JPH09503812A - 改良された塗料除去剤 - Google Patents

改良された塗料除去剤

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JPH09503812A JP7511802A JP51180295A JPH09503812A JP H09503812 A JPH09503812 A JP H09503812A JP 7511802 A JP7511802 A JP 7511802A JP 51180295 A JP51180295 A JP 51180295A JP H09503812 A JPH09503812 A JP H09503812A
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ピー. ラングフォード,ナサニエル
ダブリュ. エリスマン,デビッド
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 主要成分としてベンジルアルコールまたはその誘導体を含み、且つ、塩素化アルカンを含む塗料除去剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 改良された塗料除去剤 本発明は、塩化メチレンを含む塗料除去剤組成物、その組成物の配合方法並び に金属および木のような被覆基材からの塗料、ワニスおよび他の被膜を除去する ためのその使用に関する。 主成分として塩化メチレンを含む塗料除去剤は万能であり、且つ、金属および 木のような様々な被覆材料または基材から塗料の被膜を除去するために約50年に わたって用いられている重要な除去剤である(Kirk-Othmer,Encyclopedia of Ch emical Technology,第二版、第14巻(1967)、第485〜489頁および米国特許第5,0 73,289号(Collierらを参照されたい。)。塩化メチレンに関する環境および健康 上の懸念のために、この薬品の販売は減っており、そして塗料除去剤の配合業者 は、塩化メチレン塗料除去剤に替わる、安全な且つより好適な代替品を開発する 競争がなされてきた(Sweeney,T.F.“Safe Strippers Get Tough”,Practical Homeowner,7月/8月(1991)、第21〜24頁)。塩化メチレンの使用の安全に関 する懸念(多くの人がそれを発癌性物質と考えている)にも係わらず、それは尚 も入手しうる最も良好な除去剤の一つであり、そして代替品を見つけることは困 難であることが判っている(Rabuska,J.,The Paint Dealer,March(1993),第 16〜18頁)。 多くの特許は様々な塩化メチレン除去剤を記載している。米国特許第5,073,28 9号(Collierら)は、主成分として塩化メチレン溶剤、ワックス、および塗料除去 剤からの溶剤の蒸発を遅延させるための特定のカルボニル添加剤を含む塗料除去 剤を記載している。米国特許第4,645,617号(Vivian)は、主要部分である塩化メ チレン、ワッ クス、および、蒸発を遅延させるために、炭酸プロピレン、炭酸エチレン、およ び/または、可塑剤、界面活性剤、並びに、塩化メチレンとともにしばしば用い られる有機補助溶剤(特にメタノール)を含む除去剤組成物を記載している。米 国特許第4,445,939号(Hodson)は、特定の比率で、(1)一般に溶液重量の50〜70 重量%の量で塩素化溶剤(好ましくは塩化メチレン)および、一般に溶液重量の6 〜26重量%の量で、少なくとも3個の炭素原子を含む液体アルコール、例えば、ベ ンジルアルコール、(2)特定の湿潤剤、および(3)気化抑制剤、並びに、好ま しくは、一般に0.5〜5重量%の少量の水を混合することによる除去剤溶液および 状態調節溶液を記載している。米国特許第4,269,724号(Hodson)は主要溶剤且つ 主要成分として塩化メチレン、除去作用を補助するためのイソプロピルアルコー ル、および特定のアミングリコレート酸塩を含む塗料除去剤を記載している。米 国特許第3,988,256号(Vandermeyら)は約65〜約98.5重量%の塩化メチレンおよび 約1.5〜約35重量%のイソプロパノール、第三級ブタノールまたはそれらの混合物 を含むフォトレジストリンスを記載している。米国特許第3,574,123号(Langle) は50〜90部の塩素化液体炭化水素溶剤(好ましくは塩化メチレン)、(b)2〜15部 の低級脂肪族アルコールまたは特定のグリコールエーテル、(c)0.1〜15部の低級 カルボン酸、(d)2〜30部のフェノールまたはその誘導体のようなヒドロキシベン ゼン、および(e)2〜10部の脂肪酸スルホネートまたは特定の脂肪族アミンカルボ ン酸またはアルキルベンゼンスルホン酸またはその塩、(f)3〜20部の水中に溶解 した0.1〜10部の二フッ化アンモニウム、並びに、所望により蒸発遅延剤および 増粘剤を含む塗料除去剤組成物を記載している。米国特許第3,391,085号(Crocke tt)は、40〜71%の塩化メチレン、2〜8%の蟻酸、12〜30%のフェノール、3〜20%の 水、および1〜5%のp-トル エンスルホン酸の混合物を含む酸性除去剤組成物を記載している。更に、米国特 許第3,094,491号(Greminger,Jrら)は、(a)増粘剤として1〜10重量%の特定の セルロースエーテル、(b)85〜98%の本質的に塩化メチレンからなる溶剤、およ び(c)蒸発遅延剤として1〜5%のマニタンステアレートおよびソルビタンステ アレートからなる塗料、ラッカーおよびワニス除去剤組成物を記載している。 上記のKirk-Othmerは、被膜を軟化させることができる他の有機溶剤は、(お およそ)有効性の低下順序で、ケトン、エステル、芳香族炭化水素、アルコール および脂肪族炭化水素であり、そして、有効性において塩化メチレンに及ばない と言われており、その引火性が欠点であることを記載している。そしてこの特許 文献はこのような除去剤を記載しており、最近の特許は米国特許第4,986,936号( Wolbers)であり、それはケトンを含む第一溶剤、シクロヘキサノール、メチルシ クロヘキサノールまたはピリジンである第二溶剤、ゲル化剤および特定のゲル化 剤活性剤を含む、ワニス除去性水溶液を記載している。米国特許第4,732,695号( Francisco)は塩化メチレンを含まない塗料除去剤および被膜除去剤組成物を記載 しており、それは、本質的に、有効量のベンジルアルコール(それは約20〜約50 %の範囲であることができる)、芳香族ナフサとして知られている芳香族炭化水 素溶剤、例えば、Exxon Chemicalsにより“Aromatic 100”として販売されてい る材料(その溶剤量は約30〜約70%であることができる。)およびピロリドン(そ れは10〜40%であることができる。)の混合物からなる被膜除去剤組成物を記載 しており、そして増粘剤および他の添加剤が塗料除去剤中に含まれることができ る。米国特許第4,294,729号は基材からエポキシポリマーを除去するための、ベ ンジルアルコールのようなアルコールを含む組成物を記載している。そして米国 特許第3,664,962号(Kellyら)はベン ジルアルコールを含む染み取り剤を記載している。 端的には、本発明は、1つの態様において、混合物の重量基準で主要活性溶剤 成分としてベンジルアルコール、および、混合物の重量基準で少量活性溶剤成分 として塩化メチレンを含む溶剤混合物を含む、改良された除去剤組成物を提供す る。 本発明の別の態様において、上記の改良された除去剤組成物のベンジルアルコ ール成分の替わりにまたはその混合物で、通常、液体の低級アルキル置換ベンジ ルアルコールが用いられてよく、例えば、α-メチルベンジルアルコール、2-メ チルベンジルアルコールまたは4-メチルベンジルアルコールが用いられてよい。 本発明において用いることができるベンジルアルコールおよびこのようなベンジ ルアルコールの置換誘導体を含むクラスは、一般式 (式中、R1およびR2は、独立に、水素、および、1〜4個の炭素原子を有する低級 アルキル、例えば、メチル基からなる群より選ばれる。)で表される。 本発明の更なる態様において、上記に記載の改良された除去剤組成物の塩化メ チレン成分CH2Cl2の替わりにまたはその混合物で、通常に液体の同族体は用いら れてよく、例えば、2または3個の炭素原子および2または3個の塩素原子を有する 塩素化アルカン、例えば、1,1,1-トリクロロエタン、1,1,2-トリクロロエタン、 1,1-ジクロロエタン、1,2-ジクロロエタンおよび1,2-ジクロロプロパンは用いら れてよい。 本発明の除去剤組成物は、前記溶剤混合物とともに安定的に乳化された水を含 み、水/溶剤エマルジョン中に水(水性)相および溶剤相を形成することもでき 、それは水中油滴エマルジョンのタイプまたは油中水滴エマルジョンのタイプで あることができる。溶剤混合物が連続相である、この後者のタイプのエマルジョ ンは溶剤を基礎とする除去剤系であることを特徴とし、そしてそれは、水を基礎 とする系であることを特徴とすることができる水中油滴系と比較して、低い揮発 性または蒸発速度のために、本発明の除去剤組成物の好ましい態様である。 上記に記載の溶剤を基礎とする系において、溶剤混合物は、更に、溶剤希釈剤 として、一般に少なくとも約80°F(26.7℃)、好ましくは少なくとも100°F(37.8 ℃)〜150°F(65.6℃)、より好ましくは少なくとも200°F(93.3℃)の高い引火点 (クローズドカップ)を有する芳香族炭化水素液体を含み、それは水中に不溶性 であり、水と無反応性であり且つ除去剤組成物の他の成分と無反応性である。こ のような芳香族炭化水素液体はアルキル置換ベンゼン、例えば、トリメチルベン ゼン、キシレン、クメン、エチルベンゼンおよびそれらの混合物を含むものであ ることができる。このようなアルキル置換ベンゼンのクラスは一般式 (式中、各々のRは独立に、水素原子およびアルキルからなる群より選ばれ、例 えば、1〜4個の炭素原子を含むアルキルであり、例えば、メチルであり、但し、 少なくとも1個のRはアルキルである。 )で表されることができる。芳香族炭化水素液体はナフタレン、メチルナフタレ ンまたはそれらの混合物を含むものであってもよい。前記アルキル置換ベンゼン および前記ナフタレンの混合物も用いられてよい。この目的で用いることができ る特に有用な芳香族炭化水素は“Aromatic 200”であり、それはExxon Chemical s Co.の市販製品であり、それは220°F(104.4℃)の引火点(TCC)を有する。用い ることができる別の特に有用な芳香族炭化水素液体は“Aromatic 100”であり( これもExxon Chemicals Co.から入手可能)であり、それは108°F(42.2℃)の引 火点(TCC)を有する。任意的ではあるが、好ましくは、本発明の除去剤組成物は 、“Boler 1070”として市販されているパラフィンワックスのような蒸発遅延剤 、および、ヒドロキシプロピルセルロースのような増粘剤をも含み、そして本発 明のエマルジョンタイプの除去剤はエマルジョンを形成し、そして安定化させる ために用いられる界面活性剤、例えば、“Tween 80”、“Span 80”および“Dow fax2A-1”をも含む。 本発明の除去剤組成物は通常に液体、ペーストまたは半ペーストであり、そし て、攪拌手段を具備した適切なケトル中で、ベンジルアルコール若しくはその置 換誘導体と、一部分の(約1/2〜3/4の)芳香族炭化水素(用いられるときに)を 混合して一部分の溶剤混合物を形成させ、得られた溶剤混合物に、エマルジョン タイプの除去剤とするために、適切な界面活性剤(または乳化剤)を加え、次に 、水(用いられるときに)、増粘剤、蒸発遅延剤とともに混合された残りの芳香 族炭化水素を加え、そして、最終的に、塩化メチレン(その揮発性のために最後 に加えるものである)またはその同族体を加えることにより調製されることがで きる。この除去剤組成物はフッ素化ポリエチレンプラスティック容器のような密 閉容器中に適切に包装されることができる。 塗料除去剤を用いるときに、除去剤は、塗装されたまたはさもなければ被覆さ れた基材から除去することが所望される被膜であって、溶剤可溶性または溶剤膨 潤性である被膜を有する(塩化メチレン自体またはベンジルアルコール自体で除 去されるタイプであることができる)基材に直接的に塗布されることができる。 除去は、例えば、新しいまたは異なる装飾被膜または保護被膜を基材に塗布する ことにより基材を再仕上する目的であることができる。被覆された基材は水平で あるが、傾いているかまたは垂直であることができ、後者の場合、除去剤の塗布 後に基材からそれが流れまたは垂れ落ちることがあまりなくまたはそれを防止す るように、除去剤組成物中に十分な増粘剤を加えることが好ましいであろう。除 去剤は被覆されている基材上に適切な技術のいずれか、例えば、ブラシ塗布、ロ ール塗布または、もし粘度が許すならば、エアロゾルスプレー塗布を含めたスプ レー塗布により塗布されてよい。被覆されている基材上に除去剤を塗布し、そし て適切な温度で十分な量で十分な時間、例えば、被膜の性質および厚さ等によっ て、例えば、1mm〜10mmの被膜で室温(20℃)で5分〜2時間またはそれ以上の時間 、放置した後、可溶化し、柔軟化し、膨潤しまたは剥離した被膜は基材から適切 な技術により除去されることができ、例えば、剥離された被膜または残留物を布 切れ、スクレーパーまたは他の機械的手段により拭き取り、引掻、または擦りと るか、または、水または他の適切な液体で洗い流すことにより除去されることが できる。所望ならばまたは必要ならば、このように処理された被覆されている基 材へ除去剤を塗布し、そして更に処理された残留被膜を除去することは、所望の 除去程度が達成されるまで1回以上繰り返されることができる。 本発明の塗料除去剤組成物は、それが比較的に高い引火点(一般には少なくと も100°F(37.8℃)〜150°F(65.5℃)、好ましくは 少なくとも200°F(93.3℃)またはそれ以上)を有し、貯蔵および使用の通常条件 で非引火性であり、そして低い揮発性を有し、そしてその為、被覆されている基 材上にそれを望ましい時間、配置しまたは保持している間、十分に長い除去活性 を有するという点で、比較的に安価であり、且つ比較的に安全に使用できる。除 去剤中の少量の塩化メチレン(またはその同族体)は塩化メチレン含有塗料除去 剤に一般に関係した環境または健康上の懸念を減らしまたは緩和し、ここで、塩 化メチレンの蒸発は除去剤中の蒸発遅延剤により遅延される。そして、驚くべき ことに、本発明の塗料除去剤組成物が、上記の技術により容易に剥離し、そして 除去することができるように、処理した基材上で有効に素早く作用するために必 要な時間は、本発明の除去剤と同一の除去を達成するために、除去剤としてベン ジルアルコール自体または“Aromatic 200”のような芳香族炭化水素との混合物 でのベンジルアルコールがかかるであろう時間よりも実質的に短い。この有効な 除去剤の活性は、塩化メチレンがその溶剤混合物中の少量成分にすぎず、そして 全体として除去剤中で更に少量であっても、塩化メチレン自体ほど活性が高くな くても、それを用いる「日曜大工」の家庭の所有者が、例えば、木工品、キッチ ンキャビネット、アンティーク、家具、ピアノ、床、パネル、ボート等の被膜除 去および再仕上においての除去のような除去要求基準を満たすのには十分であろ う。そして工業用途での使用者、例えば、自動車製造業者も、これまでの塩化メ チレン使用が、その顕著な除去活性にも係わらず、このような溶剤に関する環境 上および健康上の懸念のために、禁止されまたは停止されてきた多くの用途で、 有利に用いられるであろう。 本発明の除去剤組成物は、木、金属およびセメント状基材、コンクリートおよ びガラスのような多種の被覆された基材上で、合成樹 脂またはポリマー、例えば、アクリレートの古い硬化し要らなくなった装飾保護 被膜または他の実用的な被膜を除去するために用いられてよく、被膜は、塩化メ チレン自体で容易に除去されうるようなラテックス塗料、アルキッド塗料、ワニ ス、ラッカー、エナメル、シェラックおよびポリウレタン塗料の形であることが できる。このような被膜は、単一層であってもまたは同一のまたは異なる被膜の 多重層、例えば、下塗剤上に被覆された仕上エナメルであっても、容易に浸入し 、そして基材から遊離または剥離されることができる。但し、浸入の深さおよび 時間または有効な除去作用は被膜の性質、除去剤塗布の方法および量並びに除去 剤の特定の配合比に依存するであろう。 本発明の除去剤を配合するときに、溶剤混合物を製造するときのベンジルアル コールと混合される塩化メチレンの相対量はベンジルアルコール成分(それ自体 または塩化メチレンを含まない除去剤配合物で被膜を除去するのに有効であるが 、除去するための時間が2倍以上の長さである。)の生来の除去活性を増加し、 または向上させるために十分である少量であろう。一般に、本発明の除去剤組成 物中のベンジルアルコール成分の塩化メチレン成分に対する重量比は1〜15重量 部のベンジルアルコールに対して1重量部未満の塩化メチレンの範囲であること ができ、好ましい比率は3〜5重量部のベンジルアルコールに対して1重量部の塩 化メチレンである。アルキル置換ベンジルアルコールおよび/または塩化メチレ エン同族体が用いられる場合に、ベンジルアルコールおよび塩化メチレンに関し て記載した量および比が用いられることができる。 本発明の除去剤組成物中の芳香族炭化水素成分の量は、変えることができ、そ して、芳香族炭化水素はそれ自体で除去または溶剤作用が殆どまたは本質的にな く、そして除去剤組成物中でコストを削 減する不活性希釈剤として機能するので、コストを考慮して決められるであろう 。一般に、本発明の除去剤中に配合される芳香族炭化水素成分の量は、除去剤組 成物の5〜45重量%または更には60重量%までであってよく、好ましくは10〜35ま たは40重量%である。“Aromatic 200”炭化水素液体は本発明の溶剤を基礎とす る除去剤中で好ましい芳香族炭化水素である。これは、本質的に全て芳香族製品 からなり、220°Fの引火点TCC、n-酢酸ブチル=100で0.1の蒸発速度および68°F( 20℃)で<0.1重量%の水中溶解度を有する。“Aromatic 100”炭化水素液体はトリ メチルベンゼン、キシレン、クメン、エチルベンゼンおよび石油炭化水素の混合 物を含み、そしてこの液体製品は108°F(42.2℃)の引火点TCC、n-酢酸ブチル=10 0で0.3の蒸発速度および77°F(25℃)で0.02の水中溶解度を有する。 エマルジョン除去剤組成物中の水の相対量は変えることができ、そして機能的 に言うと、除去剤組成物の販売上の魅力またはコストを向上させるために十分な 量であろう。一般に、水分は除去剤組成物の1〜45重量%、好ましくは20〜35重量 %であることができる(除去剤組成物の水分は除去剤の活性に影響を及ぼさない )。そして、一般に、溶剤混合物の量は除去剤の45〜99重量%、好ましくは50〜8 0重量%であることができる。 塩化メチレン(またはその同族体)成分(除去剤組成物の少量部分)の蒸発速 度を遅延させるためには、それは従来の塩化メチレン含有除去剤と比較して相対 的に低いであろうが、様々な物質は本発明の除去剤組成物の配合において含まれ てよく、例えば、従来の除去剤中に通常、混入される遅延剤を含んでよい。この ような蒸発遅延剤の相対量は、注目または選択した除去剤組成物中の塩化メチレ ン成分(またはその同族体)の量、および、除去サイトの十分な通気が推奨され るが、除去剤の用いられる条件に依存するであろう。 一般に、任意ではあるが、好ましくは用いられる蒸発遅延剤の量は除去剤組成物 の0.25〜5重量%、好ましくは1〜2重量%である。 本発明で特に有用であることが判っている蒸発遅延剤は、通常、固体のパラフ ィンワックスであり、例えば、“Boler 1070”および“Boler 1701”で販売され るものである。本発明で用いることができる他の蒸発遅延剤は上記のKirk-Othme rで記載されているもの、例えば、ステアリン、セルシンおよび微結晶質ワック スおよび米国特許第4,645,617号に記載されているもの、例えば、炭酸プロピレ ンまたは炭酸エチレンを含む。このように蒸発速度を制御することにより、除去 剤組成物は、被覆された基材に塗布されたときに、被膜上で長時間にわたって作 用することができる。勿論、除去剤組成物を使用している人は、無害ではないと しても、非常に少量の塩化メチレンに暴露される。 ペーストまたは半ペースト性を除去剤組成物にまで粘度を上げるために、本発 明の除去剤組成物中に含まれることができる増粘剤は公知の除去剤組成物に今ま で加えられてきたものを含む。増粘剤の目的は溶剤/水エマルジョンを安定化さ せ、そして良好な流れ制御性を提供することであり、即ち、増粘剤の存在は組成 物の塗布を容易にし、平滑にし、そして、溶剤が垂直表面上の被膜を軟化させる ために十分な時間、表面に付いていることができる能力を提供する。増粘剤は、 水を基礎とする除去剤の場合には、水中で膨潤性であり、そして溶剤を基礎とす る除去剤の場合には、溶剤混合物中で膨潤性であり、そして本発明の組成物の安 定なエマルジョンの生成を促進することができることが推奨される。本発明の除 去剤組成物中で用いることができる増粘剤は、ガム、例えば、キサンタン、グア ー、およびロカストビーン、アルギネート、ポリビニルアルコール、ポリアクリ レート、デンプン、クレー誘導体、例えば、アミン処理さ れた珪酸マグネシウムアルミニウムおよびセルロース誘導体、例えば、ヒドロキ シプロピルメチルセルロース、例えば、“Methocel 311”で販売されるものを含 む。使用される増粘剤の量は所望のレオロジーおよび安定性を配合物に付与する ために十分な量である。一般に、増粘剤の量は除去剤組成物の重量基準で0.1〜5 重量%、好ましくは0.4〜1または1.5重量%である。 本発明の除去剤組成物の溶剤相および水相を乳化させ、そして貯蔵または使用 の間、得られたエマルジョンを維持しまたは安定化させるために用いることがで きる界面活性剤の量は比較的に低い。界面活性剤の選択およびその量は、その目 的に応じてカチオン、アニオン、ノニオンまたは両性界面活性剤を用いた単純な 実験的なエマルジョンの試験により選択されることができる。一般に、このよう に用いられる界面活性剤の量は除去剤組成物の0.1〜3重量%、好ましくは0.25〜1 または1.5重量%であることができる。 本発明の除去剤組成物のために適切な界面活性剤は好ましくは約4〜約18、好 ましくは4〜12のHLB値を有する。界面活性剤のブレンドを用いるならば、ブレン ドは約4〜約18、好ましくは4〜12の全体でのHLB値を有する。要求される特定のH LB値は選択される有機溶剤によって決まる。 本発明の除去剤組成物を調製するために用いることができる界面活性剤は、例 えば、ポリオキシエチル化脂肪族アミン、ポリオキシエチル化エーテル、ポリオ キシエチル化ソルビタンエステル、ポリオキシエチル化ソルビトールエステル、 ドデシルベンゼンスルホン酸塩、ポリアルキレンオキシドで変性したメチルポリ シロキサン、アルキルフェノールエトキシレート、ポリオキシエチレンソルビタ ン脂肪酸エステルおよびソルビタン脂肪酸エステルである。予備形成された市販 の界面活性剤は“Tween 80”ポリオキシエチレンソルビ タンモノオレエート、“Span 80”ソルビタンモノオレエートおよびスルホン化 ナトリウム塩の“DOWFAX 2A1”ベンゼン-1,1-オキシビステトラプロピレン誘導 体である。 特定の界面活性剤の選択は、上記のKirk-Othmer Encyclopedia of Chemical T echnology,第三版、第8巻、John Wiley & Sons,Inc.(1979)、第909〜919頁に記 載の手順で行われることができ、それを参照により明細書中に取り入れ、または “HLB System,a time saving guide to emulsifier selection”,ICI United States Inc.,Specialty Chemical Division(1976)に記載された手順で行われる ことができる。 下記の表Iは本発明の除去剤組成物の様々な配合物を示し、それらは下記の通 りに評価され、そして表Iに示した6種の対照配合物と比較された。 配合物Aおよび対照No.2は単純に成分をブレンドすることにより調製された。 配合物Bは2種の溶剤のブレンドと、芳香族炭化水素とワックスとの混合物とを 混合することにより調製された。配合物C〜Pは、攪拌手段を具備したケトルに、 ベンジルアルコール若しくはアルキル置換ベンジルアルコール誘導体、芳香族炭 化水素、DBE-3二塩基エステル(用いられる場合)、DOWFAX 2A1界面活性剤、Twe en 80およびSpan 80の界面活性剤の混合物およびHectarbrite DP「増粘剤」(用 いられる場合)を加えることにより調製された。得られた混合物に、水(脱イオ ンされた)を加えて油中水滴エマルジョンとし、Methocel 311増粘剤をエマルジ ョンに加え、そして得られた混合物を、粘度のレベルが一定になるまで攪拌した 。残りの芳香族炭化水素とパラフィンワックスのプレミックスをエマルジョンに 加えた。塩化メチレンを、その後、バッチに加えた。対照No.3の配合物は配合物 C〜Hの配合物と同一の様式で調製されたが、塩 化メチレンを加えなかった。対照No.4、5および6の配合物は配合物Eのように調 製されたが、ベンジルアルコールを用いなかった(むしろ、アルカノールを用い た)。 表Iの配合物の多くの除去評価を行った。これらの評価において、用いた被覆 された基材はAdvance Coating Tech.Inc.,Hillsdale,Michigan,U.S.Aから得 られたものである。それらは、最初にホスフェートベースコートで、その後、グ レー下塗剤(PPG-80-703F)で、そして最後に白色ラッカートップコート(PPG-Walm -3967)で均一に被覆された、4インチx12インチ(10cmx30.5cm)の冷延スチールパ ネルであった。これらの評価において用いた除去手順は、約2cm2を覆うために十 分な量でパネルの被覆された表面のある場所に除去剤組成物を塗布することであ り、通常、2滴の除去剤配合物で達成できるものであった。パネル上の数カ所を 同様に処理した。最後の液滴が塗布された直後に開始して、所定の時間間隔で、 各々の処理された場所を、タングデプレッサー(即ち、2S/P(商標)タングブレ ード、5 3/4インチ長さx11/16インチ幅)をデプレッサーの側面を手で握って、 処理されたパネルに約45°の角度から水平平面で前後して削り取り、デプレッサ ーの上面に人指し指で均一な中程度の圧力を加え、その間、約5秒間、削り取っ た。削った場所を視覚的に評価し、そして、除去剤がどの位、被覆された基材か ら塗料を除去しているかを記録するためのスケールを用いて等級化した。表IIは そのスケールを示している。そして完全な除去にかかった合計時間(除去剤配合 物を塗布した後)を記録した。 上記手順による評価の結果を表IIIに要約する。 表IIIのデータは、本発明の配合物(A〜P)が除去剤として非常に有効であり、 そして対照配合物(No.1〜6)よりも優れていることを示す。1つの対照配合物にお いて、ベンジルアルコール成分をアセトフェノンで置き換え、そして別の対照配 合物において、エトキシプロピオン酸エチルで置き換えたことを除いては配合物 Bと同様である他の対照配合物は、対照配合物No.1(ベンジルアルコール)の等 級以下の等級を有した。更に、アセトフェノンおよびエトキシプロピオン酸エチ ルの除去性能は、いずれのものも少量の塩化メチレンとの混合時に向上しなかっ た。 別の評価において、表Iの配合物Dを6層パネルに塗布し、各々は異なる被膜で 被覆され、塗布した配合物の量は各々の処理された場所で約2cm2を覆うために十 分な量であり、5〜10カ所のこのような場所は、塗布後の異なる時間間隔で浸入 の度合いが決定されることができるように各パネル上で同一の時刻に被覆された 。各時間間隔で、各々の処理された場所を上記のようにタングデプレッサーで削 り取り、除去剤配合物が被膜から木の基材に浸入(視覚的に評価して)するのに かかる時間を記録した。これらの評価の結果を表IVに示す。 表VIのデータは、本発明の除去剤組成物が比較的に短時間の間に様々な被膜を 除去するのに有効であることを示す。 本発明の様々な変更は本発明の範囲を逸脱することなく当業者に明らかであろ う。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,JP (72)発明者 エリスマン,デビッド ダブリュ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427(番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.溶剤混合物中の重量基準で主要溶剤成分として、ベンジルアルコールまた はそのアルキル置換誘導体を含み、且つ、溶剤の重量基準で少量溶剤成分として 、塩化メチレンまたは2若しくは3個の炭素原子および2若しくは3個の塩素原 子を含む他の塩素化アルカンを含む溶剤混合物を含む塗料除去剤組成物。 2.溶剤混合物中の重量基準で主要溶剤成分として、ベンジルアルコールを含 み、且つ、溶剤の重量基準で少量溶剤成分として、塩化メチレンを含む溶剤混合 物を含む塗料除去剤組成物。 3.前記溶剤混合物とともに乳化された水を更に含む請求の範囲1記載の塗料 除去剤組成物。 4.油中水滴エマルジョンとして前記溶剤混合物とともに乳化された水を更に 含む請求の範囲1記載の塗料除去剤組成物。 5.前記溶剤混合物が80°F(26.7℃)より高い引火点を有する芳香族 炭化水素液体を更に含む請求の範囲4記載の塗料除去剤組成物。 6.前記溶剤混合物が150°F(65.6℃)より高い引火点を有する芳香 族炭化水素液体を更に含む請求の範囲4記載の塗料除去剤組成物。 7.増粘剤を更に含む請求の範囲4記載の塗料除去剤組成物。 8.油中液滴エマルジョン、増粘剤および蒸発遅延剤を含む塗料除去剤組成物 であって、エマルジョンの油(または溶剤)相は、重量基準で主要活性溶剤成分 としてベンジルアルコールを含み、重量基準で少量活性溶剤成分として塩化メチ レンを含み、そして100°F(37.8℃)より高い引火点を有する芳香族炭 化水素成分を含む溶剤混合物であり、前記ベンジルアルコールの前記塩化メチレ ンに対する相対重量比は1〜15部のベンジルアルコールに対して1部の塩化メ チレンであり、前記エマルジョンの水相は1〜45重量%であり、前記エマルジ ョンの溶剤相は45〜99重量%であり、そして前記芳香族炭化水素の量は5〜 60重量%であり、ここで、前記重量%は塗料除去剤組成物の重量基準である、 塗料除去剤組成物。 9.前記芳香族炭化水素成分が200°F(93.3°C)より高い引火点を 有する、請求の範囲8記載の塗料除去剤組成物。 10.前記ベンジルアルコールの塩化メチレンに対する重量比が3/1〜5/ 1であり、前記水相の前記重量%が20〜35であり、前記溶剤相の前記重量% が50〜80であり、そして前記芳香族炭化水素の前記重量%が10〜40であ る、請求の範囲8記載の塗料除去剤組成物。 11.前記蒸発遅延剤がパラフィンワックスを含む、請求の範囲10記載の塗 料除去剤組成物。 12.請求の範囲1記載の塗料除去剤組成物を製造する方法であって、ベンジ ルアルコールまたはそのアルキル置換誘導体と、塩化メチレンまたは前記他の塩 素化アルカンとを混合する工程を含む方法。 13.請求の範囲8記載の塗料除去剤組成物を製造する方法であって、ベンジ ルアルコール成分と一部分の芳香族炭化水素を混合して一部分の溶剤混合物を形 成させる工程、それを界面活性剤と混合する工程、得られた界面活性剤を含む溶 剤混合物と水とを混合して、油中水滴エマルジョンを形成させる工程、それを増 粘剤と混合し、次に、蒸発遅延剤との混合物で、残りの芳香族炭化水素と混合す る工程、および、得られたエマルジョン混合物に塩化メチレン成分を加える工程 を含む方法。 14.被覆された基材から被膜を除去する方法であって、被覆された基材の表 面に、請求の範囲1記載の塗料除去剤組成物を塗布する工程、前記被覆された基 材の表面上に残り、そして作用するように、塗布した組成物を放置する工程、お よび、処理された被覆された基材から開放された残存被膜を除去する工程を含む 方法。
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