JPH10337389A - 刺繍縫い可能なミシン - Google Patents

刺繍縫い可能なミシン

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JPH10337389A
JPH10337389A JP16338197A JP16338197A JPH10337389A JP H10337389 A JPH10337389 A JP H10337389A JP 16338197 A JP16338197 A JP 16338197A JP 16338197 A JP16338197 A JP 16338197A JP H10337389 A JPH10337389 A JP H10337389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
embroidery
data
stitch data
sewing
Prior art date
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Pending
Application number
JP16338197A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Tanaka
中 晴 比 古 田
Akiyoshi Sasano
野 章 嘉 笹
Shinichi Fukada
田 伸 一 深
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP16338197A priority Critical patent/JPH10337389A/ja
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  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな模様の刺繍縫いを行える刺繍縫い可能
なミシンを提供する。 【解決手段】 選択された模様Mが座標軸Zと共に表示
され、該模様Mの位置が設定されたら、該座標軸Zに基
づいて区画〜毎に模様Mを区分する。該区分した模
様Mに対応した縫い目データを生成し、刺繍枠20の位
置を変えながら刺繍を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、刺繍縫い可能な
ミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年ミシンに刺繍縫いを行わせる機能を
備えた刺繍縫い可能なミシンが普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようような刺繍縫
い可能なミシンにより刺繍を行う場合、刺繍可能な範囲
はミシンの機械的な可動範囲に限定される。即ち、ミシ
ンの立ち上がり部のために可動範囲が極めて狭い範囲に
制限され、そのため布を支持する刺繍枠は小さいものに
なり、刺繍可能な模様の大きさ等が限定される欠点があ
る。この欠点を解決するために、大型の刺繍枠を用い、
刺繍枠の位置を変えて刺繍枠全体に刺繍を行う構成のも
のが提案されている。しかし、このような構成の場合、
文字等の1つ1つ独立した模様をその都度刺繍枠位置を
変えて刺繍縫いを行うことは可能であるが、連続的な模
様などを刺繍枠位置を変えながら刺繍していくために
は、縫い目データを枠位置替えにあわせて変更する必要
があり、簡単に大きな模様などを刺繍縫いすることは不
可能であった。本発明は上記従来技術の欠点を改善する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、被刺繍対象物を保持する手段と、該保持す
る手段に連結し該保持する手段を移動させる手段と、該
移動する被刺繍対象物に縫いを実行する縫い機構と、を
備えた刺繍縫い可能なミシンであって、前記保持する手
段が前記移動させる手段と複数の位置で連結可能であ
り、被刺繍模様を縫うための縫い目データを与えるため
の手段と、前記保持する手段と前記移動させる手段との
連結位置に応じて、適正な刺繍縫いを行える縫い目デー
タを与えるための手段と、を有することを特徴とする。
刺繍枠などの保持する手段の連結位置の変更に合わせて
縫い目データが与えられるため、大きな模様の刺繍縫い
なども可能になる。縫い目データを与えるための手段
は、予め生成された縫い目データを修正するものであっ
ても良いし、或いはスキャナ等から読み込まれた画像デ
ータに基づいて新たに縫い目データを生成するものであ
っても良い。該縫い目データは保持する手段の連結位置
との関連で、例えば同一模様であっても異なる基準点に
基づく縫い目データとする事により適正な刺繍縫いを実
現できる。刺繍枠等の保持する手段は水平方向に角度を
変えて移動させる手段に連結可能としてもよい。即ち、
刺繍枠を順に回転させながら刺繍縫いを行っていくこと
も可能である。この場合、刺繍範囲を縁部分に限定すれ
ば大きさに制限のない縁取り刺繍が可能になる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、CPU1はプログラ
ム記憶装置2のプログラムに従って、ミシン本体全体の
制御を行っており、ミシンモータ駆動回路30を介して
モータ31を稼働し縫目形成機構32により縫いを実行
させるようになっている。縫目形成機構32には針(図
示せず)が設けられており、これにより縫いを行う。縫
い速度は回転速度指令装置38によりコントロールされ
る。33はセンサ、34はタイミング信号発生装置であ
る。また、X−Yモータ駆動回路35によりX−Yモー
タ36を制御し、X−Y移動機構37を稼働させて刺繍
縫いを行わせるように構成されている。
【0006】刺繍縫いと通常縫いは縫いモード選択釦1
2により選択できるようになっている。X−Y移動機構
37は図2及び3に示すようにキャリッジ39を備えて
おり、ここにボルトにより刺繍枠20を装着するように
なっている。この刺繍枠20に刺繍対象物である布Fを
保持してX−Y方向に移動させることにより刺繍縫いを
行うようになっている。この刺繍枠20の移動はX−Y
移動機構37の可動範囲と刺繍枠20周辺の物理的な制
約により制限される。即ち、ミシン本体においては前後
方向には障害物はないが、横方向に立上り部が存在し、
この立上り部のために刺繍枠20の横方向の移動が制限
される。
【0007】この実施形態では、刺繍枠20は任意の大
きさのものを用いることが可能であり、ここでは通常の
4倍の大きさになっており、キャリッジ39との取り付
け部を4カ所設けて使用するようになっている。図4に
示すように刺繍枠20は横長の長方形を形成しており、
各辺の右隅にからまでの4個の取付孔21を設け、
キャリッジ39にボルトにより締結するように構成され
ている。この取付孔21により布Fの刺繍エリアは4つ
に分割されるようになっている。即ち、図4において点
線で示すように刺繍可能範囲Kを座標軸Zにより4等分
した区画〜区画に分割され、各区画〜は〜
の取付孔21に対応するようになっている。図4の
(A)は、区画の刺繍を実行する場合の位置を示し、
図2に示すようにの取付孔21をキャリッジ39に固
定して刺繍縫いを行うようになっている。図4(B)は
区画、(C)は区画、(D)は区画をそれぞれ刺
繍縫いする時の位置を示している。図3は図4の(D)
に該当している。
【0008】このように、刺繍枠20を順次回転させて
刺繍縫いを実行させることにより、任意の大きさの刺繍
枠20を用いて刺繍縫いを行える。例えば、図6は1か
ら30までの区画の刺繍縫いを実行する事例を示したも
ので、このように縁部分の刺繍であれば、任意の大きさ
の刺繍が可能になる。
【0009】図1において、模様データ記憶装置3には
複数の模様データが格納されており、各模様を縫うため
の縫い目データと該模様の表示データを備えている。ユ
ーザは模様選択釦13により模様の選択を行い、選択さ
れた模様が表示制御装置10を介して表示装置11に表
示されるようになっている。図5に表示の一例を示す。
ここでは、模様Mが選択され、刺繍可能範囲K及び座標
軸Zと共に表示されてるようになっている。該刺繍可能
範囲K及び座標軸Zは基準表示データ生成装置6におい
て生成され、選択された模様と共に表示されるようにな
っている。
【0010】模様Mの位置は模様位置釦14により設定
及び修正が可能であり、ユーザは表示装置11を見なが
ら、好ましい位置に模様Mを配置することが出来るよう
になっている。図5に示すように表示装置11には模様
Mと刺繍可能範囲K及び座標軸Zが表示され、模様位置
釦14により設定された模様Mの位置に応じて、座標軸
Zにより模様Mが模様M1、模様M2、模様M3、模様
M4に区分されるようになっている。模様Mの位置が決
められると、縫い目データ修正装置5は該模様Mの縫い
目データを模様M1、模様M2、模様M3、模様M4に
対応する縫い目データに修正するように構成されてい
る。この構成により単一の模様Mを4区分に分けて刺繍
縫いすることが可能になる。該修正された縫い目データ
は記憶装置7に記憶されるようになっている。
【0011】なお、模様Mは模様位置釦14により回転
等も可能になっており、更に模様拡大縮小釦15により
拡大縮小も可能であり、任意の大きさの模様とすること
ができるように構成されている。これらの操作がなされ
た時、縫い目データ修正装置5は操作に応じた処理を実
行し、選択された模様の縫い目データを修正するように
なっている。
【0012】なお、上記では予め生成された縫い目デー
タを使用する例を説明したが、イメージスキャナ16か
ら画像データを入力し、図5に示すように表示した上
で、模様Mの区分を行い、これに従って縫い目データ生
成装置4において区分された模様M1〜模様M4の縫い
目データを生成するように構成することも可能である。
【0013】図5により動作を説明する。模様選択がな
されると(ステップS1)、模様データ記憶装置3から
当該模様の表示データを取りだして一時記憶装置9に一
時記憶する(ステップS2)。これをすべての模様が選
択するまで繰り返す(ステップS3)。選択された模様
は刺繍可能範囲K及び座標軸Zと共に表示される(ステ
ップS4)。模様位置の設定や修正がなされると(ステ
ップS5)、それにあわせて表示データが修正される
(ステップS6)。また模様の拡大/縮小があると(ス
テップS7)、それに応じて表示データが修正される
(ステップS8)。模様の位置設定、拡大縮小が終了す
ると座標軸Zによる模様の区分がなされ、これにあわせ
て縫い目データの修正がなされ(ステップS9)、該縫
い目データは記憶装置7に記憶される(ステップS1
0)。次いで、この記憶された縫い目データに従って刺
繍縫いが実行される。即ちN=1とおき(ステップS1
1)、最初に区画の刺繍縫いを実行する(ステップS
12)。Nをインクリメントし(ステップS13)、N
=4になったか否かチェックし(ステップS14)、刺
繍枠20の取付孔21の位置変更がなされたら(ステッ
プS15)、ステップ12に戻り区画の刺繍縫いを実
行する。以下同様な動作を繰り返し、区画まで刺繍縫
いが実行されたらNをクリアして(ステップS16)、
動作を終了する。なお、上記では区画が4つの場合を説
明したが、より大きな刺繍枠20を用い取付孔21を増
加して区画数が増えた場合には当然に区画数分だけ上記
動作を繰り返す。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の刺繍縫い可
能なミシンによれば、従来ミシンにより刺繍縫いが不可
能であった大型の模様の刺繍縫いが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施形態の動作を説明する外観図。
【図3】本発明の一実施形態の動作を説明する外観図。
【図4】本発明の一実施形態の動作を示す説明図。
【図5】本発明の一実施形態の動作を示す表示説明図。
【図6】本発明の他の実施形態の説明図。
【図7】本発明の一実施形態の動作を示すフローチャー
ト図。
【符号の説明】
1:CPU、2:プログラム記憶装置、3:模様データ
記憶装置、4:縫い目データ生成装置、5:縫い目デー
タ修正装置、6:基準表示データ生成装置、7:記憶装
置、10:表示制御装置、11:表示装置、12:縫い
モード選択釦、13:模様選択釦、14:模様位置釦、
15:模様拡大縮小釦、16:イメージスキャナ、2
0:刺繍枠、21:取付孔、30:ミシンモータ駆動回
路、31:モータ、32:縫目形成機構、33:セン
サ、34:タイミング信号発生装置、35:X−Yモー
タ駆動回路、36:X−Yモータ、37:X−Y移動機
構、38:回転速度指令装置、39:キャリッジ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被刺繍対象物を保持する手段と、 該保持する手段に連結し該保持する手段を移動させる手
    段と、 該移動する被刺繍対象物に縫いを実行する縫い機構と、
    を備えた刺繍縫い可能なミシンであって;前記保持する
    手段が前記移動させる手段と複数の位置で連結可能であ
    り、 被刺繍模様を縫うための縫い目データを与えるための手
    段と、 前記保持する手段と前記移動させる手段との連結位置に
    応じて、適正な刺繍縫いを行える縫い目データを与える
    ための手段と、 を有することを特徴とする刺繍縫い可能なミシン。
  2. 【請求項2】 前記保持する手段が角度を変えて前記移
    動させる手段に連結可能である、 請求項1に記載の刺繍縫い可能なミシン。
  3. 【請求項3】 前記連結位置に応じて縫い目データを与
    えるための手段が、予め生成された縫い目データに基づ
    いて、該縫い目データを修正する、 請求項1に記載の刺繍縫い可能なミシン。
  4. 【請求項4】 前記連結位置に応じて縫い目データを与
    えるための手段が、与えられた画像データに基づいて新
    たに縫い目データを生成する、 請求項1に記載の刺繍縫い可能なミシン。
JP16338197A 1997-06-05 1997-06-05 刺繍縫い可能なミシン Pending JPH10337389A (ja)

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JPH10337389A true JPH10337389A (ja) 1998-12-22

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001239085A (ja) * 2000-02-07 2001-09-04 Fritz Gegauf Ag Bernina Naeh Mas Fab ベース付ー又はフリーアーム付ーミシン上で偏平形状の縫製物を刺繍するための装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001239085A (ja) * 2000-02-07 2001-09-04 Fritz Gegauf Ag Bernina Naeh Mas Fab ベース付ー又はフリーアーム付ーミシン上で偏平形状の縫製物を刺繍するための装置

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