JPH10332315A - ポジションセンサ - Google Patents
ポジションセンサInfo
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- JPH10332315A JPH10332315A JP9141776A JP14177697A JPH10332315A JP H10332315 A JPH10332315 A JP H10332315A JP 9141776 A JP9141776 A JP 9141776A JP 14177697 A JP14177697 A JP 14177697A JP H10332315 A JPH10332315 A JP H10332315A
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- JP
- Japan
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- brush
- signal
- moving member
- position sensor
- rotary shaft
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/08—Range selector apparatus
- F16H59/10—Range selector apparatus comprising levers
- F16H59/105—Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/12—Detecting malfunction or potential malfunction, e.g. fail safe; Circumventing or fixing failures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 位置検出が正確で、低コストなポジションセ
ンサを提供する。 【解決手段】 シフトレバーの操作によって移動可能
で、且つ、複数のブラシ（１３，１５，１７，１９）を
備えた回転シャフト（７）と、ハウジング（１，３）に
固定されたプリント基板（２１）と、プリント基板上に
設けられ、回転シャフトのブラシと摺接して回転シャフ
トの所定位置に応じてメイン位置信号を発信するメイン
導電体（Ｍ）と、プリント基板上に設けられ、回転シャ
フトのブラシと摺接して回転シャフトの所定位置に応じ
て、その信号レベルが変化するとともに、回転シャフト
の各所定位置の所定領域内にあるときには信号レベルが
一定であるサブ位置信号を発信するサブ導電体（Ｓ）を
備えたことを特徴とするポジションセンサ。
ンサを提供する。 【解決手段】 シフトレバーの操作によって移動可能
で、且つ、複数のブラシ（１３，１５，１７，１９）を
備えた回転シャフト（７）と、ハウジング（１，３）に
固定されたプリント基板（２１）と、プリント基板上に
設けられ、回転シャフトのブラシと摺接して回転シャフ
トの所定位置に応じてメイン位置信号を発信するメイン
導電体（Ｍ）と、プリント基板上に設けられ、回転シャ
フトのブラシと摺接して回転シャフトの所定位置に応じ
て、その信号レベルが変化するとともに、回転シャフト
の各所定位置の所定領域内にあるときには信号レベルが
一定であるサブ位置信号を発信するサブ導電体（Ｓ）を
備えたことを特徴とするポジションセンサ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両、航空機、ある
いは、工作機械等に使用されるポジションセンサに関す
る。
いは、工作機械等に使用されるポジションセンサに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のポジションセンサとしては、１９
９１年１０月１１日発行の「トヨタクラウンハードトッ
プ修理書上巻」にその記載がある。
９１年１０月１１日発行の「トヨタクラウンハードトッ
プ修理書上巻」にその記載がある。
【０００３】これには、車両のオートマチックトランス
ミッションのシフトレバーとシフトケーブルによって連
結され、シフトレバーを操作することによって１系統の
オン・オフ信号を発生するポジションセンサに関するも
のが記載されている。
ミッションのシフトレバーとシフトケーブルによって連
結され、シフトレバーを操作することによって１系統の
オン・オフ信号を発生するポジションセンサに関するも
のが記載されている。
【０００４】上記した従来技術によるポジションセンサ
においては、都合１０個の電気端子を備えているが、１
系統のみの信号を発生するものであるため、ポジション
センサの故障時には操作部材の正しい位置を検出できな
かった。
においては、都合１０個の電気端子を備えているが、１
系統のみの信号を発生するものであるため、ポジション
センサの故障時には操作部材の正しい位置を検出できな
かった。
【０００５】上記問題点を解消するために、単純に信号
の発生系統を２系統とすることが考えられるが、上記し
たオン・オフ信号の発生系統を２系統とすると、電気端
子が２倍となってセンサ内部回路が複雑となり、信号線
が増えて、ポジションセンサの重量、コストの点におい
て課題を備えている。
の発生系統を２系統とすることが考えられるが、上記し
たオン・オフ信号の発生系統を２系統とすると、電気端
子が２倍となってセンサ内部回路が複雑となり、信号線
が増えて、ポジションセンサの重量、コストの点におい
て課題を備えている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した従
来技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とす
る。
来技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１は、前
述の課題を解決するために、操作部材の操作によって移
動可能なようにハウジングに固定されるとともに、複数
のブラシを備えた移動部材と、前記ハウジングに固定さ
れた基板と、該基板上に設けられ、前記移動部材のブラ
シと摺接して前記移動部材の所定位置に応じてメイン位
置信号を発信する主導電体と、前記基板上に設けられ、
前記移動部材のブラシと摺接して前記移動部材の所定位
置に応じて、その信号レベルが変化するとともに、前記
移動部材の各所定位置の所定領域内にあるときには信号
レベルが一定であるサブ位置信号を発信する副導電体を
備えたことを特徴とするポジションセンサとした。
述の課題を解決するために、操作部材の操作によって移
動可能なようにハウジングに固定されるとともに、複数
のブラシを備えた移動部材と、前記ハウジングに固定さ
れた基板と、該基板上に設けられ、前記移動部材のブラ
シと摺接して前記移動部材の所定位置に応じてメイン位
置信号を発信する主導電体と、前記基板上に設けられ、
前記移動部材のブラシと摺接して前記移動部材の所定位
置に応じて、その信号レベルが変化するとともに、前記
移動部材の各所定位置の所定領域内にあるときには信号
レベルが一定であるサブ位置信号を発信する副導電体を
備えたことを特徴とするポジションセンサとした。
【０００８】上記請求項１に記載した手段によるポジシ
ョンセンサによれば、操作部材の操作によって移動部材
が移動することによって、移動部材のブラシが主導電体
上を摺動して、移動部材の位置に応じたメイン位置信号
を発生する。
ョンセンサによれば、操作部材の操作によって移動部材
が移動することによって、移動部材のブラシが主導電体
上を摺動して、移動部材の位置に応じたメイン位置信号
を発生する。
【０００９】故障によって移動部材の位置に応じたメイ
ン位置信号が正しく発生しない場合には、副導電体と移
動部材のブラシとの摺接によって発生するサブ位置信号
によって、操作部材の位置が検出される。
ン位置信号が正しく発生しない場合には、副導電体と移
動部材のブラシとの摺接によって発生するサブ位置信号
によって、操作部材の位置が検出される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の特徴
を示す部分のみについて説明する。
を示す部分のみについて説明する。
【００１１】図１は、これに限定するつもりはないが、
例えば車両の自動変速機に使用され、シフトレバーの位
置を検出するポジションセンサの正面図であり、図２は
図１に示すポジションセンサからカバー１を取り外した
ものを表す図であり、図３は図２の３−３断面図であ
る。
例えば車両の自動変速機に使用され、シフトレバーの位
置を検出するポジションセンサの正面図であり、図２は
図１に示すポジションセンサからカバー１を取り外した
ものを表す図であり、図３は図２の３−３断面図であ
る。
【００１２】図において、カバー１は樹脂材料にて形成
され、同じく樹脂材料にて形成されたケース３に４箇所
においてビス５にて締結されている。カバー１とケース
３との合せ面には、防水、防塵用のＯリング２３が設置
されている。移動部材である回転シャフト７は、中心に
連結孔７ａを備えた軸部７ｂとこれにつながるレバー部
７ｃとによって構成されており、連結孔７ａに、車両の
シフトレバーに連結する図示しない連結軸が嵌合してい
る。図３に示すように、回転シャフト７はカバー１とケ
ース３に各々設置された装着孔１ａ，３ａに、防水、防
塵用のＯリング２５及び２７を介して、嵌装されてい
る。回転シャフト７のレバー部７ｃの一側は、カバー１
に設けられた２条の突起１ｂに当接することによって保
持される。図示しない車両のシフトレバーを操作するこ
とによって、図示しない連結軸が回転し、連結軸と嵌合
した回転シャフト７も、連結孔７ａの中心軸を回転軸と
して回転する。
され、同じく樹脂材料にて形成されたケース３に４箇所
においてビス５にて締結されている。カバー１とケース
３との合せ面には、防水、防塵用のＯリング２３が設置
されている。移動部材である回転シャフト７は、中心に
連結孔７ａを備えた軸部７ｂとこれにつながるレバー部
７ｃとによって構成されており、連結孔７ａに、車両の
シフトレバーに連結する図示しない連結軸が嵌合してい
る。図３に示すように、回転シャフト７はカバー１とケ
ース３に各々設置された装着孔１ａ，３ａに、防水、防
塵用のＯリング２５及び２７を介して、嵌装されてい
る。回転シャフト７のレバー部７ｃの一側は、カバー１
に設けられた２条の突起１ｂに当接することによって保
持される。図示しない車両のシフトレバーを操作するこ
とによって、図示しない連結軸が回転し、連結軸と嵌合
した回転シャフト７も、連結孔７ａの中心軸を回転軸と
して回転する。
【００１３】回転シャフト７には第１ブラシホルダー９
と第２ブラシホルダー１１とが互いに適当な間隔を保持
しながら、回転シャフト７のレバー部７ｃに熱かしめ、
あるいは、超音波かしめにて固着されている。第１ブラ
シホルダー９には第１ブラシ１３及び第２ブラシ１５が
固着され、第２ブラシホルダー１１には第３ブラシ１７
及び第４ブラシ１９が固着されている。第１ブラシ１３
及び第２ブラシ１５は、第１ブラシホルダー９を介して
互いに電気的に連結されており、第３ブラシ１７及び第
４ブラシ１９は、第２ブラシホルダー１１を介して互い
に電気的に連結されている。
と第２ブラシホルダー１１とが互いに適当な間隔を保持
しながら、回転シャフト７のレバー部７ｃに熱かしめ、
あるいは、超音波かしめにて固着されている。第１ブラ
シホルダー９には第１ブラシ１３及び第２ブラシ１５が
固着され、第２ブラシホルダー１１には第３ブラシ１７
及び第４ブラシ１９が固着されている。第１ブラシ１３
及び第２ブラシ１５は、第１ブラシホルダー９を介して
互いに電気的に連結されており、第３ブラシ１７及び第
４ブラシ１９は、第２ブラシホルダー１１を介して互い
に電気的に連結されている。
【００１４】プリント基板２１は、ケース３に超音波か
しめ２９によって３箇所にて固定されている。プリント
基板２１には、図４において上方から、メイン導電体Ｍ
を構成する導電パターンＰＧ，ＰＰ，ＰＲ，ＰＮ，Ｐ
Ｄ，ＰＢと、サブ導電体Ｓを構成する導電パターンＰ
Ｖ，ＰＭ，ＰＯが設置されている。メイン導電体Ｍを構
成する導電パターンＰＧ，ＰＰ，ＰＲ，ＰＮ，ＰＤ，Ｐ
Ｂはこれに限定する意図はないが、図８に示すように、
基板２１上に設置された電気抵抗値のきわめて低い銀等
によって形成された導電体３１と、導電体３１をブラシ
１３，１５との摺接による磨耗から保護するために、さ
らに、導電体３１上に比較的電気抵抗値の高いカーボン
フェノールを塗布して形成された導電体３３によって構
成されている。
しめ２９によって３箇所にて固定されている。プリント
基板２１には、図４において上方から、メイン導電体Ｍ
を構成する導電パターンＰＧ，ＰＰ，ＰＲ，ＰＮ，Ｐ
Ｄ，ＰＢと、サブ導電体Ｓを構成する導電パターンＰ
Ｖ，ＰＭ，ＰＯが設置されている。メイン導電体Ｍを構
成する導電パターンＰＧ，ＰＰ，ＰＲ，ＰＮ，ＰＤ，Ｐ
Ｂはこれに限定する意図はないが、図８に示すように、
基板２１上に設置された電気抵抗値のきわめて低い銀等
によって形成された導電体３１と、導電体３１をブラシ
１３，１５との摺接による磨耗から保護するために、さ
らに、導電体３１上に比較的電気抵抗値の高いカーボン
フェノールを塗布して形成された導電体３３によって構
成されている。
【００１５】各々の導電パターンＰＧ，ＰＰ，ＰＲ，Ｐ
Ｎ，ＰＤ，ＰＢ，ＰＶ，ＰＭ，ＰＯは、ターミナルＴ
Ｇ，ＴＰ，ＴＲ，ＴＮ，ＴＤ，ＴＢ，ＴＶ，ＴＭ，ＴＯ
にて、電力線、あるいは、通信線であるＨＧ，ＨＰ，Ｈ
Ｒ，ＨＮ，ＨＤ，ＨＢ，ＨＶ，ＨＭ，ＨＯの端部と半田
付けされている。
Ｎ，ＰＤ，ＰＢ，ＰＶ，ＰＭ，ＰＯは、ターミナルＴ
Ｇ，ＴＰ，ＴＲ，ＴＮ，ＴＤ，ＴＢ，ＴＶ，ＴＭ，ＴＯ
にて、電力線、あるいは、通信線であるＨＧ，ＨＰ，Ｈ
Ｒ，ＨＮ，ＨＤ，ＨＢ，ＨＶ，ＨＭ，ＨＯの端部と半田
付けされている。
【００１６】導電パターンＰＧは、電力線ＨＧを介して
図示しない車両のコントローラ内の電源の−端子に接地
されており、メイン導電体Ｍのその他の導電パターンＰ
Ｐ，ＰＲ，ＰＮ，ＰＤ，ＰＢは、それぞれ通信線ＨＰ，
ＨＲ，ＨＮ，ＨＤ，ＨＢを介して、図示しない車両のコ
ントローラに接続されており、各々の通信線ＨＰ，Ｈ
Ｒ，ＨＮ，ＨＤ，ＨＢは、クランプ抵抗を介して車両の
図示しないバッテリーの＋端子（電圧Ｖcc）に接続され
ている。
図示しない車両のコントローラ内の電源の−端子に接地
されており、メイン導電体Ｍのその他の導電パターンＰ
Ｐ，ＰＲ，ＰＮ，ＰＤ，ＰＢは、それぞれ通信線ＨＰ，
ＨＲ，ＨＮ，ＨＤ，ＨＢを介して、図示しない車両のコ
ントローラに接続されており、各々の通信線ＨＰ，Ｈ
Ｒ，ＨＮ，ＨＤ，ＨＢは、クランプ抵抗を介して車両の
図示しないバッテリーの＋端子（電圧Ｖcc）に接続され
ている。
【００１７】一方、サブ導電体Ｓの導電パターンＰＶ
は、電力線ＨＶを介して図示しない車両のコントローラ
内の電源の＋端子に接続され、導電パターンＰＭは電力
線ＨＭを介して図示しない車両のコントローラ内の電源
の−端子に接地されており、導電パターンＰＯは、通信
線ＨＯを介して、図示しない車両のコントローラに接続
されている。
は、電力線ＨＶを介して図示しない車両のコントローラ
内の電源の＋端子に接続され、導電パターンＰＭは電力
線ＨＭを介して図示しない車両のコントローラ内の電源
の−端子に接地されており、導電パターンＰＯは、通信
線ＨＯを介して、図示しない車両のコントローラに接続
されている。
【００１８】第１ブラシホルダー９に設置された第１ブ
ラシ１３は、メイン導電体Ｍの導電パターンＰＧと常時
摺接し、第２ブラシ１５は、回転シャフト７の移動によ
って変化する第１ブラシホルダー９の位置に応じて、導
電パターンＰＰ，ＰＲ，ＰＮＰＤ，ＰＢの内の１つと接
触する。なお、ＰＳ１，ＰＳ２，ＰＳ３，ＰＳ４は、第
２ブラシ１５が基板２１と摺接する際に、第２ブラシ１
５の磨耗を防止するためのパターンである。
ラシ１３は、メイン導電体Ｍの導電パターンＰＧと常時
摺接し、第２ブラシ１５は、回転シャフト７の移動によ
って変化する第１ブラシホルダー９の位置に応じて、導
電パターンＰＰ，ＰＲ，ＰＮＰＤ，ＰＢの内の１つと接
触する。なお、ＰＳ１，ＰＳ２，ＰＳ３，ＰＳ４は、第
２ブラシ１５が基板２１と摺接する際に、第２ブラシ１
５の磨耗を防止するためのパターンである。
【００１９】一方、第２ブラシホルダー１１に設置され
た第３ブラシ１７，第４ブラシ１９は、各々、サブ導電
パターンＳの導電パターンＰＭ，ＰＯ上を、回転シャフ
ト７の移動によって移動する。
た第３ブラシ１７，第４ブラシ１９は、各々、サブ導電
パターンＳの導電パターンＰＭ，ＰＯ上を、回転シャフ
ト７の移動によって移動する。
【００２０】ここで、サブ導電体Ｓは図５に示すよう
に、導電パターンＰＶ，ＰＯには電気抵抗値のきわめて
低い銀等が塗布されており、導電パターンＰＭについて
は、やはり、電気抵抗値のきわめて低い銀等が塗布され
ているパターン部位であるＡｇ１，Ａｇ２，ＡＧ３，Ａ
ｇ４，Ａｇ５と、パターン部位Ａｇ１とＡｇ２間に配置
され、電気抵抗値の比較的高いカーボンフェノールが塗
布されたパターン部位ＣＦ１、パターン部位Ａｇ２とＡ
ｇ３間に配置され、カーボンフェノールが塗布されたパ
ターン部位ＣＦ２、パターン部位Ａｇ３とＡｇ４間に配
置され、カーボンフェノールが塗布されたパターン部位
ＣＦ３、パターン部位Ａｇ４とＡｇ５間に配置され、カ
ーボンフェノールが塗布されたパターン部位ＣＦ４とに
よって構成されている。さらに、導電パターンＰＶ，Ｐ
Ｏ，Ａｇ１，Ａｇ２，ＡＧ３，Ａｇ４，Ａｇ５の銀等の
上には、ブラシ１３，１５との摺接による磨耗から保護
するために、カーボンフェノールが塗布されている。
に、導電パターンＰＶ，ＰＯには電気抵抗値のきわめて
低い銀等が塗布されており、導電パターンＰＭについて
は、やはり、電気抵抗値のきわめて低い銀等が塗布され
ているパターン部位であるＡｇ１，Ａｇ２，ＡＧ３，Ａ
ｇ４，Ａｇ５と、パターン部位Ａｇ１とＡｇ２間に配置
され、電気抵抗値の比較的高いカーボンフェノールが塗
布されたパターン部位ＣＦ１、パターン部位Ａｇ２とＡ
ｇ３間に配置され、カーボンフェノールが塗布されたパ
ターン部位ＣＦ２、パターン部位Ａｇ３とＡｇ４間に配
置され、カーボンフェノールが塗布されたパターン部位
ＣＦ３、パターン部位Ａｇ４とＡｇ５間に配置され、カ
ーボンフェノールが塗布されたパターン部位ＣＦ４とに
よって構成されている。さらに、導電パターンＰＶ，Ｐ
Ｏ，Ａｇ１，Ａｇ２，ＡＧ３，Ａｇ４，Ａｇ５の銀等の
上には、ブラシ１３，１５との摺接による磨耗から保護
するために、カーボンフェノールが塗布されている。
【００２１】以下に、本発明によるポジションセンサの
作動方法について、信号チャート図６、及び、図７を用
いて説明する。車両停止時に、図示しないシフトレバー
がパーキング位置（以下Ｐレンジと言う）にあるとき、
回転シャフト７の位置によって第２ブラシ１５は導電パ
ターンＰＰ上にあり、第１ブラシホルダー９を介して導
電パターンＰＧとＰＰが導通されるため、導電パターン
ＰＰは接地され、導電パターンＰＰから図示しないコン
トローラにはオン信号（ＬＯＷ信号）が発せられ、他の
導電パターンＰＲ，ＰＮ，ＰＤ，ＰＢからは、オフ信号
（電圧信号Ｖcc）が発せられる（図６のＰ位置）。
作動方法について、信号チャート図６、及び、図７を用
いて説明する。車両停止時に、図示しないシフトレバー
がパーキング位置（以下Ｐレンジと言う）にあるとき、
回転シャフト７の位置によって第２ブラシ１５は導電パ
ターンＰＰ上にあり、第１ブラシホルダー９を介して導
電パターンＰＧとＰＰが導通されるため、導電パターン
ＰＰは接地され、導電パターンＰＰから図示しないコン
トローラにはオン信号（ＬＯＷ信号）が発せられ、他の
導電パターンＰＲ，ＰＮ，ＰＤ，ＰＢからは、オフ信号
（電圧信号Ｖcc）が発せられる（図６のＰ位置）。
【００２２】車両の図示しないシフトレバーが操作さ
れ、リバース位置（以下Ｒレンジと言う）に移動される
と、回転シャフト７が図２において時計方向に回転し、
第２ブラシ１５が導電パターンＰＲ上に位置する。従っ
て、第１ブラシホルダー９を介して導電パターンＰＧと
ＰＲが導通されるため、導電パターンＰＲは接地され、
導電パターンＰＲから図示しないコントローラにはオン
信号（ＬＯＷ信号）が発せられ、他の導電パターンＰ
Ｐ，ＰＮ，ＰＤ，ＰＢからは、オフ信号（電圧信号Ｖc
c）が発せられる（図６のＲ位置）。
れ、リバース位置（以下Ｒレンジと言う）に移動される
と、回転シャフト７が図２において時計方向に回転し、
第２ブラシ１５が導電パターンＰＲ上に位置する。従っ
て、第１ブラシホルダー９を介して導電パターンＰＧと
ＰＲが導通されるため、導電パターンＰＲは接地され、
導電パターンＰＲから図示しないコントローラにはオン
信号（ＬＯＷ信号）が発せられ、他の導電パターンＰ
Ｐ，ＰＮ，ＰＤ，ＰＢからは、オフ信号（電圧信号Ｖc
c）が発せられる（図６のＲ位置）。
【００２３】一方、車両の図示しないシフトレバーがＰ
レンジにあるとき、第２ブラシホルダー１１に設置され
た第３ブラシ１７は、導電パターンＰＭの銀が塗布され
たパターン部位Ａｇ１上にあり、導電パターンＰＯは、
第２ブラシホルダー１１を介して、導電パターンＰＭの
パターン部位Ａｇ１と導通する。前述したように導電パ
ターンＰＭは図示しない車両のコントローラ内の電源の
−端子に接地されているため、抵抗値のきわめて低いパ
ターン部位Ａｇ１の電位も、ほぼ０Ｖとなり、導電パタ
ーンＰＯは、図示しないコントローラに向けて０Ｖの信
号を発生する（図７のＰ位置）。
レンジにあるとき、第２ブラシホルダー１１に設置され
た第３ブラシ１７は、導電パターンＰＭの銀が塗布され
たパターン部位Ａｇ１上にあり、導電パターンＰＯは、
第２ブラシホルダー１１を介して、導電パターンＰＭの
パターン部位Ａｇ１と導通する。前述したように導電パ
ターンＰＭは図示しない車両のコントローラ内の電源の
−端子に接地されているため、抵抗値のきわめて低いパ
ターン部位Ａｇ１の電位も、ほぼ０Ｖとなり、導電パタ
ーンＰＯは、図示しないコントローラに向けて０Ｖの信
号を発生する（図７のＰ位置）。
【００２４】車両の図示しないシフトレバーが操作さ
れ、Ｒレンジに移動されると、回転シャフト７が図２に
おいて時計方向に回転し、第３ブラシが導電パターンＰ
Ｍのパターン部位Ａｇ２上に位置する。ここで、パター
ン部位Ａｇ２の電位は、電気抵抗値の比較的高いパター
ン部位であるＣＦ１と、ＣＦ２，ＣＦ３，ＣＦ４とによ
るバッテリー電圧Ｖccの分圧によって決定され、
れ、Ｒレンジに移動されると、回転シャフト７が図２に
おいて時計方向に回転し、第３ブラシが導電パターンＰ
Ｍのパターン部位Ａｇ２上に位置する。ここで、パター
ン部位Ａｇ２の電位は、電気抵抗値の比較的高いパター
ン部位であるＣＦ１と、ＣＦ２，ＣＦ３，ＣＦ４とによ
るバッテリー電圧Ｖccの分圧によって決定され、
【００２５】
【数１】
【００２６】（Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３，Ｒ４は各々パターン
部位ＣＦ１，ＣＦ２，ＣＦ３，ＣＦ４の電気抵抗値）と
なる。
部位ＣＦ１，ＣＦ２，ＣＦ３，ＣＦ４の電気抵抗値）と
なる。
【００２７】従って、導電パターンＰＯは、図示しない
コントローラに向けて、シフトレバーがＰレンジにある
場合より高い信号を発生する（図７のＲ位置）。なお、
図７において、Ｐ位置とＲ位置との間、Ｒ位置とＮ位置
との間、Ｎ位置とＤ位置との間、及び、Ｄ位置とＢ位置
との間に位置する各々傾斜線にて表される信号特性は、
各々第３ブラシ１７が各パターン部位ＣＦ１，ＣＦ２，
ＣＦ３，ＣＦ４にあるときのものを表す。
コントローラに向けて、シフトレバーがＰレンジにある
場合より高い信号を発生する（図７のＲ位置）。なお、
図７において、Ｐ位置とＲ位置との間、Ｒ位置とＮ位置
との間、Ｎ位置とＤ位置との間、及び、Ｄ位置とＢ位置
との間に位置する各々傾斜線にて表される信号特性は、
各々第３ブラシ１７が各パターン部位ＣＦ１，ＣＦ２，
ＣＦ３，ＣＦ４にあるときのものを表す。
【００２８】例えば、基板２１上に異物等がのって、車
両のシフトレバーがＰレンジにあるにもかかわらず、メ
イン導電体Ｍの導電パターンＰＰ及びＰＤの双方からオ
ン信号（ＬＯＷ信号）がコントローラに向けて発せられ
た場合、コントローラはメイン導電体Ｍの故障と判断
し、サブ導電体Ｓの導電パターンＰＯから０Ｖの信号が
発せられていることから、車両のシフトレバーがＰレン
ジにあると判断する。
両のシフトレバーがＰレンジにあるにもかかわらず、メ
イン導電体Ｍの導電パターンＰＰ及びＰＤの双方からオ
ン信号（ＬＯＷ信号）がコントローラに向けて発せられ
た場合、コントローラはメイン導電体Ｍの故障と判断
し、サブ導電体Ｓの導電パターンＰＯから０Ｖの信号が
発せられていることから、車両のシフトレバーがＰレン
ジにあると判断する。
【００２９】なお、メイン導電体も、上記実施の形態に
記載したような、階段状の信号を発生するものとしても
よい。
記載したような、階段状の信号を発生するものとしても
よい。
【００３０】
【発明の効果】上記したように本発明のポジションセン
サによれば、信号系統を２系統としても、端子を３個増
設するのみでよいばかりか、サブ導電体の発生する信号
が階段状となるため、回転シャフトの、プリント基板に
対する若干の位置ずれがあっても、シフトレバーの位置
を的確に検出できるポジションセンサとすることができ
る。
サによれば、信号系統を２系統としても、端子を３個増
設するのみでよいばかりか、サブ導電体の発生する信号
が階段状となるため、回転シャフトの、プリント基板に
対する若干の位置ずれがあっても、シフトレバーの位置
を的確に検出できるポジションセンサとすることができ
る。
【図１】本発明のポジションセンサの正面図
【図２】図１のポジションセンサからカバーを取り外し
たときの正面図
たときの正面図
【図３】図２の３−３断面図
【図４】図２のポジションセンサから回転シャフトを取
り外したときの正面図
り外したときの正面図
【図５】本発明のポジションセンサの要部詳細図
【図６】本発明のポジションセンサのメイン導電体の信
号特性図
号特性図
【図７】本発明のポジションセンサのサブ導電体の信号
特性図
特性図
【図８】本発明のポジションセンサのメイン導電体の断
面図
面図
１ カバー ３ ケース ７ 回転シャフト １
３ 第１ブラシ １５ 第２ブラシ １７ 第３ブラシ １９ 第４
ブラシ ２１ プリント基板 Ｍ メイン導電体 Ｓ サブ
導電体 ＰＧ，ＰＰ，ＰＲ，ＰＮ，ＰＤ，ＰＢ，ＰＶ，ＰＭ，Ｐ
Ｏ 導電パターン
３ 第１ブラシ １５ 第２ブラシ １７ 第３ブラシ １９ 第４
ブラシ ２１ プリント基板 Ｍ メイン導電体 Ｓ サブ
導電体 ＰＧ，ＰＰ，ＰＲ，ＰＮ，ＰＤ，ＰＢ，ＰＶ，ＰＭ，Ｐ
Ｏ 導電パターン
Claims (1)
- 【請求項１】 操作部材の操作によって移動可能なよう
にハウジングに固定されるとともに、複数のブラシを備
えた移動部材と、前記ハウジングに固定された基板と、
該基板上に設けられ、前記移動部材のブラシと摺接して
前記移動部材の所定位置に応じてメイン位置信号を発信
する主導電体と、前記基板上に設けられ、前記移動部材
のブラシと摺接して前記移動部材の所定位置に応じて、
その信号レベルが変化するとともに、前記移動部材の各
所定位置の所定領域内にあるときには信号レベルが一定
であるサブ位置信号を発信する副導電体を備えたことを
特徴とするポジションセンサ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14177697A JP3814942B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | ポジションセンサ |
| US09/078,487 US5949344A (en) | 1997-05-30 | 1998-05-14 | Position sensor |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14177697A JP3814942B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | ポジションセンサ |
| US09/078,487 US5949344A (en) | 1997-05-30 | 1998-05-14 | Position sensor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10332315A true JPH10332315A (ja) | 1998-12-18 |
| JP3814942B2 JP3814942B2 (ja) | 2006-08-30 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14177697A Expired - Fee Related JP3814942B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | ポジションセンサ |
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|---|---|
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| JP (1) | JP3814942B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2007040722A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Tsuda Industries Co Ltd | 位置センサ及び、この位置センサを用いたシフトレバーユニット |
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| IT1310731B1 (it) * | 1999-11-23 | 2002-02-22 | Campagnolo Srl | Dispositivo di cambio di velocita' per biciclette. |
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-
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-
1998
- 1998-05-14 US US09/078,487 patent/US5949344A/en not_active Expired - Fee Related
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| EP1022493A3 (de) * | 1999-01-23 | 2002-01-02 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Schaltsystem |
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