JPH10340108A - プログラマブルロジックコントローラの周辺装置 - Google Patents

プログラマブルロジックコントローラの周辺装置

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JPH10340108A
JPH10340108A JP14891297A JP14891297A JPH10340108A JP H10340108 A JPH10340108 A JP H10340108A JP 14891297 A JP14891297 A JP 14891297A JP 14891297 A JP14891297 A JP 14891297A JP H10340108 A JPH10340108 A JP H10340108A
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JP
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unit
input
allocation data
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JP14891297A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Ando
茂之 安藤
Hiroyasu Kimura
浩康 木村
Nobuyuki Murase
伸幸 村瀬
Kenichi Matsuo
謙一 松尾
Tomoko Nakamura
智子 中村
Yoshimi Tanaka
芳実 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム構成が変更されれば、シーケンスプ
ログラムにおける入出力デバイス番号を自動変更するこ
と。 【解決手段】 メモリに保存されているI/O割付デー
タにおいてI/Oユニット位置の変更により変更された
I/O割付データと変更前のI/O割付データとの比較
によりI/O割付を変更されたユニットを自動検索し、
I/O割付を変更されたユニットに属するデバイス番号
範囲の全ての入出力デバイスをシーケンスプログラムよ
り自動検索し、検索された入出力デバイスのデバイス番
号をI/Oユニットの位置変更に伴い変更されたI/O
割付データを用いて正しい入出力デバイス番号に自動変
更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラマブル
ロジックコントローラ(以下、PLCと略称することが
ある)の周辺装置に関し、特にプログラミング機能を有
するPLC用周辺装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユーザがPLCのプログラムを作成する
際には、まずPLCのシステムを構築することから始め
る。このシステム構築では、CPUユニットの機種選
定、入出力ユニットの機種選定、数量の決定を行い、ベ
ースユニットのどの位置にそれらユニットを設定するか
を決める。
【0003】こうして構築されたPLCシステムにおい
て、決定された入力ユニット、出力ユニットにはCPU
ユニットに近い順に入出力番号(入出力デバイス番号)
を8進または16進にて割り付けられる。入力ユニット
および出力ユニットは、ユーザの用途により多種ある
が、1ユニットあたりの入力点数または出力点数は16
点、32点、64点が一般的である。
【0004】したがって、ベースユニットに入力ユニッ
ト、出力ユニットを取り付ける場合、これらをベースユ
ニットに取り付ける位置によって入出力番号(I/O番
号)が一律に決定されるわけでなく、ベースユニットに
取り付けられる入力ユニットまたは出力ユニットの種別
によっても入出力番号が変化する。
【0005】入出力番号は、あくまでも、PLCのベー
スユニットに取り付けられた入力ユニット、出力ユニッ
トが入力点数あるいは出力点数を何点使用するユニット
であるかを、CPUユニットが自動的に読み取って割り
付けする番号であり、これに対し、プログラミング手段
である周辺装置ではPLCのシステム構成を判別できな
いため、プログラムを作成するユーザは、PLCのCP
Uユニットが割り付けると想定される入出力番号によっ
てプログラミングを行う必要がある。
【0006】PLCのシステム構築を決定し、その構成
に基いた入出力番号を使用してシーケンスプログラムを
作成した場合でも、その後にPLCのシステム構成が変
わり、ユニット配列の変更があった場合には、使用可能
な入出力点番号範囲も変更する為、シーケンスプログラ
ムにて使用している入出力番号をシステム構成に合わせ
て変更しなくてはならない。
【0007】以下に、PLCのシステム構成の変更例を
図19(a)、(b)を用いて説明する。なお、(a)
はシステム構成変更前を、(b)はシステム構成変更後
をそれぞれ示している。
【0008】変更前のシステム構成は、ベースユニット
100に、CPUユニット101と、32点入力ユニッ
ト102および103と、16点出力ユニット104と
が取り付けられた構成になっている。入力ユニット10
3の2番目の端子にはセンサ110が接続され、出力ユ
ニット104の4番目の端子にはモータ111が接続さ
れている。またCPUユニット101にはプログラミン
グ機能を有する周辺装置120が接続されている。
【0009】PLCのシステムが構築されれば、ユーザ
は、そのシステム構成に基き、周辺装置120のキーボ
ードからの手動入力によって、図20(a)、(b)に
示されているようなI/O割付データ入力画面で、ユニ
ット接続順番号(ユニット番号)と、ユニット種別と、
ユニット占有点数と、先頭I/O番号とを入力設定す
る。
【0010】図21は周辺装置120によって作成され
るラダーダイアグラム(ユーザプログラム)を示してい
る。このラダーダイアグラムでは、センサ110からの
入力信号がオンすると、ラダーダイアグラム上の接点デ
バイスX21がオンとなり、これによりコイルデバイス
Y43がオンし、モータ111が駆動される。
【0011】なお、図20、図21においても、(a)
はシステム構成変更前を、(b)はシステム構成変更後
をそれぞれ示している。
【0012】システム構成の変更は、図19(b)に示
されているように、入力ユニット102と入力ユニット
103との間に、ユニット番号1として16点出力ユニ
ット105を追加したものである。
【0013】システム構成が変更されると、ユーザは、
変更されたシステム構成を目視し、そのシステム構成に
合わせて周辺装置120のキーボードからの手動入力に
より、図20(b)に示されているように、I/O割付
データに変更を加える。この場合、出力ユニット105
がユニット番号1として追加されていることにより、ユ
ニット番号が2以降のユニットのユニット番号、先頭I
/O番号が繰り下げ変更されている。
【0014】ユーザは、周辺装置120のCRTに画面
表示されるI/O割付データ(図20(b)参照)と、
図21(a)に示されているようなラダーダイアグラム
とを見比べ、ラダーダイアグラムで使用されているデバ
イス番号とI/O割付データとに矛盾がないかをチェッ
クし、ラダーダイアグラムのデバイス番号を図21
(b)に示されているように変更する。この例では、接
点デバイスX21をX31に、コイルデバイスY43を
Y53に変更する。
【0015】このデバイス番号の変更に際しては、ユー
ザ自身によってラダーダイアグラム全体をチェックする
必要がある。
【0016】また、システム構築に基いて正しい入出力
番号を使用しシーケンスプログラムの作成を行った場合
でも、配線ミスや外部機器の不良等によりプログラムが
正しく動作しない場合がある。このような場合、ユーザ
はシーケンスプログラムにおける使用デバイスと外部機
器の接続されている箇所が同一であるかを確認しなけれ
ばならない。
【0017】配線ミスによりプログラムが正常動作しな
い場合のユーザの確認例を図22〜図24を用いて説明
する。
【0018】図22に示されているPLCのシステム構
成は、ベースユニット200に、CPUユニット201
と、9個の32点入力ユニット202、203、20
4、205、206、207、208、209、210
と、16点出力ユニット211とが取り付けられた構成
になっている。入力ユニット210の先頭端子にはセン
サ220が接続され、出力ユニット211の先頭端子に
はモータ221が接続されている。またCPUユニット
201にはプログラミング機能を有する周辺装置230
が接続されている。
【0019】上述のようなシステム構成に基き、ユーザ
は、周辺装置230のキーボードからの手動入力によ
り、図23に示されているようなI/O割付データ入力
画面で、ユニット接続順番号と、ユニット種別と、ユニ
ット占有点数と、先頭I/O番号とを入力設定する。
【0020】図24は周辺装置230によって作成され
るラダーダイアグラムを示している。このラダーダイア
グラムでは、センサ220からの入力信号がオンする
と、ラダーダイアグラム上の接点デバイスX100がオ
ンとなり、これにより出力デバイスYE0がオンし、モ
ータ221が駆動される。
【0021】ユーザは、ラダーダイアグラムにて、接点
デバイスX100(これは入力番号設定ミス)をセンサ
220からの入力信号を受け取るデバイスとして使用
し、コイルデバイスYE0をモータ221へ出力するデ
バイスとして使用している。
【0022】センサ220からの入力が発生しても、モ
ータ221が起動されない場合には、ユーザは、ラダー
ダイアグラムにて使用している接点デバイスX100を
キー入力により指定し、接点デバイスX100のオン/
オフ状態をCPUユニット201より周辺装置230に
読み出し、接点デバイスX100のオン/オフ状態を確
認する。この確認結果より、接点デバイスX100がオ
ンしていないことが判る。
【0023】このような場合には、ユーザは、接点デバ
イスX100が本当にセンサ220を接続されている入
力ユニットに属するデバイスであるかを確認すべく、実
際のシステム構成を目視し、入力ユニット、出力ユニッ
トの個数を、先頭が0として数え、センサ220を接続
されている入力ユニット210が9番目のユニットであ
ることを確認し、I/O割付データ(図23参照)との
照合により、入力ユニット210の先頭I/O番号は1
00ではなく、120であることを認識し、ラダーダイ
アグラムの接点デバイスX100をX120に変更する
と云う作業を行う必要がある。
【0024】上述のような設定ミスは、ラダーダイアグ
ラムにて使用しているデバイスに対応したユニットのス
ロット番号がラダーダイアグラムに対応させて判断でき
ないために起き易い。
【0025】また、モータ221は出力ユニット211
の先頭端子に接続されていたが、端子の不良により正常
動作しない場合には、モータ221を他の端子に付け替
えると云う場合が発生する。
【0026】このような場合には、モータ221を接続
している出力ユニット211では先頭端子以外、どの端
子が使用されているのかについて端子の使用可否の調査
をしなくてはならない。このため、ユーザは、図23に
示されているI/O割付データ入力画面にて、出力ユニ
ット211の使用範囲デバイス番号はE0から32点分
のFFまでであることを目視により確認し、ラダーダイ
アグラムにてYE0からYFFのデバイス範囲にて、ユ
ーザ自身がラダーダイアグラム全てにおいてデバイスの
使用/未使用状態をチェックし、未使用デバイスを探す
と云う作業が必要になる。
【0027】また、デバイス番号を意識せず汎用的なプ
ログラムを作成する際には、ラベルと呼ばれるデバイス
の代価品によってシーケンスプログラムを作成すること
が行われる。
【0028】このプログラム作成では、実際にCPUユ
ニットにプログラムを書き込み、シーケンスプログラム
を実行する際には各ラベル毎に使用するデバイス種類お
よびデバイス番号を対応させるデバイス割付作業を行わ
なくてはならない。このデバイス割付作業とは、ユーザ
自身の手によってラベルとデバイスとの対応データテー
ブルを作成することである。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来技
術では、ユーザは、PLCのCPUユニットが割り付け
るであろうと想定される入出力番号によってプログラミ
ングを行っており、PLCのシステム構成が変更され、
ユニットの配列が変わると、各ユニットにおいて使用可
能な入出力デバイス番号が変化するため、それに合わせ
てシーケンスプログラムに於いて該当する全ての入出力
デバイス番号を変更すると云う面倒な作業が必要にな
る。
【0030】これは、(1ユニットの使用する入出力デ
バイス点数範囲分)×(配列変更ユニット台数分の入出
力デバイス点数分)の変更が必要であり、作業量として
も軽減したいものである。
【0031】また、従来技術では、入出力デバイス番号
の変更作業は、ユーザがI/O割付データテーブルのデ
ータ値を参照して正しい入出力デバイス番号を確認しな
がらシーケンスプログラムにおける入出力デバイス番号
を修正すると云うユーザの目視確認に任された変更作業
であるため、変更入出力デバイス番号の誤り、変更箇所
の漏れが発生する虞れがあり、このミスによってシーケ
ンスプログラムが正常動作しないと云う問題点がある。
【0032】また、従来技術では、シーケンスプログラ
ム内で指定した入出力デバイスがシステム構成におい
て、どの位置(スロット番号)のユニットのものである
のかを確認したい場合には、ユーザは、I/O割付デー
タテーブルのデータ値を参照し、先頭I/O番号からつ
ぎのユニットの先頭I/O番号を引いた各I/Oユニッ
トの使用入出力デバイス番号範囲から、指定した入出力
デバイスのデバイス番号を検索し、指定した入出力デバ
イス番号を使用可能入出力デバイス番号範囲に含むI/
Oユニットのユニット番号をI/O割付データテーブル
より読み出し、参照ユニット番号から指定した入出力デ
バイスの含まれるI/Oユニットのシステム構成におけ
るユニット位置を確認すると云う面倒な作業が必要であ
る。
【0033】また、従来技術では、任意のI/Oユニッ
トがシーケンスプログラムに於いて使用している全入出
力デバイス番号を確認したい場合には、I/O割付デー
タテーブルにて任意のI/Oユニットのユニット番号を
検索し、検索されたユニット番号の先頭I/O番号から
つぎのユニット番号ユニットの先頭I/O番号を引いて
検索されたI/Oユニットの使用可能入出力番号範囲を
検出し、シーケンスプログラムに於いて、検出された使
用可能入出力デバイス番号範囲内の入出力デバイスを検
索対象として、シーケンスプログラムに於いて使用され
ている全入出力デバイスを検索し、検索された入出力デ
バイスの一覧リストを出さなくてはならないと云う問題
点がある。
【0034】また、従来技術では、I/O割付データテ
ーブルとシーケンスプログラムとをユーザ自身が交互に
確認しながら、シーケンスプログラムを変更したり、該
当デバイスを検出したり、I/Oユニットを識別したり
すると云うユーザの目視による手作業に任された処理が
必要であるため、入出力デバイス番号や指定ユニットの
ユニット番号の見誤りや、入出力デバイス番号変更箇所
の漏れ等の問題が発生する虞れがあり、このミスによっ
てシーケンスプログラムが誤動作し、誤動作の原因が即
座に把握できないと云う問題点がある。
【0035】また、従来技術では、シーケンスプログラ
ムを汎用的なラベルにて作成しておく場合には、各作成
ラベルに対して使用する入出力デバイスおよび入出力デ
バイス番号を対応させる面倒なデバイス割付け作業をユ
ーザ自身が行わなくてはならないと云う問題点がある。
このデバイス割付作業はシーケンスプログラムに於いて
使用するラベル全てに対して行わなければならず、作業
量としても少ないものではなく、また誤って異なるラベ
ルに同じデバイスを割り付ければ、シーケンスプログラ
ムが正常動作しないと云う問題点もある。
【0036】この発明は、上述のような問題点を解決す
るためになされたもので、構築されたPLCのシステム
構成に応じて予め作成されるI/O割付データを使用し
てシーケンスプログラムにおける入出力デバイス番号を
自動変更でき、またシーケンスプログラムに於いて指定
した入出力デバイスを含むI/Oユニットのシステム構
成における位置(スロット番号)の表示を行うことがで
き、任意のI/Oユニット指定により指定されたI/O
ユニットのシーケンスプログラムにおける使用全入出力
デバイスの検索および検索された使用全入出力デバイス
の表示を自動的に行うことができ、またラベル使用によ
る汎用プログラム作成の際にはラベルに対応した入出力
デバイスの割り付けを自動的に行うことのできるプログ
ラマブルロジックコントローラの周辺装置を得ることを
目的としている。
【0037】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるプログラマブルロジックコントロ
ーラの周辺装置は、システム構成に基くユニットの配列
順番であるユニット番号、ユニット固有のシリアル番
号、ユニット種別、ユニットの占有点数、ユニットの使
用する先頭I/O番号を含むI/O割付データを格納す
るメモリを有し、前記メモリに保存されているI/O割
付データにおいてI/Oユニット位置の変更により変更
されたI/O割付データと変更前のI/O割付データと
の比較によりI/O割付を変更されたユニットを自動検
索し、I/O割付を変更されたユニットに属するデバイ
ス番号範囲の全ての入出力デバイスをシーケンスプログ
ラムより自動検索し、検索された入出力デバイスのデバ
イス番号をI/Oユニットの位置変更に伴い変更された
I/O割付データを用いて正しい入出力デバイス番号に
自動変更するものである。
【0038】この発明によるプログラマブルロジックコ
ントローラの周辺装置では、メモリに保存されているI
/Oユニット位置の変更により変更されたI/O割付デ
ータと変更前のI/O割付データとの比較によってI/
O割付を変更されたユニットを自動検索し、I/O割付
を変更されたユニットに属するデバイス番号範囲の全て
の入出力デバイスをシーケンスプログラムより自動検索
し、検索された入出力デバイスのデバイス番号をI/O
ユニットの位置変更に伴い変更されたI/O割付データ
を用いて正しい入出力デバイス番号に自動変更すること
が行われる。
【0039】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置は、上述の発明によるプログラ
マブルロジックコントローラの周辺装置において、前記
メモリに保存されている変更後のI/O割付データと変
更前のI/O割付データにおける同一シリアル番号のユ
ニットでユニット番号が相異しているユニットをI/O
割付変更のユニットとして自動検索するものである。
【0040】この発明によるプログラマブルロジックコ
ントローラの周辺装置では、メモリに保存されている変
更後のI/O割付データと変更前のI/O割付データに
おける同一シリアル番号のユニットでユニット番号が相
異しているユニットをI/O割付変更のユニットとして
自動検索することが行われる。
【0041】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置は、上述の発明によるプログラ
マブルロジックコントローラの周辺装置において、入出
力デバイスのデバイス番号を、当該デバイス番号より前
記メモリに保存されている変更前のI/O割付データに
おける先頭I/O番号を差し引き、これに変更後のI/
O割付データにおける先頭I/O番号を加える演算を行
って正しい入出力デバイス番号に自動変更するものであ
る。
【0042】この発明によるプログラマブルロジックコ
ントローラの周辺装置では、入出力デバイスのデバイス
番号を、当該デバイス番号より前記メモリに保存されて
いる変更前のI/O割付データにおける先頭I/O番号
を差し引き、これに変更後のI/O割付データにおける
先頭I/O番号を加える演算を行って入出力デバイス番
号に自動変更することが行われる。
【0043】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置は、システム構成に基くユニッ
トの配列順番であるユニット番号、ユニット種別、ユニ
ットの占有点数、ユニットの使用する先頭I/O番号を
含むI/O割付データを格納するメモリを有し、シーケ
ンスプログラム上での入出力デバイスの指定により、前
記メモリに保存されているI/O割付データから指定し
た入出力デバイスを自動検索し、検索された入出力デバ
イスが前記I/O割付データよりどのユニットに属する
入出力デバイスであるかを自動検索し、該当するユニッ
トを表示器に表示するものである。
【0044】この発明によるプログラマブルロジックコ
ントローラの周辺装置では、シーケンスプログラム上で
の入出力デバイスの指定により、メモリに保存されてい
るI/O割付データから指定した入出力デバイスを自動
検索し、検索された入出力デバイスがI/O割付データ
よりどのユニットに属する入出力デバイスであるかを自
動検索し、該当するユニットを表示器に表示することが
行われる。
【0045】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置は、上述の発明によるプログラ
マブルロジックコントローラの周辺装置において、I/
O割付の一覧表示で該当するユニットを反転表示等の識
別表示するものである。
【0046】この発明によるプログラマブルロジックコ
ントローラの周辺装置では、I/O割付の一覧表示で該
当するユニットを反転表示等で識別表示することが行わ
れる。
【0047】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置は、システム構成に基くユニッ
トの配列順番であるユニット番号、ユニット種別、ユニ
ットの占有点数、ユニットの使用する先頭I/O番号を
含むI/O割付データを格納するメモリを有し、指定さ
れたI/Oユニットがシーケンスプログラム中で使用し
ている入出力デバイスを前記メモリに保存されているI
/O割付データを参照して自動検索し、検索された入出
力デバイスを表示器に表示するものである。
【0048】この発明によるプログラマブルロジックコ
ントローラの周辺装置では、指定されたI/Oユニット
がシーケンスプログラム中で使用している入出力デバイ
スをメモリに保存されているI/O割付データを参照し
て自動検索し、検索された入出力デバイスを表示器に表
示することが行われる。
【0049】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置は、上述の発明によるプログラ
マブルロジックコントローラの周辺装置において、シー
ケンスプログラムのラダーダイアグラム表示において該
当する入出力デバイスを反転表示等の識別表示するもの
である。
【0050】この発明によるプログラマブルロジックコ
ントローラの周辺装置では、シーケンスプログラムのラ
ダーダイアグラム表示において該当する入出力デバイス
を反転表示等の識別表示することが行われる。
【0051】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置は、システム構成に基くユニッ
トの配列順番であるユニット番号、ユニット種別、ユニ
ットの占有点数、ユニットの使用する先頭I/O番号を
含むI/O割付データを格納するメモリを有し、ユニッ
ト毎に作成されたラベルと前記メモリに保存されている
I/O割付データと対応させ、作成ラベルに対して自動
で入出力デバイス割付を行うものである。
【0052】この発明によるプログラマブルロジックコ
ントローラの周辺装置では、ユニット毎に作成されたラ
ベルとメモリに保存されているI/O割付データと対応
させ、作成ラベルに対して入出力デバイスの割り付けが
自動的に行われる。
【0053】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置は、上述の発明によるプログラ
マブルロジックコントローラの周辺装置において、ラベ
ルと各ラベル毎に自動割付された入出力デバイスとを表
示器に一覧表示するものである。
【0054】この発明によるプログラマブルロジックコ
ントローラの周辺装置では、ラベルと各ラベル毎に自動
割付された入出力デバイスとを表示器に一覧表示するこ
とが行われる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照して、この
発明に係るプログラマブルロジックコントローラの周辺
装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0056】(実施の形態1)図1はPLCの周辺装置
を示している。周辺装置10は、CPU11と、周辺装
置10のシステムプログラムを格納したROM12と、
アプリケーションエリア13と、I/O割付データテー
ブル等を格納するメモリ14と、ワークメモリ15と、
キーホード16と、CRT17とを有しており、PLC
50のCPUユニットと双方向に通信可能に接続され
る。
【0057】この実施の形態1では、PLC50のシス
テム構成、システム構成の変更は、従来例の説明で使用
した図19に示されているものと同じとし、これに応じ
て実施の形態1でのI/O割付データ、ラダーダイアグ
ラムは、従来例の説明で使用した図20、図21に示さ
れているものと同じであるとする。
【0058】周辺装置10は、アプリケーションエリア
13にI/O割付データを作成するアプリケーションス
イッチが起動していると、テーブル形式の入力画面で、
I/O割付データテーブルにおけるユニット番号、ユニ
ット種別、ユニット占有点数、先頭I/O番号のユーザ
によるキー入力を受け付け、これをメモリ14にストア
する。
【0059】図19(a)に示されているようなPLC
のシステム構成の割り付けは、図20(a)にに示され
ているように行われ、このI/O割付データは図2
(a)に示されているようなデータ構造でメモリ14に
ストア(保存)される。
【0060】なお、図2(a)に示されているI/O割
付データは、総ユニット台数が0〜64、シリアル番号
が1〜64、先頭I/O番号が000h〜ff0h、占
有点数が0、16、32、48、64と定義されている
システムのものであり、ユニット種別のコードは、0が
設定なし、1が入力ユニット、2が出力ユニットであ
る。
【0061】PLCのシステム構成が図19(a)に示
されている状態より図19(b)に示されている状態に
変更されると、I/O割付データを図20(b)に示さ
れているように変更保存する必要がある。このI/O割
付データの変更により、メモリ14におけるI/O割付
データは図2(b)に示されているように変更保存され
る。
【0062】(デバイス番号自動変更)周辺装置10
は、メモリ14に保存されているI/O割付データが変
更されると、I/O割付データを変更されたユニット位
置に該当するデバイス番号範囲の全ての入出力デバイス
をシーケンスプログラムより検索し、検索された入出力
デバイスのデバイス番号をI/Oユニット位置変更に伴
い変更されたメモリ14のI/O割付データを参照して
正しい入出力デバイス番号に自動変更する。
【0063】I/O割付データを変更されたユニット位
置に該当するデバイス番号範囲は、図2(a)に示され
ているシステム構成変更前のI/O割付データ(以下、
旧I/O割付データと云うことがある)と、図2(b)
に示されているシステム構成変更後のI/O割付データ
(以下、新I/O割付データと云うことがある)とを比
較することにより抽出することが可能である。詳細に
は、メモリ14に保存されている変更後のI/O割付デ
ータと変更前のI/O割付データにおけるユニット固有
のシリアル番号が同一のユニットで、ユニット番号が相
異しているユニットをI/O割付変更のユニットとして
自動検索することができる。
【0064】入出力デバイス番号の自動変更は、入出力
デバイスのデバイス番号を、当該デバイス番号よりメモ
リ14に保存されている変更前のI/O割付データにお
ける先頭I/O番号を差し引き、これに変更後のI/O
割付データにおける先頭I/O番号を加える演算により
行われる。
【0065】つぎに、図3に示されているフローチャー
トを参照して周辺装置10によるデバイス番号変更処理
について説明する。
【0066】まず、新I/O割付データの比較先ユニッ
ト位置(スロット番号あるいはユニット番号)Iと旧I
/O割付データの比較先ユニット位置(スロット番号あ
るいはユニット番号)Jをそれぞれ先頭番号0に初期化
する(ステップS10,ステップS11)。
【0067】この処理により、図2(a)の旧I/O割
付データと図2(b)の新I/O割付データとをユニッ
ト毎に見るとき、旧I/O割付データと新I/O割付デ
ータとを必ず先頭ユニットから比較することになる。
【0068】つぎに、旧I/O割付データの比較先ユニ
ット位置Jにおけるシリアル番号と新I/O割付データ
の比較先ユニット位置Iにおけるシリアル番号とが同一
であるか否かの判別を行う(ステップS12)。
【0069】シリアル番号が等しくない場合には(ステ
ップS12否定)、旧I/O割付データの比較先ユニッ
ト位置JをJ+1に変更する(ステップS13)。比較
先ユニット位置Jが変更されると、比較先ユニット位置
Jが旧I/O割付データにおける最大ユニット台数に到
達したか否かの判別を行う(ステップS14)。
【0070】比較先ユニット位置Jが最大ユニット台数
に到達するまでは(ステップS14否定)、ステップS
12に戻り、旧I/O割付データの変更された比較先ユ
ニット位置Jにおけるシリアル番号と新I/O割付デー
タの比較先ユニット位置Iにおけるシリアル番号とが同
一であるか否かの判別を行う。
【0071】ここで、ステップS12→ステップS13
→ステップS14→ステップS12のループは、新I/
O割付データにおける一つ分のユニット情報について旧
I/O割付データの全てのユニット情報を判定してシリ
アル番号が同一のユニットを検索する処理である。
【0072】これに対し、比較先ユニット位置Jが最大
ユニット台数に到達すれば、(ステップS14肯定)、
新I/O割付データの比較先ユニット位置IをI+1に
変更する(ステップS15)。比較先ユニット位置Iが
変更されると、比較先ユニット位置Iが新I/O割付デ
ータにおける最大ユニット台数に到達したか否かの判別
を行う(ステップS16)。
【0073】比較先ユニット位置Iが最大ユニット台数
に到達すれば(ステップS16肯定)、この処理フロー
を終了するが、比較先ユニット位置Iが最大ユニット台
数に到達するまでは(ステップS16否定)、ステップ
S11に戻り、比較先ユニット位置Jを0に初期化し、
つぎのステップS12で、旧I/O割付データの比較先
ユニット位置Jにおけるシリアル番号と変更された新I
/O割付データの比較先ユニット位置Iにおけるシリア
ル番号とが同一であるか否かの判別を行う。
【0074】ここで、ステップS12→ステップS13
→ステップS14→ステップS15→ステップS16→
ステップS11→ステップS12のループは、新I/O
割付データにある総ユニット台数分のユニット情報全て
に対して旧I/O割付データのユニット情報を比較し、
新I/O割付データのユニットと旧I/O割付データの
ユニットとの全ての組み合わせにおいてシリアル番号が
同一のユニットを検索する処理である。
【0075】旧I/O割付データの比較先ユニット位置
Jにおけるシリアル番号と新I/O割付データの比較先
ユニット位置Iにおけるシリアル番号とが同一である場
合には(ステップS12肯定)、つぎに、旧I/O割付
データの比較先ユニット位置Jと新I/O割付データの
比較先ユニット位置Iとが同一であるか否かの判別を行
う(ステップS17)。
【0076】旧I/O割付データの比較先ユニット位置
Jと新I/O割付データの比較先ユニット位置Iとが同
一であれば(ステップS17肯定)、これはユニット位
置が変更されていないユニット(図2(a)、(b)で
は、新旧ユニット位置(#0)の入力ユニット)であ
り、この場合にはシーケンスプログラム置換処理を実行
せずに、ステップS15にジャンプする。
【0077】これに対し、旧I/O割付データの比較先
ユニット位置Jと新I/O割付データの比較先ユニット
位置Iとが同一でなければ(ステップS17否定)、こ
れはユニット追加等によりユニット位置が変更されたユ
ニット(図2(a)、(b)では、旧ユニット位置(#
1)で新ユニット位置(#2)の入力ユニット)であ
り、この場合には、そのユニットに対応するシーケンス
プログラム置換処理(デバイス置換処理)を実行する
(ステップS18)。
【0078】つぎに、図4に示されているフローチャー
トを参照してシーケンスプログラム置換処理(ステップ
S18)について説明する。
【0079】まず、シーケンスプログラム検索ステップ
番号B(シーケンスプログラムの検索位置で、図5の#
0〜#n)を0に初期化し(ステップS181)、シー
ケンスプログラムの置換処理を実際のシーケンスプログ
ラムの先頭から行う。
【0080】メモリ14のシーケンスプログラム(図5
参照)のシーケンスプログラム検索ステップ番号Bにお
けるデバイス番号の値が、旧I/O割付データの比較先
ユニット位置JのI/O割付データの先頭I/O番号以
上で、その先頭I/O番号に旧I/O割付データの比較
先ユニット位置JのI/O割付データの占有点数を加算
した値以下で、しかも旧I/O割付データの比較先ユニ
ット位置JのI/O割付データにおけるデバイス種別と
シーケンスプログラム検索ステップ番号Bにおけるデバ
イス種別とが等しいか否かの判別を行う(ステップS1
82)。
【0081】シーケンスプログラム検索ステップ番号B
におけるデバイス番号の値が、旧I/O割付データの比
較先ユニット位置JのI/O割付データの先頭I/O番
号以上で、その先頭I/O番号に旧I/O割付データの
比較先ユニット位置JのI/O割付データの占有点数を
加算した値以下でないか、旧I/O割付データの比較先
ユニット位置JのI/O割付データにおけるデバイス種
別とシーケンスプログラム検索ステップ番号Bにおける
デバイス種別とが等しくなければ(ステップS182否
定)、デバイス番号変更処理を行わずにステップS18
4へジャンプする。
【0082】これに対し、シーケンスプログラム検索ス
テップ番号Bにおけるデバイス番号の値が、旧I/O割
付データの比較先ユニット位置JのI/O割付データの
先頭I/O番号以上で、その先頭I/O番号に旧I/O
割付データの比較先ユニット位置JのI/O割付データ
の占有点数を加算した値以下で、しかも旧I/O割付デ
ータの比較先ユニット位置JのI/O割付データにおけ
るデバイス種別とシーケンスプログラム検索ステップ番
号Bにおけるデバイス種別とが等しければ(ステップS
182肯定)、シーケンスプログラム検索ステップ番号
Bのデバイス番号を、(シーケンスプログラム検索ステ
ップ番号Bのデバイス番号)−(旧I/O割付データの
比較先ユニット位置JのI/O割付データにおける先頭
I/O番号)+(新I/O割付データの比較先ユニット
位置IのI/O割付データにおける先頭I/O番号)な
る演算により、自動変更する(ステップS183)。
【0083】つぎに、シーケンスプログラム検索ステッ
プ番号BをB+1に更新し(ステップS184)、更新
したシーケンスプログラム検索ステップ番号Bが最終ス
テップになるまで(ステップS185)、ステップS1
82〜ステップS184を繰り返す。
【0084】これにより、ユニットの追加等によりPL
Cのシステム構成が変更され、これによってI/O割付
データが変更されても、シーケンスプログラムにおける
デバイス番号が自動的に変更される。
【0085】(指定入出力デバイスのユニット位置表
示)周辺装置10は、シーケンスプログラム上で入出力
デバイスを指定されると、図2に示されているようなメ
モリ保存のI/O割付データから、指定された入出力デ
バイスを自動検索し、検索された入出力デバイスがその
I/O割付データにて、どのユニットに属する入出力デ
バイスであるかを自動検索し、指定入出力デバイスのユ
ニットをCRT17に識別可能に画面表示、たとえば、
I/O割付データテーブルの画面表示において指定入出
力デバイスのユニットの行を反転表示(図9参照)す
る。
【0086】図22に示されているシステム構成で、セ
ンサ220からオン信号が発生しても、モータ221が
起動しないため、ユーザがCRT17に表示されている
ラダーダイアグラム(図6参照)のデバイスX100を
カーソルにて指定すると、周辺装置230よりデバイス
のオン/オフ状態読み出し要求がCPUユニット201
に送られる。
【0087】すると、CPUユニット201よりデバイ
スX100のオン/オフ状態が周辺装置230に帰って
くる。ユーザはそれによりデバイスのオン/オフ状態を
確認することができる。この場合、ユーザは、オンしな
いデバイスX100が本当にセンサ220を接続されて
いる入力ユニット210に属するデバイスであるか否か
を確認したい。この場合、デバイスX100がどの入力
ユニットに属しているものであるかを知る必要がある。
【0088】つぎに、図7に示されているフローチャー
トを参照して指定入出力デバイスのユニット位置表示処
理について説明する。
【0089】CRT17に表示されているラダーダイア
グラムにおいて、ユーザが調べたい入力信号デバイス
(本例に於いてはX100)をカーソルによって指定
し、I/O割付データ・シーケンスプログラムデバイス
番号比較要求をキー入力により行うと、周辺装置10の
アプリケーションエリア13に格納されたアプリケーシ
ョンスイッチは、図5に示されているシーケンスプログ
ラムにおいて指定されたデバイス(本例に於いてはX1
00)のデバイス番号をメモリ14に読み出し、このデ
バイス番号とメモリ14に格納されているI/O割付デ
ータ(図6参照)とを比較して表示スロット番号(ユニ
ット番号)を抽出する(ステップS20)。
【0090】つぎに、図9に示されているようなI/O
割付データテーブル表示画面において、上述の比較処理
により抽出された表示スロット番号(ユニット番号)の
行を反転表示する(ステップS21)。
【0091】図8はI/O割付データ・シーケンスプロ
グラムデバイス番号比較要求(ステップS20)の処理
フローを示している。
【0092】この処理フローでは、まず、スロット番号
カウンタ(S)の初期化を行い(ステップS201)、
指定されたデバイス(本例に於いてはX100)のデバ
イス番号がS番目のユニットの先頭I/O番号にユニッ
ト占有点数を加算した値以下であるか否かを判別する
(ステップS202)。指定されたデバイスのデバイス
番号がS番目のユニットの先頭I/O番号にユニット占
有点数を加算した値以下でない場合には(ステップS2
02否定)、指定デバイス番号はS番目のユニットでは
ないと云うことであるので、スロット番号カウンタ
(S)をS+1とし(ステップS203)、ステップS
202に戻って指定されたデバイスのデバイス番号が更
新されたS番目のユニットの先頭I/O番号にユニット
占有点数を加算した値以下であるか否かを判別する。
【0093】これに対し、指定されたデバイスのデバイ
ス番号がS番目のユニットの先頭I/O番号にユニット
占有点数を加算した値以下であれば(ステップS202
肯定)、指定デバイス番号はS番目のユニットであると
し、表示スロット番号をS番目のユニットとして指定す
る(ステップS204)。
【0094】これにより、指定デバイス番号を含むユニ
ット番号の行が、図9に示されているように、反転表示
され、この画面表示により、ユーザは、シーケンスプロ
グラムにて使用しているデバイスがどのユニットに属す
るものであるかを誤認することなく的確に識別できる。
【0095】(指定I/Oユニットの入出力デバイス表
示)周辺装置10は、I/O割付データの入力画面(図
11参照)で任意のI/Oユニットを指定されると、シ
ーケンスプログラム中にて指定I/Oユニットが使用し
ている入出力デバイスをメモリ14に保存されているI
/O割付データを参照して全て自動検索し、シーケンス
プログラム中にて指定I/Oユニットが使用している入
出力デバイスをシーケンスプログラムの画面表示におい
て識別表示、たとえば入出力デバイスを反転表示する
(図12参照)。
【0096】この指定I/Oユニットの入出力デバイス
表示の具体例を図10〜図13を参照して説明する。
【0097】図10はPLCのシステム構成例を示して
いる。このシステム構成では、ベースユニット51に、
CPUユニット52と、32点入力ユニット53および
54と、16点出力ユニット55とが取り付けられた構
成になっている。入力ユニット54の2番目の端子には
センサ61が接続され、出力ユニット55の4番目の端
子にはモータ62が接続されている。またCPUユニッ
ト52には周辺装置10が接続されている。
【0098】図11は図10に示されているシステム構
成に基づいて作成されたI/O割付データを、図12は
ラダーダイアグラムをそれぞれ示している。
【0099】この場合、センサ61からの入力信号がオ
ンすることで、ラダーダイアグラム接点デバイスX21
がオンとなり、コイルデバイスY43がモータ62を駆
動させるスイッチとなる。
【0100】モータ62は出力ユニット55の4番目の
端子に接続されていたが、端子の不良により正常動作し
ない場合には、モータ62を他の端子に付け替える必要
が生じる。この場合、モータ62が接続されている出力
ユニット55では4番目の端子以外、どの端子が使用さ
れていいのか否かの使用可否の調査を行うことになり、
指定I/Oユニットの入出力デバイスを識別する必要が
生じる。
【0101】つぎに、図13に示されているフローチャ
ートを参照して指定I/Oユニットの入出力デバイス表
示処理について説明する。
【0102】まず、ユーザは、図11に示されているよ
うなI/O割付データの入力画面において、シーケンス
プログラムにおける入出力信号デバイスの使用状況を確
認したいI/Oユニットを選択する。ここでは、ユーザ
指定のI/Oユニットのユニット番号Iはユニット番号
が「2」のユニットである(ステップS30)。
【0103】つぎに、指定されたユニットのI/O割付
データ(図2参照)におけるユニット種別をシーケンス
プログラム(図5参照)における検索デバイス種別に変
換する(ステップS31)。I/O割付データにおける
ユニット番号2のユニット種別は「2」なので、これは
デバイス種別「59h」に変換する。
【0104】つぎに、シーケンスプログラムにおいて検
索するデバイス番号の範囲を設定する(ステップS3
2)。検索デバイス番号の最小値はI/O割付データに
おける指定ユニットの先頭I/O番号であり、最大値は
(I/O割付データにおける指定ユニットの先頭I/O
番号)+(I/O割付データにおける指定ユニットの占
有点数)−1である。I/O割付データのユニット番号
「2」の検索デバイス番号の最小値は先頭I/O番号が
「40h」なので「40h」となり、検索デバイス番号
の最大値は「40h+16−1」の計算式より「4F
h」となる。
【0105】つぎにシーケンスプログラムの検索ステッ
プ番号を初期化するため、検索ステップ番号Bに「0」
を設定し(ステップS33)、シーケンスプログラムの
検索ステップ番号のデバイス種別とステップS31で設
定されたデバイス種別とを比較する(ステップS3
4)。
【0106】図5に示されているシーケンスプログラム
では、検索ステップ番号B=0のデバイス種別「58
h」であり、これはステップS31にて設定されたシー
ケンスプログラムの検索デバイス種別「59h」と不一
致であるので(ステップS34否定)、ステップS37
へジャンプし、つぎのシーケンスプログラムのステップ
番号を検索するため、シーケンスプログラムの検索ステ
ップ番号BをB+1にする(ステップS37)。
【0107】図5に示されているシーケンスプログラム
では、検索ステップ番号B=1のデバイス種別は「59
h」であり、これはシーケンスプログラムの検索デバイ
ス種別と一致しているので(ステップS34肯定)、つ
ぎに、シーケンスプログラムの検索ステップ番号のデバ
イス番号がステップS32にて設定されたシーケンスプ
ログラムの検索デバイス番号の範囲内であるか否かを判
別する(ステップS35)。
【0108】シーケンスプログラムの検索ステップ番号
のデバイス番号がステップS32にて設定されたシーケ
ンスプログラムの検索デバイス番号の範囲内であれば
(ステップS35肯定)、ラダーダイアグラムの検索ス
テップ番号のデバイスを反転表示する。
【0109】たとえば、検索ステップ番号B=1のデバ
イス番号は「43h」であり、シーケンスプログラムの
検索デバイス番号の最小値「40h」と最大値「4F
h」の範囲内なので、検索ステップ番号B=1のデバイ
ス「Y43」を図12に示されているように反転表示す
る。
【0110】つぎのシーケンスプログラムのステップ番
号を検索するため、シーケンスプログラムの検索ステッ
プ番号BをB+1にし(ステップS37)、シーケンス
プログラムが終了していないか判別するため、シーケン
スプログラムの検索ステップ番号とシーケンスプログラ
ムの総ステップ数(シーケンスプログラムの最終ステッ
プ)とを比較する(ステップS38)。比較結果が一致
しているときには(ステップS38肯定)、処理を終了
し、不一致であるときには(ステップS38否定)、ス
テップS34に戻り、ステップS34〜ステップS38
を繰り返す。
【0111】これにより、シーケンスプログラム中にて
指定I/Oユニットが使用している入出力デバイスがシ
ーケンスプログラムの画面表示において反転表示され、
たとえば、モータ62が接続されている出力ユニット5
5では4番目の端子以外、どの端子が使用されていいの
か否かの使用可否の調査が的確に行われ得るようにな
る。
【0112】(入出力デバイス自動割付)周辺装置10
は、ユニット毎にラベルを作成した際に、メモリ14に
保存されているI/O割付データと対応させ、作成ラベ
ルに対して自動で入出力デバイス割付を行い、図15に
示されているように、割り付けられた入出力デバイスお
よび入出力デバイスの割り付けられたラベルをCRT1
7に表示する。
【0113】シーケンスプログラム作成時に、デバイス
の代わりに使用するラベルは、たとえば“入力A¥SW
1”と記述され、“¥”によりユニットラベルとデバイ
スラベルに分けられる。ユニットラベルは入力/出力ユ
ニットに対しユニット毎に付けられ、デバイスラベルは
入力/出力ユニットの各入出力デバイス1点毎に付けら
れる。図14はラベルを使用したラダーダイアグラムを
示している。
【0114】図15は周辺装置10のラベル割付機能に
おいて画面表示されるラベル割付テーブルを、図16
(a)〜(e)はラダーダイアグラムを作成することに
よりメモリ14に格納されるラベルデータの構造を示し
ている。
【0115】各ラベルにはラベルを識別する為のユニー
クな番号によるラベル番号が付けられる。このラベル番
号は、図16(a)に示されているように、1ワードの
領域を持ち、下位1バイトがデバイスラベル番号、上位
1バイトがユニットラベル番号で構成される。
【0116】図16(b)に示されているユニットラベ
ルデータテーブルは、ユニットラベルを格納するデータ
テーブルである。ユニットラベル名はユニットラベルの
文字列データであり、6バイトの領域を持ち、文字列デ
ータは文字に対応するコードである。ユニットラベル設
定数はユニットラベルデータテーブルに格納されている
ユニットラベル名の個数を示す。ユニットラベル番号
は、ユニットラベル名を識別する為のユニークな番号で
あり、ユニットラベルデータテーブル内での格納位置に
対応し、ユニットラベル番号によりユニットラベル名を
参照することができる。
【0117】図16(c)に示されているユニットラベ
ル00hのデバイスラベルデータテーブルは、ラベルで
ユニットラベル番号が00hで参照される同一のユニッ
トラベルを持つデバイスラベルを格納するデータテーブ
ルである。デバイスラベルはユニットラベル名と同様の
データである。デバイスラベル設定数はユニットラベル
00hのデバイスラベルデータテーブルに格納されてい
るデバイスラベル名の個数を示す。デバイスラベル番号
はデバイスラベル名を識別する為の番号であり、ユニッ
トラベル00hのデバイスラベルデータテーブル内での
格納位置に対応し、デバイスラベル番号によりデバイス
ラベル名を参照することができる。
【0118】ユニットラベル01hのデバイスラベルデ
ータテーブル(図16(d)参照)はユニットラベル0
0hのデバイスラベルデータテーブルと同様のデータテ
ーブルであり、ユニットラベル番号が01hで参照され
るユニットラベル名に対応している。デバイスラベルデ
ータデーブルはユニットラベル番号毎に対応して設けら
れ、図16(e)はユニットラベル3Fhのデバイスラ
ベルデータテーブルを示している。
【0119】図17(a)〜(d)はラベル割付表示画
面(図15参照)で使用するデータ構造を示しており、
このデータはメモリ14に格納される。
【0120】図17(a)に示されているユニットラベ
ル番号割付データテーブルはユニットラベル番号とユニ
ット番号の対応付けをする情報を格納する。ユニット番
号割付データテーブルはユニットラベルデータテーブル
より必要なデータをコピーする。ユニットラベル設定数
はユニットラベルデータテーブルにおけるユニットラベ
ル設定数よりコピーする。ユニットラベル番号はユニッ
トラベル名を設定されているユニットラベル番号を順に
格納し、ユニット番号はラベル割付データテーブルにて
入力されたユニット番号を格納する。
【0121】ラベル割付データテーブルの表示順はラベ
ル割付表示画面での表示順番に対応し、上から0、1、
2、・・・となっている。つまりユニット番号割付デー
タテーブルのテーブル順番はラベル割付表示画面での表
示順番に対応している。
【0122】図17(b)に示されているように、ユニ
ットラベル00hの割付データテーブルはユニットラベ
ル番号が00hである場合のデータテーブルであり、設
定されているラベルにデバイスを対応付けする情報を格
納する。ユニットラベル00hの割付データテーブルは
ユニットラベル番号毎に対応するユニットラベル00h
のデバイスラベルデータテーブルから必要なデータをコ
ピーする。デバイスラベル設定数はデバイスラベルデー
タテーブルのデバイスラベル設定数よりコピーする。ラ
ベル番号はデバイスラベル名の設定されているラベル番
号を順に格納し、デバイス種別、デバイス番号はラベル
に自動的に割り付けされるデバイスの情報を格納する。
【0123】ユニットラベル00hの割付データテーブ
ルのデータテーブル順番もラベル割付表示画面のユニッ
トラベル毎のデバイスラベルの表示順番に対応してい
る。
【0124】ユニットラベル01hの割付データテーブ
ル(図17(c)参照)はユニットラベル00hの割付
データテーブルと同様であり、ユニットラベル番号が0
1hである場合のデーブルである。ユニットラベル番号
毎に対応するデータテーブルが同様にあり、ユニットラ
ベル3Fhの割付データテーブル(図17(d)参照)
はユニットラベル番号が3Fhである場合に対応する。
【0125】つぎに、図18に示されているフローチャ
ートを用いて入出力デバイス自動割付処理について説明
する。
【0126】なお、I/O割付データは、図20(a)
に示されているように、ユニット追加前と同様に設定さ
れており、メモリ14内でのデータ格納状態は図2
(a)に示されている旧I/O割付データと同様である
ものとする。
【0127】入出力デバイス自動割付処理では、まず、
変数Labelを0に初期化する(ステップS40)。
変数Labelはユニット番号割付データテーブルのユ
ニットラベル設定数の設定数分の処理の繰り返しに使用
するカウンタである。
【0128】つぎに変数Labelとユニット番号割付
データテーブル(U)のユニットラベル設定数とを比較
する(ステップS41)。変数Label≧ユニットラ
ベル設定数であれば(ステップS41否定)、ユニット
レベル設定数分の処理を行ったとして終了する。
【0129】これに対し、変数Label<ユニットラ
ベル設定数であれば(ステップS41肯定)、ユニット
番号割付データテーブル(U)のLabel番目のユニ
ット番号と旧I/O割付データテーブルの総ユニット台
数とを比較する(ステップS42)。ユニット番号割付
データテーブル(U)のLabel番目のユニット番号
≧旧I/O割付データテーブルの総ユニット台数であれ
ば(ステップS42否定)、ユニット番号割付データテ
ーブルの変数Label番目のユニット番号に対応する
I/O割付データが旧I/O割付データテーブルには無
く、つぎのユニットラベルの処理を行う為に、変数La
belに1を加算し(ステップS49)、ステップS4
1に戻る。
【0130】これに対し、ユニット番号割付データテー
ブルの変数Label番目のユニット番号<旧I/O割
付データテーブルの総ユニット台数であれば(ステップ
S42肯定)、変数iにユニット番号割付データテーブ
ル(U)のユニット番号を代入する(ステップS4
3)。
【0131】つぎに、変数Cntを0に初期化し、変数
IO番号に旧I/O割付データテーブルのi番目(ユニ
ット番号割付データテーブルのユニット番号に対応)の
先頭I/O番号を代入し、変数Devにデバイス種別を
代入する(ステップS44)。
【0132】変数CntはユニットラベルnのI/O割
付データテーブル(nは00h〜3Fh)のデバイスレ
ベル設定数の設定数分の処理の繰り返しに使用するカウ
ンタである。デバイス種別は旧I/O割付データテーブ
ルのi番目のユニット種別が入力(入力を示す値1)で
あれば、入力Xを示すコード58h、出力(出力を示す
値2)であれば、出力Yを示すコード59hとなる。
【0133】つぎに、変数nにユニット番号割付データ
テーブルの変数Label番目のユニットラベル番号を
代入する(ステップS45)。
【0134】つぎに、変数Cntとユニットラベルnの
割付データテーブル(ユニット番号割付データテーブル
のLabel番目のユニットラベル番号に対応するユニ
ットラベルn割付データテーブル)のデバイスラベル設
定数とを比較する(ステップS46)。変数Cnt≧ユ
ニットラベルnの割付データテーブルU_nのデバイス
ラベル設定数であれば(ステップS46否定)、デバイ
スラベル設定数分の処理を行ったと判断し、つぎのユニ
ットラベルの処理を行う為に、変数Labelに1を加
算し(ステップS49)、ステップS41に戻る。
【0135】これに対し、変数Cnt<ユニットラベル
nの割付データテーブルU_nのデバイスラベル設定数
であれば(ステップS46肯定)、ユニットラベルn割
付データテーブルU_nのCnt番目のデバイス種別に
変数Devを代入し、ユニットラベルn割付データテー
ブルU_nのCnt番目のデバイス番号にI/O番号と
変数Cnt値を加算した値(旧I/O割付データテーブ
ルの先頭I/O番号からの連番)を代入する(ステップ
S47)。
【0136】つぎに、変数Cntに1を加算し(ステッ
プS48)、ステップS46に戻る。
【0137】以上の処理により、ユニット番号割付デー
タテーブルに設定されているユニットラベル番号に対応
するユニットラベル00hの割付データテーブルからユ
ニットラベル3Fhの割付データテーブルまでのデバイ
ス種別、デバイス番号が自動的に割り付けされ、ラベル
とデバイス番号がI/O割付データテーブルを基に対応
付けられる。
【0138】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるプログラマブルロジックコントローラの周辺装
置によれば、メモリに保存されているI/Oユニット位
置の変更により変更されたI/O割付データと変更前の
I/O割付データとの比較によってI/O割付を変更さ
れたユニットを自動検索し、I/O割付を変更されたユ
ニットに属するデバイス番号範囲の全ての入出力デバイ
スをシーケンスプログラムより自動検索し、検索された
入出力デバイスのデバイス番号をI/Oユニットの位置
変更に伴い変更されたI/O割付データを用いて正しい
入出力デバイス番号に自動変更することが行われるか
ら、PLCシステム構築の作成/変更に際し、ユーザに
よるシーケンスプログラム作成、変更に対する作業を軽
減でき、設定ミス、プログラムミスを未然に防ぐ効果が
ある。
【0139】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置によれば、メモリに保存されて
いる変更後のI/O割付データと変更前のI/O割付デ
ータにおける同一シリアル番号のユニットでユニット番
号が相異しているユニットをI/O割付変更のユニット
として自動検索することが行われるから、I/O割付変
更のユニットを的確に検索することができる。
【0140】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置によれば、入出力デバイスのデ
バイス番号を、当該デバイス番号より前記メモリに保存
されている変更前のI/O割付データにおける先頭I/
O番号を差し引き、これに変更後のI/O割付データに
おける先頭I/O番号を加える演算を行って入出力デバ
イス番号に自動変更することが行われるから、入出力デ
バイス番号の自動変更が的確に行われる。
【0141】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置によれば、シーケンスプログラ
ム上での入出力デバイスの指定により、メモリに保存さ
れているI/O割付データから指定した入出力デバイス
を自動検索し、検索された入出力デバイスがI/O割付
データよりどのユニットに属する入出力デバイスである
かを自動検索し、該当するユニットを表示器に表示する
ことが行われるから、ユーザによるシーケンスプログラ
ム作成、変更に対する作業を軽減でき、設定ミス、プロ
グラムミスを未然に防ぐ効果がある。
【0142】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置によれば、I/O割付の一覧表
示で該当するユニットを反転表示等の識別表示すること
が行われるから、指定デバイスのユニットを明確に視認
できるようになる。
【0143】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置によれば、指定されたI/Oユ
ニットがシーケンスプログラム中で使用している入出力
デバイスをメモリに保存されているI/O割付データを
参照して自動検索し、検索された入出力デバイスを表示
器に表示することが行われるから、ユーザによるシーケ
ンスプログラム作成、変更に対する作業を軽減でき、設
定ミス、プログラムミスを未然に防ぐ効果がある。
【0144】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置によれば、シーケンスプログラ
ムのラダーダイアグラム表示において該当する入出力デ
バイスを反転表示等の識別表示することが行われるか
ら、指定ユニットのデバイスを明確に視認できるように
なる。
【0145】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置によれば、ユニット毎に作成さ
れたラベルをメモリに保存されているI/O割付データ
と対応させ、作成ラベルに対して入出力デバイスの割り
付けが自動的に行われるから、ユーザによるシーケンス
プログラム作成、変更に対する作業を軽減でき、設定ミ
ス、プログラムミスを未然に防ぐ効果がある。
【0146】つぎの発明によるプログラマブルロジック
コントローラの周辺装置によれば、ラベルと各ラベル毎
に自動割付された入出力デバイスとが表示器に一覧表示
されるから、ラベルと各ラベル毎に自動割付された入出
力デバイスとの関係を容易に確認できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるプログラマブルロジックコン
トローラの周辺装置のハードウェア構成を示すブロック
線図である。
【図2】 (a)は変更前(旧)のI/O割付データ
を、(b)は変更後(新)のI/O割付データのメモリ
保存状態を示す説明図である。
【図3】 この発明によるプログラマブルロジックコン
トローラの周辺装置におけるデバイス番号変更処理ルー
チンのフローチャートである。
【図4】 デバイス番号変更処理ルーチンにおけるシー
ケンスプログラム置換ルーチンのフローチャートであ
る。
【図5】 シーケンスプログラムのメモリ格納例を示す
説明図である。
【図6】 ラダーダイアグラムの一例を示すラダー図で
ある。
【図7】 この発明によるプログラマブルロジックコン
トローラの周辺装置における指定デバイス番号の該当ユ
ニット表示処理ルーチンのフローチャートである。
【図8】 指定デバイス番号の該当ユニット表示処理ル
ーチンにおけるI/O割付データ・シーケンスプログラ
ムのデバイス番号比較処理ルーチンのフローチャートで
ある。
【図9】 I/O割付データの入力画面を示す説明図で
ある。
【図10】 プログラマブルロジックコントローラのシ
ステム構成例を示すブロック線図である。
【図11】 I/O割付データの入力画面を示す説明図
である。
【図12】 ラダーダイアグラムの一例を示すラダー図
である。
【図13】 この発明によるプログラマブルロジックコ
ントローラの周辺装置における指定ユニットのデバイス
表示処理ルーチンのフローチャートである。
【図14】 ラダーダイアグラムの一例を示すラダー図
である。
【図15】 ラベル割付表示画面を示す説明図である。
【図16】 (a)はラベル番号のデータ構造を示す説
明図、(b)はユニットラベルデータテーブルを示す説
明図、(c)〜(e)はデバイスラベルデータテーブル
を示す説明図である。
【図17】 (a)はユニット番号割付データテーブル
を示す説明図、(b)〜(e)はユニットラベル割付デ
ータテーブルを示す説明図である。
【図18】 この発明によるプログラマブルロジックコ
ントローラの周辺装置における入出力デバイス自動割付
処理ルーチンのフローチャートである。
【図19】 (a)はプログラマブルロジックコントロ
ーラの変更前のシステム構成を示すブロック線図、
(b)は変更後のシステム構成を示すブロック線図であ
る。
【図20】 (a)はI/O割付データの変更前の入力
画面を、(b)はI/O割付データの変更後の入力画面
を示す説明図である。
【図21】 (a)は変更前のラダーダイアグラムを、
(b)は変更後のラダーダイアグラムを示すラダー図で
ある。
【図22】 プログラマブルロジックコントローラのシ
ステム構成例を示すブロック線図である。
【図23】 I/O割付データの入力画面を示す説明図
である。
【図24】 ラダーダイアグラムの一例を示すラダー図
である。
【符号の説明】
10 周辺装置,11 CPU,12 ROM,13
アプリケーションエリア,14 メモリ,15 ワーク
メモリ,16 キーホード,17 CRT,50 PL
C。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村瀬 伸幸 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地 三菱電機メカトロニクスソフト ウエア株式会社内 (72)発明者 松尾 謙一 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地 三菱電機メカトロニクスソフト ウエア株式会社内 (72)発明者 中村 智子 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地 三菱電機メカトロニクスソフト ウエア株式会社内 (72)発明者 田中 芳実 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地 三菱電機メカトロニクスソフト ウエア株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム構成に基くユニットの配列順番
    であるユニット番号、ユニット固有のシリアル番号、ユ
    ニット種別、ユニットの占有点数、ユニットの使用する
    先頭I/O番号を含むI/O割付データを格納するメモ
    リを有し、前記メモリに保存されているI/O割付デー
    タにおいてI/Oユニット位置の変更により変更された
    I/O割付データと変更前のI/O割付データとの比較
    によりI/O割付を変更されたユニットを自動検索し、
    I/O割付を変更されたユニットに属するデバイス番号
    範囲の全ての入出力デバイスをシーケンスプログラムよ
    り自動検索し、検索された入出力デバイスのデバイス番
    号をI/Oユニットの位置変更に伴い変更されたI/O
    割付データを用いて正しい入出力デバイス番号に自動変
    更することを特徴とするプログラマブルロジックコント
    ローラの周辺装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリに保存されている変更後のI
    /O割付データと変更前のI/O割付データにおける同
    一シリアル番号のユニットでユニット番号が相異してい
    るユニットをI/O割付変更のユニットとして自動検索
    することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル
    ロジックコントローラの周辺装置。
  3. 【請求項3】 入出力デバイスのデバイス番号を、当該
    デバイス番号より前記メモリに保存されている変更前の
    I/O割付データにおける先頭I/O番号を差し引き、
    これに変更後のI/O割付データにおける先頭I/O番
    号を加える演算を行って正しい入出力デバイス番号に自
    動変更することを特徴とする請求項1または2に記載の
    プログラマブルロジックコントローラの周辺装置。
  4. 【請求項4】 システム構成に基くユニットの配列順番
    であるユニット番号、ユニット種別、ユニットの占有点
    数、ユニットの使用する先頭I/O番号を含むI/O割
    付データを格納するメモリを有し、シーケンスプログラ
    ム上での入出力デバイスの指定により、前記メモリに保
    存されているI/O割付データから指定した入出力デバ
    イスを自動検索し、検索された入出力デバイスが前記I
    /O割付データよりどのユニットに属する入出力デバイ
    スであるかを自動検索し、該当するユニットを表示器に
    表示することを特徴とするプログラマブルロジックコン
    トローラの周辺装置。
  5. 【請求項5】 I/O割付の一覧表示で該当するユニッ
    トを反転表示等の識別表示することを特徴とする請求項
    4に記載のプログラマブルロジックコントローラの周辺
    装置。
  6. 【請求項6】 システム構成に基くユニットの配列順番
    であるユニット番号、ユニット種別、ユニットの占有点
    数、ユニットの使用する先頭I/O番号を含むI/O割
    付データを格納するメモリを有し、指定されたI/Oユ
    ニットがシーケンスプログラム中で使用している入出力
    デバイスを前記メモリに保存されているI/O割付デー
    タを参照して自動検索し、検索された入出力デバイスを
    表示器に表示することを特徴とするプログラマブルロジ
    ックコントローラの周辺装置。
  7. 【請求項7】 シーケンスプログラムのラダーダイアグ
    ラム表示において該当する入出力デバイスを反転表示等
    の識別表示することを特徴とする請求項6に記載のプロ
    グラマブルロジックコントローラの周辺装置。
  8. 【請求項8】 システム構成に基くユニットの配列順番
    であるユニット番号、ユニット種別、ユニットの占有点
    数、ユニットの使用する先頭I/O番号を含むI/O割
    付データを格納するメモリを有し、ユニット毎に作成さ
    れたラベルと前記メモリに保存されているI/O割付デ
    ータと対応させ、作成ラベルに対して自動で入出力デバ
    イス割付を行うことを特徴とするプログラマブルロジッ
    クコントローラの周辺装置。
  9. 【請求項9】 ラベルと各ラベル毎に自動割付された入
    出力デバイスとを表示器に一覧表示することを特徴とす
    る請求項8に記載プログラマブルロジックコントローラ
    の周辺装置。
JP14891297A 1997-06-06 1997-06-06 プログラマブルロジックコントローラの周辺装置 Pending JPH10340108A (ja)

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