JPH10328961A - 位置決めピン - Google Patents

位置決めピン

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Publication number
JPH10328961A
JPH10328961A JP13732497A JP13732497A JPH10328961A JP H10328961 A JPH10328961 A JP H10328961A JP 13732497 A JP13732497 A JP 13732497A JP 13732497 A JP13732497 A JP 13732497A JP H10328961 A JPH10328961 A JP H10328961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
pin head
positioning
press
head part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13732497A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Nishimoto
晋也 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP13732497A priority Critical patent/JPH10328961A/ja
Publication of JPH10328961A publication Critical patent/JPH10328961A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決めする板体の位置決め精度を向上する
とともに容易に位置決めできる位置決めピンを提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】 本発明の位置決ピンは、基準テーブルに
穿設された基準穴に立設して使用する位置決めピンにお
いて、基準穴に圧入される圧入部と、被位置決め体のガ
イド穴に挿入するテーパ付きピン頭部とを有し、圧入部
とピン頭部とを連結する伸縮部がラチェト機構になって
いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基準テーブルに被
位置決め体を位置決めするために使用される位置決めピ
ンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、板体を積層したり、切削、穿設加
工する為に板体を基準テーブルに配置することが知られ
ている。これらの工程では、例えば、積層した複数の板
体の上下の位置合わせや、任意の位置に精度良く切削、
穿設するために位置決めをする必要があった。
【0003】位置決めする方法としては、例えば、基準
テーブルのガイドに板体を当接させて、端面により位置
決めする方法、板体にガイド穴を穿設し基準テーブルに
立設した位置決ピンに挿入する方法があった。しかしな
がら、基準テーブルのガイドに板体を当接させて位置決
めする方法は、端面の加工精度が位置決め精度に反映
し、端面が粗悪であれば精度を確保するのは困難であっ
た。一方、基準テーブルに立設した位置決ピンに板体の
ガイド穴を嵌合する方法では、位置決ピンが円柱状のス
トレートピン使用すると、ピンの挿入が容易にできるよ
うにガイド穴をピンの外形より大きく穿設するため、精
度は高くならず、さらに、板体の挿入、取外しが困難で
あった。また、上記問題を解決するために、位置決ピン
のピン頭部をR加工したり、テーパ加工を施し、挿入、
取り出しを容易にしたが、位置決ピンの長さが一定のた
め、板体の厚みに応じて交換をする必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題に
鑑みてなされたものであり、位置決めする板体の位置決
め精度を向上するとともに容易に位置決めできる位置決
めピンを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の位置決ピンは、基準テーブルに穿設された基準穴に立
設して使用する位置決めピンにおいて、基準穴に圧入さ
れる圧入部と、被位置決め体のガイド穴に挿入するテー
パ付きピン頭部とを有し、圧入部とピン頭部とを連結す
る伸縮部がラチェト機構になっていることを特徴とす
る。
【0006】本発明の請求項2に記載の位置決ピンは、
上記請求項1のピン頭部を一定角度回転させることによ
り伸縮部が伸縮することを特徴とする。
【0007】本発明の位置決ピンは、圧入部とピン頭部
とを連結する伸縮部がラチェト機構になっており、伸縮
部にピン頭部の内面に形成された鍔と噛み合う溝が形成
され、伸縮部の逆転の防止と、伸縮部を元に戻すためリ
セットピンとバネを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体パッケージ
を一実施形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
【0009】図1は、本発明に係る位置決ピンの一実施
形態を示す断面図でる。本発明の一実施形態の位置決ピ
ン1は、図1に示す如く、基準テーブル5に立設して使
用されるもので、基準テーブル5の基準穴に勘合する圧
入部4と、ラチェト機構を内蔵した伸縮部3と、被位置
決め体7のガイド穴に挿入するピン頭部2とで構成され
ている。
【0010】図に示すように、上記位置決ピン1の圧入
部4は、被位置決め体7を配置する基準テーブル5に形
成された基準穴6に嵌合される部分である。この基準穴
6は、位置決めする被位置決め体7に応じて形成される
もので、例えば、被位置決め体7である板体の任意の位
置に穿設加工するための基準座標となる位置に複数箇所
形成される。したがって、基準テーブル5には複数の位
置決ピン1が立設されている。この基準テーブル5は、
上記加工精度が確保できるように、金属の定盤で形成さ
れている。
【0011】さらに、この基準穴6の外形は、位置決ピ
ン1の圧入部4の外形と相似形であり、円形、楕円形、
多角形等が使用されるが、ピン頭部2を回転させるた
め、位置決ピン1本体が回転しないよう多角形が好まし
い。
【0012】また、ピン頭部2は、先端部が細く、次第
に外形が大きくなるように円柱の側面にテーパが形成さ
れ、ガイド穴8が嵌合し易いように形成されている。し
たがって、このピン頭部2は外形円形である。さらにこ
の形状は、位置決め精度の向上にも有用である。なぜな
ら、ガイド穴8をこのピン頭部2に挿入することによ
り、常にガイド穴8の中心と位置決ピン1の中心とが一
致することができる。
【0013】また、伸縮部3は、上記圧入部4と連接さ
れた固定部分で、ラチェット機構を備え、伸縮部3にピ
ン頭部2の内面に形成された鍔と噛み合う溝が形成さ
れ、伸縮部3の逆転の防止と、伸縮部3を元に戻すため
リセットピンとバネを有する。これらの機構は、ピン頭
部2を回転させることによりラチェット機構を鍔に噛み
合わせて、ピン頭部2が圧入部4方向に一定の距離移動
する用に構成されている。また、ピン頭部2を逆転して
も容易に抜けないようにバネで抑止されている。さら
に、回転させて最下点まで移動するとリセットピンによ
りバネがリセットされピン頭部2を逆転してピン頭部2
を最上点まで移動することができる。
【0014】図1に示す如く、基準テーブル5には、圧
入部4が圧入される圧入穴が穿設されている。本実施形
態では、圧入部4が6角形の形状をしているので、圧入
穴の底部も6角形の形状を有している。また、圧入穴の
上部分は、位置決ピン1が挿入しやすいように、最外径
よりやや大きめ(例えば、0.5mm)の外径で表面ま
で穿設されている。
【0015】圧入された位置決ピン1は、基準テーブル
5の表面よりピン頭部2だけが露出するように配されて
いる。このピン頭部2は図に示すごとく露出し、被位置
決め体7のガイド穴8を嵌合して位置決めすることがで
きる。
【0016】このピン頭部2の露出部分の調整は、位置
決ピン1の伸縮部3がラチェット機構を有しているので
一定の角度を回転することで、任意の距離を移動するこ
とができ、必要な露出高さを得ることができる。そし
て、ピン頭部2の露出部分の高さを調整することによ
り、例えば、被位置決め体7が板体であると、その板厚
に応じた高さに調整することができる。
【0017】また、このピン頭部2はテーパを有してい
るので、ガイド穴8に応じたピン経を設定することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る位置決ピ
ンは、基準テーブルに穿設された基準穴に立設して使用
する位置決めピンにおいて、基準穴に圧入される圧入部
と、被位置決め体のガイド穴に挿入するテーパ付きピン
頭部とを有し、圧入部とピン頭部とを連結する伸縮部が
ラチェト機構を有し、前記位置決ピンのピン頭部を一定
角度回転させることにより伸縮部が伸縮するので、位置
決めする被位置決め体に応じたピン径を設定することが
でき、ガイド穴の中心にピン頭部を誘導し、精度よい位
置決めをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す位置決めのようすを
示す断面図である。
【符号の説明】
1 位置決ピン 2 ピン頭部 3 伸縮部 4 圧入部 5 基準テーブル 6 基準穴 7 被位置決め体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準テーブルに穿設された基準穴に立設
    して使用する位置決めピンにおいて、基準穴に圧入され
    る圧入部と、被位置決め体のガイド穴に挿入するテーパ
    付きピン頭部とを有し、圧入部とピン頭部とを連結する
    伸縮部がラチェト機構になっていることを特徴とする位
    置決ピン。
  2. 【請求項2】 上記請求項1の位置決ピンにおいて、位
    置決ピンのピン頭部を一定角度回転させることにより伸
    縮部が伸縮することを特徴とする位置決ピン。
JP13732497A 1997-05-27 1997-05-27 位置決めピン Pending JPH10328961A (ja)

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