JPH10341559A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH10341559A
JPH10341559A JP15100997A JP15100997A JPH10341559A JP H10341559 A JPH10341559 A JP H10341559A JP 15100997 A JP15100997 A JP 15100997A JP 15100997 A JP15100997 A JP 15100997A JP H10341559 A JPH10341559 A JP H10341559A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stator
motor
optical sensor
detected
Prior art date
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Pending
Application number
JP15100997A
Other languages
English (en)
Inventor
Makihito Kato
牧人 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP15100997A priority Critical patent/JPH10341559A/ja
Publication of JPH10341559A publication Critical patent/JPH10341559A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤動作の発生を防止して動作上の信頼性を向
上し、構成を簡略化し部品点数を削減する。 【構成】 モータ21の回転軸22に固定された回転子
23は、コア24がキャスト25で固定され、キャスト
25の軸方向一方端は、被検出部26として形成され、
回転子23を囲んで、コア27にコイル28が巻回され
た固定子29が設けられ、固定子29の軸線方向一方端
に配線基板30が配置され、配線基板30には、被検出
部26を検出する光学センサ32が被検出部26の近傍
に設けられ、キャスト25の軸方向一方端は、半径方向
に幅狭で周方向に沿って間隔をあけて形成された複数の
突起35が形成され、こらら突起35が被検出部26を
構成し、光学センサ32は、略U字状に形成され、その
各脚部に発光部36と受光部37とが、被検出部26の
各突起35を跨ぐように設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転数を検出する
センサを内蔵したモータに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来技術のモータ1の断面図で
ある。以下、図4を参照して、モータ1の構成について
説明する。モータ1は、回転軸2に固定された回転子3
を備えている。回転子3は、多数の鉄板からなるコア4
がキャスト5で固定された構成であり、キャスト5の外
周部分に周方向に2極が交互に着磁されたマグネット6
が固定される。回転子3を囲んで、多数の鉄板からなる
積層物からなるコア7にコイル8が巻回された構成の固
定子9が設けられる。固定子9の軸線方向一方端に配線
基板10が配置される。配線基板10は、固定子9に設
けられた配線基板10の固定部材11に固定される。配
線基板10には、前記マグネット6からの磁束を検出す
るホール素子などの磁気センサ12がマグネット6に近
接して設けられる。前記回転子3及び固定子9を囲んで
ハウジング13が設けられ、ハウジング13と前記回転
軸2との間には軸受14が設けられ、回転軸3を回転自
在に支持する。
【0003】このようなモータ1において、固定子7に
通電して回転子3が回転するとき、磁気センサ12は回
転子3の回転に伴って回転するマグネット6の各磁極を
検出する。磁気センサ12は、マグネット6の磁極を検
出するたびに、モータ1に通電を行う制御装置に検出信
号を出力する。制御装置は、入力されるこの検出信号を
計数するなどしてモータ1の回転数を検出し、モータ1
が所定の回転数となるように通電電流の位相などを制御
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術に
おいて、モータ1の回転数の検出は、前述したようにマ
グネット6からの磁束を磁気センサ12で検出して行っ
ているので、固定子9のコイル8からの漏れ磁束が磁気
センサ12に検知されて誤動作を生じる場合がある。こ
の誤動作を生じないようにするためには、コイル8と磁
気センサ12との間に磁気的な遮蔽構造が必要になる。
これにより、構成が複雑になり部品点数が増大するとい
う問題点がある。
【0005】更に、前記マグネット6はモータ1の回転
数の検出のためだけに必要であり、この点でも構成が複
雑になり、構成が複雑になるという問題点がある。
【0006】請求項1、2の発明は上述の課題を解決し
ようとしてなされたものであり、その目的は、誤動作の
発生を防止して動作上の信頼性を向上することができ、
しかも、構成を簡略化し部品点数を削減することができ
るモータを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のモータ
において、光学的センサが回転子及び固定子のいずれか
一方に設けられ、回転子及び固定子のいずれか他方に、
光学的センサによって検出される被検出部材が設けられ
ている。本発明のモータでは、回転子が回転すると、光
学的センサあるいは被検出部材のいずれかが回転子と共
に回転する。一方、光学的センサ或いは被検出部材のい
ずれか他方が固定子に設けられている。これにより、回
転子の回転は、光学的センサが被検出部材を検出するこ
とによって検出される。
【0008】従って、回転数の検出のために、回転子に
マグネットを設け固定子に磁気センサを設ける場合と比
較し、漏れ磁束による誤動作に相当する現象の発生を防
止することができ、動作上の信頼性を向上することがで
きまた、前記漏れ磁束による誤動作を防止するために必
要な磁気的な遮蔽構造が不必要になる。これにより、構
成が簡略化され部品点数を削減することができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記被検出部材は、回転子及び固定子のいずれか他
方における複数の鉄心を相互に固定するために設けられ
る固定部材の周方向に沿う複数箇所を加工して形成され
ている場合である。このため、回転数の検出のためのみ
に、特段の部品を設ける必要が解消され、この点でも、
構成の簡略化と部品点数の削減とを図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
実施例に即して説明する。図1〜図3に本発明の一実施
例を示す。図1は本実施例のモータ21の一部の縦断面
図であり、図2は後述するようにモータ21の回転子2
3に設けられるキャスト25の平面図であり、図3はモ
ータ21の縦断面図である。以下、図3を参照して、モ
ータ21の全体の構成について説明する。モータ21
は、回転軸22に固定された回転子23を備えている。
回転子23は、多数の鉄板からなるコア24がキャスト
25で固定された構成であり、キャスト25の軸方向一
方端は、被検出部26として形成される。回転子23を
囲んで、多数の鉄板からなる積層物からなるコア27に
コイル28が巻回された構成の固定子29が設けられ
る。固定子29の軸線方向一方端に配線基板30が配置
される。配線基板30は、固定子27に設けられた配線
基板30の固定部材31に固定される。配線基板30に
は、前記被検出部26を光学的に検出する光学センサ3
2が被検出部26の近傍に設けられている。前記回転子
23及び固定子29を囲んでハウジング33が設けら
れ、ハウジング33と前記回転軸22との間には軸受3
4が設けられ、回転軸23を回転自在に支持している。
【0011】以下、図1及び図2を参照して、前記キャ
スト25及び被検出部26の構成について説明する。前
記キャスト25の軸方向一方端は、半径方向に幅狭で、
周方向に沿って間隔をあけて形成された複数の突起35
が形成されている。こらら突起35が前記被検出部26
を構成する。一方、前記光学センサ32は、略U字状に
形成され、その各脚部に発光部36と受光部37とが、
前記被検出部26の各突起35を跨ぐように設けられ
る。
【0012】このようなモータ21において、固定子2
7に通電して回転子23が回転するとき、光学センサ3
2は回転子23の回転に伴って回転する被検出部26の
各突起36をそれぞれ検出する。光学センサ32は、各
突起36を検出するたびに検出信号を出力し、モータ2
1に通電を行うマイクロコンピュータなどの制御装置は
この検出信号を認識して、単位時間当りの検出信号数な
どを演算する。演算して得られた検出信号数を基準回転
数時の基準検出信号数と比較することにより、モータ2
1の現在の回転数の基準回転数からの偏差量を産出する
ことができる。この偏差量を解消するようにモータ21
の回転数を制御することにより、モータ21を所定の基
準回転数で回転することができる。また、前記突起36
の設置密度を適宜設定することにより、モータ21の回
転数の検出精度を所望の程度に定めることができる。
【0013】本実施例の変形例として、前記被検出部2
6を固定子27に設け、光学センサ32を回転子23に
設けるようにしてもよいのは明らかである。
【0014】このような本実施例のモータ21におい
て、光学センサ32が回転子23及び固定子27のいず
れか一方に設けられ、回転子23及び固定子27のいず
れか他方に、被検出部26を設けるようにして、モータ
21の回転数を検出するようにした。
【0015】従って、前述した従来技術のように、回転
数の検出のために、回転子3にマグネット6を設け、固
定子9に磁気センサ12を設ける場合と比較し、固定子
9などからの漏れ磁束による誤動作に相当する現象の発
生を防止することができる。また、前記漏れ磁束による
誤動作を防止するために必要な磁気的な遮蔽構造が不必
要になる。これにより、本実施例のモータ21では、構
成が簡略化され部品点数を削減することができる。
【0016】さらに、本実施例では、光学センサ32に
よって検出される被検出部26は、回転子23のキャス
ト25の周方向に沿う複数箇所を加工した突起36とし
て形成されている。このため、回転数の検出のためのみ
に、特段の部品を設ける必要が解消される。本実施例で
は、この点でも、構成の簡略化と部品点数の削減とを図
ることができる。
【0017】本発明は、前述した各実施例に限定される
ものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲で広範な
変形例を有するものである。例えば、前記被検出部材に
おける前記回転子及び固定子のいずれか他方における複
数の鉄心を相互に固定するために設けられる固定部材の
周方向に沿う複数箇所を加工して形成という内容には、
キャスト成形時の加工も含まれる。
【0018】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に従えば、
光学的センサを回転子及び固定子のいずれか一方に設
け、回転子及び固定子のいずれか他方に、光学的センサ
によって検出される被検出部材を設けるようにした。本
発明のモータでは、回転子が回転すると、光学的センサ
あるいは被検出部材のいずれかが回転子と共に回転す
る。一方、光学的センサ或いは被検出部材のいずれか他
方が固定子に設けられている。これにより、回転子の回
転は、光学的センサが被検出部材を検出することによっ
て検出される。
【0019】従って、回転数の検出のために、回転子に
マグネットを設け固定子に磁気センサを設ける場合と比
較し、漏れ磁束による誤動作に相当する現象の発生を防
止することができる。また、前記漏れ磁束による誤動作
を防止するために必要な磁気的な遮蔽構造が不必要にな
る。これにより、構成が簡略化され部品点数を削減する
ことができる。
【0020】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記被検出部材は、回転子及び固定子のいずれか他
方における複数の鉄心を相互に固定するために設けられ
る固定部材の周方向に沿う複数箇所を加工して形成され
ている場合である。このため、回転数の検出のためのみ
に、特段の部品を設ける必要が解消され、この点でも、
構成の簡略化と部品点数の削減とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のモータ21の一部の縦断面
図である。
【図2】モータ21の回転子23に設けられるキャスト
25の平面図である。
【図3】モータ21の縦断面図である。
【図4】従来技術のモータ1の断面図である。
【符号の説明】
21 モータ 23 回転子 25 キャスト 26 被検出部 29 固定子 31 固定部材 32 光学センサ 35 突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転子及び固定子のいずれか一方に設けら
    れた光学的センサと、いずれか他方に設けられ、該光学
    的センサによって検出される被検出部材とを備えること
    を特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】前記被検出部材は、前記回転子及び固定子
    のいずれか他方における複数の鉄心を相互に固定するた
    めに設けられる固定部材の周方向に沿う複数箇所を加工
    して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    モータ。
JP15100997A 1997-06-09 1997-06-09 モータ Pending JPH10341559A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15100997A JPH10341559A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 モータ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15100997A JPH10341559A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 モータ

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JPH10341559A true JPH10341559A (ja) 1998-12-22

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JP15100997A Pending JPH10341559A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 モータ

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