JPH103436A - 自動転送機能付シリアル入出力回路 - Google Patents

自動転送機能付シリアル入出力回路

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JPH103436A
JPH103436A JP8155386A JP15538696A JPH103436A JP H103436 A JPH103436 A JP H103436A JP 8155386 A JP8155386 A JP 8155386A JP 15538696 A JP15538696 A JP 15538696A JP H103436 A JPH103436 A JP H103436A
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JP
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data
automatic transfer
error
serial input
output circuit
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JP8155386A
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Naoko Matsumoto
直子 松本
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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Renesas Design Corp
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Semiconductor Systems Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4063Device-to-bus coupling
    • G06F13/4068Electrical coupling
    • G06F13/4072Drivers or receivers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動転送中に転送エラーが発生すると、正し
いデータを再転送するための処理に手間がかかるという
課題があった。 【解決手段】 自動転送データポインタ3は、通常、1
つのデータの転送が完了したら内容を自動的に更新し
て、次に転送対象となるデータの自動転送RAM1内の
番地を示す。エラー発生アクティブ回路46は、エラー
検出回路17がデータの誤りを検出したとき、または、
転送相手先からデータの誤りの発生が通知されたときに
エラー制御信号25を有意にする。自動転送データポイ
ンタ3及び転送カウンタ4は、エラー制御信号25が有
意になると、値を更新しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロコンピ
ュータ等に内蔵され、1ワード以上のデータからなる1
ブロックの各データを自動的に連続してシリアル転送す
る機能を有する自動転送機能付シリアル入出力回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば「三菱シングルチップマイ
クロコンピュータユーザーズマニュアル 3819グル
ープ(1994年9月三菱電機株式会社発行)に記載さ
れた従来の自動転送機能付シリアル入出力回路を示すブ
ロック図である。従って、ここでは、マイクロコンピュ
ータに内蔵された自動転送機能付シリアル入出力回路を
例にとって説明する。図において、1は自動転送の対象
のデータが格納されるRAMである自動転送RAM、2
はメインアドレスバス15上のアドレスデータを自動転
送RAM1に与えるとともにローカルアドレスバス16
上のアドレスデータをデコードして自動転送RAM1に
与えるアドレスデコーダ、3は自動転送対象のデータの
自動転送RAM1における格納アドレスを指し示すため
の自動転送データポインタ、4は未転送のデータ量を示
す転送カウンタである。5はマイクロコンピュータの内
部同期クロック信号を示す。
【0003】6はデータ転送用のクロック信号が入出力
されるクロック入出力端子(SCLK端子)、7はデー
タの転送タイミングを制御する同期制御回路、8は転送
データをシフトするシフトレジスタ、9は転送データが
送出される送信端子(SOUT端子)、10は転送デー
タが入力される受信端子(SIN端子)、11は自動転
送間隔が設定される自動転送間隔レジスタ、12はデー
タの転送状態を判断する自動転送制御回路、102は同
期制御回路7に供給されるクロック信号を内部同期クロ
ック信号5とするかクロック入出力端子6からのクロッ
ク信号とするか決めるためのスイッチ、104は同期制
御回路7からのクロック信号をクロック入出力端子6か
ら出力するかどうかを決めるためのスイッチである。1
3はマイクロコンピュータのデータバスであるメインデ
ータバス、14は自動転送対象のデータを運ぶためのロ
ーカルデータバス、15はマイクロコンピュータのアド
レスバスであるメインアドレスバス、16は自動転送が
行われているときに自動転送RAM1にアドレスデータ
を与えるためのローカルアドレスバスである。
【0004】次に動作について図8のタイミング図を参
照して説明する。ここでは、1バイト長のシフトレジス
タ8が設けられ1バイト単位にデータ転送が行われる場
合を例にとる。また、図7に示すように構成された自動
転送機能付シリアル入出力回路を有する2つのマイクロ
コンピュータの間で自動データ転送が行われる場合を例
にして説明を進める。送信側のマイクロコンピュータに
おいて、CPU(図示せず)は、ソフトウェアにより、
メインデータバス13を介して、自動転送の対象のデー
タを自動転送RAM1に順次書き込む。その際、アドレ
スデコーダ2はメインアドレスバス15上のアドレスデ
ータをそのまま自動転送RAM1に供給する。次いで、
転送対象のデータが格納されている自動転送RAM1内
の先頭データのアドレスに応じた値を自動転送データポ
インタ3に設定する。また、制御レジスタ(図示せず)
の特定ビットをオンして自動転送モードを有効にする。
すると、アドレスデコーダ2は、自動転送データポイン
タ3内の値に応じたアドレスデータを自動転送RAM1
に供給するように設定される。アドレスデコーダ2は、
必要ならば、自動転送データポインタ3の値に所定値を
加算してアドレスデータとして自動転送RAM1に供給
する。
【0005】また、CPUは、ソフトウェアにより、設
定したい自動転送間隔に応じた値を自動転送間隔レジス
タ11に設定する。自動転送間隔は、1バイトのデータ
転送が終了したときから次のデータの転送が開始される
までの時間であり、その間に行われるべき処理に要する
時間よりも長く設定される。CPUがソフトウェアによ
り転送バイト数を転送カウンタ4に設定すると、自動転
送動作が開始される。
【0006】自動転送動作が開始されると、自動転送デ
ータポインタ3の値にもとづくアドレスデータがアドレ
スデコーダ2から自動転送RAM1に供給され、そのア
ドレスデータが示す番地のデータが、自動転送RAM1
からローカルデータバス14に出力される。シフトレジ
スタ8は、図8(g)にT81で示されたタイミング
で、ローカルデータバス14上のデータを取り込む。ス
イッチ102は、あらかじめ、制御レジスタの特定ビッ
トの設定に応じて、内部同期クロック信号5とクロック
入出力端子6からのクロック信号とのうちのいずれを選
択するか設定されている。ここでは、内部同期クロック
信号5が選択されているとする。その場合、スイッチ1
04は、同期制御回路7からのクロック信号がクロック
入出力端子6に出力されるように設定される。同期制御
回路7は、必要ならば、内部同期クロック信号5を分周
して自動転送間隔レジスタ11およびシフトレジスタ8
に供給する。クロック入出力端子6からのクロック信号
は、転送の相手側、この場合には、受信側におけるクロ
ック入出力端子6に供給される。
【0007】シフトレジスタ8は、同期制御回路7から
のクロック信号の立ち下がりに同期して1ビットずつ内
容をシフトし(図8(a),(b)参照)、押し出され
たビットを送信端子9に出力する。シフトレジスタ8内
の8ビットのデータ出力が完了すると、同期制御回路7
は信号を止める。そして、自動転送データポインタ3の
値は「−1」される。すなわち、次にデータが読み出さ
れるべき自動転送RAM1の番地を指す。また、転送カ
ウンタ4の値は「−1」される。再び、自動転送データ
ポインタ3の値にもとづくアドレスデータがアドレスデ
コーダ2から自動転送RAM1に供給され、そのアドレ
スデータが示す番地のデータが、自動転送RAM1から
ローカルデータバス14に出力される。シフトレジスタ
8は、図8(g)にT82で示されたタイミングで、ロ
ーカルデータバス14上のデータを取り込む。
【0008】自動転送間隔レジスタ11の内容に応じた
時間が経過した後に、同期制御回路7からのクロック信
号の出力が再開する。従って、シフトレジスタ8は、上
述したような動作を再び実行して、8ビットのデータ出
力を行う。以上の動作は、転送カウンタ4がアンダーフ
ローするまで繰り返し実行される。自動転送制御回路1
2が転送カウンタ4のアンダーフローを認識すると、自
動転送完了を示す割り込み要求信号を発生する。CPU
は、割り込み要求信号を受け付けて、1ブロックのデー
タの自動送信が終了したことを知る。
【0009】受信側のマイクロコンピュータにおいて、
CPUは、ソフトウェアにより、受信データが格納され
るべき自動転送RAM1内の先頭データのアドレスに応
じた値を自動転送データポインタ3に設定し、転送バイ
ト数を転送カウンタ4に設定する。制御レジスタ(図示
せず)の特定ビットをオンして自動転送モードを有効に
する。スイッチ102は、クロック入出力端子6からの
クロック信号を選択するように設定される。スイッチ1
04は、同期制御回路7からのクロック信号がクロック
入出力端子6に出力されないように設定される。よっ
て、同期制御回路7は、転送の相手側、この場合には、
送信側からクロック入出力端子6を介して入力したクロ
ック信号を使用する。
【0010】受信端子10は、送信側のマイクロコンピ
ュータの送信端子9に接続されている。よって、送信側
からクロック信号に同期して転送されてきたデータ(図
8(a),(c)参照)は受信端子10に入力する。シ
フトレジスタ8は、クロック信号の立ち下がりに同期し
て内容をシフトする。シフトレジスタ8への8ビットの
データ入力が完了すると、シフトレジスタ8は、その内
容をローカルデータバス14に出力する。ローカルデー
タバス14上のデータは、アドレスデコーダ2が示す自
動転送RAM1の番地に書き込まれる。このタイミング
は、図8(f)にT71で示されている。そして、自動
転送データポインタ3の値は「−1」され、転送カウン
タ4の値は「−1」される。これらの処理は、送信側が
クロック信号を止めている間、すなわち、自動転送間隔
の期間内に行われる。
【0011】クロック入出力端子6からのクロック信号
の入力が再開されると、シフトレジスタ8は、上述した
ように再び動作して、8ビットのデータ入力を行う。以
上の動作は、転送カウンタ4がアンダーフローするまで
繰り返し実行される。自動転送制御回路12が転送カウ
ンタ4のアンダーフローを認識すると、自動転送完了を
示す割り込み要求信号を発生する。CPUは、割り込み
要求信号を受け付けて、1ブロックのデータの自動受信
が終了したことを知る。
【0012】説明を簡単にするために単方向通信動作に
ついて説明したが、この自動転送機能付シリアル入出力
回路は双方向通信動作(全二重動作)を行うことができ
る。以下、全二重動作が行われる場合、一方の自動転送
機能付シリアル入出力回路を第1の自動転送機能付シリ
アル入出力回路と表現し、他方の自動転送機能付シリア
ル入出力回路を第2の自動転送機能付シリアル入出力回
路と表現する。全二重動作の場合には、例えば、第1の
自動転送機能付シリアル入出力回路において、スイッチ
102は、内部同期クロック信号5を選択するように設
定される。スイッチ104は、同期制御回路7からのク
ロック信号がクロック入出力端子6に出力されるように
設定される。クロック入出力端子6からのクロック信号
は、第2の自動転送機能付シリアル入出力回路における
クロック入出力端子6に供給される。従って、第2の自
動転送機能付シリアル入出力回路において、スイッチ1
02は、クロック入出力端子6からのクロック信号を選
択するように設定されるとともに、スイッチ104は、
同期制御回路7からのクロック信号がクロック入出力端
子6に出力されないように設定される。また、第1の自
動転送機能付シリアル入出力回路における送信端子9は
第2の自動転送機能付シリアル入出力回路における受信
端子10に接続され、第2の自動転送機能付シリアル入
出力回路における送信端子9は第1の自動転送機能付シ
リアル入出力回路における受信端子10に接続される。
【0013】それぞれのマイクロコンピュータにおい
て、CPUは、ソフトウェアにより、転送するデータを
自動転送RAM1に順次書き込む。次いで、転送対象の
データが格納されている自動転送RAM1内の先頭デー
タのアドレスに応じた値を自動転送データポインタ3に
設定する。また、CPUは、ソフトウェアにより、設定
したい自動転送間隔に応じた値を自動転送間隔レジスタ
11に設定し、転送バイト数を転送カウンタ4に設定す
る。
【0014】自動転送RAM1からシフトレジスタ8へ
のデータの移動、および受信したデータのシフトレジス
タ8から自動転送RAM1への移動は、上述したように
実行される。双方のシフトレジスタ8における8ビット
のデータの入出力が完了したときに、第1の自動転送機
能付シリアル入出力回路の自動転送RAM1からシフト
レジスタ8に設定されたデータは、第2の自動転送機能
付シリアル入出力回路のシフトレジスタ8に転送された
ことになる。また、第2の自動転送機能付シリアル入出
力回路の自動転送RAM1からシフトレジスタ8に設定
されたデータは、第1の自動転送機能付シリアル入出力
回路のシフトレジスタ8に転送されたことになる。それ
ぞれの自動転送機能付シリアル入出力回路において、シ
フトレジスタ8内のデータは、ローカルデータバス14
を介して自動転送RAM1に移動される。自動転送RA
M1において、アドレスデコーダ2からのアドレスデー
タが示す番地、すなわち、自動転送データポインタ3が
指す番地にそのデータは格納される。このタイミング
は、図8(f)におけるT71に対応する。
【0015】その直後に、すなわち図8(d)の期間b
において、それぞれの自動転送機能付シリアル入出力回
路において、自動転送データポインタ3の内容が「−
1」される。よって、自動転送データポインタ3の内容
が、次に送信されるべきデータが格納されている自動転
送RAM1の番地を指す値になる。この値は、次に受信
したデータが格納される番地を指す値でもある。同時に
(図8(e)の期間b)、転送カウンタ4の値も「−
1」される。そして、アドレスデコーダ2からのアドレ
スデータが示す番地のデータが、自動転送RAM1から
シフトレジスタ8に移動される。このタイミングは、図
8(g)におけるT82に対応する。
【0016】以上に説明した受信したデータのシフトレ
ジスタ8内から自動転送RAM1への移動、自動転送R
AM1に関するアドレスの更新および自動転送RAM1
からシフトレジスタ8へのデータの移動は、自動転送間
隔の期間内に行われる。そして、自動転送間隔の期間が
終了すると、第1の自動転送機能付シリアル入出力回路
における同期制御回路7からのクロック信号の出力が再
開する。従って、それぞれの自動転送機能付シリアル入
出力回路は、上述した動作を再び行ってデータの転送を
行う。以上の動作は、転送カウンタ4がアンダーフロー
するまで繰り返し実行される。それぞれの自動転送機能
付シリアル入出力回路において、自動転送制御回路12
が転送カウンタ4のアンダーフローを認識すると、自動
転送完了を示す割り込み要求信号を発生する。それぞれ
のマイクロコンピュータにおいて、CPUは、割り込み
要求信号を受け付けて、1ブロックのデータの自動転送
が終了したことを知る。なお、自動転送機能付シリアル
入出力回路において転送カウンタ4が設けられていない
場合もあるが、その場合には、自動転送RAM1におけ
る転送データの最終番地は固定されている。
【0017】以上の説明から明らかなように、CPU
は、ソフトウェアにより、自動転送機能付シリアル入出
力回路に対する1ブロックのデータの書き込みやポイン
タ値およびカウンタ値の設定を行えば、自動転送処理か
ら開放される。従って、CPUは、自動転送処理が行わ
れているときに、他の処理を行うことができる。しか
し、このような自動転送処理は、ソフトウェアで中断を
かけない限り、停止されない。1ブロックのデータ転送
中に転送エラーが発生したときに自動転送処理を中断し
たい場合には、ソフトウェアによる中断処理が求められ
る。1ブロックにおけるエラー発生箇所が特定される場
合、または、おおよその箇所がわかる場合には、その箇
所のデータから再転送する処理が実行される。その際、
CPUは、ソフトウェアにより、ポインタ値およびカウ
ンタ値等を新たに設定しなければならない。
【0018】再転送処理を行うにあたって、再転送対象
のデータが既に自動転送RAM1に存在しない場合があ
る。例えば、上述したような全二重通信を行っている場
合には、自動転送RAM1のデータ送信済みの領域には
受信したデータが格納される。従って、1ブロックのデ
ータ転送が完了したときには、自動転送RAM1に再転
送対象のデータは存在しない。そのような場合には、C
PUは、再度自動転送RAM1にデータを書き込む処理
も行わなくてはならない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動転送機能付
シリアル入出力回路は以上のように構成されているの
で、自動転送中に転送エラーが発生すると、正しいデー
タを再転送するための処理に手間がかかるとともに正し
いデータの再転送が完了するまでに時間がかかるという
課題があった。
【0020】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、自動的に、かつ短時間でデータの
再転送を行うことができる自動転送機能付シリアル入出
力回路を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る自動転送機能付シリアル入出力回路は、1つのデータ
の転送が完了したら内容を自動的に更新して次に転送対
象となるデータの記憶手段内の番地を示す値を記憶手段
に与えるポインタ手段の値および転送カウンタの値の更
新を禁止する更新禁止手段を備えたものである。
【0022】請求項2記載の発明に係る自動転送機能付
シリアル入出力回路は、更新禁止手段が、転送されたデ
ータに誤りがないかどうか検出するエラー検出回路と、
エラー検出回路がデータの誤りを検出したときまたは転
送相手先からデータの誤りの発生が通知されたときにポ
インタ手段の値および転送カウンタの値の更新を禁止す
るエラー発生アクティブ回路とを備えたものである。
【0023】請求項3記載の発明に係る自動転送機能付
シリアル入出力回路は、記憶手段内の同一の番地からの
データの転送があらかじめ定められた回数を越えたかど
うか検出する連続回数監視手段を備えたものである。
【0024】請求項4記載の発明に係る自動転送機能付
シリアル入出力回路は、データに誤りが発生したかどう
かを転送相手先に通知する信号と転送データとのうちの
いずれかを出力する兼用端子を備えたものである。
【0025】請求項5記載の発明に係る自動転送機能付
シリアル入出力回路は、データに誤りが発生したかどう
かを通知するために転送相手先から送られてくる信号と
転送データとのうちのいずれかを入力する兼用端子を備
えたものである。
【0026】請求項6記載の発明に係る自動転送機能付
シリアル入出力回路は、データに誤りが発生したかどう
かを転送相手先に通知する信号と転送データとのうちの
いずれかを出力する第1の兼用端子と、データに誤りが
発生したかどうかを通知するために転送相手先から送ら
れてくる信号と転送データとのうちのいずれかを入力す
る第2の兼用端子と、自動転送間隔中に、データに誤り
が発生したかどうかを転送相手先に通知する信号を第1
の兼用端子に供給する通過制御手段と、自動転送間隔中
に、第2の兼用端子に入力した信号を取り込んでエラー
発生アクティブ回路に供給する信号取込手段とを備えた
ものである。
【0027】請求項7記載の発明に係る自動転送機能付
シリアル入出力回路は、更新禁止手段が、特定の値が設
定されるレジスタと、レジスタに設定された値とポイン
タ手段内の値とが一致した場合にポインタ手段の値の更
新を禁止する比較回路とを備えたものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による自
動転送機能付シリアル入出力回路を示すブロック図であ
る。ここでは、マイクロコンピュータに内蔵された自動
転送機能付シリアル入出力回路を例にとって説明する。
図において、17は受信端子10に入力する受信データ
のエラーを検出するエラー検出回路、23はエラー検出
信号の入出力端子(SERR端子)、28はエラーが検
出されたデータの再転送回数をカウントするエラーカウ
ンタ、29はエラーカウンタ28の出力によって制御さ
れるエラーフラグ、30はエラーカウンタ28のカウン
ト値が所定値になったときに出力される信号と自動転送
制御回路12からのデータ転送終了を示す信号との論理
和をとる論理和回路(OR回路)、46はエラー検出回
路17からの内部エラー検出信号(ERR信号)18が
有意になると、または、転送相手先からデータの誤りの
発生がSERR23を通じて通知されたときに動作する
エラー発生アクティブ回路である。この場合、内部エラ
ー検出信号18の有意な状態はHレベルである。
【0029】エラー発生アクティブ回路46において、
21はゲートに内部エラー検出信号18を導入し、ドレ
インが入出力端子23に接続されたNチャネルトランジ
スタである。Nチャネルトランジスタ21のソースには
接地電位VSSが供給されている。22は電源VDDとNチ
ャネルトランジスタ21のドレインとの間に設けられた
抵抗、24はNチャネルトランジスタ21のドレインに
入力側が接続されたインバータ回路、27はインバータ
回路24の出力とシフトレジスタ8からのデータを自動
転送RAM1に書き込むための書込信号26との論理和
をとるOR回路である。25はインバータ回路24の出
力であるエラー制御信号(HOLD信号)を示す。
【0030】その他の構成要素は、図7に示す自動転送
機能付シリアル入出力回路における構成要素と同じもの
である。なお、自動転送RAM1は記憶手段の一実現例
であり、自動転送データポインタ3はポインタ手段の一
実現例である。また、シフトレジスタ8は転送手段の一
実現例である。ここでは、更新禁止手段は、エラー検出
回路17およびエラー発生アクティブ回路46で実現さ
れる。また、連続回数監視手段は、エラーカウンタ28
で実現される。
【0031】次に動作について説明する。ここでは、1
バイト長のシフトレジスタ8が設けられ1バイト単位に
データ転送が行われる場合を例にとる。また、図1に示
すように構成された自動転送機能付シリアル入出力回路
を有する2つのマイクロコンピュータの間で自動データ
転送が行われる場合を例にして説明を進める。
【0032】2つの自動転送機能付シリアル入出力回路
で単方向通信を行うことも可能であるが、ここでは、全
二重通信を行う場合を例にする。従って、第1の自動転
送機能付シリアル入出力回路において、スイッチ102
は、内部同期クロック信号5を選択するように設定され
る。スイッチ104は、同期制御回路7からのクロック
信号がクロック入出力端子6に出力されるように設定さ
れる。クロック入出力端子6からのクロック信号は、第
2の自動転送機能付シリアル入出力回路におけるクロッ
ク入出力端子6に供給される。従って、第2の自動転送
機能付シリアル入出力回路において、スイッチ102
は、クロック入出力端子6からのクロック信号を選択す
るように設定されるとともに、スイッチ104は、同期
制御回路7からのクロック信号がクロック入出力端子6
に出力されないように設定される。第1の自動転送機能
付シリアル入出力回路における送信端子9は第2の自動
転送機能付シリアル入出力回路における受信端子10に
接続され、第2の自動転送機能付シリアル入出力回路に
おける送信端子9は第1の自動転送機能付シリアル入出
力回路における受信端子10に接続される。なお、双方
の自動転送機能付シリアル入出力回路における入出力端
子23同士が接続される。また、双方の自動転送機能付
シリアル入出力回路において、自動転送RAM1のある
番地からデータがシフトレジスタ8に移動された場合、
直後に受信したデータは、その番地に格納される。
【0033】CPU(図示せず)による自動転送RAM
1へのデータの書き込み、CPUによる自動転送データ
ポインタ3、転送カウンタ4および自動転送間隔レジス
タ11の設定、自動転送RAM1とシフトレジスタ8と
の間のデータ移動の動作、ならびにシフトレジスタ8に
おけるデータ転送の動作は、図7に示された従来の自動
転送機能付シリアル入出力回路における動作と同じであ
る。
【0034】それぞれの自動転送機能付シリアル入出力
回路におけるエラー検出回路17は、相手側の自動転送
機能付シリアル入出力回路から送られてきたデータに転
送エラーがあったかどうか検出する。エラー検出回路1
7は、例えばパリティチェックによってエラー検出を行
う。エラー検出回路17は、転送エラーを検出していな
い場合には、内部エラー検出信号18をLレベルにす
る。すると、エラー発生アクティブ回路46において、
Nチャネルトランジスタ21はオフ状態を継続する。従
って、入出力端子23から入力される相手側の自動転送
機能付シリアル入出力回路からのエラー検出信号が有意
でなければ、インバータ回路24に入力されるレベルは
Hレベルである。なお、エラー検出信号の有意なレベル
はLレベルである。よって、インバータ回路24の出力
レベルはLレベルである。すなわち、エラー制御信号2
5はLレベルである。なお、エラー制御信号25の有意
なレベルはHレベルである。また、エラー制御信号25
は、OR回路27、自動転送データポインタ3、エラー
カウンタ28および転送カウンタ4に供給される。
【0035】エラー制御信号25はLレベルであるか
ら、OR回路27は自動転送RAM1への書込信号26
をそのまま通過させる。従って、シフトレジスタ8から
のデータの自動転送RAM1への書き込みが禁止される
ことはない。また、エラー制御信号25が有意でないの
で、自動転送データポインタ3および転送カウンタ4は
通常の動作を行う。通常の動作とは、図7に示された従
来の自動転送機能付シリアル入出力回路におけるそれら
の動作と同じ動作である。エラーカウンタ28は、エラ
ー制御信号25が有意になると動作する。ここではエラ
ーカウンタ28は動作しない。従って、双方の自動転送
機能付シリアル入出力回路は、図7に示された従来の自
動転送機能付シリアル入出力回路と同様に自動転送処理
を実行する。
【0036】第1の自動転送機能付シリアル入出力回路
において、エラー検出回路17が受信端子10に入力す
るデータにおいて転送エラーを検出した場合には、エラ
ー検出回路17は、内部エラー検出信号18を有意なレ
ベルであるHレベルにする。すると、Nチャネルトラン
ジスタ21がオンするので、そのドレインに接地電位が
現れる。よって、インバータ回路24の入力はLレベル
になり、その出力であるエラー制御信号25が有意なレ
ベルであるHレベルになる。なお、エラー検出回路17
におけるエラー検出からエラー制御信号25のレベルが
確定するまでの動作タイミングは、受信データのシフト
レジスタ8から自動転送RAM1への移動タイミングよ
りも前になるように制御される。
【0037】エラー制御信号25がHレベルになると、
OR回路27の出力は常にHレベルになる。すなわち、
書込信号26は自動転送RAM1に伝わらない。また、
自動転送データポインタ3の内容を「−1」する動作が
禁止される。さらに、転送カウンタ4のカウント値を
「−1」する動作も禁止される。従って、自動転送間隔
の期間において、シフトレジスタ8に受信したデータ
は、自動転送RAM1に書き込まれない。さらに、内容
を「−1」する動作が禁止されたので、自動転送データ
ポインタ3の内容は変化しない。従って、自動転送デー
タポインタ3は、直前に転送が完了した送信データの読
み出し対象および受信データの書き込み対象であった自
動転送RAM1の番地を指している。また、内容を「−
1」する動作が禁止されたので、転送カウンタ4の内容
は変化しない。従って、転送カウンタ4のカウント値
は、直前に転送が完了したデータが転送開始されたとき
の値のままである。換言すれば、自動転送RAM1の内
容、自動転送データポインタ3の内容および転送カウン
タ4のカウント値は、直前に転送が完了したデータが転
送開始されたときの状態に維持される。
【0038】第1の自動転送機能付シリアル入出力回路
において内部エラー検出信号18がHレベルになるとN
チャネルトランジスタ21のドレインにLレベルが現れ
るが、このレベルは、入出力端子23から、第2の自動
転送機能付シリアル入出力回路における入出力端子23
に伝えられる。すると、第2の自動転送機能付シリアル
入出力回路において、インバータ回路24の入力レベル
がLレベルになる。すなわち、エラー制御信号25がH
レベルになる。従って、第2の自動転送機能付シリアル
入出力回路においても、自動転送RAM1の内容、自動
転送データポインタ3の内容および転送カウンタ4のカ
ウント値は、直前に転送が完了したデータが転送開始さ
れたときの状態に維持される。
【0039】以上の説明において、第1の自動転送機能
付シリアル入出力回路におけるエラー検出回路17が転
送エラーを検出した場合を例にしたが、第2の自動転送
機能付シリアル入出力回路におけるエラー検出回路17
が転送エラーを検出した場合にも、第2の自動転送機能
付シリアル入出力回路における自動転送RAM1の内
容、自動転送データポインタ3の内容および転送カウン
タ4のカウント値が、直前に転送が完了したデータが転
送開始されたときの状態に維持されるとともに、第1の
自動転送機能付シリアル入出力回路における自動転送R
AM1の内容、自動転送データポインタ3の内容および
転送カウンタ4のカウント値が、直前に転送が完了した
データが転送開始されたときの状態に維持される。要約
すれば、いずれかの自動転送機能付シリアル入出力回路
におけるエラー検出回路17が転送エラーを検出する
と、双方の自動転送機能付シリアル入出力回路におい
て、自動転送RAM1の内容、自動転送データポインタ
3の内容および転送カウンタ4のカウント値が、直前に
転送が完了したデータが転送開始されたときの状態に維
持される。
【0040】この状態で、双方の自動転送機能付シリア
ル入出力回路において、自動転送RAM1のデータがシ
フトレジスタ8に移動される。なお、直前に受信したエ
ラーのあるデータは自動転送RAM1に書き込まれなか
ったので、ここで移動されるデータは、直前に転送され
たデータと同一のものである。
【0041】自動転送間隔の期間が終了すると、第1の
自動転送機能付シリアル入出力回路における同期制御回
路7からのクロック信号の出力が再開する。従って、そ
れぞれの自動転送機能付シリアル入出力回路は、上述し
た動作を再び行ってデータの転送を行う。このデータ
は、直前に転送されたデータと同じものである。すなわ
ち、データの再転送が行われる。この間、CPUは、な
んら関与しない。なお、それぞれの自動転送機能付シリ
アル入出力回路において、エラー検出回路17が、この
再転送データについて転送エラーを検出しない場合に
は、内部エラー検出信号18をLレベルにする。従っ
て、OR回路27は自動転送RAM1への書込信号26
をそのまま通過させる。また、エラー制御信号25が有
意でないので、自動転送データポインタ3および転送カ
ウンタ4は通常の動作を行う。
【0042】以上の動作は、転送カウンタ4がアンダー
フローするまで繰り返し実行される。それぞれの自動転
送機能付シリアル入出力回路において、自動転送制御回
路12が転送カウンタ4のアンダーフローを認識する
と、自動転送完了を示す割り込み要求信号を発生する。
割り込み要求信号は、OR回路30を介して、自動転送
機能付シリアル入出力回路の外部に出力される。それぞ
れのマイクロコンピュータにおいて、CPUは、割り込
み要求信号を受け付けて、1ブロックのデータの自動転
送が終了したことを知る。
【0043】再転送が何回繰り返されても正しいデータ
が受信されない場合もあり得る。そのような場合には、
1ブロックの転送は永久に完了しない。そのような事態
を回避するために、エラーカウンタ28が用いられる。
CPUは、ソフトウェアにより、自動転送を開始させる
ときに、エラーカウンタ28に所定の初期値を設定す
る。所定の初期値とは、1つのデータの再転送に許容さ
れる回数に応じた値である。エラー制御信号25がHレ
ベルになると、エラーカウンタ28の値は「−1」され
る。エラー検出回路17は出力信号のラッチ機能を持
ち、前回の転送データのエラー検出結果は、次の転送デ
ータのエラー検出が行われるまで保持される。従って、
エラーカウンタ28の値は、エラー制御信号25がHレ
ベルからLレベルにリセットされることで初期値に戻
る。再転送が連続したとき、エラー制御信号25はHレ
ベルになったまま維持される。エラーカウンタ28のダ
ウンカウントは、同期制御回路7から出力される信号で
起こるものとする。エラーカウンタ28の値がアンダー
フローしたとき、許容回数を越える再転送が連続して行
われたことになる。そのときには、エラーカウンタ28
は、CPUに対して割り込み信号を発生する。割り込み
要求信号は、OR回路30を介して、自動転送機能付シ
リアル入出力回路の外部に出力される。また、エラーカ
ウンタ28は、エラーフラグ29をセットする。CPU
は、割り込み処理においてエラーフラグ29が「1」で
あることをソフトウェアにより検出して、許容回数を越
える再転送が行われたことを知る。自動転送の中止は、
エラーカウンタ28が割り込み要求信号を発生したとき
に、同時に自動的に実行される。
【0044】この実施の形態では全二重通信について説
明したが、一方の自動転送機能付シリアル入出力回路が
データの送信のみを行い、他方の自動転送機能付シリア
ル入出力回路がデータの受信のみを行う単方向通信を行
うこともできる。その場合も、受信側の自動転送機能付
シリアル入出力回路におけるエラー検出回路17が転送
エラーを検出すると、入出力端子23を介して送信側の
自動転送機能付シリアル入出力回路に転送エラーが生じ
たことを伝える。送信側の自動転送機能付シリアル入出
力回路は、上述した処理と同様の処理を行ってデータの
再送信を行う。また、受信側の自動転送機能付シリアル
入出力回路も上述した処理と同様の処理を行って、転送
エラーが生じたデータを自動転送RAM1に書き込まな
い。
【0045】なお、この実施の形態ではマイクロコンピ
ュータに内蔵された自動転送機能付シリアル入出力回路
について説明したが、この自動転送機能付シリアル入出
力回路は、マイクロコンピュータに適用されるだけでな
く、他の半導体装置に組み込まれてもよい。また、単体
の自動転送機能付シリアル入出力回路であってもよく、
その場合には、例えば、自動転送機能付シリアル入出力
回路の外部にある制御装置とともに用いられる。
【0046】以上のように、この実施の形態によれば、
CPU等の制御装置が介在しなくても自動的にデータの
再転送が実現される。また、従来の場合とは異なり、1
ブロックの転送の途中でデータの再転送が実行される。
従って、1ブロックの転送が完了したときには、正しい
各データが相手側の自動転送RAM1に設定されたこと
が保証される。さらに、エラーカウンタ28が設けられ
ている場合には、再転送が繰り返し続いて永久に自動転
送が完了しないという事態が回避される。
【0047】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による自動転送機能付シリアル入出力回路を示すブ
ロック図である。ここでも、マイクロコンピュータに内
蔵された自動転送機能付シリアル入出力回路を例にとっ
て説明する。図において、32はエラー発生アクティブ
回路46からのエラー検出信号31または送信されるデ
ータが出力される兼用端子(SOUT/SERR端
子)、106は兼用端子32に与えられる信号としてエ
ラー検出信号31と送信されるデータとのうちのいずれ
かを選択するスイッチである。その他の構成要素は、図
1に示す自動転送機能付シリアル入出力回路における構
成要素と同じものである。ただし、ここでは、入出力端
子23は設けられていない。
【0048】次に動作について説明する。全二重通信を
行う場合には、CPUは、スイッチ106を、シフトレ
ジスタ8から出力される送信データが兼用端子32に出
力されるように設定する。この場合には、相手側とのエ
ラー検出信号31のやりとりはできないので、エラー検
出回路17の動作は禁止される。転送エラーを検出して
も相手側からの再転送を期待できないからである。従っ
て、内部エラー検出信号18は常にLレベルであり、エ
ラー制御信号25は常にLレベルである。よって、自動
転送機能付シリアル入出力回路は、図7に示す従来の自
動転送機能付シリアル入出力回路と同様に動作する。単
方向通信を行う場合であって送信側としてこの自動転送
機能付シリアル入出力回路が用いられる場合にも、スイ
ッチ106は、シフトレジスタ8から出力される送信デ
ータが兼用端子32に出力されるように設定される。ま
た、相手側とのエラー検出信号31のやりとりはできな
いので、エラー検出回路17の動作は禁止される。従っ
て、自動転送機能付シリアル入出力回路は、図7に示す
従来の自動転送機能付シリアル入出力回路と同様に動作
する。
【0049】単方向通信を行う場合であって受信側とし
て自動転送機能付シリアル入出力回路が用いられる場合
には、スイッチ106は、シフトレジスタ8から出力さ
れる送信データが兼用端子32に出力されるように設定
されてもよいし、エラー検出信号31が兼用端子32に
出力されるように設定されてもよい。受信側として用い
られる自動転送機能付シリアル入出力回路はシフトレジ
スタ8からデータを送信することはないので、シフトレ
ジスタ8から出力される送信データが兼用端子32に出
力されるようにスイッチ106が設定されるということ
は、エラー検出信号31を相手側に伝えないように設定
されることを意味する。すなわち、相手側とのエラー検
出信号31のやりとりはできないので、エラー検出回路
17の動作は禁止される。従って、受信側として用いら
れる自動転送機能付シリアル入出力回路は、図7に示す
従来の自動転送機能付シリアル入出力回路と同様に動作
する。
【0050】エラー検出信号31が兼用端子32に出力
されるようにスイッチ106が設定された場合には、エ
ラー検出回路17は、動作可能な状態に設定される。す
なわち、エラー検出回路17は、実施の形態1の場合と
同様に動作する。この場合、送信動作のみを行う相手側
の自動転送機能付シリアル入出力回路として、例えば、
図1に示された形態の自動転送機能付シリアル入出力回
路が用いられる。そして、兼用端子32が図1に示され
た自動転送機能付シリアル入出力回路における入出力端
子23と接続される。なお、図1に示された自動転送機
能付シリアル入出力回路が送信動作のみを行うものとし
て用いられる場合に、その自動転送機能付シリアル入出
力回路における受信端子10には何も入力しない。従っ
て、図1に示された自動転送機能付シリアル入出力回路
において、エラー検出回路17は実質的に動作しない。
従って、その自動転送機能付シリアル入出力回路からエ
ラー検出信号が出力されることはない。よって、図1に
示された自動転送機能付シリアル入出力回路における入
出力端子23は実質的に入力端子であり、受信側となる
図2に示された自動転送機能付シリアル入出力回路にお
いて、兼用端子32はエラー検出信号31の出力専用端
子である。
【0051】送信側の自動転送機能付シリアル入出力回
路と受信側となる図2に示された自動転送機能付シリア
ル入出力回路との間のデータ転送は、実施の形態1の場
合と同様に実行される。すなわち、受信側の自動転送機
能付シリアル入出力回路におけるエラー検出回路17が
転送エラーを検出すると、兼用端子32を介して送信側
の自動転送機能付シリアル入出力回路にLレベルのエラ
ー検出信号31を伝える。送信側の自動転送機能付シリ
アル入出力回路は、実施の形態1の場合と同様の処理を
行ってデータの再送信を行う。また、受信側の自動転送
機能付シリアル入出力回路も実施の形態1の処理と同様
の処理を行って、転送エラーが生じたデータを自動転送
RAM1に書き込まない。そして、再転送されてきたデ
ータを、転送エラーが再度生じていないのであれば自動
転送RAM1に書き込む。
【0052】なお、この実施の形態ではマイクロコンピ
ュータに内蔵された自動転送機能付シリアル入出力回路
について説明したが、この自動転送機能付シリアル入出
力回路は、マイクロコンピュータに適用されるだけでな
く、他の半導体装置に組み込まれてもよい。また、単体
の自動転送機能付シリアル入出力回路であってもよく、
その場合には、例えば、自動転送機能付シリアル入出力
回路の外部にある制御装置とともに用いられる。
【0053】以上のように、この実施の形態によれば、
データの受信のみを行う場合にエラー検出処理を行うこ
とが可能である。しかし、エラー検出信号31の出力端
子と送信端子とが1つの兼用端子32で兼用されるの
で、自動転送機能付シリアル入出力回路が半導体装置等
に内蔵された場合に、端子数を削減することができる。
【0054】実施の形態3.実施の形態2による自動転
送機能付シリアル入出力回路はデータの受信のみを行う
場合にエラー検出処理を行うものであった。すると、デ
ータの送信のみを行う場合に受信側からのエラー検出信
号31に応じた処理を行う自動転送機能付シリアル入出
力回路があればよい。図3は、そのような考え方にもと
づくこの発明の実施の形態3による自動転送機能付シリ
アル入出力回路の構成を示すブロック図である。図にお
いて、108は兼用端子(SIN/SERR端子)47
に入力される信号をエラー発生アクティブ回路46に供
給するのかシフトレジスタ8に供給するのかを決めるス
イッチである。その他の構成要素は、図2に示す自動転
送機能付シリアル入出力回路における構成要素と同じも
のである。ただし、図2に示されたようなスイッチ10
6はなく、兼用端子32ではなく送信端子9を有する。
また、エラー検出回路17はシフトレジスタ8の入力側
に接続されていない。
【0055】次に動作について説明する。この自動転送
機能付シリアル入出力回路では、エラー検出回路17は
起動されない。すなわち、その出力である内部エラー検
出信号18は常にLレベルである。従って、この自動転
送機能付シリアル入出力回路では、エラー検出回路17
は実質的に存在しないと考えてよい。しかし、他の実施
の形態との比較を容易にするために、図3に明示されて
いる。
【0056】この自動転送機能付シリアル入出力回路が
送信専用のものとして用いられる場合には、CPU(図
示せず)は、スイッチ108を、兼用端子47に入力さ
れた信号がエラー検出信号31としてエラー発生アクテ
ィブ回路46に供給されるように設定する。受信側の自
動転送機能付シリアル入出力回路は、例えば、図2に示
すように構成されている。受信側の自動転送機能付シリ
アル入出力回路と送信側となる図3に示された自動転送
機能付シリアル入出力回路との間のデータ転送は、実施
の形態1の場合と同様に実行される。すなわち、受信側
の自動転送機能付シリアル入出力回路におけるエラー検
出回路17が転送エラーを検出すると、送信側の自動転
送機能付シリアル入出力回路にLレベルのエラー検出信
号31を伝える。図3に示された送信側の自動転送機能
付シリアル入出力回路において、エラー検出信号31
は、兼用端子47およびスイッチ108を介してエラー
発生アクティブ回路46に供給される。送信側の自動転
送機能付シリアル入出力回路は、実施の形態1の場合と
同様の処理を行ってデータの再送信を行う。また、受信
側の自動転送機能付シリアル入出力回路も実施の形態1
の処理と同様の処理を行って、転送エラーが生じたデー
タを自動転送RAM1に書き込まない。そして、再転送
されてきたデータを、転送エラーが再度生じていないの
であれば自動転送RAM1に書き込む。
【0057】図3に示された自動転送機能付シリアル入
出力回路を、全二重通信を行う場合に使用することもで
きる。その場合には、送信端子9は、相手側の自動転送
機能付シリアル入出力回路の受信端子に接続される。デ
ータの入力端子となる兼用端子47は、相手側の自動転
送機能付シリアル入出力回路の送信端子に接続される。
なお、相手側として図3に示された構成の自動転送機能
付シリアル入出力回路が用いられる場合には、送信端子
9は、相手側の自動転送機能付シリアル入出力回路の兼
用端子47に接続される。相手側として図2に示された
構成の自動転送機能付シリアル入出力回路が用いられる
場合には、兼用端子47は、相手側の自動転送機能付シ
リアル入出力回路の兼用端子32に接続される。図3に
示された構成の自動転送機能付シリアル入出力回路にお
いて、スイッチ108は、兼用端子47とシフトレジス
タ8とを接続するように設定される。この場合、相手側
の自動転送機能付シリアル入出力回路において、エラー
検出回路17は動作しないように設定される。
【0058】図3に示された自動転送機能付シリアル入
出力回路を、単方向通信を行う場合であって受信側とし
て使用することもできる。その場合には、データの入力
端子となる兼用端子47は、相手側の自動転送機能付シ
リアル入出力回路の送信端子に接続される。なお、相手
側として図2に示された構成の自動転送機能付シリアル
入出力回路が用いられる場合には、兼用端子47は、相
手側の自動転送機能付シリアル入出力回路の兼用端子3
2に接続される。図3に示された構成の自動転送機能付
シリアル入出力回路において、スイッチ108は、兼用
端子47とシフトレジスタ8とを接続するように設定さ
れる。この場合、相手側の自動転送機能付シリアル入出
力回路において、エラー検出回路17は動作しないよう
に設定される。
【0059】なお、この実施の形態ではマイクロコンピ
ュータに内蔵された自動転送機能付シリアル入出力回路
について説明したが、この自動転送機能付シリアル入出
力回路は、マイクロコンピュータに適用されるだけでな
く、他の半導体装置に組み込まれてもよい。また、単体
の自動転送機能付シリアル入出力回路であってもよく、
その場合には、例えば、自動転送機能付シリアル入出力
回路の外部にある制御装置とともに用いられる。
【0060】以上のように、この実施の形態によれば、
データの送信のみを行う場合に再転送処理を行うことが
可能である。しかし、エラー検出信号31の入力端子と
受信端子とが1つの兼用端子47で兼用されるので、自
動転送機能付シリアル入出力回路が半導体装置等に内蔵
された場合に、端子数を削減することができる。
【0061】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4による自動転送機能付シリアル入出力回路を示すブ
ロック図である。ここでは、マイクロコンピュータに内
蔵された自動転送機能付シリアル入出力回路を例にとっ
て説明する。図において、33はデータの受信端子とエ
ラー検出入力信号(SEERIN信号)37の入力端子を
兼用する兼用端子(SIN/SERRIN端子,第2の兼
用端子)、34はデータの送信端子とエラー検出出力信
号(SEEROUT 信号)39の出力端子を兼用する兼用
端子(SOUT/SERROUT 端子,第1の兼用端
子)、35はシフトレジスタ8の出力を通過させて兼用
端子34に供給するトランスミッションゲート、36は
兼用端子33に入力された信号をラッチするラッチ回
路、38はエラー検出回路17からの内部エラー検出信
号18をエラー検出出力信号39として兼用端子34に
供給するためのトランスミッションゲートである。その
他の構成要素は、図1に示す自動転送機能付シリアル入
出力回路における構成要素と同じものである。ただし、
この場合には、エラー検出入力信号37とエラー検出出
力信号39とが兼用端子33,34を介して入出力する
ので、エラー検出信号専用の入出力端子23は設けられ
ていない。また、エラー発生アクティブ回路46におい
て、Nチャネルトランジスタ21、抵抗22およびイン
バータ回路24に代えて、エラー検出入力信号37およ
び内部エラー検出信号18を入力とするOR回路40が
設けられている。なお、ここでは、通過制御手段はトラ
ンスミッションゲート35,38で実現され、信号取込
手段はラッチ回路36で実現される。
【0062】次に動作について図5のタイミング図を参
照して説明する。ここでは、図4に示すように構成され
た自動転送機能付シリアル入出力回路を有する2つのマ
イクロコンピュータの間で自動転送が行われる場合を例
にして説明を進める。2つの自動転送機能付シリアル入
出力回路で単方向通信を行うことも可能であるが、ここ
では、全二重通信を行う場合を例にする。一方のマイク
ロコンピュータにおける自動転送機能付シリアル入出力
回路である第1の自動転送機能付シリアル入出力回路に
おける兼用端子34は、他方のマイクロコンピュータに
おける自動転送機能付シリアル入出力回路である第2の
自動転送機能付シリアル入出力回路における兼用端子3
3に接続される。第1の自動転送機能付シリアル入出力
回路における兼用端子33は、第2の自動転送機能付シ
リアル入出力回路における兼用端子34に接続される。
【0063】CPU(図示せず)による自動転送RAM
1へのデータの書き込み、スイッチ102,104の設
定、CPUによる自動転送データポインタ3、転送カウ
ンタ4および自動転送間隔レジスタ11の設定、自動転
送RAM1とシフトレジスタ8との間のデータ移動の動
作、ならびにシフトレジスタ8におけるデータ転送の動
作は、実施の形態1における動作と同じである。
【0064】図5はこの実施の形態による自動転送機能
付シリアル入出力回路の動作を説明するためのタイミン
グ図である。図5(a)〜(e),(g),(h)に示
されたタイミングは、それぞれ、図8(a)〜(e),
(f),(g)に示されたタイミングと同じである。こ
の実施の形態では、図5(f)に示すE信号が用いられ
る。E信号のHレベル期間はエラー検出信号入出力期間
を示す。エラー検出信号入出力期間は、自動転送間隔の
期間内にあって、シフトレジスタ8から自動転送RAM
1へのデータ移動が行われる前の期間である。E信号が
Lレベルであると、トランスミッションゲート35が導
通状態になる。よって、双方の自動転送機能付シリアル
入出力回路は、実施の形態1の場合と同様に動作してデ
ータ転送を行う。
【0065】第1の自動転送機能付シリアル入出力回路
において、8ビットのデータ転送が完了後、エラー検出
回路17が転送エラーを検出していない場合には、内部
エラー検出信号18をLレベルにする。また、第2の自
動転送機能付シリアル入出力回路のエラー検出回路17
が転送エラーを検出していなければ、そのエラー検出回
路17は、やはり内部エラー検出信号18をLレベルに
する。
【0066】さらに、第1の自動転送機能付シリアル入
出力回路において、E信号がHレベルになると、トラン
スミッションゲート35が非導通状態になるとともに、
トランスミッションゲート38が導通状態になる。な
お、第2の自動転送機能付シリアル入出力回路において
も、E信号によって、トランスミッションゲート35が
非導通状態になるとともに、トランスミッションゲート
38が導通状態になる。
【0067】第1の自動転送機能付シリアル入出力回路
において、トランスミッションゲート38が導通状態に
なったので、エラー検出出力信号39が兼用端子34に
供給される。内部エラー検出信号18はLレベルである
から、エラー検出出力信号39もLレベルである。エラ
ー検出出力信号39は、兼用端子34および第2の自動
転送機能付シリアル入出力回路における兼用端子33を
介して第2の自動転送機能付シリアル入出力回路におけ
るラッチ回路36に入力される。ラッチ回路36は、E
信号の立ち下がりで兼用端子33に入力されている信号
をラッチする。この場合には、ラッチ回路36の入力は
Lレベルであるから、ラッチ回路36は、Lレベルのエ
ラー検出入力信号37を出力する。
【0068】エラー発生アクティブ回路46において、
内部エラー検出信号18がLレベルであってエラー検出
入力信号37がLレベルであるから、OR回路40の出
力であるエラー制御信号25のレベルはLレベルのまま
である。エラー制御信号25は、OR回路27、自動転
送データポインタ3、エラーカウンタ28および転送カ
ウンタ4に供給される。エラー制御信号25はLレベル
であるから、OR回路27は、自動転送RAM1への書
込信号26をそのまま通過させる。従って、シフトレジ
スタ8からのデータの自動転送RAM1への書き込みが
禁止されることはない。また、エラー制御信号25が有
意でないので、自動転送データポインタ3および転送カ
ウンタ4は通常の動作を行う。すなわち、シフトレジス
タ8から自動転送RAM1へのデータの移動が行われる
とともに、図5(d)の期間bにおいて、自動転送デー
タポインタ3および転送カウンタ4の内容が「−1」さ
れる。そして、自動転送RAM1からシフトレジスタ8
へのデータの移動が行われる。
【0069】第1の自動転送機能付シリアル入出力回路
において、8ビットのデータ転送が完了後、エラー検出
回路17が転送エラーを検出すると、内部エラー検出信
号18をHレベルにする。すると、エラー検出信号入出
力期間において、第1の自動転送機能付シリアル入出力
回路のHレベルのエラー検出出力信号39が、第2の自
動転送機能付シリアル入出力回路にHレベルのエラー検
出入力信号37として伝えられる。なお、第2の自動転
送機能付シリアル入出力回路におけるエラー検出回路1
7は転送エラーを検出しなかったとする。
【0070】第1の自動転送機能付シリアル入出力回路
において、内部エラー検出信号18がHレベルになった
ので、OR回路40が出力するエラー制御信号25がH
レベルになる。すると、OR回路27の出力は常にHレ
ベルになる。すなわち、書込信号26は自動転送RAM
1に伝わらない。また、自動転送データポインタ3の内
容を「−1」する動作が禁止される。さらに、転送カウ
ンタ4のカウント値を「−1」する動作も禁止される。
従って、自動転送間隔の期間において、シフトレジスタ
8のエラーが発生したデータは、自動転送RAM1に書
き込まれない。さらに、内容を「−1」する動作が禁止
されたので、自動転送データポインタ3の内容は変化し
ない。従って、自動転送RAM1の内容、自動転送デー
タポインタ3の内容および転送カウンタ4のカウント値
は、直前に転送が完了したデータが転送開始されたとき
の状態に維持される。
【0071】第1の自動転送機能付シリアル入出力回路
でエラー検出出力信号39がHレベルになると、そのH
レベルの信号は、自動転送間隔の期間において、トラン
スミッションゲート38を介して兼用端子34に出力さ
れる。よって、第2の自動転送機能付シリアル入出力回
路において、兼用端子33にHレベルの信号が入力し、
にラッチ回路36を介してHレベルのエラー検出入力信
号37が出力される。すると、第2の自動転送機能付シ
リアル入出力回路において、OR回路40はHレベルの
エラー制御信号25を出力する。従って、第2の自動転
送機能付シリアル入出力回路においても、自動転送RA
M1の内容、自動転送データポインタ3の内容および転
送カウンタ4のカウント値は、直前に転送が完了したデ
ータが転送開始されたときの状態に維持される。
【0072】以上の説明において、第1の自動転送機能
付シリアル入出力回路におけるエラー検出回路17が転
送エラーを検出し、第2の自動転送機能付シリアル入出
力回路におけるエラー検出回路17が転送エラーを検出
しなかったとしたが、第2の自動転送機能付シリアル入
出力回路におけるエラー検出回路17が転送エラーを検
出し、第1の自動転送機能付シリアル入出力回路におけ
るエラー検出回路17が転送エラーを検出しなかった場
合にも、双方の自動転送機能付シリアル入出力回路にお
いて、Hレベルのエラー制御信号25が発生する。よっ
て、双方の自動転送機能付シリアル入出力回路におい
て、自動転送RAM1の内容、自動転送データポインタ
3の内容および転送カウンタ4のカウント値は、直前に
転送が完了したデータが転送開始されたときの状態に維
持される。また、双方の自動転送機能付シリアル入出力
回路におけるエラー検出回路17がともに転送エラーを
検出したときにも、Hレベルのエラー制御信号25が発
生する。
【0073】ここでは全二重通信を行う場合について説
明したが、一方の自動転送機能付シリアル入出力回路が
送信のみを行い他方の自動転送機能付シリアル入出力回
路が受信のみを行う単方向通信を行う場合にも、図4に
示された自動転送機能付シリアル入出力回路を適用で
き、その場合にも、上述した動作と同様の動作が行われ
る。
【0074】なお、この実施の形態ではマイクロコンピ
ュータに内蔵された自動転送機能付シリアル入出力回路
について説明したが、この自動転送機能付シリアル入出
力回路は、マイクロコンピュータに適用されるだけでな
く、他の半導体装置に組み込まれてもよい。また、単体
の自動転送機能付シリアル入出力回路であってもよく、
その場合には、例えば、自動転送機能付シリアル入出力
回路の外部にある制御装置とともに用いられる。
【0075】実施の形態2による自動転送機能付シリア
ル入出力回路は、受信のみを行うときに再転送処理を行
うことができた。また、実施の形態3による自動転送機
能付シリアル入出力回路は、送信のみを行うときに再転
送処理を行うことができた。しかし、この実施の形態に
よる自動転送機能付シリアル入出力回路は、受信のみを
行うとき、送信のみを行うとき、および全二重動作を行
うときに再転送処理を行うことができる。しかも、エラ
ー検出出力信号39の出力端子と送信端子とが1つの兼
用端子34で兼用され、エラー検出入力信号37の入力
端子と受信端子とが1つの兼用端子33で兼用されるの
で、自動転送機能付シリアル入出力回路が半導体装置等
に内蔵された場合に、端子数を削減することができる。
【0076】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5による自動転送機能付シリアル入出力回路を示すブ
ロック図である。ここでは、マイクロコンピュータに内
蔵された自動転送機能付シリアル入出力回路を例にとっ
て説明する。図において、41はCPU(図示せず)か
ら、ソフトウェアにより、特定の値が設定されるホール
ドレジスタ、42は自動転送データポインタ3からアド
レスデコーダ2に与えられる値とホールドレジスタ41
に設定された値とを比較して、一致したときに出力制御
信号(HOLD信号)45を有意にする比較回路であ
る。その他の構成要素は、図1に示す自動転送機能付シ
リアル入出力回路における構成要素と同じものである。
ただし、この場合には、エラー発生アクティブ回路46
は設けられていない。また、自動転送データポインタ3
および転送カウンタ4には、エラー制御信号25に代え
て出力制御信号45が与えられる。自動転送データポイ
ンタ3および転送カウンタ4は、出力制御信号45が有
意なレベルにあるときには内容を変化させない。なお、
更新禁止手段を構成する特定の値が設定されるレジスタ
は、ホールドレジスタ41で実現され、更新禁止手段
は、ホールドレジスタ41と比較回路42とで実現され
る。
【0077】次に動作について説明する。図6に示すよ
うに構成された自動転送機能付シリアル入出力回路を有
する2つのマイクロコンピュータの間で自動データ転送
が行われる場合を例にして説明を進める。ここでは、2
つの自動転送機能付シリアル入出力回路で単方向通信が
行われる場合を例にする。送信側の自動転送機能付シリ
アル入出力回路における送信端子9は、受信側の自動転
送機能付シリアル入出力回路における受信端子10に接
続される。スイッチ102,104は、例えば、送信側
のマイクロコンピュータの内部同期クロック信号5がク
ロック入出力端子6を介して受信側のマイクロコンピュ
ータの自動転送機能付シリアル入出力回路に供給される
ように設定される。
【0078】CPU(図示せず)による自動転送RAM
1へのデータの書き込み、スイッチ102,104の設
定、CPUによる自動転送データポインタ3、転送カウ
ンタ4および自動転送間隔レジスタ11の設定、自動転
送RAM1とシフトレジスタ8との間のデータ移動の動
作、ならびにシフトレジスタ8におけるデータ転送の動
作は、実施の形態1における動作と同じである。また、
この実施の形態では、自動転送処理の開始前に、CPU
は、ホールドレジスタ41に所定の値をセットする。
【0079】送信側の自動転送機能付シリアル入出力回
路において、比較回路42は、自動転送データポインタ
3からアドレスデコーダ2に与えられる値とホールドレ
ジスタ41に設定された値とを比較し、一致していない
ときにはLレベルの出力制御信号45を出力する。出力
制御信号45がLレベルであるときには、双方の自動転
送機能付シリアル入出力回路は、自動転送処理を継続す
る。自動転送処理において、1バイトのデータ転送が完
了するたびに、自動転送データポインタ3の値が「−
1」され、アドレスデコーダ2に与えられる。自動転送
データポインタ3の値がホールドレジスタ41内の値と
一致すると、送信側の自動転送機能付シリアル入出力回
路における比較回路42は、出力制御信号45を有意な
レベルであるHレベルにする。
【0080】送信側の自動転送機能付シリアル入出力回
路において、自動転送データポインタ3の値に応じた番
地のデータが自動転送RAM1からシフトレジスタ8に
移動され、そのデータが受信側に転送される。そのデー
タの転送が完了すると、送信側の自動転送機能付シリア
ル入出力回路において、出力制御信号45がHレベルに
なっているので、自動転送データポインタ3の値は変化
しない。従って、自動転送RAM1には、前回シフトレ
ジスタ8に移動したデータが格納されていた番地と同じ
番地を示すアドレスデータが与えられる。よって、自動
転送RAM1からシフトレジスタ8に、前回移動された
データと同一のデータが移動される。そして、そのデー
タが受信側に転送される。以後、同様にして、同一のデ
ータが繰り返し受信側に転送される。
【0081】受信側の自動転送機能付シリアル入出力回
路において、ホールドレジスタ41に無効な値が設定さ
れている場合には、実施の形態1の場合と同様に、自動
転送RAM1の連続した各番地に受信したデータが順次
書き込まれる。無効な値とは、自動転送RAM1におけ
るいずれの番地も指定できないような値である。なお、
受信側の自動転送機能付シリアル入出力回路において、
ホールドレジスタ41に所定値が設定されている場合に
は、自動転送データポインタ3の値がその所定値に達す
ると、以後、受信したデータは、その所定値に応じた自
動転送RAM1の番地に繰り返し書き込まれる。
【0082】この実施の形態によれば、自動転送処理の
プログラムテストを行っている場合に自動転送RAM1
における特定番地からのデータに常にエラーが生ずると
いったときなどに、ユーザに対して、容易にエラー原因
を解析できる環境を提供できる。すなわち、ユーザがホ
ールドレジスタ41に特定番地に対応した値を設定する
ことによって特定番地のデータが繰り返し出力されるの
で、ユーザは、エラー原因の解析を容易に行うことがで
きる。
【0083】ここでは、エラー発生アクティブ回路46
が設けられていない形態を示したが、実施の形態1〜4
による自動転送機能付シリアル入出力回路に、ホールド
レジスタ41および比較回路42を設けてもよい。その
場合には、エラー発生アクティブ回路46からのエラー
制御信号25と比較回路42からの出力制御信号45と
の論理和信号が、自動転送データポインタ3および転送
カウンタ4に与えられる。そのように構成した場合に
は、実施の形態1〜4による再転送処理を行えるととも
に、エラー原因の解析を容易に実行できる。
【0084】なお、この実施の形態ではマイクロコンピ
ュータに内蔵された自動転送機能付シリアル入出力回路
について説明したが、この自動転送機能付シリアル入出
力回路は、マイクロコンピュータに適用されるだけでな
く、他の半導体装置に組み込まれてもよい。また、単体
の自動転送機能付シリアル入出力回路であってもよく、
その場合には、例えば、自動転送機能付シリアル入出力
回路の外部にある制御装置とともに用いられる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、自動転送機能付シリアル入出力回路を、ポインタ
手段の値および転送カウンタの値の更新を禁止する更新
禁止手段を備えるように構成したので、自動転送処理中
にCPUなどの制御装置の介在なしで再転送処理が行え
る効果がある。
【0086】請求項2記載の発明によれば、自動転送機
能付シリアル入出力回路を、エラー検出回路がデータの
誤りを検出したときまたは転送相手先からデータの誤り
の発生が通知されたときにポインタ手段の値および転送
カウンタの値の更新を禁止するように構成したので、自
動転送中に転送エラーが発生しても、CPUなどの制御
装置の介在なしで、かつ短時間で正しいデータの再転送
を行うことができる効果がある。
【0087】請求項3記載の発明によれば、自動転送機
能付シリアル入出力回路を、記憶手段内の同一の番地か
らのデータの転送があらかじめ定められた回数を越えた
かどうか検出する連続回数監視手段を備えるように構成
したので、再転送が繰り返し続いて永久に自動転送が完
了しないという事態を回避できる効果がある。
【0088】請求項4記載の発明によれば、自動転送機
能付シリアル入出力回路を、データに誤りが発生したか
どうかを転送相手先に通知する信号と転送データとのう
ちのいずれかを出力する兼用端子を備えるように構成し
たので、自動転送機能付シリアル入出力回路が半導体装
置等に内蔵された場合に、端子数を削減することができ
る効果がある。
【0089】請求項5記載の発明によれば、自動転送機
能付シリアル入出力回路を、データに誤りが発生したか
どうかを通知するために転送相手先から送られてくる信
号と転送データとのうちのいずれかを入力する兼用端子
を備えるように構成したので、自動転送機能付シリアル
入出力回路が半導体装置等に内蔵された場合に、端子数
を削減することができる効果がある。
【0090】請求項6記載の発明によれば、自動転送機
能付シリアル入出力回路を、データに誤りが発生したか
どうかを転送相手先に通知する信号と転送データとのう
ちのいずれかを出力する第1の兼用端子と、データに誤
りが発生したかどうかを通知するために転送相手先から
送られてくる信号と転送データとのうちのいずれかを入
力する第2の兼用端子とを備えるように構成したので、
双方向通信時および単方向通信時の再転送機能を維持し
たままで、自動転送機能付シリアル入出力回路が半導体
装置等に内蔵された場合に、端子数を削減することがで
きる効果がある。
【0091】請求項7記載の発明によれば、自動転送機
能付シリアル入出力回路を、特定の値が設定されるレジ
スタに設定された値とポインタ手段内の値とが一致した
場合にポインタ手段の値の更新を禁止するように構成し
たので、ユーザに対して容易にエラー原因を解析できる
環境を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による自動転送機能
付シリアル入出力回路を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による自動転送機能
付シリアル入出力回路を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による自動転送機能
付シリアル入出力回路を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による自動転送機能
付シリアル入出力回路を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による自動転送機能
付シリアル入出力回路の動作を説明するためのタイミン
グ図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による自動転送機能
付シリアル入出力回路を示すブロック図である。
【図7】 従来の自動転送機能付シリアル入出力回路を
示すブロック図である。
【図8】 従来の自動転送機能付シリアル入出力回路の
動作を説明するためのタイミング図である。
【符号の説明】
1 自動転送RAM、3 自動転送データポインタ(ポ
インタ手段)、4 転送カウンタ、8 シフトレジスタ
(転送手段)、17 エラー検出回路(更新禁止手
段)、28 エラーカウンタ(連続回数監視手段)、3
2,47 兼用端子、33 兼用端子(第2の兼用端
子)、34 兼用端子(第1の兼用端子)、35,38
トランスミッションゲート(通過制御手段)、36
ラッチ回路(信号取込手段)、46 エラー発生アクテ
ィブ回路(更新禁止手段)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送対象の各データが格納される記憶手
    段と、前記記憶手段内の各データを順次シリアル転送す
    る転送手段と、1つのデータの転送が完了したら内容を
    更新して次に転送対象となるデータの前記記憶手段内の
    番地を示す値を前記記憶手段に与えるポインタ手段と、
    未転送のデータ量を示す転送カウンタとを備えた自動転
    送機能付シリアル入出力回路において、データの転送が
    完了したときに前記ポインタ手段の値および前記転送カ
    ウンタの値の更新を禁止する更新禁止手段を備えたこと
    を特徴とする自動転送機能付シリアル入出力回路。
  2. 【請求項2】 更新禁止手段は、転送されたデータに誤
    りがないかどうか検出するエラー検出回路と、前記エラ
    ー検出回路がデータの誤りを検出したときまたは転送相
    手先からデータの誤りの発生が通知されたときにポイン
    タ手段の値および転送カウンタの値の更新を禁止するエ
    ラー発生アクティブ回路とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載の自動転送機能付シリアル入出力回路。
  3. 【請求項3】 記憶手段内の同一の番地からのデータの
    転送があらかじめ定められた回数を越えたらその旨を出
    力する連続回数監視手段を備えたことを特徴とする請求
    項2記載の自動転送機能付シリアル入出力回路。
  4. 【請求項4】 データに誤りが発生したかどうかを転送
    相手先に通知する信号と転送データとのうちのいずれか
    を出力する兼用端子を備えたことを特徴とする請求項2
    または請求項3記載の自動転送機能付シリアル入出力回
    路。
  5. 【請求項5】 データに誤りが発生したかどうかを示す
    転送相手先からの信号と転送データとのうちのいずれか
    を入力する兼用端子を備えたことを特徴とする請求項2
    または請求項3記載の自動転送機能付シリアル入出力回
    路。
  6. 【請求項6】 データに誤りが発生したかどうかを転送
    相手先に通知する信号と転送データとのうちのいずれか
    を出力する第1の兼用端子と、データに誤りが発生した
    かどうかを示す転送相手先からの信号と転送データとの
    うちのいずれかを入力する第2の兼用端子と、あるデー
    タの転送が行われる期間と次のデータの転送が行われる
    期間の間の期間である自動転送間隔中に、データに誤り
    が発生したかどうかを転送相手先に通知する信号を前記
    第1の兼用端子に供給する通過制御手段と、前記自動転
    送間隔中に、前記第2の兼用端子に入力した信号を取り
    込んでエラー発生アクティブ回路に供給する信号取込手
    段とを備えたことを特徴とする請求項2または請求項3
    記載の自動転送機能付シリアル入出力回路。
  7. 【請求項7】 更新禁止手段は、特定の値が設定される
    レジスタと、前記レジスタに設定された値とポインタ手
    段内の値とを比較して、それらが一致した場合に前記ポ
    インタ手段の値の更新を禁止する比較回路とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動転送機能付シリアル
    入出力回路。
JP8155386A 1996-06-17 1996-06-17 自動転送機能付シリアル入出力回路 Pending JPH103436A (ja)

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