している。この実施例では、各軸方向内孔8Aが
巻取軸3のまわりに角度間隔を置いて形成され、一方の
スライダ2Aに向かって開口し、各軸方向内孔8Bが各
軸方向内孔8A間に形成され、他方のスライダ2Bに向
かって開口している。
【0013】さらに、各軸方向内孔8A,8Bにおい
て、それぞれピストン9A,9Bが挿入され、エアなど
の流体圧の供給孔10が巻取軸3およびシリンダブロッ
ク7に形成され、軸方向内孔8A,8Bに開口してい
る。さらに、複数のカラー11が巻取軸3の外周面に嵌
合され、複数のリング状プレート12がカラー11の外
周面に嵌合され、軸方向に移動可能に支持されており、
ピストン9A,9Bはプレート12の端面に係合する。
さらに、各プレート12と各スライダ2A,2B間にベ
アリング13が設けられている。したがって、各ピスト
ン9A,9Bをプレート12およびベアリング13に押
し付け、各スライダ2A,2Bに作用させ、各スライダ
2A,2Bを軸方向に加圧することができる。さらに、
各ピストン9A,9Bと各スライダ2A,2B間にベア
リング13が介在し、ベアリング13によって各ピスト
ン9A,9Bと各スライダ2A,2Bの相対的回転を許
容することができる。
【0014】さらに、各スライダ2A,2Bにおいて、
複数のチップ14がそのまわりに角度間隔を置いて配置
されており、各チップ14が半径方向外方に移動可能に
案内され、スライダ2A,2Bの傾斜面4に係合する。
この実施例では、スライダ2A,2Bのホルダ5A,5
Bにフランジ15が形成され、各チップ14がそのフラ
ンジ15に係合しており、チップ14はホルダ5A,5
Bのフランジ15に沿ってスライドし、半径方向外方に
移動することができる。さらに、図3に示すように、複
数の軸方向みぞ16がスライダ2A,2Bの外周面に形
成され、その軸方向みぞ16に傾斜面4が形成され、各
チップ14が各軸方向みぞ16に挿入され、傾斜面4に
係合している。したがって、巻取軸3の回転方向におい
て、軸方向みぞ16によってチップ14とスライダ2
A,2Bが拘束され、チップ14はホルダ5A,5Bの
フランジ15に沿ってスライドし、半径方向外方に移動
することはできても、巻取軸3のまわりを回転すること
はできない。さらに、チップ14およびスライダ2A,
2Bについては、その外表面に周方向みぞ17,18が
形成され、リング状コイルスプリング19がチップ14
および第1および第2スライダ2A,2Bのまわりに設
けられ、その周方向みぞ17,18にはめ込まれてい
る。したがって、コイルスプリング19によってチップ
14が弾性付勢され、チップ14は第1および第2スラ
イダ2A,2Bの傾斜面4に係合した状態に保たれる。
【0015】この巻取軸のスライダ2A,2Bについて
は、そのホルダ5A,5Bと巻取軸3間にベアリング2
0が設けられ、各ホルダ5A,5Bが巻取軸3のまわり
に回転可能に支持されている。さらに、各スライダ2
A,2B毎にエディカレントクラッチ21A,21Bが
設けられており、各エディカレントクラッチ21A,2
1Bが隣接対のスライダ2A,2Bと隣接対のスライダ
2A,2B間に配置されている。エディカレントクラッ
チ21A,21Bはヒステリシスディスク22、エディ
カレントディスク23およびマグネット24からなり、
ヒステリシスディスク22およびエディカレントディス
ク23はロータ25A,25Bの外周面に嵌合され、固
定され、ロータ25A,25Bは巻取軸3の外周面に嵌
合され、固定されている。マグネット24はホルダ5
A,5Bの端面に形成された環状みぞにはめ込まれ、固
定されており、ヒステリシスディスク22およびエディ
カレントディスク23と対向する。
【0016】したがって、巻取軸3のまわりにおいて、
各巻取コア1を軸方向に間隔を置いて配置し、その位置
を隣接対のスライダ2A,2Bに対応させる。その後、
エアなどの流体圧をその供給孔10に通し、シリンダブ
ロック7の軸方向内孔8A,8Bに流体圧を供給する
と、各軸方向内孔7A,7Bにおいて、流体圧が各ピス
トン9A,9Bに作用する。したがって、隣接対のスラ
イダ2A,2Bのうち、一方のスライダ2Aについて
は、各ピストン9Aがプレート12およびベアリング1
3に押し付けられ、各スライダ2Aに作用し、各スライ
ダ2Aが軸方向に加圧される。他方のスライダ2Bにつ
いても、各ピストン9Bがプレート12およびベアリン
グ13に押し付けられ、各スライダ2Bに作用し、各ス
ライダ2Bが軸方向に加圧される。したがって、各スラ
イダ2A,2Bが各ホルダ5A,5Bの外周面に沿って
スライドし、軸方向に移動する。したがって、その傾斜
面4が各チップ14に作用し、各チップ14がホルダ5
A,5Bのフランジ15に沿ってスライドし、半径方向
外方に移動し、巻取コア1の内周面に押し付けられる。
【0017】したがって、シリンダブロック7の流体圧
および傾斜面4の作用により、各チップ14が巻取コア
1の外周面に押し付けられるものである。これによって
巻取コア1が支持される。
【0018】したがって、その後、駆動モータによって
巻取軸3を駆動し、回転させると、そのトルクがボス2
2A,22Bおよびエディカレントクラッチ21A,2
1Bに伝達される。さらに、各エディカレントクラッチ
21A,21Bによってトルクが伝達され、これがホル
ダ5A,5B、キー6およびスライダ2A,2Bに伝達
され、チップ14および巻取コア1に伝達される。した
がって、各巻取コア1を互いに独立させて駆動し、回転
させることができ、各巻取コア1に連続ウエブを巻き取
ることができる。
【0019】したがって、この巻取軸の場合、各エディ
カレントクラッチ21A,21Bにより、巻取軸3のト
ルクを各スライダ2A,2Bに伝達することができ、各
巻取コア1を互いに独立させて駆動し、回転させること
ができるものである。エディカレントクラッチ21A,
21Bは非接触式クラッチであり、上記公報の装置と異
なり、機械的接触方式によって巻取軸3のトルクを伝達
する必要はなく、磨耗および塵埃は生じない。したがっ
て、塵埃の生じる個所を頻繁に清掃せねばならないとい
う問題はない。過度に磨耗した部品を新しい部品と交換
せねばならないという問題もない。
【0020】エディカレントクラッチ21A,21Bに
代えて他の非接触式クラッチを使用することも考えられ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、隣接対のスライダ2A,2B毎にリング状シリンダ
ブロック7を設け、隣接対のスライダ2A,2Bをシリ
ンダブロック7の両側に配置すればよく、各スライダ2
A,2B毎にリング状シリンダブロック7を設ける必要
はない。したがって、シリンダブロック7の軸方向所要
スペースを減少させ、隣接対のスライダ2A,2Bと隣
接対のスライダ2A,2B間に適宜のスペースを形成す
ることができる。この結果、各スライダ2A,2B毎に
エディカレントクラッチ21A,21Bなどの非接触式
クラッチを設け、これを隣接対のスライダ2A,2Bと
隣接対のスライダ2A,2B間に配置し、各非接触式ク
ラッチにより、巻取軸3のトルクを各スライダ2A,2
Bに伝達することができるものである。したがって、機
械的接触方式によって巻取軸3のトルクを伝達する必要
はなく、磨耗および塵埃は生じない。したがって、塵埃
の生じる個所を頻繁に清掃せねばならないという問題は
ない。過度に磨耗した部品を新しい部品と交換せねばな
らないという問題もなく、所期の目的を達成することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のリング状シリンダブロックの正面図であ
る。
【図3】図1のリング状スライダおよびチップの斜視図
である。
【符号の説明】
1 巻取コア 2A,2B リング状スライダ 3 巻取軸 4 テーパ状傾斜面 7 リング状シリンダブロック 8A,8B 軸方向内孔 9A,9B ピストン 13 ベアリング 14 チップ 21A,21B エディカレントクラッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリング状スライダを巻取軸上に設
    け、前記各スライダの外周面にテーパ状傾斜面を形成
    し、前記各スライダを軸方向に間隔を置いて配置し、軸
    方向に移動可能に支持するとともに、隣接対のスライダ
    毎にリング状シリンダブロックを設け、前記隣接対のス
    ライダを前記シリンダブロックの両側に配置し、前記隣
    接対のスライダにおいて、その傾斜面を前記シリンダブ
    ロックから離れるに従って半径方向内方に傾斜させ、さ
    らに、前記シリンダブロックに複数の軸方向内孔を形成
    し、前記隣接対のスライダにおいて、前記各軸方向内孔
    のうち、いくつかの軸方向内孔を一方のスライダに向か
    って開口させ、他の軸方向内孔を他方のスライダに向か
    って開口させ、前記各軸方向内孔にピストンを挿入する
    一方、前記各スライダにおいて、複数のチップをそのま
    わりに角度間隔を置いて配置し、前記各チップを半径方
    向外方に移動可能に案内し、前記傾斜面に係合させ、前
    記各ピストンを前記各スライダに作用させ、前記各スラ
    イダを軸方向に加圧し、前記シリンダブロックの流体圧
    および前記傾斜面の作用により、前記各チップを巻取コ
    アの内周面に押し付け、これによって前記巻取コアを支
    持するようにしたことを特徴とする各個独立駆動巻取
    軸。
  2. 【請求項2】 前記各ピストンと前記各スライダ間にベ
    アリングを介在させ、前記ベアリングによって前記各ピ
    ストンと前記各スライダの相対的回転を許容するととも
    に、前記各スライダ毎にエディカレントクラッチなどの
    非接触式クラッチを設け、前記各非接触式クラッチを前
    記隣接対のスライダと隣接対のスライダ間に配置し、前
    記各非接触式クラッチにより、前記巻取軸のトルクを前
    記各スライダに伝達するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の各個独立駆動巻取軸。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109019123A (zh) * 2018-06-20 2018-12-18 浙江自由家居用品制造有限公司 一种卷布机的敷平除尘装置
JP6480069B1 (ja) * 2018-09-05 2019-03-06 株式会社アイムエンジニアリング 巻管へのシート状製品の巻取り装置
JP2021042027A (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 萩原工業株式会社 シート巻取軸

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