JPH10339465A - 自動排液装置 - Google Patents
自動排液装置Info
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- JPH10339465A JPH10339465A JP9165136A JP16513697A JPH10339465A JP H10339465 A JPH10339465 A JP H10339465A JP 9165136 A JP9165136 A JP 9165136A JP 16513697 A JP16513697 A JP 16513697A JP H10339465 A JPH10339465 A JP H10339465A
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- drainage
- drain
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強制排液手段の作動が停止しても液体が貯液
槽に逆戻りすることがなく、経済的な自動排液装置を提
供する。 【解決手段】 貯液槽4と、該貯液槽4から上方へ延び
た後に下方へ延びる排液管12と、該排液管12を通じ
て前記貯液槽4内の液体を強制的に排出せしめる強制排
液手段7と、前記貯液槽4内の液位が所定のレベルL1
に達したときに前記強制排液手段7を始動せしめるとと
もに前記排液管12の外端部14から液体が流出し始め
た後に前記強制排液手段7を停止せしめるように該強制
排液手段7を制御する制御回路19と、を備え、前記強
制排液手段7の停止後も前記排液管12のサイフォン作
用により液体の排出を継続するようにした。
槽に逆戻りすることがなく、経済的な自動排液装置を提
供する。 【解決手段】 貯液槽4と、該貯液槽4から上方へ延び
た後に下方へ延びる排液管12と、該排液管12を通じ
て前記貯液槽4内の液体を強制的に排出せしめる強制排
液手段7と、前記貯液槽4内の液位が所定のレベルL1
に達したときに前記強制排液手段7を始動せしめるとと
もに前記排液管12の外端部14から液体が流出し始め
た後に前記強制排液手段7を停止せしめるように該強制
排液手段7を制御する制御回路19と、を備え、前記強
制排液手段7の停止後も前記排液管12のサイフォン作
用により液体の排出を継続するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動排液装置に関
し、詳しくは、貯液槽へ流入する液体を該貯液槽から自
動的に排出せしめる装置に関する。本発明に係る装置
は、例えば、空調機が作動するときに生ずるドレンを屋
外に自動排水する装置として用いると好適なものであ
る。
し、詳しくは、貯液槽へ流入する液体を該貯液槽から自
動的に排出せしめる装置に関する。本発明に係る装置
は、例えば、空調機が作動するときに生ずるドレンを屋
外に自動排水する装置として用いると好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、空調機のドレンは、壁を貫通させ
て下方への勾配をもたせて設けた排水管を通して、重力
によって外部へ排水していた。この方法によれば、外壁
に面していない部屋に空調機を設置する場合等には、外
壁に面している部屋まで排水管を貫通させて長く引き延
ばして設けなければならないので、室内の美観を損ねる
等の問題があった。
て下方への勾配をもたせて設けた排水管を通して、重力
によって外部へ排水していた。この方法によれば、外壁
に面していない部屋に空調機を設置する場合等には、外
壁に面している部屋まで排水管を貫通させて長く引き延
ばして設けなければならないので、室内の美観を損ねる
等の問題があった。
【0003】一方、新築時に、部屋と部屋との間の壁に
排水管をあらかじめ埋め込んでおき、該排水管に空調機
の排水管を接続して排水する方法もあるが、この方法で
は費用がかさみ、実用性に欠ける欠点がある。
排水管をあらかじめ埋め込んでおき、該排水管に空調機
の排水管を接続して排水する方法もあるが、この方法で
は費用がかさみ、実用性に欠ける欠点がある。
【0004】また、近時、空調機のドレンを一旦タンク
にためて、一定水位になったら水位センサの水位検出に
よりモータを回転させてポンプを始動させ、ドレンを一
旦天井裏へくみ上げ、そこから下り勾配をもたせた排水
管を通じて重力によって排水させる方法も提案されてい
る。
にためて、一定水位になったら水位センサの水位検出に
よりモータを回転させてポンプを始動させ、ドレンを一
旦天井裏へくみ上げ、そこから下り勾配をもたせた排水
管を通じて重力によって排水させる方法も提案されてい
る。
【0005】しかし、天井裏の上下スペースには制限が
あるほか、そこには通常さまざまな障害物があるので、
天井裏に下り勾配をもたせて配管することは容易ではな
い。
あるほか、そこには通常さまざまな障害物があるので、
天井裏に下り勾配をもたせて配管することは容易ではな
い。
【0006】そこで、空調機のドレンを一旦タンクにた
め、排水開始水位になったら水位センサの信号によりモ
ータを回転させてポンプを始動させ、前記水位センサが
排水停止水位を検出するまで、前記タンクから天井裏へ
と延ばした配管を通じて強制的に排水する方法も考えら
れる。
め、排水開始水位になったら水位センサの信号によりモ
ータを回転させてポンプを始動させ、前記水位センサが
排水停止水位を検出するまで、前記タンクから天井裏へ
と延ばした配管を通じて強制的に排水する方法も考えら
れる。
【0007】しかし、この方法では、逆流制御手段を設
けないかぎり、前記ポンプが停止すると、配管の途中に
残っているドレンが重力で前記タンクへ逆流する。この
ため、エネルギーロスが大きいほか、ドレンが逆流する
ときに騒音が生じる等の問題がある。また、前記タンク
には常にドレンが残るので、空調機を長期間使用しない
場合には不衛生でもあった。
けないかぎり、前記ポンプが停止すると、配管の途中に
残っているドレンが重力で前記タンクへ逆流する。この
ため、エネルギーロスが大きいほか、ドレンが逆流する
ときに騒音が生じる等の問題がある。また、前記タンク
には常にドレンが残るので、空調機を長期間使用しない
場合には不衛生でもあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした事
情に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題
は、強制排液手段の作動が停止しても液体が貯液槽に逆
戻りすることがなく、経済的で衛生的な自動排液装置を
提供することである。
情に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題
は、強制排液手段の作動が停止しても液体が貯液槽に逆
戻りすることがなく、経済的で衛生的な自動排液装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1に記載の本発明に係る自動排液装置は、貯
液槽と、該貯液槽から上方へ延びた後に下方へ延びる排
液管と、該排液管を通じて前記貯液槽内の液体を強制的
に排出せしめる強制排液手段と、前記貯液槽内の液位が
所定のレベルに達したときに前記強制排液手段を始動せ
しめるとともに前記排液管の外端部から液体が流出し始
めた後に前記強制排液手段を停止せしめるように該強制
排液手段を制御する制御回路と、を備え、当初は前記強
制排液手段を作動させて前記貯液槽内の液体を前記排液
管を通じて強制的に排出させるが、該排液管が有効にサ
イフォン作用を奏するようになった後には、前記強制排
液手段を停止して、前記排液管のサイフォン作用によっ
て、前記貯液槽からの排液を継続せしめるようにしたも
のである。
め、請求項1に記載の本発明に係る自動排液装置は、貯
液槽と、該貯液槽から上方へ延びた後に下方へ延びる排
液管と、該排液管を通じて前記貯液槽内の液体を強制的
に排出せしめる強制排液手段と、前記貯液槽内の液位が
所定のレベルに達したときに前記強制排液手段を始動せ
しめるとともに前記排液管の外端部から液体が流出し始
めた後に前記強制排液手段を停止せしめるように該強制
排液手段を制御する制御回路と、を備え、当初は前記強
制排液手段を作動させて前記貯液槽内の液体を前記排液
管を通じて強制的に排出させるが、該排液管が有効にサ
イフォン作用を奏するようになった後には、前記強制排
液手段を停止して、前記排液管のサイフォン作用によっ
て、前記貯液槽からの排液を継続せしめるようにしたも
のである。
【0010】このようにすれば、前記強制排液手段の作
動が停止しても液体が前記貯液槽に逆戻りすることがな
い。また、前記強制排液手段が停止した後もサイフォン
作用によって排液が続くので、経済的である。
動が停止しても液体が前記貯液槽に逆戻りすることがな
い。また、前記強制排液手段が停止した後もサイフォン
作用によって排液が続くので、経済的である。
【0011】請求項2に記載の本発明に係る自動排液装
置は、請求項1に記載のものにおいて、前記制御回路の
構成を、前記貯液槽内の強制排液開始液位と強制排液停
止液位とを検知する液位検知手段と、該液位検知手段で
検知した前記各液位に基づいて前記強制排液手段を制御
する制御手段と、を含んでなるものとし、前記排液管の
前記外端部から液体が流出し始めた後に前記貯液槽内の
液位が前記強制排液停止液位に到達するように前記強制
排液開始液位および前記強制排液停止液位を設定してな
るものである。
置は、請求項1に記載のものにおいて、前記制御回路の
構成を、前記貯液槽内の強制排液開始液位と強制排液停
止液位とを検知する液位検知手段と、該液位検知手段で
検知した前記各液位に基づいて前記強制排液手段を制御
する制御手段と、を含んでなるものとし、前記排液管の
前記外端部から液体が流出し始めた後に前記貯液槽内の
液位が前記強制排液停止液位に到達するように前記強制
排液開始液位および前記強制排液停止液位を設定してな
るものである。
【0012】これによれば、前記貯液槽内の液体が前記
強制排液開始液位に達すると、前記制御手段は、前記液
位検知手段からの信号に基づいて、前記強制排液手段を
始動させる。これにより、前記排液管を通じて、前記貯
液槽内の液体の排出が開始される。
強制排液開始液位に達すると、前記制御手段は、前記液
位検知手段からの信号に基づいて、前記強制排液手段を
始動させる。これにより、前記排液管を通じて、前記貯
液槽内の液体の排出が開始される。
【0013】やがて、前記貯液槽内の液位が下がって前
記強制排液停止液位に達すると、前記制御手段は、前記
液位検知手段からの信号に基づいて、前記強制排液手段
を停止させる。しかし、それより前に、前記排液管の前
記外端部から液体が流出し始めている。このため、前記
強制排液手段が停止した後も、サイフォン作用により、
前記排液管からの排液が続く。
記強制排液停止液位に達すると、前記制御手段は、前記
液位検知手段からの信号に基づいて、前記強制排液手段
を停止させる。しかし、それより前に、前記排液管の前
記外端部から液体が流出し始めている。このため、前記
強制排液手段が停止した後も、サイフォン作用により、
前記排液管からの排液が続く。
【0014】請求項3に記載の本発明に係る自動排液装
置は、請求項2に記載のものにおいて、前記液位検知手
段による前記液位の設定位置を調整自在としたものであ
る。このようにすれば、前記排液管の長さや径等に応じ
て、前記自動排液装置が所期の作用を奏するように前記
液位の位置を自在に設定できて便利である。
置は、請求項2に記載のものにおいて、前記液位検知手
段による前記液位の設定位置を調整自在としたものであ
る。このようにすれば、前記排液管の長さや径等に応じ
て、前記自動排液装置が所期の作用を奏するように前記
液位の位置を自在に設定できて便利である。
【0015】請求項4に記載の本発明に係る自動排液装
置は、請求項2または3に記載のものにおいて、前記液
位検知手段として電極式液位センサを用いたものであ
る。該電極式液位センサを用いれば、電極の上下位置を
変えることで前記液位の設定位置の調整を容易になし得
るので好適である。
置は、請求項2または3に記載のものにおいて、前記液
位検知手段として電極式液位センサを用いたものであ
る。該電極式液位センサを用いれば、電極の上下位置を
変えることで前記液位の設定位置の調整を容易になし得
るので好適である。
【0016】請求項5に記載の本発明に係る自動排液装
置は、請求項1に記載のものにおいて、前記制御回路
を、前記貯液槽内の強制排液開始液位を検知する液位検
知手段と、前記排液管の前記外端部からの液体の流出を
検知する液体流出検知手段と、前記液位検知手段および
前記液体流出検知手段の検知信号に基づいて前記強制排
液手段を制御する制御手段と、から構成したものであ
る。
置は、請求項1に記載のものにおいて、前記制御回路
を、前記貯液槽内の強制排液開始液位を検知する液位検
知手段と、前記排液管の前記外端部からの液体の流出を
検知する液体流出検知手段と、前記液位検知手段および
前記液体流出検知手段の検知信号に基づいて前記強制排
液手段を制御する制御手段と、から構成したものであ
る。
【0017】これによれば、前記貯液槽内の液体が前記
強制排液開始液位に達すると、前記制御手段は、前記液
位検知手段からの信号に基づいて、前記強制排液手段を
始動させる。これにより、前記排液管を通じて、前記貯
液槽内の液体の排出が開始される。
強制排液開始液位に達すると、前記制御手段は、前記液
位検知手段からの信号に基づいて、前記強制排液手段を
始動させる。これにより、前記排液管を通じて、前記貯
液槽内の液体の排出が開始される。
【0018】間もなく、前記排液管の前記外端部から液
体が流出し始めると、前記制御手段は、前記液体流出検
知手段からの信号に基づいて、前記強制排液手段を停止
させる。その後も、サイフォン作用により、前記排液管
からの排液が続く。
体が流出し始めると、前記制御手段は、前記液体流出検
知手段からの信号に基づいて、前記強制排液手段を停止
させる。その後も、サイフォン作用により、前記排液管
からの排液が続く。
【0019】請求項6に記載の本発明に係る自動排液装
置は、請求項1に記載のものにおいて、前記制御回路
を、前記貯液槽内の強制排液開始液位を検知する液位検
知手段と、前記強制排液手段が始動してから前記排液管
の前記外端部から液体が流出し始めるまでのあらかじめ
設定された時間を経た後に信号を発するタイマーと、前
記液位検知手段および前記タイマーの検知信号に基づい
て前記強制排液手段を制御する制御手段と、から構成し
たものである。
置は、請求項1に記載のものにおいて、前記制御回路
を、前記貯液槽内の強制排液開始液位を検知する液位検
知手段と、前記強制排液手段が始動してから前記排液管
の前記外端部から液体が流出し始めるまでのあらかじめ
設定された時間を経た後に信号を発するタイマーと、前
記液位検知手段および前記タイマーの検知信号に基づい
て前記強制排液手段を制御する制御手段と、から構成し
たものである。
【0020】請求項7に記載の本発明に係る自動排液装
置は、請求項1ないし6に記載のものにおいて、前記排
液管を前記貯液槽の最下部から引き出すとともに、前記
排液管の前記外端部を前記貯液槽の前記最下部より下方
に位置せしめ、前記排液管のサイフォン作用により前記
貯液槽内の液体を残らず排出せしめるようにしたもので
ある。
置は、請求項1ないし6に記載のものにおいて、前記排
液管を前記貯液槽の最下部から引き出すとともに、前記
排液管の前記外端部を前記貯液槽の前記最下部より下方
に位置せしめ、前記排液管のサイフォン作用により前記
貯液槽内の液体を残らず排出せしめるようにしたもので
ある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施の形態を説明する。
好適な実施の形態を説明する。
【0022】空調機を作動させるとドレンが生ずる。本
実施形態は、そのドレンを室外へと排出させるためのド
レン排水器として、本発明の自動排液装置を使用した例
である。
実施形態は、そのドレンを室外へと排出させるためのド
レン排水器として、本発明の自動排液装置を使用した例
である。
【0023】図1において、空調機2から下方へ延びる
ドレンホース3は、前記ドレン排水器1を構成するドレ
ンタンク4へと上から接続されている。このため、前記
空調機2が作動するときに生ずるドレンは、前記ドレン
ホース3を通して、重力により、前記ドレンタンク4へ
と流入する。
ドレンホース3は、前記ドレン排水器1を構成するドレ
ンタンク4へと上から接続されている。このため、前記
空調機2が作動するときに生ずるドレンは、前記ドレン
ホース3を通して、重力により、前記ドレンタンク4へ
と流入する。
【0024】図2に示すように、前記ドレン排水器1
は、ケーシング5の内部に、貯液槽としての前記ドレン
タンク4を備えていて、前記空調機2と同様に、例え
ば、室内の壁に取り付けられる(図1参照)。前記ケー
シング5の内部には、また、前記ドレンタンク4内のド
レンを強制排出するための手段として、例えば、電動モ
ータ6を駆動源とする遠心ポンプ7が配設されている。
該ポンプ7の吸入口7aは、前記ドレンタンク4の最下
部に形成されたポンプ取付部4aに着脱自在に接続され
ている。
は、ケーシング5の内部に、貯液槽としての前記ドレン
タンク4を備えていて、前記空調機2と同様に、例え
ば、室内の壁に取り付けられる(図1参照)。前記ケー
シング5の内部には、また、前記ドレンタンク4内のド
レンを強制排出するための手段として、例えば、電動モ
ータ6を駆動源とする遠心ポンプ7が配設されている。
該ポンプ7の吸入口7aは、前記ドレンタンク4の最下
部に形成されたポンプ取付部4aに着脱自在に接続され
ている。
【0025】前記ドレン排水器1は、前記ドレンタンク
4内の水位を検知する手段の一例として、電極式の水位
センサ8を備えている。該水位センサ8は、強制排液開
始水位L1を検知する第一の電極9と、強制排液停止水
位L2を検知する第二の電極10と、ドレン中に電流を
流す第三の電極18と、を備えている。これらの電極
9,10,18は、前記ドレンタンク4の上部外側から
その内部へと下向きに挿入されていて、前記第一の電極
9,前記第二の電極10,前記第三の電極18の順で、
それらの各下端9a,10a,18aが順次低い位置と
なるように、それぞれ配設されている。
4内の水位を検知する手段の一例として、電極式の水位
センサ8を備えている。該水位センサ8は、強制排液開
始水位L1を検知する第一の電極9と、強制排液停止水
位L2を検知する第二の電極10と、ドレン中に電流を
流す第三の電極18と、を備えている。これらの電極
9,10,18は、前記ドレンタンク4の上部外側から
その内部へと下向きに挿入されていて、前記第一の電極
9,前記第二の電極10,前記第三の電極18の順で、
それらの各下端9a,10a,18aが順次低い位置と
なるように、それぞれ配設されている。
【0026】そして、前記水位センサ8は、前記第三の
電極18および前記第二の電極10の各下端18a,1
0aに加えて前記第一の電極9の下端9aがドレンに接
触したときに、前記強制排液開始水位L1の検知信号を
発し、その後、前記第一の電極9の下端9aに加えて前
記第二の電極10の下端10aがドレンと接触しなくな
ったときに、前記強制排液停止水位L2の検知信号を発
するようになっている。
電極18および前記第二の電極10の各下端18a,1
0aに加えて前記第一の電極9の下端9aがドレンに接
触したときに、前記強制排液開始水位L1の検知信号を
発し、その後、前記第一の電極9の下端9aに加えて前
記第二の電極10の下端10aがドレンと接触しなくな
ったときに、前記強制排液停止水位L2の検知信号を発
するようになっている。
【0027】また、前記ドレン排水器1は、前記水位セ
ンサ8が検知した前記各水位L1,L2に基づいて前記
排水ポンプ7の作動を自動制御するマイクロコンピュー
タ等の制御手段11を備えている。該制御手段11は、
前記水位センサ8とともに、前記排水ポンプ7の作動を
制御する制御回路19を構成していて、前記制御手段1
1は、前記水位センサ8が前記強制排液開始水位L1を
検知したときに前記ポンプ駆動用モータ6を作動させ、
前記水位センサ8が前記強制排液停止水位L2を検知し
たときに前記ポンプ駆動用モータ6を停止させる。
ンサ8が検知した前記各水位L1,L2に基づいて前記
排水ポンプ7の作動を自動制御するマイクロコンピュー
タ等の制御手段11を備えている。該制御手段11は、
前記水位センサ8とともに、前記排水ポンプ7の作動を
制御する制御回路19を構成していて、前記制御手段1
1は、前記水位センサ8が前記強制排液開始水位L1を
検知したときに前記ポンプ駆動用モータ6を作動させ、
前記水位センサ8が前記強制排液停止水位L2を検知し
たときに前記ポンプ駆動用モータ6を停止させる。
【0028】前記ドレンタンク4からの排水は、排液管
としての可撓性のある排水チューブ12を通じて行われ
る。該排水チューブ12は、前記ドレンタンク4内のド
レンを残らず排出させることができるように、前記ドレ
ンタンク4の最下部に接続された前記排水ポンプ7の最
下部にある吐出口7bに接続されている。前記排水チュ
ーブ12は、図1に示すように、一旦前記ドレンタンク
4の上方へ引き延ばされ、天井裏を通って建物の外部へ
と引き出された後、例えば、排水溝13へ向けて下向き
に引き延ばされる。
としての可撓性のある排水チューブ12を通じて行われ
る。該排水チューブ12は、前記ドレンタンク4内のド
レンを残らず排出させることができるように、前記ドレ
ンタンク4の最下部に接続された前記排水ポンプ7の最
下部にある吐出口7bに接続されている。前記排水チュ
ーブ12は、図1に示すように、一旦前記ドレンタンク
4の上方へ引き延ばされ、天井裏を通って建物の外部へ
と引き出された後、例えば、排水溝13へ向けて下向き
に引き延ばされる。
【0029】ここで、前記排水チューブ12の下向きの
外端部14は、前記ドレンタンク4内における前記強制
排液停止水位L2より下方に位置している。これは、前
記排水ポンプ7の停止後に、前記排水チューブ12をサ
イフォンとして機能せしめるためである。好ましくは、
前記ドレンタンク4より下方に、より好ましくは、前記
ドレンタンク4より1m以上下方に、前記排水チューブ
12の前記外端部14を位置させるのがよい。
外端部14は、前記ドレンタンク4内における前記強制
排液停止水位L2より下方に位置している。これは、前
記排水ポンプ7の停止後に、前記排水チューブ12をサ
イフォンとして機能せしめるためである。好ましくは、
前記ドレンタンク4より下方に、より好ましくは、前記
ドレンタンク4より1m以上下方に、前記排水チューブ
12の前記外端部14を位置させるのがよい。
【0030】ところで、前記排水ポンプ7の停止後に、
前記排水チューブ12をサイフォンとして機能せしめる
ためには、もう一つの条件が満たされなければならな
い。それは、前記排水ポンプ7による強制排水作用が停
止する前に、前記排水チューブ12の内部にドレンが充
満することである。このため、前記排水ポンプ7の作動
により前記ドレンタンク4内の水位が下がって前記強制
排液停止水位L2に到達する前に、前記排水チューブ1
2の前記外端部14からドレンが流出し始めるように、
前記強制排液開始水位L1と前記強制排液停止水位L2
とを設定している。
前記排水チューブ12をサイフォンとして機能せしめる
ためには、もう一つの条件が満たされなければならな
い。それは、前記排水ポンプ7による強制排水作用が停
止する前に、前記排水チューブ12の内部にドレンが充
満することである。このため、前記排水ポンプ7の作動
により前記ドレンタンク4内の水位が下がって前記強制
排液停止水位L2に到達する前に、前記排水チューブ1
2の前記外端部14からドレンが流出し始めるように、
前記強制排液開始水位L1と前記強制排液停止水位L2
とを設定している。
【0031】より具体的には、前記ドレンタンク4内の
液位が上昇して前記強制排液開始水位L1まで到達した
とき、前記排水チューブ12内では、前記強制排液開始
水位L1と同一高さの部分(図2のA点)までドレンが
充満している。この状態から前記排水ポンプ7が作動す
ると、前記排水チューブ12内をドレンが送られ、やが
てドレンは、前記排水チューブ12の前記外端部14か
ら流出し始める。そこで、前記A点から前記外端部14
までの前記排水チューブ12内の容積よりも、前記強制
排液開始水位L1から前記強制排液停止水位L2までの
間の前記ドレンタンク4内の容積の方が大きくなるよう
に、前記強制排液開始水位L1と前記強制排液停止水位
L2とを設定するのである。
液位が上昇して前記強制排液開始水位L1まで到達した
とき、前記排水チューブ12内では、前記強制排液開始
水位L1と同一高さの部分(図2のA点)までドレンが
充満している。この状態から前記排水ポンプ7が作動す
ると、前記排水チューブ12内をドレンが送られ、やが
てドレンは、前記排水チューブ12の前記外端部14か
ら流出し始める。そこで、前記A点から前記外端部14
までの前記排水チューブ12内の容積よりも、前記強制
排液開始水位L1から前記強制排液停止水位L2までの
間の前記ドレンタンク4内の容積の方が大きくなるよう
に、前記強制排液開始水位L1と前記強制排液停止水位
L2とを設定するのである。
【0032】ただし、前記排水チューブ12が有効にサ
イフォン作用を奏するようになった後にも長時間前記排
水ポンプ7を駆動するのは不経済であるから、前記排水
チューブ12の前記外端部14からドレンが流出し始め
たら、なるべく早く前記排水ポンプ7が停止するよう
に、前記強制排液開始水位L1と前記強制排液停止水位
L2とを設定するのがよい。
イフォン作用を奏するようになった後にも長時間前記排
水ポンプ7を駆動するのは不経済であるから、前記排水
チューブ12の前記外端部14からドレンが流出し始め
たら、なるべく早く前記排水ポンプ7が停止するよう
に、前記強制排液開始水位L1と前記強制排液停止水位
L2とを設定するのがよい。
【0033】ところで、前記A点から前記外端部14ま
での前記排水チューブ12の長さは、ドレン排水器を配
設する建物の規模や、ある部屋におけるドレン排水器の
配設位置等により、さまざまな値となる。また、前記排
水チューブ12の径も、適宜に選択可能である。このた
め、前記A点から前記外端部14までの前記排液チュー
ブ12内の容積は、ドレン排水器の設置環境等に応じて
その都度決まる。
での前記排水チューブ12の長さは、ドレン排水器を配
設する建物の規模や、ある部屋におけるドレン排水器の
配設位置等により、さまざまな値となる。また、前記排
水チューブ12の径も、適宜に選択可能である。このた
め、前記A点から前記外端部14までの前記排液チュー
ブ12内の容積は、ドレン排水器の設置環境等に応じて
その都度決まる。
【0034】そこで、本実施形態では、前記ドレンタン
ク4内の水位を検知する手段として、前記ドレンタンク
4内における電極の上下位置を変更することにより容易
に前記強制排液開始水位L1と前記強制排液停止水位L
2の調整をなし得る、前記電極式の水位センサ8を使用
しているのである。よって、必ずしも電極式のものに限
らず、検知水位の設定変更が自在に行えるものであれ
ば、どのような液位検知手段を用いてもよい。
ク4内の水位を検知する手段として、前記ドレンタンク
4内における電極の上下位置を変更することにより容易
に前記強制排液開始水位L1と前記強制排液停止水位L
2の調整をなし得る、前記電極式の水位センサ8を使用
しているのである。よって、必ずしも電極式のものに限
らず、検知水位の設定変更が自在に行えるものであれ
ば、どのような液位検知手段を用いてもよい。
【0035】なお、前記電極式水位センサ8において
は、図2に示すように電極15を一本追加して、装置の
異常によりドレンが前記強制排液開始水位L1を越えた
ときに、満水警報を出すようにすることもできる。さら
にこの場合、前記空調機2とインターロックして該空調
機1の運転を強制停止せしめるようにしてもよい。
は、図2に示すように電極15を一本追加して、装置の
異常によりドレンが前記強制排液開始水位L1を越えた
ときに、満水警報を出すようにすることもできる。さら
にこの場合、前記空調機2とインターロックして該空調
機1の運転を強制停止せしめるようにしてもよい。
【0036】その他の特徴として、前記ドレンタンク4
は、その下部に、ドレンを残らず排出するための排水キ
ャップ16を備えている。シーズンオフに入る前等に
は、前記排水キャップ16を開けて、前記ドレンタンク
4を空にする。
は、その下部に、ドレンを残らず排出するための排水キ
ャップ16を備えている。シーズンオフに入る前等に
は、前記排水キャップ16を開けて、前記ドレンタンク
4を空にする。
【0037】また、前記ドレンタンク4をはじめとし
て、前記排水ポンプ7や前記ポンプ駆動用モータ6の回
りを、結露防止用の保温材17で保護すると好適であ
る。
て、前記排水ポンプ7や前記ポンプ駆動用モータ6の回
りを、結露防止用の保温材17で保護すると好適であ
る。
【0038】さらに、前記排水チューブ12は、適当な
長さの単位チューブをジョイントで連結していくように
すれば、配管工事も容易であるほか、その長さを自在に
延長または短縮することができて好適である。
長さの単位チューブをジョイントで連結していくように
すれば、配管工事も容易であるほか、その長さを自在に
延長または短縮することができて好適である。
【0039】以上のように構成される本実施形態に係る
ドレン排水器1は、次のように作動する。
ドレン排水器1は、次のように作動する。
【0040】前記空調機2が作動することにより生じた
ドレンは、前記ドレンホース3を通して、前記ドレンタ
ンク4内に重力で流入する。該ドレンタンク4内の水位
が前記強制排液開始水位L1に達すると、前記制御手段
11は、前記水位センサ8からの信号に基づいて、前記
ポンプ駆動用モータ6を回転させる。これにより、前記
排水ポンプ7が始動し、前記排水チューブ12を通じ
て、前記ドレンタンク4内のドレンが強制的に排出され
始める。
ドレンは、前記ドレンホース3を通して、前記ドレンタ
ンク4内に重力で流入する。該ドレンタンク4内の水位
が前記強制排液開始水位L1に達すると、前記制御手段
11は、前記水位センサ8からの信号に基づいて、前記
ポンプ駆動用モータ6を回転させる。これにより、前記
排水ポンプ7が始動し、前記排水チューブ12を通じ
て、前記ドレンタンク4内のドレンが強制的に排出され
始める。
【0041】やがて、前記ドレンタンク4内の水位が下
がって前記強制排液停止水位L2に達すると、前記制御
手段11は、前記水位センサ8からの信号に基づいて、
前記ポンプ駆動用モータ6を停止させる。しかし、それ
より前に、前記排水チューブ12の前記外端部14から
ドレンが流出し始めている。このため、前記排水ポンプ
7が停止した後も、サイフォン作用により、前記排水チ
ューブ12からの排水が続く。図示例のものでは、前記
排水チューブ12が前記ドレンタンク4の最下部から引
き出され、しかも、前記排水チューブ12の前記外端部
14が前記ドレンタンク4より下方に位置しているの
で、該ドレンタンク4が空になるまで、人為的な動力供
給なしで前記排水チューブ12からの排水が続く。
がって前記強制排液停止水位L2に達すると、前記制御
手段11は、前記水位センサ8からの信号に基づいて、
前記ポンプ駆動用モータ6を停止させる。しかし、それ
より前に、前記排水チューブ12の前記外端部14から
ドレンが流出し始めている。このため、前記排水ポンプ
7が停止した後も、サイフォン作用により、前記排水チ
ューブ12からの排水が続く。図示例のものでは、前記
排水チューブ12が前記ドレンタンク4の最下部から引
き出され、しかも、前記排水チューブ12の前記外端部
14が前記ドレンタンク4より下方に位置しているの
で、該ドレンタンク4が空になるまで、人為的な動力供
給なしで前記排水チューブ12からの排水が続く。
【0042】このように、本実施形態のものによれば、
前記排水ポンプ7が停止してもドレンが前記ドレンタン
ク4に逆戻りすることがない。また、前記排水ポンプ7
が停止した後もサイフォン作用によって排液が続くので
経済的であり、前記排水ポンプ7および前記ポンプ駆動
用モータ6の寿命も長い。さらに、排水ポンプの作動の
みによって強制的に排水する従来のものに比べて、ポン
プの作動時間が短いので、例えば就寝時等にも騒音の問
題が少ない。
前記排水ポンプ7が停止してもドレンが前記ドレンタン
ク4に逆戻りすることがない。また、前記排水ポンプ7
が停止した後もサイフォン作用によって排液が続くので
経済的であり、前記排水ポンプ7および前記ポンプ駆動
用モータ6の寿命も長い。さらに、排水ポンプの作動の
みによって強制的に排水する従来のものに比べて、ポン
プの作動時間が短いので、例えば就寝時等にも騒音の問
題が少ない。
【0043】以上に述べた実施形態のほか、例えば、次
のような変形例も本発明思想の範囲内にあり、前記と同
様の効果を奏するものとして、採用可能である。
のような変形例も本発明思想の範囲内にあり、前記と同
様の効果を奏するものとして、採用可能である。
【0044】第一の変形例は次の通りである。
【0045】前記水位センサ8において、前記第二の電
極10を廃止し、前記第一の電極9の下端9aがドレン
に接触するか否かによって、前記強制排液開始水位L1
を検知するように変更する。前記排水チューブ12の前
記外端部14には、該部分を液体が通過したか否かを検
知する適当なセンサ(図示せず)を、液体流出検知手段
として設ける。制御手段は、前記液体流出検知手段およ
び前記水位センサとともに、前記排水ポンプ7の作動を
制御する制御回路を構成する。
極10を廃止し、前記第一の電極9の下端9aがドレン
に接触するか否かによって、前記強制排液開始水位L1
を検知するように変更する。前記排水チューブ12の前
記外端部14には、該部分を液体が通過したか否かを検
知する適当なセンサ(図示せず)を、液体流出検知手段
として設ける。制御手段は、前記液体流出検知手段およ
び前記水位センサとともに、前記排水ポンプ7の作動を
制御する制御回路を構成する。
【0046】そして、前記ドレンタンク4内の水位が前
記強制排液開始水位L1に達すると、前記水位センサの
検知信号に基づいて、前記制御手段が前記排水ポンプ7
を作動させる。間もなく、前記排水チューブ12の前記
外端部14を液体が通過すると、前記液体流出検知手段
の検知信号に基づいて、前記制御手段が前記排水ポンプ
7の作動を停止させる。その後は、前記排水チューブ1
2のサイフォン作用によって、前記ドレンタンク4が空
になるまで排水が続く。
記強制排液開始水位L1に達すると、前記水位センサの
検知信号に基づいて、前記制御手段が前記排水ポンプ7
を作動させる。間もなく、前記排水チューブ12の前記
外端部14を液体が通過すると、前記液体流出検知手段
の検知信号に基づいて、前記制御手段が前記排水ポンプ
7の作動を停止させる。その後は、前記排水チューブ1
2のサイフォン作用によって、前記ドレンタンク4が空
になるまで排水が続く。
【0047】第二の変形例は次の通りである。
【0048】前記第一の変形例と同じく、前記水位セン
サ8において、前記第二の電極10を廃止し、前記第一
の電極9の下端9aがドレンに接触するか否かによっ
て、前記強制排液開始水位L1を検知するように変更す
る。
サ8において、前記第二の電極10を廃止し、前記第一
の電極9の下端9aがドレンに接触するか否かによっ
て、前記強制排液開始水位L1を検知するように変更す
る。
【0049】前記排水ポンプ7が始動してから前記排水
チューブ12の前記外端部14をドレンが通過するまで
の時間(以下、「ドレン流出開始時間」という)は、前
記排水ポンプ7の揚水能力と、前記排水チューブ12の
前記A点から前記外端部14までの長さとによって、個
々のドレン排水器ごとにその都度決まる。そこで、前記
ドレン流出開始時間を個々のドレン排水器についてその
設置工事ごとにあらかじめ算定し、このドレン流出開始
時間をタイマー(図示せず)にセットする。該タイマー
は、前記排水ポンプ7が始動するたびに、その始動後前
記ドレン流出開始時間が経過したときに、検知信号を発
する。この検知信号に基づき、制御手段が、前記排水ポ
ンプ7の作動を停止せしめる。前記制御手段は、前記タ
イマーおよび前記水位センサとともに、前記排水ポンプ
7の作動を制御する制御回路を構成する。
チューブ12の前記外端部14をドレンが通過するまで
の時間(以下、「ドレン流出開始時間」という)は、前
記排水ポンプ7の揚水能力と、前記排水チューブ12の
前記A点から前記外端部14までの長さとによって、個
々のドレン排水器ごとにその都度決まる。そこで、前記
ドレン流出開始時間を個々のドレン排水器についてその
設置工事ごとにあらかじめ算定し、このドレン流出開始
時間をタイマー(図示せず)にセットする。該タイマー
は、前記排水ポンプ7が始動するたびに、その始動後前
記ドレン流出開始時間が経過したときに、検知信号を発
する。この検知信号に基づき、制御手段が、前記排水ポ
ンプ7の作動を停止せしめる。前記制御手段は、前記タ
イマーおよび前記水位センサとともに、前記排水ポンプ
7の作動を制御する制御回路を構成する。
【0050】そして、前記ドレンタンク4内の水位が前
記強制排液開始水位L1に達すると、前記水位センサの
検知信号に基づいて、前記制御手段が前記排水ポンプ7
を作動させる。その後、タイマーにセットしたドレン流
出開始時間を経過すると、前記タイマーの検知信号に基
づいて、前記制御手段が前記排水ポンプ7の作動を停止
させる。このときすでに、前記排水チューブ12の前記
外端部14からはドレンが流出し始めているので、その
後は、前記排水チューブ12のサイフォン作用によっ
て、前記ドレンタンク4が空になるまで排水が続く。
記強制排液開始水位L1に達すると、前記水位センサの
検知信号に基づいて、前記制御手段が前記排水ポンプ7
を作動させる。その後、タイマーにセットしたドレン流
出開始時間を経過すると、前記タイマーの検知信号に基
づいて、前記制御手段が前記排水ポンプ7の作動を停止
させる。このときすでに、前記排水チューブ12の前記
外端部14からはドレンが流出し始めているので、その
後は、前記排水チューブ12のサイフォン作用によっ
て、前記ドレンタンク4が空になるまで排水が続く。
【図1】本発明の一実施形態に係るドレン排水器の設置
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図2】図1に示したドレン排水器の概略構成図であ
る。
る。
【符号の説明】 4 ドレンタンク(貯液槽) 7 排水ポンプ(強制排液手段) 8 電極式水位センサ(液位検知手段) 11 制御手段 12 排液管 14 (排液管の)外端部 19 制御回路 L1 強制排液開始水位 L2 強制排液停止水位
Claims (7)
- 【請求項1】 貯液槽と、該貯液槽から上方へ延びた後
に下方へ延びる排液管と、該排液管を通じて前記貯液槽
内の液体を強制的に排出せしめる強制排液手段と、前記
貯液槽内の液位が所定のレベルに達したときに前記強制
排液手段を始動せしめるとともに前記排液管の外端部か
ら液体が流出し始めた後に前記強制排液手段を停止せし
めるように該強制排液手段を制御する制御回路と、を備
え、前記強制排液手段の停止後も前記排液管のサイフォ
ン作用により液体の排出を継続するようにしてなる自動
排液装置。 - 【請求項2】 前記制御回路は、前記貯液槽内の強制排
液開始液位と強制排液停止液位とを検知する液位検知手
段と、該液位検知手段で検知した前記各液位に基づいて
前記強制排液手段を制御する制御手段と、を含み、前記
排液管の前記外端部から液体が流出し始めた後に前記貯
液槽内の液位が前記強制排液停止液位に到達するように
前記強制排液開始液位および前記強制排液停止液位を設
定してなる、請求項1に記載の自動排液装置。 - 【請求項3】 前記液位検知手段による前記液位の設定
位置を調整自在としてなる、請求項2に記載の自動排液
装置。 - 【請求項4】 前記液位検知手段として電極式液位セン
サを用いてなる、請求項2または3に記載の自動排液装
置。 - 【請求項5】 前記制御回路は、前記貯液槽内の強制排
液開始液位を検知する液位検知手段と、前記排液管の前
記外端部からの液体の流出を検知する液体流出検知手段
と、前記液位検知手段および前記液体流出検知手段の検
知信号に基づいて前記強制排液手段を制御する制御手段
と、を含んでなる、請求項1に記載の自動排液装置。 - 【請求項6】 前記制御回路は、前記貯液槽内の強制排
液開始液位を検知する液位検知手段と、前記強制排液手
段が始動してから前記排液管の前記外端部から液体が流
出し始めるまでのあらかじめ設定された時間を経た後に
信号を発するタイマーと、前記液位検知手段および前記
タイマーの検知信号に基づいて前記強制排液手段を制御
する制御手段と、を含んでなる、請求項1に記載の自動
排液装置。 - 【請求項7】 前記排液管を前記貯液槽の最下部から引
き出すとともに、前記排液管の前記外端部を前記貯液槽
の前記最下部より下方に位置せしめ、前記排液管のサイ
フォン作用により前記貯液槽内の液体を残らず排出せし
めるようにしてなる、請求項1ないし6のいずれか一項
に記載の自動排液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9165136A JPH10339465A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 自動排液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9165136A JPH10339465A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 自動排液装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10339465A true JPH10339465A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15806589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9165136A Pending JPH10339465A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 自動排液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10339465A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005005890A3 (en) * | 2003-07-09 | 2005-03-24 | Wan Young Lee | Automatic draining apparatus for condensed water of air conditioner |
CN100336673C (zh) * | 2004-08-08 | 2007-09-12 | 陈苏红 | 顶置式汽车空调蒸发器总成的虹吸式出水装置 |
CN110486926A (zh) * | 2019-09-20 | 2019-11-22 | 锦襄机电设备(上海)有限公司 | 一种正负压冷凝水排放装置 |
WO2021065419A1 (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | ダイキン工業株式会社 | 排水機構、及び、それを備える空調システム |
JP2022120724A (ja) * | 2021-02-05 | 2022-08-18 | 株式会社 アーバングリーンコンポジション | 低水位調整機構付き水耕栽培装置 |
-
1997
- 1997-06-06 JP JP9165136A patent/JPH10339465A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005005890A3 (en) * | 2003-07-09 | 2005-03-24 | Wan Young Lee | Automatic draining apparatus for condensed water of air conditioner |
CN100336673C (zh) * | 2004-08-08 | 2007-09-12 | 陈苏红 | 顶置式汽车空调蒸发器总成的虹吸式出水装置 |
CN110486926A (zh) * | 2019-09-20 | 2019-11-22 | 锦襄机电设备(上海)有限公司 | 一种正负压冷凝水排放装置 |
WO2021065419A1 (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | ダイキン工業株式会社 | 排水機構、及び、それを備える空調システム |
JP2021055989A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | ダイキン工業株式会社 | 排水機構、及び、それを備える空調システム |
CN114450535A (zh) * | 2019-09-30 | 2022-05-06 | 大金工业株式会社 | 排水机构以及包括该排水机构的空调系统 |
CN114450535B (zh) * | 2019-09-30 | 2022-08-12 | 大金工业株式会社 | 排水机构以及包括该排水机构的空调系统 |
US11585568B2 (en) | 2019-09-30 | 2023-02-21 | Daikin Industries, Ltd. | Drainage mechanism and air conditioning system including the same |
JP2022120724A (ja) * | 2021-02-05 | 2022-08-18 | 株式会社 アーバングリーンコンポジション | 低水位調整機構付き水耕栽培装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060410 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060801 |