JPH10330065A - 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 - Google Patents

乗客コンベアの移動手摺清掃装置

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JPH10330065A
JPH10330065A JP14405097A JP14405097A JPH10330065A JP H10330065 A JPH10330065 A JP H10330065A JP 14405097 A JP14405097 A JP 14405097A JP 14405097 A JP14405097 A JP 14405097A JP H10330065 A JPH10330065 A JP H10330065A
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moving handrail
cleaning
handrail
cleaning tool
moving
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Toshimi Okazaki
利美 岡崎
Keijiro Sakamoto
慶次郎 坂本
Satoshi Sasaki
智 佐々木
Masahiko Kamoshita
正彦 鴨下
Makoto Shimodera
下寺  誠
Takashi Watanabe
孝志 渡辺
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Hitachi Taga Engineering Co Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出手段の検出部の前記発電機の寿命を延ば
し発電機の交換に要する費用および労力を削減し、長期
的に安定した移動手摺の清掃ができる乗客コンベアの移
動手摺清掃装置の提供。 【解決手段】 検出部昇降手段10は第2電動機11a
とクラッチ11bと第1プーリ10aとワイヤー10b
で構成し、第2電動機11aを回転させることにより、
移動手摺速度検出手段9のレバー9dを昇降させて、ロ
ーラ9aを必要に応じて移動手摺に当接させたり、離し
たり、移動手摺の移動または速度を検出することによ
り、発電機9bの回転を制限し寿命を延ばすようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータ等の
乗客コンベアに備えられる乗客コンベアの移動手摺清掃
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗客コンベアの移動手摺清掃装
置の清掃具において、移動手摺の移動または速度を検出
する検出手段の検出部を移動手摺の表面に当接させ、移
動手摺の移動または速度を検出している。例えば特開平
5−294592号公報等に記載のように、駆動検出ロ
ーラを移動手摺に当てこの駆動ローラの回転を検出する
マイクロスイッチからの信号で清掃体を回転させて移動
手摺を清掃する移動手摺の自動清掃装置が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
乗客コンベアの移動手摺自動清掃装置では、移動手摺の
移動または速度を検出する検出手段の検出部を移動手摺
の表面に常時当接させて、移動手摺の移動または速度を
検出している。検出手段の検出部に発電機を用い前記発
電機の駆動ローラの回転により前記発電機を回転させて
電圧を発生させ、移動手摺の移動または速度を検出して
いる移動手摺においては、前記発電機のカーボンブラシ
が摩耗に至り電圧が発生しない、また回転軸の摩耗劣化
で回転不良が発生する等の不具合が短期間の使用で起こ
り、移動手摺の移動や速度の検出ができずに移動手摺清
掃装置の正常な動作ができず、長期的に安定した移動手
摺の清掃ができない問題点があった。
【0004】本発明の目的は、検出手段の検出部の前記
発電機の寿命を延ばし発電機の交換に要する費用および
労力を削減し、長期的に安定した移動手摺の清掃ができ
る乗客コンベアの移動手摺清掃装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、乗客コンベアの移動手摺の動作を検出する
検出手段を備え、前記移動手摺の摺接する清掃具を前記
移動手摺に選択的に当接させる手段と、前記移動手摺の
移動に伴って前記清掃具より移動手摺の表面を自動的に
清掃し前記清掃具を自動的に更新する乗客コンベアの移
動手摺清掃装置において、前記移動手摺の動作または速
度を検出する検出手段の検出部を選択的に当接させる手
段を設けた構成にしてある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の乗客コンベアの移
動手摺清掃装置の形態を図を用いて説明する。
【0007】図1は本発明の一実施の形態による乗客コ
ンベアの移動手摺清掃装置を取付けた乗客コンベアの側
面図である。移動手摺1はガイド2に沿って移動可能に
構成され、図示を省略した無端状のステップに同期して
移動する。この移動手摺1の表面に対向する部分に移動
手摺清掃装置3が設けられている。
【0008】この移動手摺清掃装置3の詳細を図2から
図13を用いて説明する。
【0009】乗客コンベアに設置された移動手摺清掃装
置3は、図2に示すように、上面開口の本体ケース4
と、未使用の帯状清掃具5のロール状に装着する第1軸
体6と、帯状清掃具5の使用済み部を巻取る第2軸体7
と帯状清掃具5の未使用部分の一部を押圧して移動手摺
1の表面に当接させる押台昇降機構などからなる清掃具
押圧手段8と移動手摺1の移動有無及びその移動方向を
検出する移動手摺速度検出手段9と移動手摺速度検出手
段9の検出部を移動手摺1に選択的に当接させる検出部
昇降手段10と使用済みの帯状清掃具5を第2軸体7に
巻取るために第2軸体7を回転させる清掃具更新手段1
1と清掃効果を向上させる清掃液やシリコンなどを清掃
具5に含浸させるための清掃液供給手段12と移動手摺
清掃装置3の状態を監視、記憶、演算、制御する制御手
段13と移動手摺清掃装置3の作動開始を指令する操作
部及び状態を表示する操作表示手段14を少なくとも備
えている。
【0010】ガイドバー15は、帯状清掃具5の更新時
に図4の押台マット8iと帯状清掃具5の接触面をなく
し帯状清掃具5が捩れることを防止して円滑に帯状清掃
具5を第2軸体7に巻き取るためのものである。
【0011】本体ケース4は図11に示すようにステン
レス製ケース4aと上部をゴムカバー4bで形成し、図
2の移動手摺1より上方まで覆い移動手摺清掃装置3内
部に異物や身体の一部が入り込み難い構造としている。
【0012】帯状清掃具5は長さ3mで幅11cmの不
織布を使用し、未使用部の帯状清掃具5を図2の第1軸
体6にロール状に巻き取り、清掃液供給手段12と清掃
具押圧手段8を経由して、第2軸体7に帯状清掃具5の
先端を巻いて装着する。
【0013】第1軸体6と第2軸体7は図6に示す軸体
18の同一形状の軸体で、図6の軸部18aと軸部18
aの両端に備えられたつば18bとで構成されている。
また、軸部18aには切り込み18cが設けられてお
り、図2の帯状清掃具5の端部を入れて巻き取る構造と
してある。連結用軸溝18dは軸体18を図2の第2軸
体7として使用する場合に、使用済みの帯状清掃具5を
巻き取るときに、図2の清掃具更新手段11からの回転
力と逆転を阻止する力を伝達する機能を備えている。
【0014】清掃具押圧手段8は移動手摺1が移動して
いるときに帯状清掃具5の未使用部分の一部を押圧して
移動手摺1の表面に一定圧力で当接させる装置で、図4
と図5により説明する。
【0015】第1電動機8aの回転を減速する減速機8
bの軸に可動筒8fを昇降させる偏芯カム8cと第1ス
イッチ8j及び第2スイッチ8kを動作させるマグネッ
ト付きレバー8dを取付けて、固定筒8eの内部に装着
された可動筒8f及び第1ばね8gを第1電動機8aの
回転により昇降させる。押台金具8h及び押台マット8
iを装備した可動筒8fは移動手摺1表面の凹凸に応じ
て第1ばね8gの伸縮により移動手摺1への押圧を一定
にできる。また移動手摺1の断面形状の押台金具8hに
移動手摺1の僅かな形状の違いに追従するスポンジを布
材で覆った押台マット8iを備えている。
【0016】第1電動機8aの回転を第1スイッチ8j
が動作したら停止させることにより、可動筒8fが最上
点で停止し、図5に示すように移動手摺1の表面に押台
マット8iが当接する。このとき、左右の押台金具8h
は移動手摺1に押しつけられて閉じ、移動手摺1の側面
まで押出しマット8iが包む構造となっている。
【0017】押台マット8iを移動手摺1から離す時に
は第2スイッチ8kが動作するまで第1電動機8aを回
転させる。押台8iを移動手摺1から離すと図4に示す
ように左右の押台金具8hは自重で開き押台マット8i
と帯状清掃具5が平らになり、更に押台マット8i上面
がガイドバー15より下方の位置になる機構としてある
ことから、帯状清掃具5の更新時に帯状清掃具5が捩れ
ない構造となっている。
【0018】移動手摺速度検出手段9は移動手摺1の移
動速度及び方向を図3の発電機9bの発生電圧を図2の
制御手段13に入力し、移動手摺1の清掃開始と終了と
帯状清掃具5の更新を行っている装置で図3により説明
する。移動手摺速度検出手段9は図3の移動手摺1に当
接するローラ9aとローラから図示しない加速機を介し
て連動する発電機9bと第2ばね9cとレバー9dで構
成されている。レバー9dにはローラ9aと図示しない
加速機と発電機9bが取り付けられており、第2ばね9
cで常に上方に押し上げている。
【0019】また、発電機9bは移動手摺清掃装置3の
動力源である図2のバッテリー16に充電するための装
置としても用いている。
【0020】検出部昇降手段10は移動手摺速度検出手
段9のローラ9aを選択的に図2の移動手摺1に当接さ
せる昇降装置で図3により説明する。図3に示すように
駆動機構を清掃具更新手段11の第2電動機11aとク
ラッチ機構11cを共用し、第2電動機11aが右回転
したときのみに第1プーリ10aが左回転するクラッチ
機構11cにより、第1プーリ10aの回転で移動手摺
速度検出手段9の昇降を行っている。第1プーリ10a
にワイヤー10bの端部を固定し、ワイヤー10bのも
う一方の端部は第2プーリ10cを経由して移動手摺速
度検出手段9のレバー9dに固定されている。第1プー
リ10aのワイヤー10bの端部を固定している部位
が、回転し右側にくると移動手摺速度検出手段9のレバ
ー9dが下げられ、図2の移動手摺1からローラ9aが
離れ発電機9bの回転が止まる。第1プーリ10aのワ
イヤー10bの端部を固定している部位が、回転し左側
にくると、ワイヤー10bが緩み、移動手摺速度検出手
段9の第2ばね9cによりレバー9dが上方に押し上げ
られ、図2の移動手摺1表面にローラ9aが当接し回転
を始め発電機9bが回転する機構となっている。
【0021】清掃具更新手段11は図3に示すように第
2電動機11aと第2電動機11aが左回転したときの
みに第2軸体7を右回転させ図2の帯状清掃具5の使用
済み部を巻き取り、また第2軸体7が左回転の力が加わ
り図2の帯状清掃具5が緩むことがないようにするクラ
ッチ11bを設けて、図2の清掃液供給手段12で清掃
液を含浸した帯状清掃具5が図2の移動手摺清掃装置3
に当接する位置まで図2の帯状清掃具5を更新させる機
構としている。
【0022】清掃液供給手段12は第1軸体6と清掃具
押圧手段8との間に配置されており、図7に示すように
清掃液を溜めておく清掃液タンク12aと清掃液タンク
蓋12bで構成されており、未使用の帯状清掃具5を巻
いた軸体18を清掃液タンク蓋12bに装着し第1軸体
6とする構造となっている。清掃液タンク12aと清掃
液タンク蓋12bと第1軸体6は簡単に分解、装着で
き、清掃液タンク12aは上面が全面あいており、清掃
液の補充が簡単にできる構造となっている。図8に示す
清掃液タンク蓋12bは帯状清掃具5をガイドする筒状
ガイド12cと帯状清掃具5を通すための第1切り込み
12dと第2切り込み12eを設けてある。
【0023】第1軸体6に巻かれた帯状清掃材5は清掃
液タンク蓋12bの底面に設けた第1切り込み12dを
通して筒状ガイド12cを経由させて、清掃液タンク蓋
12bの底面に設けたもう一方の第2切り込み12eを
通して第1軸体6を清掃液タンク蓋12bに装着する構
造となっている。
【0024】清掃液を入れた清掃液タンク12aに第1
軸体6を装着した清掃液タンク蓋12bで蓋をすること
で帯状清掃具5に清掃液を含浸させる構造とすることで
構成される。
【0025】乗客コンベアに設置された図2の移動手摺
清掃装置3の清掃具交換作業は、 (1)使用済みの帯状清掃具5を全て巻き取った図2の
第2軸体7を取り外す。
【0026】(2)帯状清掃具5が無くなった第1軸体
6を取り外し、図2の第2軸体7取付部に装着する。
【0027】(3)図7の清掃液タンク蓋12bを外
す。
【0028】(4)図7の新しい帯状清掃具を巻いてあ
る軸体18の清掃具先端を図8の清掃液タンク蓋12b
の第1切り込み12dを通し、筒状ガイド12cを経由
させて、第2切り込み12eを通して前記未使用清掃具
を巻いてある軸体18を清掃タンク蓋12bに装着す
る。
【0029】(5)帯状清掃具5の先端を引き出し、図
2の清掃液供給手段12と図2の清掃具押圧手段8を経
由して、図2の第2軸体7の図6に示す軸部溝18dに
帯状清掃具5の先端を挿入し図2の第2軸体7の軸に巻
き付ける。
【0030】上記の手順で行う構造となっている。
【0031】制御手段13はマイクロコンピューターで
構成され、図9に示すブロック図のように清掃具押圧手
段8と移動手摺速度検出手段9と検出部昇降手段10と
清掃具更新手段11と操作表示手段14とから各々の入
力信号を取り入れ、移動手摺清掃装置3の状態を監視、
記憶、演算を行い、清掃具押圧手段8と検出部昇降手段
10と清掃具更新手段11の制御を行い、操作表示手段
14へ表示するための信号を出力している。
【0032】制御手段13で行っている機能の一部であ
る、図2の使用済みの帯状清掃具5の巻取り量を常に同
じにする一実施形態を図10のブロック図で説明する。
【0033】入力手段S1は図2の移動手摺清掃装置3
の清掃具押圧手段8と移動手摺速度検出手段9と検出部
昇降手段10と清掃具更新手段11と操作表示手段14
から信号を受けている。
【0034】監視手段S2は入力手段S1からの信号を
受け図2の移動手摺清掃装置3が正常に作動しているか
状態を常時監視している。
【0035】演算手段S3は図3の清掃具更新用電動機
11aの回転数又は通電時間を監視手段S2と記憶手段
S4からの信号やデータから演算する。
【0036】記憶手段S4は図2の帯状清掃具5使用開
始からの累積更新回数を記憶している。
【0037】出力手段S5により図3の清掃具更新用の
第2電動機11aを制御する。
【0038】演算手段S3による清掃具巻取りを一定に
する計算式の一実施形態を下記(イ)に示す。
【0039】 L=π(d+αK)(n+βK)……(イ) L:図2の帯状清掃具5の巻取り量 d:第2軸体7の軸芯直径 n:図3の清掃具更新用電動機11aの回転数 π:円周率 K:清掃具更新回数 α:定数 β:定数 尚、nを図3の清掃具更新用電動機11aの回転数とし
たが、図2の第1軸体6や第2軸体7の回転数にするよ
うにしても良い。
【0040】図2の帯状清掃具5の巻取り量を、清掃具
使用開始からの更新回数が予め設定した回数に達したら
図2の帯状清掃具5の残りを全て巻き取るように演算
し、指令するようにしても良い。
【0041】操作表示手段14は、移動手摺清掃装置3
の本体ケース4外側に装備されており、移動手摺清掃装
置3の作動開始指令する図11の清掃スイッチ14aと
移動手摺清掃装置3の運転状態および、異常状態を外部
に表示する赤発光体と青発光体で構成した発光出力装置
14b、また移動手摺清掃装置3の状態を外部に出力す
る出力装置を設けている。
【0042】図12は本発明の一実施形態による乗客コ
ンベアの移動手摺清掃装置の運転状態および、異常状態
の表示方法を図11の発光出力装置14bの2個の赤発
光体と青発光体の発光、消灯、及び点滅の組み合わせ
で、移動手摺清掃装置3の運転状態および、異常状態を
表示し簡単に判るようにしてある。尚、発光体の数量と
色は他の組み合わせでも良い。また、移動手摺清掃装置
の運転状態と異常状態は他の状態でも良い。
【0043】図13は本発明の一実施形態による乗客コ
ンベアの移動手摺清掃装置の運転状態および、異常状態
の表示優先方法と出力方法を示すブロック図である。図
2の移動手摺清掃装置3の運転状態および、異常状態の
信号を制御手段13の入力手段S1で受け、監視手段S
2で常時監視を行う、演算手段S3で出力する信号を優
先順位付けの上位の表示を出力手段S5を介して、発光
出力装置14bの発光、消灯、及び点滅の組み合わせで
移動手摺清掃装置3の運転状態および、異常状態を表示
し移動手摺清掃装置3の状態が判るようにしてある。
【0044】尚、移動手摺清掃装置3の運転状態およ
び、異常状態が発生した場合は、ブザーS6を鳴らして
警告する装置を設けるようにしても良い。また、通信手
段S7を設け電話回線を利用して管制センターS8で遠
隔監視ができる装置を設けるようにしても良い。あるい
は、外部の監視盤S9、プリンターS10、モニター装
置S11で移動手摺清掃装置3の運転状態および、異常
状態を出力する装置を設けるようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の乗客コンベ
アの移動手摺清掃装置は、移動手摺速度検出手段の検出
部の発電機を必要に応じて選択的に移動手摺に当接し、
移動手摺の移動あるいは速度を必要な場合のみ検出する
機構としたことによって、発電機の寿命を延ばすことが
でき、発電機の交換に要する費用及び労力を削減できる
ことと、長期的に安定した移動手摺の清掃ができ、した
がって、経済的であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による乗客コンベアの移動
手摺清掃装置を取付けた乗客コンベアの側面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す本発明の一実施形態
による乗客コンベアの移動手摺清掃装置を示す左側面図
である。
【図3】図1の要部を拡大して示す本発明の一実施形態
による乗客コンベアの移動手摺清掃装置の一部を示す右
側面図である。
【図4】図2の清掃具押圧手段を拡大して示す説明図
で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図5】図4の清掃具押圧手段が移動手摺に当接した要
部を拡大して示す正面図である。
【図6】本発明の軸体の一実施形態の要部機構を示す斜
視図である。
【図7】図2の清掃液供給手段を拡大して示す斜視図で
ある。
【図8】図2の清掃液供給手段を拡大して示す側面図で
ある。
【図9】本発明の一実施形態による乗客コンベアの移動
手摺清掃装置の制御の要部機構を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の一実施形態による乗客コンベアの移
動手摺清掃装置の演算による清掃具更新を示すブロック
図である。
【図11】本発明の一実施形態による乗客コンベアの移
動手摺清掃装置を示す外観斜視図である。
【図12】本発明の一実施形態による乗客コンベアの移
動手摺清掃装置の運転状態および異常状態の表示方法を
示す説明図である。
【図13】本発明の一実施形態による乗客コンベアの移
動手摺清掃装置の運転状態および異常状態の表示優先方
法と出力方法を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 移動手摺 2 ガイド 3 移動手摺清掃装置 4 本体ケース 4a ステンレス製ケース 4b ゴムカバー 5 帯状清掃具 6 第1軸体 7 第2軸体 8 清掃具押圧手段 8a 第1電動機 8b 減速機 8c 偏芯カム 8d マグネット付きレバー 8e 固定筒 8f 可動筒 8g 第1ばね 8h 押台金具 8i 押台マット 8j 第1スイッチ 8k 第2スイッチ 9 移動手摺速度検出手段 9a ローラ 9b 発電機 9c 第2ばね 9d レバー 10 検出部昇降手段 10a 第1プーリ 10b ワイヤー 10c 第2プーリ 11 清掃具更新手段 11a 第2電動機 11b クラッチ 12 清掃液供給手段 12a 清掃液タンク 12b 清掃液タンク蓋 12c 筒状ガイド 12d 第1切り込み 12e 第2切り込み 13 制御手段 14 操作表示手段 14a 清掃スイッチ 14b 発光出力装置 15 ガイドバー 16 バッテリー 17 高さ調整ねじ 18 軸体 18a 軸部 18b つば 18c 切り込み 18d 連結用軸溝 S1 入力手段 S2 監視手段 S3 演算手段 S4 記憶手段 S5 出力手段 S6 ブザー S7 通信手段 S8 管制センター S9 監視盤 S10 プリンター S11 モニター装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 智 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 鴨下 正彦 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 下寺 誠 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 渡辺 孝志 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日 立多賀エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客コンベアの移動手摺の動作を検出す
    る検出手段を備え、前記移動手摺の摺接する清掃具を前
    記移動手摺に選択的に当接させる手段と、前記移動手摺
    の移動に伴って前記清掃具より移動手摺の表面を自動的
    に清掃し前記清掃具を自動的に更新する乗客コンベアの
    移動手摺清掃装置において、前記移動手摺の動作または
    速度を検出する検出手段の検出部を選択的に当接させる
    手段を設けたことを特徴とする乗客コンベアの移動手摺
    清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手摺清掃装置の動力源としてバ
    ッテリー電源を具備した、前記移動手摺清掃装置のバッ
    テリー電源の充電用発電機として兼用した、前記移動手
    摺の動作または速度を検出する検出手段の検出部におい
    て、選択的に当接させる手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の乗客コンベアの移動手摺清掃装置。
JP14405097A 1997-06-02 1997-06-02 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 Expired - Lifetime JP3667496B2 (ja)

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CN111247969A (zh) * 2020-02-27 2020-06-09 农业农村部南京农业机械化研究所 一种清选风机传动系统及该清选风机传动系统的控制方法

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