JPH057525Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH057525Y2 JPH057525Y2 JP1986052765U JP5276586U JPH057525Y2 JP H057525 Y2 JPH057525 Y2 JP H057525Y2 JP 1986052765 U JP1986052765 U JP 1986052765U JP 5276586 U JP5276586 U JP 5276586U JP H057525 Y2 JPH057525 Y2 JP H057525Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- resistor
- slider plate
- case
- inclined surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、各種自動車機器及び電気機器等に利
用される位置検出用可変抵抗器に関するものであ
る。
用される位置検出用可変抵抗器に関するものであ
る。
(従来の技術)
従来の位置検出用可変抵抗器を第2図a,bに
より説明する。
より説明する。
第2図aは従来の位置検出用可変抵抗器の縦断
面図、第2図bはその横断面図である。
面図、第2図bはその横断面図である。
同図において、3は抵抗素子であり、平板状の
絶縁基板の表面に抵抗体皮膜3aが形成されてい
る。1は摺動子であり、抵抗体皮膜3a上を摺動
する接点部1aとそれを保持する摺動子板1bと
からなつている。5は抵抗素子3を固定し、また
摺動子1を前記抵抗素子3に対して摺動自在に収
納するケースである。2は、ケース5内において
摺動子板1bを常に一方向へ偏倚させるように付
勢するコイルバネ、4はケース5の貫通穴に挿通
され、被検物の位置に対応した位置をとる軸であ
り、その一端は摺動子板1bに当接し、その軸4
の移動に応じて、摺動子板1bが押されて連動す
るようになつている。
絶縁基板の表面に抵抗体皮膜3aが形成されてい
る。1は摺動子であり、抵抗体皮膜3a上を摺動
する接点部1aとそれを保持する摺動子板1bと
からなつている。5は抵抗素子3を固定し、また
摺動子1を前記抵抗素子3に対して摺動自在に収
納するケースである。2は、ケース5内において
摺動子板1bを常に一方向へ偏倚させるように付
勢するコイルバネ、4はケース5の貫通穴に挿通
され、被検物の位置に対応した位置をとる軸であ
り、その一端は摺動子板1bに当接し、その軸4
の移動に応じて、摺動子板1bが押されて連動す
るようになつている。
また、3bは抵抗素子3の端子で、半田等で接
続されたリード線6を介してケース外部の他の回
路と電気的に接続されている。
続されたリード線6を介してケース外部の他の回
路と電気的に接続されている。
次に、従来の位置検出用可変抵抗器の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
抵抗素子3の抵抗体皮膜3a両端にはリード線
6a,6cを通じて一定の電圧が印加されてお
り、抵抗体皮膜3aと電気的に接続する摺動子1
の位置、即ち、摺動子板1bと連動している軸4
の位置に応じて、前記印加電圧の分圧がリード線
6b及び6a(または6c)を通じて外部回路に
出力され、それらの電圧値の大きさや相互関係に
よつて、摺動子の位置、換言すれば軸4またはそ
れに接続された被検物の位置を知ることができ
る。
6a,6cを通じて一定の電圧が印加されてお
り、抵抗体皮膜3aと電気的に接続する摺動子1
の位置、即ち、摺動子板1bと連動している軸4
の位置に応じて、前記印加電圧の分圧がリード線
6b及び6a(または6c)を通じて外部回路に
出力され、それらの電圧値の大きさや相互関係に
よつて、摺動子の位置、換言すれば軸4またはそ
れに接続された被検物の位置を知ることができ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記のような構成では、第2図
bに示したように、摺動子板1bの幅方向両端面
とケース壁面との間には間隙があり、かつ摺動子
板1bは、接点部1aの弾性による抵抗素子3へ
の弱い圧接力のみによつて支えられているから、
この可変抵抗器に外部からかかる振動等によつて
も幅方向にガタついたり、上下方向に位置変動が
起こり、出力誤差を生ずるという問題があつた。
bに示したように、摺動子板1bの幅方向両端面
とケース壁面との間には間隙があり、かつ摺動子
板1bは、接点部1aの弾性による抵抗素子3へ
の弱い圧接力のみによつて支えられているから、
この可変抵抗器に外部からかかる振動等によつて
も幅方向にガタついたり、上下方向に位置変動が
起こり、出力誤差を生ずるという問題があつた。
本考案は、摺動子板が、安定的に支持されて、
ガタつきが防止されると共に、スムーズな摺動が
可能な、信頼性の高い位置検出用可変抵抗器を提
供することを目的とする。
ガタつきが防止されると共に、スムーズな摺動が
可能な、信頼性の高い位置検出用可変抵抗器を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案は、摺動子
板の摺動方向に垂直な幅方向両端面と接点部が設
けられた面とは反対側の面との角部にそれぞれ傾
斜面を形設すると共に、その各傾斜面に、傾斜面
と所定の間隙を介して対向するように設けられた
ケースの傾斜面との間で圧縮されるバネをそれぞ
れ装着したものである。
板の摺動方向に垂直な幅方向両端面と接点部が設
けられた面とは反対側の面との角部にそれぞれ傾
斜面を形設すると共に、その各傾斜面に、傾斜面
と所定の間隙を介して対向するように設けられた
ケースの傾斜面との間で圧縮されるバネをそれぞ
れ装着したものである。
(作用)
上記構成によれば、摺動子板の傾斜面に装着さ
れたバネがケースの傾斜面との間で圧縮されてい
るので、その弾性力により摺動子板の幅方向の分
力と、その分力に垂直な方向の、接点部を抵抗体
皮膜に圧接させる分力とを生じることになり、従
つて、摺動子板はケース及び抵抗素子からの三方
向の反力によつて安定的に保持され、外部からの
振動によるガタつきや上下方向の位置変動が防止
され、しかも、スムーズな摺動動作を行なうこと
が可能になる。
れたバネがケースの傾斜面との間で圧縮されてい
るので、その弾性力により摺動子板の幅方向の分
力と、その分力に垂直な方向の、接点部を抵抗体
皮膜に圧接させる分力とを生じることになり、従
つて、摺動子板はケース及び抵抗素子からの三方
向の反力によつて安定的に保持され、外部からの
振動によるガタつきや上下方向の位置変動が防止
され、しかも、スムーズな摺動動作を行なうこと
が可能になる。
(実施例)
以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図aは本考案の位置検出用可変抵抗器の横
断面図、第1図bは摺動子板1bとケース5との
間隙に挿入するバネの拡大図である。なお、第2
図a,bと同一名称部分には同一符号を付してあ
る。
断面図、第1図bは摺動子板1bとケース5との
間隙に挿入するバネの拡大図である。なお、第2
図a,bと同一名称部分には同一符号を付してあ
る。
第1図aに示したように、摺動子板1bの摺動
方向に直交する幅方向両端面と、接点部1aが設
けられた面とは反対側の面との角部にそれぞれ傾
斜面1cが設けられる。一方、摺動子1が収納さ
れたケース5にも、傾斜面1cと所定の間隙を介
して対向する傾斜面5aが形成され、傾斜面1c
に、傾斜面5aとの間で圧縮されるバネ7が装着
される。
方向に直交する幅方向両端面と、接点部1aが設
けられた面とは反対側の面との角部にそれぞれ傾
斜面1cが設けられる。一方、摺動子1が収納さ
れたケース5にも、傾斜面1cと所定の間隙を介
して対向する傾斜面5aが形成され、傾斜面1c
に、傾斜面5aとの間で圧縮されるバネ7が装着
される。
このように構成された本実施例では、バネ7が
摺動子板の傾斜面1cとケース5の傾斜面5aと
の間にあつて、その弾性力により両面を押すこと
により、摺動子板1bの幅方向両端部から中央部
へ向かつて押す分力が生じると共に、その分力に
垂直な方向の、接点部1aを抵抗素子3に圧接さ
せる分力を生じることになる。従つて摺動子板1
bは、ケース5の傾斜面5aや抵抗素子3の抵抗
体皮膜3a面からの三方向の反力によって安定的
に保持され、外部からの振動によるガタつきや上
下方向の位置変動が防止され、かつ、スムーズな
摺動動作を行なうことができる。しかも、小型に
構成することが可能である。
摺動子板の傾斜面1cとケース5の傾斜面5aと
の間にあつて、その弾性力により両面を押すこと
により、摺動子板1bの幅方向両端部から中央部
へ向かつて押す分力が生じると共に、その分力に
垂直な方向の、接点部1aを抵抗素子3に圧接さ
せる分力を生じることになる。従つて摺動子板1
bは、ケース5の傾斜面5aや抵抗素子3の抵抗
体皮膜3a面からの三方向の反力によって安定的
に保持され、外部からの振動によるガタつきや上
下方向の位置変動が防止され、かつ、スムーズな
摺動動作を行なうことができる。しかも、小型に
構成することが可能である。
(考案の効果)
本考案によれば、摺動子板の幅方向両端面と背
面との角部にそれぞれ傾斜面を設け、その傾斜面
とこれに対向するケースの傾斜面との間にバネを
介在させたという、小型、簡易な構成により、摺
動子板がその幅方向両端のケースと抵抗素子から
の三方向の弾性力で安定的に保持され、従つて、
外部の振動の影響を受けることなく、高信頼性、
かつ高精度で位置検出を行なうことができるとい
う効果を奏する。
面との角部にそれぞれ傾斜面を設け、その傾斜面
とこれに対向するケースの傾斜面との間にバネを
介在させたという、小型、簡易な構成により、摺
動子板がその幅方向両端のケースと抵抗素子から
の三方向の弾性力で安定的に保持され、従つて、
外部の振動の影響を受けることなく、高信頼性、
かつ高精度で位置検出を行なうことができるとい
う効果を奏する。
第1図aは本考案の一実施例による位置検出用
可変抵抗器の横断面図、第1図bは摺動子板とケ
ースとの間隙に挿入されるバネの拡大図、第2図
aは従来の位置検出用可変抵抗器の縦断面図、第
2図bはその横断面図である。 1……摺動子、1a……接点部、1b……摺動
子板、1c……摺動子板の傾斜面、2……コイル
バネ、3……抵抗素子、5……ケース、5a……
ケースの傾斜面、7……バネ。
可変抵抗器の横断面図、第1図bは摺動子板とケ
ースとの間隙に挿入されるバネの拡大図、第2図
aは従来の位置検出用可変抵抗器の縦断面図、第
2図bはその横断面図である。 1……摺動子、1a……接点部、1b……摺動
子板、1c……摺動子板の傾斜面、2……コイル
バネ、3……抵抗素子、5……ケース、5a……
ケースの傾斜面、7……バネ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 平板状の絶縁基板の表面に抵抗体皮膜3aを形
成してなる抵抗素子3と、被検物の位置に対応し
た位置をとる軸4に連動する摺動子板1bに前記
抵抗体皮膜3a上を摺動する接点部1aを設けて
なる摺動子1と、前記抵抗素子3を固定し、その
抵抗素子3に対して前記摺動子1を摺動自在に収
納するケース5とを備え、 前記摺動子板1bの摺動方向に垂直な幅方向両
端面と前記接点部1aが設けられた面とは反対側
の面との角部にそれぞれ傾斜面1cを形設すると
共に、前記各傾斜面1cに、その傾斜面1cと所
定の間隙を介して対向する前記ケース5の傾斜面
5aとの間で圧縮されるバネ7をそれぞれ装着し
たことを特徴とする位置検出用可変抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986052765U JPH057525Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986052765U JPH057525Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62165505U JPS62165505U (ja) | 1987-10-21 |
JPH057525Y2 true JPH057525Y2 (ja) | 1993-02-25 |
Family
ID=30878224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986052765U Expired - Lifetime JPH057525Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057525Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5546902B2 (ja) * | 2010-02-25 | 2014-07-09 | アルプス電気株式会社 | 移動検出装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578513B2 (ja) * | 1977-08-24 | 1982-02-17 | ||
JPS585924U (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | 日本ケ−ス株式会社 | 手提げ用組立包装箱 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578513U (ja) * | 1980-06-16 | 1982-01-16 |
-
1986
- 1986-04-10 JP JP1986052765U patent/JPH057525Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578513B2 (ja) * | 1977-08-24 | 1982-02-17 | ||
JPS585924U (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | 日本ケ−ス株式会社 | 手提げ用組立包装箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62165505U (ja) | 1987-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5035629A (en) | Electrical connector | |
US4530557A (en) | Microminiature connector | |
JPH057525Y2 (ja) | ||
US4114131A (en) | Variable resistor | |
JPH0542580Y2 (ja) | ||
JP3076977B2 (ja) | 電気接続部材 | |
US7111979B2 (en) | Control device with multiple axial positions for electronic apparatus | |
JP4071545B2 (ja) | スライド型電気部品 | |
JPH08233864A (ja) | 電気量測定装置 | |
JP3340294B2 (ja) | 電子部品用コネクタ | |
US4132972A (en) | Miniature rectangular potentiometer with a spring compression clutch | |
JPH0611461Y2 (ja) | プローブ | |
JP2543161Y2 (ja) | 回路基板用コネクター | |
JPS6129146Y2 (ja) | ||
JPS61133606A (ja) | 可変抵抗器 | |
JPS6138109Y2 (ja) | ||
JP2529084Y2 (ja) | スプリングコネクタ | |
JPH0543506U (ja) | スライド式可変抵抗器 | |
JPH051860Y2 (ja) | ||
JPH048588Y2 (ja) | ||
JPS6223051Y2 (ja) | ||
JPH02281603A (ja) | 可変抵抗器 | |
JPH034004Y2 (ja) | ||
JPH0524898Y2 (ja) | ||
JPH0621152Y2 (ja) | スライドスイッチのキャップ |