JPH1035222A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

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JPH1035222A
JPH1035222A JP8189400A JP18940096A JPH1035222A JP H1035222 A JPH1035222 A JP H1035222A JP 8189400 A JP8189400 A JP 8189400A JP 18940096 A JP18940096 A JP 18940096A JP H1035222 A JPH1035222 A JP H1035222A
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静雄 岩崎
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0302Tread patterns directional pattern, i.e. with main rolling direction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエット及びドライ双方の操縦性やコントロ
ール性を同時に向上させた特にサーキット走行に適合の
空気入りラジアルタイヤを提供する。 【解決手段】 トレッド部踏面の中央区域の両側端部よ
りそれぞれタイヤ赤道面に向かって延び、該赤道面に対
しそれぞれ30°以下の急傾斜角度をなして互いに矢筈
状に交差する多数本の主溝を有し、急傾斜主溝のタイヤ
断面にあらわれる壁面傾斜角度α(度)と、トレッド部
のトレッドゴムの300%モジュラスM(kgf/cm2)とが
α×M>900を満たし、トレッドゴムの切断時伸びは
420%以上である、偏平率60%以下のタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウエット路面走
行及びドライ路面走行の何れの路面走行においても優れ
た操縦性を発揮する、偏平率が60%以下の偏平な空気
入りラジアルタイヤに関し、特にサーキット走行におい
て雨天時の操縦性とドライ時のコントロール性とを高度
に両立させたスポーツ走行系の高性能な空気入りラジア
ルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来ウエット路面走行に際し耐ハイドロ
プレーニング性の点で有利とされていた踏面の円周に沿
う周方向直状主溝に代わり、近年では踏面中央区域の両
側から延び、タイヤ赤道面に対し小さな角度で傾斜させ
た主溝を交差させて矢筈状とするトレッドパターンが採
用される傾向にあり、それというのはこの矢筈状主溝が
形成する先端(タイヤの踏み込み側のこと、以下同じ)
が鋭角の陸部の踏み込み作用により車両進行方向(前
方)への水撥ねが直状主溝より大幅に抑制され、その結
果転動するタイヤ踏面の下に進入する水は後方と側方へ
効率良く排水されるので、より優れた耐ハイドロプレー
ニング性を発揮するからである。
【0003】しかしこの矢筈状主溝を踏面に備えるタイ
ヤのうち、サーキット走行に供するようなスポーツ走行
系の高性能空気入りラジアルタイヤは、周方向直状主溝
をもつタイヤに比し全ての点で優位性をもつものでな
く、不利な点も合せ有することを解明した。この不利
は、矢筈状交差主溝が形成する先端鋭角の陸部、それは
排水性の向上を考慮して矢筈状主溝を構成するそれぞれ
の主溝につき周方向で互いに隣り合う主溝相互間に連通
する副溝により形成される菱形乃至それに近い形状のブ
ロックに由来する。
【0004】このブロックは、矢筈状交差主溝のタイヤ
赤道面に対する傾斜角度を、高度な耐ハイドロプレーニ
ング性確保のため、成るべく小さな角度にすることが必
要であり、傾斜角度を小さくすればするほどブロック幅
は狭くなる。その結果、極限に近い旋回を必要とするサ
ーキット走行ではタイヤ踏面に極めて大きな横力が頻繁
に作用するのは当然として、その際に入力される大横力
に対し幅狭のブロックは大きな変形が余儀なくされ、そ
のため十分なコーナリングフォースを発生させることが
できず、よって操縦性が不十分でコントロール性に欠け
るという不利な点が見出された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明の請求
項1に記載した発明は、トレッド部踏面に矢筈状交差主
溝を備えてウエット路面走行時の十分な耐ハイドロプレ
ーニング性を確保した上で、一般ドライ路面上での走行
時はもとより、特にドライ路面のサーキット走行時に十
分な操縦性を備え優れたコントロール性を発揮すること
ができる空気入りラジアルタイヤを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載した発明は、一対のビー
ド部及び一対のサイドウォール部と、トレッド部とから
なり、これら各部をビード部内に埋設したビードコア相
互間にわたり補強する1プライ以上のラジアル配列コー
ドのゴム被覆になるカーカスプライと、その外周でトレ
ッド部を強化するベルトとを備え、該ベルトは2層以上
のコード交差層と、該層の外周に螺旋巻回した有機繊維
コ─ド層とを有する空気入りラジアルタイヤにおいて、
トレッド部踏面の中央区域の両側端部よりそれぞれタイ
ヤ赤道面に向かって延び、該赤道面に対しそれぞれ30
°以下の急傾斜角度をなして互いに矢筈状に交差する多
数本の主溝を有し、該急傾斜主溝のタイヤ断面にあらわ
れる壁面傾斜角度(α(度))と、トレッド部のトレッ
ドゴムの300%モジュラス(M(kgf/cm2))との積
(α×M)が、α×M>900を満たし、かつトレッド
ゴムの切断時伸びは420%以上であることを特徴とす
る、偏平率が60%以下の空気入りラジアルタイヤであ
る。
【0007】ここにトレッド部踏面の中央区域とは、踏
面幅を4等分して区画した4区域のうちタイヤ赤道面を
挟む両側の1区域、合せて2区域を指す。そしてこれら
区域の外側端寄り位置からそれぞれタイヤ赤道面に向か
い急傾斜角度をなして延びる主溝は、タイヤ赤道面の一
方側及び他方側でそれぞれ同じ方向に向いて傾斜し、一
方側の傾斜主溝と他方側の傾斜主溝とは上記中央区域に
て矢筈状に交差するものであり、矢筈の向きは踏面全周
にわたり同じである。これから明らかなように矢筈状交
差主溝は方向性を有し、よってこの発明による空気入り
ラジアルタイヤは回転方向を指定するものである。また
主溝の矢筈状交差箇所は1箇所とは限らず必要に応じて
2箇所以上に及ぶものとする。
【0008】矢筈状交差主溝の壁面傾斜角度α(度)
は、タイヤの回転軸心を含む平面による断面にて溝縁を
通る踏面の法線と壁面の線とがなす角度を用いるものと
し、この点従来慣例としていた溝に直交する平面にあら
われる溝断面の傾斜角度とは異なる。この壁面傾斜角度
α(度)は両壁面に適用するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明による空気入りラジアル
タイヤの実施の形態の一例を図1〜3に基づき以下詳細
に説明する。図1はタイヤの左半断面図であり、図2は
タイヤ踏面に形成したトレッドパターンの平面図であ
り、図3は図2のタイヤ赤道面Eに直交するIII −III
線に沿う急傾斜主溝部分の断面図である。
【0010】図1において、空気入りラジアルタイヤ1
は一対のビード部2(片側のみ示す)と、一対のサイド
ウォール部3(片側のみ示す)と、トレッド部4とから
成り、これら各部をビード部内に埋設したビードコア5
相互間にわたり補強する1プライ以上(図示例は2プラ
イ)のカーカスプライ6と、カーカスプライ6の外周で
トレッド部を強化するベルト7とを備える。ベルト7は
カーカスプライ6側に2層以上(図示例は2層)のコー
ド交差層7aと、該層7aの外周に螺旋巻回した1層以
上(図示例は1層)の有機繊維コ─ド層7bとを有す
る。コード交差層7aはスチールコード又はポリアミド
繊維コードのゴム被覆により構成し、螺旋巻回層7bは
6−ナイロンコード又は6,6−ナイロンコードのゴム
被覆により構成する。さらに慣例に従いベルト7の外周
にトレッドゴム8を配置する。
【0011】図1、図2において、トレッド部4の踏面
4tの幅Wは、図1に示すラウンドショルダの場合、踏
面の両端側を形成する曲線、多くの場合は円弧の延長線
とバットレスBを形成する円弧の延長線との交点P相互
間の距離とする。そしてここでは踏面幅Wを4等分して
区画した4区域うちのタイヤ赤道面(以下赤道面と略
す)Eを挟む両側の1区域、合せて2区画を中央区域1
0と呼ぶ。なお図1は図2のI−I線に沿う断面図であ
る。
【0012】中央区域10の両側端部よりそれぞれ赤道
面Eに向かって主溝11、12が、この例では赤道面E
を横切って延びる。そのとき主溝11、12はそれぞれ
赤道面Eに対し30°以下、望ましくは10〜30°の
範囲内の急傾斜角度θ1 、θ 2 をなす矢筈状配列とす
る。すなわち主溝11、12は赤道面Eの両側から赤道
面Eに向かいV字を描くように延びる配列とするもので
ある。
【0013】ここに主溝11、12の赤道面Eに対する
傾斜角度θ1 、θ2 は、主溝11、12それぞれが赤道
面E近傍で同じ溝幅のときは溝縁で測り、溝幅が変化す
るときは溝幅中心を連ねる線で測る。図2では後者の溝
幅中心を連ねる線L1 、L2で傾斜角度θ1 、θ2 を示
した。ここで傾斜角度θ1 、θ2 は、θ1 =θ2 、θ 1
>θ2 、θ1 <θ2 とすることを可とする。また図示の
主溝11、12は直状であるが、それ以外に大きな曲率
半径をもつ円弧状乃至曲状としてもよい。
【0014】図示の主溝11、12は互いに2箇所で矢
筈状に交差する例であり、何れの交差位置も赤道面E近
傍である。2箇所の交差タイプであるから便宜上主溝1
1、12をそれぞれ主溝11a、11b部分と主溝12
a、12b部分とに分け、主溝11a部分と主溝12b
部分とで、また主溝11b部分と主溝12a部分とでそ
れぞれ先端鋭角の陸部を形成する。
【0015】図2に示すトレッドパターンは良好な排水
性を保持するため、まず踏面4t両側に直状溝13、1
4を設け、次に中央区域10の両側端部に位置する主溝
11、12を傾斜角度θ1 、θ2 よりも大きな傾斜角度
で折り曲げて横溝状主溝部分11c、12cとし、この
横溝状主溝部分11c、12cをそれぞれ直状溝13、
14に連通させる一方、赤道面Eの主溝11、12終端
部は同様に図に示すような横溝15、16をそれぞれ直
状溝13、14に連通させる。
【0016】タイヤ1が図2に矢印で示す回転方向に回
転するとき、以上述べた各種溝のうち特に主溝11、1
2が形成する先端鋭角の陸部は水膜を、あたかも航行す
る船舶の舳先の動作に似た水切り動作を行い、切り分け
られた水は主溝11、12内部を流れてタイヤの両側及
び回転後方に効率良く排水されるので、この水切り動作
が殆ど期待されないそれまでの周方向直状主溝に比し耐
ハイドロプレーニング性が顕著に改善される。
【0017】しかし先端鋭角の陸部とそれに続く幅狭陸
部のブロックは、ドライ路面での急激なコーナリングで
大変形を生じ易く、その結果所期のコーナリングフォー
スを発生し難くなるのは先に触れた通りである。そこで
図3を参照して、赤道面Eと直交する平面による断面に
あらわれる主溝11、12の溝壁面11w、12wと、
溝縁を通る踏面4tの法線VLとがなす角度α、すなわ
ち溝壁面11w、12wの傾斜角度α(度)及びトレッ
ドゴム8の300%モジュラスM(kgf/cm2)は、それぞ
れの積α×Mが900を超える必要がある。このとき溝
壁面11w、12wの傾斜角度α(度)は同一主溝内、
主溝相互間で必ずしも同一とは限らず、α×M>900
を満たす範囲内で適当な値を選択することができる。
【0018】ただし300%モジュラスM(kgf/cm2)
は、コーナリングフォース発生の点で成るべく高い値が
望ましい反面、製造時の生産性及び作業性に実際上支障
を生じさせない範囲に止める必要がある点、そして良好
な乗り心地保持の点から140kgf/cm2 以下が好まし
い。このことから主溝11、12の壁面傾斜角度αは約
6.43度以上とするのが望ましい。また急激なコーナ
リング時のブロック欠けを阻止する上でトレッドゴム8
の切断時伸びは420%以上であることを要す。
【0019】上述の切断時伸びが420%以上で、上記
傾斜角度α(度)と300%モジュラスM(kgf/cm2)と
を掛け合せたとき900を超える300%モジュラスM
(kgf/cm2)の値をもつトレッドゴム8と、この壁面傾斜
角度α(度)をもつ主溝11、12とにより形成される
先端鋭角の陸部は、たとえ陸部幅が狭くとも、車両の急
激なコーナリングの際にこの陸部に作用する横力に対し
十分な剛性を発揮し、その結果上記陸部の変形量を抑制
し、たとえ大変形入力の下でも耐えて「へたり現象」を
呈することなく十分なサイドフォース乃至コーナリング
フォースを発生させることができる。さらに操舵応答性
も大幅に向上するのは言うまでもない。
【0020】先端鋭角陸部が図2に示すようなブロック
であっても、また別の菱形状乃至これに近い形状をもつ
ブロックであっても、上記の壁面傾斜角度αとトレッド
ゴム8の物性を満たすトレッドパターンを備えた空気入
りラジアルタイヤは、トレッドゴム欠けなどの不具合を
伴うことなく、ウエット路面で従来タイヤと同等な優れ
た耐ハイドロプレーニング性に基づく操縦性を発揮する
ことができ、同時にドライ路面では従来タイヤより顕著
に優位なコーナリングフォース特性に基づく高度なコン
トロール性を発揮することができ、特にサーキット走行
に適合したいわば全天候タイプの高性能タイヤを提供す
ることができる。α×M≦900ではドライ路面性能が
不十分となり、この発明の目的に不適合である。
【0021】
【実施例】乗用車用空気入りラジアルタイヤで、サイズ
が205/55R16であり、構成は図1〜図3に従
い、カーカスプライ6は2プライのラジアル配列ポリエ
ステルコードのゴム被覆になり、ベルト7は2層のスチ
ールコード交差層7aと1層の6,6−ナイロンコード
の螺旋巻回層7bとからなる。踏面幅Wは180mmで
あり、よって中央区域10の幅は45mm×2の90m
mである。 トレッドゴム8はゴムAとゴムBとの2種
類を準備した。これらの300%モジュラスM(kgf/cm
2)と切断時伸び(%)とを表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】実施例1及び比較例1、2のタイヤにつ
き、トレッドゴム8に適用したゴム種類、主溝11、1
2の壁面11w、12wの傾斜角度α(度)、傾斜角度
α(度)×300%モジュラスM(kgf/cm2)それぞれを
表2に示す。なお比較例1、2にはトレッドゴム8を除
き、他は全て実施例に合せた。これらの実施例1及び比
較例1、2のタイヤをそれぞれスポーツカーの4輪に装
着し、プロドライバの操縦によりドライ路面及びウエッ
ト路面をもつサーキットを5周させる実車テストを実施
した。
【0024】走行の間のコーナリング中に作用する横G
(横方向加速度)をドライ路面走行時、ウエット路面走
行時に分けてハンドリングの手応え(フィーリング)に
より評価した。評点は10点を満点としてプロドライバ
が採点した。テストの間のトレッドゴム欠け発生の有無
も合せて観察により記録した。ウエット及びドライ操縦
性の評点とトレッドゴム欠け発生の有無とを合せて表2
の下段に示す。
【0025】
【表2】
【0026】表2のテスト評点結果より、実施例1のタ
イヤはウエット路面走行で従来から満足すべき耐ハイド
ロプレーニング性により優れた操縦性を発揮している比
較例1、2タイヤと同等の性能を示す一方、従来はドラ
イ路面のコーナリング走行で不十分なコントロール性を
示すに過ぎなかった比較例1、2に対し、実施例1のタ
イヤはドライ路面走行でも顕著に優れたコントロール性
(操縦性)を発揮することが分かる。また切断時伸びを
420%以上としたトレッドゴムの欠けに対する抵抗力
の向上も顕著にあらわれている。
【0027】
【発明の効果】この発明の請求項1に記載した発明によ
れば、ウエット路面の高速走行時に発生し勝ちなハイド
ロプレーニングを十分に抑制した操縦性と、ドライ路面
の急激なコーナリングに際し発生し勝ちなトレッドゴム
欠けのなどの故障を伴わずに、急激なコーナリング操作
に高度に対応可能な優れたコントロール性とを両立させ
得る空気入りラジアルタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による空気入りラジアルタイヤの一実
施例の左半断面図である。
【図2】図1に示すタイヤの一部正面図である。
【図3】図2に示すIII − III線に沿う主溝の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 空気入りラジアルタイヤ 2 ビード部 3 サイドウォール部 4 トレッド部 4t 踏面 5 ビードコア 6 カーカスプライ 7 ベルト 8 トレッドゴム 10 踏面中央区域 11、12 急傾斜主溝 11w、12w 主溝壁面 13、14 直状溝 15、16 横溝 θ1 、θ2 傾斜主溝の赤道面に対する傾斜角度 α 主溝の壁面傾斜角度 VL 主溝縁を通る踏面への法線 W 踏面幅 E 赤道面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のビード部及び一対のサイドウォー
    ル部と、トレッド部とからなり、これら各部をビード部
    内に埋設したビードコア相互間にわたり補強する1プラ
    イ以上のラジアル配列コードのゴム被覆になるカーカス
    プライと、その外周でトレッド部を強化するベルトとを
    備え、該ベルトは2層以上のコード交差層と、該層の外
    周に螺旋巻回した有機繊維コ─ド層とを有する空気入り
    ラジアルタイヤにおいて、 トレッド部踏面の中央区域の両側端部よりそれぞれタイ
    ヤ赤道面に向かって延び、該赤道面に対しそれぞれ30
    °以下の急傾斜角度をなして互いに矢筈状に交差する多
    数本の主溝を有し、 該急傾斜主溝のタイヤ断面にあらわれる壁面傾斜角度
    (α(度))と、トレッド部のトレッドゴムの300%
    モジュラス(M(kgf/cm2))との積(α×M)が、 α×M>900を満たし、 かつトレッドゴムの切断時伸びは420%以上であるこ
    とを特徴とする、偏平率が60%以下の空気入りラジア
    ルタイヤ。
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