JPH10331412A - 枠組足場の交差筋違用補助手摺り - Google Patents
枠組足場の交差筋違用補助手摺りInfo
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- JPH10331412A JPH10331412A JP13901097A JP13901097A JPH10331412A JP H10331412 A JPH10331412 A JP H10331412A JP 13901097 A JP13901097 A JP 13901097A JP 13901097 A JP13901097 A JP 13901097A JP H10331412 A JPH10331412 A JP H10331412A
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Abstract
単に装着できる補助手摺りを提供すること。 【解決手段】 一対の斜材2a,2aからなる交差筋か
い2に装着される補助手摺り4は、一対の棒体10a,
10bをジョイント13で屈折可能に連結した棒状手摺
り本体10からなり、各棒体10a,10bの外端部
に、斜材2aの上側面部に掛止される第1フック11
と、このフック11よりも棒体の外端寄りの位置にあっ
て斜材2aの下側面部に掛止される第2フック12とが
設けられると共に、両フック11,12間には、各棒体
10a,10bが斜材2aに対し平行に位置した状態で
両フック11,12が同時に斜材2aに嵌め込み可能な
嵌め込み用開口部14が形成されている。
Description
に張架される一対の斜材からなる交差筋違に水平に架け
渡すようにした補助手摺りに関する。
は、図6に示すように、足場板3の長手方向両サイドに
沿った縦枠1,1間に一対の斜材2a,2aからなるX
形の交差筋違2が架け渡されているため、この交差筋違
2が安全柵となって、足場板3を渡る作業者の安全を図
ることができる。ところが、このような交差筋違2は、
同図から分かるように、その下部側が足場板3との間で
三角形に開口された状態となっているため、作業者が足
場板3の上で中腰になって作業をするような場合に、上
記三角形の開口部から誤って墜落する危険性があった。
このような危険を防止するために、交差筋違2の下部側
三角形開口部を形成する斜材2a,2aに補助手摺り4
を水平に架け渡すようにしている。
摺りは、交差筋違に装着する部分の構造が複雑で、装着
操作に手間がかかると云う難点があった。そこで、本発
明は、簡単な構造にして交差筋違にワンタッチて装着で
きる補助手摺りを提供することを課題とする。
枠組足場の縦枠1,1間に張架される一対の斜材2a,
2aからなる交差筋違2に水平に架け渡すようにした補
助手摺りにおいて、一対の棒体10a,10bがジョイ
ント13によって屈折可能に連結された棒状手摺り本体
10からなり、各棒体10a,10bの外端部には、前
記斜材2aの上側面部に掛止される略下向きU字形の第
1フック11と、この第1フック11よりも棒体の外端
寄りに位置して前記斜材2aの下側面部に掛止される略
上向きU字形の第2フック12とが設けられると共に、
第1フック11と第2フック12との間には、各棒体1
0a,10bが前記斜材2aと平行に位置した状態で両
フック11,12が同時に前記斜材2aに嵌め込み可能
な嵌め込み用開口部14が形成されていることを特徴と
する。
交差筋違用補助手摺りにおいて、前記ジョイント13
が、両棒体10a,10bを水平姿勢から上向きにのみ
屈折させるようになっていることを特徴とする。
組足場の交差筋違用補助手摺りにおいて、前記ジョイン
ト13には、両棒体10a,10bを水平姿勢に固定す
るロック手段18が設けられていることを特徴とする。
差筋違用補助手摺り4の全体を示し、同図の(B)は、
この補助手摺り4を折り畳んだ状態を示し、図2の
(A)、(B)、及び図3の(A)〜(C)は、同補助
手摺り4の各部分の詳細構造を示し、また図4及び図5
は同補助手摺り4の使用状態を示している。この補助手
摺り4は、図1の(A)に示されるように、ほぼ同一長
さの一対の棒体10a,10bがジョイント13によっ
て屈折可能に連結された棒状手摺り本体10からなる。
この補助手摺り4が装着される交差筋違2は、図4及び
図6に示されるように、X形に交差される一対の斜材2
a,2aからなるもので、各斜材2aの両端部が枠組足
場の縦枠1に枢着される。
と分かるように、棒状手摺り本体10を形成する各棒体
10a,10bの外端部には、交差筋違2を形成する斜
材2aの上側面部に掛止される略下向きU字形の第1フ
ック11と、この第1フック11よりも当該棒体の外端
寄りの位置にあって前記斜材2aの下側面部に掛止され
る略上向きU字形の第2フック12とが一体的に突設さ
れ、そして第1フック11と第2フック12との間に
は、各棒体10a,10bが前記斜材2aに対し平行に
位置した状態で両フック11,12が同時に前記斜材2
aに嵌め込み可能な嵌め込み用開口部14が形成されて
いる。
をプレス加工して形成され、また各棒体10a,10b
はステンレス製の角筒材からなり、各フック11,12
は、その基端部を各棒体10a,10bの同じ側面の所
定位置に溶接することにより固着される(図5参照)。
bを連結するジョイント13は、図3の(B)及び
(C)に示されるように、枢軸用のボルト15とナット
16によって互いに枢着された一対の連結部片17,1
7を両棒体10a,10bの対向端部下側面にそれぞれ
固着したもので、このジョイント13は、両棒体10
a,10bが同図(B)のように水平姿勢にある状態か
ら両棒体10a,10bを上向きにのみ屈折させるよう
に構成されている。従って、棒状手摺り本体10は、両
棒体10a,10bの対向端面が突き合わさって直線状
に延びた状態からジョイント13をその取付部分と反対
側の方向へ引っ張ることによって屈折し、図1の(B)
に示すように両棒体10a,10bが平行になるまで折
り畳むことができるが、同ジョイント13をこれの取付
側の方向へ引っ張っても屈折せず、直線状に保持された
ままとなる。
体10の両棒体10a,10bを水平姿勢に固定するロ
ック手段18が設けられている。このロック手段18
は、図3の(A)〜(C)に示されるように、両棒体1
0a,10bの対向端部においてジョイント13の連結
部片17,17と反対側、つまり両棒体10a,10b
の対向端部の上側面側に亘って嵌合されるコ字枠部材1
9を備え、このコ字枠部材19の上壁部19aの左右両
側に長孔20a,20bを形成し、棒体10a側の長孔
20aはコ字枠部材長手方向外端側から内方へ漸次孔径
が拡大するような楔形に形成し、棒体10b側の長孔2
0bはコ字枠部材長手方向外端部に大径孔部20b′を
形成し、そして両長孔20a,20bを挿通するそれぞ
れ係止頭付き固定ピン21,22を両棒体10a,10
bのそれぞれ上側面部に取付け固定してなるものであ
る。この場合、固定ピン21の軸部は、長孔20aの小
径孔部側で締まり嵌め状態となり、その径大孔部側で遊
嵌状態となる。また固定ピン22は、長孔20b内で若
干遊嵌状態であるが、大径孔部20b′においてその係
止頭と共に抜け出し可能となる。
字枠部材19は、固定ピン21によって棒体10a側に
常時連結されており、しかしてコ字枠部材19が図3
(A)及び(B)の実線図示位置にあるときは、棒体1
0b側の固定ピン22によって棒体10bがコ字枠部材
19と一体に連結されるため、この棒体10bの回転が
阻止され、それにより両棒体10a,10bは、水平姿
勢から上向き及び下向きのいずれの屈折もできなくなっ
て、その水平姿勢に保持固定される。また、コ字枠部材
19を図3(A)及び(B)の仮想線図示位置までスラ
イドさせると、コ字枠部材19は固定ピン21により棒
体10a側に連結されているが、コ字枠部材19の大径
孔部20b′が固定ピン22と重なる位置に移動するた
め、ロック手段18がロック解除された状態となり、従
って棒体10bを図3(B)の実線図示状態から仮想線
図示のようにした向きに回動させることにより、固定ピ
ン22が大径孔部20b′から抜け出て、棒体10aに
対する棒体10bの回動が可能となり、両棒体10a,
10bの屈折が可能となる。
摺り4を、図4に示すような枠組足場の縦枠1,1間に
架け渡された交差筋違2に装着するには、先ず最初に、
補助手摺り4のロック手段18をロック解除し、即ちコ
字枠部材19を図2(A)及び(B)の仮想線で示され
る非ロック位置にスライドさせて、棒状手摺り本体10
の両棒体10a,10bを予め適当な角度に屈折させて
おく。
筋違2の下部側三角形開口部を形成する斜材2a,2a
に添わせながら、両斜材2a,2aの交差角度とほぼ同
じ角度となるように更に屈折して、各棒体10a,10
bが各斜材2a,2aに対し平行に位置するようにす
る。この状態で、各棒体10a,10bの第1フック1
1及び第2フック12を、両フック11,12間に形成
される嵌め込み用開口部14から各斜材2aに対し同時
に嵌め込み、そしてジョイント13の部分を掴んで図4
の矢印のように押し下げると、各棒体10a,10bの
フック11,12が斜材2aに沿ってスライドし、両棒
体10a,10bが図4の仮想線図示のように水平姿勢
となった状態で、各棒体10a,10bの第1フック1
1が斜材2aの上側面部に係止されると共に、第2フッ
ク12が斜材2aの下側面部に係止され、それによって
両棒体10a,10b、即ち棒状手摺り本体10は、両
斜材2a,2aに水平姿勢に保持される。
を、図3(A)及び(B)の仮想線図示の非ロック位置
から実線図示のロック位置へスライドさせると、棒状手
摺り本体10の両棒体10a,10bはロックされた状
態となって、水平姿勢から上向きの屈折もできなくな
り、その水平姿勢のまま斜材2a,2aに固定される。
従って、この補助手摺り4は、交差筋違2に装着したと
き、ロック手段18を前記のようなロック作用位置にセ
ットしておけば、誤って棒状手摺り本体10が持ち上げ
られようとされたり、また上から押さえ付けられるよう
なことがあっても、両棒体10a,10bの屈折が阻止
されるから、斜材2a,2aから不測に外れるおそれが
なく、きわめて安全である。尚、両棒体10a,10b
の下向きの屈折は、前記したようにジョイント13によ
っても阻止される。
摺りは、一対の棒体をジョイントにより屈折可能に連結
した棒状手摺り本体の各棒体の外端部に、斜材の上側面
部に掛止される略下向きU字形の第1フックと、このフ
ックよりも棒体の外端寄りに位置して斜材の下側面部に
掛止される略上向きU字形の第2フックとを設けると共
に、両フック間に、各棒体が斜材に対し平行に位置した
状態で両フックが同時に斜材に嵌め込み可能な開口部を
形成してなる簡単な構造であって、交差筋違に装着する
に際には、両棒体を屈折させ、各棒体を斜材と平行に位
置させた状態で各棒体の両フックを各斜材に嵌め込ん
で、両棒体を水平姿勢にするだけの殆どワンタッチ操作
で、交差筋違に簡単に装着することができる。
を水平姿勢から上向きにのみ屈折させるようになってい
るから、補助手摺りが交差筋違に装着された状態で、棒
状手摺り本体を上から押さえ付けるなどして、棒状手摺
り本体に下向きの荷重がかかっても、屈折することがな
く、従って斜材から不測に外れるおそれがなく、安全で
ある。
体を水平姿勢に固定するロック手段が設けられているか
ら、誤って棒状手摺り本体を持ち上げようとしたり、こ
れを押さえ付けても、両棒体が水平姿勢に固定されて、
屈折することがなく、従って斜材から不測に外れるおそ
れがなく、きわめて安全である。
りの全体を示す正面図、(B)は、同補助手摺りを折り
畳んだ状態を示す正面図である。
の部分の拡大正面図、(B)は、同部分の拡大側面図で
ある。
の部分の拡大平面図、(B)は、同部分の拡大正面図、
(C)は、同部分の拡大側面図である。
る。
ある。
略斜視図である。
をプレス加工して形成され、また各棒体10a,10b
は金属製の角筒材からなり、各フック11,12は、そ
の基端部を各棒体10a,10bの同じ側面の所定位置
に溶接することにより固着される(図5参照)。
Claims (3)
- 【請求項1】 枠組足場の縦枠間に張架される一対の斜
材からなる交差筋違に水平に架け渡すようにした補助手
摺りにおいて、一対の棒体がジョイントによって屈折可
能に連結された棒状手摺り本体からなり、各棒体の外端
部には、前記斜材の上側面部に掛止される略下向きU字
形の第1フックと、この第1フックよりも棒体の外端寄
りに位置して前記斜材の下側面部に掛止される略上向き
U字形の第2フックとが設けられると共に、第1フック
と第2フックとの間には、各棒体が前記斜材と平行に位
置した状態で両フックが同時に前記斜材に嵌め込み可能
な嵌め込み用開口部が形成されていることを特徴とする
枠組足場の交差筋違用補助手摺り。 - 【請求項2】 前記ジョイントは、両棒体を水平姿勢か
ら上向きにのみ屈折させるようになっていることを特徴
とする請求項1に記載の枠組足場の交差筋違用補助手摺
り。 - 【請求項3】 前記ジョイントには、両棒体を水平姿勢
に固定するロック手段が設けられていることを特徴とす
る請求項1または2に記載の枠組足場の交差筋違用補助
手摺り。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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