JPH10339461A - 床暖房用マット施工異常検査方法および検査装置、並びに床暖房装置 - Google Patents

床暖房用マット施工異常検査方法および検査装置、並びに床暖房装置

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JPH10339461A
JPH10339461A JP14804297A JP14804297A JPH10339461A JP H10339461 A JPH10339461 A JP H10339461A JP 14804297 A JP14804297 A JP 14804297A JP 14804297 A JP14804297 A JP 14804297A JP H10339461 A JPH10339461 A JP H10339461A
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heating mat
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floor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】床材固定用の釘がこれを打ち込むべき箇所とし
て予め定められた打込指定領域以外の箇所に打ち込まれ
たか否かを検査し得る床暖房用マット施工異常検査方法
および床暖房用マット施工異常検査装置を提供する。 【解決手段】床材固定用の釘24などの導電性固定部材
を打ち込むべき箇所として予め定められた打込指定領域
(小根太14の存在する箇所)以外のすべての箇所につ
いて床暖房用マットの構造を、導電性シート18、19
で絶縁層をその両側から挟む積層構造にし、床暖房用マ
ット施工異常検査装置30により絶縁層の両側に積層さ
れた導電性シート18、19間の電気的導通状態を検出
する。これにより配管12を貫通した場合に限らず、釘
などの導電性を有する固定部材が打込指定領域以外の箇
所に打ち込まれたか否かを検査することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱媒体を流すため
の配管が内部に張り巡らされた床暖房用マット上に床材
を固定するための導電性の固定部材がこれを打ち込むべ
き箇所として予め定められた床暖房マット上の打込指定
領域以外の箇所に打ち込まれているか否かを検査する床
暖房用マット施工異常検査方法、検査装置および検査を
補助するための補助具並びに床暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、床暖房用マットの内部には、温
水などの熱媒体を循環させるための配管が張り巡らされ
ている。このような床暖房用マットを家屋等に床面下に
設置する際には、通常、下地合板の上に床暖房用マット
を敷設し、その上にフローリング材等の床材を釘等で固
定して仕上げるようになっている。
【0003】釘を打つべき箇所は、所定間隔を空けて床
暖房用マットに内装された小根太の存在する部分であ
り、床暖房用マット内の配管は、これら小根太の存在す
る箇所を避けるように張り巡らされている。通常、床暖
房用マットの表面の小根太上に相当する箇所には、小根
太の存在箇所であることを明示するため色付け等が施さ
れている。
【0004】床材を釘で固定する作業は、この色付けを
目安にして小根太の存在する箇所を目視で確認しながら
行うが、誤って小根太以外の箇所や配管のある箇所に釘
を打ち込んでしまうことがある。また、釘が配管を貫通
した場合は漏水等につながるが、配管に釘が刺さったま
まの状態では温水等がすぐには漏れ出さないので損傷を
与えた事自体に作業者が気付かない場合もある。
【0005】このため、床材固定用の釘が床暖房用マッ
ト内の配管に損傷を与えているか否かを施工後に検査す
る検査方法や検査装置が従来から種々提案されている。
【0006】特開平5−180723号公報には、釘が
配管を貫通しているか否かを電気的導通の有無によって
検査する装置が開示されている。この装置では、床暖房
用温水マットの表面に導電性シートを積層しておき、当
該導電性シートと配管内の温水との間の電気的導通の有
無によって、釘が配管を貫通しているか否かを検知する
ようになっている。
【0007】また特開平2−293542号公報には、
配管の内面と外面にそれぞれ導電性層を被覆し、これら
導電性層間の導通の有無を基にして、導電性を有する釘
が配管を貫通したか否かを検出する技術が開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、釘が配管を貫通したことの検出は
可能であるが、配管を貫通しない場合には、釘が小根太
の存在する領域以外の箇所に打ち込まれた場合であって
もこれを検知することができない。このため、小根太以
外の箇所に打ち込まれた釘が放置されることがあり、経
年変化等によって床暖房用マットが収縮した場合に、釘
で固定された床材と収縮した床暖房用マットの間に隙間
ができて、床なりが発生するという問題があった。
【0009】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、その第1の目的は、
床材固定用の釘がこれを打ち込むべき箇所として予め定
められた打込指定領域以外の箇所に打ち込まれたか否か
を検査し得る床暖房用マット施工異常検査方法および検
査装置を提供することにあり、第2の目的は、検査を円
滑に進めるための補助具を提供することにあり、第3の
目的は、床暖房用マット施工異常検査装置によって行わ
れる検査の手抜きを防止し得る床暖房装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]熱媒体を流すための配管(12)が内部に張り巡
らされた床暖房用マット(10)上に床材(22)を固
定するための導電性の固定部材(24)がこれを打ち込
むべき箇所として予め定められた前記床暖房マット上の
打込指定領域(14)以外の箇所に打ち込まれているか
否かを検査する床暖房用マット(10)施工異常検査方
法において、前記床暖房用マット(10)の前記打込指
定領域(14)以外のすべての箇所を導電性シート(1
8、19)で絶縁層を挟む積層構造にし、前記絶縁層の
表面側の導電性シート(18)と裏面側の導電性シート
(19)との間の電気的導通状態を検出することにより
前記導電性の固定部材(24)が前記打込指定領域(1
4)以外の箇所に打ち込まれているか否かを検査するこ
とを特徴とする床暖房用マット(10)施工異常検査方
法。
【0011】[2]熱媒体を流すための配管(12)が
内部に張り巡らされた床暖房用マット(10)上に床材
(22)を固定するための導電性の固定部材(24)が
これを打ち込むべき箇所として予め定められた前記床暖
房マット上の打込指定領域(14)以外の箇所に打ち込
まれているか否かを検査する床暖房用マット施工異常検
査装置(30)において、前記床暖房用マット(10)
の前記打込指定領域(14)以外のすべての箇所を導電
性シート(18、19)で絶縁層を挟む積層構造にし、
前記絶縁層の表面側の導電性シート(18)と裏面側の
導電性シート(19)との間の電気的導通状態を基にし
て前記導電性の固定部材(24)が前記打込指定領域
(14)以外の箇所に打ち込まれたか否かを検査する誤
打込検出回路を設けたことを特徴とする床暖房用マット
施工異常検査装置(30)。
【0012】[3]前記打込指定領域(14)は、小根
太(14)の存する箇所であることを特徴とする[2]
記載の床暖房用マット施工異常検査装置(30)。
【0013】[4]前記絶縁層の表面側に積層する導電
性シート(18)として前記床暖房用マット(10)の
表面全面に放熱性および導電性を備えた金属箔を積層し
たことを特徴とする[2]または[3]記載の床暖房用
マット施工異常検査装置(30)。
【0014】[5][2]、[3]または[4]記載の
床暖房用マット施工異常検査装置(30)により前記導
電性シート(18、19)間の導通を検査する際にこれ
ら導電性シート(18、19)と電気的接続を行うため
の検査用電極具(70)において、前記床暖房用マット
(10)に突き刺し得る針形状を成すとともに絶縁性の
部材で構成された刺針部(73)と、前記刺針部(7
3)の先端に設けられた第1の電極(73a)と、前記
刺針部(73)の後端部側に設けられ前記刺針部(7
3)の内部を通じて前記第1の電極(73a)と電気的
に接続された引出電極(73d)と、前記床暖房用マッ
ト(10)に前記刺針部(73)を突き刺した際に当該
床暖房用マット(10)の表面側に積層された導電性シ
ート(18)と接触するように前記刺針部(73)の後
端部側に設けられた第2の電極(72a)と、を具備す
ることを特徴とする検査用電極具(70)。
【0015】[6][2]、[3]または[4]記載の
床暖房用マット施工異常検査装置(30)と組み合わさ
れる床暖房装置(100)において、前記床暖房用マッ
ト施工異常検査装置(30)から前記導電性の固定部材
(24)が前記打込指定領域(14)以外の箇所に打ち
込まれていない旨を表した検査合格信号(48)を受け
とるまでの間、前記床暖房用マット(10)に前記熱媒
体を加熱して循環供給する暖房動作を禁止する暖房動作
禁止手段(110)を具備することを特徴とする床暖房
装置(100)。
【0016】[7]前記床暖房装置(100)は遠隔操
作のためのリモコン操作部(120)を備え、前記床暖
房用マット施工異常検査装置(30)は前記リモコン操
作部(120)を介して前記床暖房装置(100)に接
続されることを特徴とする[6]記載の床暖房装置(1
00)。
【0017】[8]前記床暖房装置(100)は前記検
査合格信号(48)を受け取り済みか否かを記憶するた
めの記憶手段(113)を備え、当該記憶手段(11
3)の記憶内容を基にして前記暖房動作を禁止すべきか
否かを判別することを特徴とする[6]または[7]記
載の床暖房装置(100)。
【0018】[9]前記検査合格信号(48)は、雑音
または検査結果を偽るための疑似信号との誤認防止用に
所定の識別情報を含むことを特徴とする[6]、[7]
または[8]記載の床暖房装置(100)。
【0019】前記本発明は次のように作用する。床材
(22)固定用の釘などの導電性固定部材(24)を打
ち込むべき箇所として予め定められた打込指定領域(1
4)以外のすべての箇所について床暖房用マット(1
0)の構造を、導電性シート(18、19)で絶縁層を
その両側から挟む積層構造にし、絶縁層の両側に積層さ
れた導電性シート(18、19)間の電気的導通状態を
検出することによって釘などの固定部材(24)が打込
指定領域(14)以外の箇所に打ち込まれたか否かを検
査する。
【0020】すなわち、打込指定領域(14)は絶縁層
を導電性シート(18、19)で挟む積層構造になって
いないので、当該箇所に釘を打ち込んでも導電性シート
(18、19)間が導通することはない。一方、打込指
定領域(14)以外の箇所は、絶縁層を導電性シート
(18、19)で挟む積層構造になっているので当該部
分に釘が打ち込まれると導電性シート(18、19)間
に電気的導通が生じる。したがって、導電性シート(1
8、19)間の電気的導通の有無によって釘等の導電性
の固定部材(24)が打込指定領域(14)以外の箇所
に打ち込まれたか否かを検出することができる。
【0021】打込指定領域(14)を、床暖房用マット
(10)内の小根太(14)の存在する箇所に設定する
ことで、小根太(14)の存在しない箇所に釘が打ち込
まれたか否かを検出することができる。
【0022】また、絶縁層の表面側に積層する導電性シ
ート(18)として、床暖房用マット(10)の表面全
面に放熱性および導電性を備えた金属箔を積層し、床暖
房用マット(10)の打込指定領域(14)以外のすべ
ての箇所を当該表面の金属箔と裏面側の導電性シート
(19)とによって絶縁層を挟む積層構造にする。これ
により、放熱用部材として働く表面のアルミ製金属箔を
検査用の導電性シート(18)として兼用することがで
きる。
【0023】また検査する際にこれら導電性シート(1
8、19)と電気的接続を行うための検査用電極具(7
0)に、床暖房用マット(10)に突き刺し得る針形状
を成すとともに絶縁性の部材で構成された刺針部(7
3)と、前記刺針部(73)の先端に設けられた第1の
電極(73a)と、前記刺針部(73)の後端部側に設
けられ前記刺針部(73)の内部を通じて前記第1の電
極(73a)と電気的に接続された引出電極(73d)
と、前記床暖房用マット(10)に前記刺針部(73)
を突き刺した際に当該床暖房用マット(10)の表面側
に積層された導電性シート(18)と接触するように前
記刺針部(73)の後端部側に設けられた第2の電極
(72a)とを具備させる。
【0024】これにより、検査用電極具(70)を床暖
房用マット(10)に突き刺すだけで、床暖房用マット
施工異常検査装置(30)からの信号線を容易に床暖房
用マット(10)の導電性シートと接続することができ
る。
【0025】さらに、上述の検査方法を用いた床暖房用
マット施工異常検査装置(30)と組み合わされる床暖
房装置(100)に暖房動作禁止手段を設け、床暖房用
マット施工異常検査装置(30)から導電性を有する固
定部材(24)が打込指定領域(14)以外の箇所に打
ち込まれていない旨を表した検査合格信号(48)を受
けとるまでの間、床暖房用マット(10)に温水等の熱
媒体を加熱して循環供給する暖房動作を禁止する。これ
により施工異常のある床暖房用マット(10)がそのま
ま放置される等の手抜き工事を防止することができる。
【0026】また床暖房用マット施工異常検査装置(3
0)を床暖房装置(100)の有するリモコン操作部
(120)を介して接続する。通常、リモコン操作部
(120)は、床暖房用マット(10)の敷設される箇
所の近傍に配置されるので、床暖房用マット施工異常検
査装置(30)による検査を円滑に進めることができ
る。
【0027】さらに、床暖房装置(100)に、検査合
格信号(48)を受け取り済みか否かを記憶するための
不揮発性メモリを設け、当該不揮発性メモリの記憶内容
を基にして暖房動作を禁止すべきか否かを判別する。こ
れにより、床暖房装置(100)の電源が断となった場
合でも検査結果を保持することができ、停電等にも適切
に対応することができる。
【0028】また、検査合格信号(48)を、検査結果
を偽るための疑似信号または雑音と誤認することのない
コード情報等の識別情報を含む形式にすることで、検査
結果を偽る等の手抜き工事を防止することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一の
実施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を
示している。図2に示すように、床暖房用マット10
は、その内部に温水等の熱媒体を通すための架橋ポリエ
チレンパイプからなる配管12が蛇行しながら一巡する
ように張り巡らされている。また、配管12の合間を縫
って小根太14が内装されている。フローリング材等の
床材を床暖房用マット10上に固定するための釘は小根
太14の存在する箇所に本来、打ち込まれるようになっ
ている。
【0030】床暖房用マット10の端部には、内部の配
管12へ温水を送り込むための注入口と、配管12を一
巡した温水を排出するための排出口とを備えたヘッダ部
16が有り、当該ヘッダ部16を介して床暖房用マット
10とこれに温水を供給する図示しない床暖房装置とは
接続される。
【0031】図1は、本発明の一実施の形態にかかる床
暖房用マット施工異常検査装置30を床暖房用マット1
0に接続した様子を模式的に表したものである。床暖房
用マット10を床面に取り付ける際には、まず下地合板
21の上に床暖房用マット10広げて敷き込み、その上
にフローリング材等の床材22を敷設し、床材22のつ
なぎ目部分に固定部材としての釘24a等を下地合板2
1に至るまで打ち込むことで固定するようになってい
る。なお、下地合板21は根太25で支持され、下地合
板21の下方には断熱材26が敷き詰められている。
【0032】床暖房用マット10は、発泡ポリエチレン
等から成る絶縁性を有する基材シートの内部に配管12
が張り巡らされているとともに、アルミニウム箔から成
る導電性シート18が床暖房用マット10の表面全面に
積層されている。また、床暖房用マット10の裏面のう
ち小根太14の無い箇所にはアルミニウム箔から成る裏
面側導電性シート19が積層されている。なお、床暖房
用マット10の厚みは約12ミリであり、配管12は外
径が7.2ミリ、内径が5ミリになっている。
【0033】床暖房用マット施工異常検査装置30は、
表面に積層された導電性シート18と裏面側導電性シー
ト19との間の導通を検出することで、釘24が小根太
14の存在する箇所以外の箇所に打ち込まれたか否かを
検出する検査装置である。床暖房用マット施工異常検査
装置30から延びる検査用信号線32は、床暖房用マッ
ト10の表面に積層された導電性シート18と裏面側導
電性シート19にそれぞれ接続される。
【0034】図3は、図1に示した床暖房用マット施工
異常検査装置30の回路構成を示したものである。床暖
房用マット施工異常検査装置30は、検査動作を統括し
て制御する検査処理統括制御部41を備えており、検査
処理統括制御部41には、検査の開始や停止、および各
種の設定操作を行うためのスイッチ類の配された操作部
42と、検査結果等を表示するための表示部43と、検
査不合格の警告音等を発する警告ブザー44とが接続さ
れている。ここでは表示部43として液晶ディスプレイ
を用いている。また、床暖房用マット施工異常検査装置
30は、導電性シート18と裏面側導電性シート19と
の間の導通の有無を検出する導通検出部45を備えてい
る。
【0035】検査処理統括制御部41からは、検査結果
を表した検査結果信号48を伝送するための信号線が、
導通検出部45からは導電性シート18と裏面側導電性
シート19と接続される検査用信号線32がそれぞれ引
き出されている。
【0036】床暖房用マット施工異常検査装置30はそ
の動作モードとして施工中モードと最終検査モードとを
備えている。施工中モードは、床暖房用マット10上に
床材22を釘24で固定する作業中に設定する動作モー
ドで、作業中に釘24が小根太14の存在する箇所以外
に打ち込まれたことをその場で警告する動作モードであ
って検査結果信号48は出力されない。最終検査モード
は、床材22の固定作業終了時に設定する動作モード
で、小根太14の存在する箇所以外に釘24が打ち込ま
れていないとき、検査合格を示す検査結果信号48を出
力する動作モードである。
【0037】なお、検査処理統括制御部41、導通検出
部45等はCPU(中央処理装置)、ROM(リード・
オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)を主要部とする回路から構成されている。
【0038】図4、図5は、床暖房用マットの他の一例
を示している。図4に示す床暖房用マット50では、マ
ットの表面と中間層にそれぞれ導電性シート51、52
が積層されている。導電性シート51は、床暖房用マッ
ト50の表面の全面に、導電性シート52は小根太14
のない部分のすべてにそれぞれ設けられている。
【0039】このように導電性シート52を中間層に設
けることで、床暖房用マット50が径年変化等によって
収縮することを効果的に防止することができる。また中
間層に導電性シート52を設けることで、釘が曲がる等
のために打ち込みの深さが浅い場合であっても、当該釘
が小根太14以外の部分に打ち込まれたことを検知する
ことができる。図5に示す床暖房用マット60では、マ
ット裏面の全面に導電性シート62を積層し、表面側の
導電性シート61は小根太14の無い箇所のみに積層さ
れている。
【0040】図6は、床暖房用マット10、50または
60に突き刺して用いる検査用電極具70を表してい
る。検査用電極具70は、ねじ回しのような形状を成し
ており、握り手部71と、握り手部71よりやや細い径
を成し握り手部71から同心に延びる表面用電極部72
と、表面用電極部72から同心に延びる先のとがった針
形状を成した刺針部73とから構成されている。
【0041】表面用電極部72の下端部には導電性を有
する電極72aが設けられている。また刺針部73の先
端部は導電性を備えた電極73aになっている。電極7
3aは絶縁性部材73bで周面の覆われた刺針部73の
内部を通じてその後端部73dまで連通している。また
表面用電極部72の側部からは電極72aおよび電極7
3aの後端部73dとそれぞれ結線されたリード線72
c、73cが引き出されている。
【0042】検査用電極具70は、その刺針部73を床
暖房用マット10の表面側から小根太14以外の箇所に
突き刺して用いるようになっている。床暖房用マット1
0に突き刺した状態で表面用電極部72の下端部の電極
72aが床暖房用マット10の表面に積層された導電性
シート18と、また刺針部73の先端の電極73aが床
暖房用マット10の裏面側導電性シート19と接触する
ようになっている。なお、表面用電極部72の電極72
aは、床暖房用マット10表面の導電性シート18と良
好な接触が得られるようにバネで先端方向に付勢されて
いる。
【0043】床暖房用マット10には、検査用電極具7
0を突き刺すべき箇所に所定の目印を付しておくと良
い。当該目印は、床暖房用マット10のうち小根太14
および配管12の存在しない箇所に付される。
【0044】次に作用を説明する。床暖房用マット10
上に床材22を釘24によって固定する作業を開始する
際に、検査用電極具70を床暖房用マット10上の目印
箇所に突き刺すとともに、検査用電極具70から延びる
リード線72c、73cを床暖房用マット施工異常検査
装置30の検査用信号線32と接続する。そして床暖房
用マット施工異常検査装置30を施工中モードで動作さ
せる。
【0045】床暖房用マット施工異常検査装置30は、
導電性シート18と裏面側導電性シート19との間の導
通の有無を常時監視し、導通を検知したとき警告ブザー
44を鳴らすとともに、釘24が小根太14の存在する
箇所以外に打ち込まれた旨の警告を表示部43へ表示す
る。
【0046】図1に示すように小根太14のある箇所に
釘24aや24cが打ち込まれた場合には、当該箇所に
裏面側導電性シート19が存在しないので、導電性シー
ト18と裏面側導電性シート19の間に導通状態が形成
されない。一方、小根太14の存在しない箇所に釘24
bや釘24d等が打ち込まれると、導電性を有する釘2
4b、24dを通じて導電性シート18と裏面側導電性
シート19の間が導通状態となる。
【0047】このように、床材22を釘24で固定する
際に、床暖房用マット施工異常検査装置30を施工中モ
ードで動作させておけば、小根太14の存在する箇所以
外に釘24を打ち込んだことが打ち込み時点ですぐに警
告等により分かるようになる。これにより、床材22の
固定作業を即座に中止でき、施工異常のあるまま床材2
2の固定作業を継続してしまうようなことを防止でき
る。また、施工異常の発生した時点で固定作業を中止で
きるので、床材22を剥がし、異常のある床暖房用マッ
ト10を撤去する作業を円滑に進めることができる。
【0048】次に、床暖房用マット施工異常検査装置3
0と組み合わせて用いる床暖房装置本体100について
説明する。図7は、床暖房用マット10、床暖房用マッ
ト施工異常検査装置30および床暖房装置本体100を
互いに接続した状態を模式的に示している。床暖房装置
本体100と床暖房用マット10は、温水の供給と床暖
房用マット10内を一巡した温水の回収を行うための接
続用配管101で接続されている。
【0049】床暖房用マット施工異常検査装置30から
延設された検査用信号線32は、床暖房用マット10の
導電性シート18および裏面側導電性シート19に接続
され、床暖房用マット施工異常検査装置30からの検査
結果信号48は床暖房装置本体100へ入力されてい
る。なお、検査用信号線32を検査用電極具70を通じ
て床暖房用マット10の導電性シート18、裏面側導電
性シート19と接続してもよい。
【0050】床暖房装置本体100は、床暖房用マット
施工異常検査装置30から施工異常のない旨を表した検
査結果信号48が入力されるまでの間、温水を床暖房用
マット10へ供給する通常の暖房動作を禁止する検査合
格確認部110を備えている。
【0051】図8は、図6に示した床暖房装置本体10
0の概略構成を示している。床暖房装置本体100は、
検査結果信号48を伝送する信号線の接続される検査端
子111と、暖房動作の禁止および当該禁止の解除を行
う検査処理制御部112と、検査合格を表した検査結果
信号48をすでに床暖房用マット施工異常検査装置30
から受け取ったか否かを記憶するための不揮発性メモリ
113とを備えている。また床暖房装置本体100は、
床暖房用に水を加熱する図示しない燃焼部の制御を行う
燃焼制御部114と、加熱された水を床暖房用マット1
0へ送るポンプ等から成る循環制御部115を備えてい
る。
【0052】図9は、床暖房装置本体100の行う検査
補助動作の流れを示している。最終検査モードで動作す
る床暖房用マット施工異常検査装置30から検査結果信
号48を受け取ると(ステップS301;Y)、床暖房
装置本体100は、入力された検査結果信号48が真正
な信号か否かを判別する(ステップS302)。
【0053】検査結果信号48は、予め定められた形式
にコード化された誤り検出符号付きのディジタル信号で
あり、床暖房装置本体100は当該コード情報が到来し
たか否かにより信号が真正なものであるかを判定し、ま
たコードに付加されている誤り検出符号を基に伝送誤り
が発生しているか否かを調べる。
【0054】検査結果信号48としてこのようなコード
情報を用いることにより、作業者が擬似的な信号を入力
して検査結果を偽ることや、雑音等により検査結果を誤
認することが防止される。
【0055】真正な検査結果信号48であり(ステップ
S302;Y)、かつその内容が検査合格を表している
とき(ステップS303;Y)、検査処理制御部112
は検査合格済みを示す情報を不揮発性メモリ113に登
録する(ステップS304)。検査結果信号48が検査
不合格を示しているときは、検査合格済みの登録を削除
する(ステップS305)。これにより、一度、不揮発
性メモリ113に検査合格済みが登録されている場合で
あっても、再度の検査で不合格になったときには、検査
合格済みの登録が取り消される。
【0056】なお、床暖房装置本体100に接続される
床暖房用マット10が複数ある場合には、各床暖房用マ
ット10ごとに検査の合否が不揮発性メモリ113へ登
録される。この場合、床暖房用マット施工異常検査装置
30は、検査結果信号48に検査対象となる床暖房用マ
ット10の識別番号を付加する。また接続される床暖房
用マット10の個数等を床暖房装置本体100へ予め登
録しておく。床暖房装置本体100は、合格を示す検査
結果信号48を受けたとき、検査合格を示す情報を検査
結果信号48に付されている識別番号と組にして不揮発
性メモリ113へ登録する。
【0057】図10は、通常の暖房動作を開始する際に
おける床暖房装置本体100の動作の流れを示してい
る。リモコン操作部等から床暖房の開始指示を受けると
(ステップS401;Y)、床暖房装置本体100は、
不揮発性メモリ113に検査合格済みが登録されている
か否かを調べる(ステップS402)。接続されている
すべての床暖房用マット10について検査合格済みが登
録されているとき(ステップS402;Y)、床暖房装
置本体100は、燃焼制御部114、循環制御部115
を機能させて床暖房動作を開始する(ステップS40
3)。一方、温水を供給すべき床暖房用マット10のう
ちいずれか1つでも不揮発性メモリ113に検査合格済
みが登録されていないときは(ステップS402;
N)、検査の合格が未登録である旨を示す警告をリモコ
ン操作部へ表示するとともに、所定の警告音を鳴らす
(ステップS404)。
【0058】このように、検査合格済みが登録されてい
ないときは、通常の床暖房動作を禁止するので、施工時
に小根太14の存在しない箇所に釘24が打ち込まれた
か否かの検査を省略したり、また検査結果を偽るような
手抜き工事を防止することができる。
【0059】次に、床暖房装置本体100に床暖房用マ
ット施工異常検査装置30を接続する際の各種態様を示
す。図7に示したものでは、床暖房用マット施工異常検
査装置30を床暖房装置本体100の外部に独立に設
け、床暖房用マット施工異常検査装置30からの信号線
を床暖房装置本体100に接続するようになっている。
これに対して図11では、床暖房用マット施工異常検査
装置30を床暖房装置本体100の内部に設けて一体化
してある。また図12では、床暖房装置本体100の有
するリモコン操作部120に床暖房用マット施工異常検
査装置30を組み込んである。
【0060】図13では、床暖房用マット施工異常検査
装置30を独立して設け、床暖房装置本体100と床暖
房用マット施工異常検査装置30とをリモコン操作部1
20を介して接続し、リモコン操作部120の内部に検
査合格確認部110を配置してある。また図14では、
床暖房用マット施工異常検査装置30をリモコン操作部
120を介して接続するとともに、検査合格確認部11
0を床暖房装置本体100内に設けてある。
【0061】リモコン操作部120は、通常、床暖房用
マット10の敷設される部屋の壁等に設置されるので、
リモコン操作部120に床暖房用マット施工異常検査装
置30を接続したり、リモコン操作部120内部に床暖
房用マット施工異常検査装置30を設けることで、信号
線の接続作業が簡略化され検査作業の効率を高めること
ができる。
【0062】以上説明した実施の形態では、床暖房用マ
ットの表裏面にあるいは中間層に導電性シートを積層し
たが、導電性シートで絶縁層を挟む構造であればよく、
たとえば、極めて薄い絶縁層を導電性シートで挟む層
を、配管12よりも床暖房用マット10の表面側に設け
るようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】本発明にかかる床暖房用マット施工異常
検査方法および床暖房用マット施工異常検査装置によれ
ば、床材固定用の釘などの導電性固定部材を打ち込むべ
き箇所である打込指定領域以外のすべての箇所について
床暖房用マットの構造を、導電性シートで絶縁層を挟む
積層構造にし、絶縁層の両側に積層された導電性シート
間の電気的導通状態を検出するので、配管を貫通した場
合に限らず、釘など導電性を有する固定部材が打込指定
領域以外の箇所に打ち込まれたか否かをも検査すること
ができる。
【0064】また本発明にかかる検査用電極具では、床
暖房用マットに突き刺すだけで、検査装置からの信号線
を導電性シートに接続できるので、検査の作業工数が低
減され、迅速かつ容易に検査を進めることができる。
【0065】さらに床暖房用マット施工異常検査装置と
組み合わされる床暖房装置において、床暖房用マット施
工異常検査装置から検査合格信号を受け取るまでの間、
温水を床暖房用マットに供給しないよう通常の暖房動作
を禁止したので、施工異常のある床暖房用マットがその
まま放置される等の手抜き工事を有効に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る床暖房用マット施
工異常検査装置を床暖房用マットに適用した様子を模式
的に表した説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る床暖房用マット施
工異常検査装置の検査対象となる床暖房用マットを示す
正面図である。
【図3】図1に示した床暖房用マット施工異常検査装置
の回路構成を示したブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る床暖房用マット施
工異常検査装置の検査対象となる床暖房用マットの他の
一例を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る床暖房用マット施
工異常検査装置の検査対象となる床暖房用マットの他の
一例を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る検査用電極具を示
す説明図である。
【図7】床暖房用マット、床暖房用マット施工異常検査
装置および床暖房装置本体を互いに接続した状態を模式
的に示した説明図である。
【図8】図7に示した床暖房装置本体の概略構成を示す
説明図である。
【図9】床暖房装置本体の行う検査補助動作の流れを示
す流れ図である。
【図10】通常の暖房動作を開始する際に床暖房装置本
体の行う動作の流れを示す流れ図である。
【図11】床暖房装置本体に床暖房用マット施工異常検
査装置を接続する際の一態様を示す説明図である。
【図12】床暖房装置本体に床暖房用マット施工異常検
査装置を接続する際の一態様を示す説明図である。
【図13】床暖房装置本体に床暖房用マット施工異常検
査装置を接続する際の一態様を示す説明図である。
【図14】床暖房装置本体に床暖房用マット施工異常検
査装置を接続する際の一態様を示す説明図である。
【符号の説明】
10、50、60…床暖房用マット 12…配管 14…小根太 16…ヘッダ部 18、19、51、52、61、62…導電性シート 19…裏面側導電性シート 22…床材 24…釘 30…床暖房用マット施工異常検査装置 32…検査用信号線 41…検査処理統括制御部 45…導通検出部 48…検査結果信号 70…検査用電極具 72…表面用電極部 72a…電極 72c、73c…リード線 73…刺針部 73a…電極 73b…絶縁性部材 100…床暖房装置本体 110…検査合格確認部 113…不揮発性メモリ 120…リモコン操作部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱媒体を流すための配管が内部に張り巡ら
    された床暖房用マット上に床材を固定するための導電性
    の固定部材がこれを打ち込むべき箇所として予め定めら
    れた前記床暖房マット上の打込指定領域以外の箇所に打
    ち込まれているか否かを検査する床暖房用マット施工異
    常検査方法において、 前記床暖房用マットの前記打込指定領域以外のすべての
    箇所を導電性シートで絶縁層を挟む積層構造にし、 前記絶縁層の表面側の導電性シートと裏面側の導電性シ
    ートとの間の電気的導通状態を検出することにより前記
    導電性の固定部材が前記打込指定領域以外の箇所に打ち
    込まれているか否かを検査することを特徴とする床暖房
    用マット施工異常検査方法。
  2. 【請求項2】熱媒体を流すための配管が内部に張り巡ら
    された床暖房用マット上に床材を固定するための導電性
    の固定部材がこれを打ち込むべき箇所として予め定めら
    れた前記床暖房マット上の打込指定領域以外の箇所に打
    ち込まれているか否かを検査する床暖房用マット施工異
    常検査装置において、 前記床暖房用マットの前記打込指定領域以外のすべての
    箇所を導電性シートで絶縁層を挟む積層構造にし、 前記絶縁層の表面側の導電性シートと裏面側の導電性シ
    ートとの間の電気的導通状態を基にして前記導電性の固
    定部材が前記打込指定領域以外の箇所に打ち込まれたか
    否かを検査する誤打込検出回路を設けたことを特徴とす
    る床暖房用マット施工異常検査装置。
  3. 【請求項3】前記打込指定領域は、小根太の存する箇所
    であることを特徴とする請求項2記載の床暖房用マット
    施工異常検査装置。
  4. 【請求項4】前記絶縁層の表面側に積層する導電性シー
    トとして前記床暖房用マットの表面全面に放熱性および
    導電性を備えた金属箔を積層したことを特徴とする請求
    項2または3記載の床暖房用マット施工異常検査装置。
  5. 【請求項5】請求項2、3または4記載の床暖房用マッ
    ト施工異常検査装置により前記導電性シート間の導通を
    検査する際にこれら導電性シートと電気的接続を行うた
    めの検査用電極具において、 前記床暖房用マットに突き刺し得る針形状を成しかつ絶
    縁性の部材で構成された刺針部と、 前記刺針部の先端に設けられた第1の電極と、 前記刺針部の後端部側に設けられ前記刺針部の内部を通
    じて前記第1の電極と電気的に接続された引出電極と、 前記床暖房用マットに前記刺針部を突き刺した際に当該
    床暖房用マットの表面側に積層された導電性シートと接
    触するように前記刺針部の後端部側に設けられた第2の
    電極と、 を具備することを特徴とする検査用電極具。
  6. 【請求項6】請求項2、3または4記載の床暖房用マッ
    ト施工異常検査装置と組み合わされる床暖房装置におい
    て、 前記床暖房用マット施工異常検査装置から前記導電性の
    固定部材が前記打込指定領域以外の箇所に打ち込まれて
    いない旨を表した検査合格信号を受けとるまでの間、前
    記床暖房用マットに前記熱媒体を加熱して循環供給する
    暖房動作を禁止する暖房動作禁止手段を具備することを
    特徴とする床暖房装置。
  7. 【請求項7】前記床暖房装置は遠隔操作のためのリモコ
    ン操作部を備え、前記床暖房用マット施工異常検査装置
    は前記リモコン操作部を介して前記床暖房装置に接続さ
    れることを特徴とする請求項6記載の床暖房装置。
  8. 【請求項8】前記床暖房装置は前記検査合格信号を受け
    取り済みか否かを記憶するための記憶手段を備え、当該
    記憶手段の記憶内容を基にして前記暖房動作を禁止すべ
    きか否かを判別することを特徴とする請求項6または7
    記載の床暖房装置。
  9. 【請求項9】前記検査合格信号は、雑音または検査結果
    を偽るための疑似信号との誤認防止用に所定の識別情報
    を含むことを特徴とする請求項6、7または8記載の床
    暖房装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014149125A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Toyota Home Kk 床暖房パネル構造

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