JPH10338465A - 位置補正機構付きクレーン - Google Patents

位置補正機構付きクレーン

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JPH10338465A
JPH10338465A JP16808497A JP16808497A JPH10338465A JP H10338465 A JPH10338465 A JP H10338465A JP 16808497 A JP16808497 A JP 16808497A JP 16808497 A JP16808497 A JP 16808497A JP H10338465 A JPH10338465 A JP H10338465A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クレーンの停止精度や狭い置き場スペースなど
荷役条件がわるくても、クレーン本体から吊られた吊具
を位置調整して正確に置き場の目的位置へ吊り降すこと
ができ、また吊荷の搬送中に吊具が他の構造物に衝突し
ても吊具およびクレーン本体側を毀損させるおそれのな
い位置補正機構付きクレーンを提供する。 【構成】トロリ4から巻上げワイヤ7を介して吊具20
が吊り下げられたクレーンにおいて、トロリ4に支持さ
れたマストガイド8と、このマストガイドに案内されて
上昇、下降し、かつ下端に吊具20の位置補正装置40
を介して該吊具が連結されたマスト10とを有し、この
位置補正装置40は、マストに固定連結されたマスト側
受金物42と、吊具に固着され、かつマストおよびマス
ト側受金物42に対して横移動可能に係合された吊具側
受金物44とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、ガーダ上を走行
するトロリから吊り下げられた吊具でロールや鋼材等の
吊荷を吊持して搬送するクレーンに関し、特に、吊荷の
中心から吊具が横方向に多少ずれて停止しても吊具を吊
荷の中心と一致するように調整することのできる位置補
正機構付きクレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】長尺の鋼材やロール等を吊り上げて所定
の置き場へ搬送し、横方向に並べて受台上に載置するク
レーンとして、ガーダとトロリで吊具をX,Y方向に搬
送し、前記トロリ上の巻上機の操作で吊具を所定場所へ
降す形式のトロリ式クレーンが知られている。吊荷がロ
ールである場合、該ロールの受台は一般にV形の受けガ
イドが用いられるが、この場合、クレーンの停止精度等
の関係でクレーン(トロリ側)の停止位置と置き場の受
台にずれが生じることがあり、この状態で吊具を降下さ
せると、隣接した受台上のロールに吊具が衝突し、吊具
やクレーン本体側を毀損させる。これを防止するため、
例えば実開平5−14080号あるいは特開平2−30
0091号公報に示されるように、吊具を送りねじの機
構を用いた横送り駆動装置でクレーン本体側に対して移
動させ、前記吊具の中心と吊荷の中心とを一致させるよ
うにしたものがある。
【0003】また別の装置として、吊具とクレーン本体
側に無理な力が作用しないように、ワイヤで吊られた吊
具をガイドマストに対して支持ローラで横方向に支持
し、かつ該支持ローラをばね手段で偏倚可能に吊具側に
保持するようにしたものも知られている。図10〜図1
3を参照して、この従来例を説明する。
【0004】図10,図11に示すように、高架上を走
行するガーダ50上にトロリ51が、該ガーダの走行方
向と直角に横行するように設けられ、トロリ51上の巻
上機60から吊ワイヤ61で吊具本体53が吊り下げら
れ、この吊具本体53からロッド状の吊爪54が垂下し
て吊荷のロール55を保持するようになっている。吊具
本体53は吊ワイヤ61を介して上昇、下降するが、吊
具本体53の揺れを防止するためにトロリ51にガイド
マスト52が設けられ、吊具本体53がガイドロール
(図10,図11には図示省略)を介してガイドマスト
52に案内されて上昇、下降する。
【0005】図12は図10,図11に示すクレーンの
吊具位置修正機構部の部分的な拡大平面断面図であり、
図13は図12の矢視Fから見た正面図である。なお図
13は図11のE部を拡大したものである。吊具本体5
3の正面側と背面側をはさむようにして、トロリ51か
ら一対のガイドマスト52(図ではその一方のみが図示
される)が垂下している。吊具本体53にはガイドマス
ト52の側部に隣接してガイドロール56の支持ブラケ
ット58が設けられ、ガイドロール56の軸部は支持ブ
ラケット58に形成された長孔59に軸支されている。
また、図12に明示する如く、ガイドロール56の軸部
は軸付ブラケット57に支持され、該軸付ブラケット5
7の軸部は支持ブラケット58に挿入されている。軸付
ブラケット57と支持ブラケット58との間にばね62
が介装されており、したがって吊具本体53は、このば
ね力に抗してガイドマスト52に対して長孔59の範囲
内で若干の横移動が可能であり、これによってクレーン
本体および吊具本体53の中心が吊荷置き場の目的位置
から若干ずれていても、隣接した吊荷に吊爪が接当して
吊具本体およびクレーン側に無理な力が作用しないよう
に位置ずれの修正が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば鋼材等の保管倉
庫において、鋼材の置き場間隔は、通常クレーンの停止
精度、建屋の変形、鋼材の置き精度等を考慮して決定さ
れる。クレーンの停止精度や吊具の位置精度が悪いと、
鋼材の置き場間隔を広くとらなければならず、全体の置
き場スペースが広くなるか、スペースが限られた場合に
は、鋼材の置き本数が制限される。前述したようにクレ
ーン側の位置精度を補うため、吊具をクレーン本体に対
して位置調整可能としたものがあるが、実開平5−14
080号や特開平2−300091号公報に示す装置で
は、吊具を別の移動機構と駆動装置で移動させるので、
全体の構造が大がかりとなり、また前記吊具を移動した
ままにすると、クレーン本体に対して吊具の位置がずれ
たままになり、精度誤差が新たに生じてくる。
【0007】また図10〜図13で説明したガイドマス
トの支持ローラをばねで支持するものは、ばねの伸縮範
囲内で若干の位置修正は可能であるものの、通常時の吊
具の上げ、下げにおいても前記ばねで押圧されたガイド
ローラがガイドマストに圧接しながら吊具が上下動する
ので、吊具の動作が重く、また、ばねの他にも強固なブ
ラケット等を必要とし、構成部品も多く、全体の重量が
重くなるという問題があった。さらにブラケット内に組
み込まれる左右のばねの調整も簡単にできず、ばねの交
換もガイドローラの支持機構全体を分解しなければなら
ない。
【0008】本発明は、上述した従来の問題をなくし、
クレーンの停止精度や狭い置き場スペースなど荷役条件
が悪くても、吊具を位置調整して正確に置き場の目的位
置へ吊り降すことのできる位置補正機構付きクレーンを
提供することにある。
【0009】本発明はまた、吊荷の搬送中に吊具が他の
構造物に衝突した場合にも、吊具およびクレーン側を毀
損させるおそれのない位置補正機構付きクレーンを提供
することを目的とする。
【0010】本発明はさらに、置き場の隣接した受台に
載置されている吊荷と降下する吊具との接当を利用して
自動的に前記吊具を目的番地へ位置決めでき、これによ
って狭い間隔で吊荷を並べてセットし、あるいは狭い間
隔で並べられた吊荷を、クレーン側の位置精度を特別に
上げることなく吊り上げることのできるクレーンの荷役
方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による位置補正機
構付きクレーンは、トロリから巻上げロープを介して吊
具が吊り下げられたクレーンにおいて、前記トロリに支
持されたマストガイドと、前記マストガイドに案内され
て上昇、下降し、かつ下端に前記吊具の位置補正装置を
介して前記吊具が連結されたマストとを有し、前記位置
補正装置は、前記マストに固定連結されたマスト側受金
物と、前記吊具に固着され、かつ前記マストおよび前記
マスト側受金物に対して横移動可能に係合された吊具側
受金物とを有している。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明を好適な実施形態に
ついて図面を参照して説明する。図1,図2を参照すれ
ば、地上に設置された左右の高架2にまたがるようにガ
ーダ3が該高架上の走行レール1に沿って走行可能に設
けられている。ガーダ3上には走行レール1の伸長方向
と直角に一対の横行レール5が設置され、該横行レール
5に沿って往復走行するトロリ4がガーダ3上に搭載さ
れている。トロリ4には巻上ドラム6およびその駆動装
置(図示省略)が設けられ、巻上ドラム6から繰り出さ
れる4本の吊ワイヤ7によって吊具20が吊り下げられ
ている。吊具20には、吊具本体21の下部にトロリ4
の走行方向に離隔した2組の長尺のロッド状吊爪22が
設けられているが、各組のロッド状吊爪22はガーダ3
の走行方向に対峙した一対の吊爪を有しており、したが
って全体としては、図示実施形態の場合、ロッド状吊爪
22は合計8体設けられている。
【0013】図3は図2のA部、即ち吊具20の拡大正
面図であり、図4は図3の上面図である。また図5は図
3のB−B線に沿った側面断面図である。これらの図を
参照して、吊具20の構造およびこれに保持された吊爪
22の動作をさらに説明すれば、トロリ4の略中央部の
下面にマストガイド8が固着され、トロリ本体部および
マストガイド8を上下に貫通して矩形横断面形状のマス
ト10が上下動可能に挿入されている。マスト10の下
端は後述する位置補正装置40を介して吊具本体21に
連結されている。マスト10はマストガイド8に装着さ
れた上下2組のガイドローラ9,9´によってその4側
面がガイドされ、巻上ドラム6(図2)による吊ワイヤ
7の吊上げ、下げ動作に応じて吊具20とともに上下動
する。30は吊具本体21の両側部4箇所に設けられた
吊ワイヤ7の巻上シーブであり、トロリ4上の巻上ドラ
ム6から引き出された吊ワイヤ7で吊具20の傾斜を防
止するように4点支持機構が採用されている。
【0014】図3,図4を参照すれば、ロッド状吊爪2
2のロッド部は吊具本体21に、垂直軸線まわりに略9
0°の角度で回転可能に挿入され、その上端部にアーム
23が固着されている。吊具本体21の長手方向に隣接
する2本づつのアーム23は連結ロッド24でリンク連
結されている。さらに吊具本体21の長手方向両端部に
あるロッド状吊爪22のロッド部に扇形歯車25が固着
されている。吊具本体21にはモートルシリンダ等の伸
縮駆動装置26が設けられ、該伸縮駆動装置26の作動
ロッド先端には両側部に前記扇形歯車25と噛み合うラ
ック28が形成されたスライド板27が固着されてい
る。スライド板27は吊具本体21に設けられたガイド
板29にガイドされてスライドし、ラック28と扇形歯
車25の噛合およびアーム23、連結ロッド24を介し
て各組のロッド状吊爪22は下端の吊爪どおしが向き合
った吊り姿勢(図5の状態)から吊爪が吊ロール55に
平行となった解放姿勢(図3に仮想線で示す)まで回転
する。
【0015】図6は図5のC部、即ち本発明にかかる位
置調整装置40の拡大側面図である。また図7は通常動
作時における図6のD−D線に沿った平面断面図、図8
は吊具の衝突時で吊り位置の調整がなされた状態の断面
図である。吊具本体21の略中央上面に上部が開口した
機枠状の吊具側受金物44が固着され、該受金物44の
両側部には互いに整合した長孔45が形成され、さらに
両端部の内側面には後述するストッパ46が内側へ突出
するように形成されている。吊具側受金物44の内部
に、同様に上部の開口した機枠状のマスト側受金物(こ
こではフロート金物と称する)42が収容され、また前
記吊具側受金物44の上部開口を通してマスト10の下
端部が前記フロート金物42内に挿入されている。フロ
ート金物42とマスト10の下端部は、該フロート金物
42に固着された連結ピン41によって連結され、さら
に連結ピン41の両端部は吊具側受金物44の長孔45
に挿入されており、したがって吊具側受金物44とフロ
ート金物42は長孔45の範囲内で該長孔45の長さ方
向に相対移動が可能である。なお、図示の実施形態でマ
スト10は球面軸受65を介して連結ピン41に連結さ
れ、これによって吊具側受金物44およびフロート金物
42はマスト10に対して水平面内で若干の旋回変位が
可能である。
【0016】フロート金物42の両端側の位置に筒状の
内側ばね受部材47が配置されている。ストッパ46よ
り外側の位置で、ばね受部材47の両端外周部にはばね
受座49が形成されている。またフロート金物42の両
端部にはばね受部材47内を貫通してのびる調整ロッド
43が固着され、該ロッド43の先端部にはねじ部が形
成されており、このねじ部の位置に外側ばね受部材48
が配置されている。外側ばね受部材48は調整ロッド4
3のねじ部に螺合した調整ナット66によって拘束さ
れ、内側のばね受部材47のばね受座49と外側ばね受
部材48との間にばね67が装填されている。装填され
たばね67の押圧力は、ロッド43の調整ナット66を
操作することにより調整される。
【0017】通常時の状態では、両側のばね67の押圧
力を等しく調整しておくことにより、両側のばね受部材
47には等しいばね力が働き、両側のばね受部材47の
内側ばね受座49と吊具側受金物44のストッパ46が
両側共に接当し、したがって吊具側受金物44の中心は
マスト10と一致し、これによって各組の吊爪のロッド
部の中心即ち被吊ロールはクレーンの中心即ち吊具本体
21およびトロリ4の中心と一致して安全に吊持され
る。これが図5および図7の状態である。
【0018】次に、被吊ロールを吊った状態でのガーダ
3の走行時(図8の矢印方向)、あるいは被吊ロールを
吊り降すために吊具本体21が降下する時等に、吊具本
体21や吊爪22のロッド部が他部材に衝突して吊具本
体21に長手方向に衝突力がかかった場合には、吊具側
受金物44は片側ばね受部材47を介して当該片側のば
ね67を圧縮して該ばね受部材47と共にその方向へ移
動し、反対側のばね受部材47の内側ばね受座49と吊
具側受金物44の他方のストッパ46とは離間する(図
8)。吊具側受金物44の中心即ち吊具本体21の中心
はマスト10から図8のεのストローク分だけ片側へ変
位するが、マスト10側には衝突による力が作用せず、
マスト10、マストガイド8あるいはトロリ4等クレー
ン本体側を毀損することはない。
【0019】既に述べたように屋外等で使用されるクレ
ーンでロール等の鋼材を吊り、目的の置き場へ並べてセ
ットしようとする場合、クレーンの停止精度、建屋の変
形、風の影響等により、目的置き場とずれを生じたまま
吊具を巻き下げすることがある。図9はこのような場合
の吊爪のロッド部と鋼材とが接触した状態を示してい
る。目的番地の置き場の中心Pからクレーンの中心Sが
εだけずれて吊具が降されたとき、片側の吊爪22のロ
ッド部下端が既に定置されているV形受台69上の鋼材
70と接当し、この状態でさらに吊具を降下させると、
吊爪22のロッド部が前記鋼材70に押され、かつ該鋼
材70がガイドとなって該鋼材70の隣の目的番地R側
へ寄せられ、図9に破線で示す如く、狭い置き場間隔で
正確に複数の鋼材70,71,72を並べて置くことが
できる。
【0020】また狭い間隔で配列されている鋼材を1本
づつ吊り上げる場合にも、吊爪22のロッド部を降下さ
せたとき、同様に隣の鋼材70がガイドとなってクレー
ン自身の停止精度が多少悪くても正確に吊爪22を吊上
げ対象の鋼材位置Rへ寄せることができる。なお、図9
の例に示すように吊爪22のロッド部とガイドとなる隣
の鋼材70との接当による該鋼材70の傷付きを避け、
かつ前記鋼材70に対する前記ロッド部の摺動を滑らか
にするために、前記ロッド部の爪取付部以外の外面の稜
部を3方向に面取り状に切除し、これによって前記ロッ
ド部外面に傾斜面73を形成するのがよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、吊
荷をクレーンで吊って他場所へ移動させる場合に、途中
で他部材や構築物に吊荷や吊具が衝突した時、吊具側の
みがクレーン本体に対して片側へ移動することができる
ので、クレーン本体側の毀損が防止される。またクレー
ンで吊荷を吊り、目的の置き場へ降す場合、あるいは所
定の置き場位置から吊り上げる場合に、クレーンの停止
精度や建屋の変形、風の影響等でクレーンの目的とする
位置と該クレーンの停止位置との間にずれが生じても、
クレーンの停止精度を上げることなく、吊具側の移動の
自由度を利用して、隣接した吊荷をガイドとして吊具の
みを目的位置へ寄せることができ、これによって狭い置
き場間隔で複数の吊荷を並べて置くことができる効果が
ある。
【0022】クレーン本体側に対して吊具側に横移動の
自由度があっても、吊り動作時には吊具はマストガイド
でガイドされて上下動するので、風等による吊具の揺れ
やクレーンの走行加減速時の吊具の揺れは大きな問題と
はならず、この点に関しては従来どおりの安全な荷役作
業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置補正機構付きクレーンの概略
的な全体平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】本発明の1実施形態による吊具の拡大正面図で
ある。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3のB−B線に沿った側面図である。
【図6】本発明の1実施形態による位置補正装置の拡大
側面図である。
【図7】通常動作時における図6のD−D線に沿った平
面断面図である。
【図8】吊具の衝突時で吊り位置の調整がなされた時の
平面断面図である。
【図9】本発明に係る吊具が目的位置の吊荷置き場へ寄
せられて位置調整される状態を示す正面図である。
【図10】従来のトロリ式クレーンの全体正面図であ
る。
【図11】図10の側面断面図である。
【図12】従来のトロリ式クレーンの吊具位置修正機構
部の部分的な拡大平面断面図である。
【図13】図12の矢視Fから見た正面図である。
【符号の説明】 3 ガーダ 4 トロリ 7 吊ワイヤ 8 マストガイド 10 マスト 20 吊具 21 吊具本体 22 吊爪 40 位置調整装置 41 連結ピン 42 マスト側受金物(フロート金物) 43 調整ロッド 44 吊具側受金物 45 長孔 46 ストッパ 47 ばね受部材 67 ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トロリから巻上げロープを介して吊具が吊
    り下げられたクレーンにおいて、前記トロリに支持され
    たマストガイドと、前記マストガイドに案内されて上
    昇、下降し、かつ下端に前記吊具の位置補正装置を介し
    て前記吊具が連結されたマストとを有し、前記位置補正
    装置は、前記マストに固定連結されたマスト側受金物
    と、前記吊具に固着され、かつ前記マストおよび前記マ
    スト側受金物に対して横移動可能に係合された吊具側受
    金物とを有することを特徴とする位置補正機構付きクレ
    ーン。
  2. 【請求項2】前記位置補正装置は、前記マストの下部に
    連結ピンを介して取り付けられたマスト側受金物と、該
    マスト側受金物を横移動可能に係合して収納し、かつ前
    記吊具に固着された吊具側受金物と、前記マスト側受金
    物の両端部より外方に突出したロッドに配設されたばね
    受部材と前記吊具側受金物との間に装填されたばね手段
    とから成り、前記吊具側受金物には、前記連結ピンが挿
    入される長孔が前記マスト側受金物の移動方向に形成さ
    れていることを特徴とする請求項第1項に記載した位置
    補正機構付きクレーン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103274294A (zh) * 2013-05-31 2013-09-04 南京汽轮电机(集团)有限责任公司 一种汽轮机转子起吊防撞装置
US10744651B2 (en) 2015-10-27 2020-08-18 Mitsubishi Electric Corporation Mirror replacement device for a segmented mirror telescope and mirror replacement method thereof

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CN103274294A (zh) * 2013-05-31 2013-09-04 南京汽轮电机(集团)有限责任公司 一种汽轮机转子起吊防撞装置
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