JP3634073B2 - 飲料用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は飲料用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
飲料用容器として極一般にはアルミ,鉄等の金属で形成された円筒状をなし、上面に開口用のレバーを設けたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、金属は値段も高く、また、開口用のレバーは比較的固く、開口し難い場合が多々あり、特に力の無い子供や老人にとっては不向きである。
【0004】
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、全体を合成樹脂により形成するとともに、その構造も簡単で安価に製造でき、また、開封を容易に行える優れた飲料用容器を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、上端を開口した有底筒状の容器体2と、該容器体上端面に下端面を固着させて容器体上端開口を閉塞する蓋体3とを備え、該蓋体の頂板9前部に切り溝10及び後縁の薄肉ヒンジ11により囲成された蓋板12を設けるとともに、蓋板12前方の蓋体3前縁部に破断部13を介して切り取り板14を延設し、上記切り溝10を液密に閉塞させて蓋板12を被覆し且つ前方切り取り板14上面に至る帯状部15及び該帯状部に一体に連結して頂板9上に位置する固定部16とからなるシート材4を強制的な剥離が可能に固着させた。
【0006】
第2の手段として、前記第1の手段に於いて、上記蓋体3が、容器体2上端面に固着させたフランジ7を周壁8下端縁より外方へ延設するとともに、周壁8前部を横長の中空肉厚部8aに形成し、且つ、頂板9を周壁8内に陥没させて張設してなる蓋体3であり、上記蓋板12が、上記中空肉厚部8a上面に穿設した前辺及び該前辺両側より中空肉厚部8a内側面を介して頂板9中央部に至る部分に穿設した左右側辺とからなる切り溝10と、該切り溝後端間を結ぶ薄肉ヒンジ11により囲成された蓋板12である如く構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
本発明の飲料用容器は、容器体2と、蓋体3と、シート材4とを備えている。
容器体2は合成樹脂により形成されたもので、周壁5上端縁より外方へフランジ6を突設してなる上端を開口した有底筒状で、内部に飲料物を収納させる。その形状は図面に示す実施例の如く円筒状であっても、或いはその他の筒状であっても良い。
【0008】
蓋体3も合成樹脂により形成され、上記フランジ6上面に固着させたフランジ7を周壁8下端縁より外方へ延設するとともに、容器体上端開口を閉塞する頂板9を備えている。本実施例では、周壁8前部を横長の中空肉厚部8aに形成し、また、頂板9を周壁8内へ陥没させて張設している。
【0009】
また、蓋体3には、切り溝10及び後縁の薄肉ヒンジ11により囲成された蓋板12を設けている。本実施例では、上記蓋体周壁8前部の中空肉厚部8a上面に穿設した前辺と、この前辺両側から後方へ、中空肉厚部8a上面から中空肉厚部内側面を介して頂壁9中央部に至る部分に穿設した左右側辺とで切り溝10を構成し、該切り溝10後端間を薄肉のヒンジ11で連結し、ヒンジ11を中心として開蓋可能に蓋板12を設けている。また、この蓋板12前方のフランジ7前縁に破断部13を介して切り取り板14を延設している。この切り取り板14は横長の長方形状をなし、複数の細短棒状連結片により破断部13を形成している。
【0010】
蓋体3の容器体2への固着は超音波溶接等の従来行われている方法によりフランジ相互を融着させることにより行える。
【0011】
シート材4はインモールド成形等の方法により、蓋体成形時に蓋体に固定させたもので、上記切り溝10を液密に閉塞させて蓋板12を被覆し且つ前方切り取り板14上面に至る帯状部15及び該帯状部に一体に連結して頂板9上に位置する固定部16とからなるシート材4を強制的な剥離が可能に固着させている。本実施例では、上記切り取り板14上面からフランジ7前部を介して中空肉厚部8aを乗り越えて蓋板12の薄肉ヒンジ11直後に至る帯状部15と、該帯状部の両側の頂板9上面をスリット17を介して被覆するとともに、帯状部15による被覆部分以外の頂板9上面を被覆して固着させた固定部16とからシート材4を構成している。
【0012】
このシート材4は蓋体3に対して強制的な剥離が可能に固着させている。ここでいう強制的な剥離が可能とは、常態では固着しているが、一方を固定する等して他方を引き剥がそうとすれば比較的容易に剥離することを言う。その為にはインモールド成形の際の蓋体とシート材との材質を剥離性の有る異材質で形成したり、或いは、シート材の下面に蓋体と比較的剥離性の良い樹脂層、所謂剥離層を形成する等して行えば良い。シート材4の材質として、合成樹脂の単独シート,或いは積層シート,或いは紙或いは紙と合成樹脂の積層シート,或いは合成樹脂に金属薄膜層を施した単独或いは積層シート等が採用できる。
【0013】
上記の如く構成した容器1を使用するに当たっては、まず、切り取り板14及びその部分のシート材帯状部15を掴んで破断部13を破断し、次いで帯状部15を強制的に剥離させる。この際、蓋板12は周囲を切り溝10及び薄肉ヒンジ11により囲成されているため、帯状部15と一緒に持ち上がり開蓋する。
【0014】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明飲料容器は、蓋体の頂板9前部に切り溝10及び後縁の薄肉ヒンジ11により囲成された蓋板12を設けるとともに、蓋板12前方の蓋体前縁部に破断部13を介して切り取り板14を延設し、上記切り溝10を液密に閉塞させて蓋板12を被覆し且つ前方切り取り板14上面に至る帯状部15及び該帯状部に一体に連結して頂板9上に位置する固定部16とからなるシート材4を強制的な剥離が可能に固着させて構成したので、開封の際は切り取り板をシート材の帯状部先端と一緒に掴んで破断部を折り曲げ切断し、そのまま後方へ帯状部を剥がしていけば蓋板が一緒に開くため、其ほど大きな力を必要とせずに、簡単に開蓋できる。また、その構造は極めて簡単であり、蓋体とシート材とはインモールド成形により製造することも可能であるため、製造が容易で安価に製造できる利点も兼ね備えている。
【0015】
また、上記蓋体3を、容器体2上端面に固着させたフランジ7を周壁8下端縁より外方へ延設するとともに、周壁8前部を横長の中空肉厚部8aに形成し、且つ、頂板9を周壁8内に陥没させて張設して構成し、上記蓋板12を、上記中空肉厚部8a上面に穿設した前辺及び該前辺両側より中空肉厚部8a内側面を介して頂板9中央部に至る部分に穿設した左右側辺よりなる切り溝10と、該切り溝後端間を結ぶ薄肉ヒンジ11により囲成される如く構成したものにあっては、上記効果に加え、中空肉厚部を唇で挟んで収納液を飲むことが出来るため飲み易く、また、蓋板の前部に立ち上がり部分があるため、開封後後方へ回動させて周壁後部へ係止させる如く構成することも可能であり、その点においても内容物が飲み易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同実施例の一部切欠き要部側面図である。
【符号の説明】
2…容器体,3…蓋体,4…シート材,7…フランジ,8…周壁,
9…頂板,10…切り溝,11…薄肉ヒンジ,12…蓋板,13…破断部,
14…切り取り板,15…帯状部,16…固定部

Claims (1)

  1. 上端を開口した有底筒状の容器体2と、該容器体上端面に下端面を固着させて容器体上端開口を閉塞する蓋体3とを備え、該蓋体の頂板9前部に切り溝10及び後縁の薄肉ヒンジ11により囲成された蓋板12を設けるとともに、蓋板12前方の蓋体3前縁部に破断部13を介して切り取り板14を延設し、上記切り溝10を液密に閉塞させて蓋板12を被覆し且つ前方切り取り板14上面に至る帯状部15及び該帯状部に一体に連結して頂板9上に位置する固定部16とからなるシート材4を強制的な剥離が可能に固着させてなり、上記蓋体3が、容器体2上端面に固着させたフランジ7を周壁8下端縁より外方へ延設するとともに、周壁8前部を横長の中空肉厚部8aに形成し、且つ、頂板9を周壁8内に陥没させて張設してなる蓋体3であり、上記蓋板12が、上記中空肉厚部8a上面に穿設した前辺及び該前辺両側より中空肉厚部8a内側面を介して頂板9中央部に至る部分に穿設した左右側辺とからなる切り溝10と、該切り溝後端間を結ぶ薄肉ヒンジ11により囲成された蓋板12であることを特徴とする合成樹脂製の飲料容器。
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