JPH1032853A - 振動ページャー - Google Patents

振動ページャー

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JPH1032853A
JPH1032853A JP8204137A JP20413796A JPH1032853A JP H1032853 A JPH1032853 A JP H1032853A JP 8204137 A JP8204137 A JP 8204137A JP 20413796 A JP20413796 A JP 20413796A JP H1032853 A JPH1032853 A JP H1032853A
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JP
Japan
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signal
receiver
transmitter
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radio wave
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JP8204137A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Ikeda
芳則 池田
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ROJITETSUKU KK
Original Assignee
ROJITETSUKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 聴覚に障害をもつ人や耳の遠い高齢者に対し
て、簡単かつ低コストで電話の着信を知らせることがで
きる振動ページャーを提供すること。 【解決手段】 送信機10及び受信機16を備え、送信
機10から送信された電波が受信機16によって受信さ
れ、送信機10から受信機16に情報が伝達されたとき
に受信機16が振動を発生する。送信機10は、電話の
着信を検出するリンガー検出回路22と、識別情報を含
む電波を発生させる信号を形成する信号形成手段24、
26、28及び30と、電波発生手段32、34、36
及び38とを備える。受信機16は、電波受信手段7
6、78、80、82、84、86、88及び90と、
識別情報が含まれているか否かを判定する信号識別回路
92と、所定のパターンの振動を発生する振動発生手段
102及び104とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、聴覚に障害をもつ
人や耳の遠い高齢者に、電話の着信を振動によって知ら
せる振動ページャーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の振動ページャーに近い機能を有
するものとして、例えば、特開平5−22219号公報
に記載された無線通信装置がある。この無線通信装置
は、据え置き型の親機とハンディタイプの子機とから構
成されている。この無線通信装置においては、親機が自
局に対する呼び出し信号を受信しても、親機に対して直
ちに応答の操作がなされない場合に、その呼び出し信号
が電波によって子機に転送される。
【0003】また、例えば、特開平6−54063号公
報には、伝言メールサービス装置が記載されている。こ
の伝言メールサービス装置は、移動機が移動体交換機を
介してネットワークと接続されている移動電話通信シス
テムの一部として機能するものである。この伝言メール
サービス装置においては、ネットワークからの伝言メー
ルの着信が電波によって移動体に伝達される。
【0004】さらに、いわゆるポケットベルにおいて
は、識別情報を含む何らかの情報が電波を介して伝達さ
れ、その情報の着信がポケットベルを保持している人に
音や振動によって知らされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−22219
号公報に記載された無線通信装置は無線通信に関するも
のであって、電話の着信が伝達されるものではない。ま
た、特開平6−54063号公報に記載された伝言メー
ルサービス装置は、伝言メールの着信が伝達されるもの
であって、電話の着信が伝達されるものではない。従っ
て、これらの装置を用いても、聴覚に障害をもつ人や耳
の遠い高齢者に電話の着信を知らせることができないと
いう問題があった。
【0006】一方、振動を発生するポケットベルを聴覚
に障害をもつ人や耳の遠い高齢者に持たせれば、それら
の人に電話の着信を知らせることはできる。しかし、電
話を掛けるのと前後してポケットベルを用いて電話の着
信を知らせる必要があり、非常に面倒であるという問題
があった。さらに、ポケットベルを使用するための料金
が必要になるという問題もあった。
【0007】そこで、本発明の目的は、聴覚に障害をも
つ人や耳の遠い高齢者に対して、簡単かつ低コストで電
話の着信を知らせることができる振動ページャーを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、送信機及び受信機を備え、
送信機から送信された電波が受信機によって受信され、
送信機から受信機に情報が伝達されたときに受信機が振
動を発生する振動ページャーに関するものであり、送信
機が、電話の着信を検出するリンガー検出手段と、リン
ガー検出手段の検出信号に基づいて電話の着信を示す識
別情報を含む電波を発生させるための信号を形成する信
号形成手段と、信号形成手段の出力信号に応じた電波を
発生させる電波発生手段とを備えるとともに、受信機
が、送信機からの電波を受信する電波受信手段と、電波
受信手段の出力信号に電話の着信を示す識別情報が含ま
れているか否かを判定する信号識別手段と、信号識別手
段が出力信号に電話の着信を示す識別情報が含まれてい
ると判定したときに予め決められたパターンの振動を発
生する振動発生手段とを備える。
【0009】また、請求項2に係る発明は、信号形成手
段にリンガー検出手段の出力信号とは別の信号も入力さ
れ、この別の信号が入力されたときに信号形成手段によ
って形成される信号がリンガー検出手段の場合の識別情
報とは異なる識別情報を含むことを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、信号形成手段が、
着信した電話の番号に応じて異なる識別情報を含む信号
を形成することを特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、信号形成手段が、
振動ページャーと同様の構造を有する別の振動ページャ
ーに属する信号形成手段が形成する信号に含まれる識別
情報とは異なる識別情報を含む信号を形成することを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に沿って本発明の
実施の形態について説明する。なお、図面において同一
又は相当部分には同一符号を用いるものとする。
【0013】[実施形態1]図1は、本発明に従って構
成された振動ページャーの一般的な使用例を示すブロッ
ク図である。振動ページャーの送信機10は、ローゼッ
ト12と電話機14との間に接続されており、ローゼッ
ト12を介して電話機14に入ってくる電話着信信号
(リンガー信号)を検出する。リンガー信号を検出した
送信機10は、受信機16に向けて電波を発生し、この
電波を受けた受信機16は振動を発生する。
【0014】図2は、図1に示した使用例の具体的な状
況を示す図である。聴覚に障害をもつ人や耳の遠い高齢
者である使用者18は、受信機16を保持している。具
体的には、受信機16は使用者18の胸ポケットに入れ
られている。また、電話機14はファックス機能を有す
るものになっている。
【0015】図2において、電話が掛かってくるか、フ
ァックスが送信されてくると、リンガー信号が電話機1
4に向けて入ってくる。送信機10は、このリンガー信
号を検出して電波を発生する。この電波は受信機16に
よって受信され、受信機16は振動を発生する。使用者
18は、この振動を感じることにより、電話やファック
スの着信を知ることができる。
【0016】次に、図3、図4を用いて、本発明による
振動ページャーの回路構成について説明する。図3は、
送信機10の構成を示す回路図である。まず、電話20
に対するリンガー信号はリンガー検出回路22に入力さ
れ、リンガー検出回路22によって検出される。リンガ
ー検出回路22の出力信号は、スイッチ回路24に入力
されるとともに、識別信号発生回路26に入力される。
識別信号発生回路26は電話が着信したことを示す識別
信号を発生し、この識別信号はFM変調回路28に入力
される。
【0017】FM変調回路28はスイッチ回路24及び
水晶発振回路30の出力信号をも入力されており、これ
らの出力信号と識別信号発生回路26の識別信号とに基
づいて、電話の着信を示す識別情報を含む所定のFM変
調が施された信号を出力する。この信号は、逓倍回路3
2及び34によって逓倍された後、高周波増幅回路36
によって高周波増幅される。高周波増幅回路36の出力
信号はアンテナ38に入力され、電話の着信を示す識別
情報を含む電波がアンテナ38から出力される。
【0018】なお、リンガー検出回路22によってリン
ガー検出手段が構成され、スイッチ回路24、識別信号
発生回路26、FM変調回路28及び水晶発振回路30
によって信号形成手段が構成され、逓倍回路32及び3
4、高周波増幅回路36並びにアンテナ38によって電
波発生手段が構成される。
【0019】図3に示した送信機10には、電話20以
外に、ファックス40、ドアホーン42、センサー類4
4及びマイク46からの信号も入力されるようになって
いる。換言すると、FM変調回路28にはリンガー検出
回路22の出力信号とは別の系統からの信号も入力され
るようになっている。この別の系統からの信号が入力さ
れたときにFM変調回路28から出力される信号は、電
話20の着信の場合の識別情報とは異なる識別情報を含
んでいる。
【0020】ファックス40に入ってきた信号は、電話
20の場合と同様に、リンガー検出回路48に入力され
る。リンガー検出回路48の出力信号は、スイッチ回路
24及び識別信号発生回路50に入力され、識別信号発
生回路50はファックスが着信したことを示す識別信号
を発生する。その後、電話20の場合と同様にして、フ
ァックスの着信を示す識別情報を含む電波がアンテナ3
8から出力される。
【0021】ドアホーン42及びセンサー類44の出力
信号は、それぞれ検出回路52及び54に入力され、検
出回路52及び54によって、それぞれドアホーンが押
されたこと及びセンサー類が反応したことが検出され
る。検出回路52及び54の検出信号は、スイッチ回路
24に入力されるとともに、それぞれ識別信号発生回路
56及び58に入力される。識別信号発生回路56及び
58は、それぞれ、ドアホーンが押されたこと及びセン
サー類が反応したことを示す識別信号を発生する。その
後、電話20の場合と同様にして、それぞれ、ドアホー
ンが押されたこと及びセンサー類が反応したことを示す
識別情報を含む電波がアンテナ38から出力される。
【0022】マイク46の出力信号は、増幅器60によ
って増幅された後、検出回路62に入力される。マイク
46に入ってくる音が所定のレベルよりも大きくなった
場合には、検出回路62によってそのことが検出され
る。検出回路62の検出信号は、スイッチ回路24に入
力されるとともに、識別信号発生回路64に入力され
る。識別信号発生回路64は、マイク46に入ってくる
音が所定のレベルよりも大きくなったことを示す識別信
号を発生する。その後、電話20の場合と同様にして、
マイク46に入ってくる音が所定のレベルよりも大きく
なったことを示す識別情報を含む電波がアンテナ38か
ら出力される。マイク46を例えば乳幼児の近くに置い
ておけば、乳幼児が泣き声を上げたときに、そのことを
示す識別情報を含む電波がアンテナ38から出力される
ことになる。
【0023】スイッチ回路24には、テスト用または呼
出し用のスイッチ66が接続されている。スイッチ66
は送信機10の本体に取り付けられている。スイッチ6
6を押すことによりスイッチ回路24から所定の信号が
出力され、スイッチ66が押されたことを示す電波がア
ンテナ38から出力される。従って、スイッチ66を押
すことにより、送信機10及び受信機16の動作をテス
トすることができる。また、後述するように、スイッチ
66を押すことにより人を呼出すこともできる。
【0024】また、送信機10には電池68が搭載され
ており、電池68は送信機10内の回路の直流電源にな
る。電圧検出70及びスイッチ回路72によって、電池
68の電圧値等が監視されており、電圧値等に異常が生
じた場合にはLED74によってその旨が表示される。
【0025】図4は、受信機16の構成を示す回路図で
ある。送信機10の方から来る電波は、受信機16内に
設けられたアンテナ76によって受信される。アンテナ
76の出力信号は、フィルタ78によって余分な周波数
成分が取り除かれた後、高周波増幅器80によって高周
波増幅される。高周波増幅器80の出力信号は、混合増
幅器82によって局部発振回路(水晶発振回路)84の
出力信号とともに混合増幅された後、フィルタ86によ
って低周波成分及び高周波成分がカットされる。フィル
タ86の出力信号は、中間周波増幅器88によって中間
周波増幅された後、FM復調器90によって復調され
る。FM復調器90による復調信号は、信号識別回路9
2〜100にそれぞれ入力される。
【0026】ここで、アンテナ76に入ってきた電波
が、電話20の着信を示す識別情報を含むものとする。
これは、送信機10側において、リンガー検出回路22
によって電話の着信が検出され、識別信号発生回路26
の識別信号に基づくFM変調が行われた場合である。こ
の場合には、FM復調器90による復調信号は、識別信
号発生回路26に対応する信号識別回路92によって識
別される。
【0027】信号識別回路92の出力信号はスイッチン
グ回路102に入力され、スイッチング回路102は所
定のパターンの出力信号(電力信号)をモータ104に
入力する。モータ104の図示しない回転軸には、偏心
した質量が取り付けられているため、スイッチング回路
102の出力信号のパターンに対応したパターンの振動
が発生する。この振動が使用者18(図2参照)に伝わ
って、使用者18は電話20が着信したことを知ること
ができる。
【0028】スイッチング回路102には、DC/DC
コンバータ106からの電源が供給されている。DC/
DCコンバータ106は、スイッチ108を介して接続
された電池110の電圧を昇圧するものである。電池1
10の電圧は、DC/DCコンバータ106に供給され
るとともに、安定化電源回路112に供給されており、
安定化電源回路112は、受信機16内のスイッチング
回路102以外の回路に直流電源を供給している。ま
た、DC/DCコンバータ106及び安定化電源回路1
12は、タイマー回路114によって制御され、電池1
10の消耗が防止されている。
【0029】なお、アンテナ76、フィルタ78、高周
波増幅器80、混合増幅器82、局部発振回路(水晶発
振回路)84、フィルタ86、中間周波増幅器88及び
FM復調器90によって電波受信手段が構成され、信号
識別回路92によって信号識別手段が構成され、スイッ
チング回路102及びモータ104によって振動発生手
段が構成される。
【0030】一方、アンテナ76に入ってきた電波がフ
ァックス40が着信したことを示す識別情報を含む場合
には、FM復調器90による復調信号は、識別信号発生
回路50に対応する信号識別回路94によって識別され
る。そして、別のパターンの振動がモータ104から発
生し、使用者18はファックス40が着信したことを知
ることができる。
【0031】同様に、アンテナ76に入ってきた電波が
ドアホーン42が押されたことを示す識別情報を含む場
合には、FM復調器90による復調信号は、識別信号発
生回路56に対応する信号識別回路96によって識別さ
れる。そして、さらに別のパターンの振動がモータ10
4から発生し、使用者18はドアホーン42が押された
ことを知ることができる。
【0032】同様に、アンテナ76に入ってきた電波が
センサー類44が反応したことを示す識別情報を含む場
合には、FM復調器90による復調信号は、識別信号発
生回路58に対応する信号識別回路98によって識別さ
れる。そして、さらに別のパターンの振動がモータ10
4から発生し、使用者18はセンサー類44が反応した
ことを知ることができる。
【0033】同様に、アンテナ76に入ってきた電波が
マイク46に入ってくる音が所定のレベルよりも大きく
なったことを示す識別情報を含む場合には、FM復調器
90による復調信号は、識別信号発生回路64に対応す
る信号識別回路100によって識別される。そして、さ
らに別のパターンの振動がモータ104から発生し、使
用者18はマイク46に入ってくる音が所定のレベルよ
りも大きくなったことを知ることができる。マイク46
が例えば乳幼児の近くに置かれている場合には、乳幼児
が泣き声を上げたことを知ることができる。
【0034】[実施形態2]図5は、本発明に従って構
成された振動ページャーの実施形態2を示す図である。
この実施形態においては、送信機10は病院や市役所等
の受付に置かれており、受信機16は、聴覚に障害をも
つ人や耳の遠い高齢者である使用者116によって保持
されている。使用者116は、受付で担当者118から
受信機16を渡された後、その受信機16を身に付けて
自分が呼ばれる順番を待っている状態にある。
【0035】この状態において、送信機10の本体に取
り付けられた呼出しスイッチ66(図3参照)を担当者
118が押すと、スイッチ回路24から所定の信号が出
力され、呼出しスイッチ66が押されたことを示す電波
がアンテナ38から出力される。この電波は受信機16
によって受信され、受信機16内のモータ104(図4
参照)が所定の振動を発生する。使用者116は、この
振動を感じることにより、自分の順番が来たことを知る
ことができる。
【0036】[実施形態3]図6は、本発明に従って構
成された振動ページャーの実施形態3を示す図である。
この実施形態においては、送信機10は、病気等のため
に寝たきりになっている人120の近くに置かれてお
り、受信機16は図示しない監視者によって保持されて
いる。送信機10のセンサー類44(図3参照)とし
て、においセンサーが寝たきりの人120のおむつの中
に入れられている。
【0037】この状態で、寝たきりの人120が便をす
ると、そのにおいをにおいセンサーが検出して、検出回
路54(図3参照)から検出信号が出力される。この検
出信号に基づいて、送信機10のアンテナ38から、に
おいセンサーが反応したことを示す識別情報を含む電波
が発せられる。
【0038】この電波は受信機16のアンテナ76によ
って受信され、においセンサーが反応したことを示す識
別情報をこの電波が含むことが、信号識別回路98によ
って判定される。従って、信号識別回路98の出力信号
に基づいてスイッチング回路102がモータ104を制
御し、受信機16から所定のパターンの振動が発生す
る。この振動パターンは監視者によって感じ取られ、監
視者は寝たきりの人が便をしたことを知ることができ、
おむつを取り換える等の行動を迅速に取ることができ
る。
【0039】[実施形態4]実施形態1においては、電
話20の着信が検出されるだけであって着信した電話の
番号は検出されなかったが、着信した電話の番号に応じ
て異なる識別信号が識別信号発生回路26から発生する
方がより好ましい。この場合には、受信機16で発生す
る振動のパターンが着信した電話の番号によって異なる
ため、振動パターンから電話の相手を特定あるいは推定
することができる。
【0040】[実施形態5]実施形態1においては、送
信機10及び受信機16はともに1台であったが、複数
台の振動ページャーが狭い範囲で同時に使用される状況
も考えられる。例えば、図5のように受付で待っている
人が複数人いる場合である。このような場合、呼出しス
イッチ66(図3参照)が押されたときに送受信される
電波が、振動ページャーごとに異なる識別情報を含むよ
うにすればよい。より具体的には、送信機10内の識別
信号発生回路26、50、56、58及び64が、他の
振動ページャーに属する識別信号発生回路とは異なる識
別信号を発生するようにするとともに、受信機16内の
信号識別回路92〜100が、他の振動ページャーに属
する発信機から発せられる電波に含まれる識別情報を識
別しないようにすればよい。
【0041】このような構成は、静かな事務所内で複数
の人が机を並べており、各人が専用の電話機を持ってい
るような場合に応用することができる。各人の電話機に
それぞれ送信機10が接続されており、対応する受信機
16を各人が保持している。また、一組の送信機10及
び受信機16の間で送受信される電波が、振動ページャ
ーごとに異なる識別情報を含んでいる。
【0042】このようにすれば、事務所内の各人は自分
の電話が着信したことを、他人をうるさがらせることな
く知ることができる。また、振動ページャーごとに識別
情報が専用化されているため、他人の電話が着信したと
きに自分の受信機16が振動を発生することはない。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明の振動ページャー
は、送信機及び受信機を備え、送信機から送信された電
波が受信機によって受信され、送信機から受信機に情報
が伝達されたときに受信機が振動を発生するものであ
り、送信機が、電話の着信を検出するリンガー検出手段
と、リンガー検出手段の検出信号に基づいて電話の着信
を示す識別情報を含む電波を発生させるための信号を形
成する信号形成手段と、信号形成手段の出力信号に応じ
た電波を発生させる電波発生手段とを備えるとともに、
受信機が、送信機からの電波を受信する電波受信手段
と、電波受信手段の出力信号に電話の着信を示す識別情
報が含まれているか否かを判定する信号識別手段と、信
号識別手段が出力信号に電話の着信を示す識別情報が含
まれていると判定したときに予め決められたパターンの
振動を発生する振動発生手段とを備えるので、聴覚に障
害をもつ人や耳の遠い高齢者に対して簡単かつ低コスト
で電話の着信を知らせることができる振動ページャーを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された振動ページャーの一
般的な使用例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した使用例の具体的な状況を示す図で
ある。
【図3】本発明に従って構成された振動ページャーの送
信機の構成を示す回路図である。
【図4】本発明に従って構成された振動ページャーの受
信機の構成を示す回路図である。
【図5】本発明に従って構成された振動ページャーの実
施形態2を示す図である。
【図6】本発明に従って構成された振動ページャーの実
施形態3を示す図である。
【符号の説明】
10…送信機、16…受信機、22…リンガー検出回
路、24…スイッチ回路、26…識別信号発生回路、2
8…FM変調回路、30…水晶発振回路、32…逓倍回
路、34…逓倍回路、36…高周波増幅回路、38…ア
ンテナ、76…アンテナ、78…フィルタ、80…高周
波増幅器、82…混合増幅器、84…局部発振回路(水
晶発振回路)、86…フィルタ、88…中間周波増幅
器、90…FM復調器、92…信号識別回路、102…
スイッチング回路、104…モータ。12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機及び受信機を備え、前記送信機か
    ら送信された電波が前記受信機によって受信され、前記
    送信機から前記受信機に情報が伝達されたときに前記受
    信機が振動を発生する振動ページャーであって、 前記送信機が、 電話の着信を検出するリンガー検出手段と、 前記リンガー検出手段の検出信号に基づいて、電話の着
    信を示す識別情報を含む電波を発生させるための信号を
    形成する信号形成手段と、 前記信号形成手段の出力信号に応じた電波を発生させる
    電波発生手段とを備えるとともに、 前記受信機が、 前記送信機からの電波を受信する電波受信手段と、 前記電波受信手段の出力信号に、電話の着信を示す識別
    情報が含まれているか否かを判定する信号識別手段と、 前記信号識別手段が、出力信号に電話の着信を示す識別
    情報が含まれていると判定したときに、予め決められた
    パターンの振動を発生する振動発生手段とを備える振動
    ページャー。
  2. 【請求項2】 前記信号形成手段には、前記リンガー検
    出手段の出力信号とは別の信号も入力され、この別の信
    号が入力されたときに前記信号形成手段によって形成さ
    れる信号は、前記リンガー検出手段の場合の識別情報と
    は異なる識別情報を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の振動ページャー。
  3. 【請求項3】 前記信号形成手段は、着信した電話の番
    号に応じて異なる識別情報を含む信号を形成することを
    特徴とする請求項1または2に記載の振動ページャー。
  4. 【請求項4】 前記信号形成手段は、前記振動ページャ
    ーと同様の構造を有する別の振動ページャーに属する信
    号形成手段が形成する信号に含まれる識別情報とは異な
    る識別情報を含む信号を形成することを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載の振動ページャー。
JP8204137A 1996-07-16 1996-07-16 振動ページャー Pending JPH1032853A (ja)

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JP8204137A JPH1032853A (ja) 1996-07-16 1996-07-16 振動ページャー

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