JPH1035248A - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置

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JPH1035248A
JPH1035248A JP18950696A JP18950696A JPH1035248A JP H1035248 A JPH1035248 A JP H1035248A JP 18950696 A JP18950696 A JP 18950696A JP 18950696 A JP18950696 A JP 18950696A JP H1035248 A JPH1035248 A JP H1035248A
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尋章 佐々木
Naoharu Shibuya
直治 渋谷
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幸雄 中沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドベントダクトやセンターベントダクト
に流入する温調空気の風量を容易に調整することができ
る自動車用空気調和装置の提供。 【解決手段】 温調空気をサイドベントダクト吹出し口
へ配風するサイドベントダクト21と、温調空気をセン
ターベント吹出し口へ配風するセンターベントダクト2
0と、センターベントダクト20の開口20aを遮蔽す
る位置Aと開口20aから退避した位置Bとの間を軸2
5aに関して回動可能なベントドア25とを備え、サイ
ドベントダクト21の開口21aを開口20aに隣接し
て設けるとともに、少なくともベントドア25が位置A
にあるときに、サイドベントダクト21に流入する温調
空気の流量を調整する開口部25cをベントドア先端部
分に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センターベントや
サイドベントに流れる温調空気流量を調整することがで
きる自動車用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、実開昭6
0−152515号公報や実開昭63−69611号公
報に開示されるようなものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような自動
車用空気調和装置では、例えばフットダクト、デフダク
ト、センターベントダクトに配風するための配風ドアを
複数備え、それらの配風ドアを種々の配風モード(ベン
トモードやフットモード等)に応じて制御することによ
り、フットダクト,デフダクト,センターベントダクト
の風量を変化させている。一方、サイドベントダクトは
配風ドアの位置とは関係なく、常に温調空気が供給され
るように構成されている。上記配風ドアの位置は各モー
ド毎に設定されているため、風量の配分を変更する場合
には、各ダクトの断面積を変える等の大掛かりな変更が
必要となり、容易に温調空気の風量配分を調整すること
ができなかった。
【0004】本発明の目的は、サイドベントダクトやセ
ンターベントダクトに流入する温調空気の風量を容易に
調整することができる自動車用空気調和装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図1,4,5および6に対応付けて説明する。 (1)図1に対応付けて説明すると、請求項1の発明
は、温調空気をサイドベントダクト吹出し口へ配風する
サイドベントダクト21と、温調空気をセンターベント
吹出し口へ配風するセンターベントダクト20と、セン
ターベントダクト20の開口20aを遮蔽する第1の位
置Aと開口20aから退避した第2の位置Bとの間を移
動可能なベントドア25とを備える自動車用空気調和装
置に適用され、サイドベントダクト21の開口21aを
センターベントダクト20の開口20aに隣接して設け
るとともに、ベントドア25をその基端25aを軸に第
1の位置Aと第2の位置Bとの間を回動可能とし、少な
くともベントドア25が第1の位置Aにあるときに、サ
イドベントダクト21に流入する温調空気の流量を調整
する調整部25cをベントドア先端部分に設けたことに
より上述の目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の自動車用空
気調和装置において、調整部は、ベントドア25が第1
の位置Aにあるときに、サイドベントダクト21の開口
21aに対向するように形成された開口部25cであ
る。 (3)図6に対応付けて説明すると、請求項3に発明
は、請求項1または2に記載の自動車用空気調和装置に
おいて、調整部は、ベントドア40が第1の位置Aにあ
るときに、サイドベントダクト21の開口21aの一部
を遮蔽する遮蔽部40cである。 (4)図1に対応付けて説明すると、請求項4の発明
は、請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用空気調和
装置において、温調空気を車室内足元へ配風するフット
ダクト24および温調空気をウィンドウシールドガラス
内面に配風するデフダクト23へ温調空気を導くデフ・
フットダクト22を備え、ベントドア25が第2の位置
Bおいてデフ・フットダクト22の開口22aを遮蔽す
る。 (5)図5に対応付けて説明すると、請求項5の発明
は、請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用空気調和
装置において、ベントドア50が第1の位置Aと第2の
位置Bとの間の所定位置Jにあるときに、ベントドア先
端にほぼ対向する位置にサイドベントダクト21への温
調空気をセンターベントダクト20方向へ偏向する凸部
31を設けた。 (6)図4に対応付けて説明すると、請求項6の発明
は、温調空気をサイドベントダクト吹出し口へ配風する
サイドベントダクト21と、温調空気をセンターベント
吹出し口へ配風するセンターベントダクト20と、セン
ターベントダクト20の開口20aを遮蔽する第1の位
置Aと開口20aから退避した第2の位置Bとの間を移
動可能なベントドア30とを備える自動車用空気調和装
置に適用され、サイドベントダクト21の開口21aを
センターベントダクト20の開口20aに隣接して設け
るとともに、ベントドア30をその基端30aを軸に第
1の位置Aと第2の位置Bとの間を回動可能とし、ベン
トドア30が第1の位置Aと第2の位置Bとの間の所定
位置Jにあるときに、ベントドア先端にほぼ対向する位
置にサイドベントダクト21への温調空気をセンターベ
ントダクト20方向へ偏向する凸部31を設けたことに
より上述の目的を達成する。
【0006】(1)請求項1および2の発明では、ベン
トドア25が第1の位置Aにあるときに、ベントドア2
5の先端部分に設けられた調整部である開口部25cに
よりサイドベントダクト21に流入する温調空気の流量
が制限される。そして、開口部25cの面積を変えるこ
とによって前記流量が変化する。 (2)請求項3の発明では、ベントドア40が第1の位
置Aにあるときに、ベントドア40に設けられた遮蔽部
40cによってサイドベントダクト21に流入する温調
空気の流量が制限される。そして、遮蔽部40cの面積
を変えることによって前記流量が変化する。 (3)請求項4の発明では、ベントドア25はセンター
ベントダクト20開口20aまたはデフ・フットドア2
2の開口22aのいずれかを選択的に遮蔽することがで
きる。 (4)請求項5および6の発明では、ベントドア50
(30)が所定位置Jにあるときに、ベントドア50
(30)と凸部31との間を通過する温調空気がセンタ
ーベントダクト20方向に偏向され、その一部がセンタ
ーベントダクト20に流入する。この偏向の度合いは凸
部31の設定(形状や大きさ)を変えることによって変
化する。
【0007】
【発明の効果】請求項1〜5の発明によれば、ベントド
アが第1の位置にあるときに、調整部によってサイドベ
ントダクトに流入する温調空気の風量が変化するため、
調整部の設定を変更することによってサイドベントダク
トに流入する温調空気の風量を容易に調整することがで
きる。特に、請求項4の発明では、一つのベントドアを
用いてセンターベントドアの開口またはデフ・フットダ
クトの開口のいずれかを選択的に遮蔽することができ
る。また、請求項5または6の発明によれば、凸部の設
定を変更することにより、ベントドアが所定位置にある
ときのセンターベントダクトおよびサイドベントダクト
に流入する温調空気の風量を容易に調整することができ
る。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が発明の実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明の実施の形態を説明する。 −第1の実施の形態− 図1は本発明による自動車用空気調和装置の概略構成を
示す図である。11および12は空気調和装置1の上流
側に設けられた外気側吸入口および内気側吸入口であ
り、吸入する空気の外気と内気との割合がインテークド
ア13によって調整される。両吸入口11,12から吸
入された空気はブロアファン14により空気調和装置1
の下流側(図示左側)へ送風され、エバポレータ15で
熱交換が行われて冷風となる。
【0010】エバポレータ15の下流側では、冷風の流
路はヒータコア16を通過する流路17とヒータコアを
迂回する流路18とに分れ、ヒータコア16の下流側で
再び合流する。流路17を通過する冷風はヒータコア1
6により熱交換が行われて温風となり、この温風と流路
18を通過した冷風とが合流して所定の温度の温調空気
となる。流路17と流路18との分岐点にはエアーミッ
クスドア19が設けられ、このエアーミックスドア19
の位置を変えることによって流路17および18を通過
する空気の割合が調整される。
【0011】20はインストルメントパネルの中央付近
に配設されるセンターベント吹出し口(不図示)へ温調
空気を導くセンターベントダクト、21はインストルメ
ントパネルの左右両端位置に配設されるサイドベントダ
クト吹出し口(不図示)へ温調空気を導くサイドベント
ダクトである。また、22はデフ・フットダクトであ
り、その下流においてウィンドウシールドガラス内面へ
温調空気を導くデフダクト23と、車室内足元へ温調空
気を導くフットダクト24とに分枝している。
【0012】25は軸25aを回転軸として回動可能な
ベントドアであって、図に示す位置Aと位置Bとの間に
位置するように制御される。ベントドア25はドア部2
5bと先端側に形成された開口部25c(図3参照)と
から成っている。本実施の形態では、サイドベントダク
ト21がセンターベントダクト20の図示右側、すなわ
ち位置Aにあるサイドベントドア25の先端側に隣接し
て設けられているため、ベントドア25が位置Aにある
ときには、ドア部25bがセンターベントダクト20の
開口20aを遮蔽するとともに、開口部25cがサイド
ベントドア21の開口21aに対向する。一方、ベント
ドア25が位置Bにあるときには、ドア部25bがデフ
・フットダクト22の開口22aを遮蔽する。26は軸
26aを回転軸として回動可能なデフ・フットドアであ
って、図に示す位置Cと位置Dとの間の位置に制御され
る。デフ・フットドア26が位置Cにあるときにはデフ
ダクト23の開口23aを遮蔽し、一方、位置Dにある
ときにはフットダクト24を遮蔽する。ミックスドア1
9によって所定の温度に調整された温調空気は、ドア2
5,26によって各ダクト20〜24に配風された後に
車室内(不図示)に吹き出される。
【0013】図2は温調空気の配風モードを説明する図
であり、説明に必要な図1の装置の要部(ドア25,2
6等)を示す。図2において、(a)はベントモード、
(b)はバイレベルモード、(c)はデフモードをそれ
ぞれ示している。図2(a)に示すベントモードでは、
ベントドア25が位置Bへと制御されてデフ・フットダ
クト22の開口22aが遮蔽される。そのため、エアー
ミックスドア19を制御して所定温度に調節された温調
空気Eは、図2(a)示すようにセンターベントダクト
20に流入する温調空気E1とサイドベントダクト21
に流入する温調空気E2とに分配される。この温調空気
E1,E2の各流量は開口20aおよび21aの断面積
に依存している。
【0014】次に、図2(b)のバイレベルモードにつ
いて説明する。バイレベルモードでは、デフ・フットド
ア26が位置Cへと制御されてデフダクト23の開口2
3aが遮蔽されるとともに、図2(b)に示すようにベ
ントドア25が位置Aと位置Bとの間の所定位置Jに制
御される。これにより、温調空気Eはセンターベントダ
クト20,サイドベントダクト21,フットダクト24
のそれぞれに分配供給される。ここで、センターベント
ダクト20およびサイドベントダクト21に供給される
温調空気は、ベントドア25の先端縁とダクト壁面との
間に形成される隙間Fを通過する温調空気E4と、ベン
トドア25の開口部25cを通過する温調空気E5とか
ら成る。この開口部25cが無い場合には、温調空気は
隙間Fのみしか流れないが、開口部25cを設けたこと
によって開口部25cを通過した温調空気の一部がセン
ターベントダクト20に流入する。
【0015】図3は、3種類の開口部25cを例示した
図である。図3(a)は開口部25cの断面積をサイド
ベントダクト21の開口21aの断面積程度まで大きく
した場合であり、x1は開口部25cの図示左右方向の
幅寸法である。一方、図3(b)および図3(c)に示
す開口部25cでは、幅寸法x2がx2<x1であって
開口部25cの断面積が図3(a)の場合に比べて小さ
いため、図2(b)のバイレベルモードにおける温調空
気E1およびE2の合計の風量は図3(a)の場合より
少なくなる。また、図3(b)と図3(c)の開口部2
5cを比較すると、図2(b)のバイレベルモードにお
いて、より軸25aに近い位置に形成されている図3
(b)の方が図3(c)に比べてセンターベントダクト
20に流入する温調空気E1の風量が多くなる。このよ
うに、開口部25cの大きさや位置を変えることによっ
てセンターベントダクト20およびサイドベントダクト
21に供給される温調空気の風量を調整することができ
る。
【0016】図2に戻ってデフモードについて説明す
る。図2(c)に示すデフモードでは、デフ・フットド
ア26が位置Dへと制御されてフットダクト24の開口
24aが遮蔽されるとともに、ベントドア25が位置A
へと制御されてセンターベントダクト20の開口20a
が遮蔽される。このとき、ベントドア25の開口部25
cがサイドベントダクト21の開口21aに対向する。
その結果、温調空気Eはデフダクト23およびサイドベ
ントダクト21のそれぞれに分配供給される。この場合
も、図3(a)〜3(c)に示すように開口部25cを
変えることによって、サイドベントダクト21の温調空
気の風量を調整することができる。例えば、図3(b)
と図3(c)の場合を比較すると、バイレベルモードに
おいて、図3(b)に示すような開口部25cの方がセ
ンターベントダクト20側への温調空気の偏向の傾向が
強くなり、センテーベントダクト20に分配される風量
が増すことになる。なお、上述した3つのモード以外に
フットモードがあるが、フットモードは図2(c)にお
いてデフ・フットドア26を位置Cとした場合であり、
説明を省略する。
【0017】−第2の実施の形態− 図4は本発明による自動車用空気調和装置の第2の実施
の形態を示す図であり、第1の実施の形態の図2に対応
するものである。図4(a)〜4(c)は、図2(a)
〜2(c)と同様にベントモード,バイレベルモード,
デフモードを示しており、図4(d)は図4(c)のH
−H断面図である。30は軸30aに関して回動可能な
ベントドアであり、位置Aではセンターベントダクト2
0の開口20aを遮蔽し、位置Bではデフ・フットダク
ト22の開口22aを遮蔽する。なお、各モードにおけ
るベントドア30およびデフ・フットドア26の位置
は、第1の実施の形態のベントドア25,デフ・フット
ドア26と同様である。31は凸部であって、バイレベ
ルモード時のベントドア30の先端とほぼ対向する位置
に設けられる。本実施例においても、サイドベントダク
ト21は第1の実施の形態と同様にセンターベントダク
ト20に隣接して設けられている。
【0018】凸部31周辺を流れる温調空気はセンター
ベントダクト20方向(図示左方向)に偏向される。そ
のため、図4(a)に示すように、サイドベントダクト
21に分配される温調空気E2は、凸部31を回り込む
ようにしてサイドベントダクト21に流入する。その結
果、温調空気E2の一部がセンターベントダクト20へ
流入し、サイドベントダクト21に分配される温調空気
E2の風量は、第1の実施の形態における図2(a)の
場合に比べて減少する。凸部31による温調空気の偏向
は、ベントモード以外のモードにおいても同様に生じ
る。特に、図4(b)に示すバイレベルモードでは、斜
めになっているベントドア30の影響も加わって、温調
空気のセンターベントダクト20方向への偏向の傾向が
強くなる。
【0019】図4(d)の断面図に示すように、温調空
気の流れに対する凸部31の断面積Sの大きさによっ
て、サイドベントダクト21に流入する温調空気の風量
が変化する。さらに、凸部31の形状や、開口21aか
らの距離によっても上述した風量は変化する。すなわ
ち、凸部31の断面積,形状,開口21aからの距離を
調整することにより、センターベントダクト20,サイ
ドベントダクト21に分配される温調空気の風量を調整
することができる。
【0020】なお、ベントドア30は位置Aにおいてセ
ンターベントダクト20の開口20aのみを遮蔽してい
るが、図5に示すように先端部分に開口部50cを有す
るベントドア50や、後述するベントドア40(図6参
照)のようにサイドベントダクト21の一部を遮蔽する
ようなベントドアを用いてもよい。
【0021】−第3の実施の形態− 図6は本発明による自動車用空気調和装置の第3の実施
の形態を示す図であり、(a)はベントドア周辺の拡大
図、(b)は(a)のG−G断面図である。サイドベン
トダクト21は、第1の実施の形態と同様にセンターベ
ントダクト20に隣接して設けられている。40は軸4
0aに関して回動可能なベントドアであり、ベントドア
40が位置Aにあるときにはセンターベントダクト20
の開口20aおよびサイドベントドア21の開口21a
の一部が遮蔽される。そして、二点鎖線40’で示すよ
うに開口21aを遮蔽する遮蔽部40c(図6(b)の
斜線で示す部分)の面積を変えることによって、サイド
ベントドア40が位置Aとなるデフモードおよびフット
モード時にサイドベントダクト21への温調空気の風量
を調整することができる。また、サイドベントドア40
が斜めになるバイレベルモードの場合にも、同様の効果
を得ることができる。なお、ベントドア40が位置Bと
なるベントモードでは、センターベントダクト20,サ
イドベントダクト21に配風供給される温調空気の風量
は、図2(a)に示すベントモードの場合と同様であ
る。
【0022】上述した発明の実施の形態と特許請求の範
囲の要素との対応において、位置Aは第1の位置を、位
置Bは第2の位置を、開口25cおよび遮蔽部40cは
調整部をそれぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用空気調和装置の第1の実
施の形態を示す概略構成図。
【図2】温調空気の配風モードを説明する図であり、
(a)はベントモード、(b)はバイレベルモード、
(c)はデフモードをそれぞれ示す。
【図3】開口部25cの例を示す平面図。
【図4】本発明による自動車用空気調和装置の第2の実
施の形態を示す概略構成図。
【図5】図4において、ベントドア30をベントドア5
0で置き換えた場合の図。
【図6】本発明による自動車用空気調和装置の第3の実
施の形態を示す図であり、ベントドア周辺の拡大図。
【符号の説明】
1 空気調和装置 20 センターベントダクト 21 サイドベントダクト 22 デフ・フットダクト 23 デフダクト 24 フットダクト 25,30,40,50 ベントドア 25a,30a,40a,50a 軸 25b ドア部 25c,50c 開口部 26 デフ・フットドア 31 凸部 40c 遮蔽部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温調空気をサイドベントダクト吹出し口
    へ配風するサイドベントダクトと、 温調空気をセンターベント吹出し口へ配風するセンター
    ベントダクトと、 前記センターベントダクトの開口を遮蔽する第1の位置
    と前記開口から退避した第2の位置との間を移動可能な
    ベントドアとを備える自動車用空気調和装置において、 前記サイドベントダクトの開口を前記センターベントダ
    クトの開口に隣接して設けるとともに、前記ベントドア
    をその基端を軸に前記第1の位置と前記第2の位置との
    間を回動可能とし、少なくとも前記ベントドアが前記第
    1の位置にあるときに、前記サイドベントダクトに流入
    する温調空気の流量を調整する調整部をベントドア先端
    部分に設けたことを特徴とする自動車用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用空気調和装置
    において、 前記調整部は、前記ベントドアが前記第1の位置にある
    ときに、前記サイドベントダクトの開口に対向するよう
    に形成された開口部であることを特徴とする自動車用空
    気調和装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の自動車用空気調和装置
    において、 前記調整部は、前記ベントドアが前記第1の位置にある
    ときに、前記サイドベントダクトの開口の一部を遮蔽す
    る遮蔽部であることを特徴とする自動車用空気調和装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の自動車
    用空気調和装置において、 温調空気を車室内足元へ配風するフットダクトおよび温
    調空気をウィンドウシールドガラス内面に配風するデフ
    ダクトへ温調空気を導くデフ・フットダクトを備え、前
    記ベントドアが前記第2の位置おいて前記デフ・フット
    ダクトの開口を遮蔽することを特徴とする自動車用空気
    調和装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の自動車
    用空気調和装置において、 前記ベントドアが前記第1の位置と前記第2の位置との
    間の所定位置にあるときに、ベントドア先端にほぼ対向
    する位置に前記サイドベントダクトへの温調空気を前記
    センターベントダクト方向へ偏向する凸部を設けたこと
    を特徴とする自動車用空気調和装置。
  6. 【請求項6】 温調空気をサイドベントダクト吹出し口
    へ配風するサイドベントダクトと、 温調空気をセンターベント吹出し口へ配風するセンター
    ベントダクトと、 前記センターベントダクトの開口を遮蔽する第1の位置
    と前記開口から退避した第2の位置との間を移動可能な
    ベントドアとを備える自動車用空気調和装置において、 前記サイドベントダクトの開口を前記センターベントダ
    クトの開口に隣接して設けるとともに、前記ベントドア
    をその基端を軸に前記第1の位置と前記第2の位置との
    間を回動可能とし、前記ベントドアが前記第1の位置と
    前記第2の位置との間の所定位置にあるときに、ベント
    ドア先端にほぼ対向する位置に前記サイドベントダクト
    への温調空気を前記センターベントダクト方向へ偏向す
    る凸部を設けたことを特徴とする自動車用空気調和装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014061826A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Keihin Corp 車両用空気調和装置

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