JPH10329059A - 2アーム方式の搬送用ロボット装置 - Google Patents
2アーム方式の搬送用ロボット装置Info
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Abstract
生産性の良好な2アーム方式の搬送用ロボット装置を提
供すること。 【解決手段】 固定の枠体に同軸に支持された第1乃至
第4の回転軸が、固定の枠体に取付けられた、第1乃至
第4の回転駆動機に連結される。対をなす第1アーム
と、第1アームの夫々の先端に軸支されて、先端に歯車
が取付けられた対をなす第2アームと、前記歯車が噛合
うように第2アームの先端部を回転軸受機構を介して連
結する第1のハンド部材とにより第1のアーム機構が構
成される。第1のアーム機構と実質的に同一構造の第2
のアーム機構と、第1のアーム機構とが、垂直方向に離
間されて、夫々第1および第2の回転軸と、第3および
第4の回転軸とに取付けられる。2個のハンド部材は干
渉することなく、夫々自在に直線移動および旋回される
ため、待ち時間なく被加工物を搬送することができる。
Description
液晶基板製造装置等に用いられて、特には、真空雰囲気
下で被加工物を処理室間に搬送するための2アーム方式
の搬送用ロボット装置に関する。
置等においては、被加工物、例えばウエハを載置するた
めのハンド部材をアームにより水平方向に直線的に移動
させると共に、ハンド部材を先端に取付けたアームを水
平方向に旋回させる搬送用ロボット装置が用いられ、こ
の搬送用ロボット装置の旋回軸を中心とした放射状の複
数箇所に各種の製造工程にたずさわる処理室が配置され
て、搬送用ロボット装置により、適宜の処理室間に被加
工物が搬入・搬出されている。
夫々のアームの先端にハンド部材を取付けた、いわゆる
2アーム方式の搬送用ロボットが使用されている。
としては、例えば、図10乃至図13に示される装置が
提言されている。すなわち、図10乃至図13におい
て、80は固定の枠体、81は、固定の枠体80に対し
て適宜の駆動機により軸芯O1 のまわりに旋回される水
平旋回台、82は水平旋回台81の軸芯O1 と平行な第
1支点P1 のまわりで回転自在に支持された第1のアー
ムで、この第1のアーム82は旋回台81に取付けられ
た適宜の駆動機により適宜に回転駆動される。83は第
1のアーム82に対して第1支点P1 に平行な第2支点
Q1 のまわりで回転自在に支持された第2のアーム、8
4は第2のアーム83に対して第2支点Q1 に平行な第
3支点R1 のまわりで回転自在に支持されたハンド部
材、85は、第1支点P1 を軸芯として旋回台81に固
定された第1の回転伝達部材、86は、第2支点Q1 を
軸芯として第2のアーム83に固定された第2の回転伝
達部材、87は、第2支点Q1 を軸芯として第1のアー
ム82に固定された第3の回転伝達部材、88は、第3
支点R1 を軸芯としてハンド部材84に固定された第4
の回転伝達部材、89および90は、第1の回転伝達部
材85と第2の回転伝達部材86および第3の回転伝達
部材87と第4の回転伝達部材88との間に夫々配設さ
れた第1および第2の連結具である。なお、第1および
第2の支点の間隔Sと、第3および第4の支点の間隔S
とが同一で、かつ第1の回転伝達部材85と第2の回転
伝達部材86および第4の回転伝達部材88と第3の回
転伝達部材87との半径比が夫々2:1に形成されてい
る。勿論、第1乃至第4の回転伝達部材85乃至88
は、チェーンスプロケットあるいはプーリーが適宜に用
いられ、これらに応じて第1および第2の連結具89,
90はチェーンあるいは歯付ベルト等が適宜に用いられ
る。
91が構成され、この第1のアーム機構とX−X線に対
して線対称に構成された第2のアーム機構92が、軸芯
O1と平行な第2支点P2 のまわりで回転自在に支持さ
れている。すなわち、軸芯O1 と第1及び第2の支点P
1 、P2 との間隔は同一である。上記80乃至92によ
り2アーム方式の搬送用ロボット装置が構成されてい
る。この搬送用ロボット装置において、第1及び第2の
アーム機構91、92の動作は線対称であるが、実質的
に同一であるため、第1のアーム機構91の動作につい
て説明する。今、仮に旋回台81が固定の枠体80に対
して固定の状態に維持されているものとする。図12に
おいて、第1,第2および第3支点P1 ,Q1 ,R1 が
一直線上に位置する状態で駆動機により第1のアーム8
2が第1支点P1 を中心として反時計方向に角度θだけ
回動されたものとする。
あり、このときに第2支点Q1 がQ11の位置まで角度θ
だけ反時計方向に移動すれば、第1および第2の回転伝
達部材85,86間に配設された第1の連結具89のう
ち、Y1 方向のものは第1の回転伝達部材85に巻きつ
き、Y2 方向のものは第1の回転伝達部材85から巻戻
された状態となる。すなわち、図12において第1の連
結具89はa1 およびa2 ロの方向に移動する。これに
より第2の回転伝達部材86は第2支点Q1 を中心とし
て時計方向に回動される。ところで第1の回転伝達部材
85と第2の回転伝達部材86とは半径比が2:1であ
るため、上記のごとく、第1のアーム82が第1支点P
1 を中心として角度θだけ反時計方向に回動すれば、第
2の回転伝達部材86は第2支点Q11を中心として角度
2θだけ時計方向に回動される。この場合、第2の回転
伝達部材86は第2のアーム83に固定されているた
め、第2の回転伝達部材86と第2のアーム83とは第
2支点Q1 を中心として角度2θだけ時計方向に回動さ
れる。すなわち、第1,第2および第3支点P1 ,
Q1 ,R1 が一直線上に位置する状態で第1のアーム8
2が第1支点P1 を中心として反時計方向に角度θだけ
回動されると、仮想的に第3支点はR11の位置に回動さ
れるが、この場合、上記のごとく、第2の回転伝達部材
86は第2支点Q11を中心として角度2θだけ時計方向
に回動される。このため、第3支点R11は第2支点Q11
を中心として角度2θだけ時計方向に回動されて、R12
の位置に回動される。従って、上記のごとく第1のアー
ム82が上記のごとく第1支点P1 を中心として反時計
方向に角度θだけ回動されたときの第3支点R12の位置
は、第1および第2のアーム82,83の回動前の第1
および第3支点P1 ,R1 を結ぶ直線状に位置してい
る。
により仮想的にR11に位置する第3支点が第2支点Q11
を中心として角度2θだけ、すなわちR12の位置まで時
計方向に回動された場合、第1のアーム82に固定され
た第3の回転伝達部材87と第4の回転伝達部材88と
の間に配設された第2の連結具90のうち、Y2 方向の
ものは第3の回転伝達部材87に巻きつき、Y1 方向の
ものは第3の回転伝達部材87から巻戻された状態とな
る。すなわち、図12において第2の連結具90は、b
1 およびb2 の方向に移動する。これにより第4の回転
伝達部材88は第3支点R12を中心として反時計方向に
回動される。ところで、上記のごとく、第2のアーム8
3が第2支点Q11を中心として角度2θだけ時計方向に
回動すれば、第4の回転伝達部材88と第3の回転伝達
部材87とは半径比が2:1であるため、第4の回転伝
達部材88は第3支点R12を中心として角度θだけ反時
計方向に回動され、結果として、第4の回転伝達部材8
8の特定点C0 は第1および第3支点P1 ,R12を結ぶ
直線上の点C1 に位置されることとなる。
点P1 を中心として反時計方向に回動され、この場合、
第4の回転伝達部材88に固定されたハンド部材84
は、第1のアーム82の回動前の第1および第3支点P
1 ,R1 を結ぶ直線上で、初期姿勢を維持しつつ第1の
アーム機構91がX方向に駆動される。
び第3支点P2 ,R2 を結ぶ直線上で、初期姿勢を維持
しつつX方向に駆動される。この第1および第2のアー
ム機構91、92の夫々のハンド部材84A、84B
は、支点P1 、P2 間の位置となるように取付けられる
と共に、ハンド部材84A、84Bの先端部は上下方向
に間隔を設けて取付けられているため、第1および第2
のアーム機構91、92の直線移動時に、夫々のハンド
部材84、84は相互に干渉することなく軸芯O1 を通
るX−X線に沿って移動する。さらに、水平旋回台81
が軸芯O1 のまわりに旋回されることにより、第1およ
び第2のアーム機構91、92が同時に軸芯O1 のまわ
りに旋回される。
装置の旋回軸芯O1 を中心とした円周方向の放射状の複
数箇所に、例えば6箇所に適宜の処理室71〜76を配
置して、被加工物の搬送処理が適宜に行なわれている。
来の2アーム方式の搬送用ロボット装置においては、図
10乃至図13示されるごとく、第1および第2のアー
ム機構91,92の回転駆動軸の軸芯P1 ,P2 は水平
旋回台81の旋回軸の軸芯O1 を跨いで配置されている
ため、水平旋回台81の回転半径が大きくなる。このた
め、水平旋回台81を固定の枠体80に回転自在に取付
けるための回転用軸受93,93や、この回転部分を上
下方向に対して気密に維持するための磁性流体シール9
4が大径となり、装置が大径化すると共に大径の回転用
軸受93,93および大径の磁性流体シール94の使用
により装置が高価となっていた。
1,92のハンド部材84A,84Bを夫々直線移動さ
せるための回転駆動機は、水平旋回台81に搭載され
て、水平旋回台81と共に旋回されるが、この回転用駆
動機には固定の枠体80側から給電用のケーブルが配線
されるため、このケーブルの段線防止として旋回角度、
すなわち旋回回数が制限されていた。このため、初期設
置状態に対して、水平旋回台81の旋回中心O1 に対す
る時計廻りおよび反時計廻りの旋回角度が許容値、例え
ば夫々540度以内となるように制限するための電気的
監視装置が必要であり、装置が高価となる割りには、装
置としての使い勝手が悪かった。
に搭載した第1および第2のアーム機構91,92が同
時に旋回するため、使用上次のような問題があった。
物であるウエハが収納された供給処理室72に対して、
第1及び第2のアーム機構91,92が順次に作動され
て夫々2個のハンド部材84A,84B上にウエハが載
置され、この後ウエハが処理室73と処理室71とに搬
送されるものとする。この場合、まず第1および第2の
アーム機構91,92を搭載した水平旋回台81が適宜
に旋回され、続いて例えば第1のアーム機構91が作動
されて処理室73内にウエハが搬送される。この後、水
平旋回台81が処理室71相当方向に旋回され、続いて
第2のアーム機構92が作動されて処理室71内にウエ
ハが搬送される。
回台81が処理室72から処理室73相当位置へ旋回す
る旋回時間、第1のアーム機構91による処理室73内
へのウエハの搬入時間および水平旋回台81が処理室7
3から処理室71相当位置へ旋回するときの途中時間、
すなわち処理室73から処理室72相当位置まで水平旋
回台81が旋回するまでの遊走旋回時間の合計時間が処
理室71にとっての待ち時間となっている。
が離れる程大きくなり、しかも、2アーム式の搬送用ロ
ボット装置は多数の処理室、例えば71〜76に対して
適宜に反復作動されて被加工物の搬送が行なわれるた
め、1日の作業における上記待ち時間の合計時間は相当
な値となっていた。このため、上記待ち時間の少ない、
生産性の良好な2アーム方式の搬送用ロボット装置の実
現が嘱望されていた。
で、その目的は、コンパクトで使い勝手が良く、かつ安
価で生産性の良好な2アーム方式の搬送用ロボット装置
を提供することである。
め、本第1の発明は、被加工物を載置するためのハンド
部材を夫々先端に取付けた第1および第2のアーム機構
を有し、該ハンド部材を水平方向に直線移動させると共
に該ハンド部材を水平方向に旋回させる2アーム方式の
搬送用ロボット装置に適用される。その特徴とするとこ
ろは、固定の枠体と、垂直線を軸芯として前記固定の枠
体に回転自在に同軸に支持された第1乃至第4の回転軸
と、前記固定の枠体に取付けられて、前記第1乃至第4
の回転軸に夫々連結された第1乃至第4の回転駆動機
と、前記第1および第2の回転軸に夫々取付けられた対
をなす第1アームと、前記第1アームの夫々の先端に垂
直線廻りに回転自在に取付けられて、夫々の先端に歯車
が取付けられた対をなす第2アームと、前記歯車が噛合
うように前記第2アームの先端部を回転軸受機構を介し
て連結する第1のハンド部材と、前記第3および第4の
回転軸に夫々取付けられた、前記第1アームと実質的に
同一構造の第3アームと、前記第3アームの夫々の先端
に取付けられた、前記第2アームと実質的に同一構造の
第4アームと、前記第4アームの先端部を連結する、前
記第1のハンド部材と実質的に同一構造の第2のハンド
部材と、前記第1および第2の回転駆動機と前記第3お
よび第4の回転駆動機が適宜に夫々同一方向と逆方向と
に同期回転制御される制御装置とを具備し、前記第1ア
ームと第3アームとが垂直方向に離設されると共に第2
アームと第4アームおよび第1のハンド部材と第2のハ
ンド部材が垂直方向に相対向して配設されたことであ
る。
おいて、前記第2アームおよび第4アームの先端部に設
けられる回転軸受機構は、第2アームおよび第4アーム
の先端部に垂直方向に貫通する大径の貫通孔と、該貫通
孔に遊入される円板と、該円板が貫通孔に遊入された状
態で、貫通孔および円板の内外周部に相対向して周設さ
れる円状の溝と、該円状の溝に連通するように第2アー
ムおよび第4アームの先端部に設けられた通路と、該通
路より円状の溝内に挿入された複数個の球体と、球体が
挿入された状態で第2アームおよび第4アームの先端部
に設けられた通路を遮断する遮断具とからなる薄肉状の
回転軸受機構であることを特徴としている。
2の発明において、前記同軸に支持された第1乃至第4
の回転軸は、気密用の磁性流体シールを介して回転自在
に支持されてなることを特徴としている。
いては、第1乃至第4の回転軸は、垂直線を軸芯として
同軸に回転支持されているため、第1乃至第4の回転軸
を回転自在に支持する回転軸受および気密用の磁性流体
シールを夫々可及的に小径とすることができ、装置がコ
ンパクトとなり、かつ小径の回転軸受および小径の磁性
流体シールを使用するため装置が安価となる。
直方向に離設されると共に第2アームと第4アームおよ
び第1のハンド部材と第2のハンド部材が垂直方向に相
対向して配設されているため、第1および第2のハンド
部材は相互に干渉することがなく、かつ第1および第2
のハンド部材の相互の上下面の間隔を小さくすることが
でき、ハンド部材出入り用の真空処理室の窓を小さくす
ることができる。
前記第3および第4の回転駆動機が適宜に夫々同一方向
と逆方向とに同期回転制御されてハンド部材が適宜に旋
回と直線移動される。このように、第1および第2のハ
ンド部材は相互に干渉することがなく、かつ夫々任意
に、自在に直線移動および旋回されるため、待ち時間な
く第1および第2のハンド部材により被加工物を適宜の
処理室に対して搬送することができ、生産性が向上す
る。
に干渉することがなく、かつ第1乃至第4の回転駆動機
は固定の枠体に取付けられているため、第1および第2
のハンド部材を水平方向に旋回させるときには、角度に
制限されることなく旋回させることができる。このた
め、第1および第2のハンド部材は、旋回角度、すなわ
ち旋回方向の回動角度の確認が必要であった従来の装置
に比較して、旋回角度に関係なく自在位置に旋回されて
被加工物の搬送を行なうことができるため、従来に比べ
て装置の使い勝手がよい。
トで使い勝手が良く、かつ安価で生産性の良好な2アー
ム方式の搬送用ロボット装置を実現することができる。
ームおよび第4のアームの先端部に設けられる回転軸受
機構は、第2アームおよび第4アームの先端部に垂直方
向に貫通する大径の貫通孔に円板が遊入された状態で、
貫通孔と円板との内外周部に周設される円状の溝に球体
が挿入・配置された薄肉状の回転軸受機構であるため、
第1および第2のハンド部材の上下面間の間隔を極めて
小さくすることができ、ハンド部材出入り用の真空処理
室の窓を極めて小さくすることができる。このため、真
空雰囲下で処理が行われる半導体製造装置等の搬送用ロ
ボット装置として、特に好適である。
り詳細に説明する。図1乃至図9において、1は固定の
枠体、2乃至5は、垂直線O1 −O1 を軸芯として固定
の枠体1に回転自在に同軸に支持された第1乃至第4の
回転軸で、適宜に回転軸受を介して支持されている。例
えば、固定の枠体1は真空室V.Cに取付けられるが、
真空状態を維持するために、夫々の回転軸部には気密用
の磁性流体シール6乃至9が配設されている。
乃至5に夫々固定された第1乃至第4の回転伝達部材
で、これらの第1乃至第4の回転伝達部材11乃至14
は、固定の枠体1に夫々支持された第1乃至第4の回転
駆動機15乃至18により駆動される。すなわち第1乃
至第4の回転駆動機15乃至18に適宜に連結された減
速機、回転伝達部材および連結具を介して回転伝達部材
11乃至14が夫々別々に回転駆動される。なお、回転
伝達部材11乃至14は、チェーンスプロケットあるい
はプーリー等が適宜に用いられ、これに応じてチェーン
あるいは歯付ベルト等の連結具が適宜に用いられる。
回転軸2,3に取付けられた対をなる第1アーム、23
および24は、夫々第1アーム21,22の先端に垂直
線廻りに回転自在に取付けられて、夫々の先端に歯車が
取付けられた対をなす第2アームで、図示の場合、一方
の第2アーム23は第2アーム本体231と、継足しア
ーム232と、第1の歯車233とにより構成されてい
る。また、他方の第2アーム24は第2アーム本体24
1と、継足しアーム242と、第2の歯車243とによ
り構成されている。25は、第1および第2の歯車23
3,243が噛合うように夫々の第2アーム23,24
の先端部を後述する回転軸受機構32を介して連結する
第1のハンド部材である。
ーム23の先端部に垂直方向に貫通する大径の貫通孔2
6と、該貫通孔26に遊入される円板27と、該円板2
7が貫通孔26に遊入された状態で、貫通孔26の内周
部と円板27の外周部とに周設されて相対向する円状の
溝28と、円状の溝28に連通するように第2アーム2
3に設けられた通路29と、該通路29より円状の溝2
8内に挿入された複数個の球体30と、球体30が円状
の溝28内に挿入された状態で第2アーム23に設けら
れた通路29を遮断する遮断具31とにより構成されて
いる。
ーム24の先端部に設けられている。
27,27と第1のハンド部材25とが一体的に取付け
られる。例えば第1のハンド部材25に最終組立て構造
が水平方向の一方に開口する開口部を設け、この開口部
に円板27,27を挿入した状態で第1のハンド部材2
5と円板27,27とを一体的に取付けるものとすれ
ば、第1のハンド部材25基部側を可及的に薄く、かつ
機械的強度を大きくすることができる。上記21乃至3
2により、第1のアーム機構33が構成される。
構造をした第2のアーム機構53が第3および第4の回
転軸4,5に取付けられている。
に夫々取付けられた、第1アーム21,22と実質的に
同一構造の第3アーム41,42と、第3アーム41,
42の夫々の先端に取付けられた、第2アーム23,2
4と実質的に同一構造の第4アーム43,44と、第4
アーム43,44の先端部を連結する、第1のハンド部
材25と実質的に同一構造の第2のハンド部材45とに
より第2のアーム機構53が構成されている。
は、第1および第2の歯車233,243と実質的同一
構造の第3および第4の歯車433,443が設けられ
ていて、この第3および第4の歯車433,443が噛
合うように夫々の第4アーム43,44の先端部と第2
のハンド部材45とが回転軸受機構32,32を介して
相互に回転自在に連結されている。
41,42とは垂直方向に離間して配設されると共に、
第2アーム23,24と第4アーム43,44および第
1のハンド部材25と第2のハンド部材45は垂直方向
に相対向して配設されている。勿論、上下に接近して配
設される第1および第2のハンド部材25,45の自由
端部に被加工物が載置されるが、例えば、図示のごと
く、第1および第2のハンド部材25,45には夫々の
自由端部の上面に被加工物を載置するための広幅の溝を
形成した方が好ましい。
用ロボット装置が構成される。なお、第1および第2の
回転駆動機15,16と、第3および第4の回転駆動機
17,18とが、制御装置により適宜に夫々同一方向と
逆方向とに同期回転制御される。勿論、垂直の軸芯O1
を中心とした放射状の複数箇所に適宜に複数の処理室が
設けられることは、従来と同様である。
構33の動作について説明する。図1および図2におい
て、第1および第2の回転駆動機15,16が互いに逆
方向に同期して回転されると、第1アーム21,22は
軸芯O1 廻りに相互に反対方向に回動される。第1およ
び第2の回転駆動機15,16が互いに逆方向に同期回
転されて、例えば、一方の第1アーム21が軸芯O1 廻
りに時計方向に回動されると、他方の第1アーム22が
軸芯O1 廻りに反時計方向に、一方の第1アーム21と
同じ角度だけ回動される。
端部に回転自在に取付けられた第2アーム23,24
は、第2アーム23,24の夫々先端に取付けられた歯
車233,243が噛合い、かつ回転軸受機構32,3
2を介して第1のハンド部材25に回転自在に連結され
ているため、軸芯O1 廻りに回動される第1アーム2
1,22の自由端部が同期して離間されると、この第1
アーム21,22に追従する第2アーム23,24は、
第2アーム23,24の夫々先端に取付けられた歯車2
33,243が噛合いつつ、回転軸受機構32,32の
軸芯O2 ,O3 廻りに同期回転して、結果として第1の
ハンド部材25が軸芯O1 を通る水平方向の直線上を軸
芯O1 方向に引寄せられる。
平方向に所望量だけ直線移動されると、第1および第2
の回転駆動機15,16が停止される。すなわち、第1
アーム21,22および第2アーム23,24の配置が
相互に屈折されて、第1のハンド部材25が軸芯O1 方
向に引寄せられた状態が、第1のハンド部材25の水平
旋回状態である。
平旋回状態に配置されている場合に、軸芯O1 廻りに第
1アーム21,22の自由端部が相互に接近するよう
に、第1および第2の回転駆動機15,16が互いに逆
方向に同期回転されると、第1アーム21,22および
第2アーム23,24は相互に同期回転されて、上記動
作とは反対に第1アーム21,22および第2アーム2
3,24の配置状況が水平半径方向に伸ばされて、第1
のハンド部材25に対して被加工物を搬入・搬出する状
態で、第1および第2の回転駆動機15,16が停止さ
れる。
作について説明する。今、上記したごとく、第1のハン
ド部材25が軸芯O1 方向に引寄せられた、水平旋回状
態に配置されているものとする。この場合、第1および
第2の回転駆動機15,16が互いに同一方向に同期回
転されると、第1アーム21,22が軸芯O1 廻りに時
計方向または反時計方向の同一方向に同期して回転され
る。これにより、第2アーム23,24を介して第1ア
ーム21,22に連結された第1のハンド部材25が、
軸芯O1 廻りに所定角度だけ旋回された状態で、第1お
よび第2の回転駆動機15,16が停止される。
角度旋回された後、第1のハンド部材25が軸芯O1 を
通る水平方向に突出するように、第1および第2の回転
駆動機15,16が互いに逆方向に同期回転されて、第
1のハンド部材25が被加工物の搬入・搬出位置へと位
置変位される。
芯O1 方向に引寄せられた水平旋回状態の位置に位置変
位されることはすでに説明した通りである。
アーム機構33と垂直方向に離間して配設される第2の
アーム機構53も第1のアーム機構33と同一の形態で
作動される。すなわち第3および第4の回転駆動機1
7,18が同一方向に同期回転されつつ第2のハンド部
材45が軸芯O1 廻りに水平旋回され、さらに第3およ
び第4の回転駆動機17,18が互いに逆方向に同期し
て回転されることにより、第2のハンド部材45が軸芯
O1 を通る水平方向の直線上を移動して、被加工物の搬
入・搬出位置と水平旋回状態の位置とに位置変位され
る。勿論、第1のアーム機構33と第2のアーム機構5
3とは垂直方向に離間して配設されているため、これら
を個別に自在に作動させても相互に干渉することはな
い。
2のアーム機構53が相互の位置・姿勢の状態に拘わら
ず夫々別々に作動されて、第1および第2のハンド部材
25,45が夫々個別に水平方向の直線移動と旋回との
状態に自在に選定される。
〜18は、垂直線を軸芯として同軸に回転支持されてい
るため、第1乃至第4の回転軸15〜18を回転自在に
支持する回転軸受および気密用の磁性流体シールを夫々
可及的に小径とすることができ、装置がコンパクトとな
り、かつ小径の回転軸受および小径の磁性流体シールを
使用するため装置が安価となる。
41,42とが垂直方向に離設されると共に第2アーム
23,24と第4アーム43,44および第1のハンド
部材25と第2のハンド部材45が垂直方向に相対向し
て配設されているため、第1および第2のハンド部材2
5,45は相互に干渉することがなく、かつ第1および
第2のハンド部材25,45の相互の上下面の間隔H1
を小さくすることができ、ハンド部材出入り用の真空処
理室の窓を小さくすることができる。
16と第3および第4の回転駆動機17,18が適宜に
夫々同一方向と逆方向とに同期回転制御されて、第1お
よび第2のハンド部材25,45が夫々適宜に旋回と直
線移動される。このように、第1および第2のハンド部
材25,45は相互に干渉することがなく、かつ夫々任
意に、自在に直線移動および旋回されるため、待ち時間
なく第1および第2のハンド部材25,45により被加
工物を適宜の処理室に対して搬送することができ、生産
性が向上する。
45は相互に干渉することがなく、かつ第1乃至第4の
回転駆動機15〜18は固定の枠体1に取付けられてい
るため、第1および第2のハンド部材25,45を水平
方向に旋回させるときには、角度に制限されることなく
旋回させることができる。このため、第1および第2の
ハンド部材25,45は、旋回角度、すなわち旋回方向
の回動角度の確認が必要であった従来の装置に比較し
て、旋回角度に関係なく自在位置に旋回されて被加工物
の搬送を行なうことができるため、従来に比べて装置の
使い勝手がよい。
トで使い勝手が良く、かつ安価で生産性の良好な2アー
ム方式の搬送用ロボット装置を実現することができる。
23,24および第4のアーム43,44の夫々の先端
部に設けられる回転軸受機構32は、第2アーム23,
24および第4のアーム43,44の先端部に垂直方向
に貫通する大径の貫通孔26に円板27が遊入された状
態で、貫通孔26と円板27との内外周部に周設される
円状の溝28に球体30が挿入・配置された薄肉状の回
転軸受機構32であるため、第1および第2のハンド部
材25,45の上下面間の間隔H1 を極めて小さくする
ことができ、ハンド部材出入り用の真空処理室の窓を極
めて小さくすることができる。このため、真空雰囲下で
処理が行われる半導体製造装置等の搬送用ロボット装置
として、特に好適である。
発明に係る搬送用ロボット装置は、被加工物を載置する
ためのハンド部材を夫々先端に取付けた第1および第2
のアーム機構を有し、該ハンド部材を水平方向に直線移
動させると共に該ハンド部材を水平方向に旋回させる2
アーム方式の搬送用ロボット装置において、固定の枠体
と、垂直線を軸芯として前記固定の枠体に回転自在に同
軸に支持された第1乃至第4の回転軸と、前記固定の枠
体に取付けられて、前記第1乃至第4の回転軸に夫々連
結された第1乃至第4の回転駆動機と、前記第1および
第2の回転軸に夫々取付けられた対をなす第1アーム
と、前記第1アームの夫々の先端に垂直線廻りに回転自
在に取付けられて、夫々の先端に歯車が取付けられた対
をなす第2アームと、前記歯車が噛合うように前記第2
アームの先端部を回転軸受機構を介して連結する第1の
ハンド部材と、前記第3および第4の回転軸に夫々取付
けられた、前記第1アームと実質的に同一構造の第3ア
ームと、前記第3アームの夫々の先端に取付けられた、
前記第2アームと実質的に同一構造の第4アームと、前
記第4アームの先端部を連結する、前記第1のハンド部
材と実質的に同一構造の第2のハンド部材と、前記第1
および第2の回転駆動機と前記第3および第4の回転駆
動機が適宜に夫々同一方向と逆方向とに同期回転制御さ
れる制御装置とを具備し、前記第1アームと第3アーム
とが垂直方向に離設されると共に第2アームと第4アー
ムおよび第1のハンド部材と第2のハンド部材が垂直方
向に相対向して配設されてなり、特に、第1乃至第4の
回転軸は、垂直線を軸芯として同軸に回転支持されてい
るため、第1乃至第4の回転軸を回転自在に支持する回
転軸受および気密用の磁性流体シールを夫々可及的に小
径とすることができ、装置がコンパクトとなり、かつ小
径の回転軸受および小径の磁性流体シールを使用するた
め装置が安価となる。
直方向に離設されると共に第2アームと第4アームおよ
び第1のハンド部材と第2のハンド部材が垂直方向に相
対向して配設されているため、第1および第2のハンド
部材は相互に干渉することがなく、かつ第1および第2
のハンド部材の相互の上下面の間隔を小さくすることが
でき、ハンド部材出入り用の真空処理室の窓を小さくす
ることができる。
前記第3および第4の回転駆動機が適宜に夫々同一方向
と逆方向とに同期回転制御されてハンド部材が適宜に旋
回と直線移動される。このように、第1および第2のハ
ンド部材は相互に干渉することがなく、かつ夫々任意
に、自在に直線移動および旋回されるため、待ち時間な
く第1および第2のハンド部材により被加工物を適宜の
処理室に対して搬送することができ、生産性が向上す
る。
に干渉することがなく、かつ第1乃至第4の回転駆動機
は固定の枠体に取付けられているため、第1および第2
のハンド部材を水平方向に旋回させるときには、角度に
制限されることなく旋回させることができる。このた
め、第1および第2のハンド部材は、旋回角度、すなわ
ち旋回方向の回動角度の確認が必要であった従来の装置
に比較して、旋回角度に関係なく自在位置に旋回されて
被加工物の搬送を行なうことができるため、従来に比べ
て装置の使い勝手がよい。
トで使い勝手が良く、かつ安価で生産性の良好な2アー
ム方式の搬送用ロボット装置を実現することができる。
ームおよび第4のアームの先端部に設けられる回転軸受
機構は、第2アームおよび第4アームの先端部に垂直方
向に貫通する大径の貫通孔に円板が遊入された状態で、
貫通孔と円板との内外周部に周設される円状の溝に球体
が挿入・配置された薄肉状の回転軸受機構であるため、
第1および第2のハンド部材の上下面間の間隔を極めて
小さくすることができ、ハンド部材出入り用の真空処理
室の窓を極めて小さくすることができる。このため、真
空雰囲下で処理が行われる半導体製造装置等の搬送用ロ
ボット装置として、特に好適である。
斜視図
説明するための斜視図
た対をなす第2アーム 25 第1のハンド部材 26 第2アームの先端部に設けられた、垂直方向に
貫通する大径の貫通孔 27 貫通孔26に遊入された円板 28 貫通孔26の内周部と円板27の外周部とに周
設された相対向する円状の溝 29 円状の溝28に連通する通路 30 円状の溝28内に挿入された複数個の球体 31 通路29を遮断する遮断具 32 26乃至31よりなる回転軸受機構 33 第1のアーム機構 41,42 対をなす第3アーム 43,44 先端に歯車433,443が取付けられ
た対をなす第4アーム 45 第2のハンド部材 53 第2のアーム機構
Claims (3)
- 【請求項1】 被加工物を載置するためのハンド部材を
夫々先端に取付けた第1および第2のアーム機構を有
し、該ハンド部材を水平方向に直線移動させると共に該
ハンド部材を水平方向に旋回させる2アーム方式の搬送
用ロボット装置において、固定の枠体と、垂直線を軸芯
として前記固定の枠体に回転自在に同軸に支持された第
1乃至第4の回転軸と、前記固定の枠体に取付けられ
て、前記第1乃至第4の回転軸に夫々連結された第1乃
至第4の回転駆動機と、前記第1および第2の回転軸に
夫々取付けられた対をなす第1アームと、前記第1アー
ムの夫々の先端に垂直線廻りに回転自在に取付けられ
て、夫々の先端に歯車が取付けられた対をなす第2アー
ムと、前記歯車が噛合うように前記第2アームの先端部
を回転軸受機構を介して連結する第1のハンド部材と、
前記第3および第4の回転軸に夫々取付けられた、前記
第1アームと実質的に同一構造の第3アームと、前記第
3アームの夫々の先端に取付けられた、前記第2アーム
と実質的に同一構造の第4アームと、前記第4アームの
先端部を連結する、前記第1のハンド部材と実質的に同
一構造の第2のハンド部材と、前記第1および第2の回
転駆動機と前記第3および第4の回転駆動機が適宜に夫
々同一方向と逆方向とに同期回転制御される制御装置と
を具備し、前記第1アームと第3アームとが垂直方向に
離設されると共に第2アームと第4アームおよび第1の
ハンド部材と第2のハンド部材が垂直方向に相対向して
配設されたことを特徴とする2アーム方式の搬送用ロボ
ット装置。 - 【請求項2】 前記第2アームおよび第4アームの先端
部に設けられる回転軸受機構は、第2アームおよび第4
アームの先端部に垂直方向に貫通する大径の貫通孔と、
該貫通孔に遊入される円板と、該円板が貫通孔に遊入さ
れた状態で、貫通孔および円板の内外周部に相対向して
周設される円状の溝と、該円状の溝に連通するように第
2アームおよび第4アームの先端部に設けられた通路
と、該通路より円状の溝内に挿入された複数個の球体
と、球体が挿入された状態で第2アームおよび第4アー
ムの先端部に設けられた通路を遮断する遮断具とからな
る薄肉状の回転軸受機構である請求項1記載の2アーム
方式の搬送用ロボット装置。 - 【請求項3】 前記同軸に支持された第1乃至第4の回
転軸は、気密用の磁性流体シールを介して回転自在に支
持されてなる請求項1または2に記載の2アーム方式の
搬送用ロボット装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9157570A JPH10329059A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 2アーム方式の搬送用ロボット装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9157570A JPH10329059A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 2アーム方式の搬送用ロボット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10329059A true JPH10329059A (ja) | 1998-12-15 |
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ID=15652584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP9157570A Pending JPH10329059A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 2アーム方式の搬送用ロボット装置 |
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