JPH10330660A - アニソールを含有する油中水滴型エマルジョン - Google Patents
アニソールを含有する油中水滴型エマルジョンInfo
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- JPH10330660A JPH10330660A JP10057351A JP5735198A JPH10330660A JP H10330660 A JPH10330660 A JP H10330660A JP 10057351 A JP10057351 A JP 10057351A JP 5735198 A JP5735198 A JP 5735198A JP H10330660 A JPH10330660 A JP H10330660A
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- Japan
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- emulsion
- paint
- terpene
- benzyl alcohol
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- C08K5/00—Use of organic ingredients
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- C08L1/26—Cellulose ethers
- C08L1/28—Alkyl ethers
- C08L1/284—Alkyl ethers with hydroxylated hydrocarbon radicals
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- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 アニソールを含有する油中水滴型エマルジョ
ンを提供する。 【解決手段】 水相と連続ベンジルアルコール相を有す
る油中水滴型エマルジョンを含有する塗料剥離剤処方物
において、該ベンジルアルコール相にアニソールを剥離
速度を増大させるのに有効な量(約8〜16%)で配合
したことを特徴とする、油中水滴型エマルションからな
る塗料剥離剤処方物。
ンを提供する。 【解決手段】 水相と連続ベンジルアルコール相を有す
る油中水滴型エマルジョンを含有する塗料剥離剤処方物
において、該ベンジルアルコール相にアニソールを剥離
速度を増大させるのに有効な量(約8〜16%)で配合
したことを特徴とする、油中水滴型エマルションからな
る塗料剥離剤処方物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベンジルアルコ
ールを含有する油中水滴型エマルジョンからなる塗料剥
離用処方物の剥離速度を増大させるための改善に関し、
この改善はその油性相に有効量のアニソールを配合する
ことによって得られる。
ールを含有する油中水滴型エマルジョンからなる塗料剥
離用処方物の剥離速度を増大させるための改善に関し、
この改善はその油性相に有効量のアニソールを配合する
ことによって得られる。
【0002】
【従来の技術】本発明が関わるベンジルアルコールをベ
ースにした油中水滴型エマルジョンが、例えば、米国特
許第5,542,986号(以下、“986号特許とい
う”)並びに共に継続中の米国特許出願第08/70
6,850号及び08/707,261号(以下、“8
50及び261号出願”という)(これらの明細書の記
載の全てをここで引用することによってここに含めるも
のとする)に記載されている。特に好ましいのは、“8
50及び261号出願”のワックス含有油中水滴型エマ
ルジョンである。
ースにした油中水滴型エマルジョンが、例えば、米国特
許第5,542,986号(以下、“986号特許とい
う”)並びに共に継続中の米国特許出願第08/70
6,850号及び08/707,261号(以下、“8
50及び261号出願”という)(これらの明細書の記
載の全てをここで引用することによってここに含めるも
のとする)に記載されている。特に好ましいのは、“8
50及び261号出願”のワックス含有油中水滴型エマ
ルジョンである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ベンジルア
ルコールを含有する油中水滴型エマルジョンからなる塗
料剥離用処方物の剥離速度を向上させることを目的とす
る。
ルコールを含有する油中水滴型エマルジョンからなる塗
料剥離用処方物の剥離速度を向上させることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】発明の概要 本発明によれば、水相と連続ベンジルアルコール相(油
性相)を有する油中水滴型エマルジョンを含有する塗料
剥離剤処方物において、該ベンジルアルコール相にアニ
ソールを剥離速度を増大させるのに有効な量で配合する
ことにより改良された塗料剥離剤処方物が提供される。
好ましい具体例には、エマルジョンの水相にアンモニア
が配合されたアルカリ性剥離剤並びにエマルジョンのベ
ンジルアルコール相にぎ酸ベンジルが配合された酸性剥
離剤が含まれる。その他の好ましい具体例として、水蒸
発速度を遅延させるためにd−リモネンのようなテルペ
ンを配合し及び(又は)アンモニア含有剥離剤において
は剥離速度をさらに高めるためにピロールを配合するこ
とが挙げられる。
性相)を有する油中水滴型エマルジョンを含有する塗料
剥離剤処方物において、該ベンジルアルコール相にアニ
ソールを剥離速度を増大させるのに有効な量で配合する
ことにより改良された塗料剥離剤処方物が提供される。
好ましい具体例には、エマルジョンの水相にアンモニア
が配合されたアルカリ性剥離剤並びにエマルジョンのベ
ンジルアルコール相にぎ酸ベンジルが配合された酸性剥
離剤が含まれる。その他の好ましい具体例として、水蒸
発速度を遅延させるためにd−リモネンのようなテルペ
ンを配合し及び(又は)アンモニア含有剥離剤において
は剥離速度をさらに高めるためにピロールを配合するこ
とが挙げられる。
【0005】
【発明の実施の形態】発明の具体的な説明 ここに、油中水滴型エマルジョンのベンジルアルコール
有機相にアニソールを配合すると剥離速度が高められる
ことが見出された。
有機相にアニソールを配合すると剥離速度が高められる
ことが見出された。
【0006】“850及び261号出願”のワックス含
有油中水滴型エマルジョンは、塗料剥離剤において特に
有益である。なぜならば、このエマルジョンは他にもあ
るが臭いを低減させ且つワックス(天然又は合成)が剥
離を高める水及びその他の揮発分のような成分の蒸発を
遅延させることによって剥離効率を向上させるからであ
る。ワックスが存在するときには、それは、有機相を飽
和させるであろう量よりもわずかに過剰(1重量%)で
ある量で一般に使用される。好ましいワックスはパラフ
ィンワックス(この用語はその個々の成分を包含する)
である。パラフィン又は鉱油、植物系ワックス、微結晶
質ワックス、セレシンワックス及びモンタンワックスも
同様に使用することができる。
有油中水滴型エマルジョンは、塗料剥離剤において特に
有益である。なぜならば、このエマルジョンは他にもあ
るが臭いを低減させ且つワックス(天然又は合成)が剥
離を高める水及びその他の揮発分のような成分の蒸発を
遅延させることによって剥離効率を向上させるからであ
る。ワックスが存在するときには、それは、有機相を飽
和させるであろう量よりもわずかに過剰(1重量%)で
ある量で一般に使用される。好ましいワックスはパラフ
ィンワックス(この用語はその個々の成分を包含する)
である。パラフィン又は鉱油、植物系ワックス、微結晶
質ワックス、セレシンワックス及びモンタンワックスも
同様に使用することができる。
【0007】アニソールは、剥離すべき基質、剥離剤処
方物中の溶媒(及びあるとすればワックス)の量などに
依存して、エマルジョンの総重量に基づいて、一般に約
1.0重量%〜約24.0重量%(好ましくは約2重量
%〜約16重量%)の量で使用される。この上限は実質
的なものである。何故ならば、追加のアニソールは剥離
速度にそれほど影響を与えないが、一方これよりも少な
い量では溶解力が失われる可能性があるからである。
方物中の溶媒(及びあるとすればワックス)の量などに
依存して、エマルジョンの総重量に基づいて、一般に約
1.0重量%〜約24.0重量%(好ましくは約2重量
%〜約16重量%)の量で使用される。この上限は実質
的なものである。何故ならば、追加のアニソールは剥離
速度にそれほど影響を与えないが、一方これよりも少な
い量では溶解力が失われる可能性があるからである。
【0008】アニソールと共に1種以上のテルペンを添
加することができる。何故ならば、テルペンの存在はこ
れらの逆エマルジョン塗料剥離剤からの水及びその他の
溶媒の蒸発を低減させるのに役立ち、その結果この剥離
剤の使用寿命が24時間以上にまで延長できるからであ
る。この組合せを使用するときには、アニソールは好ま
しくは約8〜16%の量で使用されるが、テルペンは好
ましくは約4〜8%の量で使用される。このようなテル
ペンの例としては、d−リモネン(好ましい)、ジペン
テン(1−メチル−4−(1−メチルエテニル)シクロ
ヘキセンとして知られる)、ミルセン、α−ピネン、リ
ナロール及びこれらの混合物がある。
加することができる。何故ならば、テルペンの存在はこ
れらの逆エマルジョン塗料剥離剤からの水及びその他の
溶媒の蒸発を低減させるのに役立ち、その結果この剥離
剤の使用寿命が24時間以上にまで延長できるからであ
る。この組合せを使用するときには、アニソールは好ま
しくは約8〜16%の量で使用されるが、テルペンは好
ましくは約4〜8%の量で使用される。このようなテル
ペンの例としては、d−リモネン(好ましい)、ジペン
テン(1−メチル−4−(1−メチルエテニル)シクロ
ヘキセンとして知られる)、ミルセン、α−ピネン、リ
ナロール及びこれらの混合物がある。
【0009】アルカリ性剥離剤においては、剥離速度を
高めるためにピロールをアニソールと共に添加し(この
場合にはアニソールとピロールの総量は約1%〜約24
%、好ましくは2〜16%である)或いはアニソール/
テルペンの組合せと共に添加することができる。アニソ
ール、テルペン及びピロールの全部がアンモニア含有剥
離剤に配合されるときは、最適化された系は、一般に、
約8%〜16%のアニソール、約5%〜9%のテルペン
及び約0.3%〜8%のピロールを含むものである。
高めるためにピロールをアニソールと共に添加し(この
場合にはアニソールとピロールの総量は約1%〜約24
%、好ましくは2〜16%である)或いはアニソール/
テルペンの組合せと共に添加することができる。アニソ
ール、テルペン及びピロールの全部がアンモニア含有剥
離剤に配合されるときは、最適化された系は、一般に、
約8%〜16%のアニソール、約5%〜9%のテルペン
及び約0.3%〜8%のピロールを含むものである。
【0010】好ましい剥離剤のエマルジョンに配合され
るワックスの量は、エマルジョンの総重量を基にして、
通常約0.02重量%〜約5.0重量%、さらに詳しく
は約0.1重量%〜約1.0重量%である。商業的に入
手できるパラフィンワックスまたはセレシンワックスの
どんなタイプも使用することができる。大抵のパラフィ
ンワックスは約47〜65℃の範囲内の融点を有する。
るワックスの量は、エマルジョンの総重量を基にして、
通常約0.02重量%〜約5.0重量%、さらに詳しく
は約0.1重量%〜約1.0重量%である。商業的に入
手できるパラフィンワックスまたはセレシンワックスの
どんなタイプも使用することができる。大抵のパラフィ
ンワックスは約47〜65℃の範囲内の融点を有する。
【0011】“850及び261号出願”及び“986
号特許”を参照すれば、このようなエマルジョンを使用
する塗料剥離剤処方物は、水、ベンジルアルコール{及
び所望ならば、ぎ酸(その一部はベンジルアルコールの
一部と反応してその場で若干のぎ酸ベンジル及びは追加
の水を形成する)、或いは、これと同等の水、ベンジル
アルコール、ぎ酸及びぎ酸ベンジルの混合物は同等の混
合物から又は相当する等量のぎ酸ベンジル、水及び随意
のベンジルアルコール又はぎ酸(それぞれモル過剰量の
ベンジルアルコール又はぎ酸を得たいと望む場合)から
出発して形成することができる。}、アニソール、ワッ
クス(要すれば)、約2重量%までの増粘剤(例えば、
ヒドロキシプロピルセルロース又はメチルセルロー
ス)、約15重量%までの、増粘剤の湿潤及び随意のワ
ックスの溶解を促進させるための炭化水素溶媒(石油留
分を含めて芳香族又は脂肪族)、約2重量%までの界面
活性剤(例えば、キシレンスルホン酸ナトリウム又はオ
レイン酸ヒドロキシエチルイミダゾリンのようなイミダ
ゾリン)、約15重量%までのアンモニア(アルカリ性
側の処方物のため)又は水酸化ナトリウム(ぎ酸が存在
する場合)、約5重量%までの腐蝕防止剤(例えば、2
−メルカプトベンゾトリアゾール、ベンゾチアゾール又
は珪酸ナトリウム)及び所望ならば少量(通常は0.1
〜0.3g/ガロン)の染料を一緒に混合することによ
って製造することができる。
号特許”を参照すれば、このようなエマルジョンを使用
する塗料剥離剤処方物は、水、ベンジルアルコール{及
び所望ならば、ぎ酸(その一部はベンジルアルコールの
一部と反応してその場で若干のぎ酸ベンジル及びは追加
の水を形成する)、或いは、これと同等の水、ベンジル
アルコール、ぎ酸及びぎ酸ベンジルの混合物は同等の混
合物から又は相当する等量のぎ酸ベンジル、水及び随意
のベンジルアルコール又はぎ酸(それぞれモル過剰量の
ベンジルアルコール又はぎ酸を得たいと望む場合)から
出発して形成することができる。}、アニソール、ワッ
クス(要すれば)、約2重量%までの増粘剤(例えば、
ヒドロキシプロピルセルロース又はメチルセルロー
ス)、約15重量%までの、増粘剤の湿潤及び随意のワ
ックスの溶解を促進させるための炭化水素溶媒(石油留
分を含めて芳香族又は脂肪族)、約2重量%までの界面
活性剤(例えば、キシレンスルホン酸ナトリウム又はオ
レイン酸ヒドロキシエチルイミダゾリンのようなイミダ
ゾリン)、約15重量%までのアンモニア(アルカリ性
側の処方物のため)又は水酸化ナトリウム(ぎ酸が存在
する場合)、約5重量%までの腐蝕防止剤(例えば、2
−メルカプトベンゾトリアゾール、ベンゾチアゾール又
は珪酸ナトリウム)及び所望ならば少量(通常は0.1
〜0.3g/ガロン)の染料を一緒に混合することによ
って製造することができる。
【0012】
【実施例】本発明の最適化された量の溶媒を含む上記の
ような塗料剥離剤処方物の例(No.1〜7)を、アニ
ソールを含まない比較例(No.Cl)と共に以下に示
す(成分の量は重量部で示す)。
ような塗料剥離剤処方物の例(No.1〜7)を、アニ
ソールを含まない比較例(No.Cl)と共に以下に示
す(成分の量は重量部で示す)。
【0013】
【表1】
【0014】これらの処方物について、ポリウレタント
ップコート系(エポキシプライマー上のポリウレタント
ップコート)又はポリウレタントップコート/ポリウレ
タンプライマー系(ポリウレタンプライマー上のポリウ
レタントップコート)を塗布したアルミニウムパネル上
での標準性能試験において比較剥離試験を行った。剥離
試験は、アルミニウムから白色ポリウレタン塗料を除去
する塗料剥離剤の有効性を評価するために使用される軍
仕様書であるMIL−R−81294に従った。エポキ
シトップコート系(エポキシプライマー上のエポキシト
ップコート)については試験を行わなかったが、これま
での経験から、ポリウレタントップコート系についての
結果はエポキシトップコート系についての結果と類似す
ることが示された。これらの試験の結果を以下の表Iに
記載する。データは、系のそれぞれについて24時間以
内に剥離されたパネルの%を示す。
ップコート系(エポキシプライマー上のポリウレタント
ップコート)又はポリウレタントップコート/ポリウレ
タンプライマー系(ポリウレタンプライマー上のポリウ
レタントップコート)を塗布したアルミニウムパネル上
での標準性能試験において比較剥離試験を行った。剥離
試験は、アルミニウムから白色ポリウレタン塗料を除去
する塗料剥離剤の有効性を評価するために使用される軍
仕様書であるMIL−R−81294に従った。エポキ
シトップコート系(エポキシプライマー上のエポキシト
ップコート)については試験を行わなかったが、これま
での経験から、ポリウレタントップコート系についての
結果はエポキシトップコート系についての結果と類似す
ることが示された。これらの試験の結果を以下の表Iに
記載する。データは、系のそれぞれについて24時間以
内に剥離されたパネルの%を示す。
【0015】
【表2】
【0016】例1及び2は、アニソール単独が二つの塗
料系について剥離を向上させるのに有効であることを示
す。また、剥離の向上は、アニソールとテルペン(d−
リモネン)及び(又は)ピロールとの組合せからも得ら
れ、例3〜7から明らかなように、アニソールとテルペ
ンの両方を含有する組合せはが特に有効である。
料系について剥離を向上させるのに有効であることを示
す。また、剥離の向上は、アニソールとテルペン(d−
リモネン)及び(又は)ピロールとの組合せからも得ら
れ、例3〜7から明らかなように、アニソールとテルペ
ンの両方を含有する組合せはが特に有効である。
Claims (24)
- 【請求項1】 水相と連続ベンジルアルコール相を有す
る油中水滴型エマルジョンを含有する塗料剥離剤処方物
において、該ベンジルアルコール相にアニソールを剥離
速度を増大させるのに有効な量で配合したことを特徴と
する、油中水滴型エマルジョンからなる塗料剥離剤処方
物。 - 【請求項2】 ベンジルアルコール相がワックスを含有
する請求項1に記載の塗料剥離剤処方物。 - 【請求項3】 水相がアンモニアを含有する請求項2に
記載の塗料剥離剤処方物。 - 【請求項4】 ベンジルアルコール相にテルペンも配合
された請求項3に記載の塗料剥離剤処方物。 - 【請求項5】 テルペンがd−リモネンである請求項4
に記載の塗料剥離剤処方物。 - 【請求項6】 ベンジルアルコール相にピロールも配合
された請求項3に記載の塗料剥離剤処方物。 - 【請求項7】 ベンジルアルコール相にテルペン及びピ
ロールも配合された請求項3に記載の塗料剥離剤処方
物。 - 【請求項8】 テルペンがd−リモネンである請求項7
に記載の塗料剥離剤処方物。 - 【請求項9】 ベンジルアルコール相がぎ酸ベンジルを
含有する請求項2に記載の塗料剥離剤処方物。 - 【請求項10】 ベンジルアルコール相にテルペンも配
合された請求項9に記載の塗料剥離剤処方物。 - 【請求項11】 テルペンがd−リモネンである請求項
10に記載の塗料剥離剤処方物。 - 【請求項12】 油中水滴型エマルジョンからなる塗料
剥離剤の剥離速度を増大させるにあたり、該エマルジョ
ンの有機相に有効量のアニソールを配合することからな
る、油中水滴型エマルジョンからなる塗料剥離剤の剥離
速度を増大させる方法。 - 【請求項13】 エマルジョンの有機相にワックスが配
合された請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 アルカリ性油中水滴型エマルジョンか
らなる塗料剥離剤の剥離速度を増大させるにあたり、該
エマルジョンの有機相に有効量のアニソールを配合する
ことからなる、油中水滴型エマルジョンからなる塗料剥
離剤の剥離速度を増大させる方法。 - 【請求項15】 エマルジョンの有機相にワックスも配
合された請求項14に記載の方法。 - 【請求項16】 エマルジョンの有機相にテルペンも配
合された請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 テルペンがd−リモネンである請求項
16に記載の方法。 - 【請求項18】 エマルジョンの有機相にピロールも配
合された請求項15に記載の方法。 - 【請求項19】 エマルジョンの有機相にテルペン及び
ピロールも配合された請求項15に記載の方法。 - 【請求項20】 テルペンがd−リモネンである請求項
19に記載の方法。 - 【請求項21】 酸性油中水滴型エマルジョンからなる
塗料剥離剤の剥離速度を増大させるにあたり、該エマル
ジョンの有機相に有効量のアニソールを配合することか
らなる、酸性油中水滴型エマルジョンからなる塗料剥離
剤の剥離速度を増大させる方法。 - 【請求項22】 エマルジョンの有機相にワックスも配
合された請求項21に記載の方法。 - 【請求項23】 エマルジョンの有機相にテルペンも配
合された請求項22に記載の方法。 - 【請求項24】 テルペンがd−リモネンである請求項
23に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US805783 | 1997-02-25 | ||
US08/805,783 US5851972A (en) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | Water in oil emulsions containing anisole |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10330660A true JPH10330660A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=25192507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10057351A Withdrawn JPH10330660A (ja) | 1997-02-25 | 1998-02-24 | アニソールを含有する油中水滴型エマルジョン |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5851972A (ja) |
EP (1) | EP0860480A1 (ja) |
JP (1) | JPH10330660A (ja) |
KR (1) | KR19980071671A (ja) |
CN (1) | CN1196367A (ja) |
CA (1) | CA2227878A1 (ja) |
MY (1) | MY132843A (ja) |
SG (1) | SG66435A1 (ja) |
TW (1) | TW473531B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020045361A1 (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | 株式会社ネオス | 塗膜剥離組成物及び塗膜の剥離方法 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2749315B1 (fr) * | 1996-05-31 | 1998-08-14 | Atochem Elf Sa | Composition decapante a base d'eau et d'anisole |
SG73541A1 (en) * | 1997-09-23 | 2000-06-20 | Rohco Inc Mcgean | Paint stripper compositions |
US6417149B1 (en) | 2001-02-08 | 2002-07-09 | Gerald Wojcik | Paint stripping composition and process containing methyl benzoate and formic acid |
US7176174B2 (en) * | 2003-03-06 | 2007-02-13 | The Lubrizol Corporation | Water-in-oil emulsion |
US20050026799A1 (en) * | 2003-07-15 | 2005-02-03 | Marvin Detar | Water-based paint stripper |
US7309684B2 (en) * | 2005-05-12 | 2007-12-18 | The Lubrizol Corporation | Oil-in-water emulsified remover comprising an ethoxylated alcohol surfactant |
US7674760B2 (en) * | 2005-10-18 | 2010-03-09 | Ecolab Inc. | Floor stripper/cleaner containing organic acid-base pair |
US20090131296A1 (en) * | 2007-11-21 | 2009-05-21 | Ecolab Inc. | Floor Stripper For Chemically-Resistant Crosslinked Floor Finishes |
US9109191B2 (en) | 2009-12-15 | 2015-08-18 | Invista North America S.A.R.L. | Emulsion compositions and a method for selecting surfactants |
CN102655930B (zh) * | 2009-12-15 | 2014-12-24 | 因温斯特技术公司 | 乳液组合物和用于选择表面活性剂的方法 |
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