JPH1084971A - 新規ストレス蛋白質 - Google Patents

新規ストレス蛋白質

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JPH1084971A
JPH1084971A JP8354569A JP35456996A JPH1084971A JP H1084971 A JPH1084971 A JP H1084971A JP 8354569 A JP8354569 A JP 8354569A JP 35456996 A JP35456996 A JP 35456996A JP H1084971 A JPH1084971 A JP H1084971A
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JP
Japan
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glu
leu
ala
lys
val
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Application number
JP8354569A
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English (en)
Inventor
Jun Ikeda
純 池田
Hideki Yanagi
秀樹 柳
Masayasu Matsumoto
昌泰 松本
Takashi Yura
隆 由良
Sumiko Kaneda
澄子 金田
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H S P KENKYUSHO KK
HSP KENKYUSHO KK
Original Assignee
H S P KENKYUSHO KK
HSP KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】虚血性疾患の診断や治療への応用に有用なOR
P150蛋白質のアミノ酸配列およびそれをコードする
塩基配列、ORP150遺伝子のプロモーターならびに
ヒトORP150蛋白質に特異的な抗体又はその断片を
提供すること。 【解決手段】配列表の配列番号:1または3に記載のア
ミノ酸配列の全部又は一部からなるポリペプチドであっ
て、低酸素条件下での誘導により得られるポリペプチ
ド、該ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、配
列表の配列番号:12に記載の塩基配列の全部又は一部
からなるポリヌクレオチド、前記ポリヌクレオチドを含
有する組換えDNA、該組換えDNAを含有する発現ベ
クターおよび前記ポリペプチドに特異的な抗体又はその
断片。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低酸素誘導性蛋白1
50(ORP150)に関する。さらに詳しくはヒトO
RP150のアミノ酸配列およびヒトORP150をコ
ードするポリヌクレオチド、ヒトORP150遺伝子の
プロモーター並びにヒトORP150に特異的な抗体に
関する。
【0002】
【従来の技術】脳虚血病巣に70kDaの熱ショック蛋
白質の発現が報告されて以来、脳虚血だけでなく、心筋
虚血、動脈硬化巣に至るまでHSP70に代表されるス
トレス蛋白質の発現が報告されている。元来、熱ストレ
スに対する防御機構であったはずのHSPの発現が虚血
病巣においてみられるということは、虚血に対する生体
のストレス応答が蛋白質新生を伴った積極的な現象であ
ることを示唆している。一方、細胞培養系では、低グル
コース、低酸素などイン・ビボで虚血を構成するストレ
ス環境が、グルコース調節蛋白質(GRP)や低酸素誘
導性蛋白質(ORP)と呼ばれるHSPとは異なるスト
レス蛋白質群を誘導することが明らかにされている。従
って、ORPは虚血疾患の診断や治療への応用が期待さ
れる。
【0003】最近、ホリらは、ラット培養アストログリ
ア細胞を低酸素暴露すると、150、94、78、33
および28kDaの蛋白質が誘導されてくることを見出
した(J. Neurochem. 66, 973-979 (1996)) 。150k
Da以外の蛋白質は、それぞれGRP94、GRP7
8、ヘムオキシゲナーゼ−1、HSP28と同定された
が、150kDaの蛋白質(ラットORP150)につ
いてはその本体は明らかにされていない。更に、ヒトO
RP150蛋白質についても報告されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の第1
の目的は、虚血性疾患の診断や治療への応用に有用なO
RP150蛋白質のアミノ酸配列およびそれをコードす
る塩基配列を提供することである。本発明の第2の目的
は、ORP150遺伝子のプロモーターを提供すること
である。本発明の第3の目的は、ヒトORP150蛋白
質に特異的な抗体又はその断片を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の要旨は、
(1) 配列表の配列番号:1に記載のアミノ酸配列の
全部又は一部からなるポリペプチドであって、低酸素条
件下での誘導により得られるポリペプチド、(2) 配
列表の配列番号:1に記載のアミノ酸配列の全部又は一
部を含有するポリペプチドであって、低酸素条件下での
誘導により得られるポリペプチド、(3) 配列表の配
列番号:1に記載のアミノ酸配列の全部又は一部からな
るアミノ酸配列において、1又は数個のアミノ酸残基の
欠失、付加、挿入又は置換の少なくとも1つを生じさ
せ、かつ低酸素条件下での誘導により得られるポリペプ
チド、(4) 配列表の配列番号:3に記載のアミノ酸
配列の全部又は一部からなるポリペプチドであって、低
酸素条件下での誘導により得られるポリペプチド、
(5) 配列表の配列番号:3に記載のアミノ酸配列の
全部又は一部を含有するポリペプチドであって、低酸素
条件下での誘導により得られるポリペプチド、(6)
配列表の配列番号:3に記載のアミノ酸配列の全部又は
一部からなるアミノ酸配列において、1又は数個のアミ
ノ酸残基の欠失、付加、挿入又は置換の少なくとも1つ
を生じさせ、かつ低酸素条件下での誘導により得られる
ポリペプチド、(7) 前記(1)〜(6)いずれか記
載のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド、
(8) 配列表の配列番号:2に記載の塩基配列の全部
又は一部からなるポリヌクレオチド又は該ポリヌクレオ
チドを含有するポリヌクレオチドであって、かつ低酸素
条件下での誘導により得られるポリペプチドをコードす
るポリヌクレオチド、(9) 配列表の配列番号:4に
記載の塩基配列の全部又は一部からなるポリヌクレオチ
ド又は該ポリヌクレオチドを含有するポリヌクレオチド
であって、かつ低酸素条件下での誘導により得られるポ
リペプチドをコードするポリヌクレオチド、(10)
配列表の配列番号:12に記載の塩基配列の全部又は一
部からなるポリヌクレオチド又は該ポリヌクレオチドを
含有するポリヌクレオチド、(11) ポリヌクレオチ
ドがプロモーター活性を有する前記(10)記載のポリ
ヌクレオチド、(12) 前記(10)記載のポリヌク
レオチドにストリンジェントな条件下でハイブリダイズ
可能なポリヌクレオチドであって、かつプロモーター活
性を有するポリヌクレオチド、(13) 前記(7)〜
(12)いずれか記載のポリヌクレオチドを含有する組
換えDNA、(14) 前記(13)記載の組換えDN
Aを含有する発現ベクター、(15) 前記(1)〜
(6)いずれか記載のポリペプチドに特異的な抗体又は
その断片、に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のポリペプチドの一つの態
様は、配列表の配列番号:1に記載のアミノ酸配列から
なるポリペプチドであり、ヒトの低酸素誘導性蛋白質O
RP150の本体である。また、本発明のポリペプチド
の他の態様は、配列表の配列番号:3に記載のアミノ酸
配列からなるポリペプチドであり、ラットの低酸素誘導
性蛋白質ORP150の本体である。さらに本発明のポ
リペプチドには、低酸素条件下での誘導により得られる
ポリペプチドであれば、上記のポリペプチドの一部から
なるポリペプチド、あるいは全部または一部を含有する
ポリペプチドも含まれる。自然界には変異が起こること
が広く知られており、ORP150蛋白質のアミノ酸の
一部が置換したり、欠失したり、他のアミノ酸が付加さ
れたり、挿入されたりすることも起こり得ると考えられ
る。また、遺伝子工学的に変異を起こすことも可能であ
る。従ってこの様な1又は数個のアミノ酸残基の変異に
よって生じた実質的に相同なポリペプチドも本発明に含
まれると解すべきである。
【0007】ここで、「低酸素条件下での誘導」とは、
低酸素の環境に細胞を曝露したときに、蛋白質合成を増
進させることをいう。
【0008】本発明のポリヌクレオチドの一つの態様
は、上記のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド
である。具体的には、例えば配列表の配列番号:2に記
載の塩基配列からなるポリヌクレオチドであり、ヒトO
RP150cDNAである。また、配列表の配列番号:
4に記載された塩基配列からなるポリヌクレオチドも本
発明に含まれる。これはラットのORP150cDNA
である。さらにこれらのポリヌクレオチドの一部からな
るポリヌクレオチド、あるいはこれらの全部または一部
を含有するポリヌクレオチドも低酸素条件下での誘導に
より得られるポリペプチドをコードするポリヌクレオチ
ドであれば、本発明の範囲に含まれる。ORP150遺
伝子は、上記のように変異により一部の塩基が置換、欠
失、付加、挿入されることがあるが、これらの塩基配列
が一部異なるポリヌクレオチドも実質的に相同なポリヌ
クレオチドは本発明に含まれる。
【0009】本発明のポリヌクレオチドの別の態様は、
配列表の配列番号:12に記載された塩基配列の全部又
は一部からなるポリヌクレオチド、あるいはこれらを含
有するポリヌクレオチドである。これは、ヒトORP1
50遺伝子のプロモーター領域を含有するポリヌクレオ
チドである。本発明においては、これらのポリヌクレオ
チドにストリンジェントな条件下でハイブリダイズ可能
であって、かつプロモーター活性を有するポリヌクレオ
チドも本発明に含まれる。ここで、ストリンジェントな
条件下でハイブリダイズ可能なポリヌクレオチドとは、
通常のハイブリダイゼーションの条件(例えば、65℃
で0.1%SDSを含む0.1xSSC中)で、ハイブ
リダイズ可能なポリヌクレオチドをいう。該プロモータ
ー領域のクローニングの成功により、ヒトORP150
遺伝子の機能解析が飛躍的に進み、虚血疾患の治療への
応用が容易になる。本発明におけるプロモーターとは、
目的の遺伝子の上流又は下流に存在することにより、該
遺伝子の転写を活性化又は転写を抑制する塩基配列から
なるポリヌクレオチドである。
【0010】本発明の組換えDNAとは、前記記載のポ
リヌクレオチドを含有するものであれば特に限定されな
い。
【0011】本発明の発現ベクターとは、本発明の組換
えDNAを含有し、目的の宿主に導入され所望の蛋白質
を発現するものであれば、特に限定されない。
【0012】本発明のアミノ酸配列および塩基配列は、
例えば以下に示すようにして決定される。まず、ラット
アストロサイトを低酸素に暴露した細胞よりポリ(A)
+ RNAを調製し、ランダムヘキサマープライマーでc
DNAを合成した後、pSPORT1ベクター(ライフ
テクノロジー社製)等を用いてcDNAライブラリーを
作製する。ついで、上記のcDNAライブラリー作製に
用いたpSPORT1ベクター部分の配列と精製ラット
ORP150のN末端アミノ酸配列から推定した塩基配
列を基に合成したオリゴヌクレオチドプライマーを用い
てPCRを行い、増幅された多数のDNAフラグメント
を得る。これらのDNAフラグメントをpT7ブルーベ
クター(ノヴァゲン社製)等に組み込んでクローニング
し、N末端のアミノ酸配列に完全に一致する配列を持つ
クローンを得る。なお、ORP150の精製は、蛋白質
の精製に通常用いられるカラムクロマトグラフィーや電
気泳動等の方法を適宜組み合わせて行うことができる。
【0013】さらに、このクローンの挿入配列をプロー
ブとして上記のラットアストロサイトcDNAライブラ
リーをコロニーハイブリダイゼーションによりスクリー
ニングして、ラットORP150をコードしていると考
えられる挿入配列を有するクローンを得ることができ
る。このクローンについて、5’末端および3’末端双
方からのステップワイズデリーションを行い、また決定
できた塩基配列からオリゴヌクレオチドプライマーを作
製し、順次塩基配列を決定する。得られたクローンがラ
ットORP150の全長をコードしていない場合は、挿
入配列の5’または3’末端付近の塩基配列を基にオリ
ゴヌクレオチドプローブを合成し、磁気ビーズを利用し
たハイブリダイゼーション法を組み合わせたジーントラ
ッパーcDNAポジティブセレクションシステムキット
(ライフテクノロジー社製)等を用い、5’または3’
側の配列を含むクローンをスクリーニングする。こうし
てラットORP150遺伝子のcDNAの全長を得る。
【0014】一方、ラットORP150cDNAのヒト
ホモログを得るために以下の操作を行う。ヒトアストロ
サイトの特徴を有するU373細胞株の低酸素暴露を行
った細胞からポリ(A)RNAを調製し、ランダムヘキ
サマープライマーとオリゴ(dT)プライマーを用いて
cDNAを合成した後、pSPORT1ベクターのEc
oRI部位に挿入したcDNAライブラリーを作成す
る。ついで上記のラットORP150の場合と同様にジ
ーントラッパーキットを用いてヒトORP150cDN
Aを得て、その塩基配列を決定する。こうして、ヒトO
RP150cDNAの塩基配列を配列表の配列番号:2
に示すように決定し、その配列に基づいてヒトORP1
50のアミノ酸配列が決定される。なお、アストロサイ
トの低酸素暴露は、例えば小川らの方法(Ogawa, S., G
erlach, H., Esposito, C., Macaulay, A.P., Brett,
J., and Stern, D. J. Clin. Invest. 85, 1090-1098
(1990))により行うことができる。
【0015】さらに、ヒトORP150ゲノムDNAを
得るために以下の操作を行う。ヒト遺伝子ライブラリー
は、クロンテック社より購入したもの(ヒト胎盤由来、
Cat.#HL1067J)を用いる。プローブとして、ラットcD
NAクローン由来の5’非翻訳領域(202塩基対)と
開始コドンから369塩基対までを含むDNAフラグメ
ント、またはヒトcDNA由来の終止コドンを含む13
51塩基対のDNAフラグメントを用い、ハイブリダイ
ゼーション法によりスクリーニングを行う。ORP15
0遺伝子を含む2クローンを分離し、一方のクローンに
は第1〜24までのエキソンが、他方には第16〜26
までのエキソンが含まれ、両クローン合わせてORP1
50遺伝子全体を含む。15851bpのヒトORP1
50ゲノムDNAの塩基配列の決定を行い、5' 末端か
ら第2エキソン中の翻訳開始コドンATGの直前までの
塩基配列を配列表の配列番号:12に示す。
【0016】本発明は、前記のように配列表の配列番
号:1に記載のアミノ酸配列を有するポリペプチド(ヒ
トORP150)の全部または一部を含むポリペプチド
を包含する。また、本発明は、配列表の配列番号:1に
記載のアミノ酸配列をコードするポリペプチドの全部ま
たは一部を包含し、例えば、配列表の配列番号:2に記
載の塩基配列の全部または一部を含有するポリヌクレオ
チドは本発明の範囲に含まれる。また、本発明において
はこれらの本発明のポリペプチドに対する特異的抗体又
はその断片も本発明に含まれる。本発明のポリペプチ
ド、それをコードするポリヌクレオチドおよびこれらの
ポリペプチドに対する特異的抗体又はその断片は、虚血
疾患の診断や治療に有用であり、また虚血疾患治療薬の
開発に利用が可能である。
【0017】本発明のヒトまたはラットORP150の
全部または一部を含むポリペプチドに対する抗体は、常
法(Current Protocols in Immunology (Coligan, J.
E. etal. eds)2.4.1-2.4.7,John Wiley & Sons, New Y
ork(1991))に従って調製することができる。すなわち、
例えばSDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動により
分離されたラットORP150のバンドを切り出し、ウ
サギ等に免疫した後、採血して抗血清を得る。必要に応
じて、固定化プロテインAを用いたアフィニティークロ
マトグラフィー等によりIgG画分を得ることができ
る。また、ORP150の部分アミノ酸配列に一致する
ペプチドを多抗原性ペプチド(multiple antigen pepti
de;MAP)として化学合成し(Tam, J. P. Proc. Nat
l. Acad. Sci. USA, 85, 5409-5413 (1988))、同様に免
疫に用いることもできる。
【0018】さらに、ヒトまたはラットORP150の
全部または一部を含むポリペプチドを抗原として、常法
(Cell & Tissue Culture ; Laboratory Procedure(Doy
le,A. et al.,eds.) 25A:1-25C:4,John Wiley & Sons,
New York(1994))に従いモノクローナル抗体を調製する
こともできる。すなわち、該抗原で免疫したマウス脾臓
細胞と骨髄腫細胞株の融合によりハイブリドーマを作製
し、得られたハイブリドーマを培養またはマウス腹腔に
移植してモノクローナル抗体を産生させることができ
る。これらの抗体を精製後、プロテアーゼ消化により生
じた断片も本発明の抗体として使用できる。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例等によりなんら限定
されるものではない。
【0020】実施例1培養細胞の低酸素化処理 ラットアストロサイト初代培養細胞は前田らの方法(Ma
eda, Y., Matsumoto,M., Ohtsuki, T., Kuwabara, K.,
Ogawa, S., Hori, O., Shui, D.Y., Konoshita, T., Ka
mada, T., and Stern, D. J. Exp. Med. 180, 2297-230
8 (1994) )に従って調製した。すなわち、新生ラット
(Sprague-Dawley rat;生後24時間以内)の大脳を取り
出し髄膜を除き細切りした後、Dispase II (3mg/ml; ベ
ーリンガーマンハイム社製)を含むJoklik's変法最小培
地(MEM) (ライフテクノロジー社製)中37℃で組
織消化を行った。遠心分離して集めた細胞を、ウシ胎仔
血清(10%;CellGrow MA)を含むMEMに懸濁し培養を
行った。
【0021】10日間培養を行った後、線維芽細胞の増
殖を抑えるためシトシンアラビノフラノシド (10μg/m
l; 和光純薬社製)を加え48時間振盪機上で振盪し培
養を行った。次に、浮遊する細胞(ミクログリア細胞)
を除き、形態観察、抗GFAP(glial fibrillary aci
dic protein)抗体を用いた免疫組織化学染色を行い、9
8%以上のアストログリアを含む培養細胞を得た。
【0022】一方、ヒトアストロサイトーマ細胞株U3
73細胞は、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレク
ション(ATCC)より入手し、10%ウシ胎仔血清、
ダルベッコ改変 Eagle培地(ライフテクノロジー社製)
で培養を行った。
【0023】低酸素化処理は10%ウシ胎仔血清と20
mMグルコースを含む培地中でコンフルエントに達した
時点でハイポキシアチェンバー(Coy Laboratory Produ
cts,Ann Arbor, MI,米国) 中で、小川らの方法(Ogaw
a, S., Gerlach, H., Esposito, C., Macaulay, A.P.,
Brett, J., and Stern, D. J. Clin. Invest. 85, 1090
-1098 (1990))で48時間の低酸素化処理を行った。
【0024】実施例2ラットORP150の精製とN末端アミノ酸配列の決定 低酸素化処理を行ったラットアストロサイト初代培養細
胞(5×108 cells)はPBS(pH 7.0) で3回洗浄し
た後、1%NP−40,1mM PMSF,5mM E
DTAを含むPBSで蛋白質の抽出を行った。0.45
μmのフィルターで濾過を行った画分は、NP−40濃
度が0.05%となるように5mM EDTAを含むP
BSで希釈した後、FPLC Mono Qカラム(be
d volume5mL; ファルマシア社製)にアプライした。
【0025】0.2M NaClでカラムを洗浄後、
0.2Mから1.8MNaClのリニアーグラジエント
で溶出した。各フラクションは0.5mlずつ分画し、
10μLずつの画分を用いて行った還元条件下の7.5
%SDS−PAGEのクーマシーブリリアントブルー染
色によって150kDaのバンドを確認した画分#7と
#8を集め、限外濾過(アミコン社製) により50倍の
濃縮を行い200μgの蛋白画分を得た。150kDa
のバンドを分離する目的で画分を還元条件下、調製用
7.5%SDS−PAGEを行い、得られた蛋白質をさ
らに2A/cm2 の電気泳動によりポリビニリディンジ
フルオリドペーパー(PVDF膜)(ミリポア社製)に転
写した。PVDF膜を乾燥し、クーマシーブリリアント
ブルー染色を行い150kDaのバンドを切り出し、自
動ペプチドシークエンサー(パーキンエルマー社・アプ
ライドバイオシステムズ製)を用いて配列表の配列番
号:5に示すN末端から31残基のアミノ酸配列(LA
VMSVDLGSESMKVAIVKPGVPMEIV
LNKE)を決定した。
【0026】実施例3ラットアストロサイトcDNAライブラリーの作製 低酸素化処理によりORP150を誘導したラットアス
トロサイト初代培養細胞(1.1×108 cells)から、
酸性グアニディニウム−フェノール−クロロホルム法
(Chomczynski, P. and Sacchi, N. Anal. Biochem. 16
2, 156-159 (1987) )に従って、全RNAを調製した。
得られた全RNA300μgを用いオリゴ(dT)−マグ
ネティックビーズ (パーセプティブ・ダイアグノスティ
ックス社製)によるポリ(A)+ RNA精製法プロトコ
ールに従い、精製を2回繰り返しポリ(A)+ RNAを
得た。次いで、ランダムヘキサマープライマーを用いス
ーパースクリプト・チョイス・システム(ライフテクノ
ロジー社製)のプロトコールに従ってcDNAを合成
し、pSPORT1ベクターのEcoRI部位に挿入
し、5.4×105 のクローンから成るcDNAライブ
ラリーを作製した。
【0027】実施例4ラットORP150cDNAのクローニング ラットORP150cDNAのクローニングは次のよう
に行った。まず、コロニーハイブリダイゼーションを行
うためのプローブを得る目的で、pSPORT1ベクタ
ーのT7プロモーター領域のアンチセンス鎖に相当する
20塩基のプライマー 5'-AATACGACTCACTATAGGGA-3'
(配列表の配列番号:6)とN末端アミノ酸配列(LA
VMSVDLGSESMKVAIVKPGVPMEIV
LNKE)(配列表の配列番号:5)中の部分配列(K
PGVPME)(配列番号:7)より類推されるオリゴ
ヌクレオチド配列を基に作製したイノシン残基と縮重ヌ
クレオチドを含む20塩基の混合プライマー 5'-AARCCi
GGiGTNCCNATGGA-3' (配列表の配列番号:8)を用い、
cDNAライブラリーを鋳型としてPCRを行い、反応
により生じた約480bpの長さのPCR産物をpT7
ブループラスミドベクターに挿入しクローンを選択し
た。予想されたPCR産物と同じサイズ(480bp)の
インサートを持つクローンの塩基配列を自動DNAシー
クエンサー(パーキンエルマー社・アプライドバイオシ
ステムズ製)で決定し、インサート配列内にラットOR
P150蛋白特異的なアミノ酸配列KPGVPMEIV
LNKE(配列表の配列番号:9)と一致するペプチド
をコードする39塩基配列を含むクローンを得た。
【0028】また、上記クローンのインサートをプロー
ブとし、ラットアストロサイト培養細胞のノーザンブロ
ットを行い、約4kbのmRNAが低酸素化処理により
誘導されることを確認した。そこで、上記クローンのイ
ンサートをα−〔32P〕dCTPを用いたランダムプラ
イムラベリング法(Ready TOGO;ファルマシア社製)によ
り標識してプローブとした。コロニーハイブリダイゼー
ションによりcDNAライブラリーの1.2×104
ローンのスクリーニングを行い、2800bpのインサー
トを有するクローンを得た。ここで得られたクローンの
インサートについて、キロシークエンス用デレーション
キット(宝酒造社製) を用い欠失ミュータントを作成し
塩基配列を決定した。
【0029】このクローンはORP150コーディング
領域の3’側の配列を含んでいなかったので、さらに
3’側の配列を得るため、上記のクローンインサート3'
付近の特異的塩基配列から2つの20塩基オリゴヌクレ
オチド 5'-GCACCCTTGAGGAAAATGCT-3'(配列表の配列番号:1
0) 5'-CCCAGAAGCCCAATGAGAAG-3'(配列表の配列番号:1
1) を作製した。上記の2つのオリゴヌクレオチドを用い、
ジーントラッパーcDNAポジティブセレクションシス
テム(ライフテクノロジー社製)のプロトコールに従っ
て、ラットアストロサイトcDNAライブラリーよりコ
ーディング領域すべてを含むクローンを選択し、塩基配
列の決定を行った。
【0030】こうして、ラットORP150cDNAの
塩基配列を配列表の配列番号:4に示す塩基配列と決定
した。さらにこの塩基配列に基づいてラットORP15
0のアミノ酸配列を配列表の配列番号:3に示すものと
決定した。
【0031】実施例5ヒトU373cDNAライブラリーの作製 低酸素化処理によりヒトORP150を誘導したU37
3細胞(1×108 cells)よりラットアストロサイトと
同様の方法でポリ (A)+ RNAを精製し、ランダムヘキ
サマープライマーとオリゴ(dT)プライマーの1:1混
合物を用いスーパースクリプト・チョイス・システム
(ライフテクノロジー社製)のプロトコールに従ってc
DNAを合成した。さらにこのcDNAをpSPORT
1ベクターのEcoRI部位に挿入し、2×105 のク
ローンから成るcDNAライブラリーを作製した。
【0032】即ち、具体的には以下のように行った。ヒ
トU373細胞を直径150mmのプラスチックシャー
レ10枚に培養し(1×107 細胞/プレート)、ラッ
トアストロサイトと同様に小川らの方法(Ogawa, S., G
erlach, H., Esposito, C.,Macaulay, A. P., Brett,
J., and Stern, D. J. Clin. Invest. 85, 1090-1098(1
990))で48時間の低酸素化処理を行ったのち、酸性グ
アニジディニウム−フェノール−クロロホルム法(Chom
czynski, P. and Sacchi, N. Anal. Biochem.162, 156-
159 (1987))に従って、全RNAを調製した。得られた
全RNA500μgを用い、オリゴ(dT)−マグネテ
ィックビーズ(パーセプティブ・ダイアグノスティック
ス社製)によるポリ(A)+ RNA精製法プロトコール
に従い、精製を2回繰り返しポリ(A)+ RNAを得
た。5μgのポリ(A)+ RNAとランダムヘキサマー
プライマーとオリゴ(dT)プライマーの1:1混合物
を用い、スーパースクリプト・チョイス・システム(ラ
イフテクノロジー社製)のプロトコールに従ってcDN
Aを合成し、pSPORT1ベクターのEcoRI部位
に挿入し、2×105 のクローンから成るヒトU373
cDNAライブラリーを作製した。
【0033】実施例6ヒトORP150cDNAのクローニング 上記のラットORP150cDNA特異的配列を基に作
製した2つのプライマー(配列表の配列番号:10およ
び配列番号:11)を用いジーントラッパーcDNAポ
ジティブセレクションシステム(ライフテクノロジー社
製)のプロトコールに従って、ヒトU373cDNAラ
イブラリーよりクローンを選択し、コーディング領域す
べてを含むクローンを選択し、塩基配列の決定を行い、
ヒトORP150cDNAの塩基配列を配列表の配列番
号:2に示す塩基配列と決定した。
【0034】即ち、具体的には、ジーントラッパーcD
NAポジティブセレクションシステム(ライフテクノロ
ジー社製)のプロトコールに従って、ヒトU373cD
NAライブラリー2×104 クローンを増幅し、精製し
て得られたプラスミド5μgを添付のgeneII、Ex
oIII ヌクレアーゼで1本鎖DNAとした。上記のラッ
トORP150cDNA特異的配列を基に作製したオリ
ゴヌクレオチド(配列表の配列番号:10)のビオチン
化を行った後、上記の1本鎖DNAと37℃で1時間の
ハイブリダイゼーションを行い、ストレプトアビジン−
マグネティックビーズを用いてビーズに結合した一本鎖
DNAのみを回収し、配列表の配列番号:10に記載の
オリゴヌクレオチドをプライマーに用い、添付のリペア
ーエンザイムで2本鎖プラスミドDNAとした。
【0035】さらに、上記のジーントラッパーcDNA
ポジティブセレクションシステムのプロトコールに従っ
てエレクトロマックスDH10B細胞(ライフテクノロ
ジー社製)にエレクトロポレーションで2本鎖プラスミ
ドDNAを導入し、ラットORP150cDNA特異的
配列を基に作製した2つのプライマー(配列表の配列番
号:10および配列番号:11)を用い、上記のプロト
コールに従ってコロニーPCRを行い、約550bpの
PCR産物を与えるコロニーを選択した。このようにし
て得られたクローンについて塩基配列の決定を行い、最
もインサートの長いヒトORP150cDNAの塩基配
列を配列表の配列番号:2に示す塩基配列と決定した。
【0036】さらに、この塩基配列に基づいてヒトOR
P150のアミノ酸配列を配列表の配列番号:1に示す
ものと決定した。
【0037】精製ラットORP150より得られたN末
端アミノ酸配列(配列番号:5)が、ヒトおよびラット
cDNAから推定されるアミノ酸配列(配列番号:1お
よび3)の33〜63位に相当するということから、配
列番号:1および3のアミノ酸配列の最初の32残基
は、分泌のためのシグナルペプチドを表すことが示唆さ
れる。配列番号:1および3のアミノ酸配列のC末端の
KNDELは、小胞体内在蛋白質を保持するシグナルで
あるKDEL配列(Pelham, H.R.B., Trends Biochem.
Sci. 15,483-486(1991))と類似しており、小胞体保持シ
グナルとして機能すると考えられる。N末端のシグナル
ペプチドとC末端の小胞体保持シグナル様配列の存在に
より、ORP150が小胞体に内在することが示唆さ
れ、クワバラらによる報告と一致する(Kuwabara K, et
al, J. Biol. Chem. 271,5025-5032(1996)) 。BLA
STプログラム(Altschul, S.F. et al, J. Mol. Bio
l. 215,403-410(1990))での蛋白質データベースの分析
により、ORP150のN末端側半分が、多数のHSP
70ファミリー配列のATPアーゼドメインにかなりの
類似性を有していることがわかった。ペアワイズアライ
ンメントでの広範な分析(Pearson,W.R. and Lipman,
D.J., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 85,2444-2448(198
8))により、ヒトORP150のアミノ酸33〜426
位は、典型的なHSP70ファミリーのメンバーである
誘導可能なヒトHSP70.1および構成的なウシHS
C70のアミノ酸1〜380位と32%同一であること
がわかった(Hunt, C. and Morimoto, R.I., Proc. Nat
l. Acad. Sci. USA 82,6455-6459(1985)、DeLuca-Flahe
rty, C. and McKay, D.B., Nucleic Acids Res. 18,556
9(1991))。大きなHSP70様蛋白質の新しいサブファ
ミリーに属するHSP70RYとハムスターHSP11
0(Lee-Yoon, D. et al, J. Biol. Chem. 270,15725-1
5733(1995)) に類似性のある領域は、さらに487残基
まで続いていた。PROSITEでの蛋白質配列モチー
フサーチ(Bairoch, A. and Bucher, P., Nucleic Acid
s Res. 22,3583-3589(1994))により、ORP150は、
HSP70蛋白質ファミリーに見られる3つの特徴配列
のうち2つを含むことがわかった。すなわち、FYDM
GSGTVCTIV(配列番号:1のアミノ酸配列の2
30〜243位)およびVILVGGATRVPRVQ
E(配列番号:1のアミノ酸配列の380〜394位)
は、それぞれHSP70の特徴2および3と完全に一致
し、VDLG(配列番号:1のアミノ酸配列の38〜4
1位)は、特徴1の最初の4アミノ酸と一致した。さら
に、ORP150のN末端領域には、配列番号:1のア
ミノ酸配列の36〜53位、197〜214位、229
〜243位、378〜400位および411〜425位
の領域からなる推定ATP結合部位が存在し、ボークら
により指摘された5つのモチーフに相当する(Bork, P.
et al, Proc. Natl. Acad. Sci. USA 89,7290-7294(19
92))。一般に、HSP70ファミリーのC末端ペプチド
結合ドメインは、あまり保存されていない(Rippmann,
F. et al, EMBO J.10,1053-1059(1991)) が、アミノ酸
701位と898位(配列番号:1)間のC末端領域
は、HSP110のアミノ酸595〜793位とかなり
の類似性を有する(29%の同一性)。
【0038】実施例7ヒトORP150ゲノムDNAのクローニング ヒト遺伝子ライブラリーは、クロンテック社より購入し
たもの(ヒト胎盤由来、Cat. #HL1067J 、 Lot #1221 、
2.5 ×106 の独立クローン) を用いた。プローブとし
て、ラットcDNAクローン由来の5’非翻訳領域(2
02塩基対)と開始コドンから369塩基対までを含む
DNAフラグメント、またはヒトcDNA由来の終止コ
ドンを含む1351塩基対のDNAフラグメントを用い
た。1×106 pfuのヒト遺伝子ライブラリーを大腸菌
LE392に感染させ、15cmペトリシャーレ10枚
にまき、プラークを作らせた。ファージDNAをナイロ
ン膜(アマシャム社、Hybond-N+ ) に移し、水酸化ナト
リウムで変性した後、紫外線により固定した。ラットプ
ローブをDNAラベリングキット(ファルマシア社、Re
ady To Go)を用いてラベルし、Rapid-hyb buffer (アマ
シャム社)中でハイブリダイゼーションを行った。65
℃で2時間インキュベートした後、0.2xSSC−
0.1%SDSで洗い、イメージプレート(富士写真フ
ィルム社)でポジティブクローンを検出した。分離した
クローンは第1〜24までのエキソンしか含まなかった
為、次にヒトプローブを用いて同じライブラリーの1.
5×106 クローンを同様にスクリーニングし、さらに
1クローン分離した。このクローンは第16〜26まで
のエキソンを含み、先のクローンの3’側と重なり、両
クローンを合わせることによりORP150遺伝子全領
域がクローニングされた。
【0039】これら2クローンを BamHIで切断し、pBlu
escriptIISK (ストラタジーン社)にサブクローニング
し、全15851bpのヒトORP150ゲノムDNA
の塩基配列の決定を行った。5' 末端から第2エキソン
中の翻訳開始コドンATGの直前までの塩基配列を配列
表の配列番号:12に示した。
【0040】さらに、15851bpのヒトORP15
0ゲノムDNAの塩基配列を配列表の配列番号:2記載
のヒトORP150のcDNAの塩基配列と比較するこ
とにより、以下の位置にエキソンが存在することが明ら
かになった。また、その概略図を図1に示す。 (配列番号:2の塩基番号) 第1エキソン; 1908〜 2002 ( 1〜 95) 第2エキソン; 2855〜 2952 ( 96〜 193) 第3エキソン; 3179〜 3272 ( 194〜 287) 第4エキソン; 3451〜 3529 ( 288〜 366) 第5エキソン; 3683〜 3837 ( 367〜 521) 第6エキソン; 3962〜 4038 ( 522〜 598) 第7エキソン; 4347〜 4528 ( 599〜 780) 第8エキソン; 4786〜 4901 ( 781〜 896) 第9エキソン; 6193〜 6385 ( 897〜1089) 第10エキソン; 6593〜 6727 (1090〜1224) 第11エキソン; 6850〜 6932 (1225〜1307) 第12エキソン; 7071〜 7203 (1308〜1440) 第13エキソン; 7397〜 7584 (1441〜1628) 第14エキソン; 7849〜 7987 (1629〜1767) 第15エキソン; 9176〜 9236 (1768〜1828) 第16エキソン; 9378〜 9457 (1829〜1908) 第17エキソン; 9810〜 9995 (1909〜2094) 第18エキソン;10127〜10299 (2095〜2267) 第19エキソン;10450〜10537 (2268〜2355) 第20エキソン;10643〜10765 (2356〜2478) 第21エキソン;10933〜11066 (2479〜2612) 第22エキソン;11195〜11279 (2613〜2697) 第23エキソン;12211〜12451 (2698〜2938) 第24エキソン;12546〜12596 (2939〜2989) 第25エキソン;13181〜13231 (2990〜3040) 第26エキソン;13358〜14823 (3041〜4503)
【0041】実施例8ノーザンブロット分析 ヒトORP150cDNAの4.5kbのEcoRI断
片を、DNAラベリングキット(ファルマシア社製)を
用いて、〔α−32P〕dCTP(3000Ci/mmo
l、アマシャム社製)で標識し、ハイブリダイゼーショ
ンのプローブとして用いた。種々のストレスに曝された
U373細胞から調製された20μgの全RNAを電気
泳動に付し、ナイロンフィルター(Hybond-N+ 、アマシ
ャム社製) に移した。各レーンに成人ヒト組織由来の2
μgのポリ(A)RNAを含むマルチプル ノーザン
ブロットフィルターは、クローンテック社より購入し
た。前記フィルターを、〔α−32P〕dCTPで標識し
たヒトORP150、GRP78、グリセルアルデヒド
−3−ホスフェートデヒドロゲナーゼ(G3PDH)お
よびβ−アクチンcDNAとRapid−hybバッフ
ァー(アマシャム社製)中、65℃でハイブリダイズさ
せた後、0.1%SDSを含む0.1xSSCで洗い、
オートラジオグラフィーでバンドの検出を行った。
【0042】図2に示すように、ORP150mRNA
は、24〜48時間の低酸素曝露で高レベルに発現し
た。2−デオキシグルコース(25mM、24時間)ま
たはツニカマイシン(5μg/ml、24時間)処理の
並行実験では、前記低酸素曝露で誘導されるレベルに匹
敵するORP150mRNAの発現が見られた。この誘
導レベルは、代表的なグルコース調節蛋白質であるGR
P78のmRNAに観察される誘導レベルにも匹敵する
ものであった。熱ショック処理では、ORP150mR
NAの誘導は認められなかった。ORP150mRNA
は、肝臓や膵臓で高発現しているが、腎臓や脳ではほと
んど発現していないことがわかった(図3)。さらに、
ORP150mRNA発現の組織特異性は、GRP78
のそれとかなり類似していた。、小胞体がよく発達し、
大量の分泌蛋白質が合成される組織で高発現が観察され
たということは、ORP150が小胞体に局在している
という報告と一致している(Kuwabara K,et al 、J. Bi
ol. Chem. 271,5025-5032(1996)) 。蛋白質の一次構造
ならびにストレス誘導性および発現の組織特異性におけ
るGRP78との類似性より、ORP150は、おそら
く、分子シャペロンとして、ストレス環境に対処する他
のGRPと協調して小胞体における蛋白質のフォールデ
ィングや分泌に重要な役割を担っていることが示唆され
る。
【0043】
【発明の効果】本発明により、これまで知られていなか
ったヒトおよびラットのORP150蛋白質並びにこれ
をコードするcDNAを提供することができる。さら
に、ヒトORP150遺伝子のプロモーター領域を含む
ゲノムDNAを提供することができる。またヒトORP
150蛋白質に対する抗体により虚血性疾患の診断法、
治療法を提供することができる。
【0044】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:999 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Met Ala Asp Lys Val Arg Arg Gln Arg Pro Arg Arg Arg Val Cys Trp 5 10 15 Ala Leu Val Ala Val Leu Leu Ala Asp Leu Leu Ala Leu Ser Asp Thr 20 25 30 Leu Ala Val Met Ser Val Asp Leu Gly Ser Glu Ser Met Lys Val Ala 35 40 45 Ile Val Lys Pro Gly Val Pro Met Glu Ile Val Leu Asn Lys Glu Ser 50 55 60 Arg Arg Lys Thr Pro Val Ile Val Thr Leu Lys Glu Asn Glu Arg Phe 65 70 75 80 Phe Gly Asp Ser Ala Ala Ser Met Ala Ile Lys Asn Pro Lys Ala Thr 85 90 95 Leu Arg Tyr Phe Gln His Leu Leu Gly Lys Gln Ala Asp Asn Pro His 100 105 110 Val Ala Leu Tyr Gln Ala Arg Phe Pro Glu His Glu Leu Thr Phe Asp 115 120 125 Pro Gln Arg Gln Thr Val His Phe Gln Ile Ser Ser Gln Leu Gln Phe 130 135 140 Ser Pro Glu Glu Val Leu Gly Met Val Leu Asn Tyr Ser Arg Ser Leu 145 150 155 160 Ala Glu Asp Phe Ala Glu Gln Pro Ile Lys Asp Ala Val Ile Thr Val 165 170 175 Pro Val Phe Phe Asn Gln Ala Glu Arg Arg Ala Val Leu Gln Ala Ala 180 185 190 Arg Met Ala Gly Leu Lys Val Leu Gln Leu Ile Asn Asp Asn Thr Ala 195 200 205 Thr Ala Leu Ser Tyr Gly Val Phe Arg Arg Lys Asp Ile Asn Thr Thr 210 215 220 Ala Gln Asn Ile Met Phe Tyr Asp Met Gly Ser Gly Ser Thr Val Cys 225 230 235 240 Thr Ile Val Thr Tyr Gln Met Val Lys Thr Lys Glu Ala Gly Met Gln 245 250 255 Pro Gln Leu Gln Ile Arg Gly Val Gly Phe Asp Arg Thr Leu Gly Gly 260 265 270 Leu Glu Met Glu Leu Arg Leu Arg Glu Arg Leu Ala Gly Leu Phe Asn 275 280 285 Glu Gln Arg Lys Gly Gln Arg Ala Lys Asp Val Arg Glu Asn Pro Arg 290 295 300 Ala Met Ala Lys Leu Leu Arg Glu Ala Asn Arg Leu Lys Thr Val Leu 305 310 315 320 Ser Ala Asn Ala Asp His Met Ala Gln Ile Glu Gly Leu Met Asp Asp 325 330 335 Val Asp Phe Lys Ala Lys Val Thr Arg Val Glu Phe Glu Glu Leu Cys 340 345 350 Ala Asp Leu Phe Glu Arg Val Pro Gly Pro Val Gln Gln Ala Leu Gln 355 360 365 Ser Ala Glu Met Ser Leu Asp Glu Ile Glu Gln Val Ile Leu Val Gly 370 375 380 Gly Ala Thr Arg Val Pro Arg Val Gln Glu Val Leu Leu Lys Ala Val 385 390 395 400 Gly Lys Glu Glu Leu Gly Lys Asn Ile Asn Ala Asp Glu Ala Ala Ala 405 410 415 Met Gly Ala Val Tyr Gln Ala Ala Ala Leu Ser Lys Ala Phe Lys Val 420 425 430 Lys Pro Phe Val Val Arg Asp Ala Val Val Tyr Pro Ile Leu Val Glu 435 440 445 Phe Thr Arg Glu Val Glu Glu Glu Pro Gly Ile His Ser Leu Lys His 450 455 460 Asn Lys Arg Val Leu Phe Ser Arg Met Gly Pro Tyr Pro Gln Arg Lys 465 470 475 480 Val Ile Thr Phe Asn Arg Tyr Ser His Asp Phe Asn Phe His Ile Asn 485 490 495 Tyr Gly Asp Leu Gly Phe Leu Gly Pro Glu Asp Leu Arg Val Phe Gly 500 505 510 Ser Gln Asn Leu Thr Thr Val Lys Leu Lys Gly Val Gly Asp Ser Phe 515 520 525 Lys Lys Tyr Pro Asp Tyr Glu Ser Lys Gly Ile Lys Ala His Phe Asn 530 535 540 Leu Asp Glu Ser Gly Val Leu Ser Leu Asp Arg Val Glu Ser Val Phe 545 550 555 560 Glu Thr Leu Val Glu Asp Ser Ala Glu Glu Glu Ser Thr Leu Thr Lys 565 570 575 Leu Gly Asn Thr Ile Ser Ser Leu Phe Gly Gly Gly Thr Thr Pro Asp 580 585 590 Ala Lys Glu Asn Gly Thr Asp Thr Val Gln Glu Glu Glu Glu Ser Pro 595 600 605 Ala Glu Gly Ser Lys Asp Glu Pro Gly Glu Gln Val Glu Leu Lys Glu 610 615 620 Glu Ala Glu Ala Pro Val Glu Asp Gly Ser Gln Pro Pro Pro Pro Glu 625 630 635 640 Pro Lys Gly Asp Ala Thr Pro Glu Gly Glu Lys Ala Thr Glu Lys Glu 645 650 655 Asn Gly Asp Lys Ser Glu Ala Gln Lys Pro Ser Glu Lys Ala Glu Ala 660 665 670 Gly Pro Glu Gly Val Ala Pro Ala Pro Glu Gly Glu Lys Lys Gln Lys 675 680 685 Pro Ala Arg Lys Arg Arg Met Val Glu Glu Ile Gly Val Glu Leu Val 690 695 700 Val Leu Asp Leu Pro Asp Leu Pro Glu Asp Lys Leu Ala Gln Ser Val 705 710 715 720 Gln Lys Leu Gln Asp Leu Thr Leu Arg Asp Leu Glu Lys Gln Glu Arg 725 730 735 Glu Lys Ala Ala Asn Ser Leu Glu Ala Phe Ile Phe Glu Thr Gln Asp 740 745 750 Lys Leu Tyr Gln Pro Glu Tyr Gln Glu Val Ser Thr Glu Glu Gln Arg 755 760 765 Glu Glu Ile Ser Gly Lys Leu Ser Ala Ala Ser Thr Trp Leu Glu Asp 770 775 780 Glu Gly Val Gly Ala Thr Thr Val Met Leu Lys Glu Lys Leu Ala Glu 785 790 795 800 Leu Arg Lys Leu Cys Gln Gly Leu Phe Phe Arg Val Glu Glu Arg Lys 805 810 815 Lys Trp Pro Glu Arg Leu Ser Ala Leu Asp Asn Leu Leu Asn His Ser 820 825 830 Ser Met Phe Leu Lys Gly Ala Arg Leu Ile Pro Glu Met Asp Gln Ile 835 840 845 Phe Thr Glu Val Glu Met Thr Thr Leu Glu Lys Val Ile Asn Glu Thr 850 855 860 Trp Ala Trp Lys Asn Ala Thr Leu Ala Glu Gln Ala Lys Leu Pro Ala 865 870 875 880 Thr Glu Lys Pro Val Leu Leu Ser Lys Asp Ile Glu Ala Lys Met Met 885 890 895 Ala Leu Asp Arg Glu Val Gln Tyr Leu Leu Asn Lys Ala Lys Phe Thr 900 905 910 Lys Pro Arg Pro Arg Pro Lys Asp Lys Asn Gly Thr Arg Ala Glu Pro 915 920 925 Pro Leu Asn Ala Ser Ala Ser Asp Gln Gly Glu Lys Val Ile Pro Pro 930 935 940 Ala Gly Gln Thr Glu Asp Ala Glu Pro Ile Ser Glu Pro Glu Lys Val 945 950 955 960 Glu Thr Gly Ser Glu Pro Gly Asp Thr Glu Pro Leu Glu Leu Gly Gly 965 970 975 Pro Gly Ala Glu Pro Glu Gln Lys Glu Gln Ser Thr Gly Gln Lys Arg 980 985 990 Pro Leu Lys Asn Asp Glu Leu 995
【0045】配列番号:2 配列の長さ:4503 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 特徴を決定した方法:E 配列 TTGTGAAGGG CGCGGGTGGG GGGCGCTGCC GGCCTCGTGG GTACGTTCGT GCCGCGTCTG 60 TCCCAGAGCT GGGGCCGCAG GAGCGGAGGC AAGAGGGGCA CTATGGCAGA CAAAGTTAGG 120 AGGCAGAGGC CGAGGAGGCG AGTCTGTTGG GCCTTGGTGG CTGTGCTCTT GGCAGACCTG 180 TTGGCACTGA GTGATACACT GGCAGTGATG TCTGTGGACC TGGGCAGTGA GTCCATGAAG 240 GTGGCCATTG TCAAACCTGG AGTGCCCATG GAAATTGTCT TGAATAAGGA ATCTCGGAGG 300 AAAACACCGG TGATCGTGAC CCTGAAAGAA AATGAAAGAT TCTTTGGAGA CAGTGCAGCA 360 AGCATGGCGA TTAAGAATCC AAAGGCTACG CTACGTTACT TCCAGCACCT CCTGGGGAAG 420 CAGGCAGATA ACCCCCATGT AGCTCTTTAC CAGGCCCGCT TCCCGGAGCA CGAGCTGACT 480 TTCGACCCAC AGAGGCAGAC TGTGCACTTT CAGATCAGCT CGCAGCTGCA GTTCTCACCT 540 GAGGAAGTGT TGGGCATGGT TCTCAATTAT TCTCGTTCTC TAGCTGAAGA TTTTGCAGAG 600 CAGCCCATCA AGGATGCAGT GATCACCGTG CCAGTCTTCT TCAACCAGGC CGAGCGCCGA 660 GCTGTGCTGC AGGCTGCTCG TATGGCTGGC CTCAAAGTGC TGCAGCTCAT CAATGACAAC 720 ACCGCCACTG CCCTCAGCTA TGGTGTCTTC CGCCGGAAAG ATATTAACAC CACTGCCCAG 780 AATATCATGT TCTATGACAT GGGCTCAGGC AGCACCGTAT GCACCATTGT GACCTACCAG 840 ATGGTGAAGA CTAAGGAAGC TGGGATGCAG CCACAGCTGC AGATCCGGGG AGTAGGATTT 900 GACCGTACCC TGGGGGGCCT GGAGATGGAG CTCCGGCTTC GAGAACGCCT GGCTGGGCTT 960 TTCAATGAGC AGCGCAAGGG TCAGAGAGCA AAGGATGTGC GGGAGAACCC GCGTGCCATG 1020 GCCAAGCTGC TGCGTGAGGC TAATCGGCTC AAAACCGTCC TCAGTGCCAA CGCTGACCAC 1080 ATGGCACAGA TTGAAGGCCT GATGGATGAT GTGGACTTCA AGGCAAAAGT GACTCGTGTG 1140 GAATTTGAGG AGTTGTGTGC AGACTTGTTT GAGCGGGTGC CTGGGCCTGT ACAGCAGGCC 1200 CTCCAGAGTG CCGAAATGAG TCTGGATGAG ATTGAGCAGG TGATCCTGGT GGGTGGGGCC 1260 ACTCGGGTCC CCAGAGTTCA GGAGGTGCTG CTGAAGGCCG TGGGCAAGGA GGAGCTGGGG 1320 AAGAACATCA ATGCAGATGA AGCAGCCGCC ATGGGGGCAG TGTACCAGGC AGCTGCGCTC 1380 AGCAAAGCCT TTAAAGTGAA GCCATTTGTC GTCCGAGATG CAGTGGTCTA CCCCATCCTG 1440 GTGGAGTTCA CGAGGGAGGT GGAGGAGGAG CCTGGGATTC ACAGCCTGAA GCACAATAAA 1500 CGGGTACTCT TCTCTCGGAT GGGGCCCTAC CCTCAACGCA AAGTCATCAC CTTTAACCGC 1560 TACAGCCATG ATTTCAACTT CCACATCAAC TACGGCGACC TGGGCTTCCT GGGGCCTGAA 1620 GATCTTCGGG TATTTGGCTC CCAGAATCTG ACCACAGTGA AGCTAAAAGG GGTGGGTGAC 1680 AGCTTCAAGA AGTATCCTGA CTACGAGTCC AAGGGCATCA AGGCTCACTT CAACCTGGAT 1740 GAGAGTGGCG TGCTCAGTCT AGACAGGGTG GAGTCTGTAT TTGAGACACT GGTAGAGGAC 1800 AGCGCAGAAG AGGAATCTAC TCTCACCAAA CTTGGCAACA CCATTTCCAG CCTGTTTGGA 1860 GGCGGTACCA CACCAGATGC CAAGGAGAAT GGTACTGATA CTGTCCAGGA GGAAGAGGAG 1920 AGCCCTGCAG AGGGGAGCAA GGACGAGCCT GGGGAGCAGG TGGAGCTCAA GGAGGAAGCT 1980 GAGGCCCCAG TGGAGGATGG CTCTCAGCCC CCACCCCCTG AACCTAAGGG AGATGCAACC 2040 CCTGAGGGAG AAAAGGCCAC AGAAAAAGAA AATGGGGACA AGTCTGAGGC CCAGAAACCA 2100 AGTGAGAAGG CAGAGGCAGG GCCTGAGGGC GTCGCTCCAG CCCCAGAGGG AGAGAAGAAG 2160 CAGAAGCCCG CCAGGAAGCG GCGAATGGTA GAGGAGATCG GGGTGGAGCT GGTTGTTCTG 2220 GACCTGCCTG ACTTGCCAGA GGATAAGCTG GCTCAGTCGG TGCAGAAACT TCAGGACTTG 2280 ACACTCCGAG ACCTGGAGAA GCAGGAACGG GAAAAAGCTG CCAACAGCTT GGAAGCGTTC 2340 ATATTTGAGA CCCAGGACAA GCTGTACCAG CCCGAGTACC AGGAAGTGTC CACAGAGGAG 2400 CAGCGTGAGG AGATCTCTGG GAAGCTCAGC GCCGCATCCA CCTGGCTGGA GGATGAGGGT 2460 GTTGGAGCCA CCACAGTGAT GTTGAAGGAG AAGCTGGCTG AGCTGAGGAA GCTGTGCCAA 2520 GGGCTGTTTT TTCGGGTAGA GGAGCGCAAG AAGTGGCCCG AACGGCTGTC TGCCCTCGAT 2580 AATCTCCTCA ACCATTCCAG CATGTTCCTC AAGGGGGCCC GGCTCATCCC AGAGATGGAC 2640 CAGATCTTCA CTGAGGTGGA GATGACAACG TTAGAGAAAG TCATCAATGA GACCTGGGCC 2700 TGGAAGAATG CAACTCTGGC CGAGCAGGCT AAGCTGCCCG CCACAGAGAA GCCTGTGTTG 2760 CTCTCAAAAG ACATTGAAGC TAAGATGATG GCCCTGGACC GAGAGGTGCA GTATCTGCTC 2820 AATAAGGCCA AGTTTACCAA GCCCCGGCCC CGGCCTAAGG ACAAGAATGG GACCCGGGCA 2880 GAGCCACCCC TCAATGCCAG TGCCAGTGAC CAGGGGGAGA AGGTCATCCC TCCAGCAGGC 2940 CAGACTGAAG ATGCAGAGCC CATTTCAGAA CCTGAGAAAG TAGAGACTGG ATCCGAGCCA 3000 GGAGACACTG AGCCTTTGGA GTTAGGAGGT CCTGGAGCAG AACCTGAACA GAAAGAACAA 3060 TCGACAGGAC AGAAGCGGCC TTTGAAGAAC GACGAACTAT AACCCCCACC TCTGTTTTCC 3120 CCATTCATCT CCACCCCCTT CCCCCACCAC TTCTATTTAT TTAACATCGA GGGTTGGGGG 3180 AGGGGTTGGT CCTGCCCTCG GCTGGAGTTC CTTTCTCACC CCTGTGATTT GGAGGTGTGG 3240 AGAAGGGGAA GGGAGGGACA GCTCACTGGT TCCTTCTGCA GTACCTCTGT GGTTAAAAAT 3300 GGAAACTGTT CTCCTCCCCA GCCCCACTCC CTGTTCCCTA CCCATATAGG CCCTAAATTT 3360 GGGAAAAATC ACTATTAATT TCTGAATCCT TTGCCTGTGG GTAGGAAGAG AATGGCTGCC 3420 AGTGGCTGAT GGGTCCCGGT GATGGGAAGG GTATCAGGTT GCTGGGGAGT TTCCACTCTT 3480 CTCTGGTGAT TGTTCCTTCC CTCCCTTCCT CTCCCACCAT GCGATGAGCA TCCTTTCAGG 3540 CCAGTGTCTG CAGAGCCTCA GTTACCAGGT TTGGTTTCTG AGTGCCTATC TGTGCTCTTT 3600 CCTCCCTCTG CGGGCTTCTC TTGCTCTGAG CCTCCCTTCC CCATTCCCAT GCAGCTCCTT 3660 TCCCCCTGGG TTTCCTTGGC TTCCTGCAGC AAATTGGGCA GTTCTCTGCC CCTTGCCTAA 3720 AAGCCTGTAC CTCTGGATTG GCGGAAGTAA ATCTGGAAGG ATTCTCACTC GTATTTCCCA 3780 CCCCTAGTGG CCAGAGGAGG GAGGGGCACA GTGAAGAAGG GAGCCCACCA CCTCTCCGAA 3840 GAGGAAAGCC ACGTAGAGTG GTTGGCATGG GGTGCCAGCA TCGTGCAAGC TCTGTCATAA 3900 TCTGCATCTT CCCAGCAGCC TGGTACCCCA GGTTCCTGTA ACTCCCTGCC TCCTCCTCTC 3960 TTCTGCTGTT CTGCTCCTCC CAGACAGAGC CTTTCCCTCA CCCCCTGACC CCCTGGGCTG 4020 ACCAAAATGT GCTTTCTACT GTGAGTCCCT ATCCCAAGAT CCTGGGGAAA GGAGAGACCA 4080 TGGTGTGAAT GTAGAGATGC CACCTCCCTC TCTCTGAGGC AGGCCTGTGG ATGAAGGAGG 4140 AGGGTCAGGG CTGGCCTTCC TCTGTGCATC ACTCTGCTAG GTTGGGGGCC CCCGACCCAC 4200 CATACCTACG CCTAGGGAGC CCGTCCTCCA GTATTCCGTC TGTAGCAGGA GCTAGGGCTG 4260 CTGCCTCAGC TCCAAGACAA GAATGAACCT GGCTGTTGCA GTCATTTTGT CTTTTCCTTT 4320 TTTTTTTTTT GCCACATTGG CAGAGATGGG ACCTAAGGGT CCCACCCCTC ACCCCACCCC 4380 CACCTCTTCT GTATGTTTGA ATTCTTTCAG TAGCTGTTGA TGCTGGTTGG ACAGGTTTGA 4440 GTCAAATTGT ACTTTGCTCC ATTGTTAATT GAGAAACTGT TTCAATAAAA TATTCTTTTC 4500 TAC 4503
【0046】配列番号:3 配列の長さ:999 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Met Ala Ala Thr Val Arg Arg Gln Arg Pro Arg Arg Leu Leu Cys Trp 5 10 15 Ala Leu Val Ala Val Leu Leu Ala Asp Leu Leu Ala Leu Ser Asp Thr 20 25 30 Leu Ala Val Met Ser Val Asp Leu Gly Ser Glu Ser Met Lys Val Ala 35 40 45 Ile Val Lys Pro Gly Val Pro Met Glu Ile Val Leu Asn Lys Glu Ser 50 55 60 Arg Arg Lys Thr Pro Val Thr Val Thr Leu Lys Glu Asn Glu Arg Phe 65 70 75 80 Leu Gly Asp Ser Ala Ala Gly Met Ala Ile Lys Asn Pro Lys Ala Thr 85 90 95 Leu Arg Tyr Phe Gln His Leu Leu Gly Lys Gln Ala Asp Asn Pro His 100 105 110 Val Ala Leu Tyr Arg Ser Arg Phe Pro Glu His Glu Leu Asn Val Asp 115 120 125 Pro Gln Arg Gln Thr Val Arg Phe Gln Ile Ser Pro Gln Leu Gln Phe 130 135 140 Ser Pro Glu Glu Val Leu Gly Met Val Leu Asn Tyr Ser Arg Ser Leu 145 150 155 160 Ala Glu Asp Phe Ala Glu Gln Pro Ile Lys Asp Ala Val Ile Thr Val 165 170 175 Pro Ala Phe Phe Asn Gln Ala Glu Arg Arg Ala Val Leu Gln Ala Ala 180 185 190 Arg Met Ala Gly Leu Lys Val Leu Gln Leu Ile Asn Asp Asn Thr Ala 195 200 205 Thr Ala Leu Ser Tyr Gly Val Phe Arg Arg Lys Asp Ile Asn Ser Thr 210 215 220 Ala Gln Asn Ile Met Phe Tyr Asp Met Gly Ser Gly Ser Thr Val Cys 225 230 235 240 Thr Ile Val Thr Tyr Gln Thr Val Lys Thr Lys Glu Ala Gly Thr Gln 245 250 255 Pro Gln Leu Gln Ile Arg Gly Val Gly Phe Asp Arg Thr Leu Gly Gly 260 265 270 Leu Glu Met Glu Leu Arg Leu Arg Glu His Leu Ala Lys Leu Phe Asn 275 280 285 Glu Gln Arg Lys Gly Gln Lys Ala Lys Asp Val Arg Glu Asn Pro Arg 290 295 300 Ala Met Ala Lys Leu Leu Arg Glu Ala Asn Arg Leu Lys Thr Val Leu 305 310 315 320 Ser Ala Asn Ala Asp His Met Ala Gln Ile Glu Gly Leu Met Asp Asp 325 330 335 Val Asp Phe Lys Ala Lys Val Thr Arg Val Glu Phe Glu Glu Leu Cys 340 345 350 Ala Asp Leu Phe Asp Arg Val Pro Gly Pro Val Gln Gln Ala Leu Gln 355 360 365 Ser Ala Glu Met Ser Leu Asp Gln Ile Glu Gln Val Ile Leu Val Gly 370 375 380 Gly Pro Thr Arg Val Pro Lys Val Gln Glu Val Leu Leu Lys Pro Val 385 390 395 400 Gly Lys Glu Glu Leu Gly Lys Asn Ile Asn Ala Asp Glu Ala Ala Ala 405 410 415 Met Gly Ala Val Tyr Gln Ala Ala Ala Leu Ser Lys Ala Phe Lys Val 420 425 430 Lys Pro Phe Val Val Arg Asp Ala Val Ile Tyr Pro Ile Leu Val Glu 435 440 445 Phe Thr Arg Glu Val Glu Glu Glu Pro Gly Leu Arg Ser Leu Lys His 450 455 460 Asn Lys Arg Val Leu Phe Ser Arg Met Gly Pro Tyr Pro Gln Arg Lys 465 470 475 480 Val Ile Thr Phe Asn Arg Tyr Ser His Asp Phe Asn Phe His Ile Asn 485 490 495 Tyr Gly Asp Leu Gly Phe Leu Gly Pro Glu Asp Leu Arg Val Phe Gly 500 505 510 Ser Gln Asn Leu Thr Thr Val Lys Leu Lys Gly Val Gly Glu Ser Phe 515 520 525 Lys Lys Tyr Pro Asp Tyr Glu Ser Lys Gly Ile Lys Ala His Phe Asn 530 535 540 Leu Asp Glu Ser Gly Val Leu Ser Leu Asp Arg Val Glu Ser Val Phe 545 550 555 560 Glu Thr Leu Val Glu Asp Ser Pro Glu Glu Glu Ser Thr Leu Thr Lys 565 570 575 Leu Gly Asn Thr Ile Ser Ser Leu Phe Gly Gly Gly Thr Ser Ser Asp 580 585 590 Ala Lys Glu Asn Gly Thr Asp Ala Val Gln Glu Glu Glu Glu Ser Pro 595 600 605 Ala Glu Gly Ser Lys Asp Glu Pro Ala Glu Gln Gly Glu Leu Lys Glu 610 615 620 Glu Ala Glu Ala Pro Met Glu Asp Thr Ser Gln Pro Pro Pro Ser Glu 625 630 635 640 Pro Lys Gly Asp Ala Ala Arg Glu Gly Glu Thr Pro Asp Glu Lys Glu 645 650 655 Ser Gly Asp Lys Ser Glu Ala Gln Lys Pro Asn Glu Lys Gly Gln Ala 660 665 670 Gly Pro Glu Gly Val Pro Pro Ala Pro Glu Glu Glu Lys Lys Gln Lys 675 680 685 Pro Ala Arg Lys Gln Lys Met Val Glu Glu Ile Gly Val Glu Leu Ala 690 695 700 Val Leu Asp Leu Pro Asp Leu Pro Glu Asp Glu Leu Ala His Ser Val 705 710 715 720 Gln Lys Leu Glu Asp Leu Thr Leu Arg Asp Leu Glu Lys Gln Glu Arg 725 730 735 Glu Lys Ala Ala Asn Ser Leu Glu Ala Phe Ile Phe Glu Thr Gln Asp 740 745 750 Lys Leu Tyr Gln Pro Glu Tyr Gln Glu Val Ser Thr Glu Glu Gln Arg 755 760 765 Glu Glu Ile Ser Gly Lys Leu Ser Ala Thr Ser Thr Trp Leu Glu Asp 770 775 780 Glu Gly Phe Gly Ala Thr Thr Val Met Leu Lys Asp Lys Leu Ala Glu 785 790 795 800 Leu Arg Lys Leu Cys Gln Gly Leu Phe Phe Arg Val Glu Glu Arg Arg 805 810 815 Lys Trp Pro Glu Arg Leu Ser Ala Leu Asp Asn Leu Leu Asn His Ser 820 825 830 Ser Ile Phe Leu Lys Gly Ala Arg Leu Ile Pro Glu Met Asp Gln Ile 835 840 845 Phe Thr Asp Val Glu Met Thr Thr Leu Glu Lys Val Ile Asn Asp Thr 850 855 860 Trp Thr Trp Lys Asn Ala Thr Leu Ala Glu Gln Ala Lys Leu Pro Ala 865 870 875 880 Thr Glu Lys Pro Val Leu Leu Ser Lys Asp Ile Glu Ala Lys Met Met 885 890 895 Ala Leu Asp Arg Glu Val Gln Tyr Leu Leu Asn Lys Ala Lys Phe Thr 900 905 910 Lys Pro Arg Pro Arg Pro Lys Asp Lys Asn Gly Thr Arg Thr Glu Pro 915 920 925 Pro Leu Asn Ala Ser Ala Gly Asp Gln Glu Glu Lys Val Ile Pro Pro 930 935 940 Thr Gly Gln Thr Glu Glu Ala Lys Ala Ile Leu Glu Pro Asp Lys Glu 945 950 955 960 Gly Leu Gly Thr Glu Ala Ala Asp Ser Glu Pro Leu Glu Leu Gly Gly 965 970 975 Pro Gly Ala Glu Ser Glu Gln Ala Glu Gln Thr Ala Gly Gln Lys Arg 980 985 990 Pro Leu Lys Asn Asp Glu Leu 995
【0047】配列番号:4 配列の長さ:3252 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 特徴を決定した方法:E 配列 TGAGGATGGA GCAGCGGTCG GGCCGCGGCT CCTAGGGGAG GCAGCGTGCT AGCTTCGGGG 60 GCGGGCCAGT AGCGGGAGCG AGGGCCGTAC GGACACCGGT CCCTTCGGCC TTGAAGTTCA 120 GGCGCTGAGC TGCCCCCTCG CGCTCGGGGT GGGCCGGAAT CCATTTCTGG GAGTGGGATC 180 TTCCACCTTC ATCAGGGTCA CAATGGCAGC TACAGTAAGG AGGCAGAGGC CAAGGAGGCT 240 ACTCTGTTGG GCCTTGGTGG CTGTCCTCTT GGCAGACCTG TTGGCACTGA GTGACACACT 300 GGCTGTGATG TCTGTGGACC TGGGCAGTGA ATCCATGAAG GTGGCCATTG TCAAGCCTGG 360 AGTGCCCATG GAGATTGTAT TGAACAAGGA ATCTCGGAGG AAAACTCCGG TGACTGTGAC 420 CTTGAAGGAA AACGAAAGGT TTCTAGGTGA CAGTGCAGCT GGCATGGCCA TCAAGAACCC 480 AAAGGCTACG CTCCGTTATT TCCAGCACCT CCTTGGAAAG CAGGCAGATA ACCCTCATGT 540 GGCTCTTTAC CGGTCCCGTT TCCCAGAACA TGAGCTCAAT GTTGACCCAC AGAGGCAGAC 600 TGTGCGCTTC CAGATCAGTC CGCAGCTGCA GTTCTCTCCC GAGGAGGTGC TGGGCATGGT 660 TCTCAACTAC TCCCGTTCCC TGGCTGAAGA TTTTGCAGAA CAACCTATTA AGGATGCAGT 720 GATCACCGTG CCAGCCTTTT TCAACCAGGC CGAGCGCCGA GCTGTGCTGC AGGCTGCTCG 780 TATGGCTGGC CTCAAGGTGC TGCAGCTCAT CAATGACAAC ACTGCCACAG CCCTCAGCTA 840 TGGTGTCTTC CGCCGGAAAG ATATCAATTC CACTGCACAG AATATCATGT TCTATGACAT 900 GGGCTCGGGC AGCACTGTGT GTACCATCGT GACCTACCAA ACGGTGAAGA CTAAGGAGGC 960 TGGGACGCAG CCACAGCTAC AGATCCGGGG CGTGGGATTT GACCGCACCC TGGGTGGCCT 1020 GGAGATGGAG CTTCGGCTGC GAGAGCACCT GGCTAAGCTC TTCAATGAGC AGCGCAAGGG 1080 CCAGAAAGCC AAGGATGTTC GGGAAAACCC CCGAGCCATG GCCAAACTGC TTCGGGAAGC 1140 CAATCGGCTT AAAACCGTCC TGAGTGCCAA TGCTGATCAC ATGGCACAGA TTGAAGGCTT 1200 GATGGACGAT GTGGACTTCA AGGCAAAAGT AACTCGAGTG GAGTTTGAGG AGCTGTGTGC 1260 AGATTTGTTT GATCGAGTGC CTGGGCCTGT ACAGCAGGCC CTGCAGAGTG CTGAGATGAG 1320 CCTGGATCAA ATTGAGCAGG TGATCCTGGT GGGTGGGCCC ACTCGTGTTC CCAAAGTTCA 1380 AGAGGTGCTG CTGAAGCCTG TGGGCAAGGA GGAACTAGGA AAGAACATCA ATGCCGATGA 1440 AGCAGCTGCC ATGGGGGCCG TGTACCAGGC AGCGGCACTG AGCAAAGCCT TCAAAGTGAA 1500 GCCATTTGTT GTGCGTGATG CTGTTATTTA CCCCATCCTG GTGGAGTTCA CAAGGGAGGT 1560 GGAGGAGGAG CCTGGGCTTC GAAGCCTGAA GCACAATAAA CGTGTGCTCT TCTCCCGAAT 1620 GGGGCCCTAC CCTCAGCGCA AAGTCATCAC CTTTAACCGA TACAGCCATG ATTTCAACTT 1680 TCACATCAAC TACGGTGACC TGGGCTTCCT GGGGCCTGAG GATCTTCGGG TATTTGGCTC 1740 CCAGAATCTG ACCACAGTGA AACTAAAAGG TGTGGGAGAG AGCTTCAAGA AATATCCTGA 1800 CTATGAGTCC AAAGGCATCA AGGCCCACTT TAACCTAGAC GAGAGTGGAG TGCTCAGTTT 1860 AGACAGGGTG GAGTCCGTAT TCGAGACCCT GGTGGAGGAC AGCCCAGAGG AAGAGTCTAC 1920 TCTTACCAAA CTTGGCAACA CCATTTCCAG CCTGTTTGGC GGTGGTACCT CATCAGATGC 1980 CAAAGAGAAT GGTACTGATG CTGTACAGGA GGAGGAGGAG AGCCCTGCTG AGGGGAGCAA 2040 GGATGAGCCT GCAGAACAGG GGGAACTCAA GGAGGAAGCT GAAGCCCCAA TGGAGGATAC 2100 CTCCCAGCCT CCACCCTCTG AGCCTAAGGG GGATGCAGCC CGTGAGGGAG AAACACCTGA 2160 TGAAAAAGAA AGTGGGGACA AGTCTGAGGC CCAGAAGCCC AATGAGAAGG GGCAGGCAGG 2220 GCCTGAGGGT GTCCCTCCAG CTCCCGAGGA AGAAAAAAAG CAGAAACCTG CCCGGAAGCA 2280 GAAAATGGTG GAGGAGATAG GTGTGGAACT GGCTGTCTTG GACCTGCCAG ACTTGCCAGA 2340 GGATGAGCTG GCCCATTCCG TGCAGAAACT TGAGGACTTG ACCCTGCGAG ACCTTGAAAA 2400 GCAGGAGAGG GAGAAAGCTG CCAACAGCTT AGAAGCTTTT ATCTTTGAGA CCCAGGACAA 2460 ACTGTACCAA CCTGAGTACC AGGAAGTGTC CACTGAGGAA CAACGGGAGG AGATCTCTGG 2520 AAAACTCAGT GCCACTTCTA CCTGGCTGGA GGATGAGGGA TTTGGAGCCA CCACTGTGAT 2580 GTTGAAGGAC AAGCTGGCTG AGCTGAGAAA GCTGTGCCAA GGGCTGTTTT TTCGGGTGGA 2640 AGAGCGCAGG AAATGGCCAG AGCGGCTTTC AGCTCTGGAT AATCTCCTCA ATCACTCCAG 2700 CATTTTCCTC AAGGGTGCCC GACTCATCCC AGAGATGGAC CAGATCTTCA CTGACGTGGA 2760 GATGACAACG TTGGAGAAAG TCATCAATGA CACCTGGACC TGGAAGAATG CAACCCTGGC 2820 CGAGCAGGCC AAGCTTCCTG CCACAGAGAA ACCCGTGCTG CTTTCAAAAG ACATCGAGGC 2880 CAAAATGATG GCCCTGGACC GGGAGGTGCA GTATCTACTC AATAAGGCCA AGTTTACTAA 2940 ACCCCGGCCA CGGCCCAAGG ACAAGAATGG CACCCGGACA GAGCCTCCCC TCAATGCCAG 3000 TGCTGGTGAC CAAGAGGAAA AGGTCATTCC ACCTACAGGC CAGACTGAAG AGGCGAAGGC 3060 CATCTTAGAA CCTGACAAAG AAGGGCTTGG TACAGAGGCA GCAGACTCTG AGCCTCTGGA 3120 ATTAGGAGGT CCTGGTGCAG AATCTGAACA GGCAGAGCAG ACAGCAGGGC AGAAGCGGCC 3180 TTTGAAGAAT GATGAGCTGT GACCCCGCGC CTCCGCTCCA CTTGCCTCCA GCCCCTTCTC 3240 CTACCACCTC TA 3252
【0048】配列番号:5 配列の長さ:31 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Leu Ala Val Met Ser Val Asp Leu Gly Ser Glu Ser Met Lys Val Ala 5 10 15 Ile Val Lys Pro Gly Val Pro Met Glu Ile Val Leu Asn Lys Glu 20 25 30
【0049】配列番号:6 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成核酸 配列 AATACGACTC ACTATAGGGA 20
【0050】配列番号:7 配列の長さ:7 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Lys Pro Gly Val Pro Met Glu 5
【0051】配列番号:8 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成核酸 配列 AARCCiGGiG TNCCNATGGA 20
【0052】配列番号:9 配列の長さ:13 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Lys Pro Gly Val Pro Met Glu Ile Val Leu Asn Lys Glu 5 10
【0053】配列番号:10 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成核酸 配列 GCACCCTTGA GGAAAATGCT 20
【0054】配列番号:11 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸、合成核酸 配列 CCCAGAAGCC CAATGAGAAG 20
【0055】配列番号:12 配列の長さ:2861 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 配列 GAAAGAAGTA GACATGGGAG ACTTCATTTT GTTCTGTACT AAGAAAAATT CTTCTGCCTT 60 GGGATGCTGT TGATCTATGA CCTTACCCCC AACCCTGTGC TCTCTGAAAC ATGTGCTGTG 120 TCCACTCAGG GTTAAATGGA TTAAGGGCGG TGCAAGATGT GCTTTGTTAA ACAGATGCTT 180 GAAGGCAGCA TGCTCGTTAG GAGTCATCAC CACTCCCTAA TCTCAAGTAC CCAGGGACAC 240 AAACACTGCG GAAGGCCACA GGGTCCTCTG CCTAGGAAAG CCAGAGACCT TTGTTCACTT 300 GTTTATCTGC TGACCTTCCC TCCACTATTG TCCTATGACC CTGCCAAATC CCCCTCTGCC 360 AGAAACACCC AAGAATGATC AATAAAAAAA AAAAAAAAAA AAAAAGGAAG AATAGACTCT 420 CTCTGGGACT GCCAATAATT TTTCCTTCTA AGCATAGACA CCGGACCACT CTCCACCTAA 480 GCATCACGAA AAATGTAGAG AAAGGAAGAG CTAAGAGCTC CTTAAACAAG TTCAGGCTTG 540 ACACAACCCT GGCCCTGACA GCCAGGGTCT TCAAGCGGGC CTTTCTGTGA AGGGTGGCCA 600 GGCATCAACT TAGTAGGAGA GAAAACAGAT GACTTATTTC CATCCACACT TAAGGAAAAT 660 GCAGTCTCCA AGGACTGCGT ACATTTCTTT TTCGAGAAGG AGTCTCGCTG TTGTCGCCCA 720 GGCTGGAGTG CAGTGGCGCA GTCTGGGCTC ACAGCAACCT CTGCCTCCCG GATTCAAGCA 780 ATTCTCCTGC CTCAGCCTCG TGAGTAGCTG GGATTACAGG CACCCGCCAC CACGCCTGGC 840 TAATTTTTGT AGTTTTGGTA GAGACGGGGT TTCACCATGT TGGCCAGGCT GGTCTCGAAC 900 TCCTGACCTC CAGTGATTCG CCCGCCTTGG CCTCCCAAAA TGCTGGGATT ACAGGCGTGA 960 GCCACCGCGC CCGGGCGACT GCGCACATTT CTATGGAGCT GTAAGTTAAA AGAGAAGGCA 1020 GTGAGGTGCT TCTGTCATTC TATGACAGAA ACAGCTAAAG AGTAGAGAAA TGTTCACAAG 1080 ATTTAATAGA ACAGAAATAG GAGAAGGTGC ACACAAGCTC AACCAACTAT AGCCTCACAA 1140 ATAAAAGTGT CTTTTGTGTG TAGTACTTAA GTTTGGAATA TTCTTTCTTA TACAAATGAG 1200 TGGGGCTTAA CCTAAGAAAT CCTGGCCAGA TTCTGCGACG AATGCATCGG TTATCTCTGA 1260 CCCATCAGCA AACATCTTTT TCTGTGGCTT CAGTTTCCTC AGTAAAACAG AGGGGGTTGC 1320 GACGGACTCA GTCCGAGGCA CAGCCATTCT CCAACGTCTA TCCAAAGCCT AGGGCACCTC 1380 AATACTAACC GGCAGGCCAG CGCCCCCTCC GCGGGGCTGC GGACAGGACG CCTGTTATTC 1440 CATTCCTCGG CCGGGCTCTA CAGGTGACCG GAAGAAGAGC CCCGAGTGCG GGACTGCAGT 1500 GCGCCCGACC TGCTCTAGGC GCAGGTCACT CCCGAACCCC GGCAGCAAAG CATCCAGCGC 1560 CGGAAAAGGT CCCGCGGTCG CCCCGGGGCC GGCGCTGGGG AGGAAGGAGT GGAGCGCGCT 1620 GGCCCCGTGA CGTGGTCCAA TCCCAGGCCG ACGCCGGCTG CTTCTGCCCA ACCGGTGGCT 1680 GGTCCCCTCC GCCGCCCCCA TTACAAGGCT GGCAAAGGGA GGGGGCGGGG CCTGGGACGT 1740 GGTCCAATGA GTACGCGCGC CGGGGCGGCG GGGGCGGGGC CGGGCGCGCA GCGCAGGGCC 1800 GGGCGGCCGA GGCTCCAATG AGCGCCCGCC GCGTCCGGGG CCGGCTGGTG CGCGAGACGC 1860 CGCCGAGAGG TTGGTGGCTA ATGTAACAGT TTGCAAACCG AGAGGAGTTG TGAAGGGCGC 1920 GGGTGGGGGG CGCTGCCGGC CTCGTGGGTA CGTTCGTGCC GCGTCTGTCC CAGAGCTGGG 1980 GCCGCAGGAG CGGAGGCAAG AGGTAGCGGG GGTGGATGGA GGTGCGGGCC GGCCACCCCT 2040 CCTAGGGGAG ACAGCGTGCG AGCTCCGGGG GCGGGTCGGG AGCGCAAGGG AGGGCCGCGC 2100 GGACGCCGGG CGCTCGGCCT CGCACCGGGG GGCACGCAGC TCGGCCCCCG GTCTGTCCCC 2160 ACTTGCTGGG GCGGGCCGGG ATCCGTTTCC GGGAGTGGGA GCCGCCGCCT TCGTCAGGTG 2220 GGGTTTAGGT GAACACCGGG TAACGGCTAC CCGCCGGGCG GGGAACCTTA CCGCCCCTGG 2280 CACTGCGTCT GTGGGCACAG CGGGGCCGGG GAGTGAGCTG GGAAAGGGGA GGGGGCGGGA 2340 CAACCCGCAG GGATGCCGAG GAGGAGATAG GCCTTTCCTT CATCCTAGCT ACCCCCAACG 2400 TCATTACCTT TCTCTTCCCG TCCAGGCCCA GCTGGCTTTC CCCGTCAGCG GGGGAGCTCC 2460 AGGTGTGGGG AGGTGGTTGA GCCCTGGGCG GGGATCCCTG GCCGCACCCC AGGTGTCTGA 2520 CAACAGGCAC AGTGCTGCGG TGCGCCACTC ACTGCCTGTG TGGTGGACAA AAGGCTCGGG 2580 TCTCCTTTCT CTTGTCCTGT TAGCTTCTCT GTTTAGGGAT GTGGCAAAGC CGAGGACCCA 2640 TGCTCTTTCA CTTGGGCCTT TGTGTGGGCG CTGCTGGGAT GATTAGAGAA TGGTTTGTAC 2700 CCATCAGGAG GGAGAAGGGG AGAAGTAGGC TGATCTGCCC TGGGTAAGAA TGAAGTAGAT 2760 ATGAATCTTA CAGCCTCTCC GTTCTGGGAT GTGATTCTGT CTCCTTCACT CCGGGTATCC 2820 AGTTTTAAGT GTTTTCTTTC TTCGCCTCCC CCAGGGGCAC T 2861
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ヒトORP150遺伝子のエキソン−
イントロン構造を示す概略図である。黒四角がエキソン
を示す。
【図2】図2は、種々のストレスに曝露後のヒトアスト
ロサイトーマU373細胞由来のRNAのノーザンブロ
ット分析を行った電気泳動の写真である。
【図3】図3は、ヒト成人の組織由来のmRNAのノー
ザンブロット分析を行った電気泳動の写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01N 33/531 G01N 33/531 A // A61K 39/395 A61K 39/395 D (C12N 15/09 ZNA C12R 1:91) (C12P 21/02 C12R 1:91) (72)発明者 金田 澄子 京都市西京区大枝北福西町2丁目13−6

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列表の配列番号:1に記載のアミノ酸
    配列の全部又は一部からなるポリペプチドであって、低
    酸素条件下での誘導により得られるポリペプチド。
  2. 【請求項2】 配列表の配列番号:1に記載のアミノ酸
    配列の全部又は一部を含有するポリペプチドであって、
    低酸素条件下での誘導により得られるポリペプチド。
  3. 【請求項3】 配列表の配列番号:1に記載のアミノ酸
    配列の全部又は一部からなるアミノ酸配列において、1
    又は数個のアミノ酸残基の欠失、付加、挿入又は置換の
    少なくとも1つを生じさせ、かつ低酸素条件下での誘導
    により得られるポリペプチド。
  4. 【請求項4】 配列表の配列番号:3に記載のアミノ酸
    配列の全部又は一部からなるポリペプチドであって、低
    酸素条件下での誘導により得られるポリペプチド。
  5. 【請求項5】 配列表の配列番号:3に記載のアミノ酸
    配列の全部又は一部を含有するポリペプチドであって、
    低酸素条件下での誘導により得られるポリペプチド。
  6. 【請求項6】 配列表の配列番号:3に記載のアミノ酸
    配列の全部又は一部からなるアミノ酸配列において、1
    又は数個のアミノ酸残基の欠失、付加、挿入又は置換の
    少なくとも1つを生じさせ、かつ低酸素条件下での誘導
    により得られるポリペプチド。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれか記載のポリペプチ
    ドをコードするポリヌクレオチド。
  8. 【請求項8】 配列表の配列番号:2に記載の塩基配列
    の全部又は一部からなるポリヌクレオチド又は該ポリヌ
    クレオチドを含有するポリヌクレオチドであって、かつ
    低酸素条件下での誘導により得られるポリペプチドをコ
    ードするポリヌクレオチド。
  9. 【請求項9】 配列表の配列番号:4に記載の塩基配列
    の全部又は一部からなるポリヌクレオチド又は該ポリヌ
    クレオチドを含有するポリヌクレオチドであって、かつ
    低酸素条件下での誘導により得られるポリペプチドをコ
    ードするポリヌクレオチド。
  10. 【請求項10】 配列表の配列番号:12に記載の塩基
    配列の全部又は一部からなるポリヌクレオチド又は該ポ
    リヌクレオチドを含有するポリヌクレオチド。
  11. 【請求項11】 ポリヌクレオチドがプロモーター活性
    を有する請求項10記載のポリヌクレオチド。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のポリヌクレオチドに
    ストリンジェントな条件下でハイブリダイズ可能なポリ
    ヌクレオチドであって、かつプロモーター活性を有する
    ポリヌクレオチド。
  13. 【請求項13】 請求項7〜12いずれか記載のポリヌ
    クレオチドを含有する組換えDNA。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の組換えDNAを含有
    する発現ベクター。
  15. 【請求項15】 請求項1〜6いずれか記載のポリペプ
    チドに特異的な抗体又はその断片。
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