JPH10335200A - 基板熱処理装置 - Google Patents

基板熱処理装置

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JPH10335200A
JPH10335200A JP13832997A JP13832997A JPH10335200A JP H10335200 A JPH10335200 A JP H10335200A JP 13832997 A JP13832997 A JP 13832997A JP 13832997 A JP13832997 A JP 13832997A JP H10335200 A JPH10335200 A JP H10335200A
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章博 久井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の温度管理を正確に行うことができる基
板熱処理装置を提供する。 【解決手段】 基板熱処理装置100は、2つの熱処理
ユニット110、130から構成されている。熱処理ユ
ニット110、130はそれぞれホットプレート11
5、135とクールプレート111、131とを相対向
させて上下に配置している。また、基板熱処理装置10
0は1つのカバーCを備えており、当該カバーCはモー
タ205およびエアシリンダ200によって水平方向の
移動と昇降動作が可能とされている。熱処理ユニット1
30において加熱処理中はカバーCがホットプレート1
35上に位置し、熱処理ユニット110では冷却処理が
行われている。そして、所定時間経過後、カバーCが熱
処理ユニット110に移動して熱処理ユニット130で
は連続して冷却処理が行われる。一方、熱処理ユニット
110では、新たな基板WがカバーCに覆われて加熱処
理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板や液
晶ガラス基板などの薄板状基板(以下、「基板」と称す
る)に対して加熱処理または冷却処理などの熱処理を行
う基板熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上記基板に対しては、レジスト
塗布、露光、現像およびそれらに付随する熱処理などの
諸処理が順次施されて、所望の基板処理が行われる。
【0003】従来の熱処理では、基板に対して加熱処理
を行うホットプレートと、加熱処理後の基板に対して冷
却処理を行うクールプレートとがそれぞれ独立の熱処理
装置として構成されている(ホットプレートとクールプ
レートとが別々の処理室に設置されている)。従って、
熱処理時には、基板搬送ロボットなどが加熱処理終了後
の基板を一旦ホットプレートから取り出した後、クール
プレートまで搬送・搬入し、当該基板に冷却処理を施し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年におい
ては、基板に対する要求品質の高品質化にともなって、
化学増幅型レジストが多く使用されるようになりつつあ
る。この化学増幅型レジストは、温度に対して極めて敏
感であり、特に露光処理直後の加熱処理と冷却処理は、
その温度管理を正確に行わなければ露光パターンの形成
にも影響を及ぼすことがある。
【0005】しかしながら、上述のような熱処理におい
ては、基板の温度管理を正確に行うことは困難である。
すなわち、ホットプレートによって加熱処理が行われた
基板は、基板搬送ロボットの搬送路上に取り出される
が、当該搬送路上にはクリーンルーム内のダウンフロー
などによって絶えず気流が形成されており、基板の温度
はその影響を受けて不規則に変化する。
【0006】また、ホットプレートから加熱処理後の基
板が取り出される際には、基板搬送ロボットの搬送アー
ムが基板の周辺を保持するため、当該周辺部分のみが冷
却され、基板の温度分布の面内均一性が損なわれること
もある。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、基板の温度管理を正確に行うことができる基板
熱処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、基板に対して熱処理を行う基板
熱処理装置であって、(a) 基板を載置して加熱処理を行
う加熱処理手段と、(b)前記加熱処理手段の上方に対向
して設けられ、前記加熱処理後の基板に冷却処理を行う
冷却処理手段と、(c) 前記基板を前記加熱処理手段に近
接した位置と前記冷却処理手段に近接した位置との間で
昇降させる基板昇降手段と、(d) 前記加熱処理中に、前
記加熱処理手段と前記冷却処理手段との間に配置され、
前記基板の上方を包囲する蓋と、を備えている。
【0009】また、請求項2の発明は、基板に対して熱
処理を行う基板熱処理装置であって、基板を載置して加
熱処理を行う加熱処理手段と前記加熱処理手段の上方に
対向して設けられ前記加熱処理後の基板に冷却処理を行
う冷却処理手段と前記基板を前記加熱処理手段に近接し
た位置と前記冷却処理手段に近接した位置との間で昇降
させる基板昇降手段とをそれぞれが有する複数の熱処理
部を相互に近接配置し、前記加熱処理中に前記加熱処理
手段と前記冷却処理手段との間に配置され前記基板の上
方を包囲する蓋と、前記蓋を前記複数の熱処理部間にお
いて択一的に移動させる蓋移動手段と、を備えている。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
に係る基板熱処理装置において、前記蓋移動手段に、前
記複数の熱処理部のそれぞれにおいて、前記加熱処理手
段の上方で前記蓋が昇降することを可能とさせている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0012】A.基板処理装置全体の構成:図1は、本
発明に係る基板熱処理装置を組み込んだ基板処理装置3
00全体の外観斜視図である。なお、図1から図5に
は、それらの方向関係を明確にするためXYZ直角座標
軸を付している。
【0013】図1の基板処理装置300は、基板Wに塗
布処理、現像処理、密着強化処理、加熱処理、冷却処理
等の一連の処理を行うための装置であり、正面側に回転
処理領域301を有し、後方側に熱処理領域302を有
し、回転処理領域301と熱処理領域302との間に搬
送領域303を有する。
【0014】回転処理領域301には、基板の洗浄処理
を行う処理液の塗布処理を行う回転式塗布装置(スピン
コータ)SCおよび現像処理を行う回転式現像装置(ス
ピンデベロッパー)SDが配列されている。また、熱処
理領域302には、密着強化処理を行う密着強化部A
H、加熱処理を行う基板加熱部(ホットプレート)HP
および冷却処理を行う基板冷却部(クールプレート)C
Pが配置されるとともに、本発明に係る基板熱処理装置
100が設けられている。搬送領域303には、基板搬
送装置500がX軸方向に移動自在に設けられている。
【0015】さらに、この基板処理装置300の側方に
は、基板Wの搬入および搬出を行うインデクサINDが
設けられている。インデクサINDの移載ロボット61
は、カセット62から基板Wを取り出して基板搬送装置
500に送り出し、逆に、一連の処理が施された基板W
を基板搬送装置500からカセット62に戻す。
【0016】基板搬送装置500は、搬送領域303に
おいて、回転処理領域301および熱処理領域302の
側に(Y軸方向に)進退移動可能となっており、各処理
装置あるいは各処理部との間で基板Wの循環搬送を行
う。
【0017】B.基板熱処理装置の構成:次に、基板熱
処理装置100の構成について説明する。図2は基板熱
処理装置100の内部を正面から見た(+Y向きに見
た)概略構成図である。また、図3は基板熱処理装置1
00の内部を背面から見た(−Y向きに見た)概略構成
図であり、さらに図4は基板熱処理装置100の内部を
上面から見た(−Z向きに見た)平面図である。
【0018】基板熱処理装置100は、処理室101の
内部に2つの熱処理ユニット110、130を相互に近
接配置して構成されている。熱処理ユニット110、1
30はともに加熱処理および冷却処理を行う熱処理ユニ
ットであり、両熱処理ユニットは同等の構成・機能を有
している。
【0019】熱処理ユニット110は、加熱処理を行う
ホットプレート115と、その上方に当該ホットプレー
ト115と対向して設けられた冷却処理用のクールプレ
ート111とを備えている。
【0020】ホットプレート115は、熱処理ユニット
110内の下方側に配置され、その内部にヒータなどの
加熱装置を埋め込んでいる。また、ホットプレート11
5の下方には3つの昇降ピン122(図4参照)を有す
る昇降部材121が配置されている。昇降部材121
は、エアシリンダ120によって鉛直軸方向(Z軸方
向)に昇降自在とされており、昇降部材121の上昇に
ともなって昇降ピン122がホットプレート115の小
孔を貫通して基板Wを支持・上昇する。
【0021】クールプレート111は、熱処理ユニット
110内の上方側にホットプレート115と対向して配
置され、その内部には冷却管やペルチェ素子などの冷却
装置が埋め込まれている。
【0022】なお、上述の如く、熱処理ユニット130
は、熱処理ユニット110と同等の構成を有している。
すなわち、熱処理ユニット130内には、ホットプレー
ト135とクールプレート131とが上下に相対向して
配置されており、エアシリンダ140によって3つの昇
降ピン142を有する昇降部材141が昇降される。ま
た、熱処理ユニット110と熱処理ユニット130との
境界には両熱処理ユニット間の熱干渉を防止するための
仕切り板105が設けられている。
【0023】上記のように、熱処理ユニット110(1
30)内にはホットプレート115(135)およびク
ールプレート111(131)が配置されているため、
加熱処理と冷却処理とが1つの処理室内で可能である。
熱処理ユニット110(130)において加熱処理を行
うときは、ホットプレート115(135)の上面に埋
め込まれた3つのスペーサ116(136)に基板Wを
載置し、当該ホットプレート115(135)と平行に
わずかに間隔を隔てて基板Wを保持する(図2の処理ユ
ニット110の状態)。そして、ホットプレート115
(135)内部の加熱装置によって基板Wを所定の温度
に加熱する。
【0024】また、熱処理ユニット110(130)に
おいて冷却処理を行うときは、エアシリンダ120(1
40)を上昇させて、基板Wを昇降ピン122(14
2)によって支持した状態でクールプレート111(1
31)の下面に近接して保持する(図2の処理ユニット
130の状態)。そして、基板Wはクールプレート11
1(131)の内部に設けられた冷却装置によって所定
の温度まで冷却される。
【0025】上記の基板熱処理装置100は、1つのカ
バーCを有している。このカバーCは、ホットプレート
115(135)とクールプレート111(131)と
の間に配置され、加熱処理中の基板Wの上方を包囲して
当該基板Wの均熱性を向上させるための部材である。そ
して、図3および図4に示すように、カバーCは、熱処
理ユニット110と熱処理ユニット130との間で水平
方向(X軸方向)に移動することと、ホットプレート1
15(135)とクールプレート111(131)との
間で上下方向(Z軸方向)に昇降することが可能であ
る。すなわち、カバーCはエアシリンダ200によって
保持され、当該エアシリンダ200は雄ねじ201に螺
合されている。そして、雄ねじ201はモータ205に
よって回転自在に保持されており、当該モータ205が
正または逆回転することによって、エアシリンダ200
に保持されたカバーCがX軸方向に移動する。このとき
に、熱処理ユニット110と熱処理ユニット130との
境界に設置された仕切り板105には、カバーCが通過
できるだけの開口が設けられているため、カバーCの水
平移動に際して当該仕切り板105が障壁となることは
ない。
【0026】また、エアシリンダ200によってカバー
Cは、ホットプレート115(135)の上方で昇降す
ることが可能である。
【0027】なお、カバーCの水平移動機構および昇降
機構は、上記の形態に限定されるものではなく、例え
ば、カバーCをベルト送り機構などによって水平移動さ
せてもよいし、パルスモータなどによって昇降させても
よく、その他公知の移動機構を適用することが可能であ
る。
【0028】C.熱処理動作:次に、基板熱処理装置1
00における熱処理動作について説明する。この基板熱
処理装置100は、主として露光処理後の基板Wに対し
て熱処理を行う装置であり、装置内に搬入された基板W
を所定の温度まで昇温して加熱処理を行った後、所定の
温度まで降温する冷却処理を行う。
【0029】基板搬送装置500によって、熱処理ユニ
ット110に搬入された基板Wがスペーサ116に載置
された後、カバーCがホットプレート115の上方に水
平移動され、当該カバーCが降下し、加熱処理が行われ
る。なお、この際に、まずカバーCをホットプレート1
15の上方に水平移動させ、基板Wをスペーサ116に
載置した後、さらにカバーCを降下させるようにしても
よい。
【0030】一方、加熱処理が終了した熱処理ユニット
130では、エアシリンダ140によって基板Wがクー
ルプレート131の下面に近接した状態となるまで上昇
され、冷却処理が行われる(図2の状態)。
【0031】そして、所定の熱処理時間が経過した後、
熱処理ユニット130から冷却済みの基板Wが基板搬送
装置500によって搬出され、昇降ピン142が降下す
る。その後、熱処理ユニット130のスペーサ136に
基板Wが載置されるとともに、加熱処理が終了した熱処
理ユニット110ではカバーCが上昇し、当該カバーC
が熱処理ユニット130に水平移動する。
【0032】さらに、その後、熱処理ユニット130に
おいてはカバーCが降下して加熱処理が行われるととも
に、熱処理ユニット110においてはエアシリンダ12
0によって加熱処理済みの基板Wがクールプレート11
1の下面に近接した状態となるまで上昇され、冷却処理
が行われる(図5の状態)。
【0033】以降、同様の手順が繰り返されて、基板W
に対する熱処理が順次行われる。なお、図1に示すよう
に、基板熱処理装置100の熱処理ユニット110、1
30のそれぞれには上下2箇所の開口部が設けられてお
り、基板Wを熱処理ユニット内に基板Wを搬入するとき
には下側の開口部(ホットプレート115(135)に
近い側の開口部)に搬入し、冷却済みの基板Wを搬出す
るときには上側の開口部(クールプレート111(13
1)に近い側の開口部)から搬出する。
【0034】以上のようにすれば、熱処理ユニット11
0および熱処理ユニット130において熱処理を行うと
きには、1つの熱処理ユニット内で加熱処理と冷却処理
が連続的に行われるためユニット外の雰囲気の影響を受
けることがなくなり基板Wの温度変化が安定するととも
に、加熱処理中はカバーCによってホットプレート11
5(135)の上方が覆われているため基板Wの温度分
布の面内均一性が維持され、その結果基板Wの温度管理
を正確に行うことができる。
【0035】ところで、熱処理ユニット110、130
のそれぞれにカバーCを設けることによっても基板Wの
温度管理を正確に行うことはできるが、この場合には冷
却処理中に基板Wを上昇させることができるようにカバ
ーCを所定の場所に待避させる必要がある。したがっ
て、その待避場所の分だけ装置のフットプリント(装置
が平面的に占有する面積)が大きくなる。
【0036】しかし、近年使用されている化学増幅型レ
ジストはアンモニアなどのアルカリ雰囲気に極度に敏感
であるため、クリーンルーム内では化学吸着フィルタな
どを使用して厳密な雰囲気管理を行っており、クリーン
ルームの単位スペース当たりのコストは上昇しつつあ
る。すなわち、装置のフットプリントが増大すること
は、クリーンルームのスペースの有効利用を妨げ、処理
コストの観点からは好ましくない。
【0037】そこで、本実施形態のようにすれば、カバ
ーCは熱処理ユニット110または熱処理ユニット13
0の間で択一的に移動するため、基板Wの温度管理を正
確に行うとともに、装置のフットプリントを増大させる
こともなく、クリーンルーム内のスペースを有効に利用
することができる。
【0038】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、この発明は上記の例に限定されるものではない。
例えば、処理ユニットの数は2つに限定されるものでは
なく、3つ以上の処理ユニットの間でカバーCを択一的
に移動させるようにしてもよい。
【0039】また、カバーCの昇降機構は必ずしも必須
の機構ではなく、水平方向の移動機構のみ備えていても
よい。もっとも、カバーCに昇降機構を備えている方
が、加熱処理中における基板Wの熱分布の面内均一性が
より得られ易くなる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、基板を載置して加熱処理を行う加熱処理手段
と、その加熱処理手段の上方に対向して設けられ加熱処
理後の基板に冷却処理を行う冷却処理手段と、基板を加
熱処理手段に近接した位置と冷却処理手段に近接した位
置との間で昇降させる基板昇降手段と、加熱処理中に加
熱処理手段と冷却処理手段との間に配置され、前記基板
の上方を包囲する蓋と、を備えているため、外部の雰囲
気の影響を受けることなく加熱処理と冷却処理とを連続
的に行うことになり、基板Wの温度変化が安定する。ま
た、加熱処理中は蓋によって加熱処理手段の上方が覆わ
れているため基板の温度分布の面内均一性が維持され
る。そして、その結果基板の温度管理を正確に行うこと
ができる。
【0041】また、請求項2の発明によれば、基板を載
置して加熱処理を行う加熱処理手段と、当該加熱処理手
段の上方に対向して設けられ加熱処理後の基板に冷却処
理を行う冷却処理手段と、基板を加熱処理手段に近接し
た位置と冷却処理手段に近接した位置との間で昇降させ
る基板昇降手段とをそれぞれが有する複数の熱処理部を
相互に近接配置し、その加熱処理中に加熱処理手段と冷
却処理手段との間に配置され基板の上方を包囲する蓋
と、蓋を複数の熱処理部間において択一的に移動させる
蓋移動手段と、を備えているため、請求項1の発明と同
様の効果を維持しつつ、装置のフットプリントの増大を
抑制することもでき、装置が設置されたクリーンルーム
内のスペースを有効に利用することができる。
【0042】また、請求項3の発明によれば、複数の熱
処理部のそれぞれにおいて加熱処理手段の上方で蓋を昇
降させることが可能とされているため、請求項2の発明
の効果に加えて、加熱処理中における基板の熱分布の面
内均一性がより得られ易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板熱処理装置を組み込んだ基板
処理装置全体の外観斜視図である。
【図2】図1の基板熱処理装置の内部を正面から見た概
略構成図である。
【図3】図1の基板熱処理装置の内部を背面から見た概
略構成図である。
【図4】図1の基板熱処理装置の内部を上面から見た平
面図である。
【図5】図1の基板熱処理装置の内部を正面から見た概
略構成図である。
【符号の説明】
100 基板熱処理装置 110、130 熱処理ユニット 111、131 クールプレート 115、135 ホットプレート 120、140、200 エアシリンダ 201 雄ねじ 205 モータ C カバー W 基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して熱処理を行う基板熱処理装
    置であって、 (a) 基板を載置して加熱処理を行う加熱処理手段と、 (b) 前記加熱処理手段の上方に対向して設けられ、前記
    加熱処理後の基板に冷却処理を行う冷却処理手段と、 (c) 前記基板を前記加熱処理手段に近接した位置と前記
    冷却処理手段に近接した位置との間で昇降させる基板昇
    降手段と、 (d) 前記加熱処理中に、前記加熱処理手段と前記冷却処
    理手段との間に配置され、前記基板の上方を包囲する蓋
    と、 を備えることを特徴とする基板熱処理装置。
  2. 【請求項2】 基板に対して熱処理を行う基板熱処理装
    置であって、 基板を載置して加熱処理を行う加熱処理手段と、前記加
    熱処理手段の上方に対向して設けられ前記加熱処理後の
    基板に冷却処理を行う冷却処理手段と、前記基板を前記
    加熱処理手段に近接した位置と前記冷却処理手段に近接
    した位置との間で昇降させる基板昇降手段とをそれぞれ
    が有する複数の熱処理部を相互に近接配置し、 前記加熱処理中に前記加熱処理手段と前記冷却処理手段
    との間に配置され、前記基板の上方を包囲する蓋と、 前記蓋を前記複数の熱処理部間において択一的に移動さ
    せる蓋移動手段と、を備えることを特徴とする基板熱処
    理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の基板熱処理装置におい
    て、 前記蓋移動手段は、前記複数の熱処理部のそれぞれにお
    いて、前記加熱処理手段の上方で前記蓋を昇降させるこ
    とが可能とされていることを特徴とする基板熱処理装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100464928B1 (ko) * 2001-11-26 2005-01-05 소프트픽셀(주) 플라스틱 필름-금속/절연체/금속 소자로 구성된액정표시장치의 열처리장치
JP2007147832A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Toppan Printing Co Ltd ガラス基板の冷却方法及びプリベーク装置
KR100920015B1 (ko) 2007-10-10 2009-10-05 주식회사 베셀 엘시디 글라스 핫 플레이트 챔버의 교체형 보호 내부커버장치

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