JPH10330579A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPH10330579A
JPH10330579A JP14754497A JP14754497A JPH10330579A JP H10330579 A JPH10330579 A JP H10330579A JP 14754497 A JP14754497 A JP 14754497A JP 14754497 A JP14754497 A JP 14754497A JP H10330579 A JPH10330579 A JP H10330579A
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JP
Japan
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ethylene
weight
resin composition
propylene
density polyethylene
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JP14754497A
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English (en)
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Yoshifumi Matsumoto
良文 松本
Takayuki Shimizu
貴之 清水
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Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】剛性と耐衝撃性のバランスに優れ、耐白化性や
光沢が良好で、しかも光沢ムラの少ない射出成形に用い
る樹脂組成物を提供する。 【構成】(a)プロピレン・エチレンブロック共重合体
100重量部 (b)高密度ポリエチレン
3〜30重量部 (c)メタロセン触媒を用いて製造されたエチレン・α
−オレフィン共重合体0.3〜5重量部 からなる射出成形用途に用いる樹脂組成物

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形用途に用
いる、剛性と耐衝撃性のバランスに優れ、耐白化性や光
沢が良好で、しかも光沢ムラの少ない樹脂組成物に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】プロピレン・エチレンブロック共重合体
は、剛性、耐衝撃性、及び耐熱性などの特性に優れ、電
気機器のハウジングや自動車の内装材などとして広く使
用されている。しかしながら、このプロピレン・エチレ
ンブロック共重合体は、射出成形において、金型離型時
の無理抜きや突き出しピンにより白化し易く、また、製
品の組立工程や実際の使用時においても、衝撃を受け白
化を生じ易いという欠点を持っている。
【0003】この白化現象を改良するため、従来、高密
度ポリエチレンとのブレンドが試みられ、例えば、特公
平6−78469号公報には、特定の組成やメルトフロ
ーレイトを有するプロピレン・エチレンブロック共重合
体と高密度ポリエチレンとの組成物、特公昭62−50
506号公報には、プロピレン・エチレンブロック共重
合体と高密度ポリエチエンにさらに低密度ポリエチレ
ン、または低密度ポリエチレンとエチレン・プロピレン
ゴムを配合してなる組成物が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら、プロピレン・
エチレンブロック共重合体と高密度ポリエチレンを配合
してなる組成物は、耐白化性の向上には寄与するもの
の、光沢の低下を招いたり、射出成形時、金型内での樹
脂流速の変化や樹脂温度の不均一が生じた場合は、光沢
の良い部分と光沢の悪い部分が同一の製品面に生じるい
わゆる光沢ムラが起こり易いという問題を併せ持ってい
る。
【0005】また、プロピレン・エチレンブロック共重
合体と高密度ポリエチエンにさらに低密度ポリエチレ
ン、または低密度ポリエチレンとエチレン・プロピレン
ゴムを配合してなる組成物も、耐白化性や耐衝撃性の向
上に寄与するものの、剛性の低下や光沢の低下を招いて
しまう。
【0006】そこで、本発明の目的は、剛性と耐衝撃性
のバランスに優れ、耐白化性や光沢が良好で、しかも光
沢ムラの少ない射出成形用途に用いる樹脂組成物を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、プロピレン・エ
チレンブロック共重合体、高密度ポリエチレン、及びメ
タロセン触媒を用いて製造されたエチレン・α−オレフ
ィン共重合体よりなる樹脂組成物を用いることにより、
上記の課題が解決できることを見い出し本発明を完成す
るに至った。
【0008】即ち、本発明は、(a)プロピレン・エチ
レンブロック共重合体100重量部、(b)高密度ポリ
エチレン3〜30重量部及び(C)メタロセン触媒を用
いて製造されたエチレン・α−オレフィン共重合体0.
3〜5重量部からなる樹脂組成物である。
【0009】また、本発明は、上記組成物において、該
プロピレン・エチレンブロック共重合体に対する該高密
度ポリエチレンのメルトフローレートの比を0.1〜5
とすることにより、上記効果が更に向上した樹脂組成物
をも提供する。
【0010】本発明において使用するプロピレン・エチ
レンブロック共重合体は、公知のものが何等制限される
ことなく使用できる。
【0011】このプロピレン・エチレンブロック共重合
体のエチレン含量は、剛性と耐衝撃性のバランスに優れ
ることから、1〜10重量%、特に、2〜8重量%の範
囲が好適である。
【0012】プロピレン・エチレンブロック共重合体の
流動性は、特に制限されるものではないが、成形性や剛
性、耐衝撃性を勘案すればメルトフローレイト(以下、
MFRとも略す)が5〜100g/10分(min)、
特に10〜80g/10minであるのが好ましい。
【0013】ここで、このメルトフローレイトは、JI
S K7210に準じ、シリンダ温度が230℃、荷重
が2.16kgにおいての値である。
【0014】本発明において、プロピレン・エチレンブ
ロック共重合体は、如何なる方法により得られたもので
あっても良い。一般には、チーグラー・ナッタ型立体特
異性触媒であり、塩化マグネシウム担持チタン化合物ま
たは三塩化チタン化合物と有機アルミニウム化合物から
なる触媒が用いられる。
【0015】重合方法は、気相中及び液相中のいずれで
重合したものであってもよい。また、触媒に対する不活
性液体あるいは不活性溶媒中において重合したものでも
よく、重合中、水素を導入することにより分子量調節し
たものや、得られた重合体を有機過酸化物等の分子量調
節剤により減成したものでもよい。さらに、重合は回分
式、半回分式、連続式のいずれの方法によっても行うこ
とができる。
【0016】重合条件は、本発明の効果が認められる限
り特に制限されず、公知の条件を採用することができ
る。例えば、重合温度は20〜200℃、好ましくは5
0〜150℃の範囲である。さらに重合は条件の異なる
2段階以上に分けて行うこともできる。
【0017】本発明の高密度ポリエチレンは、公知の中
低圧法によって製造された、密度0.94g/cm3
上のエチレンホモポリマー、及びエチレンとプロピレン
やブテン−1等の異種モノマーとの共重合体であれば、
何等制限無く使用できる。
【0018】高密度ポリエチレンの230℃、2.16
kg荷重におけるMFRは、高光沢の樹脂組成物を得る
ため、0.5〜100g/10min、好ましくは、1
〜80g/10minであることが望まれる。
【0019】本発明において高密度ポリエチレンは、プ
ロピレン・エチレンブロック共重合体100重量部に対
し、3〜30重量部、好ましくは5〜25重量部の範囲
で配合される。高密度ポリエチレンの量が3重量部未満
であると耐白化性能が十分に発現せず、30重量部を越
えると樹脂組成物の剛性や表面硬度の低下を招くため好
ましくない。
【0020】本発明のメタロセン触媒を用いて製造され
たエチレン・α−オレフィン共重合体は、公知のメタロ
セン触媒を用いて公知の方法で得られたものが何等制限
無く使用できる。例えば、特表平7−500622号公
報に記載され方法により製造されたものであり、メタロ
セン化合物とアルモキサンとを組み合わせたカミンスキ
ー型触媒で重合されたエチレンと1−ブテン、1−ペン
テン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、及び
1−オクテン等の炭素数4〜18のα−オレフィンとの
共重合体を挙げることができる。ここで、共重合体中の
これらのα−オレフィンの含有量の好ましい範囲は、一
般的に15〜80重量%である。
【0021】このメタロセン触媒を用いて製造されたエ
チレン・α−オレフィン共重合体のMFRには特に制限
されないが、一般に、230℃、2.16kg荷重にお
けるMFRが0.5〜50g/10minのものが好適
である。また、密度は、一般的に0.85〜0.91g
/10min、好ましくは、0.86〜0.89g/1
0minの範囲が好ましい。
【0022】本発明では、メタロセン触媒を用いて製造
されたエチレン・α−オレフィン共重合体をプロピレン
・エチレンブロック共重合体100重量部に対し、0.
3〜5重量部、好ましくは、0.5〜4重量部配合す
る。メタロセン触媒を用いて製造されたエチレン・α−
オレフィン共重合体を添加することにより、光沢ムラの
発生が少なくなるばかりか、少量の添加で、著しい耐衝
撃強度の向上を図ることができる。ここで、メタロセン
触媒を用いて製造されたエチレン・α−オレフィン共重
合体の量が0.3重量部未満であると、光沢ムラを生じ
る恐れがあり、5重量部を越えると得られた樹脂組成物
の剛性や表面硬度、さらには光沢の低下をきたすため好
ましくない。
【0023】本発明において、プロピレン・エチレンブ
ロック共重合体のMFRに対する高密度ポリエチレンの
MFRの比の好適な範囲は、0.1〜5、特に、0.2
〜2である。このMFRの比が0.1未満であると、本
発明の樹脂組成物の光沢が低下し、MFRの比が5を越
えると樹脂組成物の耐衝撃性が低下するため好ましくな
い。
【0024】本発明においては、本発明の効果を阻害し
ない限り、各種の添加剤を配合することができる。具体
的には、フェノール系、有機ホスファイト系、ホスナイ
トなどの有機リン系、チオエーテル系等の酸化防止剤;
ヒンダードアミン系等の熱安定剤;Al−p−ブチルベ
ンゾエート、2,2´−メチレン−ビス(4,6−ジ−
t−ブチルフェニル)リン酸ナトリウム塩等の造核剤;
ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾエー
ト系等の紫外線吸収剤;ノニオン系、カチオン系、アニ
オン系等の帯電防止剤;ビスアミド系、ワックス系、有
機金属塩系等の分散剤;アルカリ土類金属塩のカルボン
酸塩系等の塩素補足剤;アミド系、ワックス系、有機金
属塩系、エステル系等の滑剤;オキシド系、ハイドロタ
ルサイト系等の分解剤;ヒドラジン系、アミン系等の金
属不活性剤;含臭素有機系、リン酸系、三酸化アンチモ
ン、水酸化マグネシウム、赤リン等の難燃剤;有機顔
料;無機顔料;発泡剤;有機充填剤;金属イオン系など
の無機、有機抗菌剤等が挙げられる。
【0025】さらに、本発明で使用する上記樹脂組成物
には、上記成分の他にタルク、ワラストナイト、硫酸バ
リウム、炭酸カルシウム、及びガラス等の無機充填材、
好適には硫酸バリウムを配合しても良い。ここで、上記
充填剤は、2種以上を併用しても良い。この無機充填剤
の配合量は、プロピレン・エチレンブロック共重合体1
00重量部に対して0.1〜15重量部であるのが好ま
しい。
【0026】本発明において、上記各成分の配合は、樹
脂の混合で行われている通常の方法を何等制限なく採用
することができる。例えば、パウダーまたはペレット状
の(a)成分、(b)成分、及び(c)成分、さらには
必要に応じて他の添加剤成分を添加し、タンブラーやヘ
ンシェルミキサー等にて混合した後、押出機にて溶融混
練しペレット等にする方法が好適である。またここで、
分解剤等の添加により、樹脂を分解してもかまわない。
さらに、各成分を高濃度に濃縮配合したマスターバッチ
を作り、混合使用することもできる。
【0027】こうして得られた樹脂組成物は射出成形に
より種々の製品に成形される。この射出成形法には何等
制限が無く公知の方法が用いられる。例えば、単軸射
出、多軸射出、高圧射出、低圧射出、ガスアシスト射
出、メルトコア成形、インサート成形、コアバック成
形、2色成形、発泡成形等の如何なる方法で実施されて
も良い。
【0028】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物を用い射出成形にて
成形された製品は、剛性と耐衝撃性のバランスに優れ、
耐白化性や光沢が良好で、しかも光沢ムラの少ない優れ
た製品となり得る。
【0029】本樹脂組成物を用い射出成形により成形さ
れる製品として、例えば、洗濯機の外板、冷蔵庫のド
ア、エアコンや複写機のハウジング、換気扇、炊飯ジャ
ー、電気ポット、及び食器洗浄機等電気機器部品;イン
パネ、トリム、及びピラー等の自動車部品;便座、便
蓋、洗面台、及び排水パン等の住宅設備部品;ペール
缶、洗面器、食品容器、小物入れ、及び屑入れなどの日
用品;イス、引き出し、及び引き出しの前板等の事務機
器部品等を挙げることができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に説明するために
実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
【0031】(1)MFR JIS K7210に準じ、温度230℃、荷重2.1
6kgで測定を行った。
【0032】(2)曲げ弾性率 日本製鋼所150ton射出成形機(JSWJ150S
SIIA)にて曲げ試験片を射出成形し、JIS K7
203に準じ、曲げ弾性率を測定した。
【0033】(3)デュポン衝撃強度 日本製鋼所150ton射出成形機にてt2×354×
100mmの平板を作成し、23℃雰囲気中、荷重1k
gの重錘にて、その50%破壊高さを測定した。
【0034】(4)耐白化 日本製鋼所150ton射出成形機にてt2×354×
100mmの平板を作成し、23℃雰囲気中、荷重50
0gの重錘を、高さ5cmより落下させ、成形品表面の
白化の程度を24時間後に観察した。以下に評価基準を
示す。
【0035】○;白化の程度が著しく小さい。
【0036】△;若干の白化が観察される。
【0037】×;白化の程度が著しく大きい。
【0038】(5)光沢 日本製鋼所150ton射出成形機を使用し、シリンダ
温度を210℃、射出速度を10%(以下、低速ともい
う)と90%(以下、高速ともいう)でt2×354×
100mmの平板を射出成形し、得られた平板の光沢度
を入射角60°、受光角60°で測定した。ここで、低
速、及び高速で射出した際の光沢度が高いことは勿論の
こと、低速と高速の光沢度の差が小さいほど光沢ムラは
少なくなり、好ましい。
【0039】実施例1 MFRが40g/10min、エチレン含有量4.2重
量%のプロピレン・エチレンブロック共重合体(A)1
00重量部、MFRが38g/10min、密度が0.
962g/cm3の高密度ポリエチレン(α、サンテッ
クJ310、旭化成製)10重量部、MFRが10g/
10min、密度が0.870g/cm3の メタロセン
触媒を用いて製造されたエチレン・1−オクテン共重合
体(1−オクテン含有量 24重量%、エンゲージEG
8200、デュポンダウエラストマーズ製)2重量部、
さらに添加剤として、ヒンダードフェノール系酸化防止
剤0.1重量部、フォスファイド系酸化防止剤0.1重
量部、ステアリン酸カルシウム0.1重量部、Al−p
−ブチルベンゾエート0.2重量部を配合し、ヘンシェ
ルミキサーにて攪拌混合を充分行った。その後、シリン
ダ温度を230℃に設定した押出機により溶融混練し、
樹脂組成物のペレットを得た。
【0040】この樹脂組成物を射出成形にて種々の試験
片に成形し、曲げ弾性率、デュポン衝撃強度、耐白化、
及び光沢度を測定した。結果を表2に示した。
【0041】比較例1 実施例1において、高密度ポリエチレン、及びメタロセ
ン触媒を用いて製造されたエチレン・1−オクテン共重
合体を添加しないこと以外は実施例1の方法と同様に樹
脂組成物を作成し、その特性を測定した。結果を表2に
示した。
【0042】実施例2,3、比較例2,3 実施例1において、高密度ポリエチレン(α)の量を表
1に示す割合で配合した以外は実施例1の方法と同様に
樹脂組成物を作成し、その特性を測定した。結果を表2
に示した。
【0043】実施例4,5、比較例4,5 実施例1において、メタロセン触媒を用いて製造された
エチレン・1−オクテン共重合体の量を表1に示す割合
で配合した以外は実施例1の方法と同様に樹脂組成物を
作成し、その特性を測定した。結果を表2に示した。
【0044】実施例6,7 実施例1の高密度ポリエチレンをMFRが78g/10
min、密度が0.963g/cm3のもの(β、サン
テックJ300、旭化成製)、及びMFRが9g/10
min、密度が0.957g/cm3のもの(γ、ハイ
ゼックス2100J、三井石油化学製)に代え、表1に
示す割合にて樹脂組成物を作成した以外は、実施例1と
同様にした。結果を表2に示した。
【0045】比較例6 実施例1において、ポリプロピレンをMFRが42g/
10minのホモポリマー(B)に代えたこと以外は実
施例1の方法と同様に樹脂組成物を作成し、その特性を
測定した。結果を表2に示した。
【0046】実施例8、9 実施例1において、ポリプロピレンをMFRが12g/
10min、エチレン含有量4.4重量%のプロピレン
・エチレン共重合体(C)に、高密度ポリエチレンをM
FRが9g/10min、密度が0.957g/cm3
のもの(γ、ハイゼックス2100J、三井石油化学
製)、及びMFRが1.5g/10min、密度が0.
954g/cm3のもの(δ、ハイゼックス5305
E、三井石油化学製)に代え、表1に示す割合で用いた
こと以外は実施例1の方法と同様に樹脂組成物を作成
し、その特性を測定した。結果を表2に示した。
【0047】比較例7 実施例1において、メタロセン触媒を用いて製造された
エチレン・1−オクテン共重合体の代わりに、MFRが
35g/10min、密度が0.918g/cm3の低
密度ポリエチレン(スミカセンG801、住友化学製)
とMFRが8g/10minのエチレン・プロピレンゴ
ム(タフマーP0180、三井石油化学製)に代え、表
1に示す割合で配合したこと以外は実施例1の方法と同
様に樹脂組成物を作成し、その特性を測定した。結果を
表2に示した。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 96:04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)プロピレン・エチレンブロック共
    重合体100重量部、(b)高密度ポリエチレン3〜3
    0重量部及び(C)メタロセン触媒を用いて製造された
    エチレン・α−オレフィン共重合体0.3〜5重量部か
    らなる樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 プロピレン・エチレンブロック共重合体
    に対する高密度ポリエチレンのメルトフローレートの比
    が、0.1〜5である請求項1の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1の樹脂組成物よりなる射出成形
    材料。
JP14754497A 1997-06-05 1997-06-05 樹脂組成物 Pending JPH10330579A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR100702979B1 (ko) 2005-01-04 2007-04-05 삼성토탈 주식회사 충격 및 무광 특성이 향상된 폴리프로필렌 수지 조성물
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JP2013231095A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Sumitomo Chemical Co Ltd 自動車部品用射出成形体
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CN114456732A (zh) * 2022-02-11 2022-05-10 无锡上美纸制品有限公司 激光切割用阻燃型自粘膜及其生产工艺

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