JPH10328747A - 管材の外周面に周方向の凸部を突出形成する方法および装置 - Google Patents

管材の外周面に周方向の凸部を突出形成する方法および装置

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JPH10328747A
JPH10328747A JP16198997A JP16198997A JPH10328747A JP H10328747 A JPH10328747 A JP H10328747A JP 16198997 A JP16198997 A JP 16198997A JP 16198997 A JP16198997 A JP 16198997A JP H10328747 A JPH10328747 A JP H10328747A
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卓史 横山
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    • B21D17/02Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles by pressing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管材の外周面の任意の所望部位に周方向の凸部
を形成する。 【解決手段】管材1の周面形状に対応した第一型材11
および第二型材13を、所望部位を挟むようにして管材
1の周面全体に密着あるいは密接させる工程と、管材1
の端縁の一端あるいは両端を長さ方向に押圧する工程と
からなり、管材を押圧する工程において、押圧する側に
位置する型材13を管材1の周面に密着あるいは密接さ
せた状態で押圧方向に移動させるようにし、第一型材1
と第二型材13との間に位置して周面を突出形成するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管材の外周面に周方
向の凸部を形成する加工法および装置に係り、好適に
は、いわゆる自動販売機における缶ラックに用いる横材
の製造法に関するものである。もっとも、本願発明は缶
ラックの横材の製造にのみ適用されるものではなく、管
材の外周面の所望部位に周方向の凸部を形成するような
部材全般に広く適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる自動販売機における缶ラック
は、所定間隔を存して対向させた平板間の所定部位に複
数の横材を配設してなるが、従来の横材は、図1(a)
に示すように、軸棒aと軸棒aに外嵌させたパイプbと
からなり、軸棒aの左右両端を平板cに貫通させてワッ
シャdを用いて装着している。しかしながら、従来の横
材は前記のように複数部材から構成されているため単価
が高く、また組立ても面倒なものとなっており、これら
のことが缶ラックの製造コストに影響を及ぼしているた
め、管ラックの製造コストの低減が熱望されていた。
【0003】缶ラックの施工性を向上させると共に製造
コストを削減するには、横材を単一部材で形成するのが
よく、左右両端近傍に周方向に凸部を設けた部材で横材
を形成することが提案されたが。しかしながら、円筒状
の長尺部材に一体的に凸部を突出形成することはできな
いと考えられており、加工上の問題から、実際にこのよ
うな横材を製造することは行われていなかった。また、
缶ラックの横材に限らず、管状部材の外周面に周方向の
凸部を形成したいという要望は多いが、同様に加工上の
問題から、そのような加工は行われていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる要望
に応えるべく創案されたものであって、管材の外周面の
任意の所望部位に周方向の凸部を形成することを主な課
題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明が採用した技術手段は、管材の周面形状に対
応した第一型材および第二型材を、該所望部位を除いて
挟むようにして管材の周面全体に密着させる工程と、該
管材の端縁の一端あるいは両端を長さ方向に押圧する工
程とからなり、管材を押圧する工程において、押圧する
側に位置する該型材を管材の周面に密着させた状態で押
圧方向に移動させるようにし、該第一型材と該第二型材
との間に位置して周面を突出形成するようにしたことを
特徴とするものである。また、本発明が採用した装置
は、管材の外周面の形状に対応した凹状面を有する第一
型材と第二型材とを有し、第一型材と第二型材は両型材
間に型材の凹状面が密着しない部位を形成するように管
材の外周面に密着するように構成され、該第一型材と第
二型材の少なくとも一方は管材に密着した状態で管材の
長さ方向に移動可能であり、該管材の少なくとも一方の
端部を長さ方向に押圧する手段と、該管材の押圧に伴っ
て押圧側に位置する型材を押圧方向に移動させる手段と
を有することを特徴とするものである。このような方法
および装置を採用したことで、管材端部からの押圧力を
有効に作用させて、管材の外周の所望部位を突出形成す
ることができる。
【0006】第一型材、第二型材の個数は限定されず、
要は、所望部位を挟んで両型材を管材の外周面に密着さ
せ、管材端部より長さ方向に加えられる力を該所望部位
に作用させるものであればよい。管材の一端側からのみ
力を加える場合には、他端側には、例えばストッパ−を
設けて、一端側からの押圧による管材の移動を規制すれ
ばよい。また、両側から力を加える場合には、同時に均
等の力を加えるようにすれば、ストッパ−を設ける必要
はない。
【0007】好ましくは、該第一型材と第二型材の対向
する端面の少なくともいずれか一方には(もちろん、双
方に設けてもよい)、凹状面の周縁に沿って円形状凹部
を形成することで管材との間に隙間が形成されており、
該凹部に沿って管材の外周面を突出形成するようにした
ことを特徴とするものである。こうすることで、凸部の
寸法を安定させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の構成について、本発明を
好ましい実施の形態として例示する自動販売機の缶ラッ
クの横材として用いる管状部材の製造に適用した場合に
ついて説明する。まず、本発明に係る製造法によって製
造される管状部材1の構成について説明すると、管状部
材1は所定長さを有する円筒状の本体1aからなり、本
体1aの外周面の両端近傍には、余端部1bを残して周
方向に突出する凸部2、2が突出形成されており、両端
部の端縁を周方向に複数箇所切り欠いて、あるいは端部
に複数のスリットを形成して複数の舌状片3、3が形成
してある。
【0009】図1(b)に示すように、管状部材1に設
けた凸部2、2間の間隔は缶ラックを構成する対向する
平板cの間隔に対応しており、所定箇所に複数の穿孔を
設けた平板cの穿孔に管状部材1の両端の余端部1bを
挿入させて、平板cを凸部2に当接させるだけで位置決
めができる。そして、舌状片3、3を折り返してかしめ
ることで、管状部材1は平板cに装着されることとな
る。舌状片3の形状、個数は特には限定されず、要は、
端部に複数設けて折り返しかしめることで管状部材を平
板に装着できるものであればよい。
【0010】このような管状部材1の製造法について説
明する。まず、長尺状の金属製平板4を用意し、長さ方
向両端の短辺を逆台形状に複数箇所切り欠いて、複数の
舌状片3を形成する(図3)。この平板4から円筒状の
管材を形成する。
【0011】平板4から円筒状の管材を形成する手段は
公知である。図4に示すように、まず、皿状の凹部を有
する金型5と幅広平面部を有する金型6とを用いて、平
板4の長辺側の端縁4aを若干折曲する。次に、U形状
の金型7と幅狭平面部を有する金型8とを用いて、平板
4を略U形状に折曲する。最後に、半円筒状の凹部を有
する金型9、10で上下からU形状に形成された平板4
を挟んで押圧することで、円筒状の管材が形成される。
【0012】次に、管状部材1の両端部近傍の外周面に
周方向に突出する凸部を形成する装置について図5に基
づいて説明すると、該装置は、第一型材11と第二型材
13と管状部材の端部を長さ方向に押圧する手段とから
なる。第一型材11は管状部材1の外周形状に対応した
凹状面12を有し、凹状面12が管状部材1の少なくと
も一端側に余端部1bを残して管状部材1の周面全体に
密着するように構成されている。
【0013】好ましい実施の形態では、第一型材11
は、長さ方向に延出する半円筒状の凹状面12a、12
bを有する上型11aと下型11bとからなり、凹状面
12a、12bを対向させて、上下から管状部材1の周
面に密着するようになっている。上型11aおよび下型
11bは、管材の長さより所定寸法小さい寸法を有して
おり、管状部材1に密着した際に、管状部材1の両端に
余端部1bを設けるようになっている。上型11aおよ
び下型11bの両端部には端面11cを切り欠いて凹状
面12a、12bを中心としてその回りに沿って半円状
の切欠部が形成してあり、上型11a、下型11bが管
状部材1に上下から密着した際に、管状部材1を中心と
して円形状の凹部12cを形成するようになっている。
【0014】第二型材13は、管状部材1の外周形状に
対応した凹状面14を有し、凹状面14が余端部1bの
周面に、第一型材11と所望間隔を存して密着すると共
に、管状部材1の長さ方向に移動自在に構成されてい
る。第二型材13は、半円筒状の凹状面14a、14b
を有するブロック状体の左型13aと右型13bとから
なり、凹状面14a、14bを対向させて、左右方向か
ら管状部材1の余端部1bの周面に密着するようになっ
ている。この時、左型13a、右型13bの第一型材1
1の端面11cに対向する面13cは、第一型材の端面
11cとの間に所定間隔を存するようにして管状部材1
の余端部1bの外周面に密着される。そして、第二型材
13は管状部材1の余端部1bに密着した状態で管状部
材の長さ方向に移動するようになっている。
【0015】管状部材1の端縁はインナ−ピン15を介
して押圧されるようになっている。インナ−ピン15の
先端部は管状部材1の内径より僅かに小さい径を有して
おり、管状部材1の端部の内周面に当接するようになっ
ている。先端部より所定寸法基端側には、管状部材1の
端縁形状に対応する形状を有する第一段部15aが形成
してあり、インナ−ピン15の先端を管状部材1の端部
に挿入させた時に、第一段部15aが管状部材1の端縁
と当接するようになっている。実施の形態のものでは、
管状部材1の端縁には複数の舌状部材3が形成してある
ので、第一段部15aは舌状部材3に当接するような形
状に形成されている。管状部材の端縁がリング状の平面
の場合には第一段部は単に大径に形成するだけでよい。
第一段部15aよりさらに基端側を大径に形成すること
で第二段部15bが形成してあり、インナ−ピン15の
先端を管状部材1の端縁に当接させた時に、第二段部1
5bが第二型材13の端面13dに当接するようになっ
ている。
【0016】インナ−ピン15に平行して二本の押圧ピ
ン16が設けてあり、押圧ピン16はインナ−ピン15
と共に管状部材1を圧縮する方向に移動可能に構成され
ており、押圧ピン16の先端が第二型材13の端面13
dに当接して押圧するようになっている。押圧ピン16
およびインナ−ピン15は同一の押圧カムによって移動
するようになっており、第二型材13を長さ方向に移動
させながら、管状部材1を圧縮するようになっている。
第二型材13の端面13c側にはスプリング17が設け
てあり、押圧カムによる押圧を解除すると、スプリング
17によって第二型材13は元の位置に復帰するように
なっている。
【0017】円筒状の管材の両端部近傍の外周面に周方
向に突出する凸部を形成する方法について説明すると、
まず、管状部材1の両端部に余端部1bを残して、第一
型材11を管状部材1の周面に密着させる。この後の工
程について、図6に基づいて説明すると、まず、インナ
−ピン15の先端を管状部材1の端部に挿入させる(図
6(a))。この時、インナ−ピン15の第一段部15
aが管状部材1の端縁に当接する。次に、第二型材13
を構成する左型13a、右型13bを第一型材11の端
面11cと所定間隔を存して、両側から管状部材1の余
端部1bの周面に密着させる(図6(b))。次に、イ
ンナ−ピン15の第二段部15bおよび押圧ピン16の
先端を左型13a、右型13bの端面13dに当接させ
る(図6(c))。そして、図示しない押圧カムによっ
てインナ−ピン15および押圧ピン16を押圧する(図
6(d))。管状部材1を圧縮しながら、左型13a、
右型13bを、端面13cが第一型材11を構成する上
型11a、下型11bの端面11cに当接するまで移動
させると、第一型材11の端面11cに形成した円形状
凹部12cに沿って凸部が形成される。
【0018】第一型材11、第二型材13の形状、構成
は実施の形態のものに限定されるものではなく、管状部
材1の外周面に密着する形状の周面を有すると共に、さ
らに第二型材13においては、管状部材1の長さ方向に
移動可能であればよい。実施の形態における上型11
a、下型11b、左型13a、右型13bの移動手段に
ついては、特には限定されず、例えばカムを用いること
で公知の手段によって行えばよい。押圧手段について
も、実施の形態のものに限定されるものではなく、第二
型材13を同時に移動させながら、管状部材1の端部を
押圧するものであればよい。また、実施の形態では、第
一型材11の端面11cに円形状凹部12cを設けた
が、円形状凹部を第二型材13の端面に設けてもよい
し、あるいは、円形状凹部を設けなくてもよい。もっと
も、少なくともいずれかの端面に円形状凹部を設けたほ
うが、所定の寸法の凸部を良好に形成できるので、望ま
しい。
【0019】このような長尺状金属板4は、例えば、基
板18を打ち抜いて作成される。図7(a)に示すよう
に、平板状の基板18を対向する端縁18aを残して打
ち抜いて長尺状板材4を形成し、長尺状板材4の長さ方
向両端部は開口部18bを有する連結片18cを介して
基板18の端縁18aと連結されるようにする。そし
て、図4、図6に示す方法によって長尺状板材4から管
状部材1を形成するが、連結片18cに開口部18bを
設けたことで、管状部材1を圧縮した時の管材の長さ変
化に対応して連結片18cが開口部18bを介して伸長
するようにしている。そして、成形された管状部材1を
基板18からカットすることで管状部材1を得ることが
できる。尚、連結片18cと基板18の端縁18aとの
間には引かれ防止部材19を設けるのがよい。
【0020】以上のように、管材の端部近傍に凸部を突
出形成する方法および装置について説明したが、本発明
はこのものに限定されるものではなく、図8に示すよう
に、管状部材1の中間部位の任意の所望位置に凸部2を
突出形成することもできる。図8(a)は一の型材11
´を固定、他の型材13´を可動としており、一端側か
ら管状部材1を押圧するようになっている。図8(b)
は双方の型材11´´13´を可動としており、両端側
から管状部材1を押圧するようにしたものである。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上述したように、管材の周面
に密着あるいは密接した型材が、管材を変形させようと
する力に対抗し、凸部を形成したい所望部位に押圧力を
集中的に作用させるように構成されているので、簡単な
手段で管状部材の任意の周面に凸部を突出形成すること
ができる。請求項7に記載したものでは、円形状凹部に
沿って周面を突出させることで、凸部の突出寸法および
形成部位を安定させることができる。請求項9に記載し
たものでは、管材の端部の内周面にピンの先端が当接す
るようにしているので、押圧力によって管材の端部がつ
ぶれることがなく、端部を介して有効に力を作用させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は従来の缶ラックの横材の構成を示す概
略図である。(b)は、本願発明によって製造される横
材の装着手段を示す概略図である。
【図2】本願発明によって製造される管状部材の概略図
である。
【図3】管状部材の成形に用いられる平板材を示す図で
ある。
【図4】平板材から管材を形成する方法を示す図であ
る。
【図5】管材に凸部を突出形成する装置を示しており、
(a)は全体概略平面図、(b)は第一型材を示す図で
あって、左側は断面を表しており、(c)は第二型材を
示す図、(d)は管材の端部を押圧するインナ−ピンを
示す図である。
【図6】管材に凸部を突出形成する工程を示す図であ
る。
【図7】管材の長さの圧縮を補正する手段を示す概略図
である。
【図8】管材の中間部位に凸部を形成する手段を示す概
略断面図である。
【符号の説明】
1 管状部材 1b 余端部 2 凸部 11 第一型材 11a 上型 11b 下型 12、14 凹状面 12c 円形状凹部 13 第二型材 13a 左型 13b 右型 15 インナ−ピン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管材の周面形状の所望部位に周方向の凸部
    を突出形成する方法であって、管材の周面形状に対応し
    た第一型材および第二型材を、該所望部位を除いて挟む
    ようにして管材の周面全体に密着あるいは密接させる工
    程と、該管材の端縁の一端あるいは両端を長さ方向に押
    圧する工程とからなり、管材を押圧する工程において、
    押圧する側に位置する該型材を管材の周面に密着あるい
    は密接させた状態で押圧方向に移動させるようにし、該
    第一型材と該第二型材との間に位置して周面を突出形成
    するようにしたことを特徴とする管材の外周面に周方向
    の凸部を突出形成する方法。
  2. 【請求項2】管材の周面形状に対応した第一型材を、管
    材の少なくとも一端側に余端部を残して管材の周面全体
    に密着させる工程と、該余端部の周面全体に、所望部位
    を挟むようにして該第一型材と所望間隔を存して第二型
    材を密着させる工程と、該第二型材を余端部の周面に密
    着させた状態で押圧方向に移動させながら、該管材の端
    縁を長さ方向に押圧し、該第一型材と該第二型材との間
    に位置して周面を突出形成するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の管材の外周面に周方向の凸部を突
    出形成する方法。
  3. 【請求項3】管材の両端に余端部を形成すると共に、管
    材を両端から同時に略均等の力で押圧圧縮するようにし
    たことを特徴とする請求項1、2いずれかに記載の管材
    の外周面に周方向の凸部を突出形成する方法。
  4. 【請求項4】平板状の基板を対向する端縁を残して打ち
    抜いて長尺状板材を形成し、該長尺状板材をプレス加工
    することで管材を形成するに、該長尺状板材の長さ方向
    両端部は開口部を有する連結片を介して該基板の端縁と
    連結してあり、該管材を圧縮した時の管材の長さ変化に
    対応して該連結片が開口部を介して伸長するようにした
    ことを特徴とする請求項4に記載の管材の外周面に周方
    向の凸部を突出形成する方法。
  5. 【請求項5】該長尺状板材の長さ方向端部には複数の舌
    状片が形成してあることを特徴とする請求項4に記載の
    管材の外周面に周方向の凸部を突出形成する方法。
  6. 【請求項6】管材の外周面の形状に対応した凹状面を有
    する第一型材と第二型材とを有し、第一型材と第二型材
    は両型材間に型材の凹状面が密着しない部位を形成する
    ように管材の外周面に密着あるいは密接するように構成
    され、該第一型材と第二型材の少なくとも一方は管材に
    密着あるいは密接した状態で管材の長さ方向に移動可能
    であり、該管材の少なくとも一方の端部を長さ方向に押
    圧する手段と、該管材の押圧に伴って押圧側に位置する
    型材を押圧方向に移動させる手段とを有することを特徴
    とする管材の外周面に周方向の凸部を突出形成する装
    置。
  7. 【請求項7】該第一型材と第二型材の対向する端面の少
    なくともいずれか一方には、該凹状面の周縁に沿って円
    形状凹部を形成することで管材との間に隙間が形成され
    ており、該円形状凹部に沿って管材の外周面を突出形成
    するようにしたことを特徴とする請求項1乃至6いずれ
    かに記載の管材の外周面に周方向の凸部を突出形成する
    方法あるいは装置。
  8. 【請求項8】該第一型材および第二型材は、半円筒状の
    凹状面を有する二つの部材からなり、該凹状面を対向さ
    せて管材の周面に密着させるようにしたことを特徴とす
    る請求項1乃至7いずれかに記載の管材の外周面に周方
    向の凸部を突出形成する方法あるいは装置。
  9. 【請求項9】該管材の端部を長さ方向に押圧する手段は
    管材の長さ方向に移動自在のインナ−ピンを有し、該イ
    ンナ−ピンの先端を管材の端部に挿入させて管材の内周
    面に当接させると共に、インナ−ピンの先端近傍の外周
    面に形成した段部を管材の端部に当接させた状態で、イ
    ンナ−ピンを介して管材端部を押圧するようにしたこと
    を特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の管材の外
    周面に周方向の凸部を突出形成する方法あるいは装置。
  10. 【請求項10】円筒状の本体と、該本体の両端近傍に余
    端部を残して周方向に突出形成してなる凸部と、該両端
    部の端縁に設けた複数の舌状片とからなることを特徴と
    する請求項1乃至5いずれかに記載の方法によって製造
    された管状部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005007475A (ja) * 2003-03-17 2005-01-13 Kobe Steel Ltd フランジ付き管状部材及びその製造方法
JP2007152384A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd パイプ端末部における環状膨出部成形装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005007475A (ja) * 2003-03-17 2005-01-13 Kobe Steel Ltd フランジ付き管状部材及びその製造方法
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