JPH1035663A - 飲料用容器 - Google Patents
飲料用容器Info
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- JPH1035663A JPH1035663A JP21671996A JP21671996A JPH1035663A JP H1035663 A JPH1035663 A JP H1035663A JP 21671996 A JP21671996 A JP 21671996A JP 21671996 A JP21671996 A JP 21671996A JP H1035663 A JPH1035663 A JP H1035663A
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- Japan
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- lid
- lip contact
- top wall
- sheet material
- container
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
構造も簡単で安価に製造でき、また、飲み口部分を開封
前には被覆して衛生的に収納液を飲むことが出来る優れ
た飲料用容器を提案する。 【解決手段】頂壁9の中央部を環状の垂壁10を介して陥
没部9aに形成し、且つ、周壁前部外面に前面及び上面を
開放した凹部形状をなす唇当接部11を形成してなる蓋体
3を備え、上記唇当接部後方に薄肉破断部12により囲成
されたプルリング14付きの切り取り蓋13を設け、唇当接
部及び非陥没部分の頂壁上面全面を被覆して強制的な剥
離が可能に固着させるとともに、唇当接部部分の両側上
端部より非陥没部分の頂壁に形成された切り取り蓋の両
側位置を前後にそれぞれ縦断する破断部16を形成したシ
ート材4を設けて構成した。そして、このシート材によ
り開封前は唇当接部を被覆して衛生的な内容物の飲用が
行える如く構成した。
Description
る。
等の金属で形成された円筒状をなし、上面に開口用のレ
バーを設けたものが知られている。
値段も高く、また、開口用のレバーは比較的固く、開口
し難い場合が多々あり、特に力の無い子供や老人にとっ
ては不向きである。
液を飲むが、従来の容器ではこの唇を当てる部分が露出
しているため、埃がかかる等汚損し易い。
で、全体を合成樹脂により形成するとともに、その構造
も簡単で安価に製造でき、また、飲み口部分を開封前に
は被覆しておいて衛生的に収納液を飲むことが出来る優
れた飲料用容器を提案するものである。
上記課題を解決するため、上端を開口した有底筒状をな
す容器体2と、該容器体上面に下面を固着させて容器体
上端開口を閉塞するとともに、周壁5上端縁より延設し
た頂壁9の中央部を環状の垂壁10を介して陥没部9aに形
成し、且つ、周壁5前部外面に前面及び上面を開放した
凹部形状をなす唇当接部11を形成してなる蓋体3とを備
え、上記唇当接部11後方の頂壁9前部から垂壁10前部を
介して陥没部9aに至る部分に亘って薄肉破断部12により
囲成されたプルリング14付きの切り取り蓋13を設け、上
記唇当接部11及び非陥没部分の頂壁9上面全面を被覆し
て強制的な剥離が可能に固着させるとともに、唇当接部
部分の両側上端部より非陥没部分の頂壁9に形成された
切り取り蓋13の両側位置を前後にそれぞれ縦断する破断
部16を形成したシート材4を設けてなることを特徴とす
る合成樹脂製の飲料用容器として構成した。
材4に代えて、少なくとも上記唇当接部11及び非陥没部
分の頂壁9に形成された切り取り蓋13を被覆して強制的
な剥離が可能に固着させたシート材4Aを設けてなる請求
項1記載の合成樹脂製の飲料用容器として構成した。
面を参照して説明する。本発明の飲料用容器1は、容器
体2と、蓋体3と、シート材4とを備えている。
で、周壁5上端縁より外方へフランジ6を突設してなる
上端開口の有底筒状で、内部に飲料物を収納させる。そ
の形状は図面に示す実施例の如く円筒状であっても、或
いはその他の筒状であっても良い。
ランジ6上面に固着させたフランジ7を周壁8下端縁よ
り外方へ延設するとともに、周壁8上端縁より延設した
頂壁9により容器体上端開口を閉塞する如く構成してい
る。また、頂壁9中央部を環状の垂壁10を介して陥没部
9aに形成し、周壁8の前部外面には前面及び上面開放の
凹部状をなす唇当接部11を形成している。この唇当接部
11は、一般的な唇を押し当てるのに都合の良い大きさに
構成したもので、本実施例では、左右を横断する垂壁外
面及び該垂壁下端縁に連設して前方へ若干傾斜下降する
傾斜壁外面とで構成している。
頂壁9前部から垂壁10前部を介して陥没部9aに至る部分
に亘って薄肉破断部12により囲成された切り取り蓋13を
設けている。本実施例では、切り取り蓋13は、陥没部9a
部分では一つの頂点を後方中央に向けた三角形状をな
し、上記垂壁10及び非陥没部分の頂壁9部分ではそれぞ
れ横長の矩形状に形成している。また、切り取り蓋の後
端部からはプルリング14を一体に突設しており、このプ
ルリング14を引き上げることにより、薄肉破断部12が切
断されて切り取り蓋13が除去され、飲み口15が開口する
如く構成している。
の従来行われている方法によりフランジ相互を融着させ
ることにより行える。
により、蓋体3成形時に蓋体に固定させたもので、上記
唇当接部11及び非陥没部分の頂壁9上面全面を被覆して
強制的な剥離が可能に固着させている。また、唇当接部
部分のシート材両側上端部より非陥没部分の頂壁9に形
成された切り取り蓋13の両側位置を前後にそれぞれ縦断
する破断部16を形成している。この破断部16は、図示例
の如きミシン目状に構成されたものであっても、或いは
薄肉に形成されたものであっても、比較的容易に破断が
可能な構造であれば良い。
剥離が可能に固着させている。ここでいう強制的な剥離
が可能とは、常態で固着しているが、一方を固定する等
して他方を引き剥がそうとすれば比較的容易に剥離する
ことを言う。その為にはインモールド成形の際の蓋体と
シート材との材質を剥離性の有る異材質で形成したり、
或いはシート材の下面に蓋体と比較的剥離性のある樹脂
層、所謂剥離層を形成する等して行えば良い。シート材
4の材質としては、合成樹脂の単独シート或いは積層シ
ート、或いは紙と合成樹脂の積層シート、或いは合成樹
脂に金属薄膜層を施した単独或いは積層シート等が採用
できる。
たっては、まず、プルリング14を掴んで前方へ引き上げ
れば薄肉破断部12が後部より順次前方へ破断し、その
際、シート材4の各破断部16が破断して切り取り蓋13に
固着している部分はそのまま固着しており、唇当接部11
に固着している部分は剥がれて、切り取り蓋13及び分離
したシート材4aが除去され、飲み口15が開口するととも
に、唇当接部11表面が露出する如く構成している。尚、
蓋体頂壁9の上面には残りのシート材4bが残る。
示すもので、本実施例では、上記シート材4に代えて、
唇当接部11及び非陥没部分の頂壁9に形成された切り取
り蓋13を被覆して強制的な剥離が可能に固着させたシー
ト材4Aを設けたものである。その他の構成は上記実施例
と同様であるため同符号を付して説明を省く。
11と、非陥没部分の蓋体頂壁9上面のみを被覆するもの
に限らず、唇当接部11と、非陥没部分の蓋体頂壁9に形
成された切り取り蓋13を含んだそれより広範囲の蓋体頂
壁9を被覆させることも可能である。また、あまり広範
囲になる場合には上記実施例の如き破断部を併用するこ
とも可能である。
上端縁より延設した頂壁9中央部を環状の垂壁10を介し
て陥没部9aに形成し、周壁5前部外面に前面及び上面を
開放した凹部形状をなす唇当接部11を形成してなる蓋体
3を有し、上記唇当接部11後方の頂壁9前部から垂壁10
前部を介して陥没部9aに至る部分に亘って薄肉破断部12
により囲成されたプルリング付きの切り取り蓋13を設
け、上記唇当接部11及び非陥没部分の頂壁9上面全面を
被覆して強制的な剥離が可能に固着させるとともに、唇
当接部部分の両側上端部より非陥没部分の頂壁9に形成
された切り取り蓋13の両側位置を前後にそれぞれ縦断す
る破断部16を形成したシート材4を設けたので、開封前
には唇を当てる唇当接部がシート材により被覆されてい
てそこに埃等が付着する虞はなく、また、開封に当たっ
ては、プルリングを引き上げるという極めて簡単な操作
で、飲み口の開口と、唇当接部のシート材の剥離を一緒
に行えるものである。
り蓋体に強制的な剥離が可能に固着させているが、その
際シート材は唇当接部及び非陥没部分の頂壁9上面全面
を被覆して固着させる如く構成したので、シート材が蓋
体頂壁の輪郭形状を備えており、型枠へのセットがし易
いという製造上の利点がある。
たりシート材を破断部で切断する必要が無いため、より
確実容易な開封を行える。
る。
る。
る。
頂壁,9a…陥没部,10…垂壁,11…唇当接部,12…薄肉
破断部,13…切り取り蓋,14…プルリング,16…破断部
Claims (2)
- 【請求項1】上端を開口した有底筒状をなす容器体2
と、該容器体上面に下面を固着させて容器体上端開口を
閉塞するとともに、周壁5上端縁より延設した頂壁9の
中央部を環状の垂壁10を介して陥没部9aに形成し、且
つ、周壁5前部外面に前面及び上面を開放した凹部形状
をなす唇当接部11を形成してなる蓋体3とを備え、上記
唇当接部11後方の頂壁9前部から垂壁10前部を介して陥
没部9aに至る部分に亘って薄肉破断部12により囲成され
たプルリング14付きの切り取り蓋13を設け、上記唇当接
部11及び非陥没部分の頂壁9上面全面を被覆して強制的
な剥離が可能に固着させるとともに、唇当接部部分の両
側上端部より非陥没部分の頂壁9に形成された切り取り
蓋13の両側位置を前後にそれぞれ縦断する破断部16を形
成したシート材4を設けてなることを特徴とする合成樹
脂製の飲料用容器。 - 【請求項2】上記シート材4に代えて、少なくとも上記
唇当接部11及び非陥没部分の頂壁9に形成された切り取
り蓋13を被覆して強制的な剥離が可能に固着させたシー
ト材4Aを設けてなる請求項1記載の合成樹脂製の飲料用
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21671996A JP3780427B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 飲料用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21671996A JP3780427B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 飲料用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1035663A true JPH1035663A (ja) | 1998-02-10 |
JP3780427B2 JP3780427B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=16692857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21671996A Expired - Fee Related JP3780427B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 飲料用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3780427B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6460725B1 (en) | 2000-03-15 | 2002-10-08 | Mighty Leaf Tea | Container lid and methods for beverage preparation and bag retention through lid side wall |
US6464099B1 (en) * | 1995-09-15 | 2002-10-15 | Mighty Leaf Tea | Raised container lid for beverage bag retention and related preparation methods |
US7140510B2 (en) | 1995-09-15 | 2006-11-28 | Jill Portman | Reduced profile lid for beverage preparation |
US8651316B2 (en) | 1995-09-15 | 2014-02-18 | Mighty Leaf Tea | Container lid configured to prevent tea bag from blocking a drinking aperture related methods |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP21671996A patent/JP3780427B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6464099B1 (en) * | 1995-09-15 | 2002-10-15 | Mighty Leaf Tea | Raised container lid for beverage bag retention and related preparation methods |
US7140510B2 (en) | 1995-09-15 | 2006-11-28 | Jill Portman | Reduced profile lid for beverage preparation |
US7299940B2 (en) | 1995-09-15 | 2007-11-27 | Mighty Leaf Tea | Alterable profile lid for beverage preparation |
US8181817B2 (en) | 1995-09-15 | 2012-05-22 | Mighty Leaf Tea | Raised container lid or beverage preparation and beverage bag retention |
US8613375B2 (en) | 1995-09-15 | 2013-12-24 | Mighty Leaf Tea | Full profile lid for beverage preparation |
US8651316B2 (en) | 1995-09-15 | 2014-02-18 | Mighty Leaf Tea | Container lid configured to prevent tea bag from blocking a drinking aperture related methods |
US6460725B1 (en) | 2000-03-15 | 2002-10-08 | Mighty Leaf Tea | Container lid and methods for beverage preparation and bag retention through lid side wall |
US6729494B2 (en) | 2000-03-15 | 2004-05-04 | Mighty Leaf Tea | Container lid and methods for beverage preparation and bag retention through side wall |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3780427B2 (ja) | 2006-05-31 |
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