JPH10338024A - 空調ユニットを装備した走行作業車 - Google Patents
空調ユニットを装備した走行作業車Info
- Publication number
- JPH10338024A JPH10338024A JP14831697A JP14831697A JPH10338024A JP H10338024 A JPH10338024 A JP H10338024A JP 14831697 A JP14831697 A JP 14831697A JP 14831697 A JP14831697 A JP 14831697A JP H10338024 A JPH10338024 A JP H10338024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- conditioning unit
- unit
- air conditioning
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャビンレスの走行作業車で冷・暖房を簡易
な構成としてオペレータの環境を良くする。 【解決手段】 運転操縦部11の左右に位置している後
輪フェンダ5に、空調ユニット2からの空調空気流を噴
出する吐出部24を備えている。
な構成としてオペレータの環境を良くする。 【解決手段】 運転操縦部11の左右に位置している後
輪フェンダ5に、空調ユニット2からの空調空気流を噴
出する吐出部24を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ、バック
ホー、コンバイン等の走行作業車に係り、より具体的に
は、全天候形の空調ユニット(空気調和ユニットであ
り、冷房、暖房、送風、冷暖房両用型をいう)を装備し
た走行作業車に関する。
ホー、コンバイン等の走行作業車に係り、より具体的に
は、全天候形の空調ユニット(空気調和ユニットであ
り、冷房、暖房、送風、冷暖房両用型をいう)を装備し
た走行作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタ、バックホー、コンバイン等の
走行作業車を用いて耕起、除草、掘削、収穫等の各種作
業を行うとき、その作業季節が夏期のときには冷房が、
冬季のときには暖房ができれば、オペレータは快適な環
境の下で作業できる。このため、実開昭54−1335
50号公報では、キャビン付トラクタの空気調和装置が
提案されている(従来例の1)。
走行作業車を用いて耕起、除草、掘削、収穫等の各種作
業を行うとき、その作業季節が夏期のときには冷房が、
冬季のときには暖房ができれば、オペレータは快適な環
境の下で作業できる。このため、実開昭54−1335
50号公報では、キャビン付トラクタの空気調和装置が
提案されている(従来例の1)。
【0003】また、実開昭58−126513号公報で
は、キャビン付トラクタのクーリングユニットの取付装
置が提案されている(従来例の2)。更に、実開昭60
−5910号公報では、乗用トラクタにおけるキャビン
暖房装置が提案されている(従来例の3)。また、特開
平5−294129号公報、特開平7−47832号公
報にはトラクタボンネットに内装したキャビン付トラク
タの空調装置が提案されている(従来例の4)。
は、キャビン付トラクタのクーリングユニットの取付装
置が提案されている(従来例の2)。更に、実開昭60
−5910号公報では、乗用トラクタにおけるキャビン
暖房装置が提案されている(従来例の3)。また、特開
平5−294129号公報、特開平7−47832号公
報にはトラクタボンネットに内装したキャビン付トラク
タの空調装置が提案されている(従来例の4)。
【0004】更に、実開昭57−108421号公報に
は、キャノピー(日除け)の天井部から座席を包囲して
エアーカーテンを造成したものが提案されている(従来
例の5)。また、実開平6−50915号公報には、キ
ャノピーの天井部に冷風装置を装着したコンバインが提
案されている(従来例の6)。
は、キャノピー(日除け)の天井部から座席を包囲して
エアーカーテンを造成したものが提案されている(従来
例の5)。また、実開平6−50915号公報には、キ
ャノピーの天井部に冷風装置を装着したコンバインが提
案されている(従来例の6)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来例の1〜
6はいずれもそれなりに有用ではあるけれども、次のよ
うな課題があった。従来例の1〜4はいずれもキャビン
付であったため、ハウス内での作業ができないものであ
った。
6はいずれもそれなりに有用ではあるけれども、次のよ
うな課題があった。従来例の1〜4はいずれもキャビン
付であったため、ハウス内での作業ができないものであ
った。
【0006】従来例の4においてキャビンを有しない走
行作業車に適用しようとしても空調ユニットがボンネッ
ト内装形であるため、大掛かりな設計変更が必要となっ
て実用性の面で課題があるし、エンジン等の高温域に装
備されるため、空調効率が低くなるという技術上の課題
があった。一方、従来例の5及び6は、キャビンを有し
ないことから、この技術をトラクタに適用すると、ハウ
ス内での作業ができるが、従来例の5においては、オペ
レータに対して空調流が噴出されないため、夏期のハウ
ス内作業は特に熱気環境下であることから、快適な作業
が期待できないものであり、また、従来例の6では、冷
風吹出口を運転席に向けて開口しているけれども、該吹
出口は所謂鎧板構造となっていたため、空調流が分散流
となってオペレータに到着するときは最早冷風ではな
く、単なる送風となってこれでは到底ハウス内作業に採
用しても意味がないものであった。
行作業車に適用しようとしても空調ユニットがボンネッ
ト内装形であるため、大掛かりな設計変更が必要となっ
て実用性の面で課題があるし、エンジン等の高温域に装
備されるため、空調効率が低くなるという技術上の課題
があった。一方、従来例の5及び6は、キャビンを有し
ないことから、この技術をトラクタに適用すると、ハウ
ス内での作業ができるが、従来例の5においては、オペ
レータに対して空調流が噴出されないため、夏期のハウ
ス内作業は特に熱気環境下であることから、快適な作業
が期待できないものであり、また、従来例の6では、冷
風吹出口を運転席に向けて開口しているけれども、該吹
出口は所謂鎧板構造となっていたため、空調流が分散流
となってオペレータに到着するときは最早冷風ではな
く、単なる送風となってこれでは到底ハウス内作業に採
用しても意味がないものであった。
【0007】また、一般に、空調ユニットは、フィルタ
ー要素、送風要素および熱交換要素を空気流に沿って横
置又は縦置するのが通例で、これら要素を外殻体(ケー
ス)で包み込んでユニットとしていたとしても、作業が
雨天であれば雨水が内部に浸入するし、また、洗車等に
よって水が内部に浸入し、所謂全天候形の空調ユニット
としては、耐久性の点で課題があった。
ー要素、送風要素および熱交換要素を空気流に沿って横
置又は縦置するのが通例で、これら要素を外殻体(ケー
ス)で包み込んでユニットとしていたとしても、作業が
雨天であれば雨水が内部に浸入するし、また、洗車等に
よって水が内部に浸入し、所謂全天候形の空調ユニット
としては、耐久性の点で課題があった。
【0008】そこで本発明の出願人は、オペレータの顔
面部に対して大容量の空調流(冷風、暖風)を集中的
(スポット的)、すなわち分散させることなく吹付ける
ことによって、快適な操縦を約束できる全天候形空調ユ
ニットおよびこれを装備した走行作業車を提案している
(特願平8−140286号参照)。この提案技術はそ
れなりに有用ではあるものの、空調空気流が冷気である
ときはいいけれども暖気であるときには、暖房効果が差
程期待できないものであった。
面部に対して大容量の空調流(冷風、暖風)を集中的
(スポット的)、すなわち分散させることなく吹付ける
ことによって、快適な操縦を約束できる全天候形空調ユ
ニットおよびこれを装備した走行作業車を提案している
(特願平8−140286号参照)。この提案技術はそ
れなりに有用ではあるものの、空調空気流が冷気である
ときはいいけれども暖気であるときには、暖房効果が差
程期待できないものであった。
【0009】また、走行作業車がトラクタであるときに
は、該トラクタにローダ等を装着して所謂フロントロー
ダにしようとするとき、空調ユニットがローダフレーム
を装着するときの障害となって、実質的にフロントロー
ダとすることができず、これでは、トラクタの多様化が
期待できないものであった。更に、空調ユニットを乗降
ステップ部分に備えたときには、乗降障害となるという
課題があった。
は、該トラクタにローダ等を装着して所謂フロントロー
ダにしようとするとき、空調ユニットがローダフレーム
を装着するときの障害となって、実質的にフロントロー
ダとすることができず、これでは、トラクタの多様化が
期待できないものであった。更に、空調ユニットを乗降
ステップ部分に備えたときには、乗降障害となるという
課題があった。
【0010】そこで本発明は、安価でコンパクトな簡易
形空調ユニットを装備することによって、効率的な冷・
暖房を保証した走行作業車を提供することが目的であ
る。ここで、走行作業車とは、トラクタ、バックホー、
コンバイン等をいい、特に、トラクタであるときには、
空調ユニットを装備してもフロントローダと利用できる
だけでなく、乗降障害となるのを防止するのである。
形空調ユニットを装備することによって、効率的な冷・
暖房を保証した走行作業車を提供することが目的であ
る。ここで、走行作業車とは、トラクタ、バックホー、
コンバイン等をいい、特に、トラクタであるときには、
空調ユニットを装備してもフロントローダと利用できる
だけでなく、乗降障害となるのを防止するのである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、運転操縦部を包囲するキャビンを搭載し
ていない走行作業車に空調ユニットを装備したものにお
いて、前記空調ユニットの空調空気流の吐出部を運転操
縦部の近傍に伸縮自在として設けていることを特徴とす
るものであり、このような構成を採用したことにより、
空調空気流(冷風、暖風、送風等をいう)を運転者の希
望する部位(足元、腰、肩、顔面等)にスポット的(集
中的)に吹付けることができるし、また、乗降するとき
は吐出部を乗降障害とならない位置に変向することがで
きる。
に本発明では、運転操縦部を包囲するキャビンを搭載し
ていない走行作業車に空調ユニットを装備したものにお
いて、前記空調ユニットの空調空気流の吐出部を運転操
縦部の近傍に伸縮自在として設けていることを特徴とす
るものであり、このような構成を採用したことにより、
空調空気流(冷風、暖風、送風等をいう)を運転者の希
望する部位(足元、腰、肩、顔面等)にスポット的(集
中的)に吹付けることができるし、また、乗降するとき
は吐出部を乗降障害とならない位置に変向することがで
きる。
【0012】ここで、伸縮自在とは伸縮ジャバラホース
による伸縮、望遠鏡のようにテレスコピックによる伸縮
および首振り自在とすることによる伸縮等をいい、この
ように伸縮自在な吐出部は、座席に着脱自在として連結
したり、座席に居る運転者の被服(防寒服等)に着脱自
在として連結することができるのである。更に、本発明
においては、前記空調ユニットの空調空気流の吐出部を
運転操縦部の近傍に複数個備え、該吐出部は異なる構造
とされていることを特徴とするものであり、このような
構成を採用したことにより、例えば、吐出部を左右フェ
ンダの前上部に備えたとき、通常トラクタは左ステップ
を利用しての乗降が支配されているので、右側の吐出部
は吐出面積を左側の吐出部の吐出面積より大きくした
り、右側の吐出部はこれを伸縮自在とし、左側の吐出部
は首振り自在としたり、各部位において異なる構造(機
能を含む)とすることで必要部位のスポット吹付けが可
能であるし、フロントローダの装着にも支障がないので
ある。
による伸縮、望遠鏡のようにテレスコピックによる伸縮
および首振り自在とすることによる伸縮等をいい、この
ように伸縮自在な吐出部は、座席に着脱自在として連結
したり、座席に居る運転者の被服(防寒服等)に着脱自
在として連結することができるのである。更に、本発明
においては、前記空調ユニットの空調空気流の吐出部を
運転操縦部の近傍に複数個備え、該吐出部は異なる構造
とされていることを特徴とするものであり、このような
構成を採用したことにより、例えば、吐出部を左右フェ
ンダの前上部に備えたとき、通常トラクタは左ステップ
を利用しての乗降が支配されているので、右側の吐出部
は吐出面積を左側の吐出部の吐出面積より大きくした
り、右側の吐出部はこれを伸縮自在とし、左側の吐出部
は首振り自在としたり、各部位において異なる構造(機
能を含む)とすることで必要部位のスポット吹付けが可
能であるし、フロントローダの装着にも支障がないので
ある。
【0013】また、本発明においては、前記空調ユニッ
トの空調空気流の吐出部を運転操縦部の近傍に設け、該
運転操縦部を包囲するキャビンでない簡易箱状体を設
け、該簡易箱状体の少なくとも前左右が可視性の膜とさ
れていることを特徴とするものであり、運転操縦部を簡
易箱状体で包囲することによって外気を遮断して空調空
気流による冷房、暖房、送風等の効率が向上されるし、
このとき、簡易箱状体は安全キャブとは異なり、折畳ん
だり取外したりすることが容易となってハウス内作業に
も適応可能で快適な運転を保証するのである。
トの空調空気流の吐出部を運転操縦部の近傍に設け、該
運転操縦部を包囲するキャビンでない簡易箱状体を設
け、該簡易箱状体の少なくとも前左右が可視性の膜とさ
れていることを特徴とするものであり、運転操縦部を簡
易箱状体で包囲することによって外気を遮断して空調空
気流による冷房、暖房、送風等の効率が向上されるし、
このとき、簡易箱状体は安全キャブとは異なり、折畳ん
だり取外したりすることが容易となってハウス内作業に
も適応可能で快適な運転を保証するのである。
【0014】更に本発明においては、前記空調ユニット
の空調空気流の吐出部を運転操縦部の近傍に設け、該運
転操縦部の前方に可視性の防風衝立を設けていることを
特徴とするものであり、このような構成を採用したこと
によって、走行作業中において運転者の防風が確実で、
一方、防風することによって空調空気流の乱れが少なく
なって空調効率が向上するのである。
の空調空気流の吐出部を運転操縦部の近傍に設け、該運
転操縦部の前方に可視性の防風衝立を設けていることを
特徴とするものであり、このような構成を採用したこと
によって、走行作業中において運転者の防風が確実で、
一方、防風することによって空調空気流の乱れが少なく
なって空調効率が向上するのである。
【0015】また、本発明においては、空調空気流の吐
出部を運転操縦部の近傍に位置させて空調ユニットをオ
プションとして備えていることを特徴とするものであり
前記空調ユニットを運転操縦部における座席後方又は鋼
輪後輪フェンダにオプションとして設けることにより、
走行作業車がトラクタ(車輪形、クローラ形のいずれで
も良い)であるとき、フロントローダに供するためにロ
ーダフレームの装着に支障はなく、また、乗降ステップ
を広くすることも可能となるのであり、更には、ハウス
内および一般圃場での作業においてオペレータの運転環
境は良好になるのである。
出部を運転操縦部の近傍に位置させて空調ユニットをオ
プションとして備えていることを特徴とするものであり
前記空調ユニットを運転操縦部における座席後方又は鋼
輪後輪フェンダにオプションとして設けることにより、
走行作業車がトラクタ(車輪形、クローラ形のいずれで
も良い)であるとき、フロントローダに供するためにロ
ーダフレームの装着に支障はなく、また、乗降ステップ
を広くすることも可能となるのであり、更には、ハウス
内および一般圃場での作業においてオペレータの運転環
境は良好になるのである。
【0016】また、後輪フェンダ上にオプションとして
空調ユニットを備えることで、該ユニットのダクトを運
転者のひじ掛けとすることもできるし、外観性も良好に
なるのである。また、運転操縦部における座席の後方で
かつ座席両側の後輪フェンダ間に空調ユニットをオプシ
ョンとして備えることでフロアーシートの後輪フェンダ
間における立上り壁を利用しての空調ユニットの装備が
可能となるのであり、この場合において、空調ユニット
の外気導入部を座席に面する内側または外側に備えてい
ることにより、通常、座席は車体の上部にあってこの作
業車にロータリ等を装着しての作業を実施しても作業陣
塵(沼土、飛流粉末等)の影響を受けることが少なくな
るし、外気導入部にフィルター要素を装備させることに
よって熱交換要素等の目詰まり少なくできるのである。
空調ユニットを備えることで、該ユニットのダクトを運
転者のひじ掛けとすることもできるし、外観性も良好に
なるのである。また、運転操縦部における座席の後方で
かつ座席両側の後輪フェンダ間に空調ユニットをオプシ
ョンとして備えることでフロアーシートの後輪フェンダ
間における立上り壁を利用しての空調ユニットの装備が
可能となるのであり、この場合において、空調ユニット
の外気導入部を座席に面する内側または外側に備えてい
ることにより、通常、座席は車体の上部にあってこの作
業車にロータリ等を装着しての作業を実施しても作業陣
塵(沼土、飛流粉末等)の影響を受けることが少なくな
るし、外気導入部にフィルター要素を装備させることに
よって熱交換要素等の目詰まり少なくできるのである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1から図6は、2軸4車輪
形トラクタで例示する走行作業車1の座席後方に空調ユ
ニット2を装着した第1の実施形態を示している。ここ
で空調ユニットとは、冷房専用、暖房専用、送風専用、
冷暖房兼用形で外気を導入して熱交換要素で空気調和を
し、この空調空気流を吐出するものをいう。
の形態について説明する。図1から図6は、2軸4車輪
形トラクタで例示する走行作業車1の座席後方に空調ユ
ニット2を装着した第1の実施形態を示している。ここ
で空調ユニットとは、冷房専用、暖房専用、送風専用、
冷暖房兼用形で外気を導入して熱交換要素で空気調和を
し、この空調空気流を吐出するものをいう。
【0018】図1・2において、作業車1は左右一対の
前輪3と後輪4とを備え、左右の後輪フェンダ5間に座
席6を有している。前・後輪3,4間の左右に乗降口7
を備え、該乗降口7は、車体8より左右に張出たステッ
プ9によって構成されている。座席6の前方に操縦ハン
ドル10を有し、オペレータQは、座席6にいてハンド
ル10を握って操縦し、ここに、運転操縦部11を構成
している。
前輪3と後輪4とを備え、左右の後輪フェンダ5間に座
席6を有している。前・後輪3,4間の左右に乗降口7
を備え、該乗降口7は、車体8より左右に張出たステッ
プ9によって構成されている。座席6の前方に操縦ハン
ドル10を有し、オペレータQは、座席6にいてハンド
ル10を握って操縦し、ここに、運転操縦部11を構成
している。
【0019】ハンドル10は、エンジンを覆っているボ
ンネット12の後部に立設されていて、左右の乗降口7
にはブレーキペダル、フットアクセルペダル、クラッチ
ペダル等のペダル手段が備えられている。運転操縦部1
1は、図3で示しているように実質的に左右ステップ9
を有し、後輪フェンダ5を一体に備えているフロアーシ
ート14を含み、該フロアーシータ14は、座席6の装
着部14Aが水平面上にあってこの後部の立上り壁14
Bを備え、該立上がり壁14Bは後方上向に傾斜されて
いて防泥カバーを兼ねていて車体8の上面に装着されて
いる。
ンネット12の後部に立設されていて、左右の乗降口7
にはブレーキペダル、フットアクセルペダル、クラッチ
ペダル等のペダル手段が備えられている。運転操縦部1
1は、図3で示しているように実質的に左右ステップ9
を有し、後輪フェンダ5を一体に備えているフロアーシ
ート14を含み、該フロアーシータ14は、座席6の装
着部14Aが水平面上にあってこの後部の立上り壁14
Bを備え、該立上がり壁14Bは後方上向に傾斜されて
いて防泥カバーを兼ねていて車体8の上面に装着されて
いる。
【0020】図1および図2で示す走行作業車1は、運
転操縦部11を包囲するキャビンを搭載していない所謂
キャビンレスであり、車輪形で示しているが、クローラ
形であってもよい。運転操縦部11の後方には安全フレ
ーム13が備えられており、該安全フレーム13は、図
3で示すように車体8の一部である左右の後車軸箱8A
に下部が固設されていて後輪フェンダ5の背後に立設さ
れている左右の取付支柱13Aとこの左右の取付支柱1
3Aに跨がって締付具13Bによって折畳み固定自在に
備えた門形部材13Cとからなり、該門形部材13Cは
取付支柱13Aより前方立上り状に湾曲部13Dを有し
ている。
転操縦部11を包囲するキャビンを搭載していない所謂
キャビンレスであり、車輪形で示しているが、クローラ
形であってもよい。運転操縦部11の後方には安全フレ
ーム13が備えられており、該安全フレーム13は、図
3で示すように車体8の一部である左右の後車軸箱8A
に下部が固設されていて後輪フェンダ5の背後に立設さ
れている左右の取付支柱13Aとこの左右の取付支柱1
3Aに跨がって締付具13Bによって折畳み固定自在に
備えた門形部材13Cとからなり、該門形部材13Cは
取付支柱13Aより前方立上り状に湾曲部13Dを有し
ている。
【0021】フロアーデッキ14の立上り壁14Bを利
用して空調ユニット2が装着されており、この空調ユニ
ット2は、図9及び図10で示すように、フィルタ要素
15、冷房用熱交換要素(クーラー)16および暖房用
熱交換要素(ヒーター)17および送風要素18を横並
べしてケース本体19に収納しており、フィルタ要素1
5はカセット式であって座席6側(前方)から又は後方
から引出し自在とされてケース本体19に備えられ、該
フィルタ要素15の上流側(空気の流れ方向の上手側)
には外気導入部20がケース本体19に形成されてい
て、図9では座席6に面する内側の左方に形成されてい
るが、これは図1で示すように右方に形成しても又、外
側又は上側に形成しても良い。
用して空調ユニット2が装着されており、この空調ユニ
ット2は、図9及び図10で示すように、フィルタ要素
15、冷房用熱交換要素(クーラー)16および暖房用
熱交換要素(ヒーター)17および送風要素18を横並
べしてケース本体19に収納しており、フィルタ要素1
5はカセット式であって座席6側(前方)から又は後方
から引出し自在とされてケース本体19に備えられ、該
フィルタ要素15の上流側(空気の流れ方向の上手側)
には外気導入部20がケース本体19に形成されてい
て、図9では座席6に面する内側の左方に形成されてい
るが、これは図1で示すように右方に形成しても又、外
側又は上側に形成しても良い。
【0022】外気導入部20を内側に備えたときは、走
行作業車1の後部に三点リンク等を介してロータリ等を
装着して作業しているとき、泥土等が飛行等することか
ら、目詰まりするのでこれを防止できる点で有利とな
る。但し、外気導入部20にアミ、フィルタ等を装着で
きることから、外気導入部20は座席6の近傍に設ける
ことができ、ここで近傍とは座席6側の中央、左右、上
下ケース本体19の後面で中央、左右、上下、フェンダ
5等に形成することを意味している。
行作業車1の後部に三点リンク等を介してロータリ等を
装着して作業しているとき、泥土等が飛行等することか
ら、目詰まりするのでこれを防止できる点で有利とな
る。但し、外気導入部20にアミ、フィルタ等を装着で
きることから、外気導入部20は座席6の近傍に設ける
ことができ、ここで近傍とは座席6側の中央、左右、上
下ケース本体19の後面で中央、左右、上下、フェンダ
5等に形成することを意味している。
【0023】送風要素18は電動モータ21によって起
動されるブロア18Aであって、このブロア18Aの噴
出口18Bには左右分流用の第1ダクト22の接続口2
2Aが連通され、該第1ダクト22はケース本体19の
上部に配置されていて左右方向に延伸されており、図9
で示すように断面矩形の通風路22Bとされている。但
し、該通風路は断面円形、楕円等その形状は任意であ
る。
動されるブロア18Aであって、このブロア18Aの噴
出口18Bには左右分流用の第1ダクト22の接続口2
2Aが連通され、該第1ダクト22はケース本体19の
上部に配置されていて左右方向に延伸されており、図9
で示すように断面矩形の通風路22Bとされている。但
し、該通風路は断面円形、楕円等その形状は任意であ
る。
【0024】第1ダクト22の左右両端には左右の第2
ダクト23が連通接続されていて、該第2ダクト23は
前方に延伸されている。第2ダクト23はフェンダ5の
上面(天板部)に沿って延伸しており、該ダクト23に
は空調空気流の吐出部24が座席5に居る運転者の横又
は斜前若しくは双方に備えられており、図4では双方に
備えたものを示している。
ダクト23が連通接続されていて、該第2ダクト23は
前方に延伸されている。第2ダクト23はフェンダ5の
上面(天板部)に沿って延伸しており、該ダクト23に
は空調空気流の吐出部24が座席5に居る運転者の横又
は斜前若しくは双方に備えられており、図4では双方に
備えたものを示している。
【0025】図2に示した実施の形態では、左右の第2
ダクト23はフェンダ5の天板部に内装されているが、
図1および図4・5で示すようにフェンダ5の天板部の
外上面5Aにオプションとしてボルトナット手段25に
よって着脱自在に取付けることが望ましい。この場合、
第1ダクト22と左右の第2ダクト23との接続部には
接続ダクト26を介して連通することがオプションとし
て組付けるときの組付誤差を吸収できて有利である。
ダクト23はフェンダ5の天板部に内装されているが、
図1および図4・5で示すようにフェンダ5の天板部の
外上面5Aにオプションとしてボルトナット手段25に
よって着脱自在に取付けることが望ましい。この場合、
第1ダクト22と左右の第2ダクト23との接続部には
接続ダクト26を介して連通することがオプションとし
て組付けるときの組付誤差を吸収できて有利である。
【0026】左右の第2ダクト23は実質的にカバー2
3Aによって覆われており、このカバー23Aが実質的
にボルトナット手段25によってフェンダ5に取付けら
れていて、該カバー23Aがフェンダ5の天板部に備え
られることで座席6の両脇においてひじ掛けとして利用
可能とされている。空調空気流(冷房、暖房、送風等を
いう)を噴出する吐出部24は運転操縦部11の近傍に
複数備えられているが、図4および図5で示す実施の形
態では左側吐出部24が後方側寄りで右側吐出部24が
前方側寄りとされていて前後の位置がずらされ、かつ、
図5で特に示すように、上方拡開状の傾斜面27に球面
座によって全方向可変形(全方向伸縮形)の半球状の吐
出部24が、左側が小容量(小径)、右側が大容量(大
径)として異なる構造として備えられている。
3Aによって覆われており、このカバー23Aが実質的
にボルトナット手段25によってフェンダ5に取付けら
れていて、該カバー23Aがフェンダ5の天板部に備え
られることで座席6の両脇においてひじ掛けとして利用
可能とされている。空調空気流(冷房、暖房、送風等を
いう)を噴出する吐出部24は運転操縦部11の近傍に
複数備えられているが、図4および図5で示す実施の形
態では左側吐出部24が後方側寄りで右側吐出部24が
前方側寄りとされていて前後の位置がずらされ、かつ、
図5で特に示すように、上方拡開状の傾斜面27に球面
座によって全方向可変形(全方向伸縮形)の半球状の吐
出部24が、左側が小容量(小径)、右側が大容量(大
径)として異なる構造として備えられている。
【0027】これは、通常トラクタにおいては、左ステ
ップ9を有する乗降口7が乗降りに際して専ら利用さ
れ、右ステップ9を有する乗降口7は乗降りの使用頻度
が少ないことから、左側の吐出部24の位置を右側の吐
出部24よりも後方側でかつ小径とすることで乗降を容
易としたのである。図6(1)(2)(3)を参照する
と、吐出部24としてジャバラ部28を有する伸縮自在
の一例が示してあり、該ジャバラ部28はこれを引出し
ていない(図6(1)の状態)ときは空調空気流が座席
6の背もたれ高さ位置にあり、この状態からジャバラ部
28を引出して図6(2)で示すように吐出部24を上
向にしたり、図6(3)で示すように下向きにしたりし
て、オペレータの顔面、肩、腰、足元のように任意の位
置に空調空気流を噴出可能としており、ジャバラ部28
を最大伸長させたときには、吐出部24を座席6の適所
に着脱自在に連結したり、座席6のオペレータの被服
(防寒具)に着脱自在に連結したりすることができる。
ップ9を有する乗降口7が乗降りに際して専ら利用さ
れ、右ステップ9を有する乗降口7は乗降りの使用頻度
が少ないことから、左側の吐出部24の位置を右側の吐
出部24よりも後方側でかつ小径とすることで乗降を容
易としたのである。図6(1)(2)(3)を参照する
と、吐出部24としてジャバラ部28を有する伸縮自在
の一例が示してあり、該ジャバラ部28はこれを引出し
ていない(図6(1)の状態)ときは空調空気流が座席
6の背もたれ高さ位置にあり、この状態からジャバラ部
28を引出して図6(2)で示すように吐出部24を上
向にしたり、図6(3)で示すように下向きにしたりし
て、オペレータの顔面、肩、腰、足元のように任意の位
置に空調空気流を噴出可能としており、ジャバラ部28
を最大伸長させたときには、吐出部24を座席6の適所
に着脱自在に連結したり、座席6のオペレータの被服
(防寒具)に着脱自在に連結したりすることができる。
【0028】なお、ジャバラ部28はこれを介して図6
(2)(3)で示すように屈曲させたとき、この屈曲姿
勢を保持可能であり、また、吐出部24はこの軸心側に
回動自在である。更に、吐出部24の伸縮自在な構成と
しては、図7で示すように吐出部24を望遠鏡筒のよう
にテレスコピック形の伸縮管29とすることもできる
し、図8で示すように伸縮管29とジャバラ部28とを
組合わせたものであっても良い。
(2)(3)で示すように屈曲させたとき、この屈曲姿
勢を保持可能であり、また、吐出部24はこの軸心側に
回動自在である。更に、吐出部24の伸縮自在な構成と
しては、図7で示すように吐出部24を望遠鏡筒のよう
にテレスコピック形の伸縮管29とすることもできる
し、図8で示すように伸縮管29とジャバラ部28とを
組合わせたものであっても良い。
【0029】なお、図6〜図8では、左側の吐出部24
について図示しているが、これは右側の吐出部24につ
いても採用できるし、また、図6〜図8の構成を左右吐
出部24に個別に採用したり、右側吐出部24は球座面
による全方向形による伸縮で、左側は図6〜8のいずれ
かのものを採用できる。更に、図4〜図8はいずれも空
調ユニット2およびダクト22、23をオプシュンとし
て装着しているが、このとき、図8で示すように座席6
の近傍に水筒受け、灰皿等の受け具30をフェンダ内側
又は全部に備えることが望ましい。
について図示しているが、これは右側の吐出部24につ
いても採用できるし、また、図6〜図8の構成を左右吐
出部24に個別に採用したり、右側吐出部24は球座面
による全方向形による伸縮で、左側は図6〜8のいずれ
かのものを採用できる。更に、図4〜図8はいずれも空
調ユニット2およびダクト22、23をオプシュンとし
て装着しているが、このとき、図8で示すように座席6
の近傍に水筒受け、灰皿等の受け具30をフェンダ内側
又は全部に備えることが望ましい。
【0030】いずれにしても吐出部24は、ダクト23
の断面積とほぼ同じ断面積の吐出部24をひとつとする
ことにより、空気流は分散流ではなく塊流(容積流)と
なって、顔面部等の運転者Qが必要とする部位に到るま
でも充分な冷風・暖風を確保することができる。図5お
よび図9において、31は制御部であって、送風、冷
房、暖房、停止への切換スイッチ31Aを備えていると
ともに、それらの風量調整レバー31Bを備えている。
の断面積とほぼ同じ断面積の吐出部24をひとつとする
ことにより、空気流は分散流ではなく塊流(容積流)と
なって、顔面部等の運転者Qが必要とする部位に到るま
でも充分な冷風・暖風を確保することができる。図5お
よび図9において、31は制御部であって、送風、冷
房、暖房、停止への切換スイッチ31Aを備えていると
ともに、それらの風量調整レバー31Bを備えている。
【0031】熱交換要素16,17は図9で示すように
フロン等のガスを導入口32から供給し、熱交換部を経
由して導出口33から取出すものであって、熱交換部1
6A,17Aがフィン付ジャバラ管等で構成されていて
空調流が接触することにより、冷風又は暖風等の空調流
となるのである。なお、フロン等のガス媒体は、ボンネ
ット12内等に備えているコンプレッサからホース等を
介して導出されており、図9において、34はドレン
(水抜き)を示している。
フロン等のガスを導入口32から供給し、熱交換部を経
由して導出口33から取出すものであって、熱交換部1
6A,17Aがフィン付ジャバラ管等で構成されていて
空調流が接触することにより、冷風又は暖風等の空調流
となるのである。なお、フロン等のガス媒体は、ボンネ
ット12内等に備えているコンプレッサからホース等を
介して導出されており、図9において、34はドレン
(水抜き)を示している。
【0032】更に、外気導入部20と制御部31は図5
で示すように右側内面(座席側)に備えることができる
し、図9で示すように左右に振分けて備えることもでき
る。図11は上述した各実施形態の空調ユニット2を備
えたトラクタ(走行作業車)の運転操縦部11を包囲す
るキャビンでない簡易箱状体35を設け、該簡易箱状体
35の少なくとも前左右が可視性の膜36とされている
ものであり、簡易箱状体35の骨格(左右支柱35Aと
天板35B)は、ハウスの出入口を通過するときは、こ
れを折畳むか取外してハウス内において起立若しくは装
着してその周りにビニール等の膜36を止具(ホック、
ファスナー等)によって取囲むものであり、これによれ
ば、空調空気流は膜36で囲まれた雰囲気内で吐出され
ることから、空調効率が向上できるのである。図12は
上述した各実施形態の空調ユニット2を備えたトラクタ
(走行作業車)の運転操縦部11の前方、具体的にはボ
ンネット12の後部に、可視性(ビニール膜、プラスチ
ック等)の防風衝立37を設けたものであり、これによ
ればオペレータは走行作業中の風を受けることが少なく
なって空調空気流の効率化が図れるのである。
で示すように右側内面(座席側)に備えることができる
し、図9で示すように左右に振分けて備えることもでき
る。図11は上述した各実施形態の空調ユニット2を備
えたトラクタ(走行作業車)の運転操縦部11を包囲す
るキャビンでない簡易箱状体35を設け、該簡易箱状体
35の少なくとも前左右が可視性の膜36とされている
ものであり、簡易箱状体35の骨格(左右支柱35Aと
天板35B)は、ハウスの出入口を通過するときは、こ
れを折畳むか取外してハウス内において起立若しくは装
着してその周りにビニール等の膜36を止具(ホック、
ファスナー等)によって取囲むものであり、これによれ
ば、空調空気流は膜36で囲まれた雰囲気内で吐出され
ることから、空調効率が向上できるのである。図12は
上述した各実施形態の空調ユニット2を備えたトラクタ
(走行作業車)の運転操縦部11の前方、具体的にはボ
ンネット12の後部に、可視性(ビニール膜、プラスチ
ック等)の防風衝立37を設けたものであり、これによ
ればオペレータは走行作業中の風を受けることが少なく
なって空調空気流の効率化が図れるのである。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、全
天候形の空調ユニットを装備することによって、オペレ
ータの運転環境は良好とできるし、フロントローダを装
着するにも支障はないのである。
天候形の空調ユニットを装備することによって、オペレ
ータの運転環境は良好とできるし、フロントローダを装
着するにも支障はないのである。
【図1】本発明の第一実施形態の空調ユニットを備えた
走行作業車の斜視図である。
走行作業車の斜視図である。
【図2】第2実施形態の平面図である。
【図3】図1の要部側面図である。
【図4】図1の要部平面図である。
【図5】図1の要部正面図である。
【図6】図1の作用図であり、1は斜視図、2,3は吐
出方向を変向した斜視図である。
出方向を変向した斜視図である。
【図7】第3実施形態の要部斜視図である。
【図8】第4実施形態の要部斜視図である。
【図9】空調ユニットの正面図である。
【図10】空調ユニットの平面図である。
【図11】本発明の他の走行作業車を示す斜視図であ
る。
る。
【図12】本発明の他の走行作業車を示す斜視図であ
る。
る。
1 走行作業車 2 空調ユニット 6 座席 20 外気導入部 23 ダクト 24 吐出部
Claims (5)
- 【請求項1】 運転操縦部を包囲するキャビンを搭載し
ていない走行作業車に空調ユニットを装備したものにお
いて、 前記空調ユニットの空調空気流の吐出部を運転操縦部の
近傍に伸縮自在として設けていることを特徴とする空調
ユニットを装備した走行作業車。 - 【請求項2】 運転操縦部を包囲するキャビンを搭載し
ていない走行作業車に空調ユニットを装備したものにお
いて、 前記空調ユニットの空調空気流の吐出部を運転操縦部の
近傍に複数個備え、該吐出部は異なる構造とされている
ことを特徴とする空調ユニットを装備した走行作業車。 - 【請求項3】 運転操縦部を包囲するキャビンを搭載し
ていない走行作業車に空調ユニットを装備したものにお
いて、 前記空調ユニットの空調空気流の吐出部を運転操縦部の
近傍に設け、該運転操縦部を包囲するキャビンでない簡
易箱状体を設け、該簡易箱状体の少なくとも前左右が可
視性の膜とされていることを特徴とする空調ユニットを
装備した走行作業車。 - 【請求項4】 運転操縦部を包囲するキャビンを搭載し
ていない走行作業車に空調ユニットを装備したものにお
いて、 前記空調ユニットの空調空気流の吐出部を運転操縦部の
近傍に設け、該運転操縦部の前方に可視性の防風衝立を
設けていることを特徴とする空調ユニットを装備した走
行作業車。 - 【請求項5】 運転操縦部を包囲するキャビンを搭載し
ていない走行作業車に空調ユニットを装備したものにお
いて、 空調空気流の吐出部を運転操縦部の近傍に位置させて空
調ユニットをオプションとして備えていることを特徴と
する空調ユニットを装備した走行作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14831697A JP3315346B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 空調ユニットを装備した走行作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14831697A JP3315346B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 空調ユニットを装備した走行作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10338024A true JPH10338024A (ja) | 1998-12-22 |
JP3315346B2 JP3315346B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=15450071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14831697A Expired - Fee Related JP3315346B2 (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 空調ユニットを装備した走行作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3315346B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010052679A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Yanmar Co Ltd | 作業車両 |
CN111775660A (zh) * | 2020-09-04 | 2020-10-16 | 深圳小木科技有限公司 | 一种新能源汽车和车载空调 |
US20220204098A1 (en) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 | Kubota Corporation | Work vehicle |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP14831697A patent/JP3315346B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010052679A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Yanmar Co Ltd | 作業車両 |
CN111775660A (zh) * | 2020-09-04 | 2020-10-16 | 深圳小木科技有限公司 | 一种新能源汽车和车载空调 |
US20220204098A1 (en) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 | Kubota Corporation | Work vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3315346B2 (ja) | 2002-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007062573A (ja) | 作業車のキャビン用空調構造 | |
JP2022101315A (ja) | 作業車 | |
JP4797850B2 (ja) | 作業車両のキャビン | |
CN110605949A (zh) | 设置有调节系统的跑车 | |
JP3315346B2 (ja) | 空調ユニットを装備した走行作業車 | |
JPH08108741A (ja) | キャビン付トラクタの空調装置 | |
JPH11263122A (ja) | 作業車両のキャビン | |
JPH10129237A (ja) | 空調ユニットを装備した走行作業車 | |
JP2007062575A (ja) | 作業車のキャビン用空調構造 | |
JP2008007055A5 (ja) | ||
JP3283759B2 (ja) | 空調ユニットを装備した走行作業車 | |
JP2009255919A (ja) | 作業車のキャビン用空調構造 | |
JP3207296B2 (ja) | 農用トラクターの空調装置 | |
JPH1191641A (ja) | トラクタのキャビン | |
JP3936036B2 (ja) | キャビンの空調装置 | |
JP2561547Y2 (ja) | バックホーにおけるヒーター取付構造 | |
WO2024203276A1 (ja) | 建設機械 | |
JP2541727Y2 (ja) | 建設機械のエアコンディショナ用エアダクト装置 | |
JPH0295921A (ja) | 移動車輌の空調器取付装置 | |
JP2009255920A (ja) | 作業車のキャビン用空調構造 | |
JPH0761226A (ja) | 車両の空調装置 | |
JP3504149B2 (ja) | 走行車両のエアコン装置 | |
JP5188332B2 (ja) | 作業車両 | |
JPH11115477A (ja) | 走行作業車の空調システム | |
JPH02141325A (ja) | 乗用農機のキャビンにおけるエアコン配管装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |