JPH10340341A - 画像照合回路および画像照合集積回路 - Google Patents

画像照合回路および画像照合集積回路

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JPH10340341A
JPH10340341A JP9151232A JP15123297A JPH10340341A JP H10340341 A JPH10340341 A JP H10340341A JP 9151232 A JP9151232 A JP 9151232A JP 15123297 A JP15123297 A JP 15123297A JP H10340341 A JPH10340341 A JP H10340341A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像照合回路を並列に使用して画像を
照合するとき、参照画像の重複照合を不必要にし、デー
タ転送バスの負荷を軽くする。 【解決手段】 画素処理回路PEijk(iは段番号、j
は行番号、kは単位照合回路中の画素処理回路の列番号
を表わす)の配列によって構成されている。その画素処
理回路の配列は、参照画像の連続したm行の画素をそれ
ぞれ入力し、並列に照合処理をする第1乃至第mの行照
合回路でなり、それぞれの行照合回路は、所定数の画素
処理回路が直列に接続されてなる単位照合回路がr段直
列に接続されてなり、それぞれの行照合回路を第xー1
の行照合回路とするとき、当該行照合回路のx段目の単
位照合回路の画素入力端子が当該行照合回路のxー1段
目の単位照合回路の入力端子に接続され、その他の単位
照合回路は遅延回路3を経由して次段の単位照合回路に
直列に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の小画像に類
似した画像を他の画像から見いだす画像照合回路に関
し、特に照合を高速で実行する画像照合回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像を高速に照合する回路とし
て、検索小画像の画素数分の画素処理回路を用意し、列
方向に画素比較回路を直列に接続し、行方向には1行分
の遅延手段を経由して直列に接続する画像総合回路があ
る。以下この画像照合回路について図5を参照して説明
する。
【0003】図5にはm行n列の画素配列でなる検索画
像によって、他の画像(以下、参照画像と記す)の照合
を行う画像照合回路の一例が示されている。この画像照
合回路においては、直列に接続されたn個の画素処理回
路PEi1、PEi2、PEi3・・・PEinの出力に遅延回
路3を接続して一行分の行照合回路とし、この照合回路
をm個(i=1,2,3....m)直列に接続されて
構成されて成るm行n列照合回路(ここで、「m行n
列」の照合回路とは、画素処理回路PEijが空間的にm
行n列の行列をなして配列されているという意味ではな
く、m行n列の行列状の画素配列でなる検索画像に対応
するという意味である)と、全画素処理回路の比較出力
を集計する集計回路2とを備えている。画素処理回路1
は検索画像と参照画像の画素を比較してその差分自乗あ
るいは差分絶対値を出力する。遅延回路3は画素単位
(たとえば、1画素を1バイトで表す場合には1バイト
単位)でシフトするシフトレジスタのように動作するレ
ジスタである。参照画像を読み込むときには、遅延回路
3の遅延値(レジスタの段数)はu−pに設定される。
ここで、u、pはそれぞれ参照画像、検索画像の列数で
ある。この遅延回路によって、参照画像を画像照合回路
に読み込むとき、参照画像の列を構成する各画素は、常
に同一の列を構成しながら画像照合回路中をシフトする
ことが保証される。 図6は画素処理回路1の具体例を
示すブロック図である。参照画素保持回路11は1画素
分の参照画素情報を保持する。検索画素保持回路12は
1画素分の検索画素情報を保持する。これらの保持回路
11、12はそれぞれクロック信号CLK,CLRに同
期して画像情報を読み込み、または書き換える。減算回
路14は検索画素と参照画素との差分を演算する。絶対
値化回路15は減算回路14の出力を自乗または絶対値
化する。特定値検出回路13は検索画素の予め定められ
た特定値を検出する。ゲート回路16は特定値検出回路
13が検索画素保持回路の出力の特定値を検出したとき
場合以外には絶対値化回路の出力を通過させ、該特定値
を検出したときには、絶対値化回路の出力の通過を阻止
する。保持11および12の入力は画素処理回路の入力
端子INに接続され、参照画素保持回路11の出力は画
素処理回路の画素データ出力端子OUTに接続される。
【0004】特定値検出回路13は、例えば、画素デー
タでないデータが検索画素保持回路12に保持されてい
る場合には、その画素処理回路の出力DIFを集計の対
象から除外するために設けられている。前掲の「画像デ
ータでないデータ」とは、たとえば、図5の場合、画像
照合回路にmn個の画素処理回路が設定されているけれ
ど、検索画像のサイズがそれより小さいときには、余分
のエリアの検索画素保持回路には特定値が書き込まれ
る。このようにして、この余計なエリアの画素処理回路
のDIF出力は集計回路2による集計の対象から除外さ
れる。
【0005】図5に戻って、最初の画素処理回路PE11
の入力端子(図6のIN端子)は画像照合回路の入力端
子iに接続され、PE11の出力端子(図6のOUT端
子)がPE12の入力端子に接続される。さらに各画素処
理回路の処理結果(図6のDIF端子)は集計手段2に
接続され、集計手段2から総合処理結果が端子Sに出力
される。
【0006】次に、図5の回路の動作を図4を参照して
説明する。図4(a)は画像サイズがq行p列の検索画
像を示す。ここで、q=m、p=nとする。図4(b)
は画像サイズがv行u列の参照画像であり、この画像の
中から検索画像と類似する部分を探索する。始めに図5
の各画素処理回路に検索画像を設定するには、各遅延手
段3の遅延値をゼロに設定した上で端子iから検索画像
をa1,1 ,a12,・・・,a1p,a21,a22,・・・,
の順に入力し、かつ図6の画素保持手段11,12を駆
動するクロックをCLK,CLR端子に入力する。これ
により、入力された検索画像が直列に接続された各画素
処理回路を通過し、aqpを入力した時点で各画素処理回
路の検索画素保持手段に検索画像が保持される。次に遅
延手段3にu−p画素分の遅延値を設定し、入力端子i
から参照画像をb11,b12,・・・,b1u,b21
22,・・・,の順に入力する。このとき図6の参照画
素保持手段11のみを駆動するためにクロックをCLK
端子のみに入力する。端子iからbqpを入力した時点で
qp個の画素処理回路に参照画素b11〜bqpが保持さ
れ、その時点の検索画素との差分自乗和あるいは差分絶
対値和が集計手段2で計算されて端子Sより出力され
る。以下、端子iから1画素入力する毎に検索画像と比
較され、結果が端子Sに出る。なお、比較する位置はa
11を基準に考える。したがってa11とbyxを比較すると
きの比較位置は(y−1,x−1)で表す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の画
像照合回路の第1の問題点として、処理をより高速化す
るために図5の回路を複数個並列に動作させるとき、そ
れぞれの回路が画像照合を実行する参照画像範囲の境界
では、その境界を挟んだ領域を検索画像と比較するため
に、参照画像を重複して入力しなければならない領域が
でき、その結果、演算器の並列度を上回るデータ転送能
力が必要になるという点が挙げられる。
【0008】このように、参照画像を重複して入力しな
ければならないのは次の理由による。例えば図4におい
てq=8,v=256とすると垂直方向に0〜248の
範囲の比較位置がある。この参照画像を2つの画像照合
回路で照合するために、この比較位置を2分割すると例
えば0〜123,124〜248になる。ところが比較
位置123というのはa1,1 とb124,1 を比較すること
であり、この比較結果を得るためにはb131,u までのデ
ータを入力する必要がある。すなわち分割行においてq
−1行分は重複してデータ入力する必要があり、分割数
が増えるにしたがって重複量が増える。
【0009】第2の問題点として、並列度を上げるとデ
ータ転送バスの負荷が大きくなり、転送レートを上げに
くいという点がある。
【0010】その理由を以下説明する。一般にデータ転
送バスは、画素が水平もしくは垂直方向に隣り合ったも
のを一括で転送する構造になっており、例えば1画素8
ビットを8画素まとめて64ビット幅のバスで転送する
ようになっている。したがって、図5の入力端子iの手
前には通常バス幅分のラッチが付いており、例えば8画
素をバスからラッチに格納した後に1画素づつ端子iに
送るという動作をする。図5の画像照合回路を8並列に
し、それぞれの回路の入力端子iに8画素幅のラッチを
接続した場合には、1クロック毎に8画素分のデータを
各回路に巡回しながら供給すれば、それぞれ回路は8ク
ロック毎にデータを受け取ればよいのでデータの供給と
処理能力が一致する。ところがより高速に処理するため
にクロック周波数を上げようとしても負荷(ラッチ)が
8個もあると1個の場合より強力なバス駆動回路が必要
となる。実際にはバス幅を2倍にしてクロックを下げる
などの処理が必要になる。
【0011】本発明の目的は、より高速な処理を実現す
るために、前述の重複データを減少させ、かつデータ転
送バスの負荷を軽くすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の画像照合回路は、画素入力端子から入力
した画素を第1のクロック信号に同期して読み込んで保
持し、または保持した画素を画素出力として出力し、画
素入力端子から入力した画素を第2のクロック信号に同
期して読み込んで検索画素として保持し、前記第1のク
ロック信号に同期して読み込まれた画素が参照画素であ
る場合には、参照画素と検索画素との差分の絶対値を演
算して差分出力として出力する複数の画素処理回路の配
列と、設定された遅延数で、画素処理回路の画素出力
の、次段の画素処理回路への入力タイミングを遅延させ
る遅延回路とを有する画像照合回路であって、画素処理
回路の配列は、参照画像の連続したm個の行の画素をそ
れぞれ入力し、並列に照合処理をする第1乃至第mの行
照合回路でなり、それぞれの前記行照合回路は、所定数
の画素処理回路が直列に接続されてなる単位照合回路が
r段直列に接続されてなり、前記それぞれの行照合回路
を第xー1の行照合回路とするとき、当該行照合回路の
x段目の単位照合回路の画素入力端子が当該行照合回路
のxー1段目の単位照合回路の入力端子に接続され、そ
の他の単位照合回路は前記遅延回路を経由して次段の単
位照合回路に直列に接続されている。
【0013】この回路構成を各段の画素処理回路の配列
の観点から見ると、各段の画素処理回路は、n個直列に
配列されて単位照合回路を構成し、その単位照合回路が
m個並列に配列されている。この配列を、検索画像と参
照画像のm行n列の画素配列に対応させることができ
る。以下、この、画素処理回路がn個直列に配列されて
構成された単位照合回路がm個並列に配置されて成る画
素処理回路の配列を回路マトリックスと記す。
【0014】本発明は、上述の回路マトリックスによっ
て1つの検索画像の比較を行う。複数段の回路マトリッ
クスは基本的には直列に接続されているので、参照画像
のデータ転送バスの負荷は1つの回路マトリックス分の
画素データで済む。
【0015】行照合回路を第xー1の行照合回路とする
とき、行照合回路のx段目の単位照合回路の画素入力端
子が当該行照合回路のxー1段目の単位照合回路の入力
端子に接続されているという構成(以下、行順序変換接
続と記す)によって、第xー1行照合回路の入力に対し
てx段目の単位照合回路には、同じ行照合回路のxー1
段目の単位照合回路と同一の参照画素が与えられる。そ
の結果、垂直比較位置が1行ずれた比較を行うことがで
きるので、m段の回路マトリックスを用いた場合には参
照画像の重複転送を完全に不必要にすることができる。
このようにして、従来の画像照合回路がもつ、参照画像
データを重複して入力しなければならないという問題を
解決することができる。
【0016】上記の行順序変換回路を容易かつ任意に実
現するために、本発明の画像照合集積回路は、所定数の
画素処理回路が直列にに接続され、その直列接続された
画素処理回路の画素出力を遅延回路の入力に接続して成
る行照合単位回路と、行照合単位回路の出力を第1の選
択入力とし、該行照合単位回路の入力を第2の選択入力
とし、選択信号の論理値に応じて第1、第2の選択入力
のいずれか一方を選択して出力する選択回路とを有する
行照合回路が複数個並列に配置されて成る行照合回路群
と、該照合回路群の各画素処理回路の差分出力を集計す
る集計回路とが1つの基板上に形成されて成る。
【0017】この集積回路によると、単位照合回路の直
列接続をつくるとき、遅延回路を介して行う直列接続お
よび行順序変換接続を介して行う直列接続の任意の一方
を容易に選択することができる。したがって、発明の画
像照合回路を容易に実現することができる。また、同一
構成の集積回路をどの段にでも用いることができので、
回路を経済的に構成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の画像照合回路
の一実施形態を示すブロック図である。本実施形態の画
像照合回路は、基本的に、n個の画素処理回路PEの直
列接続を1組として単位照合回路とし、単位照合回路を
横方向にr段直列に接続して行画像照合回路を構成し、
更にその行画像照合回路(以下、行照合回路と記す)を
m個縦に配列して並列に画像照合を実行するようにした
ものである。以下の記述において、画素処理回路PEij
kの添え字kは単位照合回路の中の画素処理回路番号と
し、jは縦に並列に配列された行照合回路番号とし、i
は行照合回路中の単位照合回路の段番号である。したが
って、k=1、2・・・n、j=1、2・・・mであ
る。また、i=1、2・・・rである。本発明の効果を
明らかにするためにr=mにとられている。図1から分
かるように、縦に配列されたm個の行照合回路の同一段
番号に属する画素処理回路はm行n列のマトリックス状
の配列になる(たとえば、縦に配列されたm個の行照合
回路の段番号2に属する画素処理回路は、図1の中央に
マトリックス状に配列されたmn個の画素処理回路群P
2jk(k=1、2・・・n、j=1、2・・・m)で
ある)。以下の記述において、この画素処理回路のマト
リックス配列を回路マトリックスと記す。後述するよう
に、画像照合は、検索画像および参照画像をこの回路マ
トリックスに読み込んで実行される。したがって、集計
回路2は、回路マトリックス毎に(すなわち各段に)設
けられ、各画素処理回路の比較出力は、集計手段2で集
計された上で端子Si(iは段番号)に出力される。遅
延回路3は、図5の回路と同様に、画素単位で動作する
シフトレジスタまたは先入れ先出しレジスタとして働
き、その遅延数は、参照画像を回路マトリックスに書き
込むときには(参照画像の列数u)ー(回路マトリック
スの列数n)に等しくとられる。
【0019】次に図1を参照して本発明の特徴とする接
続について説明する。先ず、各行照合回路は画素を入力
するための入力端子i1 〜imに接続されている。それ
ぞれn個の画素処理回路からなる単位照合回路は、後述
の行順序変換接続部を除いては、図5の画像照合回路と
同様に、遅延回路を介して次段の単位照合回路に接続さ
れている。
【0020】行順序変換接続部は各段に1箇所存在し、
x段目の第xー1番目の単位照合回路の入力が前段の第
xー1番目の単位照合回路の入力に接続される。ここで
「第xー1番目」とは、上からxー1番目、すなわち、
「第xー1番目の行照合回路に所属する」という意味で
ある。以下の記述において、r段目の第s番の単位照合
回路を[rs]照合回路と記す。したがって、例えば、
図1の[21]照合回路の入力と[11]照合回路の入
力には同一の画素信号が入力される。その結果、第1、
第2段の回路マトリックスにクロック信号が与えられて
いる状態においては[11]照合回路と[21]照合回
路とは同一の画像信号を保持する。
【0021】次に、図2および図4を参照して図1の回
路の動作を説明する。図2は図1の回路の回路マトリッ
クスの配列を示す図で、m=4の場合である。通常、m
の実用的な値は8以上であるが図2では簡単のためm=
4としている。図の正方形の枠は各段の回路マトリック
スを表し、各正方形中の4つに仕切られた小区画はそれ
ぞれ1つの単位照合回路に対応する。したがって、図2
において、行方向(横方向)に配列された4つの小区画
が1つの行照合回路を構成し、その行照合回路が列方向
(縦方向)に4つ配列されて画像照合回路が構成されて
いる。
【0022】図2、Aは4行p列の検索画像を各段の回
路マトリックスに設定する仕方を表している。検索画像
の各行は、それぞれ画素配列(a11,a12,..a1k..a1p)
(a21,a22,..a2k,..a2p)(a31,a32,..a3k,..a3p)(a41,
a42,..a4k,..a4p)でなるとする。図2、Bは参照画像の
書き込み段階を示す図で、P1〜P4は1段目から4段
目の回路マトリックスが順次に書き込まれるステップを
示し、数字は、各単位照合回路に書き込まれる参照画像
の行番号を示す。
【0023】画像照合の始めに各段の回路マトリックス
に検索画像が設定される。いま、検索画像が一般的にq
行、p列の画素配列からなり、m=q、n=pであると
する。遅延回路3に遅延数を0に設定し、端子i1 〜i
m のそれぞれに検索画像の各行(先頭はa11〜aq1)を
対応させて1段目の回路マトリックスの各行にp個の検
索画素を入力する。画素処理回路の制御方法自体は従来
技術の項で説明したとおりCLK,CLRの2つの端子
にクロック信号を与え、クロック信号に同期して画素を
入力し、回路マトリックスの各行に、検索画像の対応す
る1行分p個の画素が書き込まれたときに当該クロック
信号を不活性にする。
【0024】2段目〜m段目についても同様に、各段の
回路マトリックス毎に検索画像の設定が行われる。しか
し、2段目以降に設定される検索画像は、1段毎に1行
づつ循環的にシフトしたデータが回路マトリックスの各
行に与えられる。ここで、循環的とは、最後の行を最初
の行の前の行と定める行順番の定め方である。したがっ
て、例えば2段目のPE21n 〜PE211 (一番上の行)
にはaq1〜aqp(最後の行)が設定され、PE22n 〜P
221 にa11〜a1pが設定される。m段目は、PEmmn
〜PEmm1 にa11〜a1pが設定され、PEm1n 〜PE
m11 にa21〜a2pが設定される。この設定を図2Aの実
施例に当てはめると、PE21n 〜PE211は2段目の第
1行目の単位照合回路に対応する。また、aq1〜a
qpは、a41〜a 4p(q=4)に該当する。また、PE
mmn 〜PEmm1は、図2Aの実施例では、4段目第4行
(m=4)の単位照合回路に該当する。PEm1n 〜PE
m11は、図2Aの4段目第1行の単位照合回路に該当す
る。図2Aに示されているように、本実施形態において
は各段の回路マトリックスには、段番号が1段進むと1
行ずつシフトするように、検索画像の各行が設定され
る。
【0025】次に各遅延手段にu−p画素分の遅延値を
設定して参照画像を入力する。図4(b)の画像をm行
づつ重複なく端子i1 〜im から入力する。この処理に
よって1段目の回路マトリックスの1〜m行には参照画
像の1〜m行が順に読み込まれ、m=4の場合には、図
2BのステップP1に記されているようになる。この図
で数字1〜4はそれぞれ参照画像の1〜4行を表す。
【0026】まず最初の1〜m行のn列目の画素を入力
した時点で1段目の画素処理回路で比較位置(0,0)
の比較処理が行われ端子S1から結果が出る。(このと
きの比較処理は検索画像のa11.....aqp と参照画像
b11.....bqpとの比較であるから比較位置は(00)で
ある。)以後、それぞれの入力端子i1 〜im から1画
素入力される毎に水平方向にずれた比較位置での結果が
出る。この比較処理は、図2の実施例で説明すると、図
Bの1段目の回路マトリックスの各行に書き込まれてい
る参照画素1、2、3、4と図Aの1段目の回路マトリ
ックスの各行に書き込まれている検索画素の配列とが比
較される。
【0027】ステップP1が終了すると、次に、参照画
像のm+1〜2m行の画素がそれぞれ入力端子i1 〜i
m から入力され、次のステップP2が始まる。参照画像
のm+1〜2m行の画素が読み込まれると、ステップP
1の際に1段目の回路ブロックに読み込まれていた参照
画素の行のうち第1行の参照画素を除き、他の行の参照
画素は、遅延回路を経て2段目の回路マトリックスの対
応する行に読み込まれる。しかし、前記したように、2
段目の第1行の単位照合回路の入力は、行順序変換接続
によって前段の対応する行、すなわち、1段目の第1行
目の入力に接続されているので、2段目の第1行には、
1段目第1行の参照画素、すなわち参照画像の第m+1
行が読み込まれる。したがって、ステップP2において
は2段目の回路マトリックスには、行順にm+1、2、
3、・・・mが読み込まれる。一方、2段目の回路マト
リックスの検索画素保持回路には、検索画像の各行の画
素がm、1、2・・・mー1の順に読み込まれている。
その結果、参照画像のm+1、2、3、・・・m行が検
索画像のm、1、2・・・mー1と比較されることにな
る。この比較は、参照画像の2、3・・・・m、m+1
と検索画像の1、2・・・・mー1、mとの比較、すな
わち、垂直比較位置1の比較と等価である。上記の動作
を、図2の実施例で説明すると次のようになる。ステッ
プP2において、参照画像の第5、6、7、8行が入力
端子i1 〜i5から読み込まれると、ステップP1の際
に1段目の回路マトリックスに読み込まれていた参照画
像の第1、2、3、4行のうち、第2、3、4行は2段
目に読み込まれる。しかし、行順序変換接続によって、
2段目の回路マトリックスの第1行には、1段目の回路
マトリックスの第1行と同一の画素、すなわち、参照画
像の第5行が読み込まれる。その結果、2段目の回路マ
トリックスには参照画像の第5、2、3、4行がこの順
序に読み込まれる。一方、2段目の回路マトリックスの
検索画素保持回路には、検索画像の第4、1、2、3行
がこの順序に保持されている(図2A参照)。したがっ
て、ステップP2では、2段目の回路マトリックスにお
いて、参照画像の第5、2、3、4行が検索画像の第
4、1、2、3行と比較される。この比較処理は、参照
画像の第2、3、4、5行と検索画像の第1、2、3、
4行との比較と等価である。すなわち、2段目の回路マ
トリックスでは、垂直比較位置1の比較が行われる。
【0028】このようにして、ステップP2では、1段
目の回路マトリックスにおいては参照画像の第m+1〜
2m行が検索画像の第1〜m+1行と比較される。した
がって、 m+1〜2m行のn画素目を入力した時点で
は1段目の回路マトリックスによって比較位置(m,
0)の比較処理が行われ端子S1から結果が出る。同時
に2段目の回路マトリックスで比較位置(1,0)の比
較処理が行われ端子S2から結果が出る。この処理は図
2の実施例ではつぎのようになる。参照画像の最初の4
行を入力したときには、1段目のみが有効で垂直比較位
置0の比較が行われる。次に5〜8行目のを入力すと1
段目は垂直比較位置4の比較が行われるが、2段目では
2〜5行目のデータが入力されることになるので垂直比
較位置1の比較が行われる。これは、2〜4行目のデー
タが行順序を維持したまま遅延回路を経て2段目に入る
のに対し2段目回路マトリックスの第1行には参照画像
の5行目の画素データが入るからである。同様に9〜1
2行目のデータ入力時には、3段目の回路マトリックス
の第1,3,4行には前段の回路マトリックスの対応す
る行が遅延回路を経て入り、3段目の回路マトリックス
の第2行には現在の前段の対応する行と同じ画素デー
タ、すなわち6行目のデータが入る。したがって、3段
目では垂直比較位置2の比較が行われる。さらに13〜
16行目のデータ入力においては、4段目で垂直比較位
置3の比較が行われる。
【0029】本実施形態の構成をさらに具体的に記す
と、図1においてm,nを8以上とし、集計回路2は加
算器の集合体で実現する。遅延回路2は遅延値の設定を
容易に行えるようにするため、一般的にはメモリとライ
トカウンタ、リードカウンタで構成する。それぞれのカ
ウンタのアドレスをずらしてメモリをアクセスすること
によって遅延を得る。画素処理回路の具体例は図6に記
された通りであり、参照画素保持回路11、検索画素保
持回路12はクロックで駆動するためフリップフロップ
で構成する。フリップフロップのビット幅は画像データ
の精度によるが8〜12ビット程度が一般的である。8
ビットの場合、検出器13で255(符号なし8ビット
2進数の最大値)を検出したときゲート回路16をデイ
スエーブルにする。これは検索画像が角形でない場合に
余分な画素の比較を禁止する意味がある。検索画像を必
ず角形になる用途に用いる場合はこのような回路は不要
である。 図3は、本発明の第2の実施形態を説明する
ための図である。本実施形態は、図1の構成を経済的に
実現するための集積回路を構成するための回路である。
例えばmが16であると図1の構成全体を経済的な1チ
ップの集積回路で実現するのは現状では困難である。し
たがって、図1の回路を複数に分割して実現することに
なるが、その際、同一の集積回路を複数用いるのが経済
的である。この集積回路について以下図3を用いて説明
する。
【0030】図3において、画素処理回路PEjk(j=
1、2・・・m、k=1、2・・・n)は、n個直列に
接続されて単位照合回路を構成し、端子ijに接続され
ている。n個目の画素処理回路PEjnの出力は遅延手段
3に接続され(行照合単位回路)、さらに遅延手段3の
出力は選択回路4の一方の入力に接続される。選択回路
4の他方の入力は端子ijに接続され、選択回路4の出
力Qは端子θjに接続されている。以上の構成を1組と
して(行照合回路)m組を集積回路内に配置する。また
mn個の画素処理回路の処理結果は集計手段2で処理さ
れ、その処理結果は端子Sから出力される。さらに選択
信号保持回路5が設けられ、選択信号保持回路5はそれ
ぞれの選択回路4の選択信号を独立に設定する情報を保
持する。その情報は、端子Pから入力される。
【0031】次にこれを用いて図1の構成を実現する方
法を説明する。上記の回路を1段目に用いる場合には、
第1行の選択回路4がi1 を選択するように設定し、他
の選択回路4は遅延回路3の出力を選択するように設定
する。以下x段目に用いる場合は、第x行の選択回路4
がix を選択するように設定し、他の選択回路4は遅延
回路3の出力を選択するように設定する。これによりx
段目の出力をx+1段目の入力iに結線するだけで図1
の回路を構成することができる。なお、集積回路に図3
の構成が1段しか入らない場合は集積回路外部の結線で
同等のことが実現できるので、選択回路4は必ずしも必
要でない。2段以上を集積する場合に必須になる。
【0032】以上の説明で、端子は物理的な端子を意味
しない。例えば図3の構成の集積回路の実施例では、端
子iの直前に入力バッファや場合によってはラッチガ接
続され、物理的な端子はそれらの入力に接続される。ま
た、図示していない遅延回路3に遅延値を与える端子や
端子Pは照合処理の準備として一時的に使用するため、
専用の物理的端子を与えるのは不経済である。したがっ
て、通常は双方向バッファなどを介して、端子Sととも
に同一の物理端子に接続される。
【0033】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、従来重複して入
力していたデータを削減することができ、もしくは該重
複データが不必要になり、データ転送能力が従来よりも
低くて済むためにデータ転送バスをより経済的に実現す
ることができる。
【0034】その理由は、従来は複数の照合回路間では
データの転送が行われなかったのに対し、本発明の回路
では同じデータを後段の照合回路に転送するため、その
分のデータを重複せずに照合できるからである。特に図
1のようにm段の照合回路をもてば重複を完全になくす
ことができので最も効果的である。
【0035】本発明の第2の効果は、m段の照合回路が
基本的に直列に接続されているので、データ転送バス自
体には1段分の負荷しか接続されない。それによって、
クロック周波数をより経済的に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像照合回路の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の画像照合回路の動作例を示す図であ
る。
【図3】本発明の画像照合集積回路の一実施形態を示す
ブロック図である。
【図4】本発明の画像照合回路で処理する検索画像
(a)と参照画像(b)の一例である。
【図5】画像照合回路の従来例を示すブロック図であ
る。
【図6】画素処理回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 画素処理回路 2 集計回路 3 遅延回路 4 選択回路 5 選択信号保持回路 11 参照画素保持回路 12 検索画素保持回路 13 既定値検出回路 14 減算器 15 絶対値化回路 16 ゲート回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素入力端子から入力した画素を第1の
    クロック信号に同期して読み込んで保持し、または保持
    した画素を画素出力として出力し、画素入力端子から入
    力した画素を第2のクロック信号に同期して読み込んで
    検索画素として保持し、前記第1のクロック信号に同期
    して読み込まれた画素が参照画素である場合には、参照
    画素と検索画素との差分の絶対値を演算して差分出力と
    して出力する複数の画素処理回路の配列と、設定された
    遅延数で、画素処理回路の画素出力の、次段の画素処理
    回路への入力タイミングを遅延させる遅延回路とを有す
    る画像照合回路において、1つの画素処理回路の画素出
    力と、次段の画素処理回路の画素入力との接続を当該2
    つの画素処理回路の直列接続と定義するとき、 前記画素処理回路の配列は、参照画像の連続したm個の
    行の画素をそれぞれ入力し、並列に照合処理をする第1
    乃至第mの行照合回路でなり、 それぞれの前記行照合回路は、所定数の画素処理回路が
    直列に接続されてなる単位照合回路がr段直列に接続さ
    れてなり、前記それぞれの行照合回路を第xー1の行照
    合回路とするとき、当該行照合回路のx段目の単位照合
    回路の画素入力端子が当該行照合回路のxー1段目の単
    位照合回路の入力端子に接続され、その他の単位照合回
    路は前記遅延回路を経由して次段の単位照合回路に直列
    に接続されていることを特徴とする画像照合回路。
  2. 【請求項2】 r≦mである請求項1に記載の画像照合
    回路。
  3. 【請求項3】 画素入力端子から入力した画素を第1の
    クロック信号に同期して読み込んで保持し、または保持
    した画素を画素出力として出力し、画素入力端子から入
    力した画素を第2のクロック信号に同期して読み込んで
    検索画素として保持し、前記第1のクロック信号に同期
    して読み込まれた画素が参照画素である場合には、参照
    画素と検索画素との差分の絶対値を演算して差分出力と
    して出力する複数の画素処理回路の配列と、設定された
    遅延数で、画素処理回路の画素出力の、次段の画素処理
    回路への入力タイミングを遅延させる遅延回路と、前記
    複数の画素処理回路の差分出力を集計する集計回路を有
    する画像照合集積回路において、1つの画素処理回路の
    画素出力と、次段の画素処理回路の画素入力との接続を
    当該2つの画素処理回路の直列接続と定義するとき、 所定数の画素処理回路が直列にに接続され、その直列接
    続された画素処理回路の画素出力を遅延回路の入力に接
    続して成る行照合単位回路と、前記行照合単位回路の出
    力を第1の選択入力とし、該行照合単位回路の入力を第
    2の選択入力とし、選択信号の論理値に応じて第1、第
    2の選択入力のいずれか一方を選択して出力する選択回
    路とを有する行照合回路が複数個並列に配置されて成る
    行照合回路群と、該行照合回路群の各画素処理回路の差
    分出力を集計する集計回路とが1つの基板上に形成され
    て成る画像照合集積回路。
  4. 【請求項4】 行照合回路群の各選択回路の選択信号の
    論理値を保持し、各選択回路の選択信号の論理値を独立
    に設定する選択信号保持手段を有する請求項3に記載の
    集積回路。
  5. 【請求項5】 画素入力端子から入力した画素を第1の
    クロック信号に同期して読み込んで保持し、または保持
    した画素を画素出力として出力し、画素入力端子から入
    力した画素を第2のクロック信号に同期して読み込み、
    検索画素として保持し、前記第1のクロック信号に同期
    して読み込まれた画素が参照画素である場合には、参照
    画素と検索画素との差分の絶対値を演算して差分出力と
    して出力する複数の画素処理回路の配列と、設定された
    遅延数で、画素処理回路の画素出力の、次段の画素処理
    回路への入力タイミングを遅延させる遅延回路と、画像
    照合処理を制御するデータ処理装置を有する画像照合シ
    ステムにおいて、1つの画素処理回路の画素出力と、次
    段の画素処理回路の画素入力との接続を当該2つの画素
    処理回路の直列接続と定義するとき、 前記画素処理回路の配列は、参照画像の連続したm個の
    行の画素をそれぞれ入力し、並列に照合処理をする第1
    乃至第mの行照合回路でなり、 それぞれの前記行照合回路は、所定数nの画素処理回路
    が直列に接続されてなる単位照合回路がr段直列に接続
    されてなり、前記それぞれの行照合回路を第xー1の行
    照合回路とするとき、当該行照合回路のx段目の単位照
    合回路の画素入力端子が当該行照合回路のxー1段目の
    単位照合回路の入力端子に接続され、その他の単位照合
    回路は前記遅延回路を経由して次段の単位照合回路に直
    列に接続されており、 前記データ処理装置は、各行照合回路の1段目の単位照
    合回路の画素処理回路に第1、第2のクロック信号を与
    えて、m行n列の画素配列でなる検索画像の画素を、行
    番号順に第1乃至第m行照合回路に入力し、次に、各行
    照合回路の1段目の単位照合回路の画素処理回路に第1
    のクロック信号のみを与え、各行照合回路の2段目の単
    位照合回路の画素処理回路に第1、第2のクロック信号
    を与えて、行順序を循環的に1行シフトさせた検索画像
    の画素を第1乃至第m行照合回路に入力して、該シフト
    させた検索画像の画素を各行照合回路の2段目の単位照
    合回路に保持し、以下、同様に各行照合回路のj段目よ
    り前段の単位照合回路の画素処理回路に第1のクロック
    信号のみを与え、各行照合回路のj段目の単位照合回路
    の画素処理回路に第1、第2のクロック信号を与えて、
    行順序を循環的にシフトさせた検索画像の画素を第1乃
    至第m行照合回路に入力して、該シフトさせた検索画像
    の画素を各行照合回路のj段目の単位照合回路に保持す
    る処理をr段目(r≦m)まで繰り返す検索画像設定処
    理を実行し、 当該データ処理装置は、次に、v行u列の参照画像を入
    力するために、各行照合回路の1段目の単位照合回路の
    画素処理回路に第1のクロック信号を与えて、参照画像
    の第1乃至第m行の画素を、行番号順に第1乃至第m行
    照合回路に入力して該第1乃至第m行照合回路の1段目
    の各単位照合回路に垂直比較位置0の比較を実行させ、
    次に各行照合回路の1段目および2段目の単位照合回路
    の画素処理回路に第1のクロック信号を与えて、参照画
    像の第m+1乃至第2m行の画素を、行番号順に第1乃
    至第m行照合回路に入力して該第1乃至第m行照合回路
    の1段目の各単位照合回路に垂直比較位置0の比較を実
    行させ、2段目の各単位照合回路に垂直比較位置1の比
    較を実行させ、以下、同様に、各行照合回路のj段目よ
    り前段およびj段目の単位照合回路の画素処理回路に第
    1のクロック信号を与えて、参照画像の第(jー1)m
    +1乃至第jm行の画素を、行番号順に第1乃至第m行
    照合回路に入力して該第1乃至第m行照合回路の1段目
    の各単位照合回路に垂直比較位置0の比較を実行させ、
    j段目の各単位照合回路に垂直比較位置jー1の比較を
    実行させる画像参照処理を実行することを特徴とする画
    像照合システム。
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