JPH1034371A - レーザ加工機における駆動装置 - Google Patents

レーザ加工機における駆動装置

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Publication number
JPH1034371A
JPH1034371A JP8198031A JP19803196A JPH1034371A JP H1034371 A JPH1034371 A JP H1034371A JP 8198031 A JP8198031 A JP 8198031A JP 19803196 A JP19803196 A JP 19803196A JP H1034371 A JPH1034371 A JP H1034371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
laser beam
scale
linear
beam machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP8198031A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Yamanashi
貴昭 山梨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP8198031A priority Critical patent/JPH1034371A/ja
Publication of JPH1034371A publication Critical patent/JPH1034371A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ加工機において加工テーブルやレーザ
加工ヘッドを高速で移動位置決めできるようにする。 【解決手段】 レーザ加工機1における加工テーブル5
又はレーザ加工ヘッド13などの移動物の両端の上下に
それぞれリニアモータ15を設け、この各リニアモータ
15を同期制御せしめてなり、前記リニアモータ15に
おける固定側の磁石部15Bの側面にリニアエンコーダ
17のスケール17A又はヘッド17Bを設けると共に
前記移動物に前記リニアエンコーダ17のスケール17
A又はヘッド17Bに対応してリニアエンコーダ17の
ヘッド17B又はスケール17Aを設けてなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ加工機に
おける加工テーブル又はレーザ加工ヘッドなどの移動物
を移動せしめるレーザ加工機における駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ加工機としては、加工すべ
きワークを載置した加工テーブルをX軸方向へ、レーザ
加工ヘッドをY軸方向へ移動せしめてワークにレーザ加
工を行うタイプや、ワークを載置した加工テーブルを固
定し、レーザ加工ヘッドをX軸方向およびY軸方向へ移
動せしめてワークにレーザ加工を行うタイプが代表的に
よく知られている。
【0003】前記加工テーブル,レーザ加工ヘッドを移
動せしめる駆動系としては、駆動モータ,ボールねじ,
カップリングなどが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の駆動モータ,ボールねじで、加工テーブル,レーザ
加工ヘッドなどの移動物を移動せしめているが、大半の
エネルギーは移動物以外の駆動モータ,ボールねじ,カ
ップリングなどの駆動系に消費されると共にバックラッ
シュなどが発生する。また、危険速度などにより最大速
度とする際にはボールねじでは限界がある。したがっ
て、移動物をある一定以上の速度で移動させることがで
きず、高速化ができなかった。
【0005】この発明の目的は、レーザ加工機において
加工テーブルやレーザ加工ヘッドを高速で移動位置決め
できるようにしたレーザ加工機における駆動装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のレーザ加工機における駆動
装置は、レーザ加工機における加工テーブル又はレーザ
加工ヘッドなどの移動物の両端の上下にそれぞれリニア
モータを設け、この各リニアモータを同期制御せしめて
なることを特徴とするものである。
【0007】したがって、加工テーブル又はレーザ加工
ヘッドなどの移動物の両端の上下にそれぞれリニアモー
タを設け、この各リニアモータを同期させて駆動させる
ことにより、推力が単に4倍になり移動物が高速で移動
される。また、移動物の両端の上下にリニアモータを設
けたことにより、吸引力が相殺され、摩擦による発熱が
受けにくくなり、吸引力が容易にバランスされる。
【0008】請求項2によるこの発明のレーザ加工機に
おける駆動装置は、請求項1のレーザ加工機における駆
動装置において、前記リニアモータにおける固定側の磁
石部の側面にリニアエンコーダのスケール又はヘッドを
設けると共に前記移動物に前記リニアエンコーダのスケ
ール又はヘッドに対応してリニアエンコーダのヘッド又
はスケールを設けてなることを特徴とするものである。
【0009】したがって、リニアモータにおける固定側
の磁石部の側にリニアエンコーダのスケール又はヘッド
を設けると共に、移動物にリニアモータのスケール又は
ヘッドに対応してリニアモータのヘッド又はスケールを
設けることによって、磁石部における磁石の配列,N,
S極の磁石との平行出しが不要となる。また、N,S極
間のピッチに合わせてエンコーダのリファラレンス点を
決める際に、ピッチ間の割り出しが非常に簡単になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基いて詳細に説明する。
【0011】図3を参照するに、レーザ加工機1はX軸
方向へ延伸した上方中央部を開口したベッド3を備えて
おり、このベッド3にはワークWを載置した加工テーブ
ル5がX軸方向(図3において前後方向)へ移動自在に
設けられている。
【0012】前記ベッド3におけるX軸方向のほぼ中央
部にはベッド3に跨って門型フレーム7が立設されてい
る。この門型フレーム7における上部フレーム9の前面
にはY軸キャレッジ11が設けられており、このY軸キ
ャレッジ11がY軸方向(図3において左右方向)へ移
動自在に設けられている。このY軸キャレッジ11には
Z軸方向(図3において上下方向)へ移動自在なレーザ
加工ヘッド13が設けられている。
【0013】上記構成により、ワークWを載置した加工
テーブル5をX軸方向へ移動せしめると共にレーザ加工
ヘッド13をY軸方向へ移動せしめることにより、ワー
クWの所望位置にレーザ加工ヘッド13からレーザビー
ムを照射せしめてレーザ加工が行われることになる。
【0014】前記加工テーブル5は前記ベッド3に対し
てX軸方向へ高速で移動される。より詳細には、図1を
併せて参照するに、前記加工テーブル5の両端の上下に
それぞれリニアモータ15が設けられている。この各リ
ニアモータ15としては、加工テーブル5の上下面にコ
イル部15AがX軸方向へ延伸して設けられていると共
に、前記ベッド3の上下面には磁石部15BがX軸方向
へ延伸して設けられている。
【0015】上記構成により、4つのリニアモータ15
を同期して駆動させると、推力が単に4倍となって従来
よりも高速で移動させることができる。しかも、上下に
リニアモータ15を設けたことにより吸引力が相殺さ
れ、摩擦による発熱を受けにくくなり、吸引力のバラン
スを容易にとることができる。
【0016】前記加工テーブル5について説明したが、
レーザ加工ヘッド13をY軸方向へ移動させるのに、Y
軸キャレッジ11と上部フレーム9との両端の上下に上
述したと同じリニアモータ15をそれぞれ設けるように
することもできる。
【0017】図2には各リニアモータ15にリニアエン
コーダ17を取付けた状態が示されている。すなわち、
磁石部15Bとしてはエポキシ樹脂などで作られた磁石
板の上面には磁石のN極,S極が交互に配置されている
と共に、磁石部15Bの側面にはリニアエンコーダ17
のうちのスケール17Aが設けられている。一方、コイ
ル部15Aが設けられている加工テーブル5又はY軸キ
ャレッジ11の下部には前記スケール17Aに対応して
リニアエンコーダ17のうちのヘッド17Bが設けられ
ている。
【0018】上記構成により、リニアモータ15を駆動
せしめると、スケール17Aに対してヘッド17Bが加
工テーブル5又はY軸キャレッジ11と一緒に移動して
移動量を正確に検出することかできる。磁石部15Bの
側面にリニアエンコーダ17のスケール17Aを設けた
ことにより、磁石の配列であるN極,S極の磁石との平
行出しが不要となる。また、N極,S極間のピッチに合
わせて、リニアエンコーダ17のリファラレンス点を決
める際に、ピッチ間の割り出しを非常に簡単に行うこと
ができる。前記磁石部15Bの側面にリニアエンコーダ
17のヘッド17Bを、加工テーブル5又はY軸キャレ
ッジ11側にリニアエンコーダ17のスケール17Aを
設けるようにしてもよい。
【0019】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態の例では、加工テーブル5をX軸方向へ,レーザ加工
ヘッド13をY軸方向へ移動せしめた例で説明したが、
レーザ加工ヘッド13をX軸,Y軸方向へ移動せしめた
り、又はレーザ加工ヘッド13を固定し、ワークWをX
軸,Y軸方向へ移動せしめるレーザ加工機でも対応でき
るものである。
【0020】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例より理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、加工テーブル又
はレーザ加工ヘッドなどの移動物の両端の上下にそれぞ
れリニアモータを設け、この各リニアモータを同期させ
て駆動させることにより、推力が単に4倍になり移動物
を高速で移動させることができる。また、移動物の両端
の上下にリニアモータを設けたことにより、吸引力が相
殺され、摩擦による発熱が受けにくくなり、吸引力を容
易にバランスさせることができる。
【0021】請求項2の発明によれば、リニアモータに
おける固定側の磁石部の側にリニアエンコーダのスケー
ル又はヘッドを設けると共に、移動物にリニアモータの
スケール又はヘッドに対応してリニアモータのヘッド又
はスケールを設けることによって、磁石部における磁石
の配列,N,S極の磁石との平行出しを不要にすること
ができる。また、N,S極間のピッチに合わせてエンコ
ーダのリファラレンス点を決める際に、ピッチ間の割り
出しを非常に簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、図3における加工テ
ーブル部分の側面拡大図である。
【図2】リニアモータにリニアエンコーダを取付けた状
態の斜視図である。
【図3】この発明を実施するレーザ加工機の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 3 ベッド 5 加工テーブル 7 門型フレーム 9 上部フレーム 11 Y軸キャレッジ 13 レーザ加工ヘッド 15 リニアモータ 15A コイル部 15B 磁石部 17 リニアエンコーダ 17A スケール 17B ヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工機における加工テーブル又は
    レーザ加工ヘッドなどの移動物の両端の上下にそれぞれ
    リニアモータを設け、この各リニアモータを同期制御せ
    しめてなることを特徴とするレーザ加工機における駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 前記リニアモータにおける固定側の磁石
    部の側面にリニアエンコーダのスケール又はヘッドを設
    けると共に前記移動物に前記リニアエンコーダのスケー
    ル又はヘッドに対応してリニアエンコーダのヘッド又は
    スケールを設けてなることを特徴とする請求項1記載の
    レーザ加工機における駆動装置。
JP8198031A 1996-07-26 1996-07-26 レーザ加工機における駆動装置 Pending JPH1034371A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8198031A JPH1034371A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 レーザ加工機における駆動装置

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JP8198031A JPH1034371A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 レーザ加工機における駆動装置

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JPH1034371A true JPH1034371A (ja) 1998-02-10

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JP8198031A Pending JPH1034371A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 レーザ加工機における駆動装置

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