JPH10329147A - 筒状体の成形法および成形型 - Google Patents

筒状体の成形法および成形型

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JPH10329147A
JPH10329147A JP14158897A JP14158897A JPH10329147A JP H10329147 A JPH10329147 A JP H10329147A JP 14158897 A JP14158897 A JP 14158897A JP 14158897 A JP14158897 A JP 14158897A JP H10329147 A JPH10329147 A JP H10329147A
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/44Removing or ejecting moulded articles for undercut articles
    • B29C45/4421Removing or ejecting moulded articles for undercut articles using expansible or collapsible cores

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】部品の磨滅が少なく、金型部品がスムーズに動
いてトラブルの発生も少ない筒状体の成形法および成形
型を提供する。 【解決手段】外筒1成形用のキャビプレート4とコア5
とを準備し、上記キャビプレート4のコア5コア先端側
に隣接する領域に、外周側にアンダーカット形成用の鍔
部14aを有する複数個の第1スライドコア14と、同
じく外周側にアンダーカット形成用の鍔部15aを有す
る複数個の第2スライドコア15とを円周方向で交互に
配設し、上記第1スライドコア14および第2スライド
コア15に、それ自体の回転により上記第1および第2
スライドコア14,15が中心部に向かって移動するよ
うギヤ16を介装連結し、合成樹脂を射出したのち、上
記ギヤ16を回転させて上記第1および第2スライドコ
ア14,15の各鍔部14a,15aを外筒1の内径よ
り内側に変位させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全周アンダーカッ
ト付きの筒状体の成形法および成形型に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】口紅容器等の棒状化粧品等の繰り出し容
器は、図14に示すように、口紅51を取り付ける中皿
52と、上記中皿52を収め中皿52外周に180度対
称で設けた突起53を貫通させる縦溝54を有する内筒
55と、縦溝を貫いた突起53をガイドするらせん溝5
6を有する外筒57と、この外筒57に着脱させるキャ
ップ58とから構成されている。上記内筒55には、下
端部に回動操作部59が形成されている。近年、上記外
筒57として樹脂成形品が多く用いられるようになって
いる。このような樹脂製の外筒57には、外観を向上さ
せる等の目的により、その内周面上端部付近にアンダー
カット60を設け、上端開口部のボリューム感を向上さ
せることが行われている。
【0003】上記のようなアンダーカット60が形成さ
れた外筒57を成形する成形型として、特開平6−19
0874号公報に示すものが提案されている。この成形
型は、図15および図16に示すように、外筒57を成
形するキャビティ型61とコア62とを備えている。そ
して、上記キャビティ型61およびコア62の、コア6
2先端側(図では上側)の領域に、アンダーカット成形
用のユニット65が設けられている。このユニット65
は、外周にアンダーカット成形用の鍔67が形成された
複数の第1および第2スライドコア63,64を有して
いる。そして、上コア66の外周に上記第1スライドコ
ア63および第2スライドコア64が円周方向に交互に
配設され、上記第1スライドコア63が、スプリング6
8によって内向き付勢されて構成されている。
【0004】そして、樹脂材料を射出して外筒57を形
成したのち、キャビティ型61をユニット65とともに
図13の矢印Dの方向に移動させ、第1および第2スラ
イドコア63,64の中心から上コア66を抜くことに
より、スプリング68の付勢力によって第1および第2
スライドコア63,64を内向きに移動させる。そのの
ち第1および第2スライドコア63,64を外筒57か
ら抜くことにより、アンダーカットが形成された外筒5
7を成形するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記成形型
では、樹脂を射出する状態では、第1および第2スライ
ドコア63,64が上コア66の外周面に当接して外向
きに押し拡げられており、成形後に上コア66を抜き、
スプリング68の付勢力で第1および第2スライドコア
63,64を内向きに移動させるようになっている。こ
のため、1ショット成形したのち型締めする際に、第1
および第2スライドコア63,64の中心に上コア66
を挿入して第1および第2スライドコア63,64を外
向きに押し拡げなければならない。したがって、上コア
66や第1および第2スライドコア63,64等の部品
の磨滅が大きいという問題がある。また、部品が磨滅す
ると、上コア66や第1および第2スライドコア63,
64等がスムーズに移動しにくくなったり、上コア66
の挿入がスムーズに行われないというトラブルも発生し
やすい。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、部品の磨滅が少なく、金型部品がスムーズに動
いてトラブルの発生も少ない筒状体の成形法および成形
型の提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の筒状体の成形法は、筒状体成形用のキャビ
ティ型とコアとを準備し、上記キャビティ型のコア先端
側に隣接する領域に、外周側にアンダーカット形成用の
鍔を有する複数個の第1スライドコアと、同じく外周側
にアンダーカット形成用の鍔を有する複数個の第2スラ
イドコアとを円周方向で交互に配設し、上記第1スライ
ドコアおよび第2スライドコアに、それ自体の回転によ
り上記第1および第2スライドコアが中心部に向かって
移動するよう回転板を介装連結し、合成樹脂を射出した
のち、上記回転板を回転させて上記第1および第2スラ
イドコアの各アンダーカット形成用の鍔を筒状体の内径
より内側に変位させるようにしたことを要旨とする。
【0008】また、本発明の筒状体の成形型は、筒状体
成形用のキャビティ型とコアとを備え、上記キャビティ
型のコア先端側に隣接する領域に、外周側にアンダーカ
ット形成用の鍔を有する複数個の第1スライドコアと、
同じく外周側にアンダーカット形成用の鍔を有する複数
個の第2スライドコアとが円周方向で交互に配設され、
上記第1スライドコアおよび第2スライドコアに、それ
自体の回転により上記第1および第2スライドコアを中
心部に向かって移動させるよう回転板が介装連結され、
この回転板の回転により上記第1および第2スライドコ
アの各アンダーカット形成用の鍔が筒状体の内径より内
側に変位されるように構成したことを要旨とする。
【0009】すなわち、本発明は、キャビティ型のコア
先端側に隣接する領域に、外周側にアンダーカット形成
用の鍔を有する複数個の第1スライドコアと、同じく外
周側にアンダーカット形成用の鍔を有する複数個の第2
スライドコアとを円周方向で交互に配設している。ま
た、上記第1スライドコアおよび第2スライドコアに、
それ自体の回転により上記第1および第2スライドコア
が中心部に向かって移動するよう回転板を介装連結して
いる。そして、上記回転板を回転させて上記第1および
第2スライドコアの各アンダーカット形成用の鍔を筒状
体の内径より内側に変位させるようにしている。したが
って、全周にアンダーカットが形成された筒状体を後加
工の必要なく一工程で射出成形することができる。ま
た、上記のように、上記第1スライドコアおよび第2ス
ライドコアは、回転板の回転により中心部に向かって移
動するため、従来のものに比べ、部品の磨滅が少なくな
り、第1および第2スライドコアの移動もスムーズに行
われる。したがって、トラブルの発生も少なく、常に安
定した状態で成形を行うことができる。
【0010】また、本発明において、筒状体内周面にら
せん溝を刻設するらせん条が外周面に形成されたコアを
使用し、キャビティ型に隣接するコア根元側の領域に、
コア挿通穴にコアが挿通されたコア挿通板およびコアが
回転自在に軸支されたコア取付板を配設し、上記コア挿
通板にコアと平行にスクリュー軸を固定するとともに上
記コア取付板のスクリュー軸挿通穴にスクリュー軸を挿
通させ、上記スクリュー軸にチェンジナットを取り付
け、上記コア挿通板からコア取付板を離間させる際、チ
ェンジナットをスクリュー軸に沿って移動させながらス
クリュー軸を軸に回転させ、このチェンジナットの回転
をコアに伝達することにより、コアを筒状体のらせん溝
に沿って回転させながら上記筒状体から抜くようにした
場合には、成形型を開く際の非常に大きな力を利用して
コアを抜くため、筒状体の内周面に多数の細かいらせん
溝が刻設され、コア抜きに非常に大きな力が必要になる
ときでも、スムーズにコアを抜くことができ、成形品を
損傷させるようなこともない。そして、内周面に多数の
細かいらせん溝が刻設された筒状体が成形できるように
なる。このような筒状体は、肉厚の違いによるヒケがほ
とんど生じず、外周面がなめらかになる。したがって、
高価な金属筒を使用することなく、高級感をもった外筒
を得ることができる。また、ヒケがほとんど生じないた
め、蒸着等の表面処理を行うことにより、金属筒と同様
の装飾性と高級感をもった外筒を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0012】図1は、本発明の成形型を用いて成形する
口紅繰り出し容器の外筒1である。この外筒1は、内周
面の上端部付近に、全周にわたってアンダーカット2が
形成されている。また、内周面のアンダーカット2より
も下側の部分には、全周にわたって多数のらせん溝3が
刻設されている。また、図2および図3は、上記外筒1
を用いた口紅繰り出し容器である。この口紅繰り出し容
器は、外筒1と、口紅41(図2には示していない)を
取り付ける中皿42と、上記中皿42を収め中皿42の
外周に180度対称で設けた突起43を貫通させる縦溝
44を有する内筒45と、上記外筒1に着脱させるキャ
ップ46と、上記内筒45の下端部に取り付けられるハ
カマ部47とから構成されている。そして、上記突起4
3の頂面には、外筒1のらせん溝3とスライド自在に嵌
合するらせん部48が刻設されている。このように、外
筒1の多数のらせん溝3によって中皿42の突起43を
ガイドし、中皿42を昇降させるようになっている。本
発明では、上記のようなアンダーカット2が形成される
とともに、内周面に多数のらせん溝3が刻設された外筒
1を成形するものである。
【0013】図4および図5は、本発明の成形型を示
す。図において、4は外筒1の外径部を成形するキャビ
プレートであり、5は外筒1の内径部を成形するコアで
ある。この成形型では、1回の射出で外筒1を同時に4
個成形するようになっている。
【0014】上記キャビプレート4の上部(コア5の先
端側に隣接する領域)には、アンダーカット形成用のユ
ニット8が設けられている。また、キャビプレート4の
上側には、ランナーストリッパプレート9が配設されて
いる。10は取り付け板である。また、11は上記取り
付け板10に形成された樹脂注入口であり、ランナおよ
びゲート(ともに図示せず)を通じて外筒1の成形空間
に樹脂を注入するようになっている。また、上記キャビ
プレート4の下側(コア5の根元側に隣接する領域)に
は、挿通穴37に上記コア5が挿通されたストリッパプ
レート6およびコア5が回転自在に軸支されたコアプレ
ート7が配設されている。さらに、上記コアプレート7
の下側には、サポートプレート12および取り付け板1
3が配設されている。
【0015】まず、上記アンダーカット形成用のユニッ
ト8によってアンダーカットを形成する機構について説
明する。
【0016】上記ユニット8は、図6〜図8に示すよう
に、外側にアンダーカット形成用の鍔部14aが形成さ
れた4個(図6では1個しか示していない)の第1スラ
イドコア14と、同じく外側にアンダーカット形成用の
鍔部15aが形成された4個(図6では1個しか示して
いない)の第2スライドコア15と、上面および下面に
それぞれ4本の弧状の作動溝16a,16bが刻設され
たギヤ16と、上記ギヤ16を回動可能に収容するギヤ
ボックス17と、上記ギヤボックス17の蓋18とから
構成されている。図6および図7において19は第1お
よび第2スライドコア14,15の中心に配設されるピ
ンである。
【0017】上記第1スライドコア14および第2スラ
イドコア15は、ともに側面視で逆L字状で、縦片の下
端部の外側に鍔部14a,15aが形成されている。ま
た、第1スライドコア14の横片の下面および第2スラ
イドコア15の上面には、それぞれ突起14b,15b
が形成され、これら突起14b,15bがそれぞれギヤ
16の上下面の作動溝16a,16bに摺動自在に嵌合
するようになっている。
【0018】また、上記ギヤボックス17には、その上
面にギヤ収容凹部20が形成され、このギヤ収容凹部2
0は、ギヤボックス17の一側面に開口部35が形成さ
れている。また、上記ギヤ収容凹部20の底面には十字
状凹部21およびピン挿通穴22が形成され、上記十字
状凹部21に4個の第2スライドコア15がスライド自
在に収容されるようになっている。一方、上記蓋18に
は、その下面に、十字状凹部24が形成され、第1スラ
イドコアの横片がスライド自在に収容されるようになっ
ている。
【0019】そして、上記ピン挿通穴22に第2スライ
ドコア15の縦片を挿通させた状態で、十字状凹部21
に4個の第2スライドコア15の横片がスライド自在に
収容される。上記第2スライドコア15が収容されたギ
ヤボックス17に、ギヤ16が収容され、第2スライド
コア15の突起15bがギヤ16の下面の作動溝16b
に嵌合される。このとき、ギヤ16の外周面(歯面)が
ギヤボックス17の一側面の開口部35からはみ出すよ
うになっている。そして、上記ピン挿通穴22に第1ス
ライドコア14の縦片を挿通させるともに、上記ギヤ1
6上面の作動溝16aに突起14bを嵌合させる。さら
に、第1スライドコア14の横片を十字状凹部24に収
容した状態でギヤボックス17が蓋18で蓋される。
【0020】この状態で、第1スライドコア14と第2
スライドコア15とが円周方向で交互に配設され、第1
スライドコア14と第2スライドコア15の各横片の間
にギヤ16が回動可能に介装連結された状態となる。そ
して、ギヤ16が図8に示す矢印Eの方向に回動するこ
とにより、上記第1スライドコア14および第2スライ
ドコア15の各突起14b,15bが、作動溝16a,
16bに沿って内向きに移動し、図9に示すように、第
1スライドコア14および第2スライドコア15が内向
きに移動するようになっている。これにより、アンダー
カット形成用の鍔部14a,15aがアンダーカット2
から外れて外筒1の内径より内側に変位されるようにな
っている。なお、上記アンダーカット形成用のユニット
8は、成形する外筒1に対して一組(ひとつの成形型に
は4組)備えられている。
【0021】ここで(図4および図5に戻る)、上記ギ
ヤ16の回動駆動は、ギヤ16にかみ合うように配設さ
れたラック25によって行われる。上記ラック25の端
部にはローラ26が取り付けられている。一方、成形型
のランナーストリッパプレート9の側面部にガイドブロ
ック27が固定され、上記ローラ26がガイドブロック
27に形成されたガイド溝28にスライド自在に嵌合し
ている。そして、樹脂を射出したのち開型する際(固定
されているランナーストリッパプレート9からキャビプ
レート4が図4の矢印B方向に移動する)、ローラ26
がガイド溝28に沿って移動し、ラック25が図4およ
び図5の矢印C方向に移動することにより、このラック
25とかみ合ったギヤ16を回動させるようになってい
る。なお、上記ラック25およびガイドブロック27
は、各アンダーカット形成用のユニット8に対して一組
(ひとつの成形型には4組)備えられている(図5参
照)。
【0022】つぎに、内周面に多数のらせん溝3が刻設
された状態の外筒1から、上記らせん溝3に沿ってコア
5を抜く機構について説明する。
【0023】上記コア5には、その外周面に外筒1のら
せん溝3を刻設する多数のらせん条29が形成されてい
る。このコア5は、キャビプレート4の下側に配設され
たストリッパプレート6のコア挿通穴37に挿通される
とともに、コアプレート7に回転自在に軸支され、下端
部(コアプレート7の下側)に第1歯車30が取り付け
られている。この第1歯車30は、第2歯車31を介し
て後述するチェンジナット32と連動するように連結さ
れている(図5参照)。また、上記ストリッパプレート
6のコア挿通穴37の開口周縁には、外筒1を保持する
保持部38が形成されている。
【0024】一方、ストリッパプレート6には、外周面
にらせん溝34が刻設されたスクリューシャフト33が
コア5と平行になるよう取り付けられている。このスク
リューシャフト33は、コアプレート7のシャフト挿通
穴36に挿通され、スクリューシャフト33のコアプレ
ート7の下側にチェンジナット32が取り付けられてい
る。このチェンジナット32は、スクリューシャフト3
3のスクリュー部34に移動自在に嵌合している。これ
により、ストリッパプレート6からコアプレート7が離
間するように開型する際に、上記スクリューシャフト3
3に沿ってチェンジナット32が矢印B方向に移動し、
この移動に伴い上記スクリュー部34に沿ってチェンジ
ナット32が回転するようになっている。そして、この
チェンジナット32の回転が、上記第2歯車を介して第
1歯車に伝達され、コア5が回転するようになってい
る。このようにして、ストリッパプレート6からコアプ
レート7が離間する際に、コア5は矢印B方向に移動す
ると同時に回転し、外筒1のらせん溝3に沿ってコア5
が抜けるようになっている。
【0025】上記成形型では、上記スクリューシャフト
33とチェンジナット32は2組備えられ、1組のスク
リューシャフト33とチェンジナット32によって2本
のコア5を回転駆動するようになっている(図5参
照)。また、成形型の両側部にスクリューシャフト33
とチェンジナット32が1組づつ配設され、それぞれの
スクリューシャフト33とチェンジナット32の内側部
に配設された2本のコア5を駆動するようになってい
る。これにより、開型の際に力をバランス良く分散して
スムーズに開型するようになっている。
【0026】本発明の成形型を用い、例えば、つぎのよ
うにして外筒1の成形が行われる。すなわち、最初に、
成形型を全て閉めた状態で樹脂を射出する(図4参
照)。そして、この状態から、順次成形型を開いてゆ
く。まず、図10に示すように、固定されたランナース
トリッパプレート9とキャビプレート4との間を開く。
このとき、第1スライドコア14および第2スライドコ
ア15の中心に配設されていたピン19が抜ける。
【0027】ついで、図11に示すように、さらにキャ
ビプレート4側が移動して開型する。このとき、ラック
25の端部に取付けられたローラ26がガイドブロック
27のガイド溝28に沿って移動し、ラック25が矢印
Cの方向に移動してユニット8内のギヤ16を回動させ
る。これにより、上記第1スライドコア14および第2
スライドコア15が中心部に向かって移動し(図8およ
び図9参照)、アンダーカット2から第1スライドコア
14および第2スライドコア15の鍔部14a,15a
が外れ、上記鍔部14a,15a外筒1の内径よりも内
側に変位される。
【0028】つぎに、図12に示すように、キャビプレ
ート4からストリッパプレート6が離間するように開型
し、キャビプレート4から外筒1が抜き出される。この
とき、アンダーカット2から第1スライドコア14およ
び第2スライドコア15の鍔部14a,15aが外れて
いるため、スムーズに外筒1が抜けるようになってい
る。
【0029】そののち、図13に示すように、ストリッ
パプレート6からコアプレート7が離れるように移動す
る。このコアプレート7の移動に伴い、スクリューシャ
フト33に沿ってチェンジナット32が下方に移動し、
スクリューシャフト33のスクリュー部34に沿ってチ
ェンジナット32が回転する。そして、このチェンジナ
ット32の回転が、第2歯車31を介して第1歯車30
に伝達され、コア5が回転する。これにより、コア5が
回転しながら下方に移動し、外筒1の下端部が保持部3
8に保持されているため、外筒1のらせん溝3に沿って
コア5が抜けるようになっている。
【0030】上記成形型によれば、全周にアンダーカッ
ト2が形成された外筒1を一工程で射出成形できる。ま
た、上記第1スライドコア14および第2スライドコア
15は、ギヤ16の回転によって中心部に向かって移動
するため、部品の磨滅が比較的少なく、常に安定した状
態で成形を行うことができる。また、ギヤ16をガイド
ブロック27により開型に伴って作動するラック25に
よって行っているため、開型の際に自動的に第1および
第2スライドコア14,15を移動させることができ
る。
【0031】また、成形型を開く際の非常に大きな力を
利用してコア5を抜くため、外筒1の内周面に多数の細
かいらせん溝3が刻設され、コア抜きに非常に大きな力
が必要になるときでも、スムーズにコア5を抜くことが
できる。さらに、成形型の両側部に配設された2組のス
クリューシャフト33とチェンジナット32により、そ
れぞれ2本のコア5を駆動するようになっているため、
開型の際に力をバランス良く分散してスムーズに開型で
き、安定した状態で成形を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、全周に
アンダーカットが形成された筒状体を後加工の必要なく
一工程で射出成形することができる。また、上記第1ス
ライドコアおよび第2スライドコアは、回転板の回転に
より中心部に向かって移動するため、従来のものに比
べ、部品の磨滅が少なくなり、第1および第2スライド
コアの移動もスムーズに行われる。したがって、トラブ
ルの発生も少なく、常に安定した状態で成形を行うこと
ができる。
【0033】また、本発明において、筒状体内周面にら
せん溝を刻設するらせん条が外周面に形成されたコアを
使用し、キャビティ型に隣接するコア根元側の領域に、
コア挿通穴にコアが挿通されたコア挿通板およびコアが
回転自在に軸支されたコア取付板を配設し、上記コア挿
通板にコアと平行にスクリュー軸を固定するとともに上
記コア取付板のスクリュー軸挿通穴にスクリュー軸を挿
通させ、上記スクリュー軸にチェンジナットを取り付
け、上記コア挿通板からコア取付板を離間させる際、チ
ェンジナットをスクリュー軸に沿って移動させながらス
クリュー軸を軸に回転させ、このチェンジナットの回転
をコアに伝達することにより、コアを筒状体のらせん溝
に沿って回転させながら上記筒状体から抜くようにした
場合には、成形型を開く際の非常に大きな力を利用して
コアを抜くため、筒状体の内周面に多数の細かいらせん
溝が刻設され、コア抜きに非常に大きな力が必要になる
ときでも、スムーズにコアを抜くことができ、成形品を
損傷させるようなこともない。そして、内周面に多数の
細かいらせん溝が刻設された筒状体が成形できるように
なる。このような筒状体は、肉厚の違いによるヒケがほ
とんど生じず、外周面がなめらかになる。したがって、
高価な金属筒を使用することなく、高級感をもった外筒
を得ることができる。また、ヒケがほとんど生じないた
め、蒸着等の表面処理を行うことにより、金属筒と同様
の装飾性と高級感をもった外筒を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で成形する外筒を示す一部破断断面図で
ある。
【図2】上記外筒を使用した口紅繰り出し容器を示す分
解斜視図である。
【図3】上記口紅繰り出し容器を示す断面図である。
【図4】本発明の成形型の図5のA部を横から見た状態
を示す説明図である。
【図5】上記成形型を上から見た状態を示す説明図であ
る。
【図6】アンダーカット形成用のユニットを示す分解斜
視図である。
【図7】上記ユニットを示す図8におけるY−Y断面図
である。
【図8】上記ユニットを下側から見た説明図である。
【図9】上記ユニットの作用を示す説明図である。
【図10】上記成形型の開型状態を示す説明図である。
【図11】上記成形型の開型状態を示す説明図である。
【図12】上記成形型の開型状態を示す説明図である。
【図13】上記成形型の開型状態を示す説明図である。
【図14】口紅容器を示す分解斜視図である。
【図15】従来の成形型を示す図16のX−X断面図で
ある。
【図16】上記成形型のアンダーカット成形用のユニッ
トを示す部分切欠底面図である。
【符号の説明】
1 外筒 4 キャビプレート 5 コア 14 第1スライドコア 14a 鍔部 15 第2スライドコア 15a 鍔部 16 ギヤ
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図7】
【図8】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図16】
【図14】
【図15】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状体成形用のキャビティ型とコアとを
    準備し、上記キャビティ型のコア先端側に隣接する領域
    に、外周側にアンダーカット形成用の鍔を有する複数個
    の第1スライドコアと、同じく外周側にアンダーカット
    形成用の鍔を有する複数個の第2スライドコアとを円周
    方向で交互に配設し、上記第1スライドコアおよび第2
    スライドコアに、それ自体の回転により上記第1および
    第2スライドコアが中心部に向かって移動するよう回転
    板を介装連結し、合成樹脂を射出したのち、上記回転板
    を回転させて上記第1および第2スライドコアの各アン
    ダーカット形成用の鍔を筒状体の内径より内側に変位さ
    せるようにしたことを特徴とする筒状体の成形法。
  2. 【請求項2】 筒状体内周面にらせん溝を刻設するらせ
    ん条が外周面に形成されたコアを使用し、キャビティ型
    に隣接するコア根元側の領域に、コア挿通穴にコアが挿
    通されたコア挿通板およびコアが回転自在に軸支された
    コア取付板を配設し、上記コア挿通板にコアと平行にス
    クリュー軸を固定するとともに上記コア取付板のスクリ
    ュー軸挿通穴にスクリュー軸を挿通させ、上記スクリュ
    ー軸にチェンジナットを取り付け、上記コア挿通板から
    コア取付板を離間させる際、チェンジナットをスクリュ
    ー軸に沿って移動させながらスクリュー軸を軸に回転さ
    せ、このチェンジナットの回転をコアに伝達することに
    より、コアを筒状体のらせん溝に沿って回転させながら
    上記筒状体から抜くようにした請求項1記載の筒状体の
    成形法。
  3. 【請求項3】 筒状体成形用のキャビティ型とコアとを
    備え、上記キャビティ型のコア先端側に隣接する領域
    に、外周側にアンダーカット形成用の鍔を有する複数個
    の第1スライドコアと、同じく外周側にアンダーカット
    形成用の鍔を有する複数個の第2スライドコアとが円周
    方向で交互に配設され、上記第1スライドコアおよび第
    2スライドコアに、それ自体の回転により上記第1およ
    び第2スライドコアを中心部に向かって移動させるよう
    回転板が介装連結され、この回転板の回転により上記第
    1および第2スライドコアの各アンダーカット形成用の
    鍔が筒状体の内径より内側に変位されるように構成した
    ことを特徴とする筒状体の成形型。
  4. 【請求項4】 コアの外周面に筒状体内周面にらせん溝
    を刻設するらせん条が形成され、キャビティ型に隣接す
    るコア根元側の領域に、コア挿通穴にコアが挿通された
    コア挿通板およびコアが回転自在に軸支されたコア取付
    板が配設され、上記コア挿通板にコアと平行にスクリュ
    ー軸が固定されるとともに、上記コア取付板のスクリュ
    ー軸挿通穴にスクリュー軸を挿通させ、上記スクリュー
    軸にチェンジナットが取り付けられるとともにこのチェ
    ンジナットの回転がコアに伝達されるようチェンジナッ
    トとコアが連結され、上記コア挿通板からコア取付板を
    離間させる際、チェンジナットがスクリュー軸に沿って
    移動しながらスクリュー軸を軸に回転し、このチェンジ
    ナットの回転がコアに伝達されることにより、コアが筒
    状体のらせん溝に沿って回転しながら上記筒状体から抜
    けるようになっている請求項3記載の筒状体の成形型。
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