JPH10338306A - ストッカシステム - Google Patents

ストッカシステム

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JPH10338306A
JPH10338306A JP16794597A JP16794597A JPH10338306A JP H10338306 A JPH10338306 A JP H10338306A JP 16794597 A JP16794597 A JP 16794597A JP 16794597 A JP16794597 A JP 16794597A JP H10338306 A JPH10338306 A JP H10338306A
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JP
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Application number
JP16794597A
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English (en)
Inventor
Masazumi Fukushima
正純 福島
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストッカシステムの収容能力を高める。 【構成】 クリーンルームの床面に立設したメインスト
ッカ2,2間に、サブストッカ4をブリッジ部材6上に
架設する。ブリッジ部材6にはクリーンファンユニット
7を設けて、サブストッカ4の下部の通路に送風する。
また搬送経路8,10でメインストッカ2とサブストッ
カ4とを接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、半導体工場等で使用す
るストッカシステムに関する。
【0002】
【従来技術】半導体工場やLCD工場等の微細加工施設
では、床面にストッカを立設して仕係り品や製品を一時
的にストックすることが行われている。そしてストッカ
とストッカの間や、ストッカと成膜装置やエッチング装
置等の処理装置の間を通路として無人搬送車等が物品を
搬送する。
【0003】これらのストッカシステムの多くはクリー
ンルーム内に置かれ、クリーンルームのスペースは貴重
である。そこでクリーンルームのスペース効率を高める
必要がある。
【0004】
【発明の課題】請求項1の発明の課題は、通路上方の空
間をストッカに利用し、ストッカシステムの収容能力を
高めることにある。請求項2の発明での追加の課題は、
ストッカシステム内での物品の搬送能力を高め、ストッ
カシステムの柔軟性を向上させることにある。請求項3
の発明での追加の課題は、第2のストッカの下方の通路
の空気をクリーンにすることにある。
【0005】
【発明の構成】この発明は、第1のストッカもしくは処
理装置を、間隔を開けて床面に少なくとも2個立設し、
該第1のストッカ間もしくは処理装置間に第2のストッ
カを下方に通路が形成されるように架設したことを特徴
とする。好ましくは、前記第1のストッカもしくは処理
装置と、前記第2のストッカ間とで物品を搬送するため
の手段を設ける。また好ましくは、前記第2のストッカ
をブリッジ部材上に架設し、該ブリッジ部材に下方に向
けてクリーンエアを送風するためのクリーンファンユニ
ットを設ける。
【0006】
【発明の作用と効果】請求項1の発明では、第1のスト
ッカや処理装置間に第2のストッカを架設し、第2のス
トッカの下方に通路が形成されるようにする。このた
め、無人搬送車や人等の通路を残したまま、ストッカシ
ステムの収容能力を増強できる。
【0007】請求項2の発明では、第1のストッカや処
理装置と第2のストッカとの間で、物品を搬送できるよ
うにする。このため例えば、第1のストッカのみに入出
庫ステーションを設けても、第1のストッカから第2の
ストッカへ物品を搬送できる。逆に第2のストッカのみ
に入出庫ステーションを設けても、第1のストッカや処
理装置へ物品を搬送できる。このように第1のストッカ
や処理装置と、第2のストッカとの間で物品を搬送でき
るようにすれば、一方の入出庫ステーションを他方の入
出庫ステーションに兼用し、またストッカシステム内で
物品を搬送できる。
【0008】ストッカシステムをクリーンルームに配置
する場合、架設した第2のストッカの下部にはクリーン
空調が及ばず空気が汚れ易いとの問題がある。そこで請
求項3の発明では、ブリッジ部材にクリーンファンユニ
ットを設け、下方にクリーンエアを送風して通路の空気
をクリーンに保つ。
【0009】
【実施例】図1〜図3に実施例を示す。図1に、実施例
のストッカシステムの概略の配置を示すと、2は第1の
ストッカとしてのメインストッカであり、間隔をおいて
クリーンルームの床面に多数立設してある。4はメイン
ストッカ2,2間に架設したサブストッカで、架設には
ブリッジ部材6を用いて、その下方に無人搬送車や人等
の通路が残るようにする。またブリッジ部材6にはクリ
ーンファンユニット7を設けて、下方の通路に向けてク
リーンエアを送風する。これはブリッジ部材6の下方で
はクリーン空調が及ばず、下方の通路の清浄度が低下す
ることを防止するためである。
【0010】8はメインストッカ2に設けた搬送経路
で、10はサブストッカ4に設けた搬送経路である。そ
して搬送経路8,10は互いに接続されて、サブストッ
カとメインストッカ間あるいは離れたメインストッカや
サブストッカ間で物品を搬送できるようにしてある。1
2は天井走行車との間の物品の入出庫ステーションで、
14は無人搬送車との間の入出庫ステーションであり、
15は物品である。
【0011】このように、複数のメインストッカ2とそ
の間を架設したサブストッカ4とでストッカシステムを
構成し、このシステムと平行に天井走行車20をレール
21に沿って走行させる。また22は入出庫ステーショ
ン14との間で物品を搬出入するための無人搬送車であ
る。
【0012】メインストッカ2の断面を図2に示すと、
物品15の搬送能力を高めるため、搬送経路8として左
行経路8−1と右行経路8−2の2つの経路を設け、各
経路に例えば昇降レール26を設けて、このレール上を
台車28を走行させる。台車28には例えば2段アーム
30を設けて、ストッカ内の保管場所24との間で物品
を搬出入させる。なおサブストッカ4の搬送経路もメイ
ンストッカ2の搬送経路と同様に構成し、ストッカ2,
4内での物品の搬送装置には昇降レール26を用いたも
の以外にも種々のものが知られ、実施例に限るものでは
ない。
【0013】搬送経路8,10は当初から完全に一体に
構成しても良いが、ここでは個々のメインストッカ2や
個々のサブストッカ4毎に個別の搬送経路8,10を設
けて、その間で物品を受け渡すようにした。32はメイ
ンストッカ2とサブストッカ4間の物品の受渡し部で、
メインストッカ側の台車28は受渡し部32に物品を載
置し、次いでサブストッカ4側の同様の台車が受渡し部
32から物品を受け取るように構成した。これはメイン
ストッカ2側の台車とサブストッカ4側の台車との間で
同期をとるのを不要にするためで、サブストッカ4から
メインストッカ2への物品の搬送も同様である。
【0014】図3に実施例での物品の流れを示すと、例
えば3個のメインストッカ2を直線状に配置し、この間
の間隔2箇所にサブストッカ4,4を設けて一体とす
る。そして左行経路8−1,10−1を連結して全体と
しての左行経路とし、右行経路8−2,10−2を連結
して全体としての右行経路として用いる。このためスト
ッカシステム内の任意の位置の間で、物品15を搬送で
きる。例えばストッカシステムを取り囲むようにレール
21を敷設し、天井走行車20を走行させる。34はタ
ーンテーブルで、天井走行車20の向きを変換するため
のものである。
【0015】このようにすると、ストッカシステムと外
部との間の物品の搬出入は入出庫ステーション12,1
4で行われ、左行経路8−1,10−1がシステム内で
連結され、同様に右行経路8−2,10−2がシステム
内で連結されているので、任意の入出庫ステーション1
2から入庫した物品を任意の保管場所24へと搬送でき
る。また同様にどの保管場所24からでも、任意の入出
庫ステーション12へ搬出できる。
【0016】サブストッカ4の下方のブリッジ部材6の
下側には無人搬送車22等の通路が確保され、例えばこ
の通路に面して入出庫ステーション14を設けてあるの
で、同様に任意の入出庫ステーション14と任意の保管
場所24とを接続できる。またサブストッカ4の下方の
通路はクリーンファンユニット7によりクリーン空調が
施され、これ以外の場所はクリーンルーム本来のクリー
ン空調が施されている。このためクリーンルームの清浄
度を高く保つことができる。
【0017】図3から明らかなように、ストッカシステ
ム内の搬送経路8,10は、天井走行車20や無人搬送
車22をバックアップできる。特にストッカシステムを
さらに長くし、例えばメインストッカ2に成膜装置やエ
ッチング装置その他の処理装置を連結した場合を考え
る。このような場合、各処理装置は最も手近かのメイン
ストッカ2の入出庫ステーション12,14から物品の
搬出入を行う。そして隣接した処理装置間での物品の移
動を、天井走行車20や無人搬送車22によらずに、搬
送経路8,10を用いて行うことができる。このように
すれば天井走行車20や無人搬送車22を長距離搬送用
とし、隣接工程間での短距離搬送はストッカシステム内
の搬送経路8,10で行うことができる。
【0018】
【変形例】図4に変形例を示す。なおこの変形例は図1
〜図3の実施例と一体であり、図1〜図3の実施例に関
する記載は特に断らない限りこの変形例にも当てはま
る。またこの変形例での開示は、特に断らない限り図1
〜図3の実施例にも適用できる。
【0019】変形例ではメインストッカ2に替えて、例
えば3つの処理装置41,42,43を間隔を置いて床
面に立設する。これらの処理装置41,42,43間に
は2つのサブストッカ4,4を配置し、実施例と同様に
ブリッジ部材6で架設し、ブリッジ部材6にはクリーン
ファンユニット7を設ける。しかし変形例では入出庫ス
テーション12をサブストッカ4側に設け、原則として
サブストッカ4で物品15を搬出入し、サブストッカ4
から処理装置へ搬送経路10−1,10−2を用いて物
品を搬出入し、受渡し部32でサブストッカ4と処理装
置間の物品の移動を行う。
【0020】工程が処理装置41から始まって、処理装
置42,処理装置43の順であるとすると、例えば最初
の保管部44へ天井走行車20から物品を搬入する。搬
入された物品は一時的にストックされ、左行経路10−
1を用いて処理装置41の受渡し部32へと搬入され
る。処理装置41はここから物品を受け取って成膜等の
処理を行った後、右行経路10−2に面した受渡し部3
2に物品を載置する。すると次の保管部45へ右行経路
10−2を用いて物品を搬入し、一時的に物品をストッ
クした後、処理装置42の受渡し部へと物品を搬入す
る。処理装置42で物品の処理が終ると、次の保管部4
6へ物品を搬入し、次いで処理装置43へと物品を搬入
する。処理装置43での物品の処理が終了すると、最後
の保管部47へ物品を搬入し、保管部47の入出庫ステ
ーションから物品を搬出する。
【0021】このようにすると、処理装置41,42,
43内での物品の流れはストッカシステム内で完結し
て、天井走行車20等の負担を軽減できる。仮に図4の
鎖線で示したように処理装置41,43に入出庫ステー
ション14を設ければ、搬送経路10を用いて図の左側
のレール21Lから図の右側のレール21Rまで物品を
搬送し、天井走行車20をバックアップすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のストッカシステムの斜視図
【図2】 実施例でのメインストッカの断面図
【図3】 実施例のストッカシステムの配置を示す平面
【図4】 変形例のストッカシステムの配置を示す平面
【符号の説明】
2 メインストッカ 4 サブストッカ 6 ブリッジ部材 7 クリーンファンユニット 8,10 搬送経路 8−1,10−1 左行経路 8−2,10−2 右行経路 12,14 入出庫ステーション 20 天井走行車 21 レール 22 無人搬送車 24 保管場所 26 昇降レール 28 台車 30 2段アーム 32 受渡し部 34 ターンテーブル 41,42,43 処理装置 44,45,46,47 保管部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のストッカもしくは処理装置を間隔
    を開けて床面に少なくとも2個立設し、該第1のストッ
    カ間もしくは処理装置間に第2のストッカを下方に通路
    が形成されるように架設したことを特徴とする、ストッ
    カシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1のストッカもしくは処理装置
    と、前記第2のストッカ間とで物品を搬送するための手
    段を設けたことを特徴とする、請求項1のストッカシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記第2のストッカをブリッジ部材上に
    架設し、該ブリッジ部材に下方に向けてクリーンエアを
    送風するためのクリーンファンユニットを設けたことを
    特徴とする、請求項1または2のストッカシステム。
JP16794597A 1997-06-09 1997-06-09 ストッカシステム Pending JPH10338306A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16794597A JPH10338306A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ストッカシステム

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JP16794597A JPH10338306A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ストッカシステム

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JPH10338306A true JPH10338306A (ja) 1998-12-22

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ID=15858970

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JP16794597A Pending JPH10338306A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ストッカシステム

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JP (1) JPH10338306A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002068404A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Shinko Electric Co Ltd 搬送車両の軌道構造
JP2009096610A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Asyst Technologies Japan Inc 保管庫セット及び保管庫付き搬送システム

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