JPH10329139A - プラスチック廃材の再生方法およびその装置 - Google Patents
プラスチック廃材の再生方法およびその装置Info
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- JPH10329139A JPH10329139A JP13247297A JP13247297A JPH10329139A JP H10329139 A JPH10329139 A JP H10329139A JP 13247297 A JP13247297 A JP 13247297A JP 13247297 A JP13247297 A JP 13247297A JP H10329139 A JPH10329139 A JP H10329139A
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- waste material
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回収したプラスチック廃材を溶融して再利用
するようにしたプうスチック廃材の再生方法およびその
装置を提供する。 【解決手段】 回収したプラスチック廃材を細片化して
これをチヤンバ内に供給し、中空の回転軸に冷却媒体が
循環して低温に保持されるようにした攪拌羽根により攪
拌してこれにより生じる摩擦熱でプラスチック廃材を溶
融させたうえ再利用するようにした方法と、この方法を
実施するため、プラスチック廃材を供給する供給口18
に続かせたチヤンバ3内に、回転軸5aを中空とした攪
拌羽根5を高速回転自在に設けてこの回転軸5aの中空
部に冷却媒体給排用の循環路8を接続した装置。
するようにしたプうスチック廃材の再生方法およびその
装置を提供する。 【解決手段】 回収したプラスチック廃材を細片化して
これをチヤンバ内に供給し、中空の回転軸に冷却媒体が
循環して低温に保持されるようにした攪拌羽根により攪
拌してこれにより生じる摩擦熱でプラスチック廃材を溶
融させたうえ再利用するようにした方法と、この方法を
実施するため、プラスチック廃材を供給する供給口18
に続かせたチヤンバ3内に、回転軸5aを中空とした攪
拌羽根5を高速回転自在に設けてこの回転軸5aの中空
部に冷却媒体給排用の循環路8を接続した装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回収された各種の熱
可塑性プラスチック廃材、特に、2種以上の異種のプラ
スチックを含むプラスチック廃材を的確に溶融して再利
用するようにしたプラスチック廃材の再生方法およびそ
の装置に関するものである.
可塑性プラスチック廃材、特に、2種以上の異種のプラ
スチックを含むプラスチック廃材を的確に溶融して再利
用するようにしたプラスチック廃材の再生方法およびそ
の装置に関するものである.
【0002】
【従来の技術】一般に回収されるプラスチック廃材は、
塩化ビニル樹脂などのビニル系樹脂やポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン系樹脂の
外、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、フ
ェノール系樹脂など各種プラスチック或いはこれらの共
重合体の2種以上が混在されており、場合によってはこ
れらプラスチックに繊維類や金属片、木片などの来雑物
までが混ざり合っている。このため、プうスチック廃材
を溶融して再生プラスチック原料として再利用するに
は、予め溶融温度が近似する材料毎に分別する必要があ
り、この分別には高度な接術が要求されるうえにコスト
高となるので、このような回収されたプうスチック廃材
の大部分は産業廃棄物として埋め立て廃棄されるか、焼
却処分されている。ところが、埋め立て廃棄には大きな
埋め立て場が必要となり、一方、焼却処分は焼却時に有
害ガスが発生し大気を汚染するという問題がある.
塩化ビニル樹脂などのビニル系樹脂やポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン系樹脂の
外、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、フ
ェノール系樹脂など各種プラスチック或いはこれらの共
重合体の2種以上が混在されており、場合によってはこ
れらプラスチックに繊維類や金属片、木片などの来雑物
までが混ざり合っている。このため、プうスチック廃材
を溶融して再生プラスチック原料として再利用するに
は、予め溶融温度が近似する材料毎に分別する必要があ
り、この分別には高度な接術が要求されるうえにコスト
高となるので、このような回収されたプうスチック廃材
の大部分は産業廃棄物として埋め立て廃棄されるか、焼
却処分されている。ところが、埋め立て廃棄には大きな
埋め立て場が必要となり、一方、焼却処分は焼却時に有
害ガスが発生し大気を汚染するという問題がある.
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは、前記のような問題を解決して回収したプ
ラスチック廃材を短時間で溶融して再利用することがで
きるばかりでなく、回収したプラスチック廃材が2種以
上の異質のプラスチック廃材を含むものであっても、そ
の溶融とミキシングが的確に行なわれて混合一体化され
た溶融プラスチック化できるようにしてプラスチック廃
材の分別作業を不要とすることもできてコスト上および
廃棄物公害上の問題を一挙に解決できるプラスチック廃
材の再生方法およびその装置を提供することにある。
するところは、前記のような問題を解決して回収したプ
ラスチック廃材を短時間で溶融して再利用することがで
きるばかりでなく、回収したプラスチック廃材が2種以
上の異質のプラスチック廃材を含むものであっても、そ
の溶融とミキシングが的確に行なわれて混合一体化され
た溶融プラスチック化できるようにしてプラスチック廃
材の分別作業を不要とすることもできてコスト上および
廃棄物公害上の問題を一挙に解決できるプラスチック廃
材の再生方法およびその装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明は、回収したプラスチック廃材を細片化して
これを高速回転する攪拌羽根が設けられたチヤンバ内に
供給し、チヤンバ内でプラスチック廃材を前記攪拌羽根
による攪拌により生じる摩擦熱で溶融させたうえ再利用
するようにしたプラスチック廃材の再生方法であって、
前記攪拌羽根をその高速回転中に該攪拌羽根の中空部に
外部から供給されて循環排出される冷却媒体により冷却
することによって溶融されたプラスチック廃材の温度よ
り低温に保持されるようにして溶融したプラスチック廃
材が攪拌羽根に粘着することを防ぎながら攪拌を継続で
きるようにしたことを特徴とするプうスチック廃材の再
生方法と、この方法を的確容易に実施できる装置である
ところの、細片化されたプラスチック廃材を供給する供
給口に続かせたチヤンバ内に回転軸を中空とする攪拌羽
根を高速回転自在に設けてこの回転軸の中空部に冷却媒
体給排用のパイプを接続したことを特徴とするプラスチ
ック廃材再生装置とよりなるものである。
した本発明は、回収したプラスチック廃材を細片化して
これを高速回転する攪拌羽根が設けられたチヤンバ内に
供給し、チヤンバ内でプラスチック廃材を前記攪拌羽根
による攪拌により生じる摩擦熱で溶融させたうえ再利用
するようにしたプラスチック廃材の再生方法であって、
前記攪拌羽根をその高速回転中に該攪拌羽根の中空部に
外部から供給されて循環排出される冷却媒体により冷却
することによって溶融されたプラスチック廃材の温度よ
り低温に保持されるようにして溶融したプラスチック廃
材が攪拌羽根に粘着することを防ぎながら攪拌を継続で
きるようにしたことを特徴とするプうスチック廃材の再
生方法と、この方法を的確容易に実施できる装置である
ところの、細片化されたプラスチック廃材を供給する供
給口に続かせたチヤンバ内に回転軸を中空とする攪拌羽
根を高速回転自在に設けてこの回転軸の中空部に冷却媒
体給排用のパイプを接続したことを特徴とするプラスチ
ック廃材再生装置とよりなるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に示す装置を参考にしながら詳細に説明する。
1は回収したプラスチック廃材を溶融させたうえ再利用
できるようにした再生装置本体である。この再生装置本
体1は、廃材供給室3aが側方に連設されている円筒形
をした横型のチヤンバ3を機台2上に設置してこのチヤ
ンバ3の内部に軸受4、4を介して攪拌羽根5を水平に
軸支させたもので、この攪拌羽根5はその回転軸5aの
一端に連結してあるモータ6によりチヤンバ3の内部で
高速回転自在とされている。そして、前記回転軸5aの
他端にはロータリージョイト6とカップリング7が設け
られていて、このロータリージョイト6を通じて回転軸
5aの中空部には冷水などの冷却媒体を循環供給する供
給パイプ8aと排出パイプ8bが挿入保持されて循環路
8を形成してあり、この循環路8によって給水ポンプ9
から供給される冷却媒体が高速回転を続ける攪拌羽根5
の回転軸5aの中空部に外部から供給されたうえカップ
リング7より排出され、冷却源を経て再び循環されるよ
うになっている。
態を図面に示す装置を参考にしながら詳細に説明する。
1は回収したプラスチック廃材を溶融させたうえ再利用
できるようにした再生装置本体である。この再生装置本
体1は、廃材供給室3aが側方に連設されている円筒形
をした横型のチヤンバ3を機台2上に設置してこのチヤ
ンバ3の内部に軸受4、4を介して攪拌羽根5を水平に
軸支させたもので、この攪拌羽根5はその回転軸5aの
一端に連結してあるモータ6によりチヤンバ3の内部で
高速回転自在とされている。そして、前記回転軸5aの
他端にはロータリージョイト6とカップリング7が設け
られていて、このロータリージョイト6を通じて回転軸
5aの中空部には冷水などの冷却媒体を循環供給する供
給パイプ8aと排出パイプ8bが挿入保持されて循環路
8を形成してあり、この循環路8によって給水ポンプ9
から供給される冷却媒体が高速回転を続ける攪拌羽根5
の回転軸5aの中空部に外部から供給されたうえカップ
リング7より排出され、冷却源を経て再び循環されるよ
うになっている。
【0006】なお、前記した攪拌羽根5は、中空の回転
軸5aのうちチャンバ3の内部にある前方部分の外周に
6枚の板状の羽根板5bをそのうちの前後端にある2枚
は回転軸5aが回転したときにチャンバ3の前後の内璧
面に近接されるように張設したものであるが、そのうち
少なくとも前端と後端にある2枚は、チャンバー3内で
溶融されたプラスチック廃材がチャンバ3の中心に向け
案内される方向に10〜20度程度傾斜させてあり、一
方、回転軸5aのうち廃材供給室3aの内部にある後方
部分には螺旋状のスクリュー5cを張設したものであ
る。
軸5aのうちチャンバ3の内部にある前方部分の外周に
6枚の板状の羽根板5bをそのうちの前後端にある2枚
は回転軸5aが回転したときにチャンバ3の前後の内璧
面に近接されるように張設したものであるが、そのうち
少なくとも前端と後端にある2枚は、チャンバー3内で
溶融されたプラスチック廃材がチャンバ3の中心に向け
案内される方向に10〜20度程度傾斜させてあり、一
方、回転軸5aのうち廃材供給室3aの内部にある後方
部分には螺旋状のスクリュー5cを張設したものであ
る。
【0007】10はチャンバ3の周壁を中空壁とするた
めチャンバ3の周壁に形成されている中空部であって、
この中空部10には冷水などの冷却媒体を供給する供給
パイプ11aと排出パイプ11bとよりなる循環路11
が接続されていて給水ポンプより供給された冷却媒体が
供給パイプ11aからこの中空部10に供給されたうえ
排出パイプ11bより排出されたうえ冷却源を経て循環
され、この間にチヤンバ3の内壁が冷却されるようにな
っている。
めチャンバ3の周壁に形成されている中空部であって、
この中空部10には冷水などの冷却媒体を供給する供給
パイプ11aと排出パイプ11bとよりなる循環路11
が接続されていて給水ポンプより供給された冷却媒体が
供給パイプ11aからこの中空部10に供給されたうえ
排出パイプ11bより排出されたうえ冷却源を経て循環
され、この間にチヤンバ3の内壁が冷却されるようにな
っている。
【0008】13はチャンバ3内で溶融されたプラスチ
ック廃材の温度を測定する赤外線式その他の光学式温度
計であって、その検出端13aはチヤンバ3の周壁にあ
ってその周囲も図示しない給水管と排水管とよりなる循
環パイプに接続された通水路に囲まれるようにして過熱
されないようになっている。なお、前記した光学式温度
計13による測定温度は図示しないデジタル式のパネル
メータに表示されるようになっていて外部で測定温度を
容易に知ることができるようになっている。
ック廃材の温度を測定する赤外線式その他の光学式温度
計であって、その検出端13aはチヤンバ3の周壁にあ
ってその周囲も図示しない給水管と排水管とよりなる循
環パイプに接続された通水路に囲まれるようにして過熱
されないようになっている。なお、前記した光学式温度
計13による測定温度は図示しないデジタル式のパネル
メータに表示されるようになっていて外部で測定温度を
容易に知ることができるようになっている。
【0009】なお、18はチャンバ3に続かせた廃材供
給室3aに細片化されたプラスチック廃材を供給するホ
ッパ付きの供給口、19はチヤンバ3の底部に設けられ
てピニオン・ラック式の開閉機構20により開閉自在と
された排出扉、21は排出扉19の下方に設けられたト
レーである。24はチャンバ3の前側壁に接続されてい
るガス抜用の配管であって、この配管24の他端は真空
吸引式のガス排出装置23に接続されている。25は攪
拌羽根5を高速回転させるモータ26に接続されている
制御盤であって、この制御盤25には負荷電流を測定す
る電流計とタイマーが接続されていてモータ電源の負荷
電流がピークに到達後一定時間経過したとき、前記開閉
機構20の駆動機構に指令を出して排出扉19を開いて
チャンバ3内から溶融されたプラスチック廃材が排出さ
れるようにするためのものである。
給室3aに細片化されたプラスチック廃材を供給するホ
ッパ付きの供給口、19はチヤンバ3の底部に設けられ
てピニオン・ラック式の開閉機構20により開閉自在と
された排出扉、21は排出扉19の下方に設けられたト
レーである。24はチャンバ3の前側壁に接続されてい
るガス抜用の配管であって、この配管24の他端は真空
吸引式のガス排出装置23に接続されている。25は攪
拌羽根5を高速回転させるモータ26に接続されている
制御盤であって、この制御盤25には負荷電流を測定す
る電流計とタイマーが接続されていてモータ電源の負荷
電流がピークに到達後一定時間経過したとき、前記開閉
機構20の駆動機構に指令を出して排出扉19を開いて
チャンバ3内から溶融されたプラスチック廃材が排出さ
れるようにするためのものである。
【0010】このように構成されたものは、モータ26
を駆動させて攪拌羽根5を20〜60m/秒程度の条件で
高速回転させるとともに、給水ポンプ9を駆動させて給
水パイプ8を通じて攪拌羽根5の回転軸5aに冷却媒体
としての冷水を供給することにより冷水を回転軸5aの
中空部に挿通されている給水パイプ8aと排水パイプ8
bとよりなる循環路8を循環させて攪拌羽根5を内部か
ら冷却し、これと同時に給水ポンプの駆動により給水パ
イプ11aー中空部10ー排水パイプ11bの経路で冷
水などの冷却媒体を循環させてチャンバ3の内壁も冷却
する。
を駆動させて攪拌羽根5を20〜60m/秒程度の条件で
高速回転させるとともに、給水ポンプ9を駆動させて給
水パイプ8を通じて攪拌羽根5の回転軸5aに冷却媒体
としての冷水を供給することにより冷水を回転軸5aの
中空部に挿通されている給水パイプ8aと排水パイプ8
bとよりなる循環路8を循環させて攪拌羽根5を内部か
ら冷却し、これと同時に給水ポンプの駆動により給水パ
イプ11aー中空部10ー排水パイプ11bの経路で冷
水などの冷却媒体を循環させてチャンバ3の内壁も冷却
する。
【0011】このようにして攪拌羽根5を回転させたな
らば、回収したプラスチック廃材を予め破砕機などでチ
ップ状などに細片化しておいたプラスチック廃材片の必
要量をホッパ付きの供給口18に投入すれば、この供給
口18から廃材供給室3aに落下したプラスチック廃材
の細片は攪拌羽根5の螺旋状のスクリュー5cによりチ
ャンバ3に送られてここで高速回転する羽根板5bによ
り攪拌され、この塞がれたチャンバ3内における攪拌に
より生じる摩擦熱で短時間のうちに溶融されてゲル化
し、相当な粘度を有する餅状の溶融プラスチックとして
チャンバ3内に満たされることとなるが、高速回転中に
も回転軸5aの中空部には外部から冷却媒体が循環路8
により供給循環されているため、攪拌羽根5の表面温度
は溶融されたプラスチック廃材の温度より低温に保持さ
れることとなるので、溶融したプラスチック廃材は攪拌
羽根5の表面に粘着することがなく、このために攪拌羽
根5の連続した高速回転が可能ですべてのプラスチック
廃材が的確にブレンドされる温度まで的確に攪拌を継続
できることとなる。
らば、回収したプラスチック廃材を予め破砕機などでチ
ップ状などに細片化しておいたプラスチック廃材片の必
要量をホッパ付きの供給口18に投入すれば、この供給
口18から廃材供給室3aに落下したプラスチック廃材
の細片は攪拌羽根5の螺旋状のスクリュー5cによりチ
ャンバ3に送られてここで高速回転する羽根板5bによ
り攪拌され、この塞がれたチャンバ3内における攪拌に
より生じる摩擦熱で短時間のうちに溶融されてゲル化
し、相当な粘度を有する餅状の溶融プラスチックとして
チャンバ3内に満たされることとなるが、高速回転中に
も回転軸5aの中空部には外部から冷却媒体が循環路8
により供給循環されているため、攪拌羽根5の表面温度
は溶融されたプラスチック廃材の温度より低温に保持さ
れることとなるので、溶融したプラスチック廃材は攪拌
羽根5の表面に粘着することがなく、このために攪拌羽
根5の連続した高速回転が可能ですべてのプラスチック
廃材が的確にブレンドされる温度まで的確に攪拌を継続
できることとなる。
【0012】しかして、攪拌羽根5の高速回転がプラス
チック廃材の完全な溶融状態が得られるまで一定時間行
なわれると、その回転軸5aを駆動させるモータ26に
はモータ電源の負荷電流がピークに到達後一定時間経過
すると、チャンバ3内から溶融プラスチックが排出され
るように排出扉19を開く制御盤25を接続してあるた
め、排出扉19は自動的に開かれて塊状として直下のト
レー21に放出されるから、これを成形工程に移送して
そのまま製品を成形するか、一旦ペレット状その他任意
の形状に加工して再生プラスチック原料とし、この再生
プラスチック原料のみを使用するかこの再生プラスチッ
ク原料をバージン原料に加えて任意の成形方法で再利用
すればよい。なお、チャンバ3内において完全な溶融状
態が得られたときには、攪拌羽根5の羽根板5bのうち
少なくとも前後のものは回転軸5aに対して傾斜状に配
設されてチャンバー3内で溶融プラスチックがチャンバ
3の中心に向け案内されるようにしてあるため、攪拌羽
根5やチャンバ3の壁の温度が溶融プラスチックの温度
より低温に保持されて溶融プラスチックの粘着を防止し
ている点と相俟って排出扉19からトレー21への放出
は的確容易に行なわれることとなる。
チック廃材の完全な溶融状態が得られるまで一定時間行
なわれると、その回転軸5aを駆動させるモータ26に
はモータ電源の負荷電流がピークに到達後一定時間経過
すると、チャンバ3内から溶融プラスチックが排出され
るように排出扉19を開く制御盤25を接続してあるた
め、排出扉19は自動的に開かれて塊状として直下のト
レー21に放出されるから、これを成形工程に移送して
そのまま製品を成形するか、一旦ペレット状その他任意
の形状に加工して再生プラスチック原料とし、この再生
プラスチック原料のみを使用するかこの再生プラスチッ
ク原料をバージン原料に加えて任意の成形方法で再利用
すればよい。なお、チャンバ3内において完全な溶融状
態が得られたときには、攪拌羽根5の羽根板5bのうち
少なくとも前後のものは回転軸5aに対して傾斜状に配
設されてチャンバー3内で溶融プラスチックがチャンバ
3の中心に向け案内されるようにしてあるため、攪拌羽
根5やチャンバ3の壁の温度が溶融プラスチックの温度
より低温に保持されて溶融プラスチックの粘着を防止し
ている点と相俟って排出扉19からトレー21への放出
は的確容易に行なわれることとなる。
【0013】次に、このように構成された再生装置を用
いて、例えば、ポリプロピレン樹脂50%(重量% 以
下同じ)、アクリロニトリル・エチレンプロピレン・ス
チレン共重合樹脂50%の組成からなる自動車用バンパ
廃材を主体とするプラスチック廃材の再生処理を行なっ
た実験結果を説明する。先ず、前記したプラスチック廃
材は、予め10mm×10mm程度の大きさに細片化してお
く。そして、この細片化されたプラスチック廃材を攪拌
羽根5が40m/秒の条件で高速回転されるチヤンバ3に
供給口18および廃材供給室3aを経て送り込む。そし
て、攪拌羽根5の高速回転を続けながら光学式温度計1
3を用いてチヤンバ3内で攪拌による摩擦熱で溶融され
てくるプラスチック廃材の温度を測定するとともに、モ
ータ26の負荷電流を測定する。図2は60秒間におけ
る温度と負荷電流の変化を示すもので、イは温度、ロは
負荷電流を示している。この表から明らかなように、チ
ヤンバ3内に送られたプラスチック廃材は攪拌されるに
従い摩擦熱が生じてその摩擦熱により温度が徐々に上昇
し、約30秒経過後には適度にゲル化されるまで溶融し
たことが判る。また、この間におけるモータ26の負荷
電流は、25秒経過前にピークに達し、モータ26の負
荷電流はピークに到達後数秒経過すると、適度な溶融状
態となることが判る。従って、負荷電流がピークに到達
したのを検知したうえタイマーを作動させて数秒後にシ
リンダ22に指令を出す制御盤25を組み込んでおいた
ときには、制御盤25の指令で排出扉19が自動的に開
かれ、溶融プラスチックが最適な溶融状態となったとき
自動的に排出されることとなる。
いて、例えば、ポリプロピレン樹脂50%(重量% 以
下同じ)、アクリロニトリル・エチレンプロピレン・ス
チレン共重合樹脂50%の組成からなる自動車用バンパ
廃材を主体とするプラスチック廃材の再生処理を行なっ
た実験結果を説明する。先ず、前記したプラスチック廃
材は、予め10mm×10mm程度の大きさに細片化してお
く。そして、この細片化されたプラスチック廃材を攪拌
羽根5が40m/秒の条件で高速回転されるチヤンバ3に
供給口18および廃材供給室3aを経て送り込む。そし
て、攪拌羽根5の高速回転を続けながら光学式温度計1
3を用いてチヤンバ3内で攪拌による摩擦熱で溶融され
てくるプラスチック廃材の温度を測定するとともに、モ
ータ26の負荷電流を測定する。図2は60秒間におけ
る温度と負荷電流の変化を示すもので、イは温度、ロは
負荷電流を示している。この表から明らかなように、チ
ヤンバ3内に送られたプラスチック廃材は攪拌されるに
従い摩擦熱が生じてその摩擦熱により温度が徐々に上昇
し、約30秒経過後には適度にゲル化されるまで溶融し
たことが判る。また、この間におけるモータ26の負荷
電流は、25秒経過前にピークに達し、モータ26の負
荷電流はピークに到達後数秒経過すると、適度な溶融状
態となることが判る。従って、負荷電流がピークに到達
したのを検知したうえタイマーを作動させて数秒後にシ
リンダ22に指令を出す制御盤25を組み込んでおいた
ときには、制御盤25の指令で排出扉19が自動的に開
かれ、溶融プラスチックが最適な溶融状態となったとき
自動的に排出されることとなる。
【0014】このようにして排出されたプラスチック廃
材の溶融物である溶融プラスチックは、溶融状態にある
うちにそのまま加圧成形機や押出成形機等の成形機に移
送してそのまま任意の形状に成形することもできるし、
一旦ペレット状その他の再生原料として使用できる状態
に成形し、単独で或いはバージン原料に混ぜて通常のプ
ラスチック原料として使用することもできるが、特に、
摩擦熱によって溶融した状態のまま成形機に供給して製
品成形を行なうときには、溶融温度その他物性の異なる
2種以上のプラスチック廃材が混入されている場合でも
互いに分離することなく異質のプラスチックが適度に混
在された成形品を成形でき、異質のプラスチックの分離
がないことにより物性の優れた成形品を得ることができ
ることとなる。
材の溶融物である溶融プラスチックは、溶融状態にある
うちにそのまま加圧成形機や押出成形機等の成形機に移
送してそのまま任意の形状に成形することもできるし、
一旦ペレット状その他の再生原料として使用できる状態
に成形し、単独で或いはバージン原料に混ぜて通常のプ
ラスチック原料として使用することもできるが、特に、
摩擦熱によって溶融した状態のまま成形機に供給して製
品成形を行なうときには、溶融温度その他物性の異なる
2種以上のプラスチック廃材が混入されている場合でも
互いに分離することなく異質のプラスチックが適度に混
在された成形品を成形でき、異質のプラスチックの分離
がないことにより物性の優れた成形品を得ることができ
ることとなる。
【0015】また、プラスチック廃材が塩化ビニル樹脂
系その他溶融に伴いチャンバ3内に有害ガスが生じると
きには、チャンバ3の前側壁に接続されているガス抜用
の配管24の他端に接続されている真空吸引式のガス排
出装置を駆動することにより、この配管24を通じて有
害ガスを外部に排出し、ガス処理装置で無害化できるの
で、工場内の作業環境を良好に保つことができるうえ
に、チャンバ3内の溶融物のガス抜きができるので、こ
の溶融プラスチックを再利用した製品は良質なものとな
る。
系その他溶融に伴いチャンバ3内に有害ガスが生じると
きには、チャンバ3の前側壁に接続されているガス抜用
の配管24の他端に接続されている真空吸引式のガス排
出装置を駆動することにより、この配管24を通じて有
害ガスを外部に排出し、ガス処理装置で無害化できるの
で、工場内の作業環境を良好に保つことができるうえ
に、チャンバ3内の溶融物のガス抜きができるので、こ
の溶融プラスチックを再利用した製品は良質なものとな
る。
【0016】なお、前記したような装置は、攪拌羽根5
が前記したように常時冷却された状態でチャンバー3の
内部に供給されたプラスチック廃材を高速で攪拌するの
で、熱硬化性プラスチックの廃材をチャンバー3の内部
に供給することによりこれをパウダー状に粉砕すること
も可能であるあるから、熱硬化性のプラスチック廃材の
再利用にも利用できることとなる。
が前記したように常時冷却された状態でチャンバー3の
内部に供給されたプラスチック廃材を高速で攪拌するの
で、熱硬化性プラスチックの廃材をチャンバー3の内部
に供給することによりこれをパウダー状に粉砕すること
も可能であるあるから、熱硬化性のプラスチック廃材の
再利用にも利用できることとなる。
【0017】
【発明の効果】本発明は前記説明から明らかなように、
回収したプラスチック廃材をチヤンバ内で冷却媒体によ
り内部より冷却されて過熱することのない攪拌羽根によ
り攪拌し、この攪拌により生じる摩擦熱で短時間のうち
に的確容易に溶融させるとともに、溶融された粘着力の
大きい溶融物を攪拌羽根に付着することなく排出させて
再利用できるようにしたもので、従来は外部からの加熱
により数分以上をかけて溶融していたプラスチック廃材
の溶融を外部からの加熱なくしても30秒〜2分程度の
短時間で溶融することができるうえに、その排出も的確
容易に行なうことができるという利点があり、特に、回
収したプラスチック廃材が2種以上の異質のプラスチッ
ク廃材を含むものであっても、その溶融とミキシングが
的確に行なわれて混合一体化されることとなるので、回
収されたプラスチック廃材の分別作業が不要となり、一
連の作業が簡略化されるばかりでなく熱エネルギーの節
約も可能でコスト上および廃棄物公害上の問題を一挙に
解決できる利点がある。また、本発明の装置は前記した
ような特長を有する再生方法を安価な装置で行なうこと
ができ、経済的に有利なものである。従って本発明は従
来のプラスチック廃材の処理上の問題を解決したプラス
チック廃材の再生方法およびその装置として産業界の発
展に寄与するところ極めて大きいものがある。
回収したプラスチック廃材をチヤンバ内で冷却媒体によ
り内部より冷却されて過熱することのない攪拌羽根によ
り攪拌し、この攪拌により生じる摩擦熱で短時間のうち
に的確容易に溶融させるとともに、溶融された粘着力の
大きい溶融物を攪拌羽根に付着することなく排出させて
再利用できるようにしたもので、従来は外部からの加熱
により数分以上をかけて溶融していたプラスチック廃材
の溶融を外部からの加熱なくしても30秒〜2分程度の
短時間で溶融することができるうえに、その排出も的確
容易に行なうことができるという利点があり、特に、回
収したプラスチック廃材が2種以上の異質のプラスチッ
ク廃材を含むものであっても、その溶融とミキシングが
的確に行なわれて混合一体化されることとなるので、回
収されたプラスチック廃材の分別作業が不要となり、一
連の作業が簡略化されるばかりでなく熱エネルギーの節
約も可能でコスト上および廃棄物公害上の問題を一挙に
解決できる利点がある。また、本発明の装置は前記した
ような特長を有する再生方法を安価な装置で行なうこと
ができ、経済的に有利なものである。従って本発明は従
来のプラスチック廃材の処理上の問題を解決したプラス
チック廃材の再生方法およびその装置として産業界の発
展に寄与するところ極めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラスチック廃材の再生装置の好
ましい実施の形態を示す一部切欠正面図である。
ましい実施の形態を示す一部切欠正面図である。
【図2】本発明方法における溶融温度と負荷電流の変化
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
3 チヤンバ 5 攪拌羽根 5a 回転軸 5b 羽根板 8 循環路 10 中空部 11 循環パイプ 16 モータ 18 供給口 19 排出扉 24 ガス抜き用の配管 25 制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29K 105:26
Claims (9)
- 【請求項1】 回収したプラスチック廃材を細片化して
これを高速回転する攪拌羽根が設けられたチヤンバ内に
供給し、チヤンバ内でプラスチック廃材を前記攪拌羽根
による攪拌により生じる摩擦熱で溶融させたうえ再利用
するようにしたプラスチック廃材の再生方法であって、
前記攪拌羽根をその高速回転中に該攪拌羽根の中空部に
外部から供給されて循環排出される冷却媒体により冷却
することによって溶融されたプラスチック廃材の温度よ
り低温に保持されるようにして溶融したプラスチック廃
材が攪拌羽根に粘着することを防ぎながら攪拌を継続で
きるようにしたことを特徴とするプうスチック廃材の再
生方法。 - 【請求項2】 回収したプラスチック廃材が、2種以上
の異質のプラスチック廃材を含むものである請求項1に
記載のプラスチック廃材の再生方法。 - 【請求項3】 摩擦熱で溶融させた溶融プラスチック廃
材により直接製品を成形する請求項1または2に記載の
プラスチック廃材の再生方法。 - 【請求項4】 摩擦熱で溶融させた溶融プラスチック廃
材により一旦再生プラスチック原料を成形し、この再生
プラスチック原料を主材として製品を成形する請求項1
または2に記載のプラスチック廃材の再生方法。 - 【請求項5】 細片化されたプラスチック廃材を供給す
る供給口(18)に続かせたチヤンバ(3) 内に回転軸(5a)を
中空とする攪拌羽根(5) を高速回転自在に設けてこの回
転軸(5a)の中空部に冷却媒体給排用の循環路(8) を接続
したことを特徴とするプラスチック廃材再生装置。 - 【請求項6】 チャンバ(3) の壁を中空壁としてこの中
空部(10)に冷却媒体給排用の循環パイプ(11)を接続して
ある請求項5に記載のプうスチック廃材再生装置。 - 【請求項7】 攪拌羽根(5) の羽根(5b)のうち少なくと
も前端と後端の羽根は、チャンバー(3) 内で溶融された
プラスチック廃材がチャンバ(3) の中心に向け案内され
るように傾斜して回転軸(5a)に張設されている請求項5
または6に記載のプラスチック廃材の再生装置。 - 【請求項8】 チャンバ(3) にはその内部でプラスチッ
ク廃材が溶融する際に生じたガスを吸引排出するガス抜
き用の配管(24)を接続してある請求項5または6または
7に記載のプラスチック廃材の再生装置。 - 【請求項9】 攪拌羽根(5) を高速回転させるモータ(1
6)に、モータ電源の負荷電流がピークに到達後一定時間
経過すると、チャンバ(3) 内から溶融されたプラスチッ
ク廃材が排出されるように排出扉(19)を開く制御盤(25)
を接続してある請求項5または6または7または8に記
載のプラスチック廃材の再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13247297A JPH10329139A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | プラスチック廃材の再生方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13247297A JPH10329139A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | プラスチック廃材の再生方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10329139A true JPH10329139A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15082184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13247297A Pending JPH10329139A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | プラスチック廃材の再生方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10329139A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004300187A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-28 | Kawata Mfg Co Ltd | 廃プラスチックの熱分解装置 |
KR101355950B1 (ko) * | 2013-07-25 | 2014-01-28 | 나투라개발 주식회사 | 폐합성수지의 용융 고형화 장치 및 방법 |
CN109387029A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-02-26 | 长兴科特邦服装材料有限公司 | 一种化纤粒翻滚冷却机 |
CN110762022A (zh) * | 2018-07-26 | 2020-02-07 | 宣城坚腾智能传动设备有限公司 | 一种一体式水泵 |
CN112720908A (zh) * | 2021-01-08 | 2021-04-30 | 南昌大学 | 一种热风熔融塑料挤出造粒机及其使用方法 |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP13247297A patent/JPH10329139A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004300187A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-28 | Kawata Mfg Co Ltd | 廃プラスチックの熱分解装置 |
KR101355950B1 (ko) * | 2013-07-25 | 2014-01-28 | 나투라개발 주식회사 | 폐합성수지의 용융 고형화 장치 및 방법 |
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CN109387029A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-02-26 | 长兴科特邦服装材料有限公司 | 一种化纤粒翻滚冷却机 |
CN109387029B (zh) * | 2018-10-30 | 2021-09-07 | 桐乡市佑通新材料有限公司 | 一种化纤粒翻滚冷却机 |
CN112720908A (zh) * | 2021-01-08 | 2021-04-30 | 南昌大学 | 一种热风熔融塑料挤出造粒机及其使用方法 |
CN112720908B (zh) * | 2021-01-08 | 2024-05-31 | 南昌大学 | 一种热风熔融塑料挤出造粒机及其使用方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061013 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070223 |