JPH10330125A - ブレイクマシン及びテーブルマット - Google Patents
ブレイクマシン及びテーブルマットInfo
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- JPH10330125A JPH10330125A JP14158697A JP14158697A JPH10330125A JP H10330125 A JPH10330125 A JP H10330125A JP 14158697 A JP14158697 A JP 14158697A JP 14158697 A JP14158697 A JP 14158697A JP H10330125 A JPH10330125 A JP H10330125A
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- C03B33/00—Severing cooled glass
- C03B33/02—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
- C03B33/023—Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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Abstract
場合、ブレイク端面に斜め割れが生じる。 【解決手段】 ワークの下面に刻んだスクライブライン
の両側を、ワーク下面でテーブルマットに形成した凸部
により支持し、そのスクライブラインに対して上方から
ブレイクバーによって押圧する。
Description
テーブルにセットした液晶パネルをスクライブラインに
沿って分断するブレイクマシンに関する。
説明する。図1は、スクライバーのテーブル1に吸引固
定された液晶パネル2をカッターホイール3を用いてス
クライブする工程を示している。図2、図3はそのカッ
ターホイール3部の正面及び側面から見た拡大図を示し
ている。円盤状のホイールカッター3を液晶パネル2上
でX方向に転動させるとき、カッターホイールに所定の
切り込み圧を与えることにより、切り込み深さdのスク
ライブラインがガラス表面に刻まれる。テーブル1をY
方向に移動する毎に同様にスクライブを行うことによ
り、ガラス表面にX方向のスクライブラインが刻まれ、
次にテーブル1を90°回転して同様にスクライブすれ
ばY方向のスクライブラインが刻まれる。
2は、板厚tのカラーフィルタ基板(以下A面と呼ぶ)と
これとほぼ同厚でトランジスタアレイの形成されたTr
アレイ基板(以下B面と呼ぶ)とが僅かなギャップgを隔
てて接合され、そのギャップgに液晶が封入されたもの
である。液晶パネル2がTFT基板の場合、スクライブ
時、A面(このカラーフィルタ基板が後で示すように先
にブレイクされる)が表となるように液晶パネル2をテ
ーブル1にセットする。
するためにA面にスクライブラインL1を刻んだところ
を示し、周縁のスクライブラインは1条であり、4分割
するための十字のスクライブラインは、各セルの2辺に
後述する端子を形成するのであれば2条となる。Xおよ
びY方向から眺めた側面図も併せて示した。Y方向の側
面図の詳細を図10の(a)にも示す。この図10は、ス
クライブからブレイク終了までの工程の流れを示したも
のである。
分断するブレイクマシン5の概略図を示し、図6はその
側断面図を示す。スクライブしたA面を裏側にして液晶
パネル2を、テーブルマット6を挟んでテーブル7にセ
ットする。このときスクライブラインは裏側に位置する
ため破線で示している。そして、液晶パネル2を、真空
ポンプ8による吸引によってテーブルマット6を介して
テーブル7に固定する。そのテーブルマット6には、ゴ
ムシート、ポリエステル、ポリイミドなどの材質からな
る平坦なシートが用いられる。次にブレイクバー9の直
下にスクライブラインが位置するようにテーブル7を矢
印で示すY方向に移動させ、そしてエアシリンダ10の
駆動によってブレイクバー9を降下させ、その先端部に
設けた硬質ゴム製ブレード9aで液晶パネル2を押圧す
れば、その液晶パネル2は、テーブルマット6上でスク
ライブラインを境として僅かながらV字状に橈わむこと
により、A面がそのスクライブラインの箇所でブレイク
される。
ラインの箇所に対しても同様にブレイクを行い、X方向
のスクライブラインのブレイクがすべて終了すれば、次
にテーブル7を90°回転することにより、Y方向のス
クライブラインに対してもブレイクを行う。図7はA面
の全スクライブラインL1に対してブレイク(ブレイク面
をZ1で示す)が終了した液晶パネル2を示し、Y方向の
側面図を図10の(b)にも示す。
側にしたままで先のガラススクライバーに戻すか、別の
B面専用のスクライバーに搬送し、図8に示すようにそ
のB面にスクライブラインL2を刻む。ここではそのス
クライブラインL2は、周縁および十字部ですべてが1
条である。このときのY方向の側面図を図10の(c)に
も示す。
A面が表側になるように表裏を逆にして先のブレイクマ
シンにセットし(図10の(d)に示す)、B面のスクライ
ブラインL2に対して同様にブレイクすれば(ブレイク面
をZ2で示す)、図9に示されるように、最終的に液晶パ
ネル2は4分割され、このときのY方向の側面図を図1
0の(e)にも示す。M1は単なる耳取り、M2は端子Tの
形成を伴う耳取り、Nは端子Tの形成のための中抜きを
示す。この分割により得られた各セルは2辺に端子Tを
持つ。
イク法では以下のような課題があった。図11は、スク
ライブしたA面を裏側にし、表側のB面上からブレイク
バー9の押圧により、A面をブレイクしたときの様子を
示し、ブレイクバー9の駆動源にエアシリンダを用いた
従来タイプのものでは、ブレイクバー9の押圧力を正確
に制御できないため、押圧力が過大となった場合、この
工程でブレイク対象でないB面も割れてしまう“共割
れ”が生じる。たとえその箇所がB面でもブレイクする
箇所であったとしても、B面での割れは図示されるよう
に垂直クラックとならないため商品価値がなくなる。
に、ブレイクバー9による押圧が衝撃的になされるた
め、図12に示すように、分断されたA面の下端部がテ
ーブルマット6に叩きつけられ、その箇所でカレットK
が発生している。
であったために“共割れ”が生じ、かつ、その押圧動作
が衝撃的であったために、B面において押圧された箇所
でもカレット発生が生じている。
恐れてブレイクバー9の押圧力を弱めた結果、A面で生
じる垂直クラックがそのA面を完全に貫通しないという
“ブレイク未完”の状態が発生した例を示す。
対して、B面をスクライブし、それを反転してそのB面
をブレイクしたとき、図15に示されるように、B面が
首尾よくブレイクされても、ブレイク未完のA面におい
ては液晶封入側に剥離Pが発生して、B面に形成されて
いた重要な端子パターンが失われるケースが多く発生す
る。この図15に示したブレイク時、A面は、図14で
のA面ブレイク時と逆の向きに湾曲するため、図14の
縦クラックがそのまま成長することはなく、図示したよ
うな剥離Pが生じ重大な欠陥となる。
ときのように、A面でブレイクする箇所D1から図中左
端までの幅W1よりも右端までの幅W2が極端に狭いと
き、この場合、ブレイクで生じたクラックは、幅広の側
に傾くという“斜め割れ”が生じ、商品価値が低下す
る。
行うときのように、A面でブレイク済みの箇所D2に近
接した箇所D3でブレイクを行うときを示し、この場
合、D3から左端までの幅は実質的にW3となり、右端ま
での幅W4に比べて狭いため、図16の場合と同様に幅
の広い右側にクラックが傾く。
ブルマット上にセットされ、そのテーブルマットは一般
に絶縁体であるため、ワークをテーブルマットにセット
するとき、およびそのワークをテーブルから搬出すると
きなどに高圧静電気が発生し、ワークに形成されている
半導体が絶縁破壊するという危険性がある。
程の流れを示した図10でわかるように、 スクライバー→ブレイクマシン ブレイクマシン→スクライバー スクライバー→ブレイクマシン の3回のワーク移送が必要であり、しかもスクライバー
からブレイクマシンへ移送するときはワークの反転が必
要であり、ブレイクマシンからスクライバーへ移送する
ときはワークの反転が不要であるといったような煩雑な
工程を含むため全体の作業能率が低くなる。
なされたものであり、新規なブレイク法に基づくブレイ
クマシンを提供することを目的とする。
(△)で支持されたスクライブ済みの単板をブレイクバー
9でブレイクする様子を示しており、そのときにブレイ
クに必要な押圧力Pと支点スパンWとの関係を図19に
示し、曲線C1は単板の板厚tが厚い場合で曲線C2は板
厚が薄い場合を示す。W1で示すように支持スパンがあ
る程度大きくなれば、押圧力Pはほぼ一定となり、W2
で示すように支持スパンが小さくなると、押圧力Pは指
数関数的に増大している。
の支持スパンW1、W2でスクライブ済みの液晶パネル2
をブレイクするときの様子を示し、図21は、それらの
ブレイク時の押圧力Pに対する液晶パネルの橈み量の関
係を示している。支持スパンの大きい(a)の場合、押圧
力P1でA面がブレイクし、更に押圧力を増していく
と、押圧力P3で上側のB面もブレイクする。
19よりわかるように、A面がブレイクされるには大き
な押圧力P2を必要とすると共に、支持スパンの僅かの
変化でブレイクに要する押圧力P2が大きく変化するた
めに、確実なブレイクが行えるように大き目の押圧力を
必要とする。そのような大きな押圧力P2でA面をブレ
イクしたとき、ブレイクが完了すると同時に液晶パネル
2の板厚が実質的に半分となるために液晶パネル2の橈
み量が上向きの矢印で示したように急増し、しかもブレ
イクバー9の駆動源としてエアシリンダを使用した従来
タイプのものでは押圧動作が衝撃的に行われるためにB
面に過渡的な振動が生じ、B面に限界点を超えるブレイ
ク圧が加わる結果、そのB面もブレイクしてしまう。こ
れが共割れ発生のメカニズムである。
して、ブレイク速度を随意に設定できるものとしてサー
ボモータ、パルスモータ、リニアモータ等を使用してお
り、これにより、ブレイクバー9のブレイク(下降)速度
を適正な速度にしてブレイク時に衝撃力が加わらないよ
うにようにする制御に加え、ブレイク時の押圧力を検
出できる荷重センサを設け、押圧力が規定値になればブ
レイクバーの押圧動作を直ちに停止させることにより、
共割れやブレイク未完をなくし適正なブレイクを行える
ようにしている。又、押圧時のワーク橈み量が規定値
になればブレイクバーの押圧動作を停止させる制御を
の制御に替えるかもしくはそれと併用することにより、
より高い精度のブレイクが可能となる。
スクライブされた液晶パネル2がテーブルマット6を介
してテーブル7にセットされた状態を示す。D4を境と
して、右側と左側のそれぞれの部材の重心位置(一点鎖
線で示す)をi1、i2、テーブルマット2に対する摩擦
力をf1、f2とし、右端および左端における上向きの曲
げモーメントをM1、M2としたとき、この液晶パネル2
に応力が加えられていない力学的平衡状態ではM1=M2
となる。
ブ箇所D4の直上をブレイクバー9で押圧した所を示
す。このときの液晶パネル2の右端および左端に生じる
曲げモーメントをM1′、M2′としたとき、 M1′=M1−f1・i1 M2′=M2−f2・i2 となり、M1′>M2′となり、これが原因でクラック
は、D4を境として幅の広い左側に傾く。これが斜め割
れのメカニズムである。
していないと、ブレイクの衝撃でワークが移動し、その
後の作業工程を継続して行えなくなるのでワークはテー
ブルに吸着される。このことがワークのテーブルマット
への摩擦力が増大し、上記の曲げモーメントM1′,
M2′の大小関係が更に拡大され、斜め割れの発生を助
長する。
曲げモーメントM1′、M2′が等しくなるように、即
ち、f1・i1とf2・i2が等しくなるようにすればよい
ことがわかる。本発明では、摩擦力fと重心位置iを随
意に変えることができるように、従来の平坦なマットに
替え、表面に凹凸を有する新規なテーブルマットを採用
している。
か接触しないため、接触面積が従来のテーブルマットに
比べて少なく、それ故、発生する静電気が抑制されると
いう利点も得られる。その凸部の表面に微細な凹凸を形
成すればワークとの接触面積が更に少なくなり、静電気
の発生が更に抑制される。
クバーの駆動源にブレイク速度を制御できる駆動手段の
採用に加えて、新規な構造のテーブルマットを併用する
のが効果的であるが、いずれか一方を使用することもで
き、図5に示した従来のブレイクシン5に、前述の駆動
手段を用いたり、あるいは平坦なテーブルマット6に替
えて本発明のテーブルマットを使用してもよい。
にしてワークをV字形状に橈ませてブレイクする機構で
は、スクライブ後にワークの反転が必ず必要となるた
め、作業能率が低くなる。そこでワークを逆V字状に橈
ませてブレイクするのであればスクライブ面を表にした
ままブレイクを行うことができ、ワークの反転が不要と
なる。又、スクライブ面を表側にしてブレイクできるた
め、同一テーブル上でスクライブを行うことも可能であ
り、スクライブからブレイク終了までの工程を大幅に簡
略化できる。
態を示したブレイクマシン21の斜視図であり、図24
にその正面図を示す。水平固定部材22に設けられたサ
ーボモータ23の回転軸にボールネジ24が直結され、
そのボールネジ24の下端は、別の水平固定部材25に
おいて回転自在に支承される。そのボールネジ24に螺
合する雌ネジ26を中央部に担う上移動部材27の両端
から下方に支持軸28,29が延在し、それらの軸は前
記水平部材25を摺動可能に貫通し、それらの軸下端が
下移動部材30に固着される。従って、サーボモータ2
3が回転すると、上移動部材27と一体的に下移動部材
30も上下動する。
本の軸31,32が設けられ、それらの軸は下可動部材
30に摺動自在に挿通され、下可動部材30に対してブ
レイクバー9が上下動自在に設けられる一方、下可動部
材30とブレイクバー9とは係合機構33において、荷
重センサを介して連通している。下図に示したセンサ部
拡大図に示すように、ブレイクバー9の上面に、上部に
開口を有するシリンダー34が形成され、一方、下移動
部材30の下方に延在するピストン35がシリンダー3
4内に挿通され、そのピストン先端には前記開口よりも
径の大きいストッパー36が設けられることにより、ブ
レイクバー9が必要以上に下降しないようになってい
る。又、ストッパー36の下面は、荷重センサ37と平
板部材38を通じてブレイクバー9の上面に当接してい
るため、下移動部材30が降下してブレイクバー9にブ
レイク圧が与えられるとき、そのときのブレイク圧が荷
重センサ37で計測される。
Gに従って紙面と垂直方向(図23では直線の矢印(Y)
方向)に移動し、かつ、不図示のロータリーアクチュエ
ータによってテーブル7は90°可逆転回する。液晶パ
ネル2の寸法やスクライブデータなどの加工データを入
力するのが図23の操作及びデータ入力部40である。
テーブル7と液晶パネル2との間に設けられるのが弾性
体のテーブルマット41であり、本発明では新規に開発
したものを用いており、本機21のテーブル7部を示し
た図25の平面図および側断面図にその詳細を示す。
るA面がスクライブされた液晶パネル2がセットされて
いるが、同平面図においては、テーブルマット41のパ
ターン形状を分かり易くするために、スクライブライン
L1は記していないが、図4に示したスクライブライン
L1(周縁が1条、4セルに仕切る中央の十字部が2条)
と同じである。そのスクライブラインL1のトレースパ
ターンに合致するように、テーブルマット41には、2
条(周縁部)または3条(十字部)の幅狭の凸ラインからな
る凸部41aが形成されており、それらの各凸部41a
の両側には短冊状の幅の凸部Mが形成されている。凸部
の形状およびスクライブラインL1との位置関係につい
ては後で詳しく述べる。
合、その箇所でスクライブする箇所がA面とB面とで異
なり、そのため、A面、B面用にそれぞれテーブルマッ
ト41を必要とし、図25はA面用のテーブルマット4
1を備えたA面ブレイクマシン21のテーブル7を示
し、図26はB面用のテーブルマット41′を備えたB
面ブレイクマシン21′のテーブル7を示す。図26に
おいても、B面のスクライブラインL2を記していない
が、そのスクライブラインL2は図8に示したスクライ
ブラインL2(周縁および十字部共に1条)と同じであ
り、それに合致するようにして凸部41aが形成されて
いる。これらの凸部の形状およびスクライブラインL1
との位置関係についても後で詳しく述べる。これらの図
25、図26で両者の差異を明確にするために、図26
では図25と相違する箇所に対してのみ符号を付した。
字部凸部41aで仕切られた4つの凹部41bにおい
て、小円の凸部41cが形成され、その凸部41cの中
央に吸引孔41dが設けられ、その吸引孔41dは配管
により、真空バルブ42を通じ真空ポンプ8につながっ
ている。前記の凸部41cは、吸引孔41dにより、液
晶パネル2をテーブル7に吸引した際、液晶パネル2が
橈まないように設けられたものである。
も同じ)の制御ブロック図を示し、図23、24と共通
の要素には同一の符号を付し、その機能説明を省略す
る。51は、本機を総括制御するCPU(中央処理装置)
であり、52は、以下に示すブレイク動作のための制御
プログラムを格納するROMである。53は、入力部5
4を通じて操作及びデータ入力部40より入力された各
種加工データ等を記憶するRAMである。55は、出力
部56を通じて出力される駆動信号に基づきロータリー
アクチュエータ39を作動させるエアバルブである。荷
重センサ37の検出信号は、アンプ57、A/D変換器
58を通じてCPU51に取り込まれる。59は、テー
ブル7をY方向に移動させるサーボモータであり、その
移動量はエンコーダ60で検出され、サーボモータ59
を駆動するドライバー61にフィードバックされる。サ
ーボモータ23によるブレイクバー9の降下量はエンコ
ーダ62で検出され、そのサーボモータ23を駆動する
ドライバー63にフィードバックされる。
したときのシステム図を示す。給材搬送機71により、
液晶パネル2がA面スクライバー72にセットされる
と、そのA面スクライバー72において液晶パネル2の
A面に対して、まずX方向のスクライブが行われ、次に
同機のテーブルを90°回転してスクライブすることに
より、Y方向のスクライブが行われる。A面に対してク
ライブラインL1が刻まれた液晶パネル2は、反転搬送
機73により、A面を裏側にしてA面ブレークマシン2
1にセットされる。ここでのブレーク工程を図29のフ
ローに従って説明する。
初期設定として、ステップSaにてブレークする液晶パ
ネル2のA面用のテーブルマット41をテーブル7上に
セットし、ステップSbにて、A面スクライブラインの
位置データ、各スクライブラインに作用させるブレイク
バー9のブレイク圧(単位長さ当たりの荷重で0.3〜1
2kgf/cm)、ブレイク時に必要なワークの橈み量、
ブレイクバー9の適したブレイク速度(10μm〜10
mm/sec)を入力する。これらの各種データは、ガラス
厚やブレイク位置毎にA面用として予め実験的に求めた
ものである。
ン21のテーブル7にA面を裏側にして液晶パネル2が
セットされた後、ステップS2にて自動起動スイッチを
オンにすると、ステップS3にて液晶パネル2はテーブ
ル7に吸着され、そしてステップS4にて、最初にブレ
イクするスクライブラインL1がブレイクバー9の直下
に来るよう、前記設定データに基づきテーブル7がY方
向に移動する。
ネル2の吸着が解除される。続いてステップS6にてブ
レイクバー9が適したブレイク速度で降下する。ステッ
プS7では、荷重センサ37で測定されたブレイクバー
9によるブレイク圧が前記設定のブレイク圧に達した
か、あるいはエンコーダ62で測定されたブレイクバー
9の降下量からわかる液晶パネル2の橈み量が前記設定
値に達したかが判定される。いずれかの測定量が所定の
データ値になれば(その時点では既に適正なブレイクが
完了している)、ステップS8に進み、ブレイクバー9
の降下が直ちに停止され、上方の原位置に復帰する。こ
こでは二つの条件が揃ったときに(論理積)、ブレイクバ
ー9の降下を停止させたが、一方の条件が成立したとき
に(論理和)、停止させてもよく、又、ブレイクする箇所
毎に、更にA面、B面毎に論理積もしくは論理和を随意
に設定することも可能である。
クしているところを示し、その部分の拡大図を図30、
図31に示す。裏側のA面にあるスクライブラインL1
の下には、幅広の凸部Mの間に幅l1の2条の凸ライン
N1、N2がW3のスパンで形成された凸部41aがテー
ブマット41に形成されており、両凸ラインN1、N2間
の凹部O1の中央にスクライブラインL1が位置してい
る。図31は、ブレイクバー9の押圧により、A面をス
クライブラインL1の箇所でブレイク(Z1)したときの状
況を示す。
液晶パネル2はブレイク点を境としてV字状に橈む結
果、液晶パネル2は二つの凸ラインN1、N2のみで支持
されることになる。従って、ブレイク点を境として両側
の部材におけるテーブルマット41に対する摩擦力
f1′,f2′は互いに接触面積が等しいため、f1′=
f2′となる。又、ブレイク点を境として両側の部材に
おける重心はi1′、i2′であり、ブレイク点からの距
離でみれば、i1′=i2′であり、f1′・i1′=
f2′・i2′となる。従ってブレイク時、ブレイク点を
境として両側の部材に生じる曲げモーメントは等しく、
よって、このブレイク面Z1には図22で示したような
斜め割れは生じない。
ル7に固定されていないため、液晶パネル2とテーブル
マット41と間の摩擦力が増大して斜め割れを助長する
といったこともない。尚、ブレイクバー9によるブレイ
ク動作は、従来のように衝撃的な押圧でないために、ブ
レイク時に液晶パネル2がテーブル7上で移動すること
はない。
っているX方向のブレイクがすべて終了したかが判定さ
れ、未終了であればステップS3に戻ることにより、上
述したブレイク動作が残りのスクライブラインに対して
も実施される。
イブラインL1の一方がブレイクバー9の直下に移動し
たときの状況を示す。この2条のスクライブラインL1
の下には、幅広の凸部Mの間に幅l2の3条の凸ライン
N3、N4、N5がW4のスパンで形成された凸部41aが
テーブルマット41に形成されており、両凸ライン
N3、N4間とN4、N5間のそれぞれの凹部O2、O3の中
央に各スクライブラインL1が位置している。
対してそれぞれブレイク(Z1)した所を示し、それらの
個々のブレイクに関しては図30、図31で述べたのと
同じ理論が成り立ち(図中左側のスクライブラインL1に
対するブレイク時には凸ラインN3、N4が支点となり、
右側のスクライブラインL1に対するブレイク時には凸
ライン起N4、N5が支点となる)、よって個々のブレイ
クにおいても斜め割れが生じることはない。
テップS10にて液晶パネル2はテーブル7に吸引さ
れ、ステップS11にてテーブル7が90°回転され
る。ステップS12では、先のスクライブラインL1と
直交する向きのスクライブラインがブレイクバー9の直
下に来るようにテーブル7がY方向に移動し、ステップ
S13にて液晶パネル2の吸着が解除され、ステップS
15にて、規定のブレイク圧が加わるまで、あるいは液
晶パネル2の橈み量が規定値となるまでステップS14
にてブレイクバー9が降下され、それらの条件が満たさ
れれば、ステップS16にてブレイクバー9は原位置に
復帰する。このターン位置で全スクライブが終了するま
でステップS18にて液晶パネル2がテーブル7に吸着
されてからステップS12に戻ることにより、上述した
ブレイク工程が繰り返され、全ブレイクが終了すれば、
このA面ブレイクマシン21での工程は終了する。
すれば、図28に示すように、その液晶パネル2は、B
面を表側にしたままで中間搬送機74によってB面スク
ライバー75に搬送され、そこでB面に対して2方向に
スクライブラインL2が刻まれる。その液晶パネル2
は、反転搬送機76によってそのスクライブしたB面が
裏面となるように反転しながらテーブルマット41′を
備えたB面ブレイクマシン21′に搬送される。ここで
なされるブレイクは、ブレイク位置がA面の場合と異な
る箇所があるだけでブレイク内容は図29で述べたもの
と基本的に同一である。当然、初期設定として入力され
る各種データはB面用のものである。A面のブレイク工
程を示した図30〜図33に対応するB面のブレイク工
程を図34〜図37に示す。
工程の流れは図10に示したものと同じであり、従って
ブレイク終了後のパネル片の分断状況も図9と同じであ
る。分断された各パネル片は除材搬送機77によって次
工程へ搬出される。
分かるように、ブレイクバー9の押圧時には、液晶パネ
ル2の変形に伴い、凸ラインN1、N2が僅かに変形して
いる。図38のテーブルマット41″は、図25に示し
たテーブルマット41から幅広の凸部Mを取り除いたも
のを示し、この場合、ブレイク圧が、凸部41aを形成
する幅狭の2条の凸ラインNにすべて加わるため、それ
らの変形の程度が大きくなり、両凸ラインNが両側に押
しやられる(逃げる)。このような状況下では、変形の生
じない箇所(図中、両端と中央)でブレイクが起きるが、
変形が生じた箇所ではブレイク圧をいくら増してもブレ
イクしない。このような不具合が発生しないように幅広
の凸部Mを設け、凸ラインNの変形を防いでいる。
きブレイクマシン81の1実施形態を示した斜視図であ
り、図23と共通する要素には同一の符号を付してい
る。ブレイクバー45のブレード45aは、その断面が
コの字状の形状をなし、その開口部が下に向く。又、ブ
レイクバー45と平行にガイドレール46が設けられ、
そのガイドレール46に沿って移動するスクライブヘッ
ド47が設けられ、そのスクライブヘッド47の下端に
は図1で示したカッターホイール3が回転自在に取り付
けられている。
のテーブル7上でブレイクだけでなく、スクライブも行
うようにしており、スクライブ時には、液晶パネル2を
テーブル7にセットする際に正確な位置決めが必要とな
る。そのために、一般のガラススクライバー機と同様
に、液晶パネル2に記されたアライメントマークを読み
取るための一対のCCDカメラをテーブル7上に備え
(図39では不図示)、そのカメラで読み取ったアライメ
ントマークの位置データに基づき、テーブル7にセット
した液晶パネル2の位置ずれを検出し、スクライブ時の
テーブル送り量が加減される。そのCCDカメラの詳し
い機能については例えば特開平6-001628「自動ガラスス
クライバー」に開示されている。
ットを採用しており、その詳細を本機81のテーブル7
部における平面図および側断面図である図40に示す。
この図40において、最初にブレイクする面が表側のB
面となるため、テーブルマット41′はB面用のもので
ある。この平面図でもテーブルマット41′に形成した
凸部41eのパターンをわかりやすくするために、B面
に刻んだスクライブラインL2を記していないが、ここ
でのスクライブラインL2はすべて1条のものであり、
図8に示したスクライブラインL2と同じである。その
スクライブラインL2に沿って1条の幅狭の凸ラインか
らなる凸部41eが形成されている。その凸部41eの
形状及びスクライブラインL2との位置関係については
後で述べる。
がずれる箇所があるため、A面用にはテーブルマット4
1が必要である。図40はB面用のテーブルマット4
1′を備えたスクライブ機能付きB面ブレイクマシン8
1′のテーブルを示したものであり、図41はA面用の
テーブルマット41を備えたスクライブ機能付きA面ブ
レイクマシン81のテーブルを示す。A面のスクライブ
ラインL1は、図4のスクライブラインL1と同じであ
り、十字のラインで2条となっている。図40、図41
で両者の差異を明確にするために、図41では図40と
相違する箇所に対してのみ符号を付した。
イクマシン81(81′も同じ)の制御ブロック図を示
し、図27と同一の要素に対しては共通の符号を付して
いる。テーブル7の回転には、図27のロータリーアク
チュエータ39に替えてサーボモータ71を使用してお
り、そのサーボモータ71の回転量はエンコーダ72で
検出され、サーボモータ71を駆動するドライバー73
にフィードバックされる。リニアアクチュエータ74
は、エアーバルブ75の開閉によってスクライブヘッド
46を移動させる。一対のカメラ76が前述したCCD
カメラであり、それらのカメラ76による撮像データは
画像処理演算装置77に取り込まれ、アライメントマー
クの位置データが検出される。カメラモータ78は、ド
ライバー79よりの駆動信号に基づきCCDカメラ76
を、液晶パネル2のサイズに応じて所定位置に移動す
る。
たときのシステム図を示す。給材搬送機71により、液
晶パネル2がスクライブ機能付きB面ブレイクマシン8
1′にセットされると、そのブレイクマシン81′にて
B面のスクライブおよびブレイクが行われるが、その工
程を図44のフローに従って説明する。
と同様に、A面ブレイクマシン81′に対してテーブル
マット41′をテーブル7にセットし、B面のスクライ
ブラインの位置データ、ブレイク圧、ワークの橈み量、
ブレイクバー45の適したブレイク速度等を初期設定と
して予め入力しておく。さて、ステップS21にて液晶
パネル2がセットされ、ステップS22にて自動起動ス
イッチがオンにされると、ステップS23にて、液晶パ
ネル2はテーブルマット41を挟んでテーブル7に吸着
される。ステップS24では液晶パネル2に記されたア
ライメントマークがカメラ76によって撮像され、ステ
ップS25でその位置データが検出される。ステップS
26では、B面に対して原方向のスクライブがなされ、
ステップS27でテーブル7を90°回転してターン方
向のスクライブが行われる。図53の(a)は、このよう
にしてB面に、図8に示したスクライブラインL2のト
レースと同様にすべて1条のスクライブラインL2を刻
んだ様子を示す。
て、図45に示すように、ワーク右端のスクライブライ
ンL1が、ブレイクヘッド45のブレード45aの開口
中央に位置するようテーブル7が移動する。ステップS
29にて液晶パネル2の吸着が解除され、ステップS3
0でブレイクヘッド45が所定のブレイク速度で降下す
る。ステップS31にて、ブレイク圧が所定値に達した
か、ブレイクバー45の降下量が所定値に達したかが判
定され、いずれかでその条件が満たされた時点で図46
のごとくブレイクが完了しているので、次のステップS
32ではブレイクバー45は原位置へ復帰のために上昇
する。
ブレークがすべて完了したかが判定され、完了していな
い場合はステップS34にて液晶パネル2がテーブル7
に吸着された後ステップS28に戻ることにより、ブレ
イクが続行される。図47、図48はワーク中央のスク
ライブラインL1に対するブレイク作業を示す。このよ
うにしてB面に対する全ブレイクが終了すれば、ステッ
プS35にて液晶パネル2がテーブル7に吸着され、ス
テップS36にてテーブル7が90°回転する。次のス
テップS37からステップS43において今度は原方向
のブレイクが行われる。図53の(b)はB面に対して全
ブレイクが終了したところを示す。
すように、その液晶パネル2は、反転搬送機73によっ
て反転しながらB面ブレイクマシン81′からA面ブレ
イクマシン81へ搬送される。ここにおいても図44の
フローに基づきA面に、図4に示したスクライブライン
L1のトレースと同様に、十字のラインを2条としたス
クライブラインL1が刻まれる。そして、そのA面に対
してブレイクされる。
対応するA面のブレイクを、図49〜図52に示す。但
し、ワーク中央に対するブレイクを示した図51、図5
2に示されるように、スクライブラインL1は2条であ
るが、その内の一方のみがブレイクされる。従って、A
面用のテーブルマット41の凸部41eの形状は、B面
用のものと同じであり、その位置のみが異なる。図53
の(d)はA面のブレイクが終了したところを示し、図5
3の(e)および図54に示すように分断される。この場
合、図中、右側のセルで耳Nが残されるので、図55に
示すように、専用のブレイクマシンを用いた耳Nの切除
が必要となる。
(41′)を製作するには凸版印刷用版材として使用され
ている感光性樹脂版を用いると都合がよい。シート状の
感光性樹脂版の表面に、前述した凸部に相当する箇所を
マスクするフイルムを貼り合わせ、その上から紫外線を
照射(感光)した後、その感光性樹脂を処理液でエッチン
グ(現像)することにより、マスクしていない箇所がエッ
チングされて凹部が形成され、マスクした箇所は凸部と
して残される。この手法によれば、微細な凸部を精度良
く形成でき、かつ従来の専用型を用いたモールド法に比
べて製作コストを格段に低くできる。
ネル2を適確にブレイクできるよう、適した硬度の選択
が必要であり、従来使用されている一般のゴム材料では
ショア硬度A40ないしA100程度の範囲でしか選択
できないが、前述した凸版用の感光性樹脂版では、ショ
ア硬度A40〜D30(ランクAの上にB、C、D…が
ある)程度までの各種の物があり、選択の幅が非常に広
いというメリットがある。尚、この印刷版用材料に限ら
ず、感光および現像により随意の形状に形成できる材料
であれば、それを使用することができる。
に接触することにより、液晶パネル2に高圧静電気が発
生すると述べたが、液晶パネル2とテーブルマットとの
接触面積を少なくすれば、静電気の発生電圧も低下する
ことがわかる。テーブルマット上の液晶パネル2は、空
中に浮かぶコンデンサ(容量C)とみなすことができ、こ
れにQの電荷を与えると、V=Q/Cの電圧が発生し、
発生電圧Vは、摩擦により生じる静電荷Qに比例する。
図5に示した液晶パネル2の全面に接触する従来のテー
ブルマット6に比べ、接触面積比がおよそ50%とな
り、図40のテーブルマット41では同接触面積比がお
よそ6%まで低減され、発生する静電気電圧も大幅に減
少する。
1の凸部の表面に、面積率が50%となる微細な凹凸を
設けたテーブルマット91を示し、液晶パネル2との接
触面積を更に減少させたものであり、図57は図40に
示したテーブルマット41の突起部に同じような凹凸を
設けたテーブルマット92を示す。これらのテーブルマ
ット91,92では前述の接触面積比がそれぞれ25
%、3%と更に半減される。
000Vであったとすれば、接触面積の低減により、以
下のごとく発生電圧が低下し、静電気障害を皆無にでき
る。接触面積 発生電圧 50% 500V 25% 250V 6% 60V 3% 30V
面積率は30〜80%の間で自由に選ぶことができる。
又、本実施形態では、凹凸の形状を小円の突起pとした
が、逆にその部分を凹部としてもよく、あるいは溝や網
目による凹凸であってもよい。このような凹凸は、前述
の感光性樹脂版を用いれば、凸部の形成時に一緒に形成
することができる。
板であったが、1枚のガラス板に対しても実施可能であ
り、その場合は1種類のテーブルマットを備えればよ
い。
ブレイクバーによるブレイク速度を制御できるようにし
たので、高い精度のブレイが可能となり、共割れやブレ
イク端面でのクラック発生をなくせる。請求項2に係わ
るブレイクマシンでは、ワークの下面に刻んだスクライ
ブラインの両側をテーブルマットに形成した凸部で支持
するため、上方からの押圧によるブレイク時、そのスク
ライブラインの位置に関係なく、スクライブラインを境
として、両側の部材の曲げモーメントが等しくなり、そ
れ故、斜め割れの発生をなくせる。請求項4に係わるブ
レイクマシンでは、ワークの上面に刻んだスクライブラ
インの直下をテーブルマットに形成した凸部で支持し、
スクライブラインの両側を、新規な構成のブレイクバー
によって押圧してブレイクするため、この場合も、スク
ライブラインの位置に関係なく、スクライブラインを境
として、両側の部材の曲げモーメントが等しく斜め割れ
の発生をなくせ、又、スクライブ後にワークを反転させ
る必要がないので、同一テーブル上でスクライブとブレ
イクの工程を行え、スクライブからブレイク終了までの
ライン構成が簡素化される。
示した図
細図
細図
た図
示した図
ころを示した図
示した図
の流れを示した図
た共割れを示した図
を示した図
同時に生じた例を示した図
イク未完を示した図
をブレイクしたときに、ブレイク未完のA面に剥離が生
じた例を示した図
生じた例を示した図
生じた例を示した図
イクする様子を示した図
に要する押圧力とスパンWとの関係を示した図
をブレイクする様子を示した図
するワークの橈み量を示した図
が加えられた時とのワークにおける力学的平衡関係を説
明するために用いた図
施形態を示した斜視図
そのセンサ部の拡大図
なA面用テーブルマットを示したテーブルの平面図およ
び側断面図
なB面用テーブルマットを示したテーブルの平面図およ
び側断面図
た制御ブロック図
ときのシステム図
を示したフローチャート
凸ライン部の詳細を示した断面図
断面図
凸ライン部の詳細を示した断面図
断面図
凸ライン部の詳細を示した断面図
断面図
凸ライン部の詳細を示した断面図
断面図
短冊状凸部を設けなかったときのブレイク時における凸
ラインの変形を示した平面図および側断面図
施形態を示した斜視図
なB面用テーブルマットを示したテーブルの平面図およ
び側断面図
なA面用テーブルマットを示したテーブルの平面図およ
び側断面図
た制御ブロック図
ときのシステム図
を示したフローチャート
た1条の凸ライン部の詳細を示した断面図
断面図
た1条の凸ライン部の詳細を示した断面図
断面図
た1条の凸ライン部の詳細を示した断面図
面図
た1条の凸ライン部の詳細を示した断面図
断面図
ブレイク終了までの全工程の流れを示した図
た図
した図
に微細な突起を形成した図とその拡大図および側断面図
に微細な突起を形成した図とその拡大図および側断面図
Claims (13)
- 【請求項1】 テーブルマットを介してテーブル上にセ
ットしたワークをブレイクバーを用いて上方から押圧し
て、前記ワークをV字形状に橈ませることにより、ワー
ク裏側にスクライブしたラインに沿ってブレイクするブ
レイクマシンにおいて、 前記ブレイクバーの駆動源として、このブレイクバーの
ブレイク速度を制御できる駆動手段を用い、ブレイク
時、ブレイクバーを所定の速度で降下させることによ
り、ワークに衝撃的な押圧力が加わらないようにしたこ
とを特徴とするブレイクマシン。 - 【請求項2】 テーブルマットを介してテーブル上にセ
ットしたワークをブレイクバーを用いて上方から押圧し
て、前記ワークをV字形状に橈ませることにより、ワー
ク裏側にスクライブしたラインに沿ってブレイクするブ
レイクマシンにおいて、 前記テーブルマットに2条の凸ラインを形成し、前記両
凸ラインの中央にスクライブラインが位置するように、
前記凸ラインでワークを支持し、そのワークに対して上
方から押圧することにより、ワークをブレイクすること
を特徴とするブレイクマシン。 - 【請求項3】 上記2条の凸ラインの外側に、幅広の凸
部を形成し、ブレイク時、前記凸ラインの変形を防止し
た請求項2に記載のブレイクマシン。 - 【請求項4】 テーブルマットを介してテーブル上にセ
ットしたワークをブレイクバーを用いて上方から押圧す
ることにより、ワーク表面にスクライブしたラインに沿
ってブレイクするようにしたブレイクマシンであって、 前記テーブルマットに1条の凸ラインを形成し、前記凸
ラインの中央にスクライブラインが位置するように、前
記凸ラインでワークを支持し、そのワークに対し、先端
に2列の押圧部を持つブレイクバーを用いてスクライブ
ラインの両側を押圧することにより、ワークを逆V字形
状に橈ませてブレイクすることを特徴とするブレイクマ
シン。 - 【請求項5】 上記凸部に微細な凹凸を形成することに
より、ワークとテーブルマットとの接触面積を少なくし
てワークに発生する静電気を更に抑制した請求項2ない
し4のいずれかに記載のブレイクマシン。 - 【請求項6】 上記ブレイクバーの駆動源として、この
ブレイクバーのブレイク速度を制御できる駆動手段を用
い、ブレイク時、ブレイクバーを所定の速度で降下させ
ることにより、ワークに衝撃的な押圧力が加わらないよ
うにした、請求項2ないし5のいずれかに記載のブレイ
クマシン。 - 【請求項7】 ブレイク時にブレイクバーに加えられる
ブレイク圧を検出できる荷重センサを備え、その荷重セ
ンサで検出したブレイク圧が予め設定の値に達すれば、
ブレイクバーの降下を停止させる、請求項1ないし6の
いずれかに記載のブレイクマシン。 - 【請求項8】 ブレイクバーの降下量を検出できる手段
を備え、その降下量からわかるワークの橈み量が予め設
定の値に達すれば、ブレイクバーの降下を停止させる請
求項1ないし6のいずれかに記載のブレイクマシン。 - 【請求項9】 ブレイク時にブレイクバーに加えられる
ブレイク圧を検出できる荷重センサを備え、 (1)その荷重センサで検出したブレイク圧が予め設定の
値に達したときと、ブレイクバーの降下量を検出できる
手段を備え、 (2)その降下量からわかるワークの橈み量が予め設定の
値に達したときとの2条件の論理和もしくは論理積に基
づき、ブレイクバーの降下を停止させる請求項1ないし
6のいずれかに記載のブレイクマシン。 - 【請求項10】 裏側にスクライブラインを刻んだワー
クをテーブル上でスクライブラインを境としてV字形状
に橈ませてブレイクするために、ワークとテーブルとの
間に介挿されるテーブルマットであり、 前記ラインを中央にして、そのスクライブラインの両側
をワーク裏側で支持するために、所定のスパンで2条の
凸ラインが表面に形成されことを特徴とするテーブルマ
ット。 - 【請求項11】 表側にスクライブラインを刻んだワー
クをテーブル上でスクライブラインを境として逆V字形
状に橈ませてブレイクするために、ワークとテーブルと
の間に介挿されるテーブルマットであり、 前記ラインに沿うようにしてワーク裏側で支持するため
に、表面に所定幅の凸ラインが表面に形成されことを特
徴とするテーブルマット。 - 【請求項12】 上記テーブルマットとして感光性樹脂
を用い、マスク、感光および現像の工程により、所望の
凹凸を形成する請求項11または12に記載のテーブル
マット。 - 【請求項13】 ブレイクマシンのテーブル上に設けら
れるテーブルマットに直線状の凸部を形成しておき、ス
クライブした面を表側にし、かつスクライブのラインが
凸部の直上に位置するよう、ワークをテーブルマットに
セットし、前記スクライブラインの両側を上方から押圧
し、ワークを逆V字形状に橈ませてブレイクすることを
特徴とするブレイク法。
Priority Applications (1)
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JP14158697A JP4058542B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 基板ブレイク装置、基板ブレイク方法、基板分断装置および基板分断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10330125A true JPH10330125A (ja) | 1998-12-15 |
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Family
ID=15295458
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