JP4797850B2 - 作業車両のキャビン - Google Patents

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Description

本発明は、農業、建設、運搬用等の作業車両のキャビンに関するものである。
農用トラクタ等のキャビンの窓のワイパー装置は、フロントガラスにワイパーブレード付きのワイパーアームを左右に往復回動可能に設け、フロントガラスの上部一側に孔を開けてウオッシャノズルを取り付け、ウオッシャノズルからウオッシャ液を噴出するようにしたものは公知である(特許文献1)。
特開2006−27507号公報(図10)
前記のように、ウオッシャノズルをキャビン前ガラスの周辺部に孔を開けて取り付けるものは、噴射位置の調整が難しいという不具合があった。そこで、この発明はこのような不具合を解消しようとするものである。
請求項1の発明は、キャビン(C)を具備する作業車両において、キャビン(C)の左右一方の前支柱(11F)にハンドキャッチャ(32)を取り付け、前記前支柱(11F)の上下中途部からフロント支持パイプ(33)を左右側方に延出してその先端部にウオッシャノズル(38)を設け、前記ハンドキャッチャ(32)から延出した支持アーム(32a)により前記フロント支持パイプ(33)を支持し、前記前支柱(11F)及びフロント支持パイプ(33)内のウオッシャホース(37)を経由して前記ウオッシャノズル(38)にウオッシャ液を送るように構成し、前記キャビン(C)の前ガラス(14)に向けてウオッシャノズル(38)からウオッシャ液を噴射するように構成したことを特徴とする作業車両のキャビンとする。
前記構成によると、キャビン(C)の左右一方の前支柱(11F)にはハンドキャッチャ(32)が取り付けられていて、前支柱(11F)の上下中途部から延出されるフロント支持パイプ(33)の先端部にはウオッシャノズル(38)を設けられていて、ハンドキャッチャ(32)から延出した支持アーム(32a)によりフロント支持パイプ(33)は支持されている。そして、前支柱(11F)内及びフロント支持パイプ(33)内に配設されているウオッシャホース(37)を経由し、フロント支持パイプ(33)の先端までウオッシャ液が送られ、ウオッシャノズル(38)からキャビン(C)の前ガラス(14)に向けてウオッシャ液が噴射されワイパー(41)により水滴や汚れが拭い取られる。
請求項2の発明は、前記フロント支持パイプ(33)の先端部にフロントワークランプ(34)あるいはフロントコンビネーションランプ(35)を設け、前記前支柱(11F)及びフロント支持パイプ(33)内にハーネス(36)を配索し、前記フロントワークランプ(34)あるいはフロントコンビネーションランプ(35)に接続したことを特徴とする請求項1記載の作業車両のキャビン。
前記構成によると、請求項1の発明の前記作用に加えて、フロント支持パイプ(33)の先端部にはフロントワークランプ(34)あるいはフロントコンビネーションランプ(35)が設けられていて、前支柱(11F)及びフロント支持パイプ(33)内に配索されているハーネス(36)を経由して、フロントワークランプ(34)あるいはフロントコンビネーションランプ(35)に通電される。
請求項1の発明は、キャビン(C)側の左右一方のハンドルキャッチャ(32)近傍のフロント支持パイプ(33)に、ウオッシャノズル(38)を設けているので、前ガラス(14)とウオッシャノズル(38)とは所定の配置関係にあり、噴出位置の調整を容易に行なうことができ、また、ウオッシャホース(37)が前支柱(11F)及びフロント支持パイプ(33)により被覆されているので、美観が向上しウオッシャホース(37)の耐久性を高めることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明の前記効果に加えて、フロントワークランプ(34)あるいはフロントコンビネーションランプ(35)部のデザインを向上させ、ハーネス(36)の断線を防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。図1には本発明を具備するトラクタTの全体側面図が図示されている。トラクタTは車体前側部のボンネット1内部にエンジンEを備え、このエンジンEの回転動力をミッションケース2内の各種変速装置を経由して、後輪3R,3Rへ伝達して二輪駆動で走行したり、あるいは、前後輪3F,3F,3R,3Rへ伝達して四輪駆動で走行するように構成している。また、エンジンEの回転動力を利用して、エンジンE前方のバッテリ4へ電気を充電したり、後述する空調装置21の冷媒や温水を循環するように構成している。そして、エンジンEの後方に、ハンドル5や操縦席6を囲むキャビンCを設けている。
このキャビンCには、図1に示すように、ハンドル5の下方から操縦席6まで延設されるフロア7を設け、このフロア7の後部左右両側に左右フェンダ8,8を設けている。このフロア7にはキャビンフレーム11を設けている。このキャビンフレーム11は、左右前支柱11F,11Fと、左右中間支柱11M,11Mと、左右後支柱11R,11Rと、これら支柱の上端部及び下端部に取り付ける平面四角形状のルーフフレーム11U、下部フレーム11Dにより構成されていて、このルーフフレーム11Uにルーフ13を取り付けて構成している。
また、左右前支柱11F,11F間には前ガラス14を取り付け、左右後支柱11R,11R間には後ガラス15を取り付け、左右中間支柱11M,11Mと左右後支柱11R,11R間には左右後ガラス15L,15Rを取り付け、左右前支柱11F,11Fと左右中間支柱11M,11M間には、左右ドアガラス16,16を開閉自在に取り付けている。
前記キャビンCのルーフ13は、図2及び図3に示すように、アウタールーフ13a及びインナールーフ13bを例えば合成樹脂材によりブロー成形した板状態を上下に張り合わせて上下二層の内部空洞状に形成し、空気が流動するように構成している。アウタールーフ13a及びインナールーフ13bをルーフフレーム11Uに固着している。
ルーフ13には空調装置21を設けている。空調装置21は、図2、図3に示すように、ルーフ13の内側前部に配設し、その本体を合成樹脂製ケース21aにより構成し、車体前方に向かってケース21aの右側部に(図2の上側)にファン22を配設し、中央部にエバポレータ23、左側部にヒータ24を内装し、これらファン22、エバポレータ23及びヒータ24の左右両側部を互いに前後にずらして隣り合うように配置し、正面視で一部重合するように構成している。そして、エバポレータ23をケース21a後側部の後排風口21rに向かうようにし、また、ヒータ24をケース21aの左側面に向かうように構成している。
また、ケース21aにおけるファン22の上方に吸風口22aを開口し、ケース21aの左側部に前排風口21fを開口している。
また、前記前排風口21fには、図2に示すように、前デフロスタ吹出し口25a,…を有する前ダクト25を取り付け、後排風口21rには、後デフロスタ吹出し口26a,…を有するダクト26を取り付けている。また、前記前ダクト25、後ダクト26は、風下ほど先細り状に構成して通気体積を次第に小さくし、前後デフロスタ吹出し口25a,25a,26a,…から吹き出す風速を速くするように構成している。
また、前記エバポレータ23の後方には、上下方向の軸P1,…回りに回動する風路切替第一シャッタ27,…を設け、図示省略の操作レバーによりリンク機構を介して一体的に回動させて、後排風口21rへの風路を開閉するように構成している。しかして、風路切替第一シャッタ27,…を切り替えて、ファン22から流れてくる空気を、後排風口21rへ直接流すか、あるいは、ヒータ24側に流すかを選択することができる。
また、図2に示すように、ヒータ24の左側にも上下方向の軸P2,…回りに回動する風路切替第二シャッタ28,…を設け、図示省略の操作レバーによりリンク機構を介して一体的に回動させて、エバポレータ23から流れてくる空気を、前排風口21fへ流すか、あるいは、後排風口21rに流すかを選択することができる。
キャビンC内を冷却するときには、ファン22及びエバポレータ23を作動し、ファン22の吸風口22aから取り入れた空気を、エバポレータ23、風路切替第一シャッタ27,…、後排風口21r、ダクト26を経て後デフロスタ吹出し口26a,…から吹き出す。また、キャビンC内を暖房するときには、ファン22及びヒータ24を作動し、ファン22の吸風口22aから取り入れた空気を、非作動状態のエバポレータ23、ヒータ24、後排風口21r、ダクト26を経て後デフロスタ吹出し口26a,…からキャビンC内に吹き出す。
また、前ガラス14に冷風あるいは温風を当てるときには、ファン22及びエバポレータ23を作動し、吸風口22aから取り入れた空気を、エバポレータ23、ヒータ24、第二シャッタ28、前排風口21fを経て前デフロスタ吹き出し口25a,…から吹き出す構成である。
前記のように構成した空調装置21は、エバポレータ23とヒータ24を前後にずらしながら斜め方向に沿わせて配置しているので、ケース21aの左右幅を狭くしコンパクトに構成することができる。また、エバポレータ23を後排風口21rへ向けて斜めに配置し、冷却した空気を後排風口21rから短い距離でキャビンC内に排風することができ、キャビンC内の熱効率を高めることができる。
次に、図4及び図5に基づきフロントウオッシャノズル38の配置構成について説明する。
キャビンフレーム11の左右前支柱11F,11Fの上端部には、ミラー31,31を取り付け、左右前支柱11F,11Fにはミラー31,31の下方に位置するように、偏平U字型のハンドキャッチャ32,32を上下方向に沿わせて左右両側に突出するように取り付けている。また、左右前支柱11F,11Fにおけるハンドキャッチャ32,32の上下方向中間部から左右フロント支持パイプ33,33を左右両側方に延出し、ハンドキャッチャ32,32から延出した支持アーム32a,32aにより左右フロント支持パイプ33,33を支持している。
また、左右フロント支持パイプ33,33の先端には、前方に向けて照射する左右フロントワークランプ34,34及び左右フロントコンビネーションランプ35,35を取り付けている。また、左右前支柱11F,11F内に配索したハーネス36,…を、左右フロント支持パイプ33,33内を通して左右フロントワークランプ34,34及び左右フロントコンビネーションランプ35,35に接続している。
また、左前支柱11F及び左支持パイプ33内にウオッシャホース37を配設して、左フロント支持パイプ33の先端まで導き、その先端にウオッシャノズル38を設けている。そして、例えばフロア7の下方に配設しているウオッシャタンク(図示省略)からウオッシャホース37を経由してウオッシャノズル38に洗浄液が送られ、前ガラス14の洗浄部位に噴射する構成である。また、前ガラス14の例えば下部左右中央部にワイパー41を設け、ワイパー作動装置42によりワイパー41を左右の往復回動するように構成している。
従来のウオッシャノズルを前ガラス14の周辺部に孔を開けて取り付けるものでは、噴射位置の調整が難しく、また、ウオッシャノズルをボンネット1に配置するものもあるが、このタイプでは、ウオッシャタンクがキャビンC側にある場合には、ウオッシャホース37の配索や、組立て作業が煩雑になるという不具合があった。
しかし、前記構成によると、キャビンC側の左右一方のハンドルキャッチャ32近傍のフロント支持パイプ33に、ウオッシャノズル38を取り付けているので、前ガラス14とウオッシャノズル38とは所定の配置関係にあり、噴出位置の調整が容易になる。また、ウオッシャホース37がフロント支持パイプ33により被覆されているので、美観を向上させ、ウオッシャホース37の耐久性を高めることができる。また、フロントワークランプ34,34及び左右フロントコンビネーションランプ35,35部のデザインを向上させ、ハーネス36,36の断線を防ぐことができる。
次に、図6及び図7に基づきミラー31とマフラーテールパイプ57との関連構成について説明する。
右前支柱11Fの前方右側近傍にマフラーテールパイプ57を縦方向に沿わせて配設し、その排気口57aを右側斜め前方に向けて開口し、エンジンEのマフラー59からの排気を排出するように構成している。また、キャビンフレーム11の右前支柱11F上部には、マフラーテールパイプ57の排気口57aの近傍に位置するようにブラケット58を設け、ブラケット58には逆U字型のミラーアーム31bを縦軸部31c回りに回動調節自在に支持し、ミラーアーム31bの先端にミラー31を取り付けている。しかして、ミラーアーム31bの逆U字型の中途部がマフラーテールパイプ57の先端を迂回して左右に回動できる構成である。なお、マフラーテールパイプ57をカバー57bで被覆し、左前支柱11Fにも同様にして左ミラー31を取り付けている。
前記構成によると、エンジンEからの排気位置を高くしながら、ミラー31を左前支柱11Fの内側の前ガラス14の前方位置まで格納することができる。
次に、図8乃至図12に基づき空調装置21のコンデンサ81の取付構成について説明する。
図9に示すように、エンジンEの前側にラジエータ46を配設し、ラジエータ46の後側にはコンプレッサ47を設け、ラジエータ46の前側にはコンデンサ48取付用のコンデンサフレーム49を設けている。このコンデンサフレーム49は、図11に示すように、フレームから立設している側面視L字型の左右支持棒49a,49aと、左右支持棒49a,49aの上端部に取り付けている正面視四辺形状の枠体49bと、枠体49bの上側部に設けた左右方向のガイド板49cと、ガイド板49cの左側部の切欠き溝49dにより構成している。そして、コンデンサフレーム49の枠体49bに対してコンデンサブラケット50を左側に取り外し自在に支持している。
また、コンデンサブラケット50は左右上下枠体50a,50b,50c,50dにより正面視四辺形状に構成されていて、後側からコンデンサ48を嵌合支持するように構成している。また、これら枠体50a,50b,50c,50dの前側部には、ネット挿入用のガイド50e,…を設け、このガイド50e,…にコンデンサ48のコア面積よりも広いネット51を上方から取り外し自在に取り付けている。
また、コンデンサブラケット50の下枠体50dの右側下部には切除した段差部50eを構成し、コンデンサブラケット50を左側に取り出したときに、左側部が下降傾斜するように構成している。
前記構成によると、メンテナンス時にコンデンサフレーム49からコンデンサブラケット50を左側に取り出すときに、コンデンサブラケット50の左側部が下降し傾斜状態にすることができる。従って、図10に示すように、ボンネット1を後側上部を左右方向のピン回りに上方に回動した状態で、コンデンサブラケット50からネット51を左斜め上方へ引き抜くことにより、ボンネット1の傾斜下端縁1a、左外側面と左前輪3Fとの間からネット51を上方に容易に取り外すことができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
次に、図8、図13及び図14に基づき往復クーラホース43a,43b及び往復温水ホース43a,43bの配索構成について説明する。
図8に示すように、右前支柱11F内に、空調装置21のエバポレータ23へ冷媒を循環させる往復クーラホース43a,43b、及び、前記ファン22や、ルーフ13に取り付ける各種電気機器の配線(図示省略)を挿入して下方に導いている。更に往復クーラホース43a,43bを前側に延設し、前記エンジンE近傍の後述のコンプレッサ47、コンデンサ48、レシーバチューブ45に接続している。また、左前支柱11Fの内部に、空調装置21のヒータ24へ温水を循環させる温水ホース44a,44bを挿入して下方に導き、更に前側に延設して、エンジンEのラジエータ46に接続している。
また、ボンネット1を後側上端部を左右方向のピン1bで軸支して開閉自在に構成し、ボンネット1の左右後側下部を上り傾斜部1aに構成している。右前支柱11F内から下方に導いた前記往復クーラホース43a,43bを、中途部のボンネット1のピン1b近傍から前側に取り出して、ボンネット1の内側面にホルダ55,55により支持し、ボンネット1の前記傾斜部1aに沿うようにして前側に導いている。また、ホルダ55,55は、図14に示すように、基板55aと、ホルダ部55bと、基板55aの取付面に構成している支持突起55cにより構成し、ボンネット1のホルダブラケット1dの孔にホルダ55の支持突起55cを挿入支持し、ホルダ55が支持突起55c回りに回動可能に支持している。
前記構成によると、ボンネット1のオープン時に、往復クーラホース43a,43bも一緒に上方に移動し、エンジンEの補器類のメンテナンスを容易に行なうことができる。
次に、図15及び図16について説明する。キャビンCの後部には、後ガラス15を開閉自在に設けている。左右フェンダ8,8のキャビンCの後方部位には、その後側面部に左右リヤーコンビネーションランプ62,62を設け、左右側面部に左右後ワークランプ61,61、PTO切りスイッチSW1、作業機上げスイッチSW2、作業機下げスイッチSW3、及び、他のスイッチ(図示省略)を設けている。また、左右側面部にワークランプ61、PTO切りスイッチSW1、作業機上げスイッチSW2、作業機下げスイッチSW3、及び、他のスイッチを設けるにあたり、ワークランプ61の照射方向を左右斜め外側にし、PTO切りスイッチSW1、作業機上げスイッチSW2、作業機下げスイッチSW3、及び、他のスイッチの前側に配設している。なお、63は左右反射板である。
前記構成によると、夜間の車両後方の側方視界を確保しできて安全であり、キャビンC内からもコンビネーションランプ62,62の点滅を確認し操舵方向を確認することができる。
次に、図17及び図18に基づきリヤーワークランプ65,…の取付構成について説明する。キャビンCの後側上部のルーフフレーム11Uには、リヤーワークランプ65,…を配設している。キャビンフレーム11にはルーフ13を載置し取り付け、キャビンフレーム11のルーフフレーム11U後部には、ブラケット67を左右方向のピン67a,…回りに回動調節自在に支持し、ブラケット67の左右中央部にサンバイザー(図示省略)を取り付け、ブラケット67の左右両側部から左右に延出したアーム67b,67bに左右リヤーワークランプ65,…を取り付けている。
リヤーワークランプ65,…をルーフ13に取り付ける構成であると、キャビンCからルーフ13を取り外す際に、リヤーワークランプ65,…用のハーネスも取り外す必要があり、取り外し作業が煩わしく、また、ルーフ13の取り付け後でないと、リヤーワークランプ65,…のチャックができないという不具合があった。
しかし、前記構成によると、キャビンCのルーフフレーム11Uにルーフ13を単品で着脱することができ、また、ルーフフレーム11Uにブラケット67を取り付けることにより、キャビンCのルーフ13の取り付け前にも、左右リヤーワークランプ65,…のチャックをすることができ、また、ブラケット67をキャビンフレーム11から取り外すと、キャビンCにルーフ13を取り付けた状態で、リヤーワークランプ65,…を取り外すことができる。
次に、図19乃至図21に基づきキャビンフレーム11へのルーフ13の取付構成について説明する。
ルーフ13の左右両側部を下側の折り曲げた左右折曲部13c,13cに構成し、キャビンフレーム11の左右ルーフフレームフレーム11U,11Uに左右折曲部13c,13cを載置すると、左右側面視でルーフフレーム11U,11Uの上面よりも左右折曲部13c,13cの下端部が下方に位置し、ルーフフレーム11u,11Uの上面が隠れるように構成している。そして、この左右折曲部13c,13cの下面には、複数の固定用のナット13d,…を前後方向に沿わせ設けている。
しかして、ルーフフレーム11U,11Uにルーフ13を載置し、左右ルーフフレーム11U,11Uの上面にルーフ13の折曲部13c,13c内側部を載置し、折曲部13c,13cの下面に形成した凹部13d,13dにルーフ用シール71,71を嵌合介装し、ルーフフレーム11U,11Uの前後方向に沿わせて設けた固定用プレート11Ua、11Uaの取付孔と、折曲部13c,13cの前記ナット13d,…とに、固定用ボルト72,…をねじ込みルーフ13を取り付ける。
前記構成によると、ルーフ13の左右折曲部13c,13cの下面に前後方向に長いプレートUa、11Uaを設け、また、左右ルーフフレーム11U,11Uの上面部をルーフ13の折曲部13c,13cで左右両側から覆っているので、高圧水で洗車する際にも、キャビンC内への浸水を防止することができる。
次に、図22乃至図24に基づきルーフ13の他の実施形態について説明する。ミッションケース2の後側部から左右後ロプスフレーム75r,75rを立ち上げ、ミッションケース2の前側部から立設したハンドルフレーム76には、左右前ロプスフレーム75f,75fを立ち上げ、これらの左右前後ロプスフレーム75f,75f,75r,75rの上部には、ルーフ13を取り付けている。このルーフ13は前後方向に長く、操縦席6部を前後から広い範囲で覆うように構成している。
左右前後ルーフフレーム75f,75f,75r,75rには、左右ルーフフレーム11U,11Uを前後方向に沿わせて取り付け、この左右ルーフフレーム11U,11Uには左右スライドレール77,77を設け、ルーフ13の左右折曲部13c,13cの内側にブラケット13d,13dを設け、このブラケット13d,13dを介して前後方向に調節自在にボルト・ナットで取り付けている。なお、13eはルーフ13の下面側に設けた把っ手である。
前記構成によると、前後ロプスフレーム75f,…、75r,…にルーフ13を前後調節自在に構成しているので、後部作業機(図示省略)の上昇時にルーフ13との干渉を防止でき、また、ルーフ13による視界不良を解消することができる。
また、図25に示すように、ルーフ13の前後部にガラスやアクリル材等により透明な前後透明部13f,13rを設けると、視界の向上をはかることができる。なお、ルーフ13の前後部に前後透明部13f,13rをボルト・ナットにより着脱自在に固着している。
次に、図26及び図27に基づきフロア7の表面を覆うフロアマット81について説明する。
フロア7をフロアマット81で覆い、フロア7の乗降部下方にはウオッシャタンク82の給水口82aや、グリスアップ用の穴(図示省略)を設け、フロア7にはウオッシャタンク82の給水口82aに合わせて開口部7aを構成している。また、フロアマット81にはフロア7の開口部7aに合わせた環状の係止凸部81aを下方に突出するように構成している。
前記構成によると、フロア7にフロアマット81を載置し、フロア7の開口部7aにフロアマット81の係止凸部81aを嵌合することにより、特にホック等で係止具を設けることなく、オペレータ乗降時のフロアマット81のズレを防止することができる。また、フロア7の開口部7aにはフロアマット81の環状の係止凸部81aが下方に突出するように嵌合しているので、開口部7aからの水や埃の侵入を防止することができる。なお、ウオッシャタンク82への給水はフロアマット81の係止凸部81aを外しフロアマット81を上方にめくった状態で行なう。
トラクタの全体側面図 ルーフの平面図 ルーフ前側部の側面図 キャビンの斜視図 キャビンの側面図 キャビンの正面図 キャビンの斜視図 空調装置の斜視図 エンジン部の側面図 トラクタ前側部の斜視図 コンデンサ部の斜視図 コンデンサ部の斜視図 トラクタの側面図 ボンネット、ホルダの断面図、正面図 キャビン、フェンダの背面図 フェンダの側面図 キャビンの斜視図 キャビンフレームの斜視図 キャビンの側面図 キャビンの斜視図 ルーフの斜視図 トラクタの側面図 ルーフの平面図 ルーフの切断背面図 ルーフの平面図、断面図 フロア、フロアマットの平面図 フロア、フロアマットの切断正面図
符号の説明
T トラクタ
C キャビン
11F 前支柱
14 前ガラス
32 ハンドキャッチャ
32a 支持アーム
33 フロント支持パイプ
34 フロントワークランプ
35 フロントコンビネーションランプ
36 ハーネス
37 ウオッシャホース
38 ウオッシャノズル
41 ワイパー

Claims (2)

  1. キャビン(C)を具備する作業車両において、キャビン(C)の左右一方の前支柱(11F)にハンドキャッチャ(32)を取り付け、前記前支柱(11F)の上下中途部からフロント支持パイプ(33)を左右側方に延出してその先端部にウオッシャノズル(38)を設け、前記ハンドキャッチャ(32)から延出した支持アーム(32a)により前記フロント支持パイプ(33)を支持し、前記前支柱(11F)及びフロント支持パイプ(33)内のウオッシャホース(37)を経由して前記ウオッシャノズル(38)にウオッシャ液を送るように構成し、前記キャビン(C)の前ガラス(14)に向けてウオッシャノズル(38)からウオッシャ液を噴射するように構成したことを特徴とする作業車両のキャビン。
  2. 前記フロント支持パイプ(33)の先端部にフロントワークランプ(34)あるいはフロントコンビネーションランプ(35)を設け、前記前支柱(11F)及びフロント支持パイプ(33)内にハーネス(36)を配索し、前記フロントワークランプ(34)あるいはフロントコンビネーションランプ(35)に接続したことを特徴とする請求項1記載の作業車両のキャビン。
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