JPH10339090A - 地中接合用シールド掘進機 - Google Patents

地中接合用シールド掘進機

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JPH10339090A
JPH10339090A JP9151287A JP15128797A JPH10339090A JP H10339090 A JPH10339090 A JP H10339090A JP 9151287 A JP9151287 A JP 9151287A JP 15128797 A JP15128797 A JP 15128797A JP H10339090 A JPH10339090 A JP H10339090A
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ring
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telescopic
cutter means
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Kiyoaki Tanaka
清秋 田中
Keiichi Tanaka
圭一 田中
Mitsuo Shimizu
光雄 清水
Osamu Yoshino
修 吉野
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伸縮カッタ手段と外周リングとの結合を確実
に行うとともに、それらの結合および離脱作業を容易に
行うことができるシールド掘進機を提供する。 【解決手段】 主カッタディスク12に周方向に間隔を
置いて配設される伸縮カッタ手段15a〜15cは、掘
削時には伸長状態に保持され、主カッタディスク12と
外周リング14とを結合する。伸縮カッタ手段15a〜
15cは弾性変形可能なシリンダチューブ45と、この
シリンダチューブ45に対して移動自在であるピストン
46を有している。通常、シリンダチューブ45とピス
トン46は、両者間の弾性的摩擦力によってロック状態
に保持される。一方、両者を相対に移動させるときに
は、シリンダチューブ45とピストン46との間に圧油
が供給され、シリンダチューブ45が弾性的に拡大変形
され、これによって上述したロック状態が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、トンネルまたは下
水道等を築造する際、接合地点の両側から掘進して途中
で接合する地中接合用シールド掘進機に関する。
【0002】
【従来の技術】下水道等の施工で、2台のシールド掘進
機を築造すべき下水道の両側から掘進する場合、シール
ド掘進機同士の到達点では従来地盤改良あるいは立坑を
設ける等の処理が施されていた。この場合、立坑設置に
伴う用地の確保、あるいは地盤改良による周辺地山の影
響を考慮しなければならないといった問題を有する。こ
れらの問題を解消するために、地中で貫入リングをシー
ルド掘進機間に貫入させて接合を行うシールド掘進機
が、たとえば特開平2−308089号公報(名称:地
中接合用シールド掘進機)に開示されている。
【0003】この従来技術では、一方の押出し側のシー
ルド掘進機にリング状の貫入リングが設けられ、他方の
受入側のシールド掘進機に受圧ゴムが設けられる。この
ようなシールド掘進機を用いた場合には、到達点で押出
し側のシールド掘進機から前記貫入リングが押出され、
この押出された貫入リングが受入側のシールド掘進機の
受圧ゴムに挿入され、このよにして両シールド掘進機の
地中での接合が行なわれる。このような従来技術では、
接合地点で地盤改良および立坑を設けることなく、接合
地点で2台のシールド掘進機の隙間を前記貫入リングで
覆うことによって、周辺地山に対する土留および止水を
行うことができる。
【0004】このような地中接合用のシールド掘進機に
は、回転してその前面を掘削するカッタディスク構造体
が設けられ、このカッタディスク構造体は主カッタディ
スクおよびこの主カッタディスクの外周側に設けられる
外周リングとを有し、前記主カッタディスクと前記外周
リングとの間には複数の伸縮カッタ手段が設けられる。
この伸縮カッタ手段は、掘削時には伸長状態に保持され
てその先端部が外周リングに連結され、主カッタディス
クおよび外周リングと一体的に回転駆動される。一方、
両シールド掘進機を地中にて接合する時には、この伸縮
カッタ手段は、一方のシールド掘進機に装備される貫入
リングが主カッタディスクと外周リングとの間に挿入さ
れるように収縮状態に保持され、伸縮カッタ手段と外周
リングとの連結が解除される(なお、このときには、外
周リングはリング支持手段によって一時的に保持され
る)。このように伸縮カッタ手段の一部をを外周リング
に連結する場合、従来、掘削中に振動などによって伸縮
カッタ手段と外周リングとの連結が解除されることがな
いように、たとえば図5に示すように結合されている。
【0005】すなわち、図5に示されるように、伸縮カ
ッタ手段1と外周リング2とがピン3を介して連結さ
れ、これらピン3と伸縮カッタ手段1および外周リング
2とが溶接によって結合されている。したがって、地中
接合時には、ピン3を切断する、または溶接による結合
部を破壊することによって、外周リング2と伸縮カッタ
1との連結を解除して伸縮カッタ手段1と外周リング2
とを分離している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来技術
では、伸縮カッタ手段1と外周リング2とが溶接される
ピン3を介して結合されるので、伸縮カッタ手段1と外
周リング2とを結合する結合作業およびこれらの結合を
解除する結合解除作業に時間を要し、作業性が悪いとい
う問題がある。また、ピン3を切断するまたは溶接を破
壊するために、そのための作業が煩雑となり、またその
作業のための工具も必要となる問題がある。特に、両シ
ールド掘進機を接合するときには、シールド掘進機の前
面側にて作業者が作業を行うことが困難であるため、上
述した作業が著しく困難となる。
【0007】本発明の目的は、伸縮カッタ手段と外周リ
ングとの結合を確実に行うとともに、伸縮カッタ手段と
外周リングとの結合および離脱を容易にし、その作業性
の向上を図ることができる地中接合用シールド掘進機を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、掘進機本体
と、前記掘進機本体の前面に回転自在に設けられたカッ
タディスク構造体と、前記カッタディスク構造体を回転
駆動するための駆動源とを具備し、前記カッタディスク
構造体は、前記掘進機本体の前面に配設される主カッタ
ディスクと、前記主カッタディスクの半径方向外方に設
けられた外周リングと、前記主カッタディスクに周方向
に間隔を置いて複数個設けられ、前記主カッタディスク
と前記外周リングとの間を伸縮自在に設けられた伸縮カ
ッタ手段と、前記主カッタディスクの周方向に間隔を置
いて複数個設けられ、前記主カッタディスクと前記外周
リングとの間に貫入リングを介在させるときに前記外周
リングを一時的に支持するためのリング支持手段とを有
する地中接合用シールド掘進機において、前記伸縮カッ
タ手段は、弾性変形可能なシリンダチューブと、このシ
リンダチューブに対して相対的に移動自在なピストン
と、シリンダチューブとピストンとの間に圧油を供給す
るための圧油供給源とを含み、前記ピストンが相対的に
伸長することによって前記主カッタディスクと前記外周
リングとが前記伸縮カッタ手段を介して係脱自在に連結
され、さらに、前記伸縮カッタ手段は、通常、前記ピス
トンと前記シリンダチューブとの弾性的摩擦力によって
ロック状態に保持され、また前記圧油供給源からの圧油
を供給すると、前記シリンダチューブが弾性的に拡大変
形してロック状態が解除されることをことを特徴とする
地中接合用シールド掘進機である。
【0009】本発明に従えば、掘削時には、掘進機本体
の前面に設けられるカッタディスク構造体が駆動源によ
って回転駆動され、これによって地山が掘削される。こ
のとき、カッタディスク構造体の伸縮カッタ手段が伸長
状態に保持されて伸縮カッタ手段が外周リングに連結さ
れ、主カッタディスク、伸縮カッタ手段および外周リン
グが一体的なカッタディスク構造体を構成し、これらが
一体となって回転駆動される。伸縮カッタ手段は主カッ
タディスクの周方向に間隔を置いて複数個設けられるの
で、これら伸縮カッタ手段を介して外周リングを確実に
支持することができる。この伸縮カッタ手段は弾性変形
可能なシリンダチューブと、このシリンダチューブに対
して相対的に伸縮自在なピストンとを有し、掘削時に
は、シリンダチューブとピストンとの弾性的摩擦力によ
ってロック状態に保持される。したがって、掘削時の振
動などによって伸縮カッタ手段が収縮して伸縮カッタ手
段と外周リングとの係合状態が解除されることがなく、
主カッタディスクと外周リングとの伸縮カッタ手段を介
する結合状態が確実に保持される。
【0010】主カッタディスクと外周リングとの間に貫
入リングを介在させる時には、伸縮カッタ手段が収縮さ
れる。このとき、外周リングはリング支持手段によって
一時的に支持される。すなわち、貫入リングを介在させ
るときには、たとえば、まずリング支持手段が外周リン
グを支持し、この支持状態において伸縮カッタ手段が収
縮される。伸縮カッタ手段を収縮するときには、シリン
ダチューブとピストンとの間に圧油供給源から圧油が供
給される。このように圧油を供給すると、圧油の作用に
よってシリンダチューブは弾性的に拡大変形し、これに
よってピストンはシリンダチューブに対して移動可能と
なり、弾性的摩擦力によるロック状態が解除される。こ
のようにロック状態を解除した後伸縮カッタ手段を収縮
することによって、伸縮カッタ手段と外周リングとの連
結が解除され、主カッタディスクと外周リングとの係合
状態が解除される。
【0011】このように、伸縮カッタ手段を伸長するこ
とによって伸縮カッタ手段と外周リングとが連結され、
また伸縮カッタ手段を収縮することによって伸縮カッタ
手段と外周リングとの連結を解除することができる。ま
た、弾性変形可能なシリンダチューブとピストンとの弾
性的摩擦力によって、従来のように溶接することなく、
伸縮カッタ手段と外周リングとを確実に連結状態に保持
することができる。
【0012】また本発明は、前記外周リングには、前記
伸縮カッタ手段および前記リング支持手段の各々に対応
して嵌合凹所が形成され、前記カッタディスク構造体に
よる掘削時には、前記伸縮カッタ手段が伸長状態に保持
され、前記伸縮カッタ手段の一部が前記外周リングの対
応する嵌合凹所に嵌合し、一方、前記貫入リングを前記
カッタディスク構造体と前記外周リングとの間に介在さ
せるときには、前記伸縮カッタ手段が収縮状態に保持さ
れ、前記伸縮カッタ手段と前記外周リングの対応する嵌
合凹所との嵌合が解除されるとともに、前記リング支持
手段の一部が前記外周リングの対応する嵌合凹所に嵌合
することを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、外周リングには伸縮カッ
タ手段およびリング支持手段に対応して嵌合凹所が形成
されるので、伸縮カッタ手段を伸長させることによって
伸縮カッタ手段の一部が前記嵌合凹所に嵌合して伸縮カ
ッタ手段と外周リングとが係合状態に保持される。した
がって、主カッタディスクおよび外周リングが伸縮カッ
タ手段を介して連結され、掘削時にこれらが一体的に回
転駆動される。一方、主カッタディスクと外周リングと
の間に貫入リングを介在させる時には、リング支持手段
が伸長され、その一部が外周リングの嵌合凹所に嵌合
し、リング支持手段が外周リングを一時的に支持する。
その後、伸縮カッタ手段が収縮され、これによって伸縮
カッタ手段と外周リングとの連結が解除され、貫入リン
グの挿入可能状態となる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る地中接合用シールド掘進機の一実施形態のの正面図で
あり、図2は図1の切断面線II−IIから見た断面図
である。図1および図2において、図示の地中接合用シ
ールド掘進機10は、たとえば、築造すべき下水道を両
側から掘進し、地中で接合してトンネルを完成する場合
に用いられるシールド掘進機である。接合地点の一方側
から掘進する受入側のシールド掘進機10は、掘進機本
体11の前部のカッタチャンバ21内に受圧リング22
を備えている。一方、他方側から掘進する押出し側のシ
ールド掘進機は、前記受圧リング22に挿入する貫入リ
ングを備えている。これら両シールド掘進機を地中にて
接合する時には、後に図4を参照して説明するとおり、
押出し側のシールド掘進機から前記貫入リングが外側に
押出され、この押出された貫入リングが受入側のシール
ド掘進機10の受圧リング22に貫入され、2台のシー
ルド掘進機間の隙間がこの貫入リングによって覆われ、
これによって周辺地山に対する土留および止水が行なわ
れる。
【0015】シールド掘進機10は外形が円筒状の掘進
機本体11を備えている。この掘進機本体11の前面に
はカッタディスク構造体17が配設され、カッタディス
ク構造体17は油圧モータの如き駆動源13に駆動連結
されている。したがって、このカッタディスク構造体1
7は掘進機本体11の中心軸線L1(図1において紙面
に垂直な方向に延び、図2において左右方向に延びてい
る)まわりに回転駆動され、カッタディスク構造体17
のかかる回転駆動によって地盤が所要のとおりに掘削さ
れる。掘進機本体11の内部の後端部はエレクタ24が
設けられ、このエレクタ24によって、掘進後のトンネ
ル内にセグメント25が内側から貼り付けられる。掘進
機本体11の後部、エレクタ24の前側には、周方向に
間隔を置いて複数のシールドジャッキ26が設けられて
いる。シールドジャッキ26は、伸長することによって
トンネル内に内貼りされたセグメント25に押圧作用
し、この押圧力の反力によってシールド掘進機10は前
進する。
【0016】カッタディスク構造体17によって掘削さ
れた地盤からの土砂は、カッタディスク構造体17の後
方(図2の右方)のカッタチャンバ21内に導入され、
送水管31を介してカッタチャンバ21内に注入された
水とともに排泥管32を介して後方に排出される。掘進
機本体11は、前部に設けられる前胴28とその後部に
設けられる後胴29とを有し、前胴28と後胴29とは
軸線L1に対して実質上垂直な上下方向に延びる軸線L
2を角変位中心として横方向(図2の紙面に対して垂直
方向)に相対的に角変位自在に連結され、前胴28と後
胴29との間には相対角度を保持するための複数の中折
れジャッキ30が軸線L2の両側に設けられる。このよ
うな構成によってシールド掘進機10は横方向に方向を
変えることができる。
【0017】図示のカッタディスク構造体17は、掘進
機本体11の前面のほぼ全域を覆う円板状の主カッタデ
ィスク12と、この主カッタディスク12の外周側に配
設されたリング状の外周リング14と、主カッタディス
ク12と外周リング14との間に介在される伸縮カッタ
手段15a,15b,15cと、コピーカッタ16a,
16bとを有する。主カッタディスク17には回転軸線
L1を中心として放射状に複数、本実施形態では3本の
伸縮カッタ手段15a〜15cが設けられる。主カッタ
ディスク12の前面の内周部には、複数の内周カッタ1
8が固定される。また、主カッタディスク12の前面中
心部には、センターカッタ37が設けられる。外周リン
グ14は鋼製であり、掘進機本体11の軸線L1を中心
とするリング状であり、前記各伸縮カッタ手段15a〜
15cが伸長した状態でこれらに支持される。この外周
リング14には外周カッタ19が周方向に間隔を置いて
複数設けられる。カッタディスク構造体17の回転によ
って、外周リング14は最外周部を掘削し、主カッタデ
ィスク12に設けられた内周カッタ18およびセンター
カッタ37は外周リング14の内側を掘削する。各伸縮
カッタ手段15a〜15cの先端部にはそれぞれカッタ
ビット27a〜27cが設けられ、主カッタディスク1
2と外周リング14との間を掘削する。
【0018】主カッタディスク12には複数、本実施形
態では2個のコピーカッタ手段16a,16bが、伸縮
カッタ手段15a,15bの間と、伸縮カッタ手段15
a,15cとの間にそれぞれ設けられる。各コピーカッ
タ手段16a,16bの先端部には、外周リング14の
外周側に出没可能にカッタビット33a,33bが設け
られる。コピーカッタ手段16a,16bは、シールド
掘進機10が掘進方向を変えるようなときに、掘進機本
体11の外周側でオーバカットを行うために使用される
とともに、後述するように、地中接合時に主カッタディ
スク12と外周リング14との間に貫入リング(後述す
る)を介在させるときに一時的に外周リング14を支持
するためのリング支持手段として機能する。
【0019】伸縮カッタ手段15a〜15cの先端部に
は、それぞれ短円錐台状の嵌合突起34a〜34cが設
けられ、外周リング14には前記嵌合突起34a〜34
cに対応して嵌合凹所35a〜35cが貫通して形成さ
れる。またさらに外周リング14には、コピーカッタ手
段16a,16bのカッタビット33a,33bが挿通
される嵌合凹所36a,36bが、各カッタビット33
a,33bに対応して外周リング14に貫通して形成さ
れる。
【0020】掘削時には、各伸縮カッタ手段15a〜1
5cが伸長状態に保持され、各嵌合突起34a〜34c
が外周リング14の各嵌合凹所35a〜35cに嵌合し
て係合保持されるので、各伸縮カッタ手段15a〜15
cと外周リング14とが確実に結合される。したがっ
て、主カッタディスク12と外周リング14と伸縮カッ
タ手段15a〜15cは一体となってカッタディスク構
造体17を構成し、カッタディスク構造体17が回転軸
線L1まわりに駆動源13によって回転駆動され、これ
によって、掘進機本体11の前面側の地山を掘削する。
【0021】掘削時には、このように伸縮カッタ手段1
5a〜15cを伸長させて外周リング14と結合させて
掘削し、一方地中接合時には、伸縮カッタ手段15a〜
15cを収縮させて主カッタディスク12と外周リング
14との連結を解除する。これは、外周リング14より
も前方(図2における左方)に突出する伸縮カッタ手段
15a〜15cの各カッタビット27a〜27cが貫入
リング(後述する)に干渉しないようにするためであ
る。伸縮カッタ手段15a〜15cを収縮する際には、
外周リング14が自由になって下方にずれることを防ぐ
ために、コピーカッタ手段16a,16bが外周リング
14を一時的に支持する。このとき外周リング14は、
カッタビット33a,33bが突設するコピーカッタ手
段16a,16bの段差部38a,38bに支持され、
コピーカッタ手段16a,16bはリング支持手段とし
て作用する。
【0022】伸縮カッタ手段15aと伸縮カッタ手段1
5bとの成す角度θ1は120°に選ばれ、伸縮カッタ
手段15bと伸縮カッタ手段15cとの成す角度θ2も
120°に選ばれ、伸縮カッタ手段15cと伸縮カッタ
手段15aとの成す角度θ3も120°に選ばれる。こ
のように各伸縮カッタ手段15a〜15cは周方向に互
いに等しい角度を成して配設されるので、外周リング1
4は安定して支持される。また伸縮カッタ手段15a〜
15cの各嵌合突起34a〜34cは外周リング14の
各嵌合凹所35a〜35cに嵌まり込んで外周リング1
4を連結するので、回転、掘削時に外周リング14が周
方向にずれることなく確実に支持される。なお、各嵌合
突起34a〜34cは、嵌合時に外周リング14の外周
面から半径方向外方に突出することはない。
【0023】コピーカッタ手段16a,16bと伸縮カ
ッタ手段15aとの成す角度θ4,θ5はそれぞれ60
°に選ばれる。すなわちコピーカッタ手段16aとコピ
ーカッタ手段16bとの成す角度θ4+θ5は120°
に選ばれる。このようなコピーカッタ手段16a,16
bを伸長させ、カッタビット33a,33bを嵌合凹所
36a,36bから突出させることによって、地中接合
時に外周リング14を確実に支持することができる。
【0024】カッタチャンバ21内に設けられる受圧リ
ング22は、周方向に間隔を置いて複数、本実施形態で
は4本の受圧リングジャッキ23によって後方から支持
される。
【0025】伸縮カッタ手段15a〜15cは実質上同
一の構成であり、図3は、それらの伸縮カッタ手段の一
つの構成を示す簡略化して示す断面図である。図示の伸
縮カッタ装置15(伸縮カッタ手段15a〜15cは実
質上同一の構成であるので、図3において参照番号15
を付して説明する)は、シリンダ胴48とピストン46
とシリンダチューブ45とを有し、ピストン46はピス
トン部50とピストンロッド部49とから成る。ピスト
ンロッド部49の先端部は主カッタディスク12の中心
部60に連結され、シリンダ胴48は主カッタディスク
12に、半径方向に変位自在に保持される。シリンダチ
ューブ45はシリンダ胴48内に設けられ、ピストン4
6のピストン部50はシリンダチューブ45内に設けら
れる。ピストン部50の一方側には第1油室51が設け
られ、他方側には第2油室52が設けられる。ピストン
46内には第1および第2油室51,52に連通する第
1および第2油路57,58が形成されている。第1お
よび第2油路57,58には切換弁53が接続される。
この切換弁53を図3において左側に切換えて第1の位
置に位置付けると、ポンプ54からの圧油が第1油路5
7を介して第1油室51に供給され、また第2油室52
の圧油が第2油路58を介してタンク55に戻され、こ
れによって、ピストン46がシリンダチューブ45に対
して相対的に伸長され、伸縮カッタ手段15が伸長され
る。一方、切換弁53を図3において右側に切換えて第
2の位置に位置付けると、ポンプ54からの圧油が第2
油路58を介して第2の油室58に供給され、また第1
油室51の圧油が第1油路57を介してタンク55に戻
され、これによって、ピストン46がシリンダチューブ
45に対して相対的に収縮され、伸縮カッタ手段15は
収縮される。
【0026】シリンダチューブ45は弾性変形可能な金
属材料から形成され、シリンダチューブ45の外周面と
シリンダ胴48の内周面との間にはシリンダチューブ4
5の弾性的な拡大変形を許容する隙間が設けられてい
る。ピストン部50は、通常シリンダチューブ45の弾
性復元力による弾性的摩擦力によってピストン部50に
比較的大きい摩擦力でもって摩擦接触し、ピストン部5
0の外周面とシリンダチューブ45の内周面とがこの摩
擦力でもっていわば締まりばめの状態でロック保持され
る。このピストン46には、ピストンロッド部49の先
端部からピストン部50の外周面にわたって第3油路5
9が形成されている。圧油供給源47からの圧油を第3
油路59を介してピストン部50の外周面とシリンダチ
ューブ45の内周面との間に供給すると、シリンダチュ
ーブ45とピストン部50との間に圧油が介在されて、
シリンダチューブ45が弾性的に拡大変形し、ピストン
部50とシリンダチューブ45との間に、ピストン46
が作動するだけの隙間が形成されて上述したロック状態
が解除される。このロック解除状態では、比較的小さい
力でもってピストン46をシリンダチューブ45に対し
て相対的に移動させることができ、前述のように切換弁
53を切換えることによってピストン部46を相対的に
変位駆動させて伸縮カッタ手段15を伸長または収縮さ
せることができる。伸縮カッタ手段15の変位駆動を停
止させるには、まず切換弁53を中立位置に切換え、そ
の後ピストン部50とシリンダチューブ45との間の圧
油を第3の油路59を通して抜けばよく、このようにす
ることによって、シリンダチューブ45は弾性復元力に
よってシリンダ部50と摩擦結合し、再び上述したロッ
ク状態となる。
【0027】このように伸縮カッタ手段15は、伸長し
て外周リング14を支持した状態でロック状態に保持さ
れる。したがって、掘削時の振動などによって伸縮カッ
タ手段15が収縮して嵌合突起34が外周リング14の
嵌合凹所36から外れて外周リング14が離脱するとい
ったことが防がれ、掘削時に外周リング14を確実に支
持することができる。
【0028】主カッタディスク12には、伸縮カッタ手
段15が短縮したときにシリンダ胴48を検出するセン
サ56が設けられる。このセンサ56はたとえば静電容
量形近接センサによって実現され、たとえばこのセンサ
56によって伸縮カッタ手段15が収縮したことを検出
したときに、切換弁53が中立位置に切換わるように制
御することができる。また伸縮カッタ手段15が伸長し
て外周リング14を支持したことを検出するセンサを設
け、このセンサによって伸縮カッタ手段15の伸長状態
を検出したときに切換弁53を中立位置に切換え、その
後シリンダチューブ45とピストン部50との間の圧油
を抜いてロック状態となるように制御することもでき
る。
【0029】図4は、シールド掘進機10,71の地中
接合状態を説明するための簡略断面図である。接合地点
の両側から、2台のシールド掘進機10,71(片方の
シールド掘進機10が図1〜図3を用いて説明したもの
である)で掘削し、先に掘削を終えた、たとえば受入れ
側のシールド掘進機10のカッタディスク構造体17
に、押出し側のシールド掘進機71のカッタディスク構
造体73を両者が接触する直前まで近付ける。その後、
押出し側のシールド掘進機70および受入れ側のシール
ド掘進機10の各コピーカッタ手段16を伸長し、各シ
ールド掘進機10,70の外周リング14,72をコピ
ーカッタ手段16で一時的に支持する。その後、各シー
ルド掘進機10,70の伸縮カッタ手段15a〜15c
を、たとえば順次にまたは同時に縮める。そして、この
状態において、押出し側シールド掘進機70から貫入リ
ング71を、押出し側シールド掘進機70のコピーカッ
タ手段(図示せず)の直前まで押出す。このとき、貫入
リング72の軸線方向一端部71aは、外周リング72
内に挿入されているので、コピーカッタ手段を収縮した
としても外周リング72が貫入リング71から外れると
いったことが防がれる。この状態で押出し側のシールド
掘進機70のコピーカッタ手段を短縮し、さらに貫入リ
ング71を、受入れ側のシールド掘進機10のコピーカ
ッタ手段16の直前まで押出す。このように貫入リング
71を押出すと、図4(a)で示すとおり、貫入リング
71の一端部71aは受入れ側シールド掘進機10の外
周リング14内に挿入されているので、コピーカッタ手
段16を収縮したとしても外周リング14が貫入リング
71から外れるということが防がれる。
【0030】その後、コピーカッタ手段16を収縮し、
貫入リング71の一端部71aが受入れ側シールド掘進
機10の受圧リング22に挿入されるまで押出す。この
ように貫入リング71を押出すと、図4(b)に示すと
おり、貫入リング71の先端部が受入れ側シールド掘進
機10の受圧リング22内に挿入される。このようにし
て2台のシールド掘進機10,70の接合が完了する。
この後、接合地点に裏込めを注入し、シールド掘進機1
0,70を解体撤去し、送水管を敷設した後、覆工コン
クリートを打設する。
【0031】シリンダチューブ45とピストン46とを
有する伸縮カッタ手段15によって外周リング14を支
持し、接合時にはコピーカッタ手段16によって一時的
に外周リング14を支持する上記構造は、上記したよう
に受入れ側のシールド掘進機10に用いられるだけでな
く、押出し側のシールド掘進機72にも同様に用いるこ
とができる。
【0032】また本実施形態では、コピーカッタ手段1
6を接合時のリング支持手段として機能させてシールド
掘進機の構成を簡単にしているが、これに代えて、外周
リングを支持するリング支持手段を別個に設けるように
することもできる。また、コピーカッタ手段が装備され
ていないシールド掘進機においては、半径方向に伸縮し
て外周リングを一時的に支持するリング支持手段を主カ
ッタディスク12に設けることができる。さらに、本発
明のシールド掘進機は下水道の施工だけに限らず、トン
ネル一般の施工にも用いられる。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1のシールド掘進機によ
れば、掘削時には、掘進機本体の前面に設けられるカッ
タディスク構造体が駆動源によって回転駆動され、これ
によって地山が掘削される。このとき、カッタディスク
構造体の伸縮カッタ手段が伸長状態に保持されて伸縮カ
ッタ手段が外周リングに連結され、主カッタディスク、
伸縮カッタ手段および外周リングが一体的なカッタディ
スク構造体を構成し、これらが一体となって回転駆動さ
れる。伸縮カッタ手段は主カッタディスクの周方向に間
隔を置いて複数個設けられるので、これら伸縮カッタ手
段を介して外周リングを確実に支持することができる。
この伸縮カッタ手段は弾性変形可能なシリンダチューブ
と、このシリンダチューブに対して相対的に伸縮自在な
ピストンとを有し、掘削時には、シリンダチューブとピ
ストンとの弾性的摩擦力によってロック状態に保持され
る。したがって、掘削時の振動などによって伸縮カッタ
手段が収縮して伸縮カッタ手段と外周リングとの係合状
態が解除されることがなく、主カッタディスクと外周リ
ングとの伸縮カッタ手段を介する結合状態が確実に保持
される。
【0034】主カッタディスクと外周リングとの間に貫
入リングを介在させる時には、伸縮カッタ手段が収縮さ
れる。このとき、外周リングはリング支持手段によって
一時的に支持される。すなわち、貫入リングを介在させ
るときには、たとえば、まずリング支持手段が外周リン
グを支持し、この支持状態において伸縮カッタ手段が収
縮される。伸縮カッタ手段を収縮するときには、シリン
ダチューブとピストンとの間に圧油供給源から圧油が供
給される。このように圧油を供給すると、圧油の作用に
よってシリンダチューブは弾性的に拡大変形し、これに
よってピストンはシリンダチューブに対して移動可能と
なり、弾性的摩擦力によるロック状態が解除される。こ
のようにロック状態を解除した後伸縮カッタ手段を収縮
することによって、伸縮カッタ手段と外周リングとの連
結が解除され、主カッタディスクと外周リングとの係合
状態が解除される。
【0035】このように、伸縮カッタ手段を伸長するこ
とによって伸縮カッタ手段と外周リングとが連結され、
また伸縮カッタ手段を収縮することによって伸縮カッタ
手段と外周リングとの連結を解除することができる。ま
た、弾性変形可能なシリンダチューブとピストンとの弾
性的摩擦力によって、従来のように溶接することなく、
伸縮カッタ手段と外周リングとを確実に連結状態に保持
することができる。
【0036】また本発明の請求項2のシールド掘進機に
よれば、外周リングには伸縮カッタ手段およびリング支
持手段に対応して嵌合凹所が形成されるので、伸縮カッ
タ手段を伸長させることによって伸縮カッタ手段の一部
が前記嵌合凹所に嵌合して伸縮カッタ手段と外周リング
とが係合状態に保持される。したがって、主カッタディ
スクおよび外周リングが伸縮カッタ手段を介して連結さ
れ、掘削時にこれらが一体的に回転駆動される。一方、
主カッタディスクと外周リングとの間に貫入リングを介
在させる時には、リング支持手段が伸長され、その一部
が外周リングの嵌合凹所に嵌合し、リング支持手段が外
周リングを一時的に支持する。その後、伸縮カッタ手段
が収縮され、これによって伸縮カッタ手段と外周リング
との連結が解除され、貫入リングの挿入可能状態とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である地中接合用シール
ド掘進機を示す正面図である。
【図2】図1の切断面線II−IIから見た断面図であ
る。
【図3】伸縮カッタ手段を示す断面図である。
【図4】シールド掘進機の接合状態を説明するための簡
略断面図である。
【図5】従来の地中接合用シールド掘進機の伸縮カッタ
手段と外周リングとの結合状態を簡略化して示す一部の
正面図である。
【符号の説明】
10,70 地中接合用シールド掘進機 11 掘進機本体 12 主カッタディスク 13 駆動源 14 外周リング 15a,15b,15c 伸縮カッタ手段 16a,16b コピーカッタ手段 17 カッタディスク構造体 18 内周カッタ 19 外周カッタ 22 受圧リング 27 カッタビット 35,36 嵌合凹所 45 シリーンダチューブ 46 ピストン 47 圧油供給源 71 貫入リング 72 外周リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 光雄 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目1番3 号 川崎重工業株式会社神戸本社内 (72)発明者 吉野 修 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目1番3 号 川崎重工業株式会社神戸本社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘進機本体と、前記掘進機本体の前面に
    回転自在に設けられたカッタディスク構造体と、前記カ
    ッタディスク構造体を回転駆動するための駆動源とを具
    備し、前記カッタディスク構造体は、前記掘進機本体の
    前面に配設される主カッタディスクと、前記主カッタデ
    ィスクの半径方向外方に設けられた外周リングと、前記
    主カッタディスクに周方向に間隔を置いて複数個設けら
    れ、前記主カッタディスクと前記外周リングとの間を伸
    縮自在に設けられた伸縮カッタ手段と、前記主カッタデ
    ィスクの周方向に間隔を置いて複数個設けられ、前記主
    カッタディスクと前記外周リングとの間に貫入リングを
    介在させるときに前記外周リングを一時的に支持するた
    めのリング支持手段とを有する地中接合用シールド掘進
    機において、 前記伸縮カッタ手段は、弾性変形可能なシリンダチュー
    ブと、このシリンダチューブに対して相対的に移動自在
    なピストンと、シリンダチューブとピストンとの間に圧
    油を供給するための圧油供給源とを含み、前記ピストン
    が相対的に伸長することによって前記主カッタディスク
    と前記外周リングとが前記伸縮カッタ手段を介して係脱
    自在に連結され、 さらに、前記伸縮カッタ手段は、通常、前記ピストンと
    前記シリンダチューブとの弾性的摩擦力によってロック
    状態に保持され、また前記圧油供給源からの圧油を供給
    すると、前記シリンダチューブが弾性的に拡大変形して
    ロック状態が解除されることをことを特徴とする地中接
    合用シールド掘進機。
  2. 【請求項2】 前記外周リングには、前記伸縮カッタ手
    段および前記リング支持手段の各々に対応して嵌合凹所
    が形成され、前記カッタディスク構造体による掘削時に
    は、前記伸縮カッタ手段が伸長状態に保持され、前記伸
    縮カッタ手段の一部が前記外周リングの対応する嵌合凹
    所に嵌合し、一方、前記貫入リングを前記カッタディス
    ク構造体と前記外周リングとの間に介在させるときに
    は、前記伸縮カッタ手段が収縮状態に保持され、前記伸
    縮カッタ手段と前記外周リングの対応する嵌合凹所との
    嵌合が解除されるとともに、前記リング支持手段の一部
    が前記外周リングの対応する嵌合凹所に嵌合することを
    特徴とする請求項1記載のシールド掘進機。
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JPH10184271A (ja) * 1996-12-25 1998-07-14 Hitachi Zosen Corp シールド掘進機

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