JPH1033116A - 茶 - Google Patents
茶Info
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- JPH1033116A JPH1033116A JP8212077A JP21207796A JPH1033116A JP H1033116 A JPH1033116 A JP H1033116A JP 8212077 A JP8212077 A JP 8212077A JP 21207796 A JP21207796 A JP 21207796A JP H1033116 A JPH1033116 A JP H1033116A
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- JP
- Japan
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- tea
- capsule
- fine powder
- hot water
- powder
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- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 急須等を用いずに茶をいれることができ、飲
用後に残渣を残さず、かつ茶漬けやアイスクリーム等他
の種々の食品に混合することも容易で異物感がない茶の
提供。 【解決手段】 茶Tは、緑茶の微粉末1をカプセル2に
封入したものである。緑茶の微粉末1は石臼によって1
20メッシュの滑らかな微粉末に挽いたものであり、
0.4gをカプセル2に封入した。カプセル2はカプセ
ル本体2aと蓋部2bとからなり、カプセル本体2aの
縁部付近外周に構成した凹溝に蓋体2bの対応部位に構
成した突部が係合して該蓋体2bが固定状態になるよう
になっている。カプセル2は直径約6mm、長さ約22mm
の容器である。カプセル2は動物性ゼラチンで成形した
ものである。
用後に残渣を残さず、かつ茶漬けやアイスクリーム等他
の種々の食品に混合することも容易で異物感がない茶の
提供。 【解決手段】 茶Tは、緑茶の微粉末1をカプセル2に
封入したものである。緑茶の微粉末1は石臼によって1
20メッシュの滑らかな微粉末に挽いたものであり、
0.4gをカプセル2に封入した。カプセル2はカプセ
ル本体2aと蓋部2bとからなり、カプセル本体2aの
縁部付近外周に構成した凹溝に蓋体2bの対応部位に構
成した突部が係合して該蓋体2bが固定状態になるよう
になっている。カプセル2は直径約6mm、長さ約22mm
の容器である。カプセル2は動物性ゼラチンで成形した
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として飲料に用い
られる茶に関するものである。
られる茶に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から抹茶は存在していたが、緑茶、
玄米茶、ほうじ茶又は烏龍茶等で微粉末に構成されたも
のは存在していなかった。したがってこれらの茶では、
それぞれ従来一般の製法により製造された適量の茶の葉
を急須等に入れ、これにお湯を注ぐとともにその成分を
抽出して飲用するということが行なわれてきたものであ
る。旅先等で急須等を用いないで簡易に茶を飲用したい
という希望に対しては、ティーバッグが提供され、この
場合は、そのティーバッグを茶わんその他の容器にに入
れ、湯を注いで成分を抽出して飲用するというやり方が
行なわれてきた。
玄米茶、ほうじ茶又は烏龍茶等で微粉末に構成されたも
のは存在していなかった。したがってこれらの茶では、
それぞれ従来一般の製法により製造された適量の茶の葉
を急須等に入れ、これにお湯を注ぐとともにその成分を
抽出して飲用するということが行なわれてきたものであ
る。旅先等で急須等を用いないで簡易に茶を飲用したい
という希望に対しては、ティーバッグが提供され、この
場合は、そのティーバッグを茶わんその他の容器にに入
れ、湯を注いで成分を抽出して飲用するというやり方が
行なわれてきた。
【0003】前者は、それ自体問題は少ないが、敢えて
云えば、茶の飲用後に茶殻が残存し、その投棄等の処分
の問題があり、使用後の急須の洗浄等の問題もある。後
者は、急須は使用しないが、使用途中のティーバッグの
置き場所が用意されていないことが普通で、盆の隅や茶
わんの受皿の上等に一時的に置かれることが多く、不衛
生と云わざるを得ない。更に後者には、使用済みのティ
ーバッグの投棄の問題もあり、加えて、より本質的に
は、僅かではあるが、ティーバッグを構成する材質から
の臭いが茶としての品質を低下させているというような
問題もある。
云えば、茶の飲用後に茶殻が残存し、その投棄等の処分
の問題があり、使用後の急須の洗浄等の問題もある。後
者は、急須は使用しないが、使用途中のティーバッグの
置き場所が用意されていないことが普通で、盆の隅や茶
わんの受皿の上等に一時的に置かれることが多く、不衛
生と云わざるを得ない。更に後者には、使用済みのティ
ーバッグの投棄の問題もあり、加えて、より本質的に
は、僅かではあるが、ティーバッグを構成する材質から
の臭いが茶としての品質を低下させているというような
問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来の茶の問題点を解決し、急須等を用いずに茶をい
れることができ、かつ飲用後に何らの残渣をも残さず、
更に茶漬けやアイスクリーム等の他の種々の食品や種々
の料理等に混合して茶の風味を添加することが容易に行
なえるとともに、異物感がない茶を提供することを解決
の課題とするものである。
な従来の茶の問題点を解決し、急須等を用いずに茶をい
れることができ、かつ飲用後に何らの残渣をも残さず、
更に茶漬けやアイスクリーム等の他の種々の食品や種々
の料理等に混合して茶の風味を添加することが容易に行
なえるとともに、異物感がない茶を提供することを解決
の課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、茶の微粉末
を、無味無臭で水溶性であり溶けると透明になる食品用
カプセルに封入した茶である。
を、無味無臭で水溶性であり溶けると透明になる食品用
カプセルに封入した茶である。
【0006】したがって上記のように、本発明の茶は、
これを飲用する場合は、茶わんに茶の微粉末を封入した
カプセルを入れ、その上からお湯を注げば良い。カプセ
ルは通常1個で適当な濃さの茶が得られるように茶の微
粉末の封入量を調節して置くのが適当であり、そうして
おいた場合には、やはり、通常、1個を茶わんに入れて
湯を注げば、前記カプセルは忽ち溶け、茶の微粉末は湯
中に分散し、かつその成分が抽出され、適当な濃さの茶
の湯が得られる。
これを飲用する場合は、茶わんに茶の微粉末を封入した
カプセルを入れ、その上からお湯を注げば良い。カプセ
ルは通常1個で適当な濃さの茶が得られるように茶の微
粉末の封入量を調節して置くのが適当であり、そうして
おいた場合には、やはり、通常、1個を茶わんに入れて
湯を注げば、前記カプセルは忽ち溶け、茶の微粉末は湯
中に分散し、かつその成分が抽出され、適当な濃さの茶
の湯が得られる。
【0007】前記カプセルは、無味無臭かつ水溶性のも
のであり、かつ食品用として用いられるものであるか
ら、湯中に溶け込んでも茶の風味に影響を与えることは
ない。また前記カプセルは溶けると透明になるものであ
るから、茶の色合いに変化を与えることもない。更にこ
の茶は飲用後に何らの残渣も残さないので、茶殻の処分
のような面倒がかからない。加えて茶をいれる際に急須
を使用しないので、その洗浄の必要も生じない。
のであり、かつ食品用として用いられるものであるか
ら、湯中に溶け込んでも茶の風味に影響を与えることは
ない。また前記カプセルは溶けると透明になるものであ
るから、茶の色合いに変化を与えることもない。更にこ
の茶は飲用後に何らの残渣も残さないので、茶殻の処分
のような面倒がかからない。加えて茶をいれる際に急須
を使用しないので、その洗浄の必要も生じない。
【0008】ところで、この茶は、以上のような通常の
用法にしたがって飲用する外、茶漬け等に用いる場合に
も好都合である。即ち、茶漬けの場合は、ご飯の上に適
当数の茶、例えば、1個のカプセルを載せて湯を注げ
ば、簡単に、しかも茶の葉の残らない茶漬けを作ること
ができる。その他、例えば、アイスクリーム中に適当量
の茶の微粉末をカプセルから取り出した上で入れ、これ
をかき混ぜることとすれば、これをアイスクリーム中に
均一に混入させることができ、茶の味のアイスクリーム
を楽しむことができることとなる。そして他の食品(料
理を含む)にもこのようにして茶を混入させ、茶の味の
食品を楽しむことができることとなる。いずれの場合も
茶の微粉末を用いているので、食品中で異物感が生じる
ようなことはない。
用法にしたがって飲用する外、茶漬け等に用いる場合に
も好都合である。即ち、茶漬けの場合は、ご飯の上に適
当数の茶、例えば、1個のカプセルを載せて湯を注げ
ば、簡単に、しかも茶の葉の残らない茶漬けを作ること
ができる。その他、例えば、アイスクリーム中に適当量
の茶の微粉末をカプセルから取り出した上で入れ、これ
をかき混ぜることとすれば、これをアイスクリーム中に
均一に混入させることができ、茶の味のアイスクリーム
を楽しむことができることとなる。そして他の食品(料
理を含む)にもこのようにして茶を混入させ、茶の味の
食品を楽しむことができることとなる。いずれの場合も
茶の微粉末を用いているので、食品中で異物感が生じる
ようなことはない。
【0009】ところで、以上の本発明の構成に於いて、
前記茶の微粉末を石臼で挽いたものとすることができ、
こうした場合には、微細で滑らかな茶の微粉末が得ら
れ、湯中への分散、湯への成分の抽出も良好なものとな
る。更には、他の種々の食品に混入した場合等も一層異
物感が生じ難いものとなる。前記茶の微粉末は、そのサ
イズを100〜130メッシュ位とするのが適当であ
り、こうした場合は、湯中への分散がより効果的とな
り、成分の抽出もより良好となる。更に飲用後に残渣が
一切残らないものとなる。加えて他の種々の食品に混入
した場合等も一層異物感が生じ難いものとなる。
前記茶の微粉末を石臼で挽いたものとすることができ、
こうした場合には、微細で滑らかな茶の微粉末が得ら
れ、湯中への分散、湯への成分の抽出も良好なものとな
る。更には、他の種々の食品に混入した場合等も一層異
物感が生じ難いものとなる。前記茶の微粉末は、そのサ
イズを100〜130メッシュ位とするのが適当であ
り、こうした場合は、湯中への分散がより効果的とな
り、成分の抽出もより良好となる。更に飲用後に残渣が
一切残らないものとなる。加えて他の種々の食品に混入
した場合等も一層異物感が生じ難いものとなる。
【0010】前記食品用カプセルは、これを動物性ゼラ
チンで成形することができ、こうした場合には、該食品
用カプセルを殆ど無味無臭で、水溶性のものとすること
ができ、かつ水又は湯に溶けた状態で透明になるものと
することができる。したがってこの食品用カプセルは湯
に溶けた場合に、殆ど香りも味も生じないし、透明にな
ってしまうので、外観上茶の色に変化を生じさせること
はないのは云うまでもなく、茶の風味に悪影響を与える
こともなく、おいしく飲用することができる。
チンで成形することができ、こうした場合には、該食品
用カプセルを殆ど無味無臭で、水溶性のものとすること
ができ、かつ水又は湯に溶けた状態で透明になるものと
することができる。したがってこの食品用カプセルは湯
に溶けた場合に、殆ど香りも味も生じないし、透明にな
ってしまうので、外観上茶の色に変化を生じさせること
はないのは云うまでもなく、茶の風味に悪影響を与える
こともなく、おいしく飲用することができる。
【0011】前記茶の微粉末としては、緑茶、玄米茶、
ほうじ茶又は烏龍茶の微粉末を採用することができ、こ
うした場合には、それぞれの茶を、前記のように、簡単
にかつ美味しく飲用することができる。勿論これ以外の
種々の茶を微粉末にして前記食品用カプセルに封入する
ことができることも云うまでもない。こうした場合に
は、前記以外の茶についても、同様に、簡単にかつ美味
しく飲用することができることとなる。
ほうじ茶又は烏龍茶の微粉末を採用することができ、こ
うした場合には、それぞれの茶を、前記のように、簡単
にかつ美味しく飲用することができる。勿論これ以外の
種々の茶を微粉末にして前記食品用カプセルに封入する
ことができることも云うまでもない。こうした場合に
は、前記以外の茶についても、同様に、簡単にかつ美味
しく飲用することができることとなる。
【0012】また前記食品用カプセルに封入する茶の微
粉末の重量は0.4g前後とすることができ、こうした
場合には、1回1個のカプセルで程良い濃さの茶を楽し
むことができる。勿論、茶の微粉末の封入重量は、これ
に限らず、これ以上であってもこれ以下であっても良
い。これ以下、即ち、0.4g前後以下の場合には、濃
い茶を飲みたければ、飲用時に1度に使用するカプセル
の数を増やせば良いし、そうでない場合はカプセル数を
少なくすれば良い。これ以上、即ち、0.4g前後以上
の場合は濃い茶の好きな人のために適当である。
粉末の重量は0.4g前後とすることができ、こうした
場合には、1回1個のカプセルで程良い濃さの茶を楽し
むことができる。勿論、茶の微粉末の封入重量は、これ
に限らず、これ以上であってもこれ以下であっても良
い。これ以下、即ち、0.4g前後以下の場合には、濃
い茶を飲みたければ、飲用時に1度に使用するカプセル
の数を増やせば良いし、そうでない場合はカプセル数を
少なくすれば良い。これ以上、即ち、0.4g前後以上
の場合は濃い茶の好きな人のために適当である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を、実施
例に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず本発
明を適用した実施例1を説明する。図1及び図2は一実
施例を示したもので、図1はその拡大平面図、図2は図
1のA−A線断面図である。
例に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず本発
明を適用した実施例1を説明する。図1及び図2は一実
施例を示したもので、図1はその拡大平面図、図2は図
1のA−A線断面図である。
【0014】図1及び図2に示すように、この実施例の
茶Tは、緑茶の微粉末1をカプセル2に封入したもので
ある。この緑茶の微粉末1は、石臼によって微細で滑ら
かな粉末、即ち、この場合は、120メッシュの微粉末
に挽いたものであり、その0.4gをカプセル2に封入
した。カプセル2は、カプセル本体2aと蓋部2bとか
らなり、カプセル本体2aの縁部付近外周に構成した凹
溝に蓋体2bの対応部位に構成した突部が係合して固定
状態になるようになっている。カプセル2は直径約6m
m、長さ約22mmの容器である。このカプセル2は動物
性ゼラチンで成形したものである。
茶Tは、緑茶の微粉末1をカプセル2に封入したもので
ある。この緑茶の微粉末1は、石臼によって微細で滑ら
かな粉末、即ち、この場合は、120メッシュの微粉末
に挽いたものであり、その0.4gをカプセル2に封入
した。カプセル2は、カプセル本体2aと蓋部2bとか
らなり、カプセル本体2aの縁部付近外周に構成した凹
溝に蓋体2bの対応部位に構成した突部が係合して固定
状態になるようになっている。カプセル2は直径約6m
m、長さ約22mmの容器である。このカプセル2は動物
性ゼラチンで成形したものである。
【0015】したがってこの実施例の茶Tは、これを飲
用する場合は、茶わんにこれを入れ、その上から適量の
お湯を注げば良い。この茶Tはカプセル2に封入した緑
茶の微粉末1の重量が0.4gであるから、1個で適当
な濃さの茶となる。濃い茶を希望する者は、2個以上を
使用しても良いのは云うまでもない。
用する場合は、茶わんにこれを入れ、その上から適量の
お湯を注げば良い。この茶Tはカプセル2に封入した緑
茶の微粉末1の重量が0.4gであるから、1個で適当
な濃さの茶となる。濃い茶を希望する者は、2個以上を
使用しても良いのは云うまでもない。
【0016】このようにこの実施例の茶Tは、急須を必
要とせず、茶わんに単に1個又はそれ以上を希望にした
がって入れ、単に湯を注ぐのみで茶の湯が得られるもの
である。
要とせず、茶わんに単に1個又はそれ以上を希望にした
がって入れ、単に湯を注ぐのみで茶の湯が得られるもの
である。
【0017】このとき、前記カプセル2は、動物性ゼラ
チンで成形したものであり、水溶性で、湯にスピーディ
に溶けるものでもあるから、湯を注げばすぐに茶の湯が
得られ、更には、これ自体無味無臭であるから、湯中に
溶け込んでも茶の風味に影響を与えることはない。更に
はこのカプセル2は湯に溶けた際に透明となるので、茶
の色合いに変化を与えることがない。それ故、茶の優れ
た風味・色合いを損なうことなく充分に楽しむことがで
きる。更には、緑茶の微粉末1として120メッシュに
挽いたものを採用したので、飲用後に茶わん中に緑茶の
微粉末1の残渣等は殆ど残らず、茶殻の処分のような問
題も全く生じない。
チンで成形したものであり、水溶性で、湯にスピーディ
に溶けるものでもあるから、湯を注げばすぐに茶の湯が
得られ、更には、これ自体無味無臭であるから、湯中に
溶け込んでも茶の風味に影響を与えることはない。更に
はこのカプセル2は湯に溶けた際に透明となるので、茶
の色合いに変化を与えることがない。それ故、茶の優れ
た風味・色合いを損なうことなく充分に楽しむことがで
きる。更には、緑茶の微粉末1として120メッシュに
挽いたものを採用したので、飲用後に茶わん中に緑茶の
微粉末1の残渣等は殆ど残らず、茶殻の処分のような問
題も全く生じない。
【0018】なお茶わんに入れたこの茶T上に冷水を注
げば冷茶として楽しめることも云うまでもない。この場
合は、カプセル2に充填したまま用いても良いが、カプ
セル2から緑茶の微粉末1を取り出して、これだけを用
いるようにした方がスピーディに冷茶が得られる。
げば冷茶として楽しめることも云うまでもない。この場
合は、カプセル2に充填したまま用いても良いが、カプ
セル2から緑茶の微粉末1を取り出して、これだけを用
いるようにした方がスピーディに冷茶が得られる。
【0019】また、この茶Tは、以上のような一般の用
法によって飲用する外、茶漬け等に用いる場合も好都合
である。茶漬けに用いる場合は、ご飯の上に適当数の茶
T、例えば、1個のカプセル2を載せて湯を注げば、簡
単に、しかも茶の葉の残らない茶漬けを作ることができ
る。
法によって飲用する外、茶漬け等に用いる場合も好都合
である。茶漬けに用いる場合は、ご飯の上に適当数の茶
T、例えば、1個のカプセル2を載せて湯を注げば、簡
単に、しかも茶の葉の残らない茶漬けを作ることができ
る。
【0020】その他、例えば、アイスクリーム中に適当
数の茶Tを、そのカプセル2から緑茶の微粉末1を取り
出して入れ、かき混ぜれば、これがアイスクリーム中に
均一に混合し、緑茶の味のアイスクリームを楽しむこと
ができることとなる。この場合も、緑茶の微粉末1が微
細で滑らかであるため、アイスクリーム中で違和感がな
く、緑茶の風味を楽しむことができるものである。
数の茶Tを、そのカプセル2から緑茶の微粉末1を取り
出して入れ、かき混ぜれば、これがアイスクリーム中に
均一に混合し、緑茶の味のアイスクリームを楽しむこと
ができることとなる。この場合も、緑茶の微粉末1が微
細で滑らかであるため、アイスクリーム中で違和感がな
く、緑茶の風味を楽しむことができるものである。
【0021】
【発明の効果】したがって本発明の茶によれば、これを
飲用する場合は、茶わんに茶の微粉末を封入したカプセ
ルを入れ、その上からお湯を注ぐだけで茶の湯が得られ
る。したがって急須等の器具が不要であり、アウトドア
での使用や海外旅行その他の旅先での使用にも好都合で
ある。本発明の茶によれば、カプセルを一単位とするも
のであるから、茶の濃さは用いるカプセルの数で容易に
調節することができる。また前記カプセルは無味無臭か
つ水溶性のものであり、かつ食品用のものであるから、
湯中に溶け込んでも茶の風味に影響を与えることはな
い。更に前記カプセルは湯中に溶け込んだ状態で透明と
なるので茶の湯の色合いに不自然な変化を与えることが
ない。加えてこの茶は飲用後に何らの残渣も残さないの
で、残渣の処分のような面倒がかからない。
飲用する場合は、茶わんに茶の微粉末を封入したカプセ
ルを入れ、その上からお湯を注ぐだけで茶の湯が得られ
る。したがって急須等の器具が不要であり、アウトドア
での使用や海外旅行その他の旅先での使用にも好都合で
ある。本発明の茶によれば、カプセルを一単位とするも
のであるから、茶の濃さは用いるカプセルの数で容易に
調節することができる。また前記カプセルは無味無臭か
つ水溶性のものであり、かつ食品用のものであるから、
湯中に溶け込んでも茶の風味に影響を与えることはな
い。更に前記カプセルは湯中に溶け込んだ状態で透明と
なるので茶の湯の色合いに不自然な変化を与えることが
ない。加えてこの茶は飲用後に何らの残渣も残さないの
で、残渣の処分のような面倒がかからない。
【0022】また本発明の茶は、以上の外、茶漬け等に
用いる場合も好都合である。茶漬けの場合は、ご飯の上
に適当数の茶、例えば、1個のカプセルを載せて湯を注
げば、簡単に、しかも茶の葉等の残渣のない茶漬けを得
ることができる。その他、アイスクリーム中に、適当数
のカプセルから茶の微粉末を取り出した上で入れ、かき
混ぜれば、茶の微粉末が均一に混入し、茶の味のアイス
クリームを楽しむことができる。そして他の食品(種々
の料理を含む)にもこのようにして容易に茶を混入さ
せ、茶の味の食品を楽しむことができる。
用いる場合も好都合である。茶漬けの場合は、ご飯の上
に適当数の茶、例えば、1個のカプセルを載せて湯を注
げば、簡単に、しかも茶の葉等の残渣のない茶漬けを得
ることができる。その他、アイスクリーム中に、適当数
のカプセルから茶の微粉末を取り出した上で入れ、かき
混ぜれば、茶の微粉末が均一に混入し、茶の味のアイス
クリームを楽しむことができる。そして他の食品(種々
の料理を含む)にもこのようにして容易に茶を混入さ
せ、茶の味の食品を楽しむことができる。
【0023】ところで、以上の本発明の構成に於いて、
前記茶の微粉末を石臼で挽いたものとした場合には、微
細で滑らかな茶の微粉末が得られ、湯中への分散、湯へ
の成分の抽出も良好なものとなる。また他の種々の食品
に混入した場合等も異物感が生じ難い利点もある。更に
前記茶の微粉末を100〜130メッシュ位とした場合
は、それらの湯中への分散がより良好となり、以上と同
様の効果が充分に得られ、かつ飲用後に残渣が一切残ら
ないものとなる。
前記茶の微粉末を石臼で挽いたものとした場合には、微
細で滑らかな茶の微粉末が得られ、湯中への分散、湯へ
の成分の抽出も良好なものとなる。また他の種々の食品
に混入した場合等も異物感が生じ難い利点もある。更に
前記茶の微粉末を100〜130メッシュ位とした場合
は、それらの湯中への分散がより良好となり、以上と同
様の効果が充分に得られ、かつ飲用後に残渣が一切残ら
ないものとなる。
【0024】前記食品用カプセルを動物性ゼラチンで成
形した場合には、該食品用カプセルを殆ど無味無臭で水
溶性であり、かつそれが溶けた際には透明なものとなる
ようにすることができる。そのためこの食品用カプセル
は湯に溶けた場合に殆ど香りも味も生ぜずかつ透明であ
り、茶の風味及び色合いに悪影響を与えない。
形した場合には、該食品用カプセルを殆ど無味無臭で水
溶性であり、かつそれが溶けた際には透明なものとなる
ようにすることができる。そのためこの食品用カプセル
は湯に溶けた場合に殆ど香りも味も生ぜずかつ透明であ
り、茶の風味及び色合いに悪影響を与えない。
【0025】前記茶の微粉末として、緑茶、玄米茶、ほ
うじ茶又は烏龍茶の微粉末を採用した場合には、それぞ
れの茶を、前記のように簡単に楽しむことができる。
うじ茶又は烏龍茶の微粉末を採用した場合には、それぞ
れの茶を、前記のように簡単に楽しむことができる。
【0026】また前記食品用カプセルに封入する茶の微
粉末の重量を0.4g前後とした場合には、1回1個の
カプセルで程良い濃さの茶を楽しむことができる。
粉末の重量を0.4g前後とした場合には、1回1個の
カプセルで程良い濃さの茶を楽しむことができる。
【図1】一実施例の拡大平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
1 緑茶の微粉末 2 カプセル 2a カプセル本体 2b 蓋体 T 茶
Claims (6)
- 【請求項1】 茶の微粉末を、無味無臭で水溶性であり
溶けると透明になる食品用カプセルに封入した茶。 - 【請求項2】 前記茶の微粉末が石臼で挽いたものであ
る請求項1の茶。 - 【請求項3】 前記茶の微粉末が100〜130メッシ
ュである請求項1又は2の茶。 - 【請求項4】 前記食品用カプセルが動物性ゼラチンで
成形されたものである請求項1、2又は3の茶。 - 【請求項5】 前記茶の微粉末が緑茶、玄米茶、ほうじ
茶又は烏龍茶の微粉末である請求項1、2、3又は4の
茶。 - 【請求項6】 前記食品用カプセルに封入する茶の微粉
末の重量を0.4g前後とした請求項1、2、3、4又
は5の茶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8212077A JPH1033116A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 茶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8212077A JPH1033116A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 茶 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1033116A true JPH1033116A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16616490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8212077A Pending JPH1033116A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 茶 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1033116A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010067524A (ko) * | 2001-02-05 | 2001-07-13 | 김수현 | 녹차정(綠茶錠) 제조 공정 |
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