JPH10336298A - 電話拡声装置 - Google Patents

電話拡声装置

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Publication number
JPH10336298A
JPH10336298A JP28475197A JP28475197A JPH10336298A JP H10336298 A JPH10336298 A JP H10336298A JP 28475197 A JP28475197 A JP 28475197A JP 28475197 A JP28475197 A JP 28475197A JP H10336298 A JPH10336298 A JP H10336298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
telephone
speaker
input
voice
Prior art date
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Pending
Application number
JP28475197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Katsuma
洋 勝間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHESCOM INTERNATL KK
Original Assignee
CHESCOM INTERNATL KK
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Publication date
Application filed by CHESCOM INTERNATL KK filed Critical CHESCOM INTERNATL KK
Priority to JP28475197A priority Critical patent/JPH10336298A/ja
Publication of JPH10336298A publication Critical patent/JPH10336298A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの電話に掛かってきた通信相手の声を、
屋外や移動中の乗物を含む広い場所で、多勢の人が同時
に聞くことができるとともに、これらの誰もがこの通信
相手と通話することができる電話拡声装置を提供する。 【解決手段】 電話機12や携帯電話やPHSなどの移
動電話機14の送受話機と接続される入出力端子2,3
と、該入出力端子から入力した音声を拡声する内蔵スピ
ーカ4または外付けのスピーカ26と、マイク15また
はワイヤレスマイク16と、を有し、これらを一体とし
てアタッシュケース状に形成し、携帯可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常の電話機、携
帯電話、PHS、又は自動車電話等の移動式電話に接続
可能で、多勢の人が同時に聞けるとともに、多勢の人が
通信相手と話すこともできる電話拡声装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話機の声を拡大して、電話の相手の声
を複数の人に聞かせられる電話としては、電話機自身に
拡声器を取り付けたスピーカホンがあり、また、電話機
自体に拡声器とマイクを取り付けたハンズフリータイプ
の電話機が知られている。また、構内放送ユニットを備
えたPBX(構内交換機)に放送設備などを接続して使
用するものもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のハンズ
フリータイプの電話機は、電話機自体にスピーカ等が内
蔵されており、このような電話機を備えた場所でしか使
用できない。また、通信相手に話し掛けるには、電話機
に内蔵されたマイクに向かって話しをしなければなら
ず、電話機のそばにいる人でなければ通話ができない。
【0004】他方のPBXに放送設備などを接続するも
のでは、建物に付属したものであり、持ち運ぶことはで
きない。本発明は、このような事情から考えられたもの
で、屋外を含む広い場所で通信相手の声を多勢の人が同
時に聞くことができるとともに、これらの誰もが通信相
手と通話ができる電話拡声装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の電話拡声装置は、電話機と接続される入出
力端子と、該電話機を介して該入出力端子に入力した音
声を拡声するスピーカと、該入出力端子に音声信号を送
るマイクと、を有し、これらを一体として携帯可能にし
たことを特徴としている。
【0006】また、上記スピーカが、内蔵スピーカ及び
/又は外部スピーカに接続可能な端子である構成や、上
記マイクが、コード付きマイク、ワイヤレスマイク、こ
れらのマイクのための接続端子、のいずれか1以上であ
る構成や、上記マイクに吹き込んだ声が、上記スピーカ
で拡声されるようにした構成や、上記電話機が、移動式
電話機である構成とすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によ
って説明する。図1は、本発明の電話拡声装置の使用状
態を示す斜視図、図2は電話拡声装置本体の操作部を示
すものである。
【0008】これらの図に示す電話拡声装置1は、2つ
の入出力端子2,3と、内蔵されたスピーカ4、外部ス
ピーカと接続するための端子5、モニター用の端子6、
ワイヤレスマイクのためのアンテナ端子7、コード付き
のマイク用端子8,9、電源スイッチ10、及び装置内
部の熱を外部に逃がすための放熱部11を備え、全体が
アタッシュケースのように形成されていて、携帯可能に
なっている。
【0009】入出力端子2,3のうち、2は通常の電話
機用であり、モジュラージャックが使用され、3は携帯
電話又はPHS等の移動式電話機用であって、ピンジャ
ックが使用されている。
【0010】通常の電話機12には電話機本体12aと
受話器12bとがあるが、これらの間に、ハンドセット
録再アダプタ(以後「アダプタ」と略称する)13を、
モジュラージャックにモジュラープラグを挿入すること
で接続し、アダプタ13の出力を入出力端子2に接続し
ている。アダプタ13は、電話機の会話を録音・再生す
るときテープレコーダに接続する場合などに使用される
もので、市販されているものを使用できる。
【0011】携帯電話機やPHS等の移動式電話機14
の場合には、アダプタ13を使用せず、イヤホンマイク
端子14aと入出力端子3とをコードで直接接続するこ
とで足りる。マイク端子8,9は、コード付きのマイク
15を接続するためのもので、2つのマイクを使用で
き、各マイクには、それぞれ音量調節用のボリューム8
a,9aが設けられている。
【0012】アンテナ端子7には、アンテナ17が接続
され、ワイヤレスマイク16の使用が可能となる。7a
はワイヤレスマイクのボリュームである。なお、内蔵ス
ピーカ4、スピーカ端子5及びモニター端子6にも、そ
れぞれボリューム4a,5a,6aが設けられている。
【0013】図3は本発明の電話拡声装置のブロック図
である。符号18は電源コードで、最寄りの電源に接続
されるが、この装置は、内部にバッテリー19と充電機
20とを有しており、外部電源と接続されている場合
は、装置の使用中であっても、自動的にバッテリー19
が充電され、屋外等のように外部電源が無い場所では、
バッテリー19のみでも使用できるようになっている。
【0014】入出力端子2及び3は、入力切替手段21
により択一的に切り替えられる。すなわち、通常の電話
機12が入出力端子2に接続されれば、接点aと接点c
が自動的に接続し、移動式電話機が入出力端子3に接続
されれば、接点bと接点cとが自動的に接続される。
【0015】電話機12又は移動式電話機14からの通
信相手の声は、まず、入出力端子2又は3に入力され、
ここから入出力増幅器に出力され、入出力増幅器22が
増幅してミキシング部23へ出力する。ミキシング部2
3は、後述するように、マイクから入力された声も拡声
するので、マイク→スピーカ→マイクと声が無限に循環
して発振するのを防止するものである。
【0016】ミキシング部23から出力された通信相手
の声は、メインアンプ24で増幅され、切替手段25で
切り替えられ、内蔵スピーカ4または外部スピーカ26
のいずれかから出力され、多勢の人が通信相手の声を聞
くことができる。モニター端子6は、テープレコーダに
接続して録音する場合やイヤホーンで聞く場合に使用す
るもので、ここでは常に音声信号が出力されている。な
お、このモニター端子に外部スピーカを接続することも
可能である。モニター端子に別の外部スピーカを接続す
れば、たとえば、複数の部屋にいる人たちに聞かせるこ
とができるようになる。
【0017】マイク15から入力される本発明の装置側
の人の声は、マイク用アンプ27で増幅され、マイク切
替手段28で切り替えられ2つの方向に分かれる。一方
は、入出力増幅器22に入力してここで増幅され、電話
機又は移動式電話機から通信相手へと発信される。
【0018】他方は、ミキシング部23に入力され、ミ
キシング部のボリューム23aにより調整されて、前述
したように発振防止がされ、メインアンプ24で増幅さ
れてスピーカ4または外付けスピーカ26から発声され
る。これによって、マイクに向かって話す人の声も拡声
されるので、周辺にいる多勢の人が聞くことができるよ
うになる。
【0019】ワイヤレスマイク16に入力された声は、
アンテナ17で受けられ、ワイヤレス受信部29に入
り、マイク用アンプ28に入力される。ここ以降はコー
ド付きマイクと同様の過程を経て電話機12又は移動式
電話機14に送られる。
【0020】マイク切替手段28は、ワイヤレスマイク
16を使用した場合と、コードの付いたマイク15を使
用した場合とを切り替えるもので、入力切替手段21と
同様に自動的に切り替えを行う。
【0021】電話機が携帯電話やPHSのような移動式
電話機14であれば、屋外での使用も可能となる。な
お、上記の実施例では、内蔵スピーカと外部スピーカの
双方を使用しているが、いずれか一方のみとしてもよ
い。また、外部スピーカのみの場合は、外部スピーカ接
続端子5のみ設け、本発明の装置を使用する場所に設置
されているスピーカに接続することとしてもよい。マイ
クについても同様で、コード付きマイクのみとしたり、
ワイヤレスマイクのみとしてもよく、さらには、マイク
端子のみ設け、他のマイクを転用することも可能であ
る。
【0022】本発明の電話拡声装置は、走行中の観光バ
スや街頭演説中の選挙カー等でも使用可能である。その
場合は、移動式電話機14としては、携帯電話又は自動
車電話を使用する。そして外部スピーカとして、観光バ
スに備えつけられている車内放送用のスピーカや、選挙
カーに取り付けられた街頭演説用のスピーカ等を使用す
る。具体的には、外部スピーカと接続するための端子5
と、観光バスや選挙カーの放送設備の入力側の端子とを
コードでつなぐ。移動式電話14で受けた通信相手の声
は、観光バスや選挙カー等の車載アンプを経由してこれ
らの乗物に備えつけのスピーカから流れ、観光バスの乗
客や、選挙カーの周辺の聴衆の全員が聞くことができ
る。マイクも、車載されたマイクを使用し、車載放送設
備の出力側の端子と、マイク用端子8又は9とを接続す
れば、マイクに入れた声がバスや選挙カーのスピーカか
ら放送できるようになり、乗客や聴衆の全員で聞くこと
ができる。特に、選挙カーで利用すれば、遠隔地から応
援演説をしたり、複数の演説会場間での意見交換もでき
るようになる。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の電話拡声
装置は、電話機と接続される入出力端子と、該電話機を
介して該入出力端子に入力した音声を拡声するスピーカ
と、該入出力端子に音声信号を送るマイクと、を有する
ので、1つの電話に掛かった通信相手の声を多勢の人が
聞くことができ、かつ、その通信相手と通話をすること
ができる。また、上記の構成を一体として携帯可能にし
たので、電話機のあるところであれば、どこでも使用す
ることができる。特に、移動式電話機に接続するように
すれば、屋外や移動中の乗物内での使用も可能となる。
【0024】スピーカとして外部スピーカを使用すれ
ば、より大きな音量を得ることができ、より広い場所で
の使用が可能になる。マイクに、ワイヤレスマイクを使
用すれば、マイクの使用可能範囲が大幅に広がる。マイ
クに吹き込んだ声が、スピーカで拡声されるようにすれ
ば、多勢の人にも聞かせることができ、多勢の人が通信
相手との会話に参加できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話拡声装置の使用状態を概念的に示
す斜視図である。
【図2】電話拡声装置の操作部を示す平面図である。
【図3】電話拡声装置の構成を概略的に示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 電話拡声装置 2,3 入出力端子 4 内蔵スピーカ 5 外部スピーカ接続用端子 12 電話機 14 移動式電話機 15 マイク 16 ワイヤレスマイク 26 外部スピーカ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機と接続される入出力端子と、該電
    話機を介して該入出力端子に入力した音声を拡声するス
    ピーカと、該入出力端子に音声信号を送るマイクと、を
    有し、これらを一体として携帯可能にしたことを特徴と
    する電話拡声装置。
  2. 【請求項2】 上記スピーカが、内蔵スピーカ及び/又
    は外部スピーカに接続可能な端子であることを特徴とす
    る請求項1記載の電話拡声装置。
  3. 【請求項3】 上記マイクが、コード付きマイク、ワイ
    ヤレスマイク、これらのマイクのための接続端子、のい
    ずれか1以上であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の電話拡声装置。
  4. 【請求項4】 上記マイクに吹き込んだ声が、上記スピ
    ーカで拡声されるようにしたことを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載の電話拡声装置。
  5. 【請求項5】 上記電話機が、移動式電話機であること
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電話拡
    声装置。
JP28475197A 1997-04-04 1997-10-17 電話拡声装置 Pending JPH10336298A (ja)

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JP28475197A JPH10336298A (ja) 1997-04-04 1997-10-17 電話拡声装置

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JP9-86477 1997-04-04
JP8647797 1997-04-04
JP28475197A JPH10336298A (ja) 1997-04-04 1997-10-17 電話拡声装置

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JPH10336298A true JPH10336298A (ja) 1998-12-18

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100590971B1 (ko) 2004-07-05 2006-06-19 현대자동차주식회사 핸즈프리 장치를 이용한 차량 확성기 시스템
JP2010103801A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Iida Corporation:Kk 拡声器
JP2014049961A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Pearl Denshi Kogyo Kk スピーカー付きアンプおよびオーディオ装置
WO2014172555A1 (en) * 2013-04-18 2014-10-23 C-Level Technology, Llc Waterproof audio and storage system

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