JPH10333968A - 通信システムおよび記録媒体 - Google Patents

通信システムおよび記録媒体

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JPH10333968A
JPH10333968A JP9139930A JP13993097A JPH10333968A JP H10333968 A JPH10333968 A JP H10333968A JP 9139930 A JP9139930 A JP 9139930A JP 13993097 A JP13993097 A JP 13993097A JP H10333968 A JPH10333968 A JP H10333968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
relation
class
database
communication system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9139930A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nakao
和弘 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの配列や一つの変数に対してプリミティ
ブデータとオブジェクトデータとを混在させて扱うこと
ができる通信システムを提供すること。 【解決手段】 アプリケーションプラグラム11でデー
タベース3を検索する場合、データベース3内のデータ
が読み取られる(ステップ301)。データベースイン
ターフェース9は関係がR´であり、クラスが特定のク
ラスである場合には(ステップ302)、 オブジェクトA −R´→ 23 をアプリケーションプログラム11に送る(ステップ3
04)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オブジェクト指向
システムに用いられる通信システムおよび記録媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オブジェクト指向プログラミング
で取り扱うデータは、大きく分類するとプリミティブデ
ータとオブジェクトデータになる。ここで、プリミティ
ブデータとは、「1」や「2.56」、文字列等の基本
的な型のデータであり、オブジェクトデータとは「本」
クラスや「著者」クラス等のインスタンスである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、これらのデータ
をデータベースに格納する場合、一つの配列中にこれら
2種類のデータを混在させることはできず、またある一
つの変数にこれら2種類のデータのどちらが格納されて
もよいというような定義を行うことはできない。
【0004】とくに、プリミティブデータとオブジェク
トデータを混在させることが最も自然なスキーマ定義で
ある場合、プリミティブデータ用のスキーマ定義とオブ
ジェクトデータ用のスキーマ定義の両方を行う必要があ
り、単に煩わしいだけでなく、本来のモデルが持ってい
る意味から外れたスキーマ定義となっているので保守、
拡張性が著しく損なわれるという問題があった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、一つの配列や一つ
の変数に対してプリミティブデータとオブジェクトデー
タとを混在させて扱うことができる通信システムを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、オブジェクトAとオブジェクトBとが
次のような関係を有し、 オブジェクトA −R→ オブジェクトB オブジェクトA −R´→ オブジェクトB R´はRのサブタイプ オブジェクトBは、プリミティブデータとオブジェクト
データとを有し、前記各オブジェクトを有するオブジェ
クトシステムから読み出しを行うときに、関係がR´で
オブジェクトBのクラスが特定のものである場合には、
オブジェクトB内のプリミティブデータの値を読み取る
ことを特徴とする通信システムである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、オブジェクト指向
通信システムの概略構成図であり、この通信システムは
ホストコンピュータ1、データベース3、通信線5、端
末装置7からなり、端末装置7はデータベースインター
フェース9とアプリケーションプログラム11とを有す
る。
【0008】データベース3内には、多数のオブジェク
トが格納される。端末装置7のアプリケーションプログ
ラム11でデータベース3を検索する。データベースイ
ンターフェース9はアプリケーションプログラム11で
検索を行うときに、後述するような処理を行う。
【0009】データベース3には、次に示されるような
形式でデータが格納されている。たとえば、オブジェク
トAがオブジェクトBを指していることを関係Rを用い
て、 オブジェクトA −R→ オブジェクトB ……(1) のように表される。
【0010】ここで、関係R´を関係Rのサブタイプと
して定義する。関係R´は関係Rの持つ性質をすべて継
承するので、 オブジェクトA −R´→ オブジェクトB ……(2) もデータベース3内においては関係Rと同様にオブジェ
クトAがオブジェクトBを指していることを意味する。
【0011】図2は、データベース3に格納されるデー
タの説明図である。ここで「人」オブジェクトが、
「円」や「株」の財産を持つ関係を例として取り上げ
る。
【0012】もし、人とその人の所有する財産の関係
が、図2(a)に示すように「人」オブジェクトが
「株」オブジェクトだけを所有するというものであれ
ば、単純にこの関係を関係Rを用いて定義できる。しか
し、図2(b)−1に示すように、人21が所有する財
産が「株」オブジェクトである一方、図2(b)−2に
示すように、人23が所有する財産が円であり、かつ円
は単に整数として表現されるとすると、前例のように単
純に関係Rを用いてこの関係を定義することはできな
い。なぜなら、ある型で宣言された一つの変数にある時
はプリミティブデータを代入し、ある時はオブジェクト
データを代入するということは通常できないからであ
る。
【0013】そこで、このような関係を表わすための新
たな関係R´と、プリミティブデータを保持するための
クラスValueHolderを導入する。関係R´は
関係Rのサブタイプとして定義される。ValueHo
lderオブジェクトはその属性としてプリミティブデ
ータを保持できる。これに基づき、図2(c)に示され
る関係はデータベース内では関係R´とValueHo
lderオブジェクトを用いて、図2(c)に示される
ような形で格納することとする。
【0014】図3は、本実施の形態に係る通信システム
の処理を示すフローチャートである。アプリケーション
プログラム11はデータベースインターフェース9を介
してデータベース3からデータを読み込む(ステップ3
01)。
【0015】たとえば、 オブジェクトA −R´→ オブジェクトB を読み込もうとしており、オブジェクトAはすでに読み
込み済みとする。オブジェクトBを読み込もうとしてい
る時に、データベースインターフェース9は関係がRで
はなくR´であり、かつオブジェクトBのクラスが例え
ばValueHolderのような特定のクラスである
か否かを判断し(ステップ302)、ステップ302の
条件が満足されない場合、オブジェクトBを読み込み
(ステップ303)、ステップ302の条件が満足され
る場合、データベースインターフェース9は単にオブジ
ェクトBを読み込むのではなく、オブジェクトBがその
内部に持つ値(例えば「23」)を取り出す。
【0016】そして、アプリケーションプログラム11
から特定のメッセージが送られると、 オブジェク
トA −R´→ 23 としてアプリケーションプログラム11に送る(ステッ
プ304)。このように、本実施の形態では、データベ
ース3内のオブジェクトBにプリミティブデータとオブ
ジェクトデータのどちらも格納することができる。
【0017】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態では、一つの配列中にプリミティ
ブデータとオブジェクトデータを混在させる通信システ
ムである。ここでは、配列の上位概念として集合を取り
上げて説明する。
【0018】オブジェクトAが集合Bを指している関係
Rを次にように表す。なお、集合Bは様々なオブジェク
トを含む。 オブジェクトA −R→ 集合B ……(3) また、関係Rに代えて関係Rのサブタイプ関係R´を用
いて、 オブジェクトA −R´→ 集合B ……(4) という関係をデータベース3内に構築する。
【0019】アプリケーションプログラム11でデータ
ベース3を検索する場合、データベースインターフェー
ス9は「関係がR´であり、かつ集合B中に含まれる各
オブジェクトについてそのクラスが例えば「Value
Holder」の場合、集合Bに含まれるそのオブジェ
とを単に読み込むのではなく、そのオブジェクトが内部
に持つ値を特定のメッセージを用いて取り出す。
【0020】たとえば、式(4)の集合Bが{オブジェ
クトC,オブジェクトD}からなり、オブジェクトDの
クラスがValueHolderであり、内部に「4
5」という整数を持つ場合は、式(4)の関係はアプリ
ケーションプログラム11では、 オブジェクトA −R´→ 集合B{オブジェクトC、45} ……(5) として読み込まれる。
【0021】このように、本実施の形態によれば、プロ
グラマーはデータの型を気にする必要がなくなり、プロ
グラミングが効率的になる。とくに、プリミティブデー
タとオブジェクトデータを混在させるのが最も自然なス
キーマ定義であるような場合に有効である。ここまで
は、データベースから読み出す場合について説明してあ
るが、データベースに書き込む場合についても、同様の
方法を適用する。すなわち、式(5)に示すようなデー
タをデータベースに書き込む場合、オブジェクトCには
変更を加えることなくそのまま格納するが、整数「4
5」は内部に整数「45」を持つValueHolde
rオブジェクトに変換してデータベースに書き込まれ
る。この変換はデータベースインタフェース9により自
動的に行われる。
【0022】なお、本発明は様々な変形が可能である。
たとえば、前述した実施の形態ではデータベースシステ
ムを取り上げたが、本発明はオブジェクトシステム間の
通信システム等に広く用いられる。またデータベースイ
ンターフェース9内の処理を行うプログラムをCD−R
OM等の記録媒体に記録してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、一つの配列や一つの変数に対してプリミティブデ
ータとオブジェクトデータとを混在させて扱うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オブジェクト指向通信システムの概略構成図
【図2】 データの説明図
【図3】 オブジェクト指向通信システムの処理を示す
フローチャート
【符号の説明】
1………ホストコンピュータ 3………データベース 5………通信線 7………端末装置 9………データベースインターフェース 11………アプリケーションプログラム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オブジェクトAとオブジェクトBとが次
    のような関係を有し、 オブジェクトA −R→
    オブジェクトB オブジェクトA −R´→ オブジェクトB R´はRのサブタイプ オブジェクトBは、プリミティブデータとオブジェクト
    データを有し、 前記各オブジェクトを有するオブジェクトシステムから
    読み出しを行うときに、関係がR´でオブジェクトBの
    クラスが特定のものである場合には、オブジェクトB内
    のプリミティブデータの値を読み取ることを特徴とする
    通信システム。
  2. 【請求項2】 オブジェクトAと集合Bとが次のような
    関係を有し、 オブジェクトA −R→ 集合B オブジェクトA −R´→ 集合B R´はRのサブタイプ 集合B内のオブジェクトはプリミティブデータとオブジ
    ェクトデータとを有し、 前記各オブジェクトを有する
    オブジェクトシステムから読み出しを行うときに、関係
    R´で集合Bに含まれる各オブジェクトのクラスが特定
    のものである場合には、集合B内のオブジェクト内の特
    定のプリミティブデータの値を読み取ることを特徴とす
    る通信システム。
  3. 【請求項3】 集合Bは配列であることを特徴とする請
    求項2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 オブジェクトAとオブジェクトBとが次
    のような関係を有し オブジェクトA −R→ オブジェクトB オブジェクトA −R´→ オブジェクトB R´はRのサブタイプ オブジェクトBは、プリミティブデータとオブジェクト
    データとを有し、 前記各オブジェクトを有するオブジェクトシステムから
    読み出しを行うときに、関係がR´でオブジェクトBの
    クラスが特定のものである場合には、オブジェクトB内
    のプリミティブデータの値を読みとる処理をコンピュー
    タに行わせるプログラムを記録した記録媒体。
  5. 【請求項5】 オブジェクトAと集合Bとが次のような
    関係を有するオブジェクトシステムであり、 オブジェクトA −R→ 集合B オブジェクトA −R´→ 集合B R´はRのサブタイプ 集合B内のオブジェクトはプリミティブデータとオブジ
    ェクトデータとを有し、 前記各オブジェクトを有する
    オブジェクトシステムから読み出しを行うときに、関係
    R´で集合Bに含まれる各オブジェクトのクラスが特定
    のものである場合には、集合B内のオブジェクト内の特
    定のプリミティブデータの値を読み取る処理をコンピュ
    ータに行わせるプログラムを記録した記録媒体。
JP9139930A 1997-05-29 1997-05-29 通信システムおよび記録媒体 Pending JPH10333968A (ja)

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