JPH10327872A - Bcl−2相互作用蛋白遺伝子bis - Google Patents
Bcl−2相互作用蛋白遺伝子bisInfo
- Publication number
- JPH10327872A JPH10327872A JP9157841A JP15784197A JPH10327872A JP H10327872 A JPH10327872 A JP H10327872A JP 9157841 A JP9157841 A JP 9157841A JP 15784197 A JP15784197 A JP 15784197A JP H10327872 A JPH10327872 A JP H10327872A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bcl
- pro
- gene
- bis
- ser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】特に遺伝子診断並びに新しい治療法の開発に利
用できる新規なヒト遺伝子を提供。 【解決手段】配列番号:1で示されるアミノ酸配列の全
部又は一部をコードする塩基配列を含むヒト遺伝子bi
sを提供する。
用できる新規なヒト遺伝子を提供。 【解決手段】配列番号:1で示されるアミノ酸配列の全
部又は一部をコードする塩基配列を含むヒト遺伝子bi
sを提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細胞死が関与する
各種の疾患乃至病態の診断、予防及び治療の指針として
有用な遺伝子、より詳しくは、細胞死の防止にBcl−
2と共同作用する新規なBcl−2相互作用蛋白をコー
ドする遺伝子に関する。
各種の疾患乃至病態の診断、予防及び治療の指針として
有用な遺伝子、より詳しくは、細胞死の防止にBcl−
2と共同作用する新規なBcl−2相互作用蛋白をコー
ドする遺伝子に関する。
【0002】更に本発明は、かかる遺伝子によってコー
ドされる新規な蛋白質及びその特異抗体に関する。
ドされる新規な蛋白質及びその特異抗体に関する。
【0003】
【従来の技術】アポトーシス(apoptosis)は、厳格な
遺伝的コントロールを受けている、系統発生的に保存さ
れた細胞自殺機構であり、形態発生、組織ホメオスタシ
スの維持及び危険かつ望まない細胞の除去等を含む各種
の生物学的事象に重要な役割を果たしている〔Science,
267: 1456-1462 (1995)〕。
遺伝的コントロールを受けている、系統発生的に保存さ
れた細胞自殺機構であり、形態発生、組織ホメオスタシ
スの維持及び危険かつ望まない細胞の除去等を含む各種
の生物学的事象に重要な役割を果たしている〔Science,
267: 1456-1462 (1995)〕。
【0004】アポトーシスは、このように種々の生命現
象にかかわっているため、多くの研究分野で基礎科学の
面から興味を持たれているが、最近、癌や神経疾患をは
じめとした種々の疾患にも深く関与していることが知ら
れるようになり、これら疾患の解明やその治療及び予防
等の観点から殊に注目をあびてきている。
象にかかわっているため、多くの研究分野で基礎科学の
面から興味を持たれているが、最近、癌や神経疾患をは
じめとした種々の疾患にも深く関与していることが知ら
れるようになり、これら疾患の解明やその治療及び予防
等の観点から殊に注目をあびてきている。
【0005】しかして、細胞死のシグナル伝達の全体像
を把握すべく研究が進められており、抗アポトーシス性
Bcl−2ファミリー蛋白の果たす役割を含めて、アポ
トーシスの分子機構が次第に明らかにされてきている。
を把握すべく研究が進められており、抗アポトーシス性
Bcl−2ファミリー蛋白の果たす役割を含めて、アポ
トーシスの分子機構が次第に明らかにされてきている。
【0006】種々の刺激により誘導されるアポトーシス
シグナルは、最終的にはカスペース(caspase)カスケ
ードを伴う共通のマシナリーに集中する〔Cell, 82: 34
9-352(1995)〕が、抗アポトーシス性Bcl−2ファミ
リー蛋白は、カスペースカスケードの活性化につながる
シグナル導入経路をブロックすることにより、これらの
細胞死を防止する〔Oncogene, 12: 2251-2257 (199
6)〕。この作用は、(1)AIFのようなアポトーシス誘
発性のミトコンドリア因子の膜電位低下(Δψ)依存性
放出の防止〔J. Exp. Med., 184: 1-11 (1996)〕、(2)
Δψ非依存性のアポトーシス誘発性チトクロームCの放
出防止〔Science, 275: 1129-1132 (1997);同, 275: 1
132-1136 (1997)〕及び(3)プロカスペース(procaspase
s)の隔離〔Science, 275: 1122-1126 (1997)〕を含む
多機構を介するものと考えられている。
シグナルは、最終的にはカスペース(caspase)カスケ
ードを伴う共通のマシナリーに集中する〔Cell, 82: 34
9-352(1995)〕が、抗アポトーシス性Bcl−2ファミ
リー蛋白は、カスペースカスケードの活性化につながる
シグナル導入経路をブロックすることにより、これらの
細胞死を防止する〔Oncogene, 12: 2251-2257 (199
6)〕。この作用は、(1)AIFのようなアポトーシス誘
発性のミトコンドリア因子の膜電位低下(Δψ)依存性
放出の防止〔J. Exp. Med., 184: 1-11 (1996)〕、(2)
Δψ非依存性のアポトーシス誘発性チトクロームCの放
出防止〔Science, 275: 1129-1132 (1997);同, 275: 1
132-1136 (1997)〕及び(3)プロカスペース(procaspase
s)の隔離〔Science, 275: 1122-1126 (1997)〕を含む
多機構を介するものと考えられている。
【0007】上記Bcl−2ファミリーは、3つの異な
ったサブファミリーからなっている。第1は、BH1、
2、3及び4の4つの領域中に相同性を持つ抗アポトー
シス性Bcl−2、Bcl−xL及びBcl−wを含
む。第2は、BH1、2及び3の領域中にBcl−2と
の相同性を持つプロアポトーシス性Bax及びBakを
含む。第3は、BH3の領域中にのみBcl−2との相
同性を持つプロアポトーシス性Bik及びBidを含ん
でいる。このファミリー蛋白にきわだつ特徴は、ヘテロ
ダイマーの形成能であり、該ヘテロダイマー形成は、い
ずれが拮抗体であるかは不明であるが、相手側の生化学
的活性を制御するものとされている〔Cell, 74: 609-61
9 (1993)〕。
ったサブファミリーからなっている。第1は、BH1、
2、3及び4の4つの領域中に相同性を持つ抗アポトー
シス性Bcl−2、Bcl−xL及びBcl−wを含
む。第2は、BH1、2及び3の領域中にBcl−2と
の相同性を持つプロアポトーシス性Bax及びBakを
含む。第3は、BH3の領域中にのみBcl−2との相
同性を持つプロアポトーシス性Bik及びBidを含ん
でいる。このファミリー蛋白にきわだつ特徴は、ヘテロ
ダイマーの形成能であり、該ヘテロダイマー形成は、い
ずれが拮抗体であるかは不明であるが、相手側の生化学
的活性を制御するものとされている〔Cell, 74: 609-61
9 (1993)〕。
【0008】また、上記ファミリーのメンバーではない
が、Bcl−2と協力して細胞の抗アポトーシス活性を
増強する能力を有する、Bag−1〔Cell, 80: 279-28
4 (1995)〕やRaf−1〔Cell, 87: 629-638 (1996)〕
等の各種Bcl−2結合蛋白が同定されているが、それ
らのBcl−2活性の増強におけるメカニズムは未知の
ままである。
が、Bcl−2と協力して細胞の抗アポトーシス活性を
増強する能力を有する、Bag−1〔Cell, 80: 279-28
4 (1995)〕やRaf−1〔Cell, 87: 629-638 (1996)〕
等の各種Bcl−2結合蛋白が同定されているが、それ
らのBcl−2活性の増強におけるメカニズムは未知の
ままである。
【0009】かかる細胞死のシグナル伝達の全体像の把
握及びそれにより得られる情報は、細胞死の分子機構の
解明に極めて重要であり、これは、基礎科学研究の分野
はもとより、細胞死が絡んだ各種疾患の解明やその新し
い処置法等の開発の面からも斯界で望まれているところ
である。
握及びそれにより得られる情報は、細胞死の分子機構の
解明に極めて重要であり、これは、基礎科学研究の分野
はもとより、細胞死が絡んだ各種疾患の解明やその新し
い処置法等の開発の面からも斯界で望まれているところ
である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、Bcl−2
の抗アポトーシス活性の生化学的基礎と制御メカニズム
を明らかにすることにより、斯界で要望される前記所望
の情報を提供することを目的とする。
の抗アポトーシス活性の生化学的基礎と制御メカニズム
を明らかにすることにより、斯界で要望される前記所望
の情報を提供することを目的とする。
【0011】上記目的より、本発明者は、Bcl−2に
結合してその活性をモジュレートする蛋白を更に同定す
べく研究を重ねた結果、Bcl−2と共同作用して細胞
死を防止する新規なBcl−2相互作用蛋白をコードす
る特定遺伝子の単離同定に成功し、本発明を完成するに
至った。
結合してその活性をモジュレートする蛋白を更に同定す
べく研究を重ねた結果、Bcl−2と共同作用して細胞
死を防止する新規なBcl−2相互作用蛋白をコードす
る特定遺伝子の単離同定に成功し、本発明を完成するに
至った。
【0012】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明によれば、
以下の(a)及び(b)のいずれかの蛋白質をコードす
る塩基配列を含むBcl−2相互作用蛋白遺伝子、特に
ヒト遺伝子である当該遺伝子が提供される。
以下の(a)及び(b)のいずれかの蛋白質をコードす
る塩基配列を含むBcl−2相互作用蛋白遺伝子、特に
ヒト遺伝子である当該遺伝子が提供される。
【0013】(a)配列番号:1で示されるアミノ酸配
列からなる蛋白質、(b)配列番号:1で示されるアミ
ノ酸配列において1又は複数のアミノ酸が欠失、置換又
は付加されたアミノ酸配列からなり、Bcl−2との結
合活性を有する蛋白質。
列からなる蛋白質、(b)配列番号:1で示されるアミ
ノ酸配列において1又は複数のアミノ酸が欠失、置換又
は付加されたアミノ酸配列からなり、Bcl−2との結
合活性を有する蛋白質。
【0014】更に、本発明によれば、上記の遺伝子によ
ってコードされるBcl−2相互作用蛋白質及びこれに
結合性を有する特異抗体が提供される。
ってコードされるBcl−2相互作用蛋白質及びこれに
結合性を有する特異抗体が提供される。
【0015】また、本発明によれば、以下の(a)及び
(b)のいずれかのポリヌクレオチドからなるBcl−
2相互作用蛋白遺伝子、特にヒト遺伝子である当該遺伝
子が提供される。
(b)のいずれかのポリヌクレオチドからなるBcl−
2相互作用蛋白遺伝子、特にヒト遺伝子である当該遺伝
子が提供される。
【0016】(a)配列番号:2で示される塩基配列の
全部又は一部を含むポリヌクレオチド、(b)配列番
号:2で示される塩基配列からなるDNAとストリンジ
ェントな条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチ
ド。
全部又は一部を含むポリヌクレオチド、(b)配列番
号:2で示される塩基配列からなるDNAとストリンジ
ェントな条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチ
ド。
【0017】更に、本発明によれば、遺伝子検出用の特
異プローブ又は特異プライマーとして使用されるDNA
断片である上記遺伝子が提供される。
異プローブ又は特異プライマーとして使用されるDNA
断片である上記遺伝子が提供される。
【0018】以下、本明細書におけるアミノ酸、ペプチ
ド、塩基配列、核酸等の略号による表示は、IUPAC
−IUBの規定〔IUPAC-IUB Communication on Biologi
calNomenclature, Eur. J. Biochem., 138: 9 (198
4)〕、「塩基配列又はアミノ酸配列を含む明細書等の作
成のためのガイドライン」(特許庁編)及び当該分野に
おける慣用記号に従うものとする。
ド、塩基配列、核酸等の略号による表示は、IUPAC
−IUBの規定〔IUPAC-IUB Communication on Biologi
calNomenclature, Eur. J. Biochem., 138: 9 (198
4)〕、「塩基配列又はアミノ酸配列を含む明細書等の作
成のためのガイドライン」(特許庁編)及び当該分野に
おける慣用記号に従うものとする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明遺伝子の一具体例として
は、後述する実施例に示される「bis」と名付けられ
たクローンの有するDNA配列から演繹されるものを挙
げることができ、その塩基配列は配列番号:2に示され
るとおりである。
は、後述する実施例に示される「bis」と名付けられ
たクローンの有するDNA配列から演繹されるものを挙
げることができ、その塩基配列は配列番号:2に示され
るとおりである。
【0020】該遺伝子bis(Bcl-2-interacting deat
h suppresser)は、配列番号:1に示される新規なBc
l−2相互作用蛋白(Bis)をコードするヒトcDN
Aであり、該Bis蛋白は、Bcl−2と協力して機能
する、細胞の抗アポトーシス活性の新規なモジュレータ
ーであると考えられる。
h suppresser)は、配列番号:1に示される新規なBc
l−2相互作用蛋白(Bis)をコードするヒトcDN
Aであり、該Bis蛋白は、Bcl−2と協力して機能
する、細胞の抗アポトーシス活性の新規なモジュレータ
ーであると考えられる。
【0021】Bis蛋白は、前記Bcl−2ファミリー
蛋白及び他の既知蛋白とは顕著な配列相同性を示さず、
これは、後記する試験例によって代表されるBcl−2
とのインビトロ結合活性を有することにおいて、更に
は、抗アポトーシス性蛋白Bcl−xLやプロアポトー
シス性蛋白Baxとは結合性を示さないことによって特
徴付けられる。
蛋白及び他の既知蛋白とは顕著な配列相同性を示さず、
これは、後記する試験例によって代表されるBcl−2
とのインビトロ結合活性を有することにおいて、更に
は、抗アポトーシス性蛋白Bcl−xLやプロアポトー
シス性蛋白Baxとは結合性を示さないことによって特
徴付けられる。
【0022】Bis蛋白は、それ自身抗アポトーシス活
性を有しており、殊にBcl−2と共同作用してBax
誘導アポトーシス及びFas仲介アポトーシスを強力に
防止する。従って、Bis蛋白は、Bcl−2に結合し
てこれとの共同作用により細胞死を防止することによ
り、アポトーシスの精巧な制御を担うモジュレーターと
して、細胞死の分子機構に重要な役割を果たしているも
のと考えられる。
性を有しており、殊にBcl−2と共同作用してBax
誘導アポトーシス及びFas仲介アポトーシスを強力に
防止する。従って、Bis蛋白は、Bcl−2に結合し
てこれとの共同作用により細胞死を防止することによ
り、アポトーシスの精巧な制御を担うモジュレーターと
して、細胞死の分子機構に重要な役割を果たしているも
のと考えられる。
【0023】しかして、Bis蛋白の欠損或は低下した
レベル又はかかる機能異常等は、例えば、細胞死を伴う
各種疾患等、異常な或は病的なアポトーシスの亢進に起
因する各種の疾患や病態に深く関与しているものと考え
られ、本発明にかかるbis遺伝子及びその遺伝子産物
の提供は、これら疾患乃至病態の解明、把握及びその診
断、予防及び治療等の処置等に極めて有用な情報乃至手
段を与えるものである。
レベル又はかかる機能異常等は、例えば、細胞死を伴う
各種疾患等、異常な或は病的なアポトーシスの亢進に起
因する各種の疾患や病態に深く関与しているものと考え
られ、本発明にかかるbis遺伝子及びその遺伝子産物
の提供は、これら疾患乃至病態の解明、把握及びその診
断、予防及び治療等の処置等に極めて有用な情報乃至手
段を与えるものである。
【0024】例えば、本発明遺伝子を利用する或はその
発現を目的とする遺伝子治療や本発明遺伝子産物の生体
への投与は、上記アポトーシスの亢進に起因する各種の
疾患や病態、例えば、アルツハイマー氏病やパーキンソ
ン氏病等の各種神経疾患、心筋症等の各種心臓疾患、筋
ジストロフィー及び糖尿病等の細胞死を伴う各種疾患の
予防及び治療に有用であると考えられる。
発現を目的とする遺伝子治療や本発明遺伝子産物の生体
への投与は、上記アポトーシスの亢進に起因する各種の
疾患や病態、例えば、アルツハイマー氏病やパーキンソ
ン氏病等の各種神経疾患、心筋症等の各種心臓疾患、筋
ジストロフィー及び糖尿病等の細胞死を伴う各種疾患の
予防及び治療に有用であると考えられる。
【0025】また、本発明遺伝子は、上記疾患の処置に
利用される本発明遺伝子の発現を誘導する新規薬剤を開
発する上でも好適に利用されるものである。
利用される本発明遺伝子の発現を誘導する新規薬剤を開
発する上でも好適に利用されるものである。
【0026】更に、個体或は組織における本発明遺伝子
の発現又はその産物の発現の検出や、該遺伝子の変異
(欠失や点変異)又は発現異常の検出等は、上記疾患の
解明や診断上において好適に利用されよう。
の発現又はその産物の発現の検出や、該遺伝子の変異
(欠失や点変異)又は発現異常の検出等は、上記疾患の
解明や診断上において好適に利用されよう。
【0027】本発明遺伝子は、具体的には配列番号:1
で示されるアミノ酸配列からなる蛋白質をコードする塩
基配列を含む遺伝子又は配列番号:2で示される塩基配
列の全部或は一部を含むポリヌクレオチドからなる遺伝
子として例示されるが、特にこれらに限定されることな
く、例えば、上記特定のアミノ酸配列において一定の改
変を有する遺伝子や上記特定の塩基配列と一定の相同性
を有する遺伝子であることができる。
で示されるアミノ酸配列からなる蛋白質をコードする塩
基配列を含む遺伝子又は配列番号:2で示される塩基配
列の全部或は一部を含むポリヌクレオチドからなる遺伝
子として例示されるが、特にこれらに限定されることな
く、例えば、上記特定のアミノ酸配列において一定の改
変を有する遺伝子や上記特定の塩基配列と一定の相同性
を有する遺伝子であることができる。
【0028】即ち、本発明遺伝子には、配列番号1に示
されるアミノ酸配列において1又は複数のアミノ酸が欠
失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなる蛋白質を
コードする塩基配列を含む遺伝子もまた包含される。こ
こで、「アミノ酸の欠失、置換又は付加」の程度及びそ
れらの位置等は、改変された蛋白質が、配列番号:1で
示されるアミノ酸配列からなる蛋白質と同様の機能を有
する同効物であれば特に制限されない。具体的には、B
cl−2とのインビトロ結合活性或はBcl−2と細胞
死防止に共同して作用する活性を保持するものが挙げら
れる。
されるアミノ酸配列において1又は複数のアミノ酸が欠
失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなる蛋白質を
コードする塩基配列を含む遺伝子もまた包含される。こ
こで、「アミノ酸の欠失、置換又は付加」の程度及びそ
れらの位置等は、改変された蛋白質が、配列番号:1で
示されるアミノ酸配列からなる蛋白質と同様の機能を有
する同効物であれば特に制限されない。具体的には、B
cl−2とのインビトロ結合活性或はBcl−2と細胞
死防止に共同して作用する活性を保持するものが挙げら
れる。
【0029】尚、これらアミノ酸配列の改変(変異)等
は、天然において、例えば突然変異や翻訳後の修飾等に
より生じることもあるが、天然由来の遺伝子(例えば本
発明の具体例遺伝子)に基づいて人為的に改変すること
もできる。本発明は、このような改変・変異の原因及び
手段等を問わず、上記特性を有する全ての改変遺伝子を
包含するものである。
は、天然において、例えば突然変異や翻訳後の修飾等に
より生じることもあるが、天然由来の遺伝子(例えば本
発明の具体例遺伝子)に基づいて人為的に改変すること
もできる。本発明は、このような改変・変異の原因及び
手段等を問わず、上記特性を有する全ての改変遺伝子を
包含するものである。
【0030】上記の人為的手段としては、例えばサイト
スペシフィック・ミュータゲネシス〔Methods in Enzym
ology, 154: 350, 367-382 (1987);同 100: 468 (198
3);Nucleic Acids Res., 12: 9441 (1984);続生化学
実験講座1「遺伝子研究法II」、日本生化学会編, p105
(1986)〕等の遺伝子工学的手法、リン酸トリエステル
法やリン酸アミダイト法等の化学合成手段〔J. Am. Che
m. Soc., 89: 4801 (1967);同91: 3350 (1969);Scien
ce, 150: 178 (1968);Tetrahedron Lett., 22:1859 (1
981);同24: 245 (1983)〕及びそれらの組合せ方法等が
例示できる。
スペシフィック・ミュータゲネシス〔Methods in Enzym
ology, 154: 350, 367-382 (1987);同 100: 468 (198
3);Nucleic Acids Res., 12: 9441 (1984);続生化学
実験講座1「遺伝子研究法II」、日本生化学会編, p105
(1986)〕等の遺伝子工学的手法、リン酸トリエステル
法やリン酸アミダイト法等の化学合成手段〔J. Am. Che
m. Soc., 89: 4801 (1967);同91: 3350 (1969);Scien
ce, 150: 178 (1968);Tetrahedron Lett., 22:1859 (1
981);同24: 245 (1983)〕及びそれらの組合せ方法等が
例示できる。
【0031】本発明遺伝子のひとつの態様としては、配
列番号:2で示される塩基配列の全部或は一部を含むポ
リヌクレオチドからなる遺伝子を例示できるが、この塩
基配列は、上記アミノ酸配列(配列番号:1)の各アミ
ノ酸残基を示すコドンの一つの組合せ例でもあり、本発
明遺伝子はこれらに限らず、各アミノ酸残基に対して任
意のコドンを組合せ選択した塩基配列を有することも勿
論可能である。該コドンの選択は、常法に従うことがで
き、例えば利用する宿主のコドン使用頻度等を考慮する
ことができる〔Ncleic Acids Res., 9: 43 (1981)〕。
列番号:2で示される塩基配列の全部或は一部を含むポ
リヌクレオチドからなる遺伝子を例示できるが、この塩
基配列は、上記アミノ酸配列(配列番号:1)の各アミ
ノ酸残基を示すコドンの一つの組合せ例でもあり、本発
明遺伝子はこれらに限らず、各アミノ酸残基に対して任
意のコドンを組合せ選択した塩基配列を有することも勿
論可能である。該コドンの選択は、常法に従うことがで
き、例えば利用する宿主のコドン使用頻度等を考慮する
ことができる〔Ncleic Acids Res., 9: 43 (1981)〕。
【0032】また、本発明遺伝子は、例えば配列番号2
の具体例で示されるように、一本鎖DNAの塩基配列と
して表示されるが、本発明はかかる塩基配列に相補的な
塩基配列からなるポリヌクレオオチドやこれらの両者を
含むコンポーネントも当然に包含するものであり、ま
た、cDNA等のDNAに限定されることもない。
の具体例で示されるように、一本鎖DNAの塩基配列と
して表示されるが、本発明はかかる塩基配列に相補的な
塩基配列からなるポリヌクレオオチドやこれらの両者を
含むコンポーネントも当然に包含するものであり、ま
た、cDNA等のDNAに限定されることもない。
【0033】更に、本発明の遺伝子は、前記のとおり、
配列番号:2に示される塩基配列の全部又は一部を含む
ポリヌクレオチドからなるものに限定されず、当該塩基
配配列と一定の相同性を有する塩基配列からなるものも
包含するものである。かかる遺伝子としては、少なくと
も、下記に掲げるようなストリンジェントな条件下で、
配列番号:2で示される塩基配列からなるDNAとハイ
ブリダイズし、一定の条件下での洗浄してもこれより脱
離しないものが挙げられる。
配列番号:2に示される塩基配列の全部又は一部を含む
ポリヌクレオチドからなるものに限定されず、当該塩基
配配列と一定の相同性を有する塩基配列からなるものも
包含するものである。かかる遺伝子としては、少なくと
も、下記に掲げるようなストリンジェントな条件下で、
配列番号:2で示される塩基配列からなるDNAとハイ
ブリダイズし、一定の条件下での洗浄してもこれより脱
離しないものが挙げられる。
【0034】即ち、配列番号:2の塩基配列を有するD
NAと、6×SSC中65℃一夜の条件下或は50%ホ
ルムアミドを含む4×SSC中37℃一夜の条件下にお
いてハイブリダイズし、2×SSC中65℃での30分
間の洗浄条件下においても該DNAから脱離しない塩基
配列を有する遺伝子が例示される。ここで、SSCは、
標準食塩−クエン酸緩衝液である(standard saline ci
trate; 1×SSC = 0.15M NaCl, 0.015M sodium citrat
e)。
NAと、6×SSC中65℃一夜の条件下或は50%ホ
ルムアミドを含む4×SSC中37℃一夜の条件下にお
いてハイブリダイズし、2×SSC中65℃での30分
間の洗浄条件下においても該DNAから脱離しない塩基
配列を有する遺伝子が例示される。ここで、SSCは、
標準食塩−クエン酸緩衝液である(standard saline ci
trate; 1×SSC = 0.15M NaCl, 0.015M sodium citrat
e)。
【0035】本発明の遺伝子は、その具体例についての
配列情報に基づいて、一般的な遺伝子工学的手法により
容易に製造・取得することができる〔Molecular Clonin
g 2dEd, Cold Spring Harbor Lab. Press (1989);続生
化学実験講座「遺伝子研究法I、II、III」、日本生化
学会編(1986)等参照〕。
配列情報に基づいて、一般的な遺伝子工学的手法により
容易に製造・取得することができる〔Molecular Clonin
g 2dEd, Cold Spring Harbor Lab. Press (1989);続生
化学実験講座「遺伝子研究法I、II、III」、日本生化
学会編(1986)等参照〕。
【0036】具体的には、本発明遺伝子が発現される適
当な起源より、常法に従ってcDNAライブラリーを調
製し、該ライブラリーから、本発明遺伝子に特有の適当
なプローブや抗体を用いて所望クローンを選択すること
により実施できる〔Proc. Natl. Acad. Sci., USA., 7
8: 6613 (1981);Science, 222: 778 (1983)等〕。
当な起源より、常法に従ってcDNAライブラリーを調
製し、該ライブラリーから、本発明遺伝子に特有の適当
なプローブや抗体を用いて所望クローンを選択すること
により実施できる〔Proc. Natl. Acad. Sci., USA., 7
8: 6613 (1981);Science, 222: 778 (1983)等〕。
【0037】上記において、cDNAの起源としては、
本発明遺伝子を発現する各種の細胞、組織やこれらに由
来する培養細胞等が例示され、これらからの全RNAの
分離、mRNAの分離や精製、cDNAの取得とそのク
ローニング等はいずれも常法に従い実施できる。尚、c
DNAライブラリーは市販されてもおり、本発明におい
てはそれらcDNAライブラリー、例えばクローンテッ
ク社(Clontech Lab.Inc.)より市販の各種cDNAラ
イブラリー等を用いることもできる。
本発明遺伝子を発現する各種の細胞、組織やこれらに由
来する培養細胞等が例示され、これらからの全RNAの
分離、mRNAの分離や精製、cDNAの取得とそのク
ローニング等はいずれも常法に従い実施できる。尚、c
DNAライブラリーは市販されてもおり、本発明におい
てはそれらcDNAライブラリー、例えばクローンテッ
ク社(Clontech Lab.Inc.)より市販の各種cDNAラ
イブラリー等を用いることもできる。
【0038】本発明遺伝子をcDNAライブラリーから
スクリーニングする方法も、特に制限されず、通常の方
法に従うことができる。具体的には、例えばcDNAに
より産生される蛋白質の特異抗体を使用した免疫的スク
リーニングにより対応するcDNAクローンを選択する
方法、目的のDNA配列に選択的に結合するプローブを
用いたプラークハイブリダイゼーション、コロニーハイ
ブリダイゼーション等やこれらの組合せ等を例示でき
る。
スクリーニングする方法も、特に制限されず、通常の方
法に従うことができる。具体的には、例えばcDNAに
より産生される蛋白質の特異抗体を使用した免疫的スク
リーニングにより対応するcDNAクローンを選択する
方法、目的のDNA配列に選択的に結合するプローブを
用いたプラークハイブリダイゼーション、コロニーハイ
ブリダイゼーション等やこれらの組合せ等を例示でき
る。
【0039】ここで用いられるプローブとしては、本発
明遺伝子の塩基配列に関する情報をもとにして化学合成
されたDNA等が一般的に例示できるが、勿論既に取得
された本発明遺伝子そのものやその断片等も良好に利用
できる。
明遺伝子の塩基配列に関する情報をもとにして化学合成
されたDNA等が一般的に例示できるが、勿論既に取得
された本発明遺伝子そのものやその断片等も良好に利用
できる。
【0040】また、上記特異抗体に代えてBcl−2蛋
白を利用した、蛋白質相互作用クローニング法(protei
n interaction cloning procedure)によることもで
き、更に、本発明遺伝子の塩基配列情報に基づき設定し
たセンス・プライマー、アンチセンス・プライマーをス
クリーニング用プローブとして用いることもできる。
白を利用した、蛋白質相互作用クローニング法(protei
n interaction cloning procedure)によることもで
き、更に、本発明遺伝子の塩基配列情報に基づき設定し
たセンス・プライマー、アンチセンス・プライマーをス
クリーニング用プローブとして用いることもできる。
【0041】本発明遺伝子の取得に際しては、PCR法
〔Science, 230: 1350 (1985)〕によるDNA/RNA
増幅法も好適に利用できる。殊に、ライブラリーから全
長のcDNAが得られ難いような場合には、レース法
(RACE:Rapid amplification of cDNA ends;実験
医学、12(6): 35 (1994))、殊に5’−レース(5’−
RACE)法〔Proc. Natl. Acad. Sci., USA., 8: 899
8 (1988)〕等の採用が好適である。かかるPCR法の採
用に際して使用されるプライマーは、既に本発明によっ
て明らかにされた本発明遺伝子の配列情報に基づいて適
宜設定でき、これは常法に従い合成できる。
〔Science, 230: 1350 (1985)〕によるDNA/RNA
増幅法も好適に利用できる。殊に、ライブラリーから全
長のcDNAが得られ難いような場合には、レース法
(RACE:Rapid amplification of cDNA ends;実験
医学、12(6): 35 (1994))、殊に5’−レース(5’−
RACE)法〔Proc. Natl. Acad. Sci., USA., 8: 899
8 (1988)〕等の採用が好適である。かかるPCR法の採
用に際して使用されるプライマーは、既に本発明によっ
て明らかにされた本発明遺伝子の配列情報に基づいて適
宜設定でき、これは常法に従い合成できる。
【0042】尚、増幅させたDNA/RNA断片の単離
精製は、前記の通り常法に従うことができ、例えばゲル
電気泳動法等によればよい。
精製は、前記の通り常法に従うことができ、例えばゲル
電気泳動法等によればよい。
【0043】上記で得られる本発明遺伝子或は各種DN
A断片は、常法、例えばジデオキシ法〔Proc. Natl. Ac
ad. Sci., USA., 74: 5463 (1977)〕やマキサム−ギル
バート法〔Method in Enzymology, 65: 499 (1980)〕等
に従って、また簡便には市販のシークエンスキット等を
用いて、その塩基配列を決定することができる。
A断片は、常法、例えばジデオキシ法〔Proc. Natl. Ac
ad. Sci., USA., 74: 5463 (1977)〕やマキサム−ギル
バート法〔Method in Enzymology, 65: 499 (1980)〕等
に従って、また簡便には市販のシークエンスキット等を
用いて、その塩基配列を決定することができる。
【0044】本発明遺伝子の利用によれば、一般の遺伝
子工学的手法を用いることにより、該遺伝子産物である
Bcl−2相互作用蛋白を容易に大量に安定して製造す
ることができる。
子工学的手法を用いることにより、該遺伝子産物である
Bcl−2相互作用蛋白を容易に大量に安定して製造す
ることができる。
【0045】即ち、本発明は、本発明にかかるBcl−
2相互作用蛋白遺伝子を含有するベクター(発現ベクタ
ー)及び該ベクターによって形質転換された宿主細胞並
びに該宿主細胞を培養することによりBcl−2相互作
用蛋白を製造する方法をも提供するものである。
2相互作用蛋白遺伝子を含有するベクター(発現ベクタ
ー)及び該ベクターによって形質転換された宿主細胞並
びに該宿主細胞を培養することによりBcl−2相互作
用蛋白を製造する方法をも提供するものである。
【0046】該製造方法は、通常の遺伝子組換え技術
〔Science, 224: 1431 (1984); Biochem. Biophys. Re
s. Comm., 130: 692 (1985); Proc. Natl. Acad. Sci.,
USA.,80: 5990 (1983)及び前記引用文献等参照〕に従
うことにより実施できる。
〔Science, 224: 1431 (1984); Biochem. Biophys. Re
s. Comm., 130: 692 (1985); Proc. Natl. Acad. Sci.,
USA.,80: 5990 (1983)及び前記引用文献等参照〕に従
うことにより実施できる。
【0047】上記宿主細胞としては、原核生物及び真核
生物のいずれも用いることができ、例えば原核生物の宿
主としては、大腸菌や枯草菌といった一般的に用いられ
るものが広く挙げられるが、好適には大腸菌、とりわけ
エシェリヒア・コリ(Escherichia coli)K12株に含
まれるものが例示できる。また、真核生物の宿主細胞に
は、脊椎動物、酵母等の細胞が含まれ、前者としては、
例えばサルの細胞であるCOS細胞〔Cell, 23: 175 (1
981)〕やチャイニーズ・ハムスター卵巣細胞及びそのジ
ヒドロ葉酸レダクターゼ欠損株〔Proc. Natl. Acad. Sc
i., USA., 77:4216 (1980)〕等が、後者としては、サッ
カロミセス属酵母細胞等が好適に用いられているが、こ
れらに限定される訳ではない。
生物のいずれも用いることができ、例えば原核生物の宿
主としては、大腸菌や枯草菌といった一般的に用いられ
るものが広く挙げられるが、好適には大腸菌、とりわけ
エシェリヒア・コリ(Escherichia coli)K12株に含
まれるものが例示できる。また、真核生物の宿主細胞に
は、脊椎動物、酵母等の細胞が含まれ、前者としては、
例えばサルの細胞であるCOS細胞〔Cell, 23: 175 (1
981)〕やチャイニーズ・ハムスター卵巣細胞及びそのジ
ヒドロ葉酸レダクターゼ欠損株〔Proc. Natl. Acad. Sc
i., USA., 77:4216 (1980)〕等が、後者としては、サッ
カロミセス属酵母細胞等が好適に用いられているが、こ
れらに限定される訳ではない。
【0048】脊椎動物細胞を宿主とする場合の発現ベク
ターとしては、通常、発現しようとする本発明遺伝子の
上流に位置するプロモーター、RNAのスプライス部
位、ポリアデニル化部位及び転写終了配列等を保有する
ものが挙げられ、これは更に必要により複製起点を有し
ていてもよい。該発現ベクターの例としては、具体的に
は、例えばSV40の初期プロモーターを保有するpS
V2dhfr〔Mol. Cell. Biol., 1: 854 (1981)〕等が例
示できる。また、酵母細胞を宿主とする場合の発現ベク
ターの具体例としては、例えば酸性ホスフアターゼ遺伝
子に対するプロモーターを有するpAM82〔Proc. Na
tl. Acad. Sci., USA., 80: 1 (1983)〕等を例示でき
る。
ターとしては、通常、発現しようとする本発明遺伝子の
上流に位置するプロモーター、RNAのスプライス部
位、ポリアデニル化部位及び転写終了配列等を保有する
ものが挙げられ、これは更に必要により複製起点を有し
ていてもよい。該発現ベクターの例としては、具体的に
は、例えばSV40の初期プロモーターを保有するpS
V2dhfr〔Mol. Cell. Biol., 1: 854 (1981)〕等が例
示できる。また、酵母細胞を宿主とする場合の発現ベク
ターの具体例としては、例えば酸性ホスフアターゼ遺伝
子に対するプロモーターを有するpAM82〔Proc. Na
tl. Acad. Sci., USA., 80: 1 (1983)〕等を例示でき
る。
【0049】原核生物細胞を宿主とする場合は、該宿主
細胞中で複製可能なベクターを用いて、このベクター中
に本発明遺伝子が発現できるように該遺伝子の上流にプ
ロモーター及びSD(シャイン・アンド・ダルガーノ)
塩基配列、更に蛋白合成開始に必要な開始コドン(例え
ばATG)を付与した発現プラスミドを好適利用でき
る。上記ベクターとしては、一般にpBR322及びそ
の改良ベクターがよく用いられるが、これらに限定され
ず各種のベクターを利用することができる。プロモータ
ーとしても特に限定なく、例えばトリプトファン(trp)
プロモーター、lpp プロモーター、lac プロモーター、
PL/PR プロモーター等をいずれも好適に使用できる。
細胞中で複製可能なベクターを用いて、このベクター中
に本発明遺伝子が発現できるように該遺伝子の上流にプ
ロモーター及びSD(シャイン・アンド・ダルガーノ)
塩基配列、更に蛋白合成開始に必要な開始コドン(例え
ばATG)を付与した発現プラスミドを好適利用でき
る。上記ベクターとしては、一般にpBR322及びそ
の改良ベクターがよく用いられるが、これらに限定され
ず各種のベクターを利用することができる。プロモータ
ーとしても特に限定なく、例えばトリプトファン(trp)
プロモーター、lpp プロモーター、lac プロモーター、
PL/PR プロモーター等をいずれも好適に使用できる。
【0050】尚、本発明遺伝子の発現ベクターとして
は、通常の融合蛋白発現ベクターも好ましく利用でき、
該ベクターの具体例としては、グルタチオン−S−トラ
ンスフェラーゼ(GST)との融合蛋白として発現させ
るためのpGEX(Promega 社)等を例示できる。
は、通常の融合蛋白発現ベクターも好ましく利用でき、
該ベクターの具体例としては、グルタチオン−S−トラ
ンスフェラーゼ(GST)との融合蛋白として発現させ
るためのpGEX(Promega 社)等を例示できる。
【0051】上記所望の組換えDNA(発現ベクター)
の宿主細胞への導入方法・形質転換法にも特に制限はな
く、一般的な各種方法を採用できる。また得られる形質
転換体も、常法に従い培養することができ、該培養によ
り本発明遺伝子によりコードされる目的のBcl−2相
互作用蛋白が発現・産生され、形質転換体の細胞内、細
胞外若しくは細胞膜上に蓄積若しくは分泌される。
の宿主細胞への導入方法・形質転換法にも特に制限はな
く、一般的な各種方法を採用できる。また得られる形質
転換体も、常法に従い培養することができ、該培養によ
り本発明遺伝子によりコードされる目的のBcl−2相
互作用蛋白が発現・産生され、形質転換体の細胞内、細
胞外若しくは細胞膜上に蓄積若しくは分泌される。
【0052】上記培養に用いられる培地としては、採用
した宿主細胞に応じて慣用される各種のものを適宜選択
利用でき、その培養も宿主細胞の生育に適した条件下で
実施できる。
した宿主細胞に応じて慣用される各種のものを適宜選択
利用でき、その培養も宿主細胞の生育に適した条件下で
実施できる。
【0053】かくして得られる組換え蛋白(Bcl−2
相互作用蛋白)は、所望により、その物理的性質、化学
的性質等を利用した各種の分離操作従って分離、精製す
ることができる〔「生化学データブックII」、1175-125
9頁、第1版第1刷、1980年6月23日株式会社東京化学同
人発行;Biochemistry, 25(25): 8274 (1986); Eur.J.
Biochem., 163: 313 (1987) 等参照〕。該方法として
は、具体的には例えば通常の再構成処理、蛋白沈澱剤に
よる処理(塩析法)、遠心分離、浸透圧ショック法、超
音波破砕、限外濾過、分子篩クロマトグラフィー(ゲル
濾過)、吸着クロマトグラフィー、イオン交換クロマト
グラフィー、アフィニティクロマトグラフィー、高速液
体クロマトグラフィー(HPLC)等の各種液体クロマ
トグラフィー、透析法、これらの組合せ等が挙げられ、
特に好ましい上記方法としては、本発明のBcl−2相
互作用蛋白の特異抗体を結合させたカラムを利用するア
フィニティクロマトグラフィーを例示できる。
相互作用蛋白)は、所望により、その物理的性質、化学
的性質等を利用した各種の分離操作従って分離、精製す
ることができる〔「生化学データブックII」、1175-125
9頁、第1版第1刷、1980年6月23日株式会社東京化学同
人発行;Biochemistry, 25(25): 8274 (1986); Eur.J.
Biochem., 163: 313 (1987) 等参照〕。該方法として
は、具体的には例えば通常の再構成処理、蛋白沈澱剤に
よる処理(塩析法)、遠心分離、浸透圧ショック法、超
音波破砕、限外濾過、分子篩クロマトグラフィー(ゲル
濾過)、吸着クロマトグラフィー、イオン交換クロマト
グラフィー、アフィニティクロマトグラフィー、高速液
体クロマトグラフィー(HPLC)等の各種液体クロマ
トグラフィー、透析法、これらの組合せ等が挙げられ、
特に好ましい上記方法としては、本発明のBcl−2相
互作用蛋白の特異抗体を結合させたカラムを利用するア
フィニティクロマトグラフィーを例示できる。
【0054】しかして、本発明は、例えば上記の如くし
て得られる、新規なBcl−2相互作用蛋白自体をも提
供するものである。該蛋白は、Bcl−2との結合活性
を有することにより特徴付けられ、前記のとおり医薬分
野において殊に有用である。
て得られる、新規なBcl−2相互作用蛋白自体をも提
供するものである。該蛋白は、Bcl−2との結合活性
を有することにより特徴付けられ、前記のとおり医薬分
野において殊に有用である。
【0055】また、このBcl−2相互作用蛋白は、該
蛋白の特異抗体を作成する為の免疫抗原としても利用で
きる。こで抗原として用いられるコンポーネントは、例
えば上記遺伝子工学的手法に従って大量に産生された蛋
白或はそのフラグメントであることができ、これら抗原
を利用することにより、所望の抗血清(ポリクローナル
抗体)及びモノクローナル抗体を収得することができ
る。該抗体の製造方法自体は、当業者によく理解されて
いるところであり、本発明においてもこれら常法に従う
ことができる〔続生化学実験講座「免疫生化学研究
法」、日本生化学会編(1986)等参照〕。
蛋白の特異抗体を作成する為の免疫抗原としても利用で
きる。こで抗原として用いられるコンポーネントは、例
えば上記遺伝子工学的手法に従って大量に産生された蛋
白或はそのフラグメントであることができ、これら抗原
を利用することにより、所望の抗血清(ポリクローナル
抗体)及びモノクローナル抗体を収得することができ
る。該抗体の製造方法自体は、当業者によく理解されて
いるところであり、本発明においてもこれら常法に従う
ことができる〔続生化学実験講座「免疫生化学研究
法」、日本生化学会編(1986)等参照〕。
【0056】例えば、抗血清の取得に際して利用される
免疫動物としては、ウサギ、モルモット、ラット、マウ
スやニワトリ等の通常動物を任意に選択でき、上記抗原
を使用する免疫方法や採血等もまた常法に従い実施でき
る。
免疫動物としては、ウサギ、モルモット、ラット、マウ
スやニワトリ等の通常動物を任意に選択でき、上記抗原
を使用する免疫方法や採血等もまた常法に従い実施でき
る。
【0057】また、モノクローナル抗体の取得も、常法
に従い、上記免疫抗原で免疫した動物の形質細胞(免疫
細胞)と形質細胞腫細胞との融合細胞を作成し、これよ
り所望抗体を産生するクローンを選択し、該クローンの
培養により実施することができる。免疫動物は、一般に
細胞融合に使用する形質細胞腫細胞との適合性を考慮し
て選択され、通常マウスやラット等が有利に用いられて
いる。免疫は、上記抗血清の場合と同様であり、所望に
より通常のアジュバント等と併用して行なうこともでき
る。 尚、融合に使用される形質細胞腫細胞としても、
特に限定なく、例えばp3(p3/x63-Ag8)〔Nature, 25
6: 495-497 (1975)〕、p3−U1〔Current Topics in
Microbiology and Immunology, 81: 1-7 (1978)〕、N
S−1〔Eur. J. Immunol., 6: 511-519 (1976)〕、M
PC−11〔Cell, 8: 405-415 (1976)〕、SP2/0
〔Nature, 276: 269-271 (1978)〕等、ラットにおける
R210〔Nature, 277: 131-133 (1979)〕等及びそれ
らに由来する細胞等の各種の骨髄腫細胞をいずれも使用
できる。
に従い、上記免疫抗原で免疫した動物の形質細胞(免疫
細胞)と形質細胞腫細胞との融合細胞を作成し、これよ
り所望抗体を産生するクローンを選択し、該クローンの
培養により実施することができる。免疫動物は、一般に
細胞融合に使用する形質細胞腫細胞との適合性を考慮し
て選択され、通常マウスやラット等が有利に用いられて
いる。免疫は、上記抗血清の場合と同様であり、所望に
より通常のアジュバント等と併用して行なうこともでき
る。 尚、融合に使用される形質細胞腫細胞としても、
特に限定なく、例えばp3(p3/x63-Ag8)〔Nature, 25
6: 495-497 (1975)〕、p3−U1〔Current Topics in
Microbiology and Immunology, 81: 1-7 (1978)〕、N
S−1〔Eur. J. Immunol., 6: 511-519 (1976)〕、M
PC−11〔Cell, 8: 405-415 (1976)〕、SP2/0
〔Nature, 276: 269-271 (1978)〕等、ラットにおける
R210〔Nature, 277: 131-133 (1979)〕等及びそれ
らに由来する細胞等の各種の骨髄腫細胞をいずれも使用
できる。
【0058】上記免疫細胞と形質細胞腫細胞との融合
は、通常の融合促進剤、例えばポリエチレングリコール
(PEG)やセンダイウイルス(HVJ)等の存在下に
公知の方法に準じて行なうことができ、所望のハイブリ
ドーマの分離もまた同様に行ない得る〔Meth. in Enzym
ol., 73: 3 (1981);上記続生化学実験講座等〕。
は、通常の融合促進剤、例えばポリエチレングリコール
(PEG)やセンダイウイルス(HVJ)等の存在下に
公知の方法に準じて行なうことができ、所望のハイブリ
ドーマの分離もまた同様に行ない得る〔Meth. in Enzym
ol., 73: 3 (1981);上記続生化学実験講座等〕。
【0059】また、目的とする抗体産生株の検索及び単
一クローン化も常法により実施され、例えば抗体産生株
の検索は、上記の本発明抗原を利用したELISA法
〔Meth. in Enzymol., 70: 419-439 (1980)〕、プラー
ク法、スポット法、凝集反応法、オクテロニー(Ouchte
rlony)法、ラジオイムノアッセイ等の一般に抗体の検
出に用いられている種々の方法に従い実施することがで
きる。
一クローン化も常法により実施され、例えば抗体産生株
の検索は、上記の本発明抗原を利用したELISA法
〔Meth. in Enzymol., 70: 419-439 (1980)〕、プラー
ク法、スポット法、凝集反応法、オクテロニー(Ouchte
rlony)法、ラジオイムノアッセイ等の一般に抗体の検
出に用いられている種々の方法に従い実施することがで
きる。
【0060】かくして得られるハイブリドーマからの本
発明抗体の採取は、該ハイブリドーマを常法により培養
してその培養上清として得る、また、ハイブリドーマを
これと適合性のある哺乳動物に投与して増殖させその腹
水として得る方法等により実施される。前者の方法は、
高純度の抗体を得るのに適しており、後者の方法は、抗
体の大量生産に適している。このようにして得られる抗
体は、更に塩析、ゲル濾過、アフィニティクロマトグラ
フイー等の通常の手段により精製することができる。
発明抗体の採取は、該ハイブリドーマを常法により培養
してその培養上清として得る、また、ハイブリドーマを
これと適合性のある哺乳動物に投与して増殖させその腹
水として得る方法等により実施される。前者の方法は、
高純度の抗体を得るのに適しており、後者の方法は、抗
体の大量生産に適している。このようにして得られる抗
体は、更に塩析、ゲル濾過、アフィニティクロマトグラ
フイー等の通常の手段により精製することができる。
【0061】かくして得られる抗体は、本発明のBcl
−2相互作用蛋白に結合性を有することによって特徴付
けられ、これは、前述したBcl−2相互作用蛋白の精
製及びその免疫学的手法による測定乃至識別等に有利に
利用できる。
−2相互作用蛋白に結合性を有することによって特徴付
けられ、これは、前述したBcl−2相互作用蛋白の精
製及びその免疫学的手法による測定乃至識別等に有利に
利用できる。
【0062】本発明は、かかる新規な抗体をも提供する
ものである。
ものである。
【0063】また、本発明によって明らかにされた本発
明遺伝子の配列情報を基にすれば、例えば該遺伝子の一
部又は全部の塩基配列を利用することにより、個体もし
くは各種組織における本発明遺伝子の発現の検出を行な
うことができる。
明遺伝子の配列情報を基にすれば、例えば該遺伝子の一
部又は全部の塩基配列を利用することにより、個体もし
くは各種組織における本発明遺伝子の発現の検出を行な
うことができる。
【0064】かかる検出は常法に従って行うことがで
き、例えばRT−PCR〔Reverse transcribed-Polyme
rase chain reaction; E.S. Kawasaki, et al., Amplif
ication of RNA. In PCR Protocol, A Guide to method
s and applications, AcademicPress, Inc., SanDiego,
21-27 (1991)〕によるRNA増幅やノーザンブロット
解析〔Molecular Cloning, Cold Spring Harbor Lab.
(1989)〕、in situ RT−PCR〔Nucl. Acids Res.,
21: 3159-3166 (1993)〕や in situ ハイブリダイゼー
ション等の細胞レベルでのそれら測定、NASBA法
〔Nucleic acid sequence-based amplification, Natur
e, 350: 91-92 (1991)〕及びその他の各種方法によりい
ずれも良好に実施し得る。
き、例えばRT−PCR〔Reverse transcribed-Polyme
rase chain reaction; E.S. Kawasaki, et al., Amplif
ication of RNA. In PCR Protocol, A Guide to method
s and applications, AcademicPress, Inc., SanDiego,
21-27 (1991)〕によるRNA増幅やノーザンブロット
解析〔Molecular Cloning, Cold Spring Harbor Lab.
(1989)〕、in situ RT−PCR〔Nucl. Acids Res.,
21: 3159-3166 (1993)〕や in situ ハイブリダイゼー
ション等の細胞レベルでのそれら測定、NASBA法
〔Nucleic acid sequence-based amplification, Natur
e, 350: 91-92 (1991)〕及びその他の各種方法によりい
ずれも良好に実施し得る。
【0065】尚、RT−PCR法を採用する場合におい
て、用いられるプライマーは、本発明遺伝子のみを特異
的に増幅できる該遺伝子特有のものである限り何等限定
されず、本発明の遺伝情報に基いてその配列を適宜設定
することができる。通常、これは20〜30ヌクレオチ
ド程度の部分配列を有するものとすることができる。
て、用いられるプライマーは、本発明遺伝子のみを特異
的に増幅できる該遺伝子特有のものである限り何等限定
されず、本発明の遺伝情報に基いてその配列を適宜設定
することができる。通常、これは20〜30ヌクレオチ
ド程度の部分配列を有するものとすることができる。
【0066】このように、本発明は、本発明にかかるB
cl−2相互作用蛋白遺伝子の検出用の特異プライマー
及び/又は特異プローブとして使用されるDNA断片を
も提供するものである。
cl−2相互作用蛋白遺伝子の検出用の特異プライマー
及び/又は特異プローブとして使用されるDNA断片を
も提供するものである。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、アポトーシス制御を担
うモジュレーターであり細胞死の防止にBcl−2と共
同作用する新規なBcl−2相互作用蛋白、同蛋白をコ
ードする新規遺伝子及び同蛋白の特異抗体が提供され
る。これらの利用により、アポトーシスの分子機構の解
明並びにこれが関与する各種の疾患や病態の解明やその
診断、予防及び治療等に有用な技術が提供される。
うモジュレーターであり細胞死の防止にBcl−2と共
同作用する新規なBcl−2相互作用蛋白、同蛋白をコ
ードする新規遺伝子及び同蛋白の特異抗体が提供され
る。これらの利用により、アポトーシスの分子機構の解
明並びにこれが関与する各種の疾患や病態の解明やその
診断、予防及び治療等に有用な技術が提供される。
【0068】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するため、実
施例を挙げる。
施例を挙げる。
【0069】
【実施例1】 (1)biscDNAの単離 Bcl−2に結合性を有する蛋白をコードするcDNA
を同定するため、マニアティス等の方法〔Maniatis, F.
et al., (1982), Molecular Cloning: A Laboratory M
anual (Cold Spring Harbor, New York)〕に従い、組換
えヒトBcl−2蛋白を用いてヒトcDNAライブラリ
ーをスクリーニングした。
を同定するため、マニアティス等の方法〔Maniatis, F.
et al., (1982), Molecular Cloning: A Laboratory M
anual (Cold Spring Harbor, New York)〕に従い、組換
えヒトBcl−2蛋白を用いてヒトcDNAライブラリ
ーをスクリーニングした。
【0070】スクリーニングは、bcl−2バキュロウ
イルス感染Sf9細胞の溶菌液を使用し、陽性ファージ
クローンは、抗ヒトBcl−2モノクローナル抗体を用
いて同定した。
イルス感染Sf9細胞の溶菌液を使用し、陽性ファージ
クローンは、抗ヒトBcl−2モノクローナル抗体を用
いて同定した。
【0071】即ち、ヒトB細胞cDNAライブラリー/
λgt11(Clontech社)を大腸菌Y1090上に37
℃でまき、42℃で3時間インキュベートした。ファー
ジプレートに、10mM IPTG(isopropyl thiogal
actoside)に浸したニトロセルロースフィルターを37
℃で3時間載せ、該フィルターを、0.05%ツイーン
20(Tween 20)を含むTBS溶液(10mM Tris-HCl, p
H 8.0 / 150mM NaCl)で洗浄後、6Mグアニジン−塩酸
のHBB溶液(20mM Hepes, pH 7.5 / 5mM MgCl2 / 1mM
KCl / 5mM DTT)での10分間の処理を2回、次いで、
3Mグアニジン−塩酸のHBB溶液での5分の処理を3
回行なった。
λgt11(Clontech社)を大腸菌Y1090上に37
℃でまき、42℃で3時間インキュベートした。ファー
ジプレートに、10mM IPTG(isopropyl thiogal
actoside)に浸したニトロセルロースフィルターを37
℃で3時間載せ、該フィルターを、0.05%ツイーン
20(Tween 20)を含むTBS溶液(10mM Tris-HCl, p
H 8.0 / 150mM NaCl)で洗浄後、6Mグアニジン−塩酸
のHBB溶液(20mM Hepes, pH 7.5 / 5mM MgCl2 / 1mM
KCl / 5mM DTT)での10分間の処理を2回、次いで、
3Mグアニジン−塩酸のHBB溶液での5分の処理を3
回行なった。
【0072】フィルターを、20mlのTBS溶液で希
釈したRIPA溶液(1% NP40 / 0.1% SDS / 150mM NaC
l / 50mM Tris-HCl, pH 7.5 / 10μM APMSF / 0.1 u/ml
aprotinin / 5μg/ml leupeptin)中で、2×107の
bcl−2バキュロウイルス感染Sf9細胞〔Anal. Bi
ochem., 205: 70-76 (1992)〕より調製した透明溶菌液
の2mlと、0℃で一夜インキュベーションした。フィ
ルターを、洗浄後、抗ヒトBcl−2モノクローナル抗
体〔Ame. J. Pathology, 137: 225-232 (1990)〕と、次
いでアルカリフォスファターゼ標識ヤギ抗マウスIgG
抗体(Promega社)とインキュベートした。
釈したRIPA溶液(1% NP40 / 0.1% SDS / 150mM NaC
l / 50mM Tris-HCl, pH 7.5 / 10μM APMSF / 0.1 u/ml
aprotinin / 5μg/ml leupeptin)中で、2×107の
bcl−2バキュロウイルス感染Sf9細胞〔Anal. Bi
ochem., 205: 70-76 (1992)〕より調製した透明溶菌液
の2mlと、0℃で一夜インキュベーションした。フィ
ルターを、洗浄後、抗ヒトBcl−2モノクローナル抗
体〔Ame. J. Pathology, 137: 225-232 (1990)〕と、次
いでアルカリフォスファターゼ標識ヤギ抗マウスIgG
抗体(Promega社)とインキュベートした。
【0073】かくして、1377bpの同一のDNA配
列を有する所望の2つの陽性クローンが特定された。こ
のcDNAを標識プローブとして同一ライブラリーをス
クリーニングすることにより、ほぼ全長サイズである2
264bpのcDNA(bis)を単離した。
列を有する所望の2つの陽性クローンが特定された。こ
のcDNAを標識プローブとして同一ライブラリーをス
クリーニングすることにより、ほぼ全長サイズである2
264bpのcDNA(bis)を単離した。
【0074】尚、標識プローブ(32P標識cDNAプロ
ーブ)は、上記1377bpcDNAを常法に従い標識
することにより調製した〔上記マニアティス等の文
献〕。
ーブ)は、上記1377bpcDNAを常法に従い標識
することにより調製した〔上記マニアティス等の文
献〕。
【0075】かくして得た本発明cDNA(bis)の
塩基配列は、配列番号:2に示されるとおりであり、5
09アミノ酸残基からなるその予想蛋白(Bis)のア
ミノ酸配列は、配列番号:1に示されるとおりである。
塩基配列は、配列番号:2に示されるとおりであり、5
09アミノ酸残基からなるその予想蛋白(Bis)のア
ミノ酸配列は、配列番号:1に示されるとおりである。
【0076】尚、配列解析の結果、先に得たクローン
は、全長サイズcDNAクローンの3’部分に相当して
いる(配列番号:2における888番目より少なくとも
そのBis蛋白コード領域のC端までを含む)ことを確
認した。
は、全長サイズcDNAクローンの3’部分に相当して
いる(配列番号:2における888番目より少なくとも
そのBis蛋白コード領域のC端までを含む)ことを確
認した。
【0077】配列番号:1に示されるアミノ酸配列は、
相同性検索(DDBJ FASTA)により、どのような既知蛋白
にも又機能的モチーフにも相同性を有していないことが
確認された。
相同性検索(DDBJ FASTA)により、どのような既知蛋白
にも又機能的モチーフにも相同性を有していないことが
確認された。
【0078】(2)Bis発現プラスミドの調製と発現 (1) グルタチオン−S−トランスフェラーゼ(GS
T)融合蛋白発現ベクターpGEX(Promega社)のE
coRIサイトに、前記1377bpのbiscDNA
をサブクローングした。該プラスミドDNAを大腸菌に
導入し、IPTGで融合遺伝子発現を誘導してGST−
Bis融合蛋白を発現させた。集菌した大腸菌を、Lバ
ッファー(50 mM Tric-HCl, pH 7.5 / 2.5% サッカロー
ス、0.5% NP40, 5mM MgCl2)に懸濁し、超音波処理によ
り細胞を破砕した。遠心後、GSTのグルタチオンへの
結合能を利用し、上清をグルタチオンアガロースビーズ
とインキュベートして(4℃、1時間)GST−Bis
融合蛋白を精製した。
T)融合蛋白発現ベクターpGEX(Promega社)のE
coRIサイトに、前記1377bpのbiscDNA
をサブクローングした。該プラスミドDNAを大腸菌に
導入し、IPTGで融合遺伝子発現を誘導してGST−
Bis融合蛋白を発現させた。集菌した大腸菌を、Lバ
ッファー(50 mM Tric-HCl, pH 7.5 / 2.5% サッカロー
ス、0.5% NP40, 5mM MgCl2)に懸濁し、超音波処理によ
り細胞を破砕した。遠心後、GSTのグルタチオンへの
結合能を利用し、上清をグルタチオンアガロースビーズ
とインキュベートして(4℃、1時間)GST−Bis
融合蛋白を精製した。
【0079】(2) 前記の全長biscDNAを、β−
アクチンプロモーターとサイトメガロウイルス由来のエ
ンハンサーを有するベクターpCAGGS〔Gene, 108:
193-199 (1991)〕のEcoRIサイトにサブクローン
化することにより,Bis発現プラスミドpCAGGS
−bisを得た。
アクチンプロモーターとサイトメガロウイルス由来のエ
ンハンサーを有するベクターpCAGGS〔Gene, 108:
193-199 (1991)〕のEcoRIサイトにサブクローン
化することにより,Bis発現プラスミドpCAGGS
−bisを得た。
【0080】10%FBS、0.2mM L−グルタミ
ン、50単位/mlペニシリン及び50μg/mlスト
レプトマイシンを添加したDMEM培地で維持したCO
S−7細胞に、電気穿孔(220V, 960μF)にて、各5μ
gのpCAGGS−bis及びpCAGGS(ベクタ
ー)で107細胞当たりトータル10μgDNA導入
し、細胞を48時間培養して一過的発現を行った。
ン、50単位/mlペニシリン及び50μg/mlスト
レプトマイシンを添加したDMEM培地で維持したCO
S−7細胞に、電気穿孔(220V, 960μF)にて、各5μ
gのpCAGGS−bis及びpCAGGS(ベクタ
ー)で107細胞当たりトータル10μgDNA導入
し、細胞を48時間培養して一過的発現を行った。
【0081】(3)Bis蛋白抗体の作成 上記で得たGST−Bis融合蛋白を、ウサギに、数週
間おきに皮下注射による3度の投与を行ない、抗体価の
上昇を確認後、血液を採取し、血清を分離した。該血清
より、常法に従い、GST−Bis融合蛋白のアフィニ
ティクロマト法により所望抗体を精製した〔E. Harlon
& D. Lane, Antibodies; A LaboratoryManual, Cold Sp
ring Harbor Lab. (1988)〕。
間おきに皮下注射による3度の投与を行ない、抗体価の
上昇を確認後、血液を採取し、血清を分離した。該血清
より、常法に従い、GST−Bis融合蛋白のアフィニ
ティクロマト法により所望抗体を精製した〔E. Harlon
& D. Lane, Antibodies; A LaboratoryManual, Cold Sp
ring Harbor Lab. (1988)〕。
【0082】かくして得た抗ヒトBis蛋白抗体は、ヒ
トBis蛋白を認識し、見かけ上の分子量が60kDの
マウスBisと交叉反応性を示した。
トBis蛋白を認識し、見かけ上の分子量が60kDの
マウスBisと交叉反応性を示した。
【0083】(4)組織におけるBisの発現 組織におけるbis/Bisの特異的発現プロファイル
を調べるため、各種のマウス組織を用いたノーザンブロ
ット分析及びウエスタンブロット分析を行った。
を調べるため、各種のマウス組織を用いたノーザンブロ
ット分析及びウエスタンブロット分析を行った。
【0084】ノーザンブロット分析において、各種の成
熟マウス組織からの全RNAは常法に従い単離した〔前
記マニアティス等の文献〕。ポリ(A+)RNAは、オリ
ゴ(dT)カラムクロマトグラフィーで精製し、10μgの
RNAをアガロースゲルにてサイズ分画した。
熟マウス組織からの全RNAは常法に従い単離した〔前
記マニアティス等の文献〕。ポリ(A+)RNAは、オリ
ゴ(dT)カラムクロマトグラフィーで精製し、10μgの
RNAをアガロースゲルにてサイズ分画した。
【0085】ノーザンブロットは、前記した32P標識b
iscDNAプローブと常法に従いハイブリダイズさせ
た。
iscDNAプローブと常法に従いハイブリダイズさせ
た。
【0086】ウエスタンブロット分析において、成熟マ
ウスからの各種器官及び胎児は、これを溶解液(50mM T
ris-HCl, pH 7.5 / 150mM NaCl / 0.1% SDS / 1% NP40
/ 0.1% sodium deoxycholate / 10μM p-amidinophenyl
methanesulfonyl fluoride hydrochloride / 0.1 μ/ml
aprotinin / 5μg/ml leupeptin / 10mM sodium dipho
sphate decahydrate / 10mM NaF / 4mM EDTA / 2mM Na3
VO4)にてホモジナイズし、その40μgを10%ポリ
アクリルアミド/SDSゲルにてサイズ分画し、メンブ
ラン(Immobilon polyvinyliden difluoride membrane:
Millipore社)にブロットした。
ウスからの各種器官及び胎児は、これを溶解液(50mM T
ris-HCl, pH 7.5 / 150mM NaCl / 0.1% SDS / 1% NP40
/ 0.1% sodium deoxycholate / 10μM p-amidinophenyl
methanesulfonyl fluoride hydrochloride / 0.1 μ/ml
aprotinin / 5μg/ml leupeptin / 10mM sodium dipho
sphate decahydrate / 10mM NaF / 4mM EDTA / 2mM Na3
VO4)にてホモジナイズし、その40μgを10%ポリ
アクリルアミド/SDSゲルにてサイズ分画し、メンブ
ラン(Immobilon polyvinyliden difluoride membrane:
Millipore社)にブロットした。
【0087】マウスBisの存在は、前記抗ヒトBis
蛋白抗体、パーオキシダーゼ(HRP)標識ヤギ抗ウサ
ギIgG抗体(Promega社)及び化学発光増強試薬(enh
anced chemiluminescence mixture detection reagent:
Amersham社)を用いて検出した。
蛋白抗体、パーオキシダーゼ(HRP)標識ヤギ抗ウサ
ギIgG抗体(Promega社)及び化学発光増強試薬(enh
anced chemiluminescence mixture detection reagent:
Amersham社)を用いて検出した。
【0088】結果を図1(上記ノーザンブロット分析の
結果)及び図2(上記ウエスタンブロット分析の結果)
に示す。尚、各図における供試組織は次の通りである。
結果)及び図2(上記ウエスタンブロット分析の結果)
に示す。尚、各図における供試組織は次の通りである。
【0089】・heart 心臓 ・kidney 腎臓 ・spleen 脾臓 ・uterus 子宮 ・intestine 腸 ・thymus 胸腺 ・brain 脳 ・lung 肺 ・liver 肝臓 ・muscle 筋 ・E10.5 妊娠10.5日の胎児胚 ・E14.5 妊娠14.5日の胎児胚(head:頭、body:
体) ・E18.5 妊娠18.5日の胎児胚(head:頭、body:
体) 図1に示すように、bis遺伝子は、各種の成熟マウス
組織において2.3kbの単一サイズのmRNA(図中
→にて表示)として発現されており、最も高い発現が心
臓において認められた。
体) ・E18.5 妊娠18.5日の胎児胚(head:頭、body:
体) 図1に示すように、bis遺伝子は、各種の成熟マウス
組織において2.3kbの単一サイズのmRNA(図中
→にて表示)として発現されており、最も高い発現が心
臓において認められた。
【0090】同様に、ウエスタンブロット分析により、
各種の成熟マウス組織におけるBisの普遍的な発現
(心臓における最も高い発現)が認められた(図2)。
尚、Bisは、妊娠10.5日の初期からマウス胚に認
められ、その量は、誕生に向けて増加していた。
各種の成熟マウス組織におけるBisの普遍的な発現
(心臓における最も高い発現)が認められた(図2)。
尚、Bisは、妊娠10.5日の初期からマウス胚に認
められ、その量は、誕生に向けて増加していた。
【0091】(5)BisとBcl−2との相互作用
(インビトロ結合活性) Bis蛋白とBcl−2との結合性を評価した。
(インビトロ結合活性) Bis蛋白とBcl−2との結合性を評価した。
【0092】即ち、前記(2)−(1)で得たGST−B
is融合蛋白を結合したグルタチオンビーズを、WE緩
衝液(20mM Tris-HCl, pH 7.5 / 2mM MgCl2 / 1mM DT
T)で3回洗いビーズに非特異的に結合した蛋白を除
き、ヒトbcl−2遺伝子を導入してBcl−2蛋白を
発現するようにしたマウス細胞株〔Oncogene, 7: 869-8
76(1992)〕の細胞破砕液と4℃で2時間インキュベート
した。
is融合蛋白を結合したグルタチオンビーズを、WE緩
衝液(20mM Tris-HCl, pH 7.5 / 2mM MgCl2 / 1mM DT
T)で3回洗いビーズに非特異的に結合した蛋白を除
き、ヒトbcl−2遺伝子を導入してBcl−2蛋白を
発現するようにしたマウス細胞株〔Oncogene, 7: 869-8
76(1992)〕の細胞破砕液と4℃で2時間インキュベート
した。
【0093】ビーズをRIPA溶液にて3回洗った後、
ビーズに結合している蛋白をサンプル緩衝液(40mM Tri
s-HCl, pH 6.8 / 2% SDS / 5% β-mercaptoethanol / 5
% glycerol / 0.002% BPB)で溶出し、これをポリアク
リルアミド-SDSゲル電気泳動にかけた。ウエスタン
ブロット法により、ゲル内の蛋白をPVDFフィルター
に電気的に移し、フィルター上のBcl−2蛋白を前記
抗ヒトBcl−2モノクローナル抗体により検出した。
ビーズに結合している蛋白をサンプル緩衝液(40mM Tri
s-HCl, pH 6.8 / 2% SDS / 5% β-mercaptoethanol / 5
% glycerol / 0.002% BPB)で溶出し、これをポリアク
リルアミド-SDSゲル電気泳動にかけた。ウエスタン
ブロット法により、ゲル内の蛋白をPVDFフィルター
に電気的に移し、フィルター上のBcl−2蛋白を前記
抗ヒトBcl−2モノクローナル抗体により検出した。
【0094】該ウエスタンブロットの結果を図3に示
す。
す。
【0095】同図における各レーンは次のとおりであ
る。
る。
【0096】レーン1:GST−Bis融合蛋白を用い
た上記試験例。
た上記試験例。
【0097】レーン2:GST蛋白を使用した陰性コン
トロール。
トロール。
【0098】レーン3:グルタチオンアガロースビーズ
使用による陰性コントロール。
使用による陰性コントロール。
【0099】レーン4:上記MT2細胞破砕液(ヒトB
cl−2蛋白)を使用した陽性コントロール。
cl−2蛋白)を使用した陽性コントロール。
【0100】同図より、GST−Bis融合蛋白を用い
たレーン1にのみBcl−2蛋白が検出され、GST及
びグルタチオンアガロースビーズの場合(レーン2及び
3)ではシグナルが認められないことから、Bis蛋白
はBcl−2蛋白に対する結合能を有するものと結論で
きる。
たレーン1にのみBcl−2蛋白が検出され、GST及
びグルタチオンアガロースビーズの場合(レーン2及び
3)ではシグナルが認められないことから、Bis蛋白
はBcl−2蛋白に対する結合能を有するものと結論で
きる。
【0101】(6)細胞死防止におけるBisとBcl
−2間の共同作用 Bisが、Bcl−2の抗アポトーシス活性をモデュレ
ートする活性を有するか否かを、微細注入(microinjec
tion)のシステムにより試験した〔Genes to Cells, 2:
55-64 (1997)〕。
−2間の共同作用 Bisが、Bcl−2の抗アポトーシス活性をモデュレ
ートする活性を有するか否かを、微細注入(microinjec
tion)のシステムにより試験した〔Genes to Cells, 2:
55-64 (1997)〕。
【0102】即ち、10%FBS含有RPMI1640
培地でガラス性カバースリップに播いたHeLa細胞
に、ライカシステム(Leica microinjection system: L
eica社)により、前記(2)−(2)で得たBis発現プ
ラスミドpCAGGS−bis及び下記所定のDNA
(PBS溶液)を核内微細注入した。
培地でガラス性カバースリップに播いたHeLa細胞
に、ライカシステム(Leica microinjection system: L
eica社)により、前記(2)−(2)で得たBis発現プ
ラスミドpCAGGS−bis及び下記所定のDNA
(PBS溶液)を核内微細注入した。
【0103】尚、ヒトBcl−2発現プラスミドpCA
GGS−hbcl−2、ヒトBcl−xL発現プラスミ
ドpCAGGS−hbcl−xL及びマウスBax発現
プラスミドpCAGGS−mbaxは、前記(2)−
(2)と同様にして、全蛋白コード領域を含むヒトbcl
−2cDNA〔B4cDNA; Proc. Natl. Acad. Sci. USA,8
3: 5214-5218 (1986)〕、同ヒトbcl−xLcDNA
〔Cell, 74: 597-608 (1993)〕及び同マウスbaxcD
NA〔Cell, 74: 609-619 (1993)〕を用いて製造した。
GGS−hbcl−2、ヒトBcl−xL発現プラスミ
ドpCAGGS−hbcl−xL及びマウスBax発現
プラスミドpCAGGS−mbaxは、前記(2)−
(2)と同様にして、全蛋白コード領域を含むヒトbcl
−2cDNA〔B4cDNA; Proc. Natl. Acad. Sci. USA,8
3: 5214-5218 (1986)〕、同ヒトbcl−xLcDNA
〔Cell, 74: 597-608 (1993)〕及び同マウスbaxcD
NA〔Cell, 74: 609-619 (1993)〕を用いて製造した。
【0104】HeLa細胞に注入した全DNA濃度は、
ベクターDNA(pCAGGS)で200ng/μlに調整
し、5.8mg/mlのローダミンイソチオシアネート
(RITC)標識BSA〔J. Biol. Chem., 269: 24542-245
45 (1994)〕を常に共注入することにより、注入した細
胞を特定した。
ベクターDNA(pCAGGS)で200ng/μlに調整
し、5.8mg/mlのローダミンイソチオシアネート
(RITC)標識BSA〔J. Biol. Chem., 269: 24542-245
45 (1994)〕を常に共注入することにより、注入した細
胞を特定した。
【0105】細胞死は、マウスBax発現プラスミドp
CAGGS−mbaxの20ng/μlを同時に微細注
入して3時間インキュベーションすることにより又は1
μg/mlの拮抗性抗Fasモノクローナル抗体CH1
1(MBL社)で4時間細胞を処理することにより誘導
した。
CAGGS−mbaxの20ng/μlを同時に微細注
入して3時間インキュベーションすることにより又は1
μg/mlの拮抗性抗Fasモノクローナル抗体CH1
1(MBL社)で4時間細胞を処理することにより誘導
した。
【0106】所定の時間経過後に、細胞を10%フォル
マリン溶液/20分で固定化し、ヘキスト33342
(Hoechst 33342: Calbiochem社)/5分にて染色し、
480nm励起(RITC用)及び360nm励起(Hoechs
t 33342用)にて蛍光顕微鏡(Olympus BX-50)下に分析
した。アポトーシス細胞は、凝縮したクロマチン及び/
又はヘキスト33342で染色される断片化した核によ
り特定した〔Cancer Res., 56: 2161-2166 (1996)〕。
マリン溶液/20分で固定化し、ヘキスト33342
(Hoechst 33342: Calbiochem社)/5分にて染色し、
480nm励起(RITC用)及び360nm励起(Hoechs
t 33342用)にて蛍光顕微鏡(Olympus BX-50)下に分析
した。アポトーシス細胞は、凝縮したクロマチン及び/
又はヘキスト33342で染色される断片化した核によ
り特定した〔Cancer Res., 56: 2161-2166 (1996)〕。
【0107】結果を、表1及び表2並びに図4に示す。
【0108】
【表1】
【0109】
【表2】 表1は、Bax誘導アポトーシスに対する、BisとB
cl−2による相乗的防止作用を示すものであり、導入
した各DNAとその濃度、DNA導入された全細胞数に
対するアポトーシス細胞の比(A/T)及びその割合
(%)が示されている。
cl−2による相乗的防止作用を示すものであり、導入
した各DNAとその濃度、DNA導入された全細胞数に
対するアポトーシス細胞の比(A/T)及びその割合
(%)が示されている。
【0110】表2は、Fas仲介アポトーシスに対する
同上作用を示すものであり、表1に準じて示されてい
る。尚、同試験において、Hela細胞のインキュベー
ション時間はDNA注入後2時間である。
同上作用を示すものであり、表1に準じて示されてい
る。尚、同試験において、Hela細胞のインキュベー
ション時間はDNA注入後2時間である。
【0111】図4は、上記Bax誘導アポトーシスにお
ける、Bis及びBcl−2による相乗的細胞死防止を
示す図面代用写真(蛍光顕微鏡写真)であり、同図上段
(RITC)及び下段(Hoechst 33342)のパネルは同一視
野の顕微鏡写真である。
ける、Bis及びBcl−2による相乗的細胞死防止を
示す図面代用写真(蛍光顕微鏡写真)であり、同図上段
(RITC)及び下段(Hoechst 33342)のパネルは同一視
野の顕微鏡写真である。
【0112】尚、同図における注入DNAの組み合わせ
は次のとおりであり、DNA濃度は、pCAGGS−m
bax及びpCAGGS−bisが20ng/ml、p
CAGGS−hbcl−2が2ng/mlである。
は次のとおりであり、DNA濃度は、pCAGGS−m
bax及びpCAGGS−bisが20ng/ml、p
CAGGS−hbcl−2が2ng/mlである。
【0113】a:pCAGGS-mbax(bax) b:pCAGGS-mbax 及び pCAGGS-hbcl-2(bax/bcl-2) c:pCAGGS-mbax 及び pCAGGS-bis(bax/bis) d:pCAGGS-mbax, pCAGGS-bis 及び pCAGGS-hbcl-2(ba
x/bis/bcl-2) 以上試験より、以下のことが明らかである。
x/bis/bcl-2) 以上試験より、以下のことが明らかである。
【0114】細胞死は、一緒に微細注入されたマウスb
ax(mbax)DNAにより誘導された。大量のhbis
DNAの注入は、Bax誘導細胞死に、わずかではある
が十分に顕著性ある抵抗を与えた(表1)。このこと
は、Bisが、Bcl−2よりは効率的ではないもの
の、抗アポトーシス活性を奏することを示している。
ax(mbax)DNAにより誘導された。大量のhbis
DNAの注入は、Bax誘導細胞死に、わずかではある
が十分に顕著性ある抵抗を与えた(表1)。このこと
は、Bisが、Bcl−2よりは効率的ではないもの
の、抗アポトーシス活性を奏することを示している。
【0115】比較的低濃度におけるhbis及びhbc
l−2DNAは、それら単独ではBax誘導細胞死に顕
著な保護を与えないが、共注入により増強された防止効
果を与えた(図3及び表1)。BisとhBcl−2に
よるこの効果は、Bisと他の抗アポトーシス性hBc
l−xLとでは抗アポトーシス活性が増強されなかった
ことより(表1)、相加的ではなく、相乗的であると考
えられる。
l−2DNAは、それら単独ではBax誘導細胞死に顕
著な保護を与えないが、共注入により増強された防止効
果を与えた(図3及び表1)。BisとhBcl−2に
よるこの効果は、Bisと他の抗アポトーシス性hBc
l−xLとでは抗アポトーシス活性が増強されなかった
ことより(表1)、相加的ではなく、相乗的であると考
えられる。
【0116】Bisが、Bcl−2と相互作用しBcl
−xLには相互作用しないとすると、BisとBcl−
2によるこの相乗的抗アポトーシス活性は、この両蛋白
の相互作用によって直接的にメディエートされているこ
とが明らかである。
−xLには相互作用しないとすると、BisとBcl−
2によるこの相乗的抗アポトーシス活性は、この両蛋白
の相互作用によって直接的にメディエートされているこ
とが明らかである。
【0117】BisとBcl−2が、他の刺激により誘
導されるアポトーシスも共同して防止するか否かを試験
するため、拮抗的抗Fas抗体処理によってアポトーシ
スを誘導した。表2に示すとおり、BisとBcl−2
は共同して、Fas仲介のアポトーシスを防止すること
が確認され、また、上記同様、大量のBis単独による
マイナーな抗アポトーシス活性が認められた。
導されるアポトーシスも共同して防止するか否かを試験
するため、拮抗的抗Fas抗体処理によってアポトーシ
スを誘導した。表2に示すとおり、BisとBcl−2
は共同して、Fas仲介のアポトーシスを防止すること
が確認され、また、上記同様、大量のBis単独による
マイナーな抗アポトーシス活性が認められた。
【0118】以上より、BisとBcl−2の共同作用
は、アポトーシス一般に共通するものと考えられる。
は、アポトーシス一般に共通するものと考えられる。
【0119】(7)考察 Bcl−2と相互及び共同作用してアポトーシスを防止
する、新規な蛋白Bis及びその遺伝子を単離同定し
た。
する、新規な蛋白Bis及びその遺伝子を単離同定し
た。
【0120】Bcl−2とBisによるアポトーシスの
相乗的な防止効果は、両蛋白の相互作用によってメディ
エートされているものと考えられる(Bisは、抗アポ
トーシス性Bcl−xLとは相互作用も共同作用もしな
い)。この相乗効果におけるBcl−2とBisの分子
間相互作用の必須の役割は、ヒトBisがニワトリBc
l−2とは相互作用乃至共同作用しないことを確認して
いることからも更に支持される。
相乗的な防止効果は、両蛋白の相互作用によってメディ
エートされているものと考えられる(Bisは、抗アポ
トーシス性Bcl−xLとは相互作用も共同作用もしな
い)。この相乗効果におけるBcl−2とBisの分子
間相互作用の必須の役割は、ヒトBisがニワトリBc
l−2とは相互作用乃至共同作用しないことを確認して
いることからも更に支持される。
【0121】ニワトリBcl−2は、進化上保存されて
いないループ領域を除いては、その配列が、ヒトBcl
−2のそれとほとんど同一であることより、Bisは、
Bcl−2のループと相互作用するものと思われる。該
ループ領域は、Bcl−2の抗アポトーシス活性の負の
制御に関与していることが近年報告されており〔EMBO
J., 16: 968-977 (1997)〕、Bisは、その相互作用に
よって、該ループのこの負の効果をキャンセルするもの
と考えられる。
いないループ領域を除いては、その配列が、ヒトBcl
−2のそれとほとんど同一であることより、Bisは、
Bcl−2のループと相互作用するものと思われる。該
ループ領域は、Bcl−2の抗アポトーシス活性の負の
制御に関与していることが近年報告されており〔EMBO
J., 16: 968-977 (1997)〕、Bisは、その相互作用に
よって、該ループのこの負の効果をキャンセルするもの
と考えられる。
【0122】また、Bag−1及びRaf等の各種蛋白
も、Bcl−2との相互作用によりこれと共同して、細
胞の抗アポトーシス活性を増強することが報告されてお
り、これらBcl−2相互作用蛋白の各々は、各種の条
件下において生ずる異なった抗アポトーシスシグナルを
Bcl−2に伝達するメディエーターとして働いている
ものと考えられる。
も、Bcl−2との相互作用によりこれと共同して、細
胞の抗アポトーシス活性を増強することが報告されてお
り、これらBcl−2相互作用蛋白の各々は、各種の条
件下において生ずる異なった抗アポトーシスシグナルを
Bcl−2に伝達するメディエーターとして働いている
ものと考えられる。
【0123】本発明のbis遺伝子は、ヒト及びマウス
の各種組織に広く発現されており、殊に、Bcl−2を
低レベルでしか発現していないが〔Nucl. Acid Res., 2
0: 4187-4192 (1992)〕長期生存細胞である心細胞にお
いて高レベルに発現されている。このことより、Bis
は、心臓においてわずかに存在しているBcl−2の抗
アポトーシス活性を増強するように機能しているものと
考えられる。
の各種組織に広く発現されており、殊に、Bcl−2を
低レベルでしか発現していないが〔Nucl. Acid Res., 2
0: 4187-4192 (1992)〕長期生存細胞である心細胞にお
いて高レベルに発現されている。このことより、Bis
は、心臓においてわずかに存在しているBcl−2の抗
アポトーシス活性を増強するように機能しているものと
考えられる。
【0124】従って、心細胞の死を伴う心疾患の一部
は、Bis蛋白の欠損又は低下したレベルに結び付いて
いる可能性が考えられる。
は、Bis蛋白の欠損又は低下したレベルに結び付いて
いる可能性が考えられる。
【0125】以上によれば、細胞死を伴う疾患の中に、
Bis発現が低下することが原因になっているものが想
定され、それら疾患における当該遺伝子発現や蛋白発現
のレベルの検出、当該遺伝子の欠損或は変異を伴う遺伝
性疾患におけるそれら異常の検出、また当該遺伝子を利
用する遺伝子治療の適用等は、前記した種々の医療分野
上において極めて有用である。
Bis発現が低下することが原因になっているものが想
定され、それら疾患における当該遺伝子発現や蛋白発現
のレベルの検出、当該遺伝子の欠損或は変異を伴う遺伝
性疾患におけるそれら異常の検出、また当該遺伝子を利
用する遺伝子治療の適用等は、前記した種々の医療分野
上において極めて有用である。
【0126】
(1) GENERAL INFORMATION: (i) APPLICANT: Ostuka Pharmaceutical Co., Ltd. (ii) TITLE OF INVENTION: Bcl−2相互作用蛋白遺
伝子bis (iii) NUMBER OF SEQUENCES: 2 (iv) COMPUTER READABLE FORM: (A) MEDIUM TYPE: Floppy disk (B) COMPUTER: IBM PC compatible (C) OPERATING SYSTEM: PC-DOS/MS-DOS (D) SOFTWARE: PatentIn Release #1.0, Version #1.30 (vi) CURRENT APPLICATION DATA: (A) APPLICATION NUMBER: (B) FILING REFERENCE: 1067JP (C) FILING DATE: 30-MAY-1997
伝子bis (iii) NUMBER OF SEQUENCES: 2 (iv) COMPUTER READABLE FORM: (A) MEDIUM TYPE: Floppy disk (B) COMPUTER: IBM PC compatible (C) OPERATING SYSTEM: PC-DOS/MS-DOS (D) SOFTWARE: PatentIn Release #1.0, Version #1.30 (vi) CURRENT APPLICATION DATA: (A) APPLICATION NUMBER: (B) FILING REFERENCE: 1067JP (C) FILING DATE: 30-MAY-1997
【0127】(2) INFORMATION FOR SEQ ID NO:1: (i) SEQUENCE CHARACTERISTICS: (A) LENGTH: 509 amino acids (B) TYPE: amino acid (D) TOPOLOGY: linear (ii) MOLECULE TYPE: protein (xi) SEQUENCE DESCRIPTION: SEQ ID NO:1: Met Ala Leu Pro Gly Arg Ala Leu Gly Cys Arg Leu Leu Gly Lys Ala 1 5 10 15 Thr Leu Cys Thr Pro Ser Ser Asp Gln Ala Thr Phe Pro Phe Leu Cys 20 25 30 Ser Met Lys Ala Leu Arg Thr Gly Arg Cys Thr Leu Ser Met Ser Ile 35 40 45 Pro Ser Leu Gly Cys Ser Asp Ser Glu Leu Arg Arg Gln Gln Arg Leu 50 55 60 Leu Arg Gly Pro Ser His Leu Cys Gly Gly Met Pro Glu Thr Thr Gln 65 70 75 80 Pro Asp Lys Gln Arg Gly Gln Val Ala Ala Ala Ala Ala Ala Gln Pro 85 90 95 Pro Ala Ser His Gly Pro Glu Arg Ser Gln Ser Pro Ala Ala Ser Asp 100 105 110 Cys Ser Ser Ser Ser Ser Ser Ala Ser Leu Pro Ser Ser Gly Arg Ser 115 120 125 Ser Leu Gly Ser His Gln Leu Pro Arg Gly Tyr Ile Ser Ile Pro Val 130 135 140 Ile His Glu Gln Asn Val Thr Arg Pro Ala Ala Gln Pro Ser Phe His 145 150 155 160 Gln Ala Gln Lys Thr His Tyr Pro Ala Gln Gln Gly Glu Tyr Gln Thr 165 170 175 His Gln Pro Val Tyr His Lys Ile Gln Gly Asp Asp Trp Glu Pro Arg 180 185 190 Pro Leu Arg Ala Ala Ser Pro Phe Arg Ser Ser Val Gln Gly Ala Ser 195 200 205 Ser Arg Glu Gly Ser Pro Ala Arg Ser Ser Thr Pro Leu His Ser Pro 210 215 220 Ser Pro Ile Arg Val His Thr Val Val Asp Arg Pro Gln Gln Pro Met 225 230 235 240 Thr His Arg Glu Thr Ala Pro Val Ser Gln Pro Glu Asn Lys Pro Glu 245 250 255 Ser Lys Pro Gly Pro Val Gly Pro Glu Leu Pro Pro Gly His Ile Pro 260 265 270 Ile Gln Val Ile Arg Lys Glu Val Asp Ser Lys Pro Val Ser Gln Lys 275 280 285 Pro Pro Pro Pro Ser Glu Lys Val Glu Val Lys Val Pro Pro Ala Pro 290 295 300 Val Pro Cys Pro Pro Pro Ser Pro Gly Pro Ser Ala Val Pro Ser Ser 305 310 315 320 Pro Lys Ser Val Ala Thr Glu Glu Arg Ala Ala Leu Ser Thr Ala Pro 325 330 335 Ala Glu Ala Thr Pro Pro Lys Pro Gly Glu Ala Glu Ala Pro Pro Lys 340 345 350 His Pro Gly Val Leu Lys Val Glu Ala Ile Leu Glu Lys Val Gln Gly 355 360 365 Leu Glu Gln Ala Val Asp Asn Phe Glu Gly Lys Lys Thr Asp Lys Lys 370 375 380 Tyr Leu Met Ile Glu Glu Tyr Leu Thr Lys Glu Leu Leu Ala Leu Asp 385 390 395 400 Ser Val Asp Pro Glu Gly Arg Ala Asp Val Arg Gln Ala Arg Arg Asp 405 410 415 Gly Val Arg Lys Val Gln Thr Ile Leu Glu Lys Leu Glu Gln Lys Ala 420 425 430 Ile Asp Val Pro Gly Gln Val Gln Val Tyr Glu Leu Gln Pro Ser Asn 435 440 445 Leu Glu Ala Asp Gln Pro Leu Gln Ala Ile Met Glu Met Gly Ala Val 450 455 460 Ala Ala Asp Lys Gly Lys Lys Asn Ala Gly Asn Ala Glu Asp Pro His 465 470 475 480 Thr Glu Thr Gln Gln Pro Glu Ala Thr Ala Ala Ala Thr Ser Asn Pro 485 490 495 Ser Ser Met Thr Asp Thr Pro Gly Asn Pro Ala Ala Pro 500 505
【0128】(xi) SEQUENCE DESCRIPTION: SEQ ID NO:
2: (2) INFORMATION FOR SEQ ID NO:2: (i) SEQUENCE CHARACTERISTICS: (A) LENGTH: 2264 base pairs (B) TYPE: nucleic acid (C) STRANDEDNESS: single (D) TOPOLOGY: linear (ii) MOLECULE TYPE: DNA(cDNA) (ix) FEATURE: (A) NAME/KEY: CDS (B) LOCATION: 213..1739 (xi) SEQUENCE DESCRIPTION: SEQ ID NO:2: GAATTCGGGC AGCATGAGCG CCGCCACCCA CTCGCCCATG ATGCAGGTGG CGTCCGGCAA 60 CGGTGACCGC GACCCTTTGC CCCCCGGATG GGAGATCAAG ATCGACCCGC AGACCGGCTG 120 GCCCTTCTTC GTGGACCACA ACAGCCGCAC CACTACGTGG AACGACCCGC GCGTGCCCTC 180 TGAGGGCCCC AAGGAGACTC CATCCTCTGC CA ATG GCC CTT CCC GGG AGG GCT 233 Met Ala Leu Pro Gly Arg Ala 1 5 CTA GGC TGC CGC CTG CTA GGG AAG GCC ACC CTG TGT ACC CCC AGC TCC 281 Leu Gly Cys Arg Leu Leu Gly Lys Ala Thr Leu Cys Thr Pro Ser Ser 10 15 20 GAC CAG GCT ACA TTC CCA TTC CTG TGC TCC ATG AAG GCG CTG AGA ACC 329 Asp Gln Ala Thr Phe Pro Phe Leu Cys Ser Met Lys Ala Leu Arg Thr 25 30 35 GGC AGG TGC ACC CTT TCC ATG TCT ATC CCC AGC CTG GGA TGC AGC GAT 377 Gly Arg Cys Thr Leu Ser Met Ser Ile Pro Ser Leu Gly Cys Ser Asp 40 45 50 55 TCC GAA CTG AGG CGG CAG CAG CGG CTC CTC AGA GGT CCC AGT CAC CTC 425 Ser Glu Leu Arg Arg Gln Gln Arg Leu Leu Arg Gly Pro Ser His Leu 60 65 70 TGC GGG GGC ATG CCA GAA ACC ACT CAG CCA GAT AAA CAG CGT GGA CAG 473 Cys Gly Gly Met Pro Glu Thr Thr Gln Pro Asp Lys Gln Arg Gly Gln 75 80 85 GTG GCA GCG GCG GCG GCA GCC CAG CCC CCA GCC TCC CAC GGA CCT GAG 521 Val Ala Ala Ala Ala Ala Ala Gln Pro Pro Ala Ser His Gly Pro Glu 90 95 100 CGG TCC CAG TCT CCA GCT GCC TCT GAC TGC TCA TCC TCA TCC TCC TCG 569 Arg Ser Gln Ser Pro Ala Ala Ser Asp Cys Ser Ser Ser Ser Ser Ser 105 110 115 GCC AGC CTG CCT TCC TCC GGC AGG AGC AGC CTG GGC AGT CAC CAG CTC 617 Ala Ser Leu Pro Ser Ser Gly Arg Ser Ser Leu Gly Ser His Gln Leu 120 125 130 135 CCG CGG GGG TAC ATC TCC ATT CCG GTG ATA CAC GAG CAG AAC GTT ACC 665 Pro Arg Gly Tyr Ile Ser Ile Pro Val Ile His Glu Gln Asn Val Thr 140 145 150 CGG CCA GCA GCC CAG CCC TCC TTC CAC CAA GCC CAG AAG ACG CAC TAC 713 Arg Pro Ala Ala Gln Pro Ser Phe His Gln Ala Gln Lys Thr His Tyr 155 160 165 CCA GCG CAG CAG GGG GAG TAC CAG ACC CAC CAG CCT GTG TAC CAC AAG 761 Pro Ala Gln Gln Gly Glu Tyr Gln Thr His Gln Pro Val Tyr His Lys 170 175 180 ATC CAG GGG GAT GAC TGG GAG CCC CGG CCC CTG CGG GCG GCA TCC CCG 809 Ile Gln Gly Asp Asp Trp Glu Pro Arg Pro Leu Arg Ala Ala Ser Pro 185 190 195 TTC AGG TCA TCT GTC CAG GGT GCA TCG AGC CGG GAG GGC TCA CCA GCC 857 Phe Arg Ser Ser Val Gln Gly Ala Ser Ser Arg Glu Gly Ser Pro Ala 200 205 210 215 AGG AGC AGC ACG CCA CTC CAC TCC CCC TCG CCC ATC CGT GTG CAC ACC 905 Arg Ser Ser Thr Pro Leu His Ser Pro Ser Pro Ile Arg Val His Thr 220 225 230 GTG GTC GAC AGG CCT CAG CAG CCC ATG ACC CAT CGA GAA ACT GCA CCT 953 Val Val Asp Arg Pro Gln Gln Pro Met Thr His Arg Glu Thr Ala Pro 235 240 245 GTT TCC CAG CCT GAA AAC AAA CCA GAA AGT AAG CCA GGC CCA GTT GGA 1001 Val Ser Gln Pro Glu Asn Lys Pro Glu Ser Lys Pro Gly Pro Val Gly 250 255 260 CCA GAA CTC CCT CCT GGA CAC ATC CCA ATT CAA GTG ATC CGC AAA GAG 1049 Pro Glu Leu Pro Pro Gly His Ile Pro Ile Gln Val Ile Arg Lys Glu 265 270 275 GTG GAT TCT AAA CCT GTT TCC CAG AAG CCC CCA CCT CCC TCT GAG AAG 1097 Val Asp Ser Lys Pro Val Ser Gln Lys Pro Pro Pro Pro Ser Glu Lys 280 285 290 295 GTA GAG GTG AAA GTT CCC CCT GCT CCA GTT CCT TGT CCT CCT CCC AGC 1145 Val Glu Val Lys Val Pro Pro Ala Pro Val Pro Cys Pro Pro Pro Ser 300 305 310 CCT GGC CCT TCT GCT GTC CCC TCT TCG CCC AAG AGT GTG GCT ACA GAA 1193 Pro Gly Pro Ser Ala Val Pro Ser Ser Pro Lys Ser Val Ala Thr Glu 315 320 325 GAG AGG GCA GCC CTC AGC ACT GCC CCT GCA GAA GCT ACA CCT CCA AAA 1241 Glu Arg Ala Ala Leu Ser Thr Ala Pro Ala Glu Ala Thr Pro Pro Lys 330 335 340 CCA GGA GAA GCC GAG GCT CCC CCA AAA CAT CCA GGA GTG CTG AAA GTG 1289 Pro Gly Glu Ala Glu Ala Pro Pro Lys His Pro Gly Val Leu Lys Val 345 350 355 GAA GCC ATC CTG GAG AAG GTG CAG GGG CTG GAG CAG GCT GTA GAC AAC 1337 Glu Ala Ile Leu Glu Lys Val Gln Gly Leu Glu Gln Ala Val Asp Asn 360 365 370 375 TTT GAA GGC AAG AAG ACT GAC AAA AAG TAC CTG ATG ATC GAA GAG TAT 1385 Phe Glu Gly Lys Lys Thr Asp Lys Lys Tyr Leu Met Ile Glu Glu Tyr 380 385 390 TTG ACC AAA GAG CTG CTG GCC CTG GAT TCA GTG GAC CCC GAG GGA CGA 1433 Leu Thr Lys Glu Leu Leu Ala Leu Asp Ser Val Asp Pro Glu Gly Arg 395 400 405 GCC GAT GTG CGT CAG GCC AGG AGA GAC GGT GTC AGG AAG GTT CAG ACC 1481 Ala Asp Val Arg Gln Ala Arg Arg Asp Gly Val Arg Lys Val Gln Thr 410 415 420 ATC TTG GAA AAA CTT GAA CAG AAA GCC ATT GAT GTC CCA GGT CAA GTC 1529 Ile Leu Glu Lys Leu Glu Gln Lys Ala Ile Asp Val Pro Gly Gln Val 425 430 435 CAG GTC TAT GAA CTC CAG CCC AGC AAC CTT GAA GCA GAT CAG CCA CTG 1577 Gln Val Tyr Glu Leu Gln Pro Ser Asn Leu Glu Ala Asp Gln Pro Leu 440 445 450 455 CAG GCA ATC ATG GAG ATG GGT GCC GTG GCA GCA GAC AAG GGC AAG AAA 1625 Gln Ala Ile Met Glu Met Gly Ala Val Ala Ala Asp Lys Gly Lys Lys 460 465 470 AAT GCT GGA AAT GCA GAA GAT CCC CAC ACA GAA ACC CAG CAG CCA GAA 1673 Asn Ala Gly Asn Ala Glu Asp Pro His Thr Glu Thr Gln Gln Pro Glu 475 480 485 GCC ACA GCA GCA GCG ACT TCA AAC CCC AGC AGC ATG ACA GAC ACC CCT 1721 Ala Thr Ala Ala Ala Thr Ser Asn Pro Ser Ser Met Thr Asp Thr Pro 490 495 500 GGT AAC CCA GCA GCA CCG TAGCCTCTGC CCTGTAAAAA TCAGACTCGG 1769 Gly Asn Pro Ala Ala Pro 505 AACCGATGTG TGCTTTAGGG AATTTTAAGT TGCATGCATT TCAGAGACTT TAAGTCAGTT 1829 GGTTTTTATT AGCTGCTTGG TATGCAGTAA CTTGGGTGGA GGCAAAACAC TAATAAAAGG 1889 GCTAAAAAGG AAAATGATGC TTTTCTTCTA TATTCTTACT CTGTACAAAT AAAGAAGTTG 1949 CTTGTTGTTT CAGAAGTTTA ACCCCGTTGC TTGTTCTGCA GCCCTGTCTA CTTGGCCACC 2009 CCCACCACCT GTTAGCTGTG GTTGTGCACT GTCTTTTGTA GCTCTGRACT GGAGGGGTAG 2069 ATGGGGAGTC AATTACCCAT CACATAAATA TAAAACATTT ATCAGAAATG TTGCCATTTT 2129 AATGAGATGA TTTTCTTCAT CTCATAATTA AAATACCTGA CTTTAGAGAG AGTAAAATGT 2189 GCCAGGAGCC ATAGGAATAT CTGTATGTTG GATGACTTTA ATGCTACATT TTAAAAAAAG 2249 AAAATACCCG AATTC 2264
2: (2) INFORMATION FOR SEQ ID NO:2: (i) SEQUENCE CHARACTERISTICS: (A) LENGTH: 2264 base pairs (B) TYPE: nucleic acid (C) STRANDEDNESS: single (D) TOPOLOGY: linear (ii) MOLECULE TYPE: DNA(cDNA) (ix) FEATURE: (A) NAME/KEY: CDS (B) LOCATION: 213..1739 (xi) SEQUENCE DESCRIPTION: SEQ ID NO:2: GAATTCGGGC AGCATGAGCG CCGCCACCCA CTCGCCCATG ATGCAGGTGG CGTCCGGCAA 60 CGGTGACCGC GACCCTTTGC CCCCCGGATG GGAGATCAAG ATCGACCCGC AGACCGGCTG 120 GCCCTTCTTC GTGGACCACA ACAGCCGCAC CACTACGTGG AACGACCCGC GCGTGCCCTC 180 TGAGGGCCCC AAGGAGACTC CATCCTCTGC CA ATG GCC CTT CCC GGG AGG GCT 233 Met Ala Leu Pro Gly Arg Ala 1 5 CTA GGC TGC CGC CTG CTA GGG AAG GCC ACC CTG TGT ACC CCC AGC TCC 281 Leu Gly Cys Arg Leu Leu Gly Lys Ala Thr Leu Cys Thr Pro Ser Ser 10 15 20 GAC CAG GCT ACA TTC CCA TTC CTG TGC TCC ATG AAG GCG CTG AGA ACC 329 Asp Gln Ala Thr Phe Pro Phe Leu Cys Ser Met Lys Ala Leu Arg Thr 25 30 35 GGC AGG TGC ACC CTT TCC ATG TCT ATC CCC AGC CTG GGA TGC AGC GAT 377 Gly Arg Cys Thr Leu Ser Met Ser Ile Pro Ser Leu Gly Cys Ser Asp 40 45 50 55 TCC GAA CTG AGG CGG CAG CAG CGG CTC CTC AGA GGT CCC AGT CAC CTC 425 Ser Glu Leu Arg Arg Gln Gln Arg Leu Leu Arg Gly Pro Ser His Leu 60 65 70 TGC GGG GGC ATG CCA GAA ACC ACT CAG CCA GAT AAA CAG CGT GGA CAG 473 Cys Gly Gly Met Pro Glu Thr Thr Gln Pro Asp Lys Gln Arg Gly Gln 75 80 85 GTG GCA GCG GCG GCG GCA GCC CAG CCC CCA GCC TCC CAC GGA CCT GAG 521 Val Ala Ala Ala Ala Ala Ala Gln Pro Pro Ala Ser His Gly Pro Glu 90 95 100 CGG TCC CAG TCT CCA GCT GCC TCT GAC TGC TCA TCC TCA TCC TCC TCG 569 Arg Ser Gln Ser Pro Ala Ala Ser Asp Cys Ser Ser Ser Ser Ser Ser 105 110 115 GCC AGC CTG CCT TCC TCC GGC AGG AGC AGC CTG GGC AGT CAC CAG CTC 617 Ala Ser Leu Pro Ser Ser Gly Arg Ser Ser Leu Gly Ser His Gln Leu 120 125 130 135 CCG CGG GGG TAC ATC TCC ATT CCG GTG ATA CAC GAG CAG AAC GTT ACC 665 Pro Arg Gly Tyr Ile Ser Ile Pro Val Ile His Glu Gln Asn Val Thr 140 145 150 CGG CCA GCA GCC CAG CCC TCC TTC CAC CAA GCC CAG AAG ACG CAC TAC 713 Arg Pro Ala Ala Gln Pro Ser Phe His Gln Ala Gln Lys Thr His Tyr 155 160 165 CCA GCG CAG CAG GGG GAG TAC CAG ACC CAC CAG CCT GTG TAC CAC AAG 761 Pro Ala Gln Gln Gly Glu Tyr Gln Thr His Gln Pro Val Tyr His Lys 170 175 180 ATC CAG GGG GAT GAC TGG GAG CCC CGG CCC CTG CGG GCG GCA TCC CCG 809 Ile Gln Gly Asp Asp Trp Glu Pro Arg Pro Leu Arg Ala Ala Ser Pro 185 190 195 TTC AGG TCA TCT GTC CAG GGT GCA TCG AGC CGG GAG GGC TCA CCA GCC 857 Phe Arg Ser Ser Val Gln Gly Ala Ser Ser Arg Glu Gly Ser Pro Ala 200 205 210 215 AGG AGC AGC ACG CCA CTC CAC TCC CCC TCG CCC ATC CGT GTG CAC ACC 905 Arg Ser Ser Thr Pro Leu His Ser Pro Ser Pro Ile Arg Val His Thr 220 225 230 GTG GTC GAC AGG CCT CAG CAG CCC ATG ACC CAT CGA GAA ACT GCA CCT 953 Val Val Asp Arg Pro Gln Gln Pro Met Thr His Arg Glu Thr Ala Pro 235 240 245 GTT TCC CAG CCT GAA AAC AAA CCA GAA AGT AAG CCA GGC CCA GTT GGA 1001 Val Ser Gln Pro Glu Asn Lys Pro Glu Ser Lys Pro Gly Pro Val Gly 250 255 260 CCA GAA CTC CCT CCT GGA CAC ATC CCA ATT CAA GTG ATC CGC AAA GAG 1049 Pro Glu Leu Pro Pro Gly His Ile Pro Ile Gln Val Ile Arg Lys Glu 265 270 275 GTG GAT TCT AAA CCT GTT TCC CAG AAG CCC CCA CCT CCC TCT GAG AAG 1097 Val Asp Ser Lys Pro Val Ser Gln Lys Pro Pro Pro Pro Ser Glu Lys 280 285 290 295 GTA GAG GTG AAA GTT CCC CCT GCT CCA GTT CCT TGT CCT CCT CCC AGC 1145 Val Glu Val Lys Val Pro Pro Ala Pro Val Pro Cys Pro Pro Pro Ser 300 305 310 CCT GGC CCT TCT GCT GTC CCC TCT TCG CCC AAG AGT GTG GCT ACA GAA 1193 Pro Gly Pro Ser Ala Val Pro Ser Ser Pro Lys Ser Val Ala Thr Glu 315 320 325 GAG AGG GCA GCC CTC AGC ACT GCC CCT GCA GAA GCT ACA CCT CCA AAA 1241 Glu Arg Ala Ala Leu Ser Thr Ala Pro Ala Glu Ala Thr Pro Pro Lys 330 335 340 CCA GGA GAA GCC GAG GCT CCC CCA AAA CAT CCA GGA GTG CTG AAA GTG 1289 Pro Gly Glu Ala Glu Ala Pro Pro Lys His Pro Gly Val Leu Lys Val 345 350 355 GAA GCC ATC CTG GAG AAG GTG CAG GGG CTG GAG CAG GCT GTA GAC AAC 1337 Glu Ala Ile Leu Glu Lys Val Gln Gly Leu Glu Gln Ala Val Asp Asn 360 365 370 375 TTT GAA GGC AAG AAG ACT GAC AAA AAG TAC CTG ATG ATC GAA GAG TAT 1385 Phe Glu Gly Lys Lys Thr Asp Lys Lys Tyr Leu Met Ile Glu Glu Tyr 380 385 390 TTG ACC AAA GAG CTG CTG GCC CTG GAT TCA GTG GAC CCC GAG GGA CGA 1433 Leu Thr Lys Glu Leu Leu Ala Leu Asp Ser Val Asp Pro Glu Gly Arg 395 400 405 GCC GAT GTG CGT CAG GCC AGG AGA GAC GGT GTC AGG AAG GTT CAG ACC 1481 Ala Asp Val Arg Gln Ala Arg Arg Asp Gly Val Arg Lys Val Gln Thr 410 415 420 ATC TTG GAA AAA CTT GAA CAG AAA GCC ATT GAT GTC CCA GGT CAA GTC 1529 Ile Leu Glu Lys Leu Glu Gln Lys Ala Ile Asp Val Pro Gly Gln Val 425 430 435 CAG GTC TAT GAA CTC CAG CCC AGC AAC CTT GAA GCA GAT CAG CCA CTG 1577 Gln Val Tyr Glu Leu Gln Pro Ser Asn Leu Glu Ala Asp Gln Pro Leu 440 445 450 455 CAG GCA ATC ATG GAG ATG GGT GCC GTG GCA GCA GAC AAG GGC AAG AAA 1625 Gln Ala Ile Met Glu Met Gly Ala Val Ala Ala Asp Lys Gly Lys Lys 460 465 470 AAT GCT GGA AAT GCA GAA GAT CCC CAC ACA GAA ACC CAG CAG CCA GAA 1673 Asn Ala Gly Asn Ala Glu Asp Pro His Thr Glu Thr Gln Gln Pro Glu 475 480 485 GCC ACA GCA GCA GCG ACT TCA AAC CCC AGC AGC ATG ACA GAC ACC CCT 1721 Ala Thr Ala Ala Ala Thr Ser Asn Pro Ser Ser Met Thr Asp Thr Pro 490 495 500 GGT AAC CCA GCA GCA CCG TAGCCTCTGC CCTGTAAAAA TCAGACTCGG 1769 Gly Asn Pro Ala Ala Pro 505 AACCGATGTG TGCTTTAGGG AATTTTAAGT TGCATGCATT TCAGAGACTT TAAGTCAGTT 1829 GGTTTTTATT AGCTGCTTGG TATGCAGTAA CTTGGGTGGA GGCAAAACAC TAATAAAAGG 1889 GCTAAAAAGG AAAATGATGC TTTTCTTCTA TATTCTTACT CTGTACAAAT AAAGAAGTTG 1949 CTTGTTGTTT CAGAAGTTTA ACCCCGTTGC TTGTTCTGCA GCCCTGTCTA CTTGGCCACC 2009 CCCACCACCT GTTAGCTGTG GTTGTGCACT GTCTTTTGTA GCTCTGRACT GGAGGGGTAG 2069 ATGGGGAGTC AATTACCCAT CACATAAATA TAAAACATTT ATCAGAAATG TTGCCATTTT 2129 AATGAGATGA TTTTCTTCAT CTCATAATTA AAATACCTGA CTTTAGAGAG AGTAAAATGT 2189 GCCAGGAGCC ATAGGAATAT CTGTATGTTG GATGACTTTA ATGCTACATT TTAAAAAAAG 2249 AAAATACCCG AATTC 2264
【図1】ノーザンブロット分析により調べたマウスにお
けるBisの組織分布を示す図面代用写真である。
けるBisの組織分布を示す図面代用写真である。
【図2】ウエスタンブロット分析により調べたマウスに
おけるBisの組織分布を示す図面代用写真である。
おけるBisの組織分布を示す図面代用写真である。
【図3】BisとBcl−2のインビトロでの結合能を
示す図面代用写真である。
示す図面代用写真である。
【図4】Bax誘導アポトーシスに対するBis及びB
cl−2の相乗的防止を示す図面代用写真(蛍光顕微鏡
写真)である。
cl−2の相乗的防止を示す図面代用写真(蛍光顕微鏡
写真)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 48/00 AAB G01N 33/53 D AAM S C07K 14/47 C12P 21/02 C C12Q 1/68 A61K 37/02 ABP G01N 33/53 ABS ADP // C12P 21/02 AGZ (C12N 15/09 ZNA C12R 1:91) (C12P 21/02 C12R 1:19)
Claims (6)
- 【請求項1】以下の(a)及び(b)のいずれかの蛋白
質をコードする塩基配列を含むBcl−2相互作用蛋白
遺伝子: (a)配列番号:1で示されるアミノ酸配列からなる蛋
白質、(b)配列番号:1で示されるアミノ酸配列にお
いて1又は複数のアミノ酸が欠失、置換又は付加された
アミノ酸配列からなり、Bcl−2との結合活性を有す
る蛋白質。 - 【請求項2】以下の(a)及び(b)のいずれかのポリ
ヌクレオチドからなるBcl−2相互作用蛋白遺伝子: (a)配列番号:2で示される塩基配列の全部又は一部
を含むポリヌクレオチド、(b)配列番号:2で示され
る塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下
でハイブリダイズするポリヌクレオチド。 - 【請求項3】ヒト遺伝子である請求項1又は2に記載の
遺伝子。 - 【請求項4】Bcl−2相互作用蛋白遺伝子検出用の特
異プローブ又は特異プライマーとして使用されるDNA
断片である請求項2に記載の遺伝子。 - 【請求項5】請求項1に記載の遺伝子によってコードさ
れるBcl−2相互作用蛋白質。 - 【請求項6】請求項5に記載のBcl−2相互作用蛋白
質に結合性を有する抗体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9157841A JPH10327872A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | Bcl−2相互作用蛋白遺伝子bis |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9157841A JPH10327872A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | Bcl−2相互作用蛋白遺伝子bis |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10327872A true JPH10327872A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15658526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9157841A Pending JPH10327872A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | Bcl−2相互作用蛋白遺伝子bis |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10327872A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1323733A1 (en) * | 2001-12-28 | 2003-07-02 | Arturo Leone | BAG3 nucleotide and protein sequences to be used in research, diagnostics and therapy for cell death-involving diseases |
| JP4822587B2 (ja) * | 1999-04-13 | 2011-11-24 | イエダ リサーチ アンド ディベロップメント カンパニー リミテッド | 生物学的活性分子の製造 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP9157841A patent/JPH10327872A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4822587B2 (ja) * | 1999-04-13 | 2011-11-24 | イエダ リサーチ アンド ディベロップメント カンパニー リミテッド | 生物学的活性分子の製造 |
| EP1323733A1 (en) * | 2001-12-28 | 2003-07-02 | Arturo Leone | BAG3 nucleotide and protein sequences to be used in research, diagnostics and therapy for cell death-involving diseases |
| WO2003055908A3 (en) * | 2001-12-28 | 2004-03-11 | Arturo Leone | Bag3 nucleotide and protein sequences to be used in research, diagnostics and therapy for cell death-involving diseases |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Raben et al. | A motif in human histidyl-tRNA synthetase which is shared among several aminoacyl-tRNA synthetases is a coiled-coil that is essential for enzymatic activity and contains the major autoantigenic epitope. | |
| US20020102542A1 (en) | Polypeptide, cdna encoding the polypeptide, and use of the both | |
| JP2003511012A (ja) | 32個のヒト分泌タンパク質 | |
| CN1372569A (zh) | 角质形成细胞生长因子-2 | |
| US6448020B1 (en) | Molecules associated with the human suppressor of fused gene | |
| JPH10327872A (ja) | Bcl−2相互作用蛋白遺伝子bis | |
| AU714793B2 (en) | Novel stress proteins | |
| KR20010080647A (ko) | RelA 결합성 저해 인자, 그 제조 방법 및 그 용도 | |
| AU733462B2 (en) | CYP7 promoter-binding factors | |
| US20030054446A1 (en) | Novel retina-specific human proteins C7orf9, C12orf7, MPP4 and F379 | |
| JP2002509862A (ja) | ヘテロ三量体gタンパク質と一量体gタンパク質の相互作用を媒介する因子の同定 | |
| JPWO1997032982A1 (ja) | ヒト接着分子オクルディン | |
| JPH11215987A (ja) | Tsa305遺伝子 | |
| JP2003532424A (ja) | Rh116ポリペプチドとその断片、および前記ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドと治療の用途 | |
| US6746867B1 (en) | Mammalian mesoderm induction early response (MIER) gene family | |
| CN101058808B (zh) | 一种与乳腺癌有关的p60基因,其编码的蛋白及应用 | |
| JPH1132766A (ja) | ヒトbai遺伝子及びその利用 | |
| JPWO1999040190A1 (ja) | ヒトtsc403遺伝子及びヒトing1l遺伝子 | |
| JP2001136967A (ja) | 新規生体リズムマーカー遺伝子rPer3の構造と機能 | |
| US20060205689A1 (en) | BIVM (basic, immunoglobulin-like variable motif-containing) gene, transcriptional products, and uses thereof | |
| JP2003520031A (ja) | 28個のヒト分泌タンパク質 | |
| JPH1084971A (ja) | 新規ストレス蛋白質 | |
| JP3824700B2 (ja) | ヒトsim遺伝子 | |
| JPH1189577A (ja) | ヒトbnip3l遺伝子 | |
| JP2001503629A (ja) | Pec―60との相同性を有する腫瘍関連kazal型インヒビター |