JPH10329519A - トーションビーム式サスペンション装置 - Google Patents
トーションビーム式サスペンション装置Info
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- JPH10329519A JPH10329519A JP14666997A JP14666997A JPH10329519A JP H10329519 A JPH10329519 A JP H10329519A JP 14666997 A JP14666997 A JP 14666997A JP 14666997 A JP14666997 A JP 14666997A JP H10329519 A JPH10329519 A JP H10329519A
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Abstract
装置に関し、トーションビームの耐久性を低コストで向
上させることを目的とする。 【解決手段】 トーションビーム26はU型の断面形状
を有する。この断面の端部にはエッジ面28が形成され
る。トーションビーム26に捩れ変形が生じた場合、エ
ッジ面28には最も大きな引張応力が作用する。本発明
において、エッジ面28にのみ、ショットピーニングが
施される。このため、エッジ面28には圧縮残留応力が
生成され、その疲労強度が向上される。その結果、トー
ションビーム26の耐久性が向上される。
Description
式サスペンション装置に係り、特に、トーションビーム
の耐久性を向上するのに好適なトーションビーム式サス
ペンション装置に関する。
て、従来よりトーションビーム式サスペンション装置が
用いられている。トーションビーム式サスペンション装
置は、左右後輪に対応して設けられたトレーリングアー
ムと、トレーリングアームを連結するトーションビーム
とを備えている。トレーリングアームはその前端におい
て車体に上下に揺動可能に連結され、その後端において
車輪を支持している。トーションビームには、その断面
が例えばU型の開放形状に形成されることで、所定の捩
れ剛性が付与されている。従って、左右輪に逆ストロー
クの上下振動が生じた場合、トーションビームに捩れ変
形が生ずることにより、かかる振動が適切に吸収され
る。
に、例えばU型等の開放断面形状を有している。このた
め、トーションビームに捩れが生ずると、断面のエッジ
部に大きな引張応力が作用する。また、トーションビー
ムは、圧延材を切断及びプレス加工することにより成形
されるため、断面のエッジ部には大きな引張残留応力が
生じている。このため、トーションビームは、その断面
のエッジ部において最も低い疲労強度を有することにな
る。従って、トーションビームの優れた耐久性を実現す
るために、その断面のエッジ部における疲労強度を向上
させる必要がある。
強度を向上させるには、引張残留応力を緩和することが
有効である。引張残留応力を緩和若しくは解消させる手
段として、従来より、例えば特開昭62−67315号
に開示される如く、ショットピーニングを施すことが公
知である。上記公報には、引張残留応力が生じたU字ボ
ルトにショットピーニングを施すことで、残留応力を圧
縮側に変化させ得ることが開示されている。従って、か
かるショットピーニングをトーションビームに適用する
ことで、エッジ部における疲労強度を向上させることが
できる。
おいては、U字ボルトの全面にショットピーニングを施
すことで、U字ボルト全体の引張残留応力を解消するこ
ととしている。しかしながら、トーションビームの如き
大型の部材の全面にショットピーニングを施したので
は、ショッピーニングを行なうための装置が大型化する
と共に、ショットピーニングに長時間を要することにな
る。このため、ショットピーニング処理に大きなコスト
が必要となり、トーションビームの製造コストが増大し
てしまう。
であり、トーションビームの耐久性を低コストで向上さ
せることが可能なトーションビーム式サスペンション装
置を提供することを目的とする。
に記載する如く、トーションビームの疲労強度が低い部
位にショットピーニングを施したトーションビーム式サ
スペンション装置により達成される。本発明において、
トーションビームの疲労強度が低い部位にショットピー
ニングが施される。疲労強度が低い部位にショットピー
ニングが施されると、その部位において引張残留応力が
緩和され、あるいは、圧縮残留応力が生成されることで
疲労強度は向上する。従って、本発明によれば、疲労強
度が低い部位における疲労強度が向上することで、トー
ションビームの耐久性が向上する。また、トーションビ
ームの全面ではなく疲労強度が低い部位に限定してショ
ットピーニングが施されることで、ショットピーニング
を行なうための装置の規模が低減されると共に、ショッ
トピーニングに要する時間が短縮される。
如く、開放断面形状を有するトーションビームを備える
トーションビーム式サスペンション装置において、前記
トーションビームの、前記開放断面形状におけるエッジ
部の少なくとも一部にショットピーニングを施したトー
ションビーム式サスペンション装置によっても達成され
る。
断面形状を有する。トーションビームに捩れ変形が生ず
ると、開放断面形状におけるエッジ部に最大の引張応力
が作用する。このため、開放断面形状におけるエッジ部
の疲労強度は低くなる。本発明によれば、かかるエッジ
部の少なくとも一部にショットピーニングが施されるこ
とで、エッジ部の疲労強度が向上し、その結果トーショ
ンビームの耐久性が向上する。また、トーションビーム
の全面ではなく断面形状のエッジ部に限定してショット
ピーニングが施されることで、ショットピーニングを行
なうための装置の規模が低減されると共に、ショットピ
ーニングに要する時間が短縮される。
ーションビーム式サスペンション装置10(以下、サス
ペンション装置10と略称する)を模式的に示す平面図
である。サスペンション装置10は、図1における上方
が車両の前方となり、また、図1における左右方向が車
幅方向となるように、車両に取り付けられる。
トレーリングアーム14、16を備えている。トレーリ
ングアーム14、16はそれらの前端部において、ジョ
イント部18、20を介して車体に対して上下に揺動可
能に連結されている。また、トレーリングアーム14、
16は、それらの後端部において、それぞれ、リヤ側の
車輪22、24を回転可能に支持している。更に、トレ
ーリングアーム14、16はそれらの中間部において、
トーションビーム26により互いに連結されている。ト
レーリングアーム14、16、及びトーションビーム2
6は何れも鋼板より構成された部材である。
す直線II-II に沿って切断した際の断面図である。図2
に示す如く、トーションビーム26はU型の断面形状を
有している。トーションビーム26は、そのU型断面の
両脚部がトレーリングアーム14、16を上下から挟ん
だ状態で、トレーリングアーム14、16に例えば溶接
により連結されている。図1に示す如く、トーションビ
ーム26はその両端部、すなわち、トレーリングアーム
14、16との連結部において、他部位に比して大きな
前後方向の幅を有する場合もある。この場合、トーショ
ンビーム26とトレーリングアーム14、16との連結
強度が強化される。
U字断面の両端にはエッジ面28が形成されている。な
お、トーションビーム26の表面のエッジ面28以外の
部位を、一般面30と称する。トーションビーム26に
は、その断面がU型に形成されることで、所定の捩れ剛
性が付与されている。なお、本実施例において、トーシ
ョンビーム26は、その断面の開放部が車両後方を向く
ように配置されているが、これに限らず、開放部は何れ
の方向に向いていてもよい。また、トーションビーム2
6の断面形状はU型に限らず、例えばV型等の任意の開
放断面形状であってもよい。
が生じた場合、トレーリングアーム12、14が互いに
逆向きに揺動することにより車輪22、24のストロー
クが吸収される。この場合、トーションビーム26の両
端は互いに逆向きに回転され、トーションビーム26に
は、その長手軸回りの捩れ変形が生ずる。上述の如く、
トーションビーム26には所定の捩れ剛性が付与されて
いる。このため、トーションビーム26に捩れ変形が生
ずることで、車輪22、24の逆相のストロークに伴う
車体の振動が適切に吸収される。
場合、その断面は剪断中心を中心として回転方向に変位
する。トーションビーム26の如くU型の断面形状を有
する部材の剪断中心は、図2に符号Oを付して示す如
く、U字断面の閉じ側より外側の部位に位置する。従っ
て、トーションビーム26に捩れ変形が生じた場合、そ
の断面内において剪断中心Oから最も離れた部位、すな
わち、エッジ面28に最も大きな変位が生ずる。このた
め、トーションビーム26には、そのエッジ面28にお
いて最大の引張応力が作用することになる。
延鋼板を切断した後、プレス加工することにより行なわ
れる。かかる加工工程において、トーションビーム26
には引張残留応力が発生する。この引張残留応力は、特
に、トーションビーム26のエッジ部分、すなわち、エ
ッジ面28において大きくなり易い。このように、トー
ションビーム26のエッジ面28には、トーションビー
ム26の捩れ変形に伴って大きな引張応力が作用すると
共に、製造時において大きな引張残留応力が生じ易い。
このため、エッジ面28における疲労強度は低くなり、
トーションビーム26の耐久性はエッジ面28の疲労強
度により制限されることになる。従って、トーションビ
ーム26の耐久性を向上させるためには、エッジ面28
における疲労強度を向上させることが必要である。
上させ得る材料として、圧延短冊材と呼ばれる材料が知
られている。圧延短冊材は、圧延工程において、高温の
比較的柔らかい状態にある圧延材を切断すると共に、そ
の切断エッジ部を丸めることにより形成された帯状の鋼
板である。従って、トーションビーム26を圧延短冊材
により構成することができれば、エッジ面28に丸みが
付与されることで、エッジ面28に作用する応力が緩和
され、これにより、エッジ面28における疲労強度が向
上される。
あるため、トーションビーム26を圧延短冊材より構成
することとすると、トーションビーム26のコスト増を
招いてしまう。更に、圧延短冊材によれば、一定幅の帯
状の材料しか得られないため、本実施例のトーションビ
ーム26の如く、両端部が広がった形状を有する部材に
適用することは困難である。
上させるうえで、エッジ部28での引張残留応力を緩和
することも有効である。従来より、ショットピーニング
を施すことにより、引張残留応力を緩和できることが知
られている。ショットピーニングによれば、ショット粒
の投射によって表面が押しつぶされることで、引張残留
応力が緩和され、更には、圧縮残留応力が生成される。
従って、トーションビーム26のエッジ部28にショッ
トピーニングを施すことで、その疲労強度を向上させる
ことができる。
わたってショットピーニングを施すこととすると、ショ
ットピーニングを行なうための装置(以下、ショットピ
ーニング装置と称す)が大型化すると共に、ショットピ
ーニングに要する時間が増大し、トーションビーム26
の製造コストの上昇を招いてしまう。また、ショットピ
ーニングに伴ってトーションビーム26の板厚は僅かに
減少する。このため、トレーリングアーム14、16と
の連結部にショットピーニングが施されると、その板厚
が変化してトレーリングアーム14、16との組み付け
性が低下することがある。一方、かかる組み付け性の低
下を回避するために、トーションビーム26とトレーリ
ングアーム14、16との連結後にショットピーニング
を施すこととすると、ショット粒が、連結部の隙間に侵
入する可能性がある。この場合、連結部に侵入したショ
ット粒によりトーションビーム26の捩れ変形が妨げら
れることで、サスペンション装置10の特性が劣化して
しまう。
ーションビーム26のうち、疲労強度の低いエッジ面2
8にのみショットピーニングを施すことで、上記した問
題を招くことなく、トーションビーム26の耐久性を向
上させ得る点に特徴を有している。以下、図3及び図4
を参照して本実施例のかかる特徴部について説明する。
28及び一般面30における長手方向の残留応力の測定
結果を、比較のため、トーションビーム26にショット
ピーニングを施さない場合(符号A,Dで示す)、トー
ションビーム26の全面にショットピーニングを施した
場合(符号B,Eで示す)、及び、エッジ面28にのみ
ショットピーニングを施した場合、すなわち、本実施例
のトーションビーム26の場合(符号C,Fで示す)に
ついて示している。なお、図3においては、引張残留応
力を正、圧縮残留応力を負として示している。
ム26にショットピーニングを施さない場合は、エッジ
面28には40kg/mm2 程度の大きな引張残留応力
が生じている。トーションビームを構成するのに一般的
に用いられる鋼材の引張強度は40〜50kg/mm2
程度である。従って、トーションビーム26にショット
ピーニングを施さない場合は、エッジ面28には引張強
度と同程度の引張残留応力が生じていることになる。こ
のため、ショットピーニングが施されない状態では、エ
ッジ面28における疲労強度は非常に低い。
如く、エッジ面28にのみショットピーニングを施した
場合、及び、トーションビーム26の全面にショットピ
ーニングを施した場合は、エッジ面28における残留応
力は何れも約−50kg/mm2 にまで減少し、圧縮残
留応力が生じている。エッジ面28に圧縮残留応力が生
じた状態では、トーションビーム26が捩れ変形した場
合にトーションビーム26に作用する引張応力は、圧縮
残留応力分だけ相殺される。すなわち、エッジ面28に
おける引張強度は、鋼材の固有の引張強度から圧縮残留
応力分だけ増強されたものとなり、その結果、エッジ面
28における疲労強度が向上される。
く、一般面30においては、ショットピーニングを施さ
ない場合、及び、エッジ面28にのみショットピーニン
グを施した場合でも、残留応力はほとんどゼロである。
また、図3に符号Eを付して示す如く、トーションビー
ム26の全面にショットピーニングが施された場合に
は、エッジ面28と共に一般面30のショットピーニン
グが施されることで、一般面30における残留応力は約
−30kg/mm2 となっている。従って、トーション
ビーム26の全面にショットピーニングを施すことによ
り、一般面30における疲労強度を向上することができ
る。
ーム26において疲労強度が最も低いのはエッジ面28
であり、エッジ面28における疲労強度によってトーシ
ョンビーム26の耐久性が制限される。従って、トーシ
ョンビーム26の優れた耐久性を実現するうえでは、一
般面30における疲労強度を向上させることは重要では
なく、エッジ面28における疲労強度を向上させること
ができれば十分であると考えられる。
試験を行なった結果を、トーションビーム26のエッジ
面28にのみショットピーニングを施した場合(すなわ
ち、本実施例のトーションビーム26の場合)、トーシ
ョンビーム26の全面にショットピーニングを施した場
合、及び、トーションビーム26にショットピーニング
を施さない場合について、それぞれ、実線、破線、及び
一点鎖線で示している。なお、本疲労試験は、サスペン
ション装置10を組み立てた状態で、トレーリングアー
ム14、16を逆位相で揺動させて、トーションビーム
26に捩れ変形を繰り返し生じさせることにより行なっ
た。図4において、縦軸は、トーションビーム26のエ
ッジ部28におけるひずみの振幅を、また、横軸は、ト
ーションビーム26に亀裂が発生するまでの捩れ変形の
繰り返し回数、すなわち、疲労寿命を、それぞれ示して
いる。
ジ面28にのみショットピーニングを施した場合は、シ
ョットピーニングを全く施さない場合と比較して疲労寿
命が向上している。例えば、10-3の歪みに対して、シ
ョットピーニングを施さない場合には疲労寿命は105
であるのに対して、エッジ面28にショットピーニング
を施した場合は疲労寿命は106 以上へ上昇している。
一方、図4に実線及び破線で示す如く、エッジ面28に
のみショットピーニングを施した場合と、トーションビ
ーム26の全面にショットピーニングを施した場合とで
は、疲労寿命はほとんど変化しない。
ンビーム26のうち疲労強度が低いエッジ面28にのみ
ショットピーニングを施すことで、トーションビーム2
6の全面にショットピーニングを施す場合と同様の耐久
性を得ることができる。ショットピーニングがエッジ面
28に限定して施されることで、ショットピーニング装
置の小型化を図ることができると共に、ショットピーニ
ングに要する時間を短縮することができる。従って、本
実施例によれば、耐久性に優れたトーションビーム26
を低コストで実現することができる。
おける残留引張応力が減少することで、トーションビー
ム26を、引張強度が比較的小さい低グレードの鋼材に
より構成することができる。低グレードの鋼材は、低コ
ストであり、また、カーボンの含有量が少ないことから
良好なプレス成形性を有している。従って、本実施例に
よれば、トーションビーム26を低グレードの鋼材から
構成することで、材料コストを低減することができると
共に、そのプレス加工性を向上させることができる。
ショットピーニングが施されないため、トーションビー
ム26のトレーリングアーム14、16との連結部位に
おける板厚の減少を招くことはない。このため、トーシ
ョンビーム26のトレーリングアーム14、16との組
み付け性が低下することが防止されている。また、かか
る組み付け性の低下が防止されることで、ショットピー
ニング処理を、トーションビーム26とトレーリングア
ーム14、16とを連結する前に行なうことができる。
このため、トーションビーム26とトレーリングアーム
14、16と連結部にショット粒が侵入することは起こ
り得ない。従って、本実施例によれば、ショット粒の侵
入に起因してサスペンション装置10の特性が劣化する
ことが防止される。
を抑制する観点からは、エッジ面28のうち特に疲労強
度が低くなる部位に限定してショットピーニングを施す
ことが有効である。例えば、非対称なU字断面形状を有
するトーションビームの場合には、何れか一方のエッジ
面において、トーションビームの捩れに伴って生ずる引
張応力が最大となり、従って、その疲労強度は最も低く
なる。このため、疲労強度が低い側のエッジ面にのみシ
ョットピーニングを施すことで、トーションビームの耐
久性を効果的に向上させることができる。また、トーシ
ョンビームの長手方向においても、断面形状が変化する
部位や、トレーリングアームとの連結部近傍等で応力集
中が生じ、局所的に疲労強度が低下する場合がある。従
って、かかる部位に限定してショットピーニングを施す
ことによってもトーションビームの耐久性を効果的に向
上させることができる。
が低い部位に限定してショットピーニングを施すことに
より、ショットピーニング装置の更なる小型化、及び、
ショットピーニングに要する時間の更なる短縮化を図り
つつ、エッジ面全体にショットピーニングを施した場合
と同様の効果を得ることができる。また、上記実施例に
おいては、ショットピーニングが施される前の状態でエ
ッジ面28に引張残留応力が生じ、この引張残留応力が
ショットピーニングにより圧縮残留応力に変化すること
で、エッジ面28における疲労強度が向上するものとし
て説明した。しかしながら、ショットピーニングが施さ
れる前にエッジ面28に引張残留応力が生じていない場
合であっても、エッジ面28に大きな引張応力が作用す
ることに起因して、その疲労強度は低くなっている。従
って、かかる場合においても、エッジ面28に圧縮残留
応力が生成されることで、その疲労強度が向上し、トー
ションビームの耐久性が向上する。
ず、大きな引張応力が作用することに起因して疲労強度
が低くなる部位にショッピーニングを施すことで、その
部位の疲労強度を向上させ、これによりトーションビー
ムの耐久性を向上させることができるのである。なお、
上記実施例においては、サスペンション装置10は、ト
ーションビーム28がトレーリングアーム14、16の
中間部を連結する中間ビーム式サスペンション装置であ
るものとしたが、これに限らず、トーションビーム28
がトレーリングアーム14、16の後端部を連結する後
端ビーム式サスペンション装置であってもよい。
によれば、トーションビームの耐久性を低コストで向上
させることができる。
スペンション装置を模式的に示す平面図である。
II-II に沿って切断した際の断面図である。
る残留応力の測定結果を、ショットピーニングを施さな
い場合、ショットピーニングを全面に施した場合、及
び、ショットピーニングをエッジ面にのみ施した場合に
ついて示す図である。
ットピーニングを施さない場合、ショットピーニングを
全面に施した場合、及び、ショットピーニングをエッジ
面にのみ施した場合について示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 トーションビームの疲労強度が低い部位
にショットピーニングを施したことを特徴とするトーシ
ョンビーム式サスペンション装置。 - 【請求項2】 開放断面形状を有するトーションビーム
を備えるトーションビーム式サスペンション装置におい
て、 前記トーションビームの、前記開放断面形状におけるエ
ッジ部の少なくとも一部にショットピーニングを施した
ことを特徴とするトーションビーム式サスペンション装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14666997A JP3732617B2 (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | トーションビーム式サスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14666997A JP3732617B2 (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | トーションビーム式サスペンション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10329519A true JPH10329519A (ja) | 1998-12-15 |
JP3732617B2 JP3732617B2 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=15412943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14666997A Expired - Fee Related JP3732617B2 (ja) | 1997-06-04 | 1997-06-04 | トーションビーム式サスペンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3732617B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6889989B2 (en) * | 2002-08-16 | 2005-05-10 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Torsion beam suspension |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
KR101673343B1 (ko) | 2015-05-06 | 2016-11-07 | 현대자동차 주식회사 | 차량용 커플드 토션 빔 액슬 |
-
1997
- 1997-06-04 JP JP14666997A patent/JP3732617B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6889989B2 (en) * | 2002-08-16 | 2005-05-10 | Hyundai Mobis Co., Ltd. | Torsion beam suspension |
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