JPH10327568A - 小型ブラシレスモータ - Google Patents
小型ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH10327568A JPH10327568A JP13332797A JP13332797A JPH10327568A JP H10327568 A JPH10327568 A JP H10327568A JP 13332797 A JP13332797 A JP 13332797A JP 13332797 A JP13332797 A JP 13332797A JP H10327568 A JPH10327568 A JP H10327568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brushless motor
- permanent magnet
- disk
- longitudinal
- magnetic attraction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Brushless Motors (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 含油メタル搭載ブラシレスモータにおいて、
前記ディスクアンバランスによる縦振動を押さえ安定し
た回転をディスクに伝達すると共に、低振動，低騒音を
可能とした小型ブラシレスモータを提供することを目的
とする。 【解決手段】 ステータ部の鉄心コア３の縦方向中心に
対し、ロータ部の永久磁石縦方向中心を出力側にずらし
た位置に配設することにより、スラスト方向への磁気的
吸引力を増加させ、ディスクアンバランスの縦方向振動
成分を抑制できる。また、永久磁石４に凸部を設け、ラ
ジアル方向着磁と同極、同位相の着磁を施すことによ
り、下部の鉄プリント基板５と磁気吸引力を働かせ、ス
ラスト方向への磁気的吸引力を増加させ、ディスクアン
バランスの縦方向振動成分を抑制できる。
前記ディスクアンバランスによる縦振動を押さえ安定し
た回転をディスクに伝達すると共に、低振動，低騒音を
可能とした小型ブラシレスモータを提供することを目的
とする。 【解決手段】 ステータ部の鉄心コア３の縦方向中心に
対し、ロータ部の永久磁石縦方向中心を出力側にずらし
た位置に配設することにより、スラスト方向への磁気的
吸引力を増加させ、ディスクアンバランスの縦方向振動
成分を抑制できる。また、永久磁石４に凸部を設け、ラ
ジアル方向着磁と同極、同位相の着磁を施すことによ
り、下部の鉄プリント基板５と磁気吸引力を働かせ、ス
ラスト方向への磁気的吸引力を増加させ、ディスクアン
バランスの縦方向振動成分を抑制できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＤ−ＲＯＭのデ
ィスク回転伝達に用いる小型ブラシレスモータに関する
ものである。
ィスク回転伝達に用いる小型ブラシレスモータに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ＣＤ−ＲＯＭは低コスト、高倍速
化すなわちディスク回転数が高速の要望が多くなり、そ
れに使用されるモータも軸受に安価な含油メタルを用い
たブラシレスモータが採用されつつある。ＣＤ−ＲＯＭ
に採用されているモータは特開平７−５９３２４号公報
や特開平８−３３３００号公報に記載された構造のモー
タが一般的である。
化すなわちディスク回転数が高速の要望が多くなり、そ
れに使用されるモータも軸受に安価な含油メタルを用い
たブラシレスモータが採用されつつある。ＣＤ−ＲＯＭ
に採用されているモータは特開平７−５９３２４号公報
や特開平８−３３３００号公報に記載された構造のモー
タが一般的である。
【０００３】以下に、図面を参照しながら従来の小型ブ
ラシレスモータの構造について説明する。
ラシレスモータの構造について説明する。
【０００４】図３は従来の小型ブラシレスモータ（特開
平８−３３３００号公報）の構造を示す断面図である。
図３において、１は回転伝達を行う出力軸、２は出力軸
を支える含油メタル、３は含油メタルを保持するハウジ
ング、４は回転子、５は固定子、６はプリント基板であ
る。モータは４と５により回転力を得、１，２，３によ
って構成された機構により回転を外部に伝達する。
平８−３３３００号公報）の構造を示す断面図である。
図３において、１は回転伝達を行う出力軸、２は出力軸
を支える含油メタル、３は含油メタルを保持するハウジ
ング、４は回転子、５は固定子、６はプリント基板であ
る。モータは４と５により回転力を得、１，２，３によ
って構成された機構により回転を外部に伝達する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、軸受に含油メタルを用いているため、必
ずスラスト方向に０．１〜０．６ｍｍのエンドプレーが
ある。一方、ＣＤ−ＲＯＭは大きなアンバランスを有し
ているため、ディスク回転数が高速になるにつれスラス
ト方向に前記アンバランスの力が分力し、縦振動を誘発
する。その結果、ディスク情報の読み取りエラーが発生
すると共に、ドライブの振動，騒音も大きくなるという
問題点を有していた。
うな構成では、軸受に含油メタルを用いているため、必
ずスラスト方向に０．１〜０．６ｍｍのエンドプレーが
ある。一方、ＣＤ−ＲＯＭは大きなアンバランスを有し
ているため、ディスク回転数が高速になるにつれスラス
ト方向に前記アンバランスの力が分力し、縦振動を誘発
する。その結果、ディスク情報の読み取りエラーが発生
すると共に、ドライブの振動，騒音も大きくなるという
問題点を有していた。
【０００６】本発明は上記問題点に鑑み、含油メタル搭
載ブラシレスモータにおいて、ディスクアンバランスに
よる縦振動を抑制させ安定した回転をディスクに伝達す
ると共に、低振動，低騒音を可能とした小型ブラシレス
モータを提供することを目的とする。
載ブラシレスモータにおいて、ディスクアンバランスに
よる縦振動を抑制させ安定した回転をディスクに伝達す
ると共に、低振動，低騒音を可能とした小型ブラシレス
モータを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の小型ブラシレスモータは、スラスト方向に磁
気的吸引力を大きくする構成になっている。
に本発明の小型ブラシレスモータは、スラスト方向に磁
気的吸引力を大きくする構成になっている。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、ステータ部の鉄心コアの縦方向中心に対し、ロータ
部の永久磁石縦方向中心を出力側にずらした位置に配設
することにより、スラスト方向への磁気的吸引力を増加
させ、ディスクアンバランスの縦方向振動成分を抑制で
きる作用がある。
は、ステータ部の鉄心コアの縦方向中心に対し、ロータ
部の永久磁石縦方向中心を出力側にずらした位置に配設
することにより、スラスト方向への磁気的吸引力を増加
させ、ディスクアンバランスの縦方向振動成分を抑制で
きる作用がある。
【０００９】本発明の請求項２に記載の発明は、永久磁
石に凸部を設け、ラジアル方向着磁と同極、同位相の着
磁を施すことにより、下部の鉄プリント基板と磁気吸引
力を働かせ、スラスト方向への磁気的吸引力を増加さ
せ、ディスクアンバランスの縦方向振動成分を抑制でき
る作用がある。
石に凸部を設け、ラジアル方向着磁と同極、同位相の着
磁を施すことにより、下部の鉄プリント基板と磁気吸引
力を働かせ、スラスト方向への磁気的吸引力を増加さ
せ、ディスクアンバランスの縦方向振動成分を抑制でき
る作用がある。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１から図３を用い
て説明する。
て説明する。
【００１１】（実施例１）図１は本発明の小型ブラシレ
スモータの鉄心コアの縦方向中心と永久磁石の縦方向中
心の相対位置を表わした図である。図１において１は出
力軸、２は含油メタル、３は鉄心コア、４は永久磁石で
ある。Ａは鉄心コアの縦方向中心と永久磁石の縦方向中
心の相対位置を示す寸法で有り、鉄心コアの縦方向寸法
の１４〜３５％に相当する。
スモータの鉄心コアの縦方向中心と永久磁石の縦方向中
心の相対位置を表わした図である。図１において１は出
力軸、２は含油メタル、３は鉄心コア、４は永久磁石で
ある。Ａは鉄心コアの縦方向中心と永久磁石の縦方向中
心の相対位置を示す寸法で有り、鉄心コアの縦方向寸法
の１４〜３５％に相当する。
【００１２】（実施例２）図２は本発明の小型ブラシレ
スモータの構造を示し、永久磁石に凸部を設けたもので
ある。図２において１は出力軸、２は含油メタル、３は
鉄心コア、４は永久磁石、５は鉄プリント基板である。
永久磁石の凸部にはラジアル方向着磁と同極、同位相の
着磁が施してある。
スモータの構造を示し、永久磁石に凸部を設けたもので
ある。図２において１は出力軸、２は含油メタル、３は
鉄心コア、４は永久磁石、５は鉄プリント基板である。
永久磁石の凸部にはラジアル方向着磁と同極、同位相の
着磁が施してある。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、安価な含
油メタル軸受を用いたブラシレスモータでもモータの磁
気的吸引力を増加させ、ディスクアンバランスによる縦
方向の振動を抑制でき、ディスクに安定した回転を伝達
できると共にドライブの低振動，低騒音を実現できるも
のである。
油メタル軸受を用いたブラシレスモータでもモータの磁
気的吸引力を増加させ、ディスクアンバランスによる縦
方向の振動を抑制でき、ディスクに安定した回転を伝達
できると共にドライブの低振動，低騒音を実現できるも
のである。
【図１】本発明の実施例１における小型ブラシレスモー
タの断面図
タの断面図
【図２】本発明の実施例２における小型ブラシレスモー
タの断面図
タの断面図
【図３】従来の小型ブラシレスモータの構造を示す断面
図
図
１ モータの出力軸 ２ 軸受の含油メタル ３ 鉄心コア ４ 永久磁石 ５ 鉄プリント基板
Claims (2)
- 【請求項１】ステータ部に鉄心を有し、ロータ部に永久
磁石を有するブラシレスモータにおいて、前記鉄心コア
の積層方向中心と、前記永久磁石の軸方向中心を鉄心コ
ア縦方向寸法の１４〜３５％上部にずらした小型ブラシ
レスモータ。 - 【請求項２】ステータ部に鉄心コアと鉄プリント基板を
有するブラシレスモータにおいて、ロータ部の永久磁石
を鉄プリント基板方向側に凸部を備え、その凸部にラジ
アル方向着磁と同極、同位相の着磁を施した小型ブラシ
レスモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13332797A JPH10327568A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 小型ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13332797A JPH10327568A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 小型ブラシレスモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10327568A true JPH10327568A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15102129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13332797A Pending JPH10327568A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 小型ブラシレスモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10327568A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010063583A (ko) * | 1999-12-23 | 2001-07-09 | 이형도 | 모터 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP13332797A patent/JPH10327568A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010063583A (ko) * | 1999-12-23 | 2001-07-09 | 이형도 | 모터 |
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